祖父

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私の父方の祖父は硫黄島で戦死しました。
硫黄島といえば激戦地なんですよね。

戦後30年以上たってから一人暮らす祖母の家へある人が訪ねてきました。
硫黄島で祖父とともに戦った人だという。

祖父たちは死を覚悟した時、
「もしどちらかが生き残ったら、相手の妻にこの最後の時の様子を伝えよう」
と約束したんだそうです。
絶望的な状況での最後の希望、救い、願い・・であったと思う。

その人は約束を果たさ(せ?)ずにいたのですが、枕元に祖父がなんども現れて約束を果たしてくれと言いにに来たんだそうです。
どうやって祖母の家までこれたのか・・約束をしたときに聴いたメモのようなものをずっと持っていたのか・・わかりませんが・・

戦時中には
祖母と姑が大きな音を立てて飛んできた光の玉みたいなものが家の中の仏壇へ入るのを見聞きしたそうです。
まっすぐ家へ帰ってきたんだろう。
誰のところだったか忘れましたが枕元へ立って祖母と父を頼むといったそうだ。

こんなことをここに書いていいのかわかりませんが、私が死んだら世の中から消えてしまう話ですし、祖父も怒らないんじゃないかと思って。

父はまだ2歳くらいだったと思う。
祖母も大事にしてやりたかったと思う。
無念だったろうな。

祖父が亡くなった年齢を私はとっくに超えている。
いろいろうまくいかないですが、妻を大事にしてやりつつ、生きられるだけ生きたいと思う。
生きられるという事がどんなに大事なことかよく考えないと。

今の世の中は、いつ戦争になってもおかしくない気がする。
スマホに振り回されてわかったような顔なんかしてると危ないよ。
若い人だけじゃない。


祖父の行った世界はこんな洋風の楽園じゃなくてもっと和式な感じかもしれない。
楽園になんか行っていなくて、誰かが思い出したらそこにいるというだけかもしれない。

祖父のさらに前、さかのぼっていけば代々の先祖がいるんだと思うと不思議な気持ちになる。
皆どこいっちゃったのかな?俺の事なんか知らないんだろうな。

夕来


日本離れした景色に痺れて北海道にはまってしまい、何度も行ったことがありました。
人と交流なんか全然しない。
旅人宿みたいなのには間違っても近寄らない。

何でもない、何にもない、誰もいなのこの場所が気に入りました。
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ここには小さな社があるんです。
お地蔵様がいて、願い事をかなえてくださるお地蔵様ですとか書いてある。
いつも行くたびに「またここへ来れますように」とお願いしてきた。

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何度もいけた・・

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最後にここへ行ったとき、そのお願いをしなかった。

また行ける日も来るでしょう。
簡単なことなはず。

真冬のここを見てみたいけれど、晴れる日なんてあるんだろうか?
地吹雪とか吹き溜まりとかやばさが本州の冬の比じゃないらしいな。

死んだらここに散骨してもらいたいなんて考えたことがある。
でも冬は厳しく辛そうだ。
死んでるんだから辛いとかないのか・・さびしいかな・・
人付き合いが嫌いとか言ってるのに寂しいのは嫌とは勝手だな。
最近は最後だれもいないのにどうするのかというリアルな問題が出てくるのであまり考えたくない。
業者に頼むとお金だけ取って、あとは適当にその辺の山林に捨てられそうだ。



音楽を聴く部屋はこの時期灼熱地獄なので立ち入る気にもなれないのですが、今日は気温が低かったため音楽を聴くことができました。
曲の最も感動的なあたりで電話。
無視するとどうなるかは知っている。
緊張が走ったけど幸い心配した状況ではなく、ほっとする。
音楽を聴いている時の豊かな気持ちは一度壊れるとなかなか戻らない。
残りは惰性で聴いた。
弱音になるとセミの声が被る。
土の中にいる5歳とか6歳の蝉の幼虫は、あの声を聞いたりしてるんだろうか?
いつか俺だって・・とか言って憧れたり。

いろんなブログを見てるとなかなかみんな大変そうですね。
人がつらい思いをしているのを知って自分の位置を知るというのはよくないかもしれない。
でも、ブログがあってよかった。
みんながんばろ。

車と心と音楽

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今日は・・じゃないか昨日は新しい車の納車日でした。
家まで持ってきてくれるところを自分で取りに行くといくらか費用が浮くというのでそのように・・
出発前、家族で愛車と最後の記念撮影して・・
最後のドライブ。
ありがとう。さようなら。

新車についていろいろ説明を受ける。
時代に乗り遅れている私は、昨年初めてスマホを買ってへーなんて思った。
今日は車がスマホみたいになっちゃってるのを見てまた驚きました。
何で車なのにWi-Fiとかテザリングとか言ってるんだ・・

オーディオ・・その中でもいわゆるピュアオーディオもがんばれないかな・・
仕事をしていて感じるんですが今、電気関係の技術革新をけん引してるのは実は電機業界よりハイブリッド、電気自動車を抱える自動車業界じゃないかと思うんですよね。
あのへんで急速に伸びてる技術の応用で大電流の複雑なコントロールも安価にできるようになったりは・・しないのかなぁ?
デジタルアンプってのはその後どうしちゃったのかな?
メーカーが単独で基礎開発からやるんじゃ商売にならないけど、今の時代なら汎用モジュールを使って応用だけでこんなのができるぞ!みたいななにか・・
制御用のソフトウェアはネットを通して随時更新する・・
アナログ式のデメリットを一掃する何かが出来ちゃったりとか・・

何もできない私が外から偉そうに言うのは簡単だし何の意味もないけどね。実際は大変なんだろうなぁ・・


説明が終わって記念撮影を・・・っと車を見るとあれ?
これ傷じゃない?
・・・・・・・・
ちょっと確認いたしますので中へ・・
しばらく待っていると責任者みたいな人が出てきて、ご相談が・・
すごく頭を下げてくれて気の毒なくらいだったけど、部品を交換してくれるという。
聞いてないのに「ただ今日というわけには・・」とか、こちらがごねることを前提で話しているんだなと思った。
皆楽しみにしてるわけだしそりゃ怒るかもな。
対応次第では・・なんて思ったけど笑顔でお願いしますねーとか言って帰ってこれた。


仕事をしていて、詫びる、察するみたいな感覚は日本人特有のものなのかな?と思う事があります。
海外製部品を使っていて不具合が出るとエンジニアや責任者が飛んでくることがありますが、絶対に謝罪というものはしない。淡々と説明をするだけ。
訴訟社会で・・とかいうのもあるんだろうけど、それは日本人側から見た味方なのであって、世界じゃあれが普通なのかな?

で、私の大好きなクラシック音楽はその海外の人たちが感じて作った音楽で・・
作者の心を感じるとかなんとか言ってるわけですが、彼らの心なんか日本人の私に本当にわかるんだろうか?
もしかすると、彼らとは全然違う感覚で色々曲解しているのかもしれないなぁ。
でもまあ、それならそれでいいかぁ・・大事なのは俺がどう感じたかなんじゃないかなぁ・・
明るく楽しく音楽を聴いて残りの人生を楽しんでそれでいいや。


車とクラシックといえば・・ガーシュインのパリアメの冒頭とかバルトークの「中国の不思議な役人」の冒頭とかがうかびます・・
車来たら「中国の不思議な役人」冒頭でネタ書こうかななんて思ったけどあれちょっとやばすぎだから・・
なんとなく浮かんだのはラフマニノフの楽興の時のこの曲



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これもやばいよね。
ずっと緊張が続いて休む暇もない・・楽しいドライブもあるけど、慣れない頃の運転てこんな感じじゃない?

夜遅く電話くれたり営業も大変そうだけどよくがんばるよな。
やっぱり好きなんだろうな。
前の車で営業とかサービスの対応が人を見て馬鹿にしたようなものだったのでもう絶対にここでは買わないと思ってたんだけど・・
そこを4・5年前から通ってきて車を買わせたのは今の彼の人柄かなぁ。
家建てたっていってたな・・

前の車も、その前の時も初めて乗ったときはこのままどこまででも走っていきたい!と思ったもんだけど、今日はある程度のところでもういいや帰ろと思ってしまった。
歳のせいかな?
普段絶対行かない観光客相手の蕎麦屋に入って予想をこえた敗北感だったからからかな?
途中、路肩の広くなっているところに車を止めてみる・・
あっ!ここ、10年前にあの車を初めて走らせた時にも停まったなぁ・・ここ来るのあれ以来10年ぶりかもなぁ・・
しかし何でも昨日みたいだなぁ・・

買った車は見た目も内容も大満足だ。
自分がどう感じるかが大事だから。
ゆっくり楽しくいきましょう。

お別れと花火


だいぶ前に買った車の納車日が明日。
今日は車に乗らない予定なので、明日ディーラーまで走っていくそれが最後だ。
ボーっとしてて燃料満タンにしちゃったけどまぁいいか・・・

初めて新車を買ったのがうれしくて青森まで走っていったのももう10年前か。
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昨日みたいだけどなぁ・・
たまたま写真に写ってるその辺の人も今は10年後の姿なんだろうなぁ。

毎日通勤のお供でよく働いてくれた。
結婚する前の嫁さんと遊んでくれたし、腐ってどうにもならないときは文句も言わずにずっと走ってくれたし。
叫ぶきちがいを押し込み、途方に暮れて走り続けたこともあった。
いつかチャイルドシートをつけたりして・・と思ってたけどそうならなかった・・
代わりに犬がぐちゃぐちゃにしちゃってごめん。
ありがとう車。

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こういうの大嫌いな人も多いでしょう。
足元のメッキについた保護フィルム、納車の日にはがさず、そのうちはがそうと思ってたら10年たっちゃってんの。
このまま持ってこう。

前の車は新車と交換の日に朝から洗車して見送った。
今はそんな気力もない爺になってしまったけど、こんなの書いてたら感傷的な気分になってはきた。
どこか外国へ売られて、誰かに使ってもらえるんだろうか?
まだまだ乗れるのはわかってるけど、俺も節約禁欲我慢だけの人生じゃ本当に情けなくて死にきれないし、つぎも大衆車だけど買っちゃったよ。
ごめんね。
ありがとう。

今日は勤務先が協賛した花火大会の桟敷券みたいなのをもらったので行ってくる。
正直気がのらないのだけど、喜んでるフリも仕事かぁ。
嫁さんが行きたいと言って喜んでるからいいか。

どこか遠くから呼んでくるらしい一流花火屋の花火ショー
シーケンスで音楽とかレーザーとかと・・みたいな
俺は昔からあるような地味なのが見たいなぁ・・
大々的なショーの隅というか視界に入んないようなところで地元の花火屋さんが小さく何か上げてる・・昔は彼らがこの町の夏祭りの主役だった・・・
あんなんじゃさらしもんみたいだろう?もうちょっと何か配慮できないのか・・・
という事を人に言ったら、はぁ?みたいな反応が返ってきちゃって・・

素直に楽しい!きれい!とか言って生きりゃいいんでしょう。


全然花火じゃない曲。
でもこれが浮かんじゃったから。


中間部、なにがあったの?なんて言わずにただ聞きゃいい・・わけないよ。
ただ奇麗だけじゃすまないよなこの曲も。
ショパンてどんな人で何考えてたのかな毎日。
なんとなく会えば俺のこと嫌いだと思う。

結構です。勝手に曲を聴いて喜んどかせてください。

ショッピングモールで

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月一程度、家から2時間弱ほどのショッピングモールに行きます。
同じようなのが近くにもいくつかあるけど、そこそこのドライブらしきものと普段見ない看板のお店で・・とか嫁さんには息抜きになるみたいだ。
安いチェーン店なんだろうけどけど地元と違う店で飯を食えばなんだか出かけたような気分になれるし・・
いつだったか「今から近くの花火大会が始まるからみんな屋上に上がってみてください。」みたいな放送が入ってみんなで屋上で眺めたこともあった・・
他のところができたのでに行ってみたら、あそこは・・・だって
なんか好みがあるんだね・・

ここに最初に来たのは結婚する前でもう10年以上前か、大型電気店の中にピュアオーディオに特化したブースがあったから。当時すでに地元にオーディオショップなんてなかった。
小さいけど東京まで出てくよりは近いし・・
何年か前、ここでSACDPを試聴させてもらったことがありました。
価格.comなんて相手にしないでもっとずっと低価格でやってる店があるのも知ってる・・
でもちゃんといろいろ話せて、聴けて、仮に聞けなくてもこの人が言うんならそうなのかもなと思えればそこで買おうかくらいの気もあった・・

早速貼りついてきた店員に聴いてみたいというと段取りをしてくれた。
奥に立派な試聴室があるのは知ってるけど・・貧乏そうな客はいれてくれないのかもな。
スピーカーは狭い店内で展示用に並べた状態。音像も音場もへったくれもない。
そういうものなんだろうし、まあいいかと思ってとりあえず聞く。ミニコンポ状態だ。まぁ、それはそれで・・
するとその店員さん、最初に私が奥行き感が大事と思うなんて言っちゃったのを受けてか
すました顔で「これで奥行き表現というものがおわかりいただけたと思います」なんて寝言を言いやがった。

琴線に触れるというけどその逆もあるんだよな。
琴線に泥をかけて切られた。

※これ興味ないと意味わからないですよね。
君の声が好きだ。聞かせてほしいと言ったらFAXで「こうですか?」と回答が来たみたいな・・
全然違うか。

あぁ全部適当なんだな・・とそこで冷めて終わり。
お前が舐められるような奴なだけだろという話でしょうね。
まぁ、店員さんも一生懸命頑張ってるんだろうな。

よく試聴が大事と言われているし、そりゃそうだと思うけどみんなどこで聴いてるんだろう?
どっかの常連みたいになってるとちゃんと聞かせてもらえるんだろうね。
そうでない人はあのいっぱい置いてあるところで聴くあれが試聴なのかなぁ?
やっぱり他の人はすぐにあの立派な試聴室にはいれるのかなぁ?

試聴は自分の家で落ち着いてしないとだめだと思うけどデモ機貸出なんてないんだろうなぁ・・
考えてみると一般人の感覚で言えば非常識な高額価格となってしまうのが今のオーディオなんだから、デモ機もないってのはふざけてる気もするよな。
だけど変な人も多いから買う気もないのにデモ機を聞き比べて喜ぶようなのがいっぱい湧いてきそうだもんね・・やらないだろうな。


偉そうに書いたはいいけど、私はいろんなお店で店員さんに「何かお探しですか?」て笑顔で寄ってこられるのがとても苦手です。
歳のせいで最近やっと「いいえ」とかいえるようになってきた。
私と同じ人見知りに見えるうちの嫁さんは逆に店員と話すのが好きらしいことが意外だ・・
さんざん説明させておいて買わずに平気で出てこられるとこも意外でうらやましい・・


私は買い物なんてほとんど興味がなくていつもボーっと待ちです。
これ、通路のソファーみたいなとこで時間つぶしに書いてるんですが・・
目の前にはYAMAHAの音楽教室。
ずっと定年になった世代の人?向けのみんなで歌いましょう教室みたいなののPRが流れている。
少子化で子供相手だけじゃ商売成り立たないのかもなぁ・・

私は首コリをしょっていることが多いので、必ずあるマッサージ屋みたいなのに興味があります。
時間つぶせそうだけど高いなぁ・・
なんか女性専用みたいな雰囲気だし。
カウンターみたいなところにいる人はデパートの化粧品売り場の人みたいだ。
どちらも苦手、ここはあなたの来るところではありません通報しますよ!・・とか言われそう・・

昔はショッピングモールなんかなくて、地方でも拠点みたいな駅の前にはあったデパートでしたよね。
ものすごい田舎でも駅前に池袋か新宿のミニチュアみたいな数階建ての百貨店。
一番上の階には子供向けのおもちゃ屋とか・・なんか遊ぶとこだっけ?
家電量販店なんてまだなくて、CDが出始めの頃はデパートでもプレーヤーを売ってた記憶もある。
また思い出すと他の客がいる前で不機嫌な親父に怒鳴られて殴られたとかが先に出てくるんだけど。
闇市の名残みたいな通りには屋根がついてアーケードとかいってるのもにぎやかだった。
同じようなのが全国のどこにでもあったんでしょう?
ガラス貼りの可動式屋根が未来的・・みたいな・・・
もう10年以上前か、どの駅前にも廃墟みたいになった元百貨店ビルがあった・・
今はマンションとかになってるんじゃない?
アーケードはパチンコ屋とシャッター・・

いずれショッピングモールも時代遅れになったりするのかな・・
皆スマホの中に住んじゃえばいいじゃんみたいな




ドビュッシーの前奏曲第2巻から

この曲は楽譜を見ながら聴くと面白いと思う。
昔の8ビットのコンピューターみたいじゃない・・でもそこに血を通わせて生きた音楽を聴かせるのが難しんじゃないかな・・
弾いてるのを見るのも面白い。
自分で弾けるのが一番面白いんだろうけど私には無理。あたりまえか。
YouTubeにもいろいろあったけどこれ、一応弾けてます・・じゃなくて音楽として聴かせようと思ったかなり難しかったりするんでしょうね。

やりなおさない

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今日は・・もう昨日か、いかれたような内容の記事を投稿してしまい、自分でもまずかったかなと今思っている。
でももう何人かの人に読んでいただけたのでこのまま消さずにおこうと思う。

今日はずっとうまくいかなかったことが多少できた。
世の中捨てたもんじゃないと思う。

来週はめんどくさい仕事でどろどろだ。
北海道に行きたいなぁ・・こんなに湿気てないんだろうなぁ・・
この写真は天塩川。左に行くと雄信内という駅があります。
ポール牧の出身地じゃなかったか・・今は無人地帯化してたような・・

かぼすとCDの帯

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庭にかぼすの木があります。
花が咲いていました。
かぼすだと思っていますが、すだちだったらどうしよう・・

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うちは鹿児島では全然ないんですがなぜかボンタンの木もあります。
ボンタンアメのボンタンです。
こちらの花はまだつぼみ。
咲くと結構いい匂いがするんですよこれ。
30年もたつともう家族みたいですね。
一昨年枯れかかったように見えたときは頼むから回復してくれてと祈るような気持ちになりました。
幸い春が来ると息を吹き返してくれてたくさんの実もつけてくれました。
よかった。
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5月に花が咲いて・・実をとるのは3月頃だから8か月かけて実を育てるんですかね・・
すごいね。


人付き合いが苦手な私ですが、いろんなブログを見ているといろんな人に会えたようで楽しかったりして。
皆さんいろんな事考えたりやったりしてるんですね。
多分仕事なんかにはに全然関係ない方向でひそかに才能を発揮していたり・・
すごい苦労をされている方もいたり・・
一見何でもなさそうな内容がどこかの誰かを癒してたりすると思うんです。

少し前ある人からCDを貸していただいたきました。
演奏者のサインが入っているんだけど、水性ボールペンで書いたからはじいちゃって消えかけてるの。
ブックレットの裏側には帯が大事にしまってあった。
大事にしてるんだなーと感動しました。

30年くらい前にはネットなんかないので雑誌が情報源でした。
CDジャーナルという雑誌が300円くらいで買えた。ジャンルの分け隔てなくいろんな記事が読めたし、オーディオ系の記事も結構充実していたと思う。
バブルのさなかだったからオーディオ機器も湧いてくるみたいに沢山発売されていたし、クラシックCDも毎月新譜がたくさん出ていてレコード会社の広告も見開きで何ページもあった。
読んでるだけで楽しかった。

雑誌によくありがちな読者投稿コーナーみたいなものの中に毎月出てくる話で
「CDの帯が取れてしまうではないか・・メーカーは対策をしろ」というのがあった。
えっ?
しばらくすると「取れないようにしろという人がいますが、外して捨てるものだと思っていました。違うんでしょうか?」
という投稿もあった。回答的な投稿はなかったと思う。
考えてみると私も本の帯は破れないように大事に読んでそのまま本棚にしまったりしてるのにでもCDの帯はみんな外していた。

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でも、外した帯を捨てることができずに最初の100枚くらいはどこかに大事にしまっていた記憶があります。
最近は適当に捨てちゃう・・
それ以前にもうCD買わなくなっちゃた。

レコード屋へ行くと帯を保護するための透明粘着シートみたいなものが売られていました。それも何種類かあったと思う・・
そのほかにも盤のレーベル面に貼る保護シートとかいろいろあって1コーナーを作っていた記憶が・・
みんな心に余裕があったんじゃないかなあのころは・・

そういえば「本当の豊かさとは何か?」なんて言葉が流行ってた記憶が。







だめじゃないよね。

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本棚にこんな本があります。
「誰がクラシックをだめにしたか」
10年かもっと前か流行ったような。
買っては来ましたが1行も読まないまま本棚にしまいっぱなし・・・
まず私がだめだった。

何をだめと言っているかは知らないのですが、なんとなく自分の感じる危機的状況はクラシック音楽愛好家の年齢分布が年長者寄りに偏っている気がすることですね。
歳をとってから急に聴くようになるという人はあまりいないと思う。
つまり、時間とともにクラシックの聴き手は減少の一途をたどっていつか絶滅するということでしょう?
勝手にそう感じているだけだから事実とは違うかもしれません。
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愛好家は一時はそこそこいた訳なんだからクラシック音楽自体に問題があるわけじゃないですね。
受け手となるべき若い人が興味を持てば聴き手になるし、そうじゃなきゃ誰もいなくなる・・



話が飛んじゃうけど昔、例えばマーラー位の頃・・ベートーベンの頃でも当時CDなんかないんだから、みんな演奏会に行って初めて聴く曲ばかりだったんですよね・・
それでちゃんと曲を理解して感動したりしてたんでしょう・・
本当にそんなことできてたのかな?できてたんだろうな・・昔の人ってすごいな・・
マーラーで6番だったか事前にスコアが出回っていて勉強してから聴けたというのをどこかで読んだような・・
ベートーベンの頃なんかでも一般愛好家はピアノ編曲版や室内楽版がで作品を事前に知るとかできたのかな・
でも初演時は何もないよね。

ベートーベンの第9の初演は大成功で拍手の嵐だった・・・
マーラーの交響曲第8盤の初演は嵐のような拍手が30分続いた・・だっけ?
私は両曲とも初めて聞いたときには内容が理解できず、退屈な音楽だと思ってしまいました。
初演立ち合い者失格です。
私の場合、つまんないのを我慢して何度も何度も無理やり聴いているうちに何か糸口みたいなものが見えてきて・・そこを引っ張ってみたら急に景色が開けて見えるように何か見えてきて・・・という感じで好きになっていった・・
昔だったら一生のうちのその曲を聴けるチャンスは1回か2回でしょう・・
昔の人ってすごいな。
俺が鈍いだけか・・


その後「誰がクラシックを救うのか」という本は見ない。
私に何かできるとも思えない。
実は何もだめになんかなっていなくてこの先も今まで通り、演奏され聞かれていくんでしょうかね。
きっとそうですよね。

何がだめかといえば極端に閉鎖的に生きている私かもしれないですね。
狭い範囲だけしか見えていないので。
これからどれだけ改善できるでしょうか。

中学生の頃、音楽の先生が私を指して嬉しそうに「私が彼に音楽の良さを教えたんだ」なんて言っていたのを覚えています。
先生違います、自分で勝手に覚えました・・と思っていたけど
嘘でも先生ありがとう位言ってあげればよかったなぁと思う・・・
先生の気持ちが今よくわかるんだよなぁ・・

めがねと船と音楽

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木枠梱包みたいなものをばらしていたんですが、バールで抜いた釘が飛んできて眼鏡を直撃しました。
レンズには刺さった傷が・・
レンズなんか替えればいいんですが眼鏡がなければ目を直撃していたかもしれません。
こんなところに書いて喜んでる話じゃありません。
防護具もなしで作業をしているのか!みたいな話かもしれません・・
気を付けます。。
ありがとうめがね・・・

調べたらめがねってかなり昔からあるらしいですね・・
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このひとは・・子供のころ暗いところで一生懸命勉強したんだろうなぁ・・
30歳くらいで亡くなってるんでしたっけ・・
なんでそんなに早く・・と思うけどあの時代そんなの日常茶飯事だったんでしょうねきっと・・
皆いつ死んでもおかしくなかった。
音楽を楽しむのも神様に祈るのも本気度が今とは違ったんだろうなぁきっと・・

私が目が悪いのは勉強したからではありません・・

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港へ行ったらでっかい船が入港していた。
10階建て位の高級ホテルみたいなものが動いてるんでしょう、山が動いてるみたいだった。
Wi-Fi Freeみたいなところで外人がみんなでスマホをいじってた・・・

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この人はウィーンとニューヨークを行き来するために大西洋を船で何度か渡ってたんですよね。
この写真はその時かな・・よくわからないけど大して大きくない木造船みたいにも見える・・明治43年とかだもんな・・
しければ結構揺れたりしたんじゃないのかなぁ・・
この人も眼鏡しているよないつも・・

ブラームスは船が嫌いでイギリスから招待されたのに行かなかった・・
ちがったっけ?

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この人は海軍だったんだから船のりまくりでしょう・・
この人も眼鏡もしてるな・・
シェヘラザードくらいしか聴かないけど。いい曲いっぱいありそうだな・・
シェヘラザードってあんなに色彩的ですごい音楽なのに普通の2管編成なんですよね・・スゲーな・・

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普通のオケでもあんな巨大スペクタクルが・・・

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ここも面白すぎ

ラーメンと物理と音楽

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勤務先での休憩時間・・見上げれば桜・・・
予定が変更になり朝から時間が空いたので・・・ちょっと遠くの朝から整理券を配ってるようなラーメン屋さんに行ってきました。
ラーメン屋さんに並んだりするのは苦手なのですが・・何かいつもと違うことをしてみたくなったので・・
昼のラーメンのために平日の朝から人が並んでる・・みんな何やってんだ・・あ俺もか・・・
整理券のおかげで始まるとすぐに店に入れてもらえた。
店主が何かとても大切なものを大事な人に手渡すようにドンブリを渡してくれたのが印象的でした。人を引き付けるのはこういうところなんだろうなー・・

ずっと雑誌かTVか知らないけど並んでる人、食べてる人を撮っていました・・みんなへっちゃらでいたけどそういうものなのかな・・
全然関係ないけど以前NHKのドキュメンタリー番組の取材を受けたことがあります。一人でちっちゃなカメラを持ってるだけなんですね・・・顔出してもいいですかと言われて困りますとか言って・・どうせ使われないだろうと思っていたけど、オープニングが流れているところで数秒間だけ映してくれました・・妻が録画して騒いでた・・

なるほど麺は食べたことのないような食感ですごくおいしかった。スープが私には濃すぎてきつかったけど私の好みが薄すぎるだけかもしれない・・もう一度行ってみたいなぁ・・


ラーメン屋へ向かう途中FMでクラシックを聴いていたんですが最後の一曲がヨーゼフ・シュトラウスのワルツだという・・
ディナミーデン・・・
正直私はウインナワルツというのに疎くてほとんどよくわからず、ニューイヤーコンサートにも興味がないんです。
ヨーゼフシュトラウスがいっぱいいるらしいシュトラウスのうちの誰なのかもよくわからない・・・
ただナレーションの曲の説明にひかれた・・
工業舞踏会という所で初演され、曲名は「分子や原子が引き合う力」という意味だそうだ・・・
なんだそれ・・・ウインナワルツのイメージの対極じゃないか・・
物理系職業の端くれの俺としては聴かなきゃならないんじゃないのか・・・

Dynamiden

聴いてみると序奏にそれらしさがあるような気がしないでもないけれど、とてもいい感じのワルツだった。
別に分子の結合がリアルに描かれている様子はなかった・・あたりまえか・・
ニューイヤーコンサートでも取り上げられるような結構有名な曲らしい・・へー
この人はエンジニアをしていたのに訳があって作曲家となり、才能を発揮したのだそうだ・・すごいなぁ・・

こうなると思いださずにいられないのはエドガー・ヴァレーズのイオニザシオンである。
イオン化=電離を描いた曲・・・なのか・・30年前に雑誌で読んでその存在は知っていて、サイレンが楽器として扱われる・・みたいな知識とともにいつも頭の隅にはあった。
だけど一度も聴いたことがなかった・・
では聴いてみましょう
Edgard Varese - Ionisation

・・・あ・・
じゃなかった・・あれですね、
もっと前衛の変なのかと思ったけど結構ちゃんと音楽してるというか・・奏者はみんな真剣だしのってるよね・・・
演奏的にもこれ音楽として聴けるように仕上げるの結構難しいんじゃないのかなぁ・・
冷やかしで聴いたけど、実演で真剣で熱い演奏に立ち会ったりすれば感動する可能性もあるのかもしれないですね・・・
もしかしたら名曲なのかもね・・
この後に二番煎じみたいなのがいっぱい出ちゃったから変なイメージがまとわりついちゃってるだけで・・
とりあえずこれオーディオ名曲ですね・・結構面白いし難しいんじゃない?

オーディオといえばアンプなんか出力を直接スイッチングで成型して、フィードバックもとって負荷のインピーダンスがどう変化しても関係なく最適な波形がつねに出力されるように・・
みたいになっていかなくちゃいけないんじゃないの・・とか思うんですが・・
だいぶ前に出てき始めてそのまま終わっちゃいましたよね・・
大企業が超高級機で開発した技術が他社にも供給されて、大量に使われるから素子の値段もびっくりするほど下がって・・・
だんだん普及機にも降りてきて・・みたいな未来は・・

もう音楽を聴くという文化が片手のちっちゃいのかイヤホンで聴くという事になっちゃったから進まないでしょうね・・
オーディオなんてとこには開発費も回ってこないでしょう・・そもそも大会社の音響部門なんてとっくにないんだもんな・・・
大企業っていうのもなくなってくんだから・・
これからどうなっちゃうんだろう?

寂しいなんて思っているけど、
時代は進んでいるんでしょうね・・
私がついていけないだけで・・
ラーメンも濃い味のは苦手になってきちゃった・・