香水と音楽

私は香水というものから最も縁遠いところにいる人間です。
おわり。
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おわりだと思っていましたが、先日香水というものについていろいろ教えてもらった。
作家の思想というかメッセージみたいなものが乗っていて受け手はそれを感じているらしいこと・・
国による個性のようなもの・・
細かな要素の組み合わせで全体ができていること・・
使う人も
いくつかの香りを組み合わせるとか
香りの時間的な変化を楽しむとか
変化を考慮して何か狙って・・時間差でつけるだっけ?
作法みたいなものもあったりするんだっけ?
もっとちゃんといろいろ教えてもらえた・・忘れちゃったんだけど。
そのときには香水って音楽みたいだな!奥が深いな。
と思い感動しました。
不得意な話なので詳細は忘れてしまったのですが・・
そんなことは一生知らないはずだった。
一時でもそんな話をして楽しませてくれた人ありがとう。



香水かお菓子みたいなラヴェルの亡き王女のためのパヴァーヌ
昔、よせばいいのに楽譜を買ってきて弾こうとした・・
その時驚いたのは・・

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ここにグロテスクな何かが隠されてるんですよね。

蒸留したかのような純粋で美しい音楽に見えますが・・・実は灰汁成分みたいなものを持ってるんですよね。

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オケ版も拾ってた。

最終部分、
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ピアノ版はffで、過去をたたえるように・・・もしかすると少し威張って見せているのかな?・・・という感じで終わるのに


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オケ版は自分の内側にしまい込むようにppへ収束していく・・

学生のころに書いたピアノ曲をその後オーケストレーションしたということだけど、この終結の変化はラヴェルの心を覗く入り口みたいですよね。

ラヴェルはオーケストレーションで楽器を原色(1本だけ裸で置くみたいなことでしょう)で使っちゃいけない。
いくつかの楽器を細心の注意を払って重ね、目的の音色を作る・・
みたいなことを言ってて気がします。
香水ってなんかそうやって作るんでしょ?

切なく美しいこの曲は、(私にとっては)いつまでも繰り返し聞いているような曲じゃないと思う。
曲集に入っていたりしても飛ばして次の曲に行ってしまう。
人生の中で何度か聞きたくなる時が来る・・という曲だと思う。
香水の人のおかげで久しぶりにこの曲を聴きました。
ありがとう。

ピアノは結局ちゃんと弾けるようになりませんでした。
そんなのばっかりだ。
弾けるわけないのに持っている楽譜が結構ある。
でも無駄なわけじゃない、楽譜を目で追いながら曲を聴いてみると今まで見えなかった世界が見えてくるという事が本当によくある。
それはまた珠玉の時間だから・・

香水は周りの人間に向けて発信するものなのかと思っていたんだけど、まず自分が楽しむというのもあるみたいだ。

香水の匂いに包まれるといつもと違う自分になれたりするのかな?
普段何とも思っていなかったものがよくみえるとか・・
普段は言えないあの人にいまなら言える・・とか
頭の中から離れない許せないあの事がどうでもよくなる・・・とか

飯食ってんのにみんな花の味になっちゃったりとかしないんだろうか・・

多分私は一生そういう世界には縁がないと思う。
自分はそんなことを口に出すのも想像するのもいけないんだという気がしてる。
考えてみるとちょっと悔しい。
だれがなんで決めたんだそんなの。

こんなこと書いてたら夢の中でこの曲を弾いてた・・
そばに誰かいたけどあれ誰だ。
弾ける訳ねーんだろみたいな結構否定的な奴だった・・俺かもな・・

外に出るとサンマを焼いているにおいが・・
さんま食いたいな。

初見

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今年は朝顔に声掛けしてやろう・・なんて思っていたのに
毎日調子が悪くてそれをしなかった・・
いつもならもう蔓が結構高い位置へ伸びていて・・というころなのかな
今年はまだ全然だ。
悪いことしちゃったな・・
肥料と水をあげてみたけど、今頃おせーよとやさぐれているかもしれない。

セミの声が聞こえて・・夏だな・・・
何で悲しい気分になるんだろう?・・アホか俺は・・


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ラヴェルのプレリュードというこの曲は音大のピアノ科か何かで、初見のテストをするための曲として書かれたそうです。
わざと読みにくくなるよう書いてあるのかな?
余計なことだけど(1913)まで曲名なのかもしれない。


なんか音小さいけど・・

そんな内容なのに、聴いてみると引き込まれるような魅力を持っているところがさすがラヴェルですよね。

雨・・・冷たい雨かな・・部屋の中にいて、一人。
頭の中に浮かぶその人と会う約束もないし・・考えたってしょうがないのに・・
みたいな。

私は病的な人見知りで初対面の人と打ち解けるまで通常の人の何十倍も時間がかかります。
特に必要がなければずっと打ち解けることもない。
仕事なんかは、共通のあるべき話題が明確になっているので初対面だろうが何だろうが食い込むように話してものにしようとかやりますけどね。

子供の頃、いつものように外へ出てみるとみんなが楽しそうに話してる・・・
でも自分にはその内容が全く聞き取れない・・なに話してるんだろう?・・
という事があった。
自分がいないときにみんなで示し合わせて話を合わせているんじゃないかと思った。
意を決して割り込んでみるとそこでピタッと会話が止まり・・・
それは今でも続いている。、
なんとなくあれからずっと一人でいる気がする。
自分の中で自分と会話してきただけだ。

私の母親は私を生む前から精神を病んでおり、世間を敵ととらえてうちの中に自分を隔離した。
うちから出してもらえず、迎えに来てくれた近所の子供に窓越しに叫んでいた記憶があります。
家が昼間から雨戸やカーテンを閉め切り真っ暗なのを子供心にもおかしいと感じていました。
記憶に残っているのよりさらに前に焼き付けられた何かがいまだに私を支配していることに最近気づいた。

まぁいいか嫁さんと知り合えたし、仕事は適当に何とかなっているし。

いや、言いたいのはそんなことじゃなくて、
この曲は午後のある一瞬、何かを感じた・・ただそれだけの曲です・・
雨、まだ降っているのか・・去年の今頃はあの人と・・明日は晴れるだろうか?
とか・・

ただ、そこにいるのはいつも自分だけ。一人きり。
もしかすると、すぐそばに人がいるのかもしれない。でも心は一人きり。

このYouTubeなんでこんなに音量小さいんだろう?
うちだけ?
でもこれが気に入ったから・・

しかし暑いなんて思って適当なカッコでいると夜になればいつの間にか寒かったりして・・
風邪ひいちゃうな。
風邪はもともと曳いてるのか・・・

なんかこんなような曲にも聞こえない?
違うか・・

泣きごとみたいだけど今日は良いこともあった。
俺だってやるよ。
がんばろう。

時代の変化と石頭

先日出張中に上司から「unagiさん高速バスでシートベルトする?」と聞かれました。
しないですよね・・と答えたところ、
※しなきゃいけません。
「意外だな・・真っ先にしなきゃ気が済まなそうだけどな・・」
・・。
悪い意味でのくそ真面目だと思われているかもしれない。
かつて、そんな父親が大嫌いだった。

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高校生の頃にビデオに録画して散々見て聴いたラヴェルの左手のためのピアノ協奏曲ニ長調
N響アワーで指揮はデュトワ、ピアノはジャン・フィリップ・コラールでした。
ピアニストが映画俳優みたいにかっこよかった。
検索すると歳相応の彼に会えた。
30年だもんな。

戦争で右手を失ったピアニストの依頼で・・みたいな話はそこら中に書いてあるので飛ばすとして、
左手のみという制約が作曲家を刺激して逆に面白いアイディアが止まらないみたいない音楽になっていますね。
コントラバスのグロテスクな開始もそれでしょう・・
グロテスク自体が一つの主題になってるともう。
そこへジャズも出てきちゃうし、左手のみ・・みたいな話題はどうでもいいんじゃ中というくらいの充実した音楽・・

俺が左手様だ!みたいな音楽が一段落すると
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ピアノが心情告白みたいな歌を・・ラベルだなーという感じですが下の段、
ペダルを踏んで駆け巡った音が和音になって響いているところFisを残してペダルを外す指示があります。
突然Fisだけが残るんです。ですぐにぽろっとなんか言う・・
このふっと一音だけ残る瞬間に痺れました・・
その瞬間、はっ!っと突然心の中にどこかの景色が浮かぶんですよ・・
具体的に何なのかはわからない・・神社?赤い実?湖?
何かがふっと落ちていく・・
すぐまた現実に引き戻され・・

こういうのはピアノ音楽には散々あるようなことなのかもしれないですね。
でも、あれからいろいろ聴いてるんだけどあの衝撃を味合わせてくれる演奏に出会えたことが一度もありません。
Youtubeもいくつか流し聞きした。
そういうことを意識して弾いてくれてる人はいたけど、あの魔法はなかった。
弾き飛ばしてる人もいっぱいいる。

色々すごい音楽が出てきて圧倒されるこの曲ですが、私にとってはここが一番印象的で聴きたいところなんです・・


ラヴェルにこの曲を依頼したパウル・ヴィトゲンシュタインのピアノとブルーノワルター指揮のコンセルトヘボウ管弦楽団というものすごい組み合わせ。昔からCDがあるのは知っていましたが・・
聴いてみると・・・・・・・・正直・・・私にはあんまり・・・
Bruno Walter conducts the Concertgebouw Orchestra. Paul Wittgenstein, who commissioned this work, is the soloist. Year of recording: 1937.
考えてみると当時彼らにとってこの曲は現代音楽だもんね。
クラシックの名曲としてとらえる我々とは違う、リアルタイムな人から見た何かを感じるような気もする・・




ユジャ・ワン
先日は褒めましたが、これはあんまり好みじゃないです・・
のせたのはでっかいPDAみたいなのを置いて電子楽譜をめくりながら弾いているのが衝撃的だったから・・・
今時、練習場だったらこういうのよく見る光景なのかもしれない・・
でもステージでって・・・斬新というか、時代のながれというか・・
あえて暗譜しない主義というのもあるけどこれは違うでしょう。
たぶん余裕で暗譜できてるんだろうし、批判的な反応が来ることも承知であえてやっているパフォーマンスなんでしょう。
こういうのが大好きな人もいると思う。

私は・・・私はまず音楽が聴きたいので・・あまり好みの演奏じゃないなと思っているところに・・
しょっちゅう手を伸ばして画面触ってるのを見てると「おい、真面目に弾けよ」なんて言いたくなってしまう。
「嫌ならこなきゃいいでしょ」ってなもんでしょうねこの人。
あぁ行かねーよこんなもん。
石頭だと、こうやってあったはずの楽しみを失っていくわけだ・・

極端な衣装も・・・・
ネットかなんかだと批判的な人は古いダメな人、受け入れられる私は正しい人・・みたいなありそうな構図ができてたりするんでしょう?
どうせならスクール水着とかで・・・
とかいえばいいのかな?
俺そんな趣味ないけど。

私はマンガというものをほとんど読まないのですが、昔床屋か何かでたまたま開いてみやマンガに左手のための協奏曲を右手でねーとかいって客が感心してるようなシーンがあったのを覚えています。
この作者音楽の意味が解っていないだろう・なんて屁理屈が出てきてしまい読むのをやめた。
これもおなじ、そんなもん適当に読んどきゃいいだけなんだよね・・


ひとから、頭の固い馬鹿だと思われるのはもう仕方がないんだけれど(そりゃ気づけば腹が立つか傷つきますよ)、楽しめる部分を楽しまないようにしようとしてしまうらしい習性を修正した方が得だろうとは思います。
私の父親は楽しむことは間違いだと教える様な人間でした。
その死後色々な人から自分は色々楽しんで生きていたらしいことを聞いた。

コントラバス

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最近はネットでいろんな曲のスコアが見られうるようになったので、大変面白いです。
以前は自分でスコアを買ってこなければ見られなかった。
買えればいいんだけど、そもそも見かけないという曲も多かった。
ブルックナーの交響曲第8番のハース版はあんなにそこらじゅうで演奏されているのにポケットスコアを見つけることができなかった。
ノヴァーク版のは田舎の楽器屋でもとりあえず店のたしなみみたいな感じで置いてあったのに・・
アカデミアへ行ってボーと探していると・・・あっハース版か?・・あった?・・とよく見るとさらに驚きが・・
なんかとんでもない景色が広がっている・・・第1稿じゃないかこれ・・・
そんなもん買わないわけにいかないので買ってきて眺めた。
第3楽章も全然違うなーなんて眺めているとコントラバスがやたら高い音域で書かれていたりして、こんなの書くからコテンパンにダメだしされるんだろう・・なんて思ったり・・さらに

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コントラバスがト音記号で・・・・
第3楽章、後半の大爆発の手前です。
実音はオクターブ下だという事を考えても・・ヴィオラの一部より上を行ってるんじゃないのか?
後の時代の作曲家が狙いでやってるのはわかりますが、この人は真顔で純粋にこれ書いちゃってるんでしょう?


ラヴェルくらいになると、そりゃやってるだろうなという気もします・・・でも見つければやっぱりびっくりしますよね。
子供と魔法を見ていたら

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冒頭の子供部屋。
このオーボエは子供部屋の壁紙の模様なんだったと思います。それっぽいですよね。
宿題やれとか言われてやる気もなくて腐っている子供・・
腐ってる感がなんか変な音できこえてくるなーなんて思っていたらコントラバスのソロなんですね・・
ハーモニクスなんですか・・
ト音記号なのが景色的に面白いです。



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その先のここも・・
hauteur reelleは実音?
また別途書こうと思いますが、考えてみるとコントラバスが高音で変な和音を伸ばしてるシーンって結構あるんですよね。
怪しい雰囲気作りに最適なんですかね・・・

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ここは普通の奏法っぽいですが、他はすべて沈黙している中でのソロだから大注目ですよね。
コントラバスファンの人は萌えたりするんでしょうか・・

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第2部、このブゥーンというグリッサンドはトンボが接近してきて羽音を聞かせてるところなんだって・・
ハープがmfでコントラバスはp・・

コントラバスの人も、プロになるような人は・・それで首席でソロをやるような人は「俺の演奏を聴け!」みたいな気持ちで普段からやってるんでしょうね。
こういうソロで目立てるような場のある曲だと萌えたりするのかな。

コントラバスにソロのある曲って、意外にあるんですよね。

オーディオ的にコントラバスソロがあると右手方向の空間表現力の確認が・・・
もういいかそういうのは。

時計

通勤のため車で少し走るとジョギング中の人がすごい笑顔で手を振ってくれた。
もう5、6年前にほんの少し話をしたことがあるだけなのに・・・
なんか、こんなことでも生きてて意味があるんじゃないかと思う。
少なくともその瞬間は自分がそこに存在したということなんだから。
別に今死にたいわけじゃないですけどね。
ブログになんか書くと読んでいただけるのもものすごくありがたいです。
ありがとうございます。

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写真のこれじゃないけど、うちには振り子時計があります。ボンボン時計です。
30分には一回、0分には時間の数だけ鐘が鳴ります。
音楽部屋とは別場部屋にあるのですが結構な大音量で音楽部屋にも聞こえてくる。
音楽がpppで大事なところに差し掛かっているとき、ボンボン鳴られると・・11時とかだと鳴ってる時間も結構長い・・
音楽を一時停止し、少し前から聴きなおしたりする。
そんなことなら止めてしまえばいいのですが、時計だって鳴ってるの聞いてもらってなんぼだろう。
目覚まし時計が不具合で鳴らなかったとき、6回鳴るはずの鐘の音が7回聞えてこえて飛び起きる・・みたいなこともあったと思う。
ありがとう、時計。
こんな事を書いているのを上から見下ろしている。
止めませんからずっと元気で動いててください。

多重テンポとかいうのを考えていたらラヴェルのスペインの時を思い出しました。

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三つのメトロノームが楽器として登場します・・
3種の速度とダイナミクスが設定されていて・・聴いてみると寝静まった時計屋の店内を驚くほどリアルに再現していると思う。
ダイナミクスはどうやって設定するんだろう?
楽譜上部にもメトロノーム記号みたいなのがあって別な数値が設定されている・・4つのテンポ・・でも同期しているので多重テンポじゃないか・・
音楽自体は大したことがないと言ったら怒られるだろうけど・・いろんな時計のベルが鳴ったり、何か動いたり・・

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このからくり時計のオルゴールみたいなのが鳴りだすところが特に好きですが、はっきり終わるのではなくてカメラが別なほうへパンしていく感じで音楽も変化していくところがさすが・・


正直に言いますがこのオペラ、時計屋の女房と男たち?全然興味が持てない。
全曲通して聴いたのはCDを買って1回のみ・・いつもこの冒頭1分くらいしか聴かない・・・
いつか聞くようになるんだろうと思っていましたが、この歳になっても苦手なんだから一生苦手かもしれません。

メトロノームといえばベートーベンの交響曲第8番ですね。
あちらは好きで全曲を聴きます。
交響曲7番は舞踏の神聖化とか言われていますが、
8番はユーモアの神聖化だと思う。
いつかか何か書きたいけどベートーベンは変なことを書くと信者みたいな人に怒られそうなので・・

そういえばラヴェルも結婚しませんでしたよね。
色々求婚はしたらしい。
ラヴェルは魂が綺麗すぎて実際の人間はそれに答えられなかったんじゃじゃないかなぁ・・
でも、作品を通して時代を超えて人の心の中に存在し続けることができるんだから、人類の中で最高の勝ち組でしょう。

ピアノ・リュテアル

中学生のころ合唱コンクールというと優等生的な女の子がピアノ伴奏をしていた。
その陰で隣の席の子が「私の方が圧倒的にうまいのに」みたいなことを静かに訴えてきた。
聞かせてよとか言って褒めてあげればよかったのかなとも思うけどそんなことは考え付かなかった。
思いついても言えなかっただろうし、そんなことも望んでなかっただろう。本当に言いたいことはそこじゃなかった気もする。
今考えるとあの頃からもうみんな自分と他人の置かれた位置みたいなことを悟ってたんじゃないか・・
あの子ほんとにうまかったんだろうか?
元気かな?

うちにはピアノなんかあるわけなかったし、興味もな・・いやあった。
音楽に興味を持つずっと前からピアノというかピアノが弾けるということにあこがれていたような記憶はあります。
嫌いじゃなかったのかな。
ありえないんだから考えてもしょうがないけど習いに行ったりしたら・・・・・・・
今頃音楽が大嫌いになっていたでしょうね。

子供と魔法・・・なので何か書こうかと思ったけど私自身は内容のない子供時代なので思い出してもろくなことがない。

ラヴェルの弟子で親友となったマニュエル・ロザンタールという人の書いた本によりますとラヴェルが愛用したピアノにはリュテアルというあと付の装置が取り付けられていたそうです。
いそれをつも愛用していた。
マニュエル・ロザンタールはその装置のことを「今では廃れてしまったおもちゃ」というように書いていたと思う。
これに対する思いが出てると思う。

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高音、低音それぞれにストップのようなものがつけられていて、絃に金属板を当てチェンバロ(ラヴェルだからクラヴサン?)のような音を出すストップと、絃の中央にフエルトを当ててパープのような音を出すストップがあった・・
ハープの方は音が1オクターブ高くなる(フラジオレットと一緒?)・・

彼は作品でもそれを使うことを要求しています。
ツィガーヌが有名ですが、オペラ「子供と魔法」の中でも使われています。


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②③というのが多分低音、高音のパープストップを使えということじゃないかな?

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これは使うのをやめるということ?

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やめたのでこの辺りはノーマルなピアノの音で・・・

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①④が入ると

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クラブサンの音色になります。
これいいですよね。


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①④を外す指示がないまま②③を入れると


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音色が変わって音域もオクターブ上がった?


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おもしろいと思うんですが、普及しなかったんですね。
この曲だから面白いけど・・というところなのかな・・

とても有名な独奏ヴァイオリンとピアノ・リュテアルのためのツィガーヌという曲でもこれを指定しています。
聴いてみるととても効果的で面白いです。

でも、それで終わり。
この楽器のための独奏曲というのを一曲も書いない。


そういえばマーラーがバッハの管弦楽組曲を編曲したものを作って演奏したとき、専用にチューニングしたバッハピアノという言うので通奏低音を弾いた・・というのがあったような・・
あっそれは別途ネタにしよう。




ほたる

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うちの裏に蛍がいます。
恥ずかしながらながら自分の住んでいるうちのすぐ裏の話なのにずっと知らなかった。
蛍なんて、ほたる祭りなんていうのをやっているような・・駐車場が有料で渋滞していて・・というところにいるものだと思っていました。
ある時、深夜腐ったような気持ちで家に向かって歩いていると一匹のホタルがふらふらと・・
あの時はびっくりした。
あーっほたるだ!どこからきたんだ?
うちの裏にいっぱいいるのを見つけたとき感動しました。
住宅街の隅を流れる一見生活排水路にしか見えないその川を流れているのは実はすぐそばの団地の地下から滾々と湧き出る湧き水なんですね。

ふと思い出して先程見に行ったんですが・・いないなぁ・・・と思っていると一匹・・もう一匹・・・あっそこも・・ここも・・・とたくさんの蛍が光って見せてくれました。
時々2匹の蛍がじゃれあうかのように絡み合いながら飛んで見せてくれたりする・・
彼らは私に見せようとして光っているんじゃないわけですが・・見ている間は嫌なことも忘れる・・癒されるってこういうのだろう。

昨年は見るのを忘れていて時期を過ぎてしまたからか、見に行った時にはもういなかった。
その前は時期はよかったはずなのにあまりいなかった・・
今年はこんなにたくさんのホタルを見られているんだからきっと私はこれから幸せになれるはず・・等と訳の分からないことを考えてみたり・・

で、先日ちょっと書いたラヴェルでも・・
ラヴェルがどんな人だったかは本でちょっと読んだ程度の私にわかりません。
ラヴェルの音楽というとふわっとしたおしゃれなお菓子みたいなイメージもあるけど、結構グロテスクな場面も多い。
第一次大戦だっけ、自ら志願して兵役についたりしていたと思う。
ふっとい心の豪傑だったかもしれない・・
ラヴェルに限らず他人のことなんか全然わからないんだけど、
ラヴェルが心に優しい優しい世界を持っていたのは間違いないと思う。
ピアノ協奏曲ト長調の第2楽章はその告白だと思います。

実際、彼は自分のピアノでこの曲を初演しようと考えていたらしい。
周りがなんとなしてやめさせようとしたというようなのを本で読んだような・・
ずっとピアノが一人で心の大切なところみたいなのを語ります。オーケストラは余計なことを言わずに見守る。
ひとしきり歌ったところで、あっ、みんなもいるのか・・・いるよーとオーケストラが優しく参加してくる・・


昔コンサートでこの人のピアノでこの曲を聴いたことがあります。
演奏が終わると普通のお姉さんだった。

で、この曲を耳で聴いて頭に浮かんでいた楽譜はなんとなくこんな感じ
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今はネットで何でも見られるようになった。
以前は田舎の楽譜屋にはラヴェルのスコアなんてあんまりおいてなかった・あっても他と比べてすごく高かったような・・

で実際見てみると
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左手が予想外すぎで驚いた記憶があります。
これがどうしてこうなのか・・これだとどうなるべきなのか・・・いまだによくわからない。
私はこの曲をちゃんと聞けてないのかもしれません。
でも、この音楽は蛍の光(あの曲じゃなくて)みたいなものだと思う。
今も、聴けば心を癒してくれる。

日本語?  ラヴェル 「子供と魔法」

あんまり読まないですけど、小説みたいなものを読んでいると頭の中にその世界観が形成されてきますよね。
映画化されたとか言って見てみると・・自分の中にあったものとのギャップが大きくて・・
みたいなことがあります。

ラヴェルの「子供と魔法」という小さなオペラが1時間もかからないのと音楽だけを聴いていても楽しめてしまうため、ずっと音楽だけを聴いていました。

YouTuubeで「子供と魔法」をいくつか見たんですが・・・
自分は音楽だけでいいかな・・これは・・

有名な話なのかもしれませんが、このなかに日本語が出てきます。
9分くらいのところで
中国製(を模した?)ティーカップがカンフーとか言いながら歌いだすところがあるんですが、

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はらきり
せっしゅぅはやかわ!

このあと「ほら中国風!」とかいうんでしょ?

それ中国じゃないよみたいな・・
当時のフランス人には、いや今もかもしれないけどに日本も中国も似たようなもんなんでしょうね。
意味なんてわかんないけどそれ風の言葉が入ってくればいいんでしょう・・
そういう私もフランス語の歌詞なんて聴いたってどこで何言ってるんだかさっぱりわかんないです。

腹切りという言葉が独り歩きしていてラヴェルの耳に届いたのはわかる気がします・・
早川雪洲は海外にも進出していた日本人の俳優だそうです・・
本名金太郎だって・・
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「戦場にかける橋」にも出てるんだって・・
ラヴェルが誰のことかわかってたかは知らないけど、ラヴェルに名前を覚えてもらえるなんてすごいな。
でこの人はラヴェルの作品に自分の名前が残ることを知っていたのかな?

恥ずかしながらここを世襲、早川、腹切りだと思っていたことがあります。
世襲て日本らしいのかなみたいな・・
実際そこらじゅう世襲だらけですよね。
ニュースになってるフランスの大統領候補の女性も親父の後継で世襲かなと思ってたら・・まぁ関係ないか。

クラシック音楽を好んで聞いていますが、ドイツ語もフランス語もラテン語も聴いて理解できません。
声楽を含む曲も好きでよく聞いていますけど、歌詞をリアルタイムに理解することはできません。
大好きな曲はスコアと対訳を見てこの部分は何を言っているのか・・なんてしてみたこともありますけど・・で感動したり。
声も器楽みたいな感じで聴いちゃってるところがあると思う。
でもずっとボカリーズみたいにアーアーアーとかだったら全然ダメなんでしょうね。
何言ってるかわからないけど、なんか言ってることは表現として伝わってきてたりするんだよなきっと・・
逆に、魔法がかかって急に歌詞をリアルタイムで理解できるようになったとしたら・・・
歌詞と音楽との関連性に感動するかもしれないし、、古典のつまんない歌詞みたいなのは意外にシラケるかも・・
ショスタコーヴィッチのプロパガンダ的な歌詞は聴こえたらいやだろうな・・・
そこが重要なのにというところなのかもなぁ・・

かえるが教えてくれたこと ラヴェル 子供と魔法

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4月になると冬眠していたカエルがぼちぼち出てきて鳴き始めます。
ここは田舎なので田んぼに水が入ると恋の季節で驚きの大音響となります。

ラヴェルの子供と魔法、 庭に出たところが音楽的に面白いと思っているんですけど・・
冒頭

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soliの弦楽器はフラジオレットのトレモロ・・虫の音が響き渡り、
残りの弦楽器はあやしい月明りと風・・
ピッコロのナイチンゲール・・ラヴェルらしいですよね。

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鳥を生き生きと扱う作曲家が何人かいると思いますが、ラヴェルもですね。

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ちょっと先に出てくるこれなんかは明らかにベートーベンの田園交響曲のパロディーですよね。

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これはベートーベン、超有名なところ。

もしかすると皮肉なのかもしれません。
「そんな鳴き方しないよ」みたいな・・・

ラヴェルはベートーベンは性に合わなかったと思う。そんなことも言ってたんじゃなかったかな。・・
でもそれは一般人の好き嫌いレベルじゃなくて。ちゃんと知った上でみないな話じゃないかなぁ・・

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歌手にも歌わせちゃう・・トリルって難しそうですね・・
楽器の後に同じことって嫌じゃないのかな・・

これだけで十分面白いんですが、ピッコロの下にいる何とかフルートっていうのが・・これスライドホイッスルというんですか・・
トロンボーンみたいに長さの可変できるおもちゃの笛・・イベントの演奏でよく打楽器奏者が吹いてたりしますよね・・
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オーケストラって、変わったものが出てくると打楽器奏者がやるということになっているようです・・
前衛なんかだと変なことがいっぱいなので・・
昔、打楽器奏者の本でこんなのを読んだ・・
偶然性を狙った音楽で、弦を貼った入れ物(だったっけ?)にボールを投げ入れるという曲があった・・
本番になると誰かが小声で「おい、指揮者にぶつけろ!」と言った。
演奏中、みんなで指揮者に向かってボールを投げつけた。
指揮者は真っ赤になって怒っていたが、前衛なのでそういう曲だと思っているお客はみな真顔で聴いていた。

これも直線じゃなくて音符で半音階的に書いてありますね。
管楽器は音符で書くという事になってるんですかねラヴェルの中では・・ですね・・というかこれも立派に管楽器の扱いなんですね・・

このスライドホイッスル・・なんかこう人魂でも飛んでそうな・・
この先のトンボに恋人はどこにいるの?と問い詰められるところでもう一度だけ出てきますよね・・
じぶんも子供のころを虫を取ったりしたけどと・・結構むごい被害者目線で見ると結構むごいねぇ・・

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ここ笑っちゃうんですけど・・
交互にケケケケケとか鳴いてるソプラノはアマガエルかな。
その下のクゥェックゥェックゥェッはヒキガエル・・
第2バスのこれはヒンフンヒンフン?・・これもかえる?・・
みんなnasalと指示があります・・鼻声のことだそうで・・・鼻つまんで歌ったりするのかな・・・
そういえばうちにある鼻水を止める薬の名前がこんな感じだった・・

フルートとハープの怪しいなにかもいいですね・・
ラヴェルの魔法がかかっていると思いますこのあたり・・

うちのとなりも田んぼで蛙が鳴きますがこんなに幻想的な世界じゃありません。
すべてを塗りつぶす超大音響です。
ラヴェルよりリヒャルト・シュトラウスみたいな・・

考えてみると鈴虫と蛙が同時に鳴くってないよな・・
フランスだとそうなのか?

猫が教えてくれたこと・・ラヴェルと魔法

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桜が少し咲いていました・・

ラヴェルの「子供と魔法」というオペラに2匹の猫がいい感じになっているシーンというか音楽があります。
ここだけ大人の魔法みたいな・・
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                                 ミィーヤゥ!

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調子に乗って引っかかれたりして・・
最後はよくなってどっか行くっちゃうんだよね。

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盛り上がってどっか行っちゃうここ、猫や弦楽器のポルタメントは直線で書いてあるのに管楽器は音符的に書いてあります。
トロンボーンはスライドで・・そりゃそうでしょうけどホルンなんかも指は使わずに唇で上下するんでしょう?これ・・

この部分オペラの目玉になりそうなのに、そんなに超有名曲という訳でもないですよね・・
こんなことを言ったら怒られるかもしれないけど
ラヴェルだったらもっと何かやれた気がするんです。
ラヴェルの魔法がたりない・・・
演奏次第なのかな・・
もしかすると全体の中でのバランスを考えてわざとそうしているのかもしれない・・
怒られますね。
※個人の感想です。
とか書けば許してもらえるのかな。



学生のころ、祖母のうちに飼い猫がいました。
プライドが高くてしっぽのないトラという名のおばあさんでした。
何度か訪れるうちに心を開いて仲良くしてくれた。
弱音を吐いたら慰めてくれたことがありました。
その後、1000Km以上離れた会社の寮で朝起きると顔中猫にひっかかれたような傷が・・
ドアを閉めた個室で一人寝ていたのに・・・
その日にトラが車にひかれてあの世へ行ったのを知ったのはもう少し後でした。