サンサーンス交響曲第3番で

前項でオルガンについて書いて、次にこの曲だとベタ過ぎて負けたみたいですけどね。書きたくなっちゃった。
サンサーンス交響曲第3番ハ短調作品78・・
音楽なんて聴かないようなオーディオマニアも聞くらしいオーディオ名曲。
そんなこと言ってないでまじめに聴いてもいい曲ですよ。
色々ありますがとりあえず最大の見せ場、第2楽章第2部冒頭。
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澄み切ったト長調和音の余韻が消えると、問答無用のハ長調主和音でオルガンが登場ーーー。
マエストーソ=荘厳にってここで覚えた。
楽譜をよく見ると一回目のオルガン、てっぺんの音がGなんですよね!
ここ、その上のCも鳴ってると思って聞いている人いるんじゃないでしょうか?
オルガンて、こういうとき楽譜の音のオクターブ上とか下の音も同時に鳴らすから、そう聴こえちゃうんですよね。
えっ?わたしだけ?
ちょっと聞いてみますか?
初めて聞いたのがデュトワN響だったので。デュトワMSOが愛聴盤です。
でも細かいところ、N響のがよかった気が。。30年たってもまだ耳に残ってます。、このCDの演奏は細かいところ、荒いと思う。
もう一つは最近気に入っている巨大戦艦みたいなスヴェトラーノフ スウェーデン放送交響楽団 ライブ

後者はGな感じ少ししますね。でもどうしてもCが勝って聴こえちゃう。

ずっと先、中間の山場。
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こういうの良くありますが、トランペットの1番、高い音は出ないでしょうからと、途中からオクターブ下に降りる。
こういうとこ、音楽的にほしいからと上の音を書いちゃうと、楽器の扱いを知らないみたいな烙印を押されちゃうんでしょ作曲家は。
このサンサーンスっていうおじさん自身が他人に向かてそういうことばっか言ってそうなイメージがありますね。
当時からすごい奏者は吹けたんだろうし、今の人にとってはわけなかったりするので上でやっちゃう演奏があります。
近年、そういうのは楽譜道理やりましょう・・ていうのがはやりですが、、

われらがデュトワMSOはスカッと上行ってますね。。
いいな!と思う反面、この曲にふさわしい楽音の域を超えてる気がしないでもない。
スベトラさんのほうは・・楽譜道理ですかね・
この演奏の場合、もうそんなことはどうでもよくなっちゃっててこの巨大戦艦的なテンポがいいですね。
作曲者が想定したテンポとはたぶん全然違うけど、異様な説得力があります。
パターンやってるヴァイオリンが一瞬オクターブ上がるとことか、ティンパニーがパターン叩くとことか、あっこういう曲だったの!?みたいな。ティンパニのffなんかテンポが速すぎると生きないもんね。。
よくある、ものすごく遅い演奏、ていうのはイヤーなイメージがあるんですが、これはいいな。
昔聴きすぎてあきちゃた(どんなに聴いても飽きない曲もある)この曲をもう一度楽しませてくれます。
この曲も色々聴きどころがあるのでまたいつか・・