ブラームス交響曲第1番で

ドイツ音楽の総本山みたいなブラームスの交響曲第1番ハ短調。
中学生のころから30年くらい聴き続けてきました。
この曲を好きだといえないとダメ聴衆みたいな気がして無理やり聴いていましたが、正直のちの3曲とは違う何かを感じ、特に1楽章があまり好きではなかった。
この曲に開眼したのはつい最近、40歳を過ぎてから・・あるドイツの指揮者とオケの実演を聴いたとき。
ティンパニが歌ってたのが忘れられない。この音楽の現場の人たちというか、自分たちの音楽を、この曲こういう音楽だよ!と教えてくれた気がする。

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第1楽章提示部 第1主題部の後半

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再現部の同じ箇所。
まずペザンテなんて書いてあるところがまだあの髭じゃない若いブラームスだなと感じます。
再現部では提示部とほぼ同じ内容が再現されていますが、最初の高い音で吠えるチェロとコントラバス、提示部ではffだったのに再現部ではfひとつなんですね。(その分、提示部では黙っていたホルンとコントラファゴットが加勢してきます)
同じじゃないんだという事でしょう?
これみんなちゃんと聞きわけてました?
私はずっとボーっと聞き流してました。
というか演奏者もちゃんと弾きわけてるかな?これから聞く楽しみが増えたかも。

答える第1ヴァイオリンも音は同じことをやってますが、再現部では、A線のほかに隣のEの解放弦も鳴らせという指示が追加になってますね。提示部とおんなじだと思って聴いてたら間違いだということですよね。
ボーっと聞き流さないで、意識して聴けばちゃんと解放弦の音聴こえます。ああ楽し。

その下の低弦が半音階で下がっていくところ、ベートーベンの延長なんかじゃないブラームスの世界ですよね・・この半音階感もしっかり感じ取りたい。。

おっさんになって、もう面白いこともないかと思いましたが、まだまだ・・
音楽細かく聴いてやる。。


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