マーラー 交響曲第6番の弦楽器詳細

マーラーの交響曲第6番の第1楽章第2主題は妻のアルマを描いているといわれることがあります。
でも、そう証言しているのがアルマ本人しかいないじゃないかという見方もあるんでしたっけ。
5番のアダージェットは裸な感じがしたけど、この人は宝飾品をいっぱいつけて着飾ってますね。きれいなだけでなくて頭がよくて強くて颯爽としていて優雅で・・・

ここもかなり凝っています。

絶えず木管が16分音符で宝飾品的なものを表現していると思うんですが、
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例えばここ、第1ヴァイオリンは素直に歌っていますが、オクターブ下の音は第2ヴァイオリン→一瞬休んでヴィオラ→第2ヴァイオリンと移動します。合間は宝飾品をやってる。。
この入れ替わり感が面白すぎ・・

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ここ、第2バイオリンが旋律をヴィオラに預けた後、宝飾品のターンを一回だけやって消えるんですよね。この1回、ボーとしてると聞こえません。楽譜見ちゃってから何とかこれを聴いてやろうとする癖がついてしまいました。


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その先も下の音が2つのパートを細かくいったりきたり・・

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さらにその先、基本的に木管が歌うんですが第2バイオリンとヴィオラがフォロー。
歌い終わりで第1バイオリンが颯爽と出てくるところ、スカッとしてかっこいいですよね。
これが・・

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初稿を見たらなかった。ヴィオラがひそかにやってるだけ。
マーラーが実際演奏してみて、このほうが面白い!と工夫した内容が今なわけで、そう思うと感動するし、きちんと聞き取り感じたい。
宝飾品も最初はただダーと流してたのをあっちこっち渡り歩くように変更してる・・・
ぼーっと聞き流したらもったいない。

旋律に金の輝きを載せてくれるチェレスタ・・・・これもよく見ると細かくトレモロさせるように微妙に変えてる。
楽譜で見るとわくわくするけど、ここのチェレスタて、近くの席に座らないと聞こえないですよね。
行ったときは2台でやってた時けどよく聞こえなかった。。



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この旋律のAの音に第2ヴァイオリンがファラジオレットをあてるところ・・・Aはアルマの頭文字か・・・

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初稿にはなかった。。
これは特別な音で響かせたい大事な音符なんだね。。

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