マーラー交響曲第2番「復活」5楽章の舞台裏バンダ

昨日のマーラー交響曲第1番冒頭の舞台裏トランペットで書きました、合唱を邪魔しないよう物音を立てずに席に帰ることという指示のあたりです。

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5楽章、復活の扉が開くみたいな・・・超神秘的場面。
オーケストラの中でフルートとピッコロが、舞台裏で複数のホルンと4本のトランペット(4本は反対方向から響けと書いてある)、ティンパニが演奏します。
ここは有名でしょう。若いマーラーの真骨頂というか・・
オペラの演出みたいですよね。
実演に行くと、この曲と3番なんかは体感、体験型交響曲という感じがします。
その後、こういう大がかりな演出じゃなく音楽そのもので聴かせるマーラーに変わっていった気がする。
音楽もオーケストレーションも深く、細かく・・
これだって音楽そのものではありますが・
まぁハンマーとかありますが、あれは見た目じゃなくて音そのものがほしかったんでしょう。

ここオーディオ的にも萌え場面ですよね。

この音楽が終わったところに書いてあるのが、静かに戻りましょうの指示。
これが始まる手前には、「演奏者の人数を減らすために、4本のトランペットのうち2本は本設オケの人間がやってもよい・・席を変わる時間は十分にある」という指示というか提案みたいなのが書いてあります
この辺は作曲家というより、歌劇場の芸術監督的なマーラーの指示という感じがして面白いですよね。
予算か人集めまで・・・そんなところまで面倒見てくれなくたって、この名曲はみんな演奏したいんだから・・・

もう一つこれ見てて面白いのは縦線は時間軸上の一致点を示す。みたいな注意書き。
揃えろってことですけど、やってる場所が舞台上と、舞台裏でまず全然違う。
客席までの音の到達時間が違うから、聴いて合わせたらだめという事でしょう。
今はカメラとモニターで舞台裏でもメイン指揮者の指揮を見られます。。指揮より早く出なきゃいけないんだろうけど。
で、むかしはどうしてたんだろう?
完璧主義者のマーラー。できないことは書かないはず。
ここがピシッとあった演奏を実現していたんでしょうね・・・

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