バルトークの自演を聴いて思った

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バルトークのピアノ協奏曲第2番、自作自演があったので聴いてみた。

SPですね。そりゃそうだ1938年の録音みたいです。初演から5年後。
昭和13年ですか・・
このころの録音技術がどんなものだったのかはよく知らないのですが、音的にはピアノだけを狙っていてオケはおまけ的に聴こえればラッキーみたいな感じ。
純粋な観賞用としてはあれなんでしょうが、逆にピアノだけ浮き出て聞こえるのが面白い。
ピアノが好きな人に言わせればいろいろあるんでしょうけれど、私の素直な感想は、すげー巧い・・・
自作自演にありがちなぶっきらぼうでクールすぎみたいなのもない。
こんなもの残してくれてありがとう。

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第2主題が歌ってる。

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ここもすごい・・
なんかこう・・疑似古代ギリシャ・・みたいな感じの音楽だと思ってるんだけど、その色を強く感じる。

終楽章のコーダみたいなところ・・ものすごく速い・・
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いつもは聞き逃してしまうけどこのあたりのピアノのうねりの中に第1楽章第1主題が隠されていることがはっきりわかる・・

色々面白いね・・

もう一つ思ったのはSPの盤が終わると一回音楽が途切れてしまう・・5分くらいなのかな・・
戦前のワルターとかCDも聴いたけど、うまく編集でつなげてあるのであまり意識したことがなかった。
SPってこんな感じで盤を変えて聴いていたんですね。
ワルターとか昔の指揮者が録音で全然リピートをしないのがなんとなく納得できたような・・


全然話が飛びます・・私は音楽再生で音の立体再生みたいなものに強い興味があります。
マーラーという作曲家(に限らず多かれ少なかれみんなか)の作品は何がどの位置で鳴るかということまで音楽の重要です。それを再生して感じたい・・
ということでモノラル時代にも素晴らしい演奏があるらしいことは知っているのですが、所有している音源の大半はステレオ録音です。
どのレーベルもだいたい1957年くらいからですか・・ストコフスキーのが1954年でしたっけ?

調べてみたら電気的なステレオ再生の技術についてはについては19世紀には発見されていたみたいですね。録音よりずっと前から電話みたいなのはあったんですよね・・
1881年電気博覧会の会場でオペラを中継する企画があり偶然に?そこでバイノーラルの原理が構成されていて聞いた人々を脅かせたなんて言う記述が見つかりました。
すごいよねーかなりびっくりしました。
ただ、それを記録し再生させる技術と商業化みたいなのには半世紀以上かかってしまったのか・・

モノラルでも、
歴史に名を遺す大作曲家の自作自演がいろいろ残っていて興味深いですよね。
自作自演っていうのは意外によくないもんだという話があります。
ラフマニノフが自分の曲だとどうしても控えめな演奏になる(ちょっと違うかも)みたいなことを言ったというのをどこかで読んだ気もします。
でもとりあえず面白いですよね。プロコフィエフとか動く映像も残ってて・・
蝋管によるブラームスの肉声とピアノ演奏っていうのも有名ですが、実際ほとんど聞こえないんですよね・・聴いてみたかった・・
一番聞いてみたいのはマーラー。
円盤式レコードの発明が1887年で蓄音機製造販売会社「グラモフォン」の設立が1895年だそうですから、時期的にはマーラーも間に合ったのかなぁ‥
まだ電気録音ではなくてラッパ録音だしまだオーケストラの録音なんて言うのは無理だったんだろうなぁ・・
ピアノロールも聞いたけどどやっぱりオケだよなぁ・・
きっと聴けないで憧れているからいいんでしょうね。



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