ラーメンと物理と音楽

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勤務先での休憩時間・・見上げれば桜・・・
予定が変更になり朝から時間が空いたので・・・ちょっと遠くの朝から整理券を配ってるようなラーメン屋さんに行ってきました。
ラーメン屋さんに並んだりするのは苦手なのですが・・何かいつもと違うことをしてみたくなったので・・
昼のラーメンのために平日の朝から人が並んでる・・みんな何やってんだ・・あ俺もか・・・
整理券のおかげで始まるとすぐに店に入れてもらえた。
店主が何かとても大切なものを大事な人に手渡すようにドンブリを渡してくれたのが印象的でした。人を引き付けるのはこういうところなんだろうなー・・

ずっと雑誌かTVか知らないけど並んでる人、食べてる人を撮っていました・・みんなへっちゃらでいたけどそういうものなのかな・・
全然関係ないけど以前NHKのドキュメンタリー番組の取材を受けたことがあります。一人でちっちゃなカメラを持ってるだけなんですね・・・顔出してもいいですかと言われて困りますとか言って・・どうせ使われないだろうと思っていたけど、オープニングが流れているところで数秒間だけ映してくれました・・妻が録画して騒いでた・・

なるほど麺は食べたことのないような食感ですごくおいしかった。スープが私には濃すぎてきつかったけど私の好みが薄すぎるだけかもしれない・・もう一度行ってみたいなぁ・・


ラーメン屋へ向かう途中FMでクラシックを聴いていたんですが最後の一曲がヨーゼフ・シュトラウスのワルツだという・・
ディナミーデン・・・
正直私はウインナワルツというのに疎くてほとんどよくわからず、ニューイヤーコンサートにも興味がないんです。
ヨーゼフシュトラウスがいっぱいいるらしいシュトラウスのうちの誰なのかもよくわからない・・・
ただナレーションの曲の説明にひかれた・・
工業舞踏会という所で初演され、曲名は「分子や原子が引き合う力」という意味だそうだ・・・
なんだそれ・・・ウインナワルツのイメージの対極じゃないか・・
物理系職業の端くれの俺としては聴かなきゃならないんじゃないのか・・・

Dynamiden

聴いてみると序奏にそれらしさがあるような気がしないでもないけれど、とてもいい感じのワルツだった。
別に分子の結合がリアルに描かれている様子はなかった・・あたりまえか・・
ニューイヤーコンサートでも取り上げられるような結構有名な曲らしい・・へー
この人はエンジニアをしていたのに訳があって作曲家となり、才能を発揮したのだそうだ・・すごいなぁ・・

こうなると思いださずにいられないのはエドガー・ヴァレーズのイオニザシオンである。
イオン化=電離を描いた曲・・・なのか・・30年前に雑誌で読んでその存在は知っていて、サイレンが楽器として扱われる・・みたいな知識とともにいつも頭の隅にはあった。
だけど一度も聴いたことがなかった・・
では聴いてみましょう
Edgard Varese - Ionisation

・・・あ・・
じゃなかった・・あれですね、
もっと前衛の変なのかと思ったけど結構ちゃんと音楽してるというか・・奏者はみんな真剣だしのってるよね・・・
演奏的にもこれ音楽として聴けるように仕上げるの結構難しいんじゃないのかなぁ・・
冷やかしで聴いたけど、実演で真剣で熱い演奏に立ち会ったりすれば感動する可能性もあるのかもしれないですね・・・
もしかしたら名曲なのかもね・・
この後に二番煎じみたいなのがいっぱい出ちゃったから変なイメージがまとわりついちゃってるだけで・・
とりあえずこれオーディオ名曲ですね・・結構面白いし難しいんじゃない?

オーディオといえばアンプなんか出力を直接スイッチングで成型して、フィードバックもとって負荷のインピーダンスがどう変化しても関係なく最適な波形がつねに出力されるように・・
みたいになっていかなくちゃいけないんじゃないの・・とか思うんですが・・
だいぶ前に出てき始めてそのまま終わっちゃいましたよね・・
大企業が超高級機で開発した技術が他社にも供給されて、大量に使われるから素子の値段もびっくりするほど下がって・・・
だんだん普及機にも降りてきて・・みたいな未来は・・

もう音楽を聴くという文化が片手のちっちゃいのかイヤホンで聴くという事になっちゃったから進まないでしょうね・・
オーディオなんてとこには開発費も回ってこないでしょう・・そもそも大会社の音響部門なんてとっくにないんだもんな・・・
大企業っていうのもなくなってくんだから・・
これからどうなっちゃうんだろう?

寂しいなんて思っているけど、
時代は進んでいるんでしょうね・・
私がついていけないだけで・・
ラーメンも濃い味のは苦手になってきちゃった・・


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