病は気から 自分で感じるマラ9 4

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マラ9についての続きです。

強い意思をもって突き進んできた2Aでしたが、突然ゆっくり・という指示の後
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ここで2Bを叫びながらまた停滞します・・
頑張ってみても思い道理にはならないのか・・
2Aによるガスみたいなものが相変わらず立ち上って暗黒空間ですね・・
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この暗黒粘着空間みたいな中でミュートをつけたトロンボーンとテューバ・・かなり印象的な響きで2Bを鳴らします。
死の国からやってきた何かみたいです・・
応答するホルンの第1主題も凍り付いていく・・
ノーマルのホルンとゲシュトプのホルンがリレーしていて・・
暖かいものが奪われてなくなってしまった・・

その後再び葬送行進曲みたいな鬱状態へ入ってゆきます・・
今この場の2Bはとてつもなくネガティブなのは誰の耳にも明らかです。

しかし、この曲内での2Bを死を起因とするネガティブの象徴・と決めつけてしまうのは安易すぎですよね・・・
この際2Bがどういうところでに鳴っているかを見てみましょうか・・この曲の結論みたいなコーダはとりあえずおいておいて・

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展開部に入ると再び序奏が・・でも暗転しており、辺りはネガティブ一色の暗黒空間です。
バスクラが暗黒の粘体みたいなのをやっていますね・・
ホルンがゲシュトップフトでなんか言ってるのは2Bです。
なんかはっきり言わずにうだうだ・・・という感じですね・・
ここもネガティブです・・その後鬱になっちゃうんだから。

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鬱を経てよみがえり、生きる喜びいっぱい!みたいなところ・・
同じくホルンが叫んでいるのも2Bです。
その手前から低弦も2Bを叫んでる。
こういうところも死の恐怖が乱舞しているなんて感じる人もいるんでしょうね。
私にはその対極に感じられ、この2Bはポジティブな叫びに聞こえます。

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展開部のおしまいにも生の喜び、人の愛、この世の美しさ、太陽の光!・・みたいな部分があります。
それが極みみたいに達して愛を叫んだ直後にハンマー級の衝撃が襲うわけですね。。

この部分、6番フィナーレの
展開部に入って暗黒地帯を抜け出し・・生の喜び、人の愛、この世の美しさ、太陽の光!・・1回目のハンマー
の部分を思い起こさせます・・

異様なほど明るいこの部分でも2Bが叫ばれています。
愛を叫ぶでもいいし・・歓喜の歌でもいいし・・なんだろ・・いいねーここ・・
この叫びは極めてポジティブです・・


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そもそも2Bが紹介される提示部第2主題の最後・・力を増してゆき・・・圧倒的な力をもって第1主題の再提示に突入していきますが
この部分も極めてポジティブですよね・・・

よくみるといつも上昇音型みたいなのが周りにいますね・・これも第2主題2Aです・・

同じ要素が死を呼んできそうな氷の悪魔みたいになったり、人生の絶頂で暖かい愛を叫んでいたり・・
これは何なんでしょうか?
思うんですが2Bは・・いえ2Aも含めて第2主題は主人公の心そのもの・・なのではないかと思うんです。

死にはしないまでも思わず「死にたい」と口に出してしまったことのある人もいるでしょう。
その1次的な原因は外部にあるはずですが、その後ネガティブな何かを変形増大させていたのは自分自身の心だった・・ということに気付いたことのある方もいるのではないでしょうか・・

喜ぶのも、自分を殺してしまうのも・・自分の心なんです・・
暗黒空間みたいなところでずっと草が茂るように第2主題の冒頭から派生したようなものが生えていたのも納得できます・・闇も自分の心の中にあるものなので・・
この曲は喜びも、苦しみも、困難も抱えながら進んで行く人生を描いている音楽だと思うんです・・・
伝説を聞きかじってすぐにに死が・・死が・・・とかいってこの曲を分かったようなことを言っちゃいがちですが、そんなのにマスキングされてちゃんと感じられていない部分が多くあると思うんです(私がですよ)・・

終曲の曲尾に死ぬように・・という指示があるのは間違いありません・・
あそこ、人が死んでいくのは明らかです・・
でも曲の冒頭から告別だ(解説に必ず書いてあるベートーベンの告別の引用だというあれ・・)
もう死ぬんだ・・みたいなのはちょっと違うんじゃないかと思うんですよね私は・・・
もちろん、そういう感じ方があったっていいのは当然なんですけど・・

なんか結論めいていますが、まだ全然終わりません。
いろんなところに注目したいと思います。

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