雷発生装置

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リヒャルト・シュトラウスのアルプス交響曲で雷の続きです。

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半音階的に下降する雷・・え?
この半音下がる感じを聴き取りたいんですけど、なかなかそう聞こえないんですよね・・音低いから?

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嵐の中を走って、滝を過ぎたあたり・・危険な瞬間・・というとこ
ここで2本のバステューバがハモリながら下降しています。
それがどうしたといわれそうですが、なかなか見ないでしょ?こういう楽譜・・
吹奏楽ならいくらでもあるんでしょうけど・・

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でクライマックス・・頭上で雷が炸裂するところ・・
ここ、変ロ短調主和音が炸裂して・・とよく見るとベースはFなんですね・・へー・・・
雷は勝手にクライマックスを迎えているけど、この人はまだ走っている最中だもんね・・
ベースのFで最中感が出てるなー

楽器指定にDonnermaschineというのがあります・・雷装置ですよ・・・
雷装置なんていうと大学の電気工学科にあるような高電圧放電試験設備

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かと思っちゃいますよね・・おもいませんか・・・

実際どんなものかというとこちら・・



これ、はまれば大変効果的だと思うんですが、一歩間違えると・・・

このアルプス交響曲は全体的にはアルプス見物をリアルに音で描きましたみたいな標題音楽なんだけど、
奏者も聴き手も音楽を真剣に掘り下げるような重い聴き方にこたえられる芸術作品でもある思うんですよね。
ウインドマシンとかドンナーマシンとかは一歩間違えると見せ物ショーになってしまう諸刃の剣だと思うんです。

チャイコフスキーの序曲1812年なんかスコアにCannonと書いてあって、大砲のおもちゃみたいなのを鳴らしたりすることがあるみたいですね。
あれだと演奏会というよりもうイベントという印象・・・
そういうのもあっていいと思うんですよ。初演もそんなだったらしいし。

マラ6のハンマーもこれに近い要素を持っていると思うんですけど、あれは見物音楽化したらいけない曲だと思うなぁ・・
なにつまんないこと言ってるんだという話ですね。


今日もとあるコンサートで隣の客がいつまでもでっかい声でしゃべっているので文句を言ってしまった。
クラシックじゃないんだからあれでいいのかな・・いいのかなぁ?
明日からまた頑張ろう。

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