香水と音楽

私は香水というものから最も縁遠いところにいる人間です。
おわり。
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おわりだと思っていましたが、先日香水というものについていろいろ教えてもらった。
作家の思想というかメッセージみたいなものが乗っていて受け手はそれを感じているらしいこと・・
国による個性のようなもの・・
細かな要素の組み合わせで全体ができていること・・
使う人も
いくつかの香りを組み合わせるとか
香りの時間的な変化を楽しむとか
変化を考慮して何か狙って・・時間差でつけるだっけ?
作法みたいなものもあったりするんだっけ?
もっとちゃんといろいろ教えてもらえた・・忘れちゃったんだけど。
そのときには香水って音楽みたいだな!奥が深いな。
と思い感動しました。
不得意な話なので詳細は忘れてしまったのですが・・
そんなことは一生知らないはずだった。
一時でもそんな話をして楽しませてくれた人ありがとう。



香水かお菓子みたいなラヴェルの亡き王女のためのパヴァーヌ
昔、よせばいいのに楽譜を買ってきて弾こうとした・・
その時驚いたのは・・

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ここにグロテスクな何かが隠されてるんですよね。

蒸留したかのような純粋で美しい音楽に見えますが・・・実は灰汁成分みたいなものを持ってるんですよね。

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オケ版も拾ってた。

最終部分、
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ピアノ版はffで、過去をたたえるように・・・もしかすると少し威張って見せているのかな?・・・という感じで終わるのに


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オケ版は自分の内側にしまい込むようにppへ収束していく・・

学生のころに書いたピアノ曲をその後オーケストレーションしたということだけど、この終結の変化はラヴェルの心を覗く入り口みたいですよね。

ラヴェルはオーケストレーションで楽器を原色(1本だけ裸で置くみたいなことでしょう)で使っちゃいけない。
いくつかの楽器を細心の注意を払って重ね、目的の音色を作る・・
みたいなことを言ってて気がします。
香水ってなんかそうやって作るんでしょ?

切なく美しいこの曲は、(私にとっては)いつまでも繰り返し聞いているような曲じゃないと思う。
曲集に入っていたりしても飛ばして次の曲に行ってしまう。
人生の中で何度か聞きたくなる時が来る・・という曲だと思う。
香水の人のおかげで久しぶりにこの曲を聴きました。
ありがとう。

ピアノは結局ちゃんと弾けるようになりませんでした。
そんなのばっかりだ。
弾けるわけないのに持っている楽譜が結構ある。
でも無駄なわけじゃない、楽譜を目で追いながら曲を聴いてみると今まで見えなかった世界が見えてくるという事が本当によくある。
それはまた珠玉の時間だから・・

香水は周りの人間に向けて発信するものなのかと思っていたんだけど、まず自分が楽しむというのもあるみたいだ。

香水の匂いに包まれるといつもと違う自分になれたりするのかな?
普段何とも思っていなかったものがよくみえるとか・・
普段は言えないあの人にいまなら言える・・とか
頭の中から離れない許せないあの事がどうでもよくなる・・・とか

飯食ってんのにみんな花の味になっちゃったりとかしないんだろうか・・

多分私は一生そういう世界には縁がないと思う。
自分はそんなことを口に出すのも想像するのもいけないんだという気がしてる。
考えてみるとちょっと悔しい。
だれがなんで決めたんだそんなの。

こんなこと書いてたら夢の中でこの曲を弾いてた・・
そばに誰かいたけどあれ誰だ。
弾ける訳ねーんだろみたいな結構否定的な奴だった・・俺かもな・・

外に出るとサンマを焼いているにおいが・・
さんま食いたいな。

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