なおらない

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車を買って一か月目ですが、早くもホイールの縁を・・
ちょっと写ってるでしょ?
1か月点検でディーラーに行き、リペアとかなんとか聞いてみたところサービスに回答させます・・
出てきた人は相変わらず話の前後もなくぶっきらぼうな「なおせない」・・・
静かにそうですかと答え、
洗車したはいいけど全然水吹きとれてない(今の時期すぐ水垢になっちゃうからそんなの全然まずいんですよ、これはその他いろんなことも詰めが適当なのが露呈してい・・)のも静かに「拭いてください」とお願いして帰ってきた。

他を当たればとも思うけど・・
車の傷なんてどんなに気になっても1年もたてば忘れちゃうからね。
ほっといたって死ぬわけじゃない。
本当の取り返しのつかないことじゃないんだから。
自分の名前彫ったようなもんだな。

ショルティー指揮シカゴ響のマーラーの7番には編集ミスというかなんだこれ的な箇所があります。


怪しい闇夜が続くこの曲の一つの見せ場、展開部後半で月明かりに照らされた美しい世界が展開するところ・・・
その登場を何度も予感させながら散々じらされて、やっと・・!というところのハープ。
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パソコンとYouTubeとかだとわかりにくいかもしれません。
編集のバランスなんかがおかしすぎ、音像定位もへったくれもなくその音だけが極端にクローズアップされて聴こえてしまう。
最初に買ったCDはひどかったけど、再発されたものはそこを何とかしようとした後が感じられます。
でもたぶん用意できるマスターみたいなところからだめなのか、不自然さは全然とれていない。
最初のグリッサンドは相変わらず不自然に直接向けられたマイクの音だけが巨大音量で聞こえてしまっている印象・・・
続くアルペジオは逆にハープ担当のマイクがoffされて別なので拾った遠くの音だけが聞こえる感じ・・・

視線をあえて平行にするとか交差させると紙に描かれた絵が立体になるというのがありますでしょう?すっと奥へ広がっていく・・
オーディオで音があんな感じに立体的になって見えるのを聴いているんですが、このミスは突然その中に全然関係のない平面が出てきちゃう感じ・・・
ものすごく興醒め・・

たぶんもうなおせないんだろうと思う。
この盤、この曲の大変な名演だと思うんですが、何でこうなっちゃったんだろう?
こちらもこの部分だけ、引いて聴く自動補正モードみたいなものが頭の中に構築されているのでいいけど・・

いまうちのパソコンのチープな環境でYoutubeで聴くとそういう不自然さはなく音楽的に自然に・・・
でもね、実際コンサートへ行ってみるとわかりますが、大オーケストラの中でハープがこんなに太くでかくくっきり聴こえるってのはちょっとありそうで無いんですよ・・
頑張って聴かせてくれますけどね・・なんかちょっとちがう・・
ステージに上がってハープ奏者の隣に座ればこう聴こえるのかな・・
録音マジックがここに現れてると思うんです。
現実を通り越してスコアを理想的に音化とこうなるかのなぁ・・
ダメだって言いたいんじゃない・。そこが面白いでしょう?という・・

もうひとつ・・




ブルーノ・ワルター指揮コロンビア響のブラームスの3番、88年頃発売の通称マックルーア盤・・この録音を担当したプロデューサーがトラックダウンしたという盤ですが聴いていますと、第1楽章・・・

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コーダの山場後半で第2バイオリンがビオラの位置に定位しています・・
対応配置みたいで面白いですがここだけなるのはおかしいですよね。
何でこうなっちゃったんだろう?
この次93年頃にでたSBM盤というのはここが修正されていたと思いますが、さらにその次99年頃にでたDSD盤はまたもとに戻っていました・・確か・・
オリジナルのマスターテープの下に子マスター孫マスターみたいなものがあるのかなと思うんですけど、なんかそういうのがここから見えそうですね。
マックルーア盤の音でミスのない・・はきっともう永久に聴くことができないんでしょうね・・

どちら盤も私は大好きで編集ミスくらいじゃびくともしないです。

ホイールどうしようかな・・
多分ほっとくな・・
他になおしたいこといっぱいだよな・・
ほっとくか?


Comment

こんばんは。
unagiさん、こんばんは。

ホイールの件、気持ち、すごくわかります。大した傷でなくても、ふと思い出してブルーになりますよね。僕も昔そうでした。最近は以前ほどではありませんが、それでも傷は気になります。とは言え、お節介なアドバイスをすれば、直すのはもったいないです。タイヤ・ホイールは消耗品、傷つくものと思って割り切りましょう。

ショルティの「夜の歌」聴いてみました。今、うちにはLPしかありませんが、ハープははっきりと右側手前に定位してます。グリッサンドはコンサートではあり得ないくらい強め(演奏意図としては適切かも。)ですが、その後のアルペジオを含め、場所はともかく、定位はさほど不自然ではないです。CD化する時にハープのトラックだけ位相を間違ったんでしょうか?今度、CD聴くチャンスあったら確認してみます。
Re: こんばんは。
ばけぺんさん、こんばんは

ホイール、正直に言いますとまだかなり気になっているんですが、時間が解決してくれるかなとも思います。
消耗品と考えるとかなり楽になりますね。
ありがとうございます。

そうですか、LPだと定位問題ないですか・・
もしかするとうちの再生系の問題でうちだけかも・・とちょっとビビっています。
でも、こんなお話をさせていただけて嬉しいです。
ちなみにひどいと思ったのは紙のBOXに入ったショルティのマーラー全集でした。
今聴いているのはその後の輸入盤だったかな黒いレコードの絵が描かれていたような・・
うちだけだったら恥ずかしいな・・

ありがとうございました。

  • 2017/09/03 21:13
  • unagi
  • URL
ハープ
unagiさん、こんにちは。

ショルティ/シカゴ響のCDボックスセット買ったので、この部分、CDで聴いてみました。結論から言うと我が家ではLPの再生とほぼ同じで、右側スピーカーの一番手前側からハープが聴こえます。チェロより手前側です。現実のオケ配置ではありえないハープの位置なので違和感があるのかも。位相がずれている感じはなかったです。比較にマゼールの演奏聴いてみたのですが、ハープの通常位置であるヴァイオリンの奥から聴こえてきました。編集の行き過ぎかと思いますが、ショルティは録音技師ときめ細かく編集チェックしてたみたいなので指揮者の意図には合っているのかなあと思います。
Re: ハープ
ばけぺんさん、こんにちは
あーすごい。ありがとうございます!
やっぱりそうなんですね。
家でもあれから何度か聞いているんですが、パープ弦楽器の前にかぶるような位置にいますね・・
定位もへったくれもない・・は言い過ぎだったかもしれません。
これはショルティも承知の音なんですね・・
デュトワの録音写真を見たらこんな感じで撮っていたので・・これもそうなんですね。
ジョン・カルショウの本を読んでいたら録音空間上にスコアというか作者の頭にあっただろう世界を再現することに本当に心を砕いていて感動しました・・
これもきっとそういう感じなんでしょうね・・
大太鼓の存在感がすごすぎなのも微笑ましいです。
ありがとうございました。
  • 2017/09/17 12:20
  • unagi
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