ブラック企業とピアノ

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今も愛用している電子ピアノ(19歳くらい)の話。
ピアノがちゃんと弾ける人から見れば私のは弾いてるうちに入らず、不愉快くらいかも。
でもそんなの知らない。弾いている間、じぶんはしあわせ。

成人式ですね。
20年前自分が何してたのかを思い出してみると、もう働いてました。
ブラック企業で。  そんな言葉なかったけど。
盆と正月はあったけどあとは基本全日出勤休みなし。寝ている以外は仕事。
テレビも見ないし、何に対する関心もなくなってしまい、
消費税が3から5%に上がったのも知りませんでした。
一度、社員の一人が監督署に知り合いがいるということで訴えるかという話になった・・その職員?から「それでその後どうなるかわかっていってるんですか?」(会社つぶしていいんですか?ということでしょ)と聞かれ、結局できなかった思い出。
普通に考えれば、そんなのやめちゃえばいいんですが、洗脳されるんですよね。
対応できないのは自分が悪い。
やめれば人に迷惑がかかる。そんなことはできるはずがない。。自分が悪いんだから・・・
と出口をふさいでしまうので、そのままどんどん行ってしまう・・・

まぁ、そんな苦労はみんなしてるよってはなしでしょうけど。。

人それぞれだし、余計なお世話ですが、
そういう状況の人に外の人が「そんな生活おかしいだろ、休みがないじゃないか!」みたいに強く言うのは危険ですよ。
普通に考えれば当然のありがたいアドバイスですが、病んじゃってるとダメージにしかなりません。
そんなこと本人が一番よくわかってんだから、それができず逃げ場がない時に「お前が間違ってるんだろ!なおせよ!」(と悪く解釈してしまう)と強く否定形で言われると次に思い浮かぶのは・・・
自分は自殺は思い浮かばず夜逃げしました。逃亡先で正気に戻ったので今があります。

で、そんな日々の中で奇跡的に一日休めそうな日があったんですね。寮にいると連れてかれて使われちゃうので朝から車でとりあえず逃げた。
そしたらピアノがどうしても弾きたくなったんですね。。それでたまたまあった楽器屋に入った。
そのまま車で寮に持ち帰って、1時間でも30分でも弾きたいと思ったの。
だから普通の据え置きの電子ピアノなんかじゃ困る。
ライブ用の持ち運びができるっていう電子ピアノがあったのでこれください!
「このスタンドは展示用のでこんなに汚いから取り寄せますよ」
「時間がないんです!これでいいから。。」
「?」
へんなのが来たなと思いつつ笑顔で対応してくれた。
なんかすごく値引いてくれてたような記憶があるけど、もうお金に対する執着心もマヒしていたので値引きなんてどうでもよく
5割増しですよとか言われても買いますと言ったと思う。

で・・・・・・・持って帰って弾いた記憶がないんだよな・・・・
でもこの記憶はある。
事務所へ行くと事務員の女性が笑顔で「聞いたよ、ピアノ弾けるんでしょ?」
すさんでたのでその一言がすごくうれしかった。
それで生きてられたのかも。

ブログを始めるとき、くだらないことは書かないと決めた。
もう崩れてきちゃった。。

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