マーラー交響曲第1番「巨人」の舞台裏トランペット

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マーラー 交響曲第1番 第1楽章序奏部
朝霧に包まれ、遠くのほうから軍隊ラッパが聞こえる・・
初めて聴いたとき、弦楽器のフラジオにもびっくりしましたが、伸ばしがAなのにクラリネットで出てくるファンファーレが変ロ長調主和音でぶつかってくるところに大変衝撃を受け虜になった記憶があります。
自然と人工的な音のぶつかりでしょうか・・
その後聴きなれちゃうとあの衝撃を感じなくなっていっちゃうんですよね・・・

続いて聴こえるトランペット、1・2番には“ものすごく遠くに置かれる、幅広く”?みたいなことが書いてある。
遅れて入る3番には“遠く”とだけ。
遠く感を出すため舞台裏で演奏されますが、注目したいのは1・2番と3番の指示の差で、後からの3番への指示を念押しとみれば3本とも同じ場所で吹けばいい。
でもマーラーの楽譜は深読みしまくらないといけないんじゃないか・・
1・2よりも3番は近いところにいる感かなんかが出てると感動すると思います。
2度ほど聞いた実演はいずれも3本同じところでやっていました。
録音の中にはそれぞれに差をつけているものがあった気がします。
愛聴盤はあんまり・・

終わると裏で吹いてた奏者が袖から入ってきてオケの定位置に座ります。
木の台の上を革靴で歩くからゴトゴト足音がしちゃってたことがあった。
周りが神秘的にやってるだけに台無し感が・・・
交響曲第2番のフィナーレのスコアには一時的に裏へ行ってやる奏者に対して「戻るときに足音で合唱の邪魔をしてはならない」みたいなことが書いてありますよね。
邪魔されたことがあったのかな?
僕だと譜面台倒しちゃったりして・・・・楽器のうまい人はそういうとこもすーっとうまくこなすんでしょうね。


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