最後の最後に救われればそれでもいいか

真っ暗闇は終わらないけれど今急にふっと緩むタイミングが来てる。
ちょっと出かけるなら今のうちだと一人一日中車で走ってきた。
落ちれば助からないどころか数日間くらい発見もされないんじゃないかというようなところを通り・・
だけどなんか散々だったというか今日は失敗だったかなと思いつつもういいかとか言いながら山を下りて高速に乗ろうとしていた。
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その最後の最後に古民家カフェを発見
ここに来るまでいろんな店に行ったけど人がいっぱいで入れないとか中の人と話ができたと思ったら今日は定休日だよといわれたとか、食ったはいいけど腹に違和感が来て焦るとか久しぶりに話ができたらと思ってたとこはお店つぶれちゃってたとか着いたら・・もういいか。
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変に山深いところで何時間もかかって走ってきたルートを戻らなくちゃならない可能性に遭遇したり・・一度ほんとにあったからそういうの。
だけど幸いそれはそうならず
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ここカフェといいつつ実態はオーナが自分のカレーを食べてもらいたくてしょうがないカレー屋さんらしかった。
営業中とはいえ明後日みたいな時間に甘いもん食おうと一人でやってきたおっさんをオーナーは快く迎えてくれた。
結構広いけど誰もいない店のこんな窓辺の席で
一人静かに
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ティラミス。
静かだと思ってたらいい感じの音楽をかけてくれて・・
腹壊してる病人なのにティラミスなんか食っていいのかと思いつつ美味しく食っちゃった。
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コーヒー飲めないから適当に頼んでみたチャイがまたおいしくてというよりこっちが主役だなという感じ。
なんかやたらにほっとするというか。
インドなんだろうけどなんかお香を連想してお寺のようなというか・・
昔通った幼稚園は寺が経営してたから時々寺へ行ったことを思い出したりして。
香りの記憶って40年以上たっても脳裏に焼き付いてるんだな。
あのころもうコンプレックス人生が始まってたけどまだ腐ってはいなかったよ。
店主も扉の向こうだし他に誰もいない中静かにいい音楽だけが流れてた。
あー、いいなーなんて声に出したりして。
食べ終わってからもしばらくゆっくりさせてもらう
全然だめだと思って終わるはずの一日がなんかすばらしくなっちゃって。
最近ちょっとまずいこと続きなので心を休めたいなんて思ってたところなのでまた・・

https://www.youtube.com/watch?v=w88EIjo7lmI
キリスト教徒じゃない私はよく知らないんだけれど教会での定例儀式上必要になるんだろうひとつ前にも書いたIn dulci jubiloというコラール前奏曲を多分いろんな作曲家が書いている。
ブクステフーデという人のも有名でこれも昔ラジオで聞いて知った。
この人現役当時ものすごい名手として遠くまで名を馳せていたらしく、あのバッハが技を教わるか盗みに行ったところ夢中になってしまいみたいな話が有名。
とても有名な作曲家ではあるけど学校の音楽室に肖像画が貼ってある系な人では・・
学校の音楽室なんて書いたら嫌な連想がばぁーっと出てきちゃって気分が下がっちゃった。

今年私はある大きな心配事を抱えた挙句それが病気のトリガにもなったんじゃないかと考えてる。
その心配が現実になって絶望的危機に瀕するとそれまであった悩みもコンプレックスも問題もみんなそれどころじゃないと目の前から消えちゃうのね。
まあそりゃそうか。
それでその危機感が若干やわらぎ心に少し明るいものが・・と思ったらどっか行ってた嫌なものや自己否定感がうわぁーっと帰ってきてまたまとわりついて・・
これがなくならないまま死ぬのは嫌だなんて思っているけどなかなか厳しい見通しも見えてきたりして。
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まあでも、
またこんな時間を時々得られるといいなと思う。
いいなじゃなくて自分で採りに行くのか。
オーナーは帰り際までカレーがなくてごめんねとか言ってた。
とにかくとっておきのカレーを食べさせたくて仕方がないんだなーと思って。
いいよね。これっというものを持ってる人は。
かなり遠いけど、いつか来ますよカレー食いに。

しばらくの間、ネタであってもいつか行って見ようなんて書く気もしなかった。
今普通に書いたから。

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かわいがったんだろうなと

この時翌日また直面する逃げ場のない問題が気分を押さえつけ暗かった。
でも周りには日が差し明るく穏やかで。
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馬頭観音がたくさん置かれたところにあったから初めは馬かなと思ったりもしたけど馬には見えないな犬かな?愛犬だろうか?
ほかの石碑に刻まれた年号から考えるとこれが彫られたのは江戸時代までさかのぼるかもしれない。
愛らしいこのお犬の像に愛情のようなものが強く感じられ、掘った人かそれを頼んだ人はこの犬をとてもかわいがった人なんじゃないだろうか?と思う。
お犬もきっと主に対して強い愛情を示していたんだろう。
両者ともこの世にいなくなって100年以上かもっと経っているんだろうけど、その愛情みたいなものは形になってここに残り、関係のない私にまで伝わった。
ここは小さな山の上、60年くらい前までは農耕馬による草競馬が行われていたと聞いた。たくさんの馬頭観音が集められていたりでっかい軍馬慰霊碑がたっていることとそこでつながるのかもしれない。
むかし近所のおばあさんにから聞いた戦時中男手がなくなって馬を手放した時の話を思い出す。
馬を家族としてどれだけ大切にしていたか、馬はそれにどう答えていたかという話で泣けた。
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若い親子連れが何組か虫取り網を振り回したり歓声を上げたり静かに歩いたり。
40年くらい前に自分も同じようにここへ来たことをまだ覚えていて、この時もそれを思い出していた。
が、そんなに明るい話ではなくて、私は親子親類兄弟関係も・・他人様に伝える話じゃないなと思いつつ、なぜそうなったかを言いたくて仕方がないのは誰かにわかってほしいという気持ちがあるからだろう。
だけど読んでくれる人は私の意図通りには受け取ってくれなのもわかるし不愉快を超えて人として許せないコメントが来たりするのでやめる。
それよりしばらくここにいる間に日の光に当たったからか先ほどのお犬のおかげか、気持ちが少しだけ強くなり、いいからやれやみたいな声が聞こえた気がしてた。

昔ラジオで聞いたJohann Ludwig Krebsという作曲家のIn dulci jubiloという曲が頭の中で流れ聴いてみたくなったのだけどyoutube上に見つけられなかった。
同じ題名のバッハのばっかり出てきちゃって

https://www.youtube.com/watch?v=UwVTFrboIDA
しょうがないからバッハの。
作風がバッハにそっくりなクレープスという人を大バッハはとてもかわいがったらしい。
ああそうかもなと思うけれど歴史上に記憶される芸術家というのはどこにもなかったものを生み出した人であるらしく、どんなに優れていても二番煎じと受け止められた人は低くみられ忘れられてしまう。
とはいえ今でも演奏されるから私も聴いたんだし・・

入院中も思ったけれど、最近朝起きてすぐ鏡をの中にいる目の下にクマができてた自分にかすかに記憶に残る祖母の顔をが重なる。
誰にも祖母は二人いるものだけど、朝に現れる祖母は私が幼いころになくなってしまったので思い出はそう多くない。
何度も会ったはずだけど話しかけられた覚えもないし自分も話しかけた覚えのない遠い人。
その感じは私の中にそのまま引き継がれているような気がしないでもない。
でも祖母のお葬式に同じような年のおばあさんがたくさん来ていたのを見てああ友達がたくさんいたんだなと思ったのを思い出した。
そう考えると私とは全く違う人なのかもしれな・・と何を書いても自虐ネタへつなげようとしてしまい
毎度のことだけど。

想定された最悪なシナリオで進行していた真っ暗い世界は・・の先は書けないけど
自分は誰にかわからないけれど見守られているのかもしれないと感じてる。
必要なことは自分で努力しますから、どうか死ぬまでに自分をけなすことを辞められますように。

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断腸の思いと適当にスルーする力

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仕事で重要な客人を囲んで食事をという声がかかる。
立場的に当然いかなければならないし、個人的にも是非というところ・・・
を断腸の思いで丁重に辞退する。
理由は、今私は物が食えないから。
普通なら許されない話だけど真面目に申し訳ない顔で今それで炎症を起こせば即入院で大きな迷惑をかけるからというようなことを訴える。
お前ものすごく痩せちまってるじゃないか普段なに食ってんだ?みたいな話が返ってくるのは、まあわかったという意味だと思う。
なに仕事してる人ぶってんだというとこでしょうけどそれより断腸の思いっていうけど、私いまほんとに腸に穴が開いてるしそのうち腸を切断してつなぐ手術を受けます。
リアル断腸。 
ふざけたことを言ってちゃいけませんし仕事どうすんだというのもあるけど、
の先は書けない。
ほんとはなんにも食べられないわけじゃないし、そんな中でも何がどこまで食えてどこへならいけるのかを追求し始めたりもしてるんだけど。

嫁さんがぼそっとある店の名前を漏らした。
ずっとどこにもいってないもんね、あそこなら病人でもなんとかなるものもあるかな・・
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小鳥が集まるのが嫁さんお気に入り。
餌を仕込んでないので鳥は全く来なかったけど。
机の上にはでっかいアクリル板。保健所の指導とか大変なんでしょうね。
事前に調べてあったイタリア風おじやというのを頼もうと思っていたけれど
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嫁さんにつられて看板メニューを頼んでしまう。
量軽いの知ってるから。
油で揚げたようなものもないし・・はいいけど問題は生野菜のサラダである。
再入院以降生野菜はずっと食べてない。
健康な時なら繊維質のものを食べた方がいいというか食べなくっちゃいけないと思う。
でも穴が開いてる人はそんなもん食ったら手術室送りなのであって
と言いつつ慎重に一口だけ食べてみる。すごくよくかんで
でもすぐにそれが患部をえぐってゆくのが自分でよくわかった。
以前ゴボウ系の具沢山スープを食べちゃった時にもこの感覚があり、よせばいいのに食べ続けその後・
やばいのですぐにやめる。
私には、無理だった。
残すのは悪いので嫁さんに食べてもらう。
関係ないけどあのパンすごくうまいんだよ。
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どうもコーヒー飲むと腹が痛くなる気がしているのでまたホットレモン。
なんか今回やけに薄い気がしたけどまあその方がいいくらいかな。
今ただの水も一気に飲むとあぶない。
わかってるけど不意に飲もうとしちゃったりして。
そこらじゅう罠だらけ。

https://www.youtube.com/watch?v=qjucvpxMDC8
ゴボウがやばいというのはなんとなくわかる感じで実際やばかったけど、わかめもやばい。
わかめ美味しいけど今は怖い。
らっきょうも怪しい気がしてる。
3枚しか食べてないはずのポテトチップスもやばい。
寿司か刺身が食べたいけど取り返しのつかないことになりそうでずっと食べてない。
先日カフェで食べたケーキは大丈夫だった。

今もう一つ言いたいことがあるけれどあえて飲み込む。
飲みこんじゃいけないだろスルーしろよそんなの。自分には一切入れずに掃き捨て・・
実際はちょっと失敗して中に入ってきちゃって喉の奥に髪の毛入っちゃってとれねーよみたいな不愉快さ。
そのうち消えるだろうこんなもん。

楽器吹くは手術終わって回復するまで無理かもしれない。
食べ物についての制約も続くけど、その中で何は食べても平気でどこへなら行けるか、
制約の中でどう楽しむかを追求したい・・・
とか言えるようになってきたかなちょっと。
身体以外の面でのこの先も全然油断はできないんだけど。

Tag:プロコフィエフ  Trackback:0 

どうしてあの人がってよく聞くけど

休みはまた病人らしく静かにしてるつもりだったけれど心のガス抜きが必要な気もして数か月前に開通した高速道路を走ってみようと思った。
走る以上はその先に用事を見つけたくて
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吉田のうどん。
きれいに盛り付けてあったけどうどんが見えないので出してみる。
通常なら迷わずかけうどん大というのを頼むところ腹に穴の開いた病人なのでまさかの小。
吉田のうどんの特徴である堅い餅みたいな歯ごたえが堪能できおいしいねこれ。
もっと素朴にみそ汁みたいなので出してくるお店もあるけどここは澄んだ出汁。肉は多分馬肉。
ほかに野菜とひき肉みたいなのが合わさっておいしい。
美味しいから穴あき病人なのに大にすればよかったかななんて考えながら。
そして多分これは腹に穴が開いてる人にも優しい食べ物。
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この後どこに行こうか考えると妥当な線として富士山を一周して帰る案が浮かぶ。青木ヶ原樹海を通って・・青木ヶ原・・
最近、前日だったか読んだ話を思い出す。
自殺って思いつめ覚悟を決めて行うものだというイメージがあるけれどそうじゃない。その芽を持ってる人だと笑顔で出かけこれから何かをするつもりであったはずなのにふっと引き込まれ自殺に至ってしま・・
自分がそうだという気はさらさらないけれど、なんか今日あそこへ行くのはよそうと思った。

やめると来た道を戻るか非常に大回りなルートか、せっかくだし行ってみよう
ちょっと走るとあるリニア実験線に併設された展示解説施設みたいなものに行ってみた。
電力会社がやってるような無料の展示施設のイメージで建物に入るといきなり切符売り場みたいなところのお姉さんにロックオンされ逃げられず。
この際だからとお金を払って入ってみれば
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どうせレプリカだろと思ったこれはまさかの引退した本物。
中へ入ってみると新幹線と比べかなり狭い。
開業してもほとんどの区間は地下か山岳トンネル、地上区間はコンクリートの蓋をされているので景色が見られる乗り物じゃない。
40分間の水平エレベーターみたいな感じか

私の就職活動はバブルがはじけてすぐ、さっそく氷河期なんて呼ばれてた思う。
日経なんとかという雑誌を毎月買いマニュアルとして企業訪問やOB訪問、礼状を出して・・
その時第一志望だった企業はリニア実験線に絡んでいたのを思い出した。私だから先端技術の開発なわけはなく設備的な面でだけど。
結構偉い人が単独で会ってくれていろいろ説明してくれる中で営業線が本当に開通するのかはわからないという人もいると言っていたのを思い出す。。
結局落ちてしまい関係もないけどあれから20年以上を経た今もまだ実験線段階か。
馬鹿にしてるんじゃなくてデカいスケールだなというか。
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時速500kmとかで走るので長さ40kmの実験線を往復するのも模型が往復してるかのような短時間で・・

就職活動は第一志望落ちて投げやりになり後はみんな落ちた。今考えるとそうでなくてもあの時の自分じゃどこにもうからないだろう。
逃げ込むように入った企業は夜逃げで終わった。
夜逃げというのは正常に暮らしている人間が使う言葉ではないけどそこの説明は省略。
決めたのは昼頃、それから決行の夜まで誰にも悟られてはいけないと思ったけれど私は笑いが止まらなくなってしまいずっと声を出して笑っていた。
あんまり笑うので周りの人間もつられて笑っていたのを覚えているけれど若干の?が浮かんでたと思う。
あんなに楽しそうだったやつが何で逃げるんだ?みたいな話もあったらしいけどそういうものかなとも思う。
よく自殺をした人に対しどうしてあの人が?なんていうけれど。
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すごい速さで通過するのを見たかったけれど毎回目の前で止まってしまう。
デモの人によると午前中はぶっ飛ばして通過していたそうだ。
なんか理由があってそういうモードの試験をしてるんだろう‥とか書いてると仕事を思い出すのでやめ。
液体ヘリウムで冷やした超伝導体を用いた実験というかデモンストレーションみたいなのを見る。
若い人が慣れた感じで誰にでもわかりやすい感じで説明するけれどよくある子供だましな的なうにゃうにゃな感じではなくちゃんと工学系でなんかバリバリやってる人という感じ。
意外に面白く、なんか来てよかったかな。

https://www.youtube.com/watch?v=sHsFIv8VA7w
最近寝落ちすることが多いのだけど目が覚めたらもう聴き飽きちゃった感のあるマーラーの2番が頭の中で鳴ってた。
考えてみると三途の川を渡っていく曲だな。
この曲非常に大掛かりなうえに様々な仕掛けがしてあって中学生くらいから始まって二十歳すぎくらいまでスコアを見ながら何度も何度も聴いた。
毎晩歌劇場でワーグナーを振ってた人が交響曲を書くとこうなるというこの曲、ワーグナーの楽劇のスコアをなんとなくめくっていくとマーラーのオリジナルだと思ってたようなアイディアやスコア上の景色が当たり前にそこにあるのね。なんだ・・そうなのか・・なんて今頃思ったり。
でもそこから始まってオリジナルを確立していく様子も見ることができるわけで
とこんなことを書いてるけど今こういうでかい音楽を腰を据えて聴こうという心境ではなく。
なんとなく頭の中で勝手にループしてるからそれを聴いてる。
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あたりまえだけど自殺なんて微塵も考えないしこの先破滅というのも受け入れるわけにいかない。
腹は何とか持ちこたえてくれてる。
思いつめて夜逃げしちゃってるようなのは間違いだけど、とりあえずめげないで。

Tag:マーラー交響曲第2番  Trackback:0 

ひどい事の前には静かないい時間が来る

入院中することもないからテレビをみると戦争系の映画をやっていて、みんな無慈悲に殺されていく展開の直前に置かれた静かでちょっといいシーンが印象的だった。
そういう対比は音楽にもあって表現の基本かもしれないけど、実際世の中悲惨なことと静かでいい時間は隣り合っていたりするものかもしれない。
そんな前置きとつなげるのもどうかと思うけれど私は今破滅もあり得る危機的状況なはずなのになぜか平日に自由な時間を得る。
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そしてここは家からはかなり遠いところにあるカフェの前。
嫁さんはいなくて自分一人。
ほかの人は知らないけど私に限ってはこういう店に一人で入っていいような人間じゃないと思ってる。
けど入る。
失敗だのみっともないだのと言われ自分でもそう思い込んで40年余、無駄な限定でどれだけ損してき・・そんなのいいからいつもと違うところで心に休んだと思わせたかった。
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2年くらい前に一度来たことがあるこの店、強く印象に残るものがあってまた来たいなんて思ってた。
入ると女性の一人客が二人。机は3つあるので私の場もあったし、とりあえず店主に向かい入れてもらえたらしいことを確認する。
注文時、店主からは不愛想というより私のことが嫌なのか腹を立ててるように見える表情と間合いみたいなのが返ってきた。
きました、宇宙人みたいな不愛想とか言って印象に残ってたけど予想よりすごかった。
この歳になれば悪気があるんじゃなくそういう人だというのもわかるし来たことがあって知ってるから腹も立たない・・ほんとはわかってるはずでもちょっとびっくりはした。
私は子供のころから人に虐げられてきたという意識が強すぎてそういうの過剰に読み取るところがあるんだけど、そういうのは感じなくて。
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そして広がりましたよ今日これからの私の世界が。
腹に穴が開いた病人なのでこの前の昼食は少量しか食べてない。腹に痛みはないしここのケーキはそんなにでかさで勝負じゃなかった気がするので巨砲とシナモンのケーキを頼んでみる。
巨砲が生だったらやばいなと思ったけど焼いてあったから。
コーヒー系を飲むとどうも腹が痛む気がしてるのでチャイに豆乳。
シロップは普通のとしょうがのシロップだそうだ。
まずなしで飲んで次に普通のを入れてそのあとしょうがの・・と思ってたけど適当に入れたら逆だった。
まあいいじゃない。
ショウガが引き締めてくれる感じでおいしかった。
ケーキも素朴でおいしい。
なにより、静かでいい時間が流れてることが私にはとてもいいよ。
平日だからかな。
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腹の病気のせいもあるし、どこか非日常的な空間でゆっくり休みたいと思ってきたのもあってゆっくり味わう。
一人のお客さんは帰り際店主と長く談笑してた。
店主も不愛想なんかじゃないなくいい感じで
後でレビューを見たら店主が不愛想すぎて不愉快だというのがたくさんあって笑う。
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短い時間にも日の位置が動いて窓の雰囲気が変わる・・・そこまで写ってないけど。
特に何を考えるでもない、ゆっくりしてもういいかと思ったところで帰ることにする。
会計時にまたあの不愛想が来てもいいように若干の心構えもしていたけれど、優しいトーンですごく丁寧に送ってくれた。
レビュー絶賛の山なのにひどい店、嫌な店主というのはほかにいくつも知ってる。
それよりこれから嫌ななことがあったらここへ来ようか
かなり遠いけど。

https://www.youtube.com/watch?v=yHy64Bg_hGs
これからとかあったらってもう終わったみたいだけど、まだなんにも解決していないし道筋すらついていない。
またこの先真っ暗闇。
でもせっかく忘れた今は考えない。
周りには葡萄畑が広がって、ブドウのついてるところもあった。
写真でもと思いかけたけどなんだか満足してそのまま帰る。

前日、最悪な状況を保留にしたまま終わっていることに引きずられてこの日もぐだぐだになりかねないところだった。
でもこの前に立ち寄ったところを含めこの日少し穏やかでいい気分になれた。
真っ暗な中にもこんな時間があったという事で。

Tag:ドビュッシー  Trackback:0 

死ぬ覚悟で

拍手コメントをくださった方、どうもありがとうございます。

朝から穏やかに青い空が広がっていた。
昔、何より大事なのは田んぼなので戦というのは稲刈りが終わってからやるもんだったと聞いた。
ちょうど今頃だろうか。
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話的にこの写真じゃないだろうと自分で思いながら。

この辺りにも戦国時代の小さな城跡がたくさんあってなんとなくプラプラ行ってみたりする。
城と言ってもノイシュバンシュタイン城みたいなものじゃなく小高い山や丘の上に空堀を掘ったり小屋みたいなやぐらを建てた軍事的要塞でしょう。
そのどれもがよそから来た巨大勢力の脅威にさらされ、僅かな時間であっという間にというところもあれば兵糧攻めにあいながらかなりの長期間持ちこたえたというものもあるけれどいずれも滅んでしまった。
どう考えても勝てるわけのない状況でも、逃げずに迎え撃つわけでしょう。
どんな心境であったんだろうか?
明日の夕日を見ることはできないなという晩には綺麗な月が出ていただろうし、いよいよという朝には綺麗に青い空が広がり、小さな花が咲いていたかもしれない。
静かに眺め、愛でたりしたかな?
今日、何を間違ったか庭にユリが開花してた。
別に私は今日死ぬわけじゃないけど。


https://www.youtube.com/watch?v=-nafeWFfQ1o

私の祖父は戦争で亡くなった。
有名な激戦地でどう考えても勝ち目のないことは誰の目にも明らかだったと思う。
銃を構え配置についたとき隣の人と互いに生き残った者が家族に自分の最後を伝える約束をしたという。
その約束が果たされたのは36年後だったか、祖父は夢枕に立って約束を果たしてくれと何度も言ったそうだ。
本当に命をなくす覚悟までした人に比べれば私の今のこんな・・

あるピークを迎え精神的に追い詰められる中でそんなことを考え、ここに書きなぐってた。

と過去形で書いてみたりもしたけれどやっぱり駄目だ。
希望が生まれたかと思うとすぐさまつぶされてしまう。
今、真っ暗である。
少し見えかけていた希望が経たれてしまったことについて、
俺のせいかな?
あんなこと考えてたからか・・等と考えてしまうけれどそれは無関係で間違いだ。
腹の痛みが教えてくる。
無駄に入り込んで勝手につぶれるなと。

祖父たちが交わした約束は絶望的な状況にあって唯一の最後の希望だったんじゃないか。
一人しかいなかった自分の子供もまだ2歳かそこらとかじゃなかったんだろうか。
その約束のおかげで、想像することもなかったかもしれない孫の私にまでその時のことが伝わった。
私はこんなですができるだけ長く生き延びなくちゃいけないのかもなと思う。
かもなじゃないよ。

Tag:ワーグナー  Trackback:0 

その後は知らない方がいいのか

・・今支配的な内容は書けないのですが
腹の幹部に刺すというか切るような痛みが瞬間的に走ることがある。
実際切れてるんだから不思議はないし医者も承知のことだけど、場所が場所だけに前世で切腹したんじゃないかなんて
思わないし自分の前世が武士であるというイメージは考えにくいな。
なんだよ前世って。
そんなふざけたことを言ってる場合じゃないし痛いそぶりなんか見せてるのもまずい。
幸い熱はない。
頼むから、なんとか持ちこたえてくれ。
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もう何年も前の季節は今頃。
牛がいる。
見ればわかるか。
昔、医者から胃が悪くなった時はひと肌に温めた牛乳を飲むと薄い粘膜を作って守ってくれると聞いた。
今時それは間違いですよみたいな話もあるのかもしれないし、今痛いのは胃じゃないけど傷を滑らかにカバーしていくイメージで飲むヨーグルトを飲んでみやりしている.
けれど穴が開いちゃってるところをふさいでまではくれないみたいだ。
当たり前か。
飲むとそこを通過していくのはわかるよ。

牛じゃなくて羊かヤギだった気もするけど都会でうつ病みたいになって山へ帰ってきたハイジはその後どうなったんだろうか?
ネットで何でもすぐ出てきて知ったような気になれるのが今の時代だけど
余計なことだった。
余計なことをしなかったという点で、作者はさすがだったのかなと思ってみたり。
そんなに言うほどハイジに思い入れもないけど。
そしてその余計なことは誰かにとっては大事だったりもするものだけど。
そういえばクラシック音楽にも第三者が続きを書いちゃった曲というのがあって、感謝したいものもあれば余計なことだ思うものもある。
いいかそんなこと。

https://www.youtube.com/watch?v=ouXpjfQM-ZI
先日から頭の中には暗い曲ばかりが流れているんだけど、
なんでかここには明るい曲を貼ろうと思った。

私の続編はどうなるんでしょうか
追い詰められたり不安に駆られるとこの先を知りたくなるけれど、
知らないからわずかながらでも希望が持てるのかもしれず。

Tag:ショパン  Trackback:0 

頼むからまだ来ないでくれ

非常に厳しい状態ながらまだ休日は確保されており、逃げ込めたことで心と体の安定再起を図る・・はずが
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朝からずっと腹に痛みが連続していて治まらない。
このまま熱が出ればもらってある緊急用の抗生剤を飲み病院へ電話をする。
多分すぐ来いと言われ血液検査ののち入院が決定、その後手術
その流れ自体はどうという事はないのだけれど、今別なところで絶対に抜けられないこのタイミングで3週間も連絡も取れない状況が続けば・・最終的には人生ごと破滅の恐れ。
一方、同じような痛みを感じた翌日の血液検査結果が極めて良好だったこともあり、炎症がなくても痛くなるのも知っている。
どうか後者であってくれと祈りつつ、おかゆを猫の餌くらいの量食べて早い時間に寝る。
途中目覚めることもなく翌朝、
痛い・・けど、たぶん後者じゃないかこれは。
よかった。
まだ見捨てられてなかった。

昔、大雨で近所の川が増水し堤防が崩れたことがあったけれどその原因は増水した水が削ったからではなく、押していた水が急に引いたからだと聞いた。
腹痛が来たのは休みに入って気持ちが緩んだせいだろうか?
じゃあずっと圧力を受け緊張していればいいかといえばそれも困る。
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このスープ、粉のやつだと5杯くらい飲める値段じゃないかと思うけど今弁当の類は一切食べられないんだからいいにして。
あとはこれまで腹痛にならないことで実績のあるシンプルなパンを一つ食べた。
コンビニのレジのお姉さんはすごく若く見えたけどこれを温めるためにふたを開けたことでいろいろと気を使って手を打ってくれた。
ありがとう。
私は・・の先を書きたくて仕方がないのは置いといて、人に良くされたと感じるとうれしいの前に意外という印象が来る。
ありがとう。
拍手ボタン押してくれる人もありがとう。

https://www.youtube.com/watch?v=4LkXsnEEQmE
暗い曲が頭に浮かんでいたけどあえて明るいこっちを貼ろうと思う。
ホロヴィッツのショパンは高校生のころに・・と書き始めれば過去のひどい経験がいかに今の自分を作っているかという話を書こうとしてしまう。この文章の別な複数個所でもそれにつなげようとしていたし、書こうとしてやめた別なネタもそこへ行きつく話だった。
元を絶たないと膿が出続けんのね。
もっと尖ったような音とルバートを連想しながら久しぶりに聴いたら意外にのどかで普通な3拍子じゃないかなんて思ったりしたけどきっとこれもホロヴィッツなんでしょうね・・どんな曲でもこの曲こういう世界だよ・・っと聴かせてくれる。
ホロヴィッツだなという最後が懐かしい。

腹はまだ怪しく痛い。
先生の言う自然に治ってゆく可能性は期待薄なのかもな。
そして、週が明ければまたまずい中へ出ていく。
どのような道筋がつくかまだ分からないけれど、手術が予定される12月ごろは全然抜けられない状況だと思う。
どうするの?なんて考えれば炎症しそうなので最後は自分優先だと言い聞かせつつ、今は考えない。
振り返れば恥辱で塗りつぶされているようなこの人生を、全部自分のせいだと思わなくていいことに気づいたときはもう遅かった。
せめてこの先、やはりそうだったと自分を貶めて終わることがないように、どうか力をください。

Tag:ショパン  Trackback:0 

矛盾ととうふ

ブログなんか書いてる場合じゃない状況は続いているどころかこの先の絶望的な展開が具体的に明示された。
単純に忙しいとか難しいという順方向的な内容ではなく誰かに変わってもらうとか待ってもらうことはできない。もしそうなったらどうなるかを書こうとすると腹が痛み出す。自分一人がどうなるかという問題ではないので。
まともに受け止めすぎると穴が開きっぱなしの内臓を炎症させ絶対にあってはいけないそこからの離脱になってしまうため、気を紛らわそうとブログに文書を書いては消すことを繰り返してもいる。
匿名ブログであっても詳細は書けないのでこんな訳のわかんない馬鹿みたいな書きようにしかならず。

別なことを書いてはみるのだけどどれも自殺とか夜逃げ、精神異常者とかが出てくる人前に出すのはちょっとどうかという内容になってしまい・・
何度か書き直しているうちに、この先もっとひどくなるのに今からつぶれたようなことを書いてどうするんだと思ったりもする。
まあそれもそうだな。
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こぎれいな写真を貼る気にはなれないなんて書いてたけど貼ってみる。
けどそこに何か文書を付ける気にはなれなかった。
こういう時に音楽を聴こうとは思えない。

https://www.youtube.com/watch?v=CWJddnQBrS8
と書いてあったけどなんか貼っとこうか。

豆腐を食った。
その柔らかい食感と嫌味がないのに深いような味にいつになく癒されたような気がした。
この前に音楽は人間に作るものだと意識するようになってから音楽は最も大事なものであると同時に最も嫌なものの象徴だみたいなことを書いて、私を癒してくれた豆腐も人の作ったものではないかみたいなネタを書こうとしてた。
くだらないのでやめてください。

今も腹に痛みを感じ、まずいなと思っている。
朝食後、使ったティッシュに赤いものがついているのが目に入る。
血?
ついにきたのか?
あイチゴジャムか

今となりで寝てる犬が走ってる。
夢の中でどこを走ってるんだろう?
そこに俺はいるかな?

Tag:スクリャービン  Trackback:0 

逃げる羽もなく、愛でる月もない

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この建物は昭和16年の航空写真に写っていて、その後増築され昭和21年の写真では数倍の大きさとなっている。間の写真がないのは戦争中だからだろう。
建物の角になる部分には塔のようなものがついて丸窓が付いたりとかそんな中でも意匠に凝ることをを意識してたのかなとか。
私が子供のころにはほとんどすべてが残っていたこの建物、かなり前にすべて解体されてしまったと思ってたのに
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一部の壁だけかもしれないけど保存してくれてあったのを知った。
ここは民間企業だったけれどその横にはかつて海軍工廠というのがあり、その広さはこの比ではなく街全体くらいの巨大さをもっていたらしい。
今でいうレーダーのようなものを開発製造していたらしく、そこで技官をしていたという人と昔話す機会が何度かあった。
・・もうちょっと続けるつもりだったけど
今正直ブログなんて書いてる場合じゃない状況にあります。
ありますがブログしかないので書こうとしたり
でも今起きてることをここに書くわけにはいかず。

https://www.youtube.com/watch?v=wXD287qa8Vo
間違っていなければこの曲は火の鳥の懇願
捕まっちゃった火の鳥が逃がしてくれと言ってるらしい。
ただ逃げるんじゃなくて困ったときにはこれをと羽を一枚置いてゆく・・そしてそれはその後・・

私も逃げたいけれど、代わりに差し出せる羽は持ち合わせない。
夜、犬と外に出るとたくさんの星がすごく明るく瞬いてるのを見た。
何時頃からか私は目が悪いのでほとんど星なんか見た記憶がないんだけど。
あんなにきれいに光ってくれるのなら、もしかするとまだいいことがあったりもするのかな
振り返ると山の向こうがやけに輝いてる。
月か・・
あの月の光を浴びると・・
と書いてはみたけれど
そんな都合のいい話にはならなかった。
あたりまえか。
今日また同じ方角を見上げると雲もないのに真っ暗なのね。
調べると今日は月の出が昨日より40分くらい遅れるらしく・・
でもいつまでたっても出てこないじゃない。
もうでてくれないのかな?

唯一の救いは今まだ腹が暴発していない事。
今までいろんなところにいられなくなり逃げてきた。
羽がないもんだからいつも立つ鳥跡を濁しまくり
今、どんなことになっても絶対に逃げるわけにいかない

ふと窓を見るとカーテンの隙間から変な形の月が見える。
俺だけ見えないわけじゃなかった。
あそこから何か言ってるような気もするけど読み取れない。
今後さらに厳しい状況になる。

まあ、死ぬわけじゃないから。

Tag:ストラヴィンスキー  Trackback:0 

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楽器ができるようになりたくて、全然ダメっぽいけど諦めないでレッスンに通っています。

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