下り坂のその先をまだみない。

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昔、あの山に登った。
いってみるとここから眺めて想像したのとは全然違う世界感で驚いた。

朝、目が覚めたはいいけれどまだ時間じゃない。
なんだもう少し寝ようよと思うけれど寝られない。
寝るのってこんなに苦しかったっけ?
歳を食って来たという事?

朝起きて眼鏡をしないままある細かいものをいじっていた。
なんとなく見にくいな、そうだ眼鏡・・・
かけた瞬間、一気に見えにくくなったその景色に混乱し驚く。
自然に対象物を顔から遠ざけたり、眼鏡をはずそうとしたり・・・
あ、これは今まで他人事としてみてきた老眼のしぐさではないだろうか?
2年くらい前に老眼じゃないかと検査をしてもらったときには、言いたい気持ちはわかるけれどあなたはまだ老眼ではないよと言われていた。
これは驚きもショックもなく、ああいよいよ来てるのかという感じ。
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小さい代わりにすごく安価なサービスステーキというのがあったはずなんだけど・・メニュー上にそれを見つけることができなかった。
安いからというより、あんまりでっかいのを食べたくないからという理由でそれを探したのは初めてかも・・歳のせいかな。
高くて小さいというのはあるけれどそれは損な気がして頼めないあたりが貧乏くさい。
取り放題のご飯も最初の一杯だけにしてあとは豆腐ばっかり食ってた。


https://www.youtube.com/watch?v=v7hFdGnwH1E
いきなり出てくるバスフルートが聴きものな気もするホルストの土星もいかにもSF宇宙世界みたいな音楽ですね。
でもテーマとしては天体としての土星というより「老い行く者」だから。
登り詰めて峠を超えるとそこには穏やかな世界があった・・と、ホルストのこの曲にドイツ音楽みたいな解釈を当てて聴くのはちょっと違うと思う。でも心地いいBGMみたいに聴くのは負けのような気もする。
作者はこの曲が気に入っていたとどこかで読んだ気がするけれどわかるような。
終わりの方で突然出てくるオルガンのペダルが結構好き。
好みとしてはとんでもない低い音域でドーッとか言っててほしい。
一度聞きに言った実演はそこがあんまりというよりほとんどオルガンは聞こえなかった。
けど別に間違いというわけじゃないんでしょう。
あのオルガンでものすごい低い音というか揺らぎに包まれたことも何度かあるあるホールだったから、あれは指揮者の解釈と指示によるものでしょう。
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最後の海王星に出てくるオルガンのペダルには使うストップの指示が書いてある。
けどこの曲のオルガンパートには何も書いてもない。
すべての弦楽器とユニゾンだし、馬鹿みたいに低い音を出すとオケと分離して変になっちゃうのも聞いたことがある。
やればいいというものでもないのか。
しかしごちゃごちゃ言ってないで沢山の演奏会に出かけていろいろな演奏を聴きまくるべきで、でないと人生損だ。
音楽は耳で聞くだけではなく現場で体感するものだと思う。
なのに私はいまだコンサートに行けませんみたいな拒否症が治らず。
頭のおかしいようなことばかり言ってると人生損ですね。
どうすれば治るかはわかっているけれどできるようにならず・・
最近いろんなことが人生の峠を越え、もう下り坂を下っていることを教えてくれる。
老いたとは違うと思う。人生中の位置というか段階というかを意識しろよという事でしょうね。
下りの工程がどのくらいあるのかはわからないし、終着地も見えない。
あの先を曲がるとそこに終着地が見えるんだろうか?
曲がってみてもまだまだ先の見えない景色が続く・・
であってほしい。
何にもできない私はこれで終わってしまったら本当に無価値で間抜けな人生であったことになってしまうから。
私はあきれるほどゆっくりでしか何かできないから。

まだサラダバーなんか珍しかったころからあって繁盛していた上のステーキ屋は、チェーン店から独立したのか名前が変わった以降も人気を得て繁盛してきたと思う。
でも先日は、時間が遅いとはいえやけに空いていた。メニューのいくつかは裏紙を貼り付けて消され、取り放題の品数も激減、その内容も・・
最近、駆逐するような大資本で安価にステーキを提供するみたいな店がいくつもできたからなぁ・・
ワーグナーがニーベルンゲンリングで作った巨大オケのフォーマットでマーラーは交響曲を書き、その後の作曲家もいくつかのさらに巨大なオーケストラのための曲を書いた・・ホルストの惑星もそこにあるといえばあるか・・でかいというだけでちょっと違うよとか言いたいところもあるけれど・・・しかし続いてきた拡大路線は収束し、逆に小型化の道をたどる。
なんでも繁栄、拡大していくとその後反転して収束し終焉へ向かう。
あでもあのお店は別に終息へ向かっているわけじゃないかもしれない。
ずっと頑張って人気店でいてほしい。

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いいから帰りますよ。
あ、はい。
あなたも長生きしてね。

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なんだおまえ?あ俺か。

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いこうよー
全然動かない。
狛犬みたいですよ。
あそこまで行って撫でてやったりすると動くかもしれない。
多分行こうとする素振りを見せるだけで大丈夫。
私がよそ事で頭がいっぱいなのがご不満なんでしょう。
散歩のときは私のことで頭いっぱいにしてよ・・
そうだね。

習い事へ行っているけれどなかなか上達しないとか、全く進めないという人もいるでしょう。スランプみたいなのもあると思う。
そうじゃなくてレッスンに通っているとどんどん下手になって行き、まがい成りにもできていたことが全くできなくなって行くと言う人はいるんだろうか?
そう他人事みたいに言えたらなといつも思うけれどどう考えても私本人がそのおかしな困った人なのだった。
ついに汚いと言われつつも何となく出ていた音を出すことすら出なくなってしまい、今は多分楽器をやったことがないしやる気がない人よりひどいと思う。
自分も困るけれど、教えている側の先生は立場がなくなっちゃって・・そりゃ厳しい言葉や意味が解りませんみたいな話になるよね。
申し訳ないなぁなんて思うとまた体が締まったりして。
DCDとかじゃなくてやっぱりほんとに頭がおかしいんじゃないのか?
病院に行ってみ・・ても治んないよこんなの。
神様に・・・だから神様はそういうのは受け付けてくれないから。

大丈夫、そうなるのはわかっていてそれでもやろうと思ったんだから。
これでこうしてみろという話をいただいてきたので、それでまた頑張ろう。
どんどん遠ざかって行ってもハレー彗星の軌道みたいにUターンして戻ってくるかもしれないじゃない。
いや戻るんだと信じてるから。
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ちっちゃくてかわいいね。
独り立ちして初めての1人暮らしか・・
若いっていいよね。
自分が小学校へ上がったのは1980年だからもう40年前か。
あの頃は私みたいなのは吊るされ罵られとやられたもんだ。
それはいいとして、
掃除の時間というのがあって、毎日これが流れていたのをふと思い出した。

https://www.youtube.com/watch?v=q9aK6eeXcfo
ベルリオーズなんて知るわけないしクラシック音楽というものも意識したことはなかったと思うけれど、40年たっても当時耳に焼き付いたいろんな細かいところが頭の中で鳴るのね。
結構好きだったのかな?
聴いていると懐かしく、あの頃の俺に会えたみたいだ。
戻ってやり直したいというのはないけれど、あの頃の自分に言ってあげたい。
お前大丈夫だし、それでいいんだよ。
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意外なのは先生の口からあなたは自分が悪いと思い込んで追い詰めているようですが、悪いのは道具であることが今はっきりしました・・道具ですから・・と指摘をされたこと。
先生は多分自分にも言い聞かせていたようにも聞こえた。
そりゃそうだよね何か理由がないと先生の立場もないもん。
私の頭は聞くと同時に道具じゃないお前はおかしいしできるようになんかならないよという声を上げる。
なんか住み着いてんだよな。
昔から、常に周囲からも自分からもお前は間違っていて駄目だと言いわれていると思い込んできた。
誰か一人くらいが肯定しないと取り返しがつかないことになりかねないから俺がその一人にならなくちゃ。
できるようになるに決まってるだろ。
恥ずかしくてかけないけれどほんとに驚きのいろんなことが全然できない人間。
酒も飲めなきゃ歌も歌えない。
まあいいよ、お前俺だろ?うまい飯でも食いに行こうよ。

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時間トンネル

雨の合間、峠のトンネルへ向かう国道をそれて旧道に入る。
雨に濡れた森は鮮やかとは違うけど
奇麗といえば奇麗。
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窓を開ければ沢の音が聞こえる。
雨に濡れた木々と天気のせいだろう鬱蒼としているともいえ、1人で歩いてとかだったら結構怖いかも。
先日はこの先路面の状況も悪く工事をしてるようだったので引き返した。
そこはしっかり治っているようで今日はどんどん進める。
でももう雨水が未舗装の路面を削って結構な溝を作っていた。
未舗装だとすぐこうなるのね・・水ってすごいな。
ハマると嫌だなとか思いそこを注視しながら・・
水は低いところに集まって砂を削る。
削られて低くなったところにはさらに水が集まって大きく砂を削ってゆく。
削られ谷となったところには・・
人はみんな一緒なはずとかいうけれど嘘だ。
弱いものは集中して削り取られ、そうでないものを守る役目を負っていると思う。
いまさら強くなったり高くなるのは難しいけれどいらんことに対して図々し・・
あれ、今向こうから歩いてきてた人は?
は?
突然嫁さん何言ってんの?
人が歩いてきてたよね?
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誰も来ねーよこんな天気のこんな所。
歩いてたよねえ?
・・・・・?・・下の駐車場に車はなかったし、バスで・・こんな天気で‥いやその前に人影なんてなかったから・・
帽子かぶってた人が・・
・・・・・
変なことを考えちゃいけない。
気を奮い立たせてしっかり前を向いて・・
ねえ歩いてたよねぇ!
もいいから・・
もうちょっと行くと目的地に到着。
かなり山深い。
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明治38年開通の天城トンネ・・
あの工事看板もうちょっと外したとこに置けばいいのに・・
まいいか。
晴れていればきっと気落ちのいい場所なんだろうここも。
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今はちょっと薄気味悪いというか、一人できたら確かに誰かを見ちゃいそうな気がする。
昔きいた行商の帰りに日の暮れたここをバイクで走ると森の中でなんか色のついた光が燃えていてるのをみたとかいう話を思い出したりして。
そりゃあ、こんなとこじゃそんなもんも出そうだな。

https://www.youtube.com/watch?v=qPVVnv1j4JM
なんか音量低すぎだけど・・
静まり返った自然、でも精霊たちは・・みたいな。
トーンクラスターみたいなのが出てくる中間部も面白いけれど美しくも不気味な主部、
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主役はピアノのほかに、この人の曲にはいつも出てくるグリッサンドするペダルティンパニのドロドロ世界でしょう。
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前来たときも照明あったっけ?
なかなかきれいじゃない。
バルトークは超絶技巧系な優れたピアニストでもあった。
若いころコンクールで1位を逃したが、その時の1位がバックハウス(2つ前の記事でベートヴェンを弾いている人)で・・という話が有名。それがちょうど1905年、明治38年だった。
自作自演の録音が残る作曲家と老いていたとはいえステレオ録音に間に合ったピアニスト、近代的、現代的な音楽とこの古めかしい石積みのトンネルポータル。
どうも音楽史上の出来事と日本の歴史には時差を感じるというか・・50年くらいずれているような印象があるというか・・
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振り向けば過去。
風が吹き抜けていた。
地下水の漏水で結構水滴が降ってくる。
トンネルの中まで雨が降ったみたいに。
二人しかいないのに足音が三人分聞こえたりとかそういうの来たらどうしようか・・
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始め妙な雰囲気に緊張していたことも忘れるくらいの距離感で結構歩いてきた。
入り口付近に誰か車で来たようで、トンネル自体が拡声器みたいになり些細な音や何だかぶつぶつ言ってる声がここまでよく聞こえてくる。
結構歩いて抜け出た先は別に何か面白いところなわけでもなかった。
そんな言い方ないか。

また長いトンネルを歩いて戻る。
声を出すと反響するのが面白く、馬鹿みたいにでっかい声を伸ばしてみたりして。
何年やっても私には腹式呼吸というのが実感的に理解できない。
理解しようとしていないのかもしれない。
偶然そうなったときに楽器の音が部屋に反響する具合うが全然違うと思った事はある。
あるけれどコントロールすることは・・いいかそれは今は。
この長いトンネルを抜けると、そういうことも含めて今までと違う私に代わっているんじゃないか・・
と思ったけれどそんな訳もなかった。
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ここへ来たのはもしかするともう15年ぶりくらい。
嫁さんになる前の嫁さんと一緒に。
明るく晴れた日で、休日だから人も結構いたような・・・
あれから自分が成長したとかいう実感もない。
でも思い出す価値のある思い出をくれてありがとう。
次に来るのはまた15年後かな?
時間の価値がどんどん変化しているから次の15年はあっという間に来るだろう。
生きて来られるだろうか?なんて書くとほんとに病気を呼んだりするからそろそろ言葉も気を付けないとね。
今とは違う、何かを持った私でここに来れますように。

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静かにちょっと幸せとかでいいか

この日昼飯を食いに行こうと嫁さんにどこの店に行こうか?と聞くと
好きなとこでいいよ・・
あ・・なんかまずかったか。
聞くと、いろいろなお店の名前を出してるのに空返事ばかりで少しも楽しそうじゃないじゃない・・だそうだ。
そうか、自分の心配事ばかり考えてるところに気乗りしない店の名を聞いてちゃんと答えていなかったかも。

こういう自分しか見えなくなってみたいなのをそのままにしておくとあとで取り返しがつかなくなったりしそうだ。
この日別なことも考えていて、意見が対立というか一致しなかったとき自分が折れた側なんて思ったとしたらそれは傲慢な大間違い。相手はその3倍くらい折れたつもりでいる。
と思った。
じゃあどうするかってのが本当の問題だし、そんなにうまくやれないだろうけど。

結局自分が地図上に見つけていいなと思っていた店。
だめじゃんか。
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発見してもしばらく来なかったのはレビューにあった近所のマダム、土日は予約必須の文字を見て何となく敬遠していたから。
子育てそのほか色々すごく大変だし孤独だったりとかするんでしょうね。こういうところでの息抜きは大切だよね。大騒ぎの女子会もママ友会も少しも文句はないしやるべきだと思う。
それとはまったく別に、私個人が飯を食ってるそばでギャーギャー叫ばれるのが変態的に苦手。
かつて飯を食いながら何があったかを思い出してみると・・・とかはいいから。
もう一つ、どうしても聞こえてしまう小さな子供についての話題や小さな子供の声や姿が・・もいいから。
地元の畑で撮れた野菜にこだわったみたいなお店はよくあるけれどコンセプト頼りで味も接客も・・・
こういう文句ばっかり言って何にもしないのはいかにもダメな時間と人生を無駄にしている人間みたいか。
客観的に一言でいえば、いじけた馬鹿というところでしょう。
ご飯屋さんくらい素直に行けるようになりましょうとそこへ行ってみた。

駐車場はいっぱいだけれど、女子会は一人一台で集まってくるので入ってみると思ったより席が埋まっていないことが多い・・とか思いつつ入るとちょうど何人もが出ていくところ。
それどころかすごくすいてる・・よかった遅い時間に来てみて。
素朴だけど丁寧にメニューの説明なんかをしてもらって気持ちもほぐれる。
メインが肉、鳥、魚と4種から選べる定食とあと一品何か限定のセットがあった。
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昔はとにかく肉くってりゃいいやだった私は最近美味しい魚というのを食ってみたいと思うようになってきた。
でヒラメのソテー。
カレイじゃなくてヒラメかぁみたいな。
ベターっと塗りつぶしちゃわないしょうゆベースの味付けがとてもおいしいかった。
ちょっと足りないかな?の寸前くらいなのがいいんでしょうね・・
丁寧に説明してくれたいろんな野菜もおいしいし、雑穀米もおいしい。
予想通り回ってきた嫁さんのトウモロコシご飯と豚の焼いたのもおいしい。
料理おいしい。
お客さんは背後に二人、あっちに4人。
結構な音量で話しているのに全然気にならないのは、自慢や人を攻撃する内容じゃないからか・・・なぜか自分もそういうのに過剰に反応する神経が停止していたかもしれない。
いろいろ心配したことはみんなはずれ・・
とてもいい時間で来てよかった。
こんなこともあるのね。


https://www.youtube.com/watch?v=QhvMzXRLgGY
この日は頭の中でトリスタンとイゾルデがループしていた。

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G線で絞るような声のヴァイオリンが高い音で叫ぶヴィオラの下へ入り、はいつくばって絞り出す声のような・・
マーラーが自分のスコアによく取り入れているけれど元ネタはこういうとこなのね。
この暗く苦しい叫びの直後に歌いだす木管には明るい日の光が当たる。
神が降臨するようすごい光じゃなくて、庭先に一時的に差した日の光みたいな・・洗濯物でもいいし・・でも長く続かない。
人生ってこういう感じですよね。
暗闇を這うような苦しい毎日でもわずかな光を頼りに生きてゆく・・
ずっと電球みたいに自分が発光してるような人もいるけど。
外れに当たると、人生ずっと外れなような気になるけどそんなことないのね。
時々いいこともあるんだから。
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ちょっとだけ青空。
窓の外はマンションが建っていたりしてよく見るような・・勤務先の周囲にそっくりな景色で・・
あんまり見ちゃうと心が休まらないというか・・
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嫁さんの機嫌も素直によかったと思う。
よかった。
ありがとう。
ごちそうさまでした。

Tag:ワーグナー  Trackback:0 comment:4 

風と天国と地べたの人

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あららそんなとこすわっちゃったらお尻濡れちゃうよ。
かえろうよー
この日、台風みたいな風が吹いてた。
動かないのはその風に当たるのが面白く、気持いいかららしい。
風にあおられた耳がパタパタして見てる方も面白いけど。

いつも散歩に行くとある家の前で立ち止まり高い庭を見上げる。わざと足音や鼻息を鳴らしてみたり・・
その家の犬が姿を見せなくなってもうかなり経つ。
あんなに狂ったように吠えあっていたけれど、ほんとは楽しかったのか。
あの犬もそうなのかもね、今はどこかから見ているでしょう。
風になってかまってくれたりしているかもしれない。
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風が渡ってゆく・・
なでられる稲もなんだか気持ちがよさそう。
風ってどこから来てどこへ行くんだろう・・
この日、先日寂れた商店街の路地裏に発見した天ぷら屋へ行った。
途中寂れた狭い路地で何気ない光景にふと目が釘付けになる・・・なんで?・・・どっかでみた?
雑居ビルのどうでもいいしなんでもないその景色は、40年くらい前に何度も見ていたものだった事を思い出すのに一瞬の時間がかかった。
その時その場にいた人間と一言二言会話をかわしたような記憶も戻ってきて・・
懐かしいとは違う、妙な衝撃を受ける。
多分別なところにあった20年ほど前に一度行ったんだと思う天ぷら屋は安価なのに山盛りで、あんな場所なのにお客さんが絶えないのはわかる気がするし何だかいい話を見たような気がした。
帰り道、もう一度あの景色を見てみると・・・もう何も来ない。
記憶の奥にしまわれていたものは、泡みたいに表へあがってくるとはじけて消えちゃうみたいだ。
もうこの世にいないある人間に対しての私の感情や考えは人前で口に出しちゃいけないというやつだと思う。
突然みせられたあの景色と記憶はどこか遠くから
お前そんなことばかりじゃなかっただろう?
と伝えてきたのかと考えてみたり。
とはいえそれで自分のなかの何かが変わるということもない。
そんなもんじゃないだろう。


https://www.youtube.com/watch?v=qvyMbMek4hM&t=1140s
ピアニストであったベートーベンにとってピアノソナタは特別な音楽だったはず。
その最後の曲の最後の楽章はジャズみたいなのが出てきて驚かされるとその後空へむかってゆっくり登り始め、
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風のように到達したそこはきっと天国なんじゃないかと思う。
その後に何か言ってるのを聞くと、ちゃんと自分というものを確立させてからでないとそこへは行けないような気もする。
自分は自分。

自分が不安や不満でつぶれそうになると誰かのせいにしたり貶めようとするのね。
多かれ少なかれ人ってそういうものなんだろう。
私がその対象にされたことも多々あったし、これからもあるんでしょう。
いろんな嫌な風にさらされなければならないと思う。
うちの犬みたいに、気持ちいいねーとかいって笑っていられたらいいよね。
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♪~

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いらんこと考えなくていいのに

なんとなくスーパーの弁当を買って帰ろうとしていた。
嫁さんも何も言わないのでそれでいいのかと思ってい・・
あるお店の前を通りかかったとき「やってるよ・・・」
あ、そうか・・こういうとこ行かなくちゃいけないよな今日は。
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一度来たことのおあるこのお店。
テレビのなかにいるような絵にかいたようなきれいな女性はオーナーだろうか?
女性による女性のためのお店という感じ・・
私がここに入っていいのかよくわからない。

注文を取りに来てくれた人もきれいな人、途中から来たもう一人の店員さんもきれいな人。
あえて美人をそろえるとかなのかもしれない。
またあほなことを書くと私は美人に対してもへんな被害妄想がありその内容は、
笑ってるけど腹の中で人を馬鹿にしてるんでしょう?
というもの。
いかにもうまうやってこれなくて歪んじゃったダメ人間というところですね。
そしてまた、こういうことを言う人間が嫌いでしょ?
前回来た時は水が出てこなくてなんか悪いこと言っちゃったから怒ってんのかな?なんて思ったりして。
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今日は出てきた。
ただの水までおしゃれだから。
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このピザとタコライスというのを頼んでまっていると、
オーナーさん?が、今ピザを焼いているけれど、タコライスでおんなじソースを使うから・・・
つまり味が被ってるからほかのにしたほうがいいですよとわざわざ教えに来てくれた。
メニューを見ているといろんな料理について解説してくれる。
それじゃあという事で
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昼間もパスタだったけどレモンと生ハムのパスタ。
あっさりしていながらコクもあるこれはおいしかったよ。

なんだか味のあるような分厚い本が置いてあって、インテリア的なネタかと思ったらちゃんと内容のある本らしかった。
嫁さんが面白いというので見ると恋の占いかなんからしい・・
私などには何のことかわからない。


https://www.youtube.com/watch?v=C3xnlW9Zkcg
ホルストの組曲惑星といえばそのまま宇宙のイメージもありますが、SFみたいに星を描いたんじゃなくて占星術がどうのこうのと・・なんでもいいけどいい曲でしょこれ。
昔は贅沢だけどオリジナリティーも面白みもないオーケストレーションだとか文句を感じたりもしたけれど、細かいことはどうでもよくなってみたら素直にいい曲だと思うようになった。
くだらないことに気を取られてこだわって、ぐちゃぐちゃいうのも損なのか・・
でも音楽は重箱の隅をつつくような聴き方も楽しいし、そうでなきゃもったいないし、私にとってはそういうことこそが音楽だと・・まいいよねそんなことは。

会社の取引銀行が発行するカードを見せると特典で
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これが一つついてきた。
おいしそうじゃない。
二人で一個をつつくのもいいよね。
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鹿の向こうにいるあのおっさんカップは以前来たときに出てきてくれたような覚えがある。
なんかあそこから、
お前それでいいから
と言ってるようにも思える。

そうだね。
嫁さんは行きたかった店に行けて喜んだみたいだ。
よかった。

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記念日と神様

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この日、記念日だった。
ドイツ・オーストリア系の音楽が好きだからそんなレストランに行ってみたいけど近くにはみつけられない。
ビールに絡めてドイツみたいなのには行けないし。
なんでどこもイタリアンばっかりなんだろう?
文句言ってないで見つけたイタリアンな店に行ってみた。
遅い時間に行ったからか駐車場には一台の車もなく、入ってみるとお店の人すらいなくてわらった。
呼び鈴みたいなのを押すと出てきてくれて丁寧に案内してくれた。
ミニじゃないちゃんとしたサラダの後、
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ハイジがタンスに隠してたパンこんなのだったよな・・
かぼちゃのスープ。
なんか牛乳感が強いななんて思った。
嫁さんは「粉のやつとは違うね・・」
そんな夫婦。
他に誰もいないのでとても静かでいい時間。
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選べるパスタは見たことないような・・のはなくてペスカトーレ。
おいしかった。
これムール貝?海の味がしたような気がした。
いつもあさりだから・・
デザートもついてゆっくりできた。
いいお店、また機会があれば来ようと思う。

記念日なのにこのままスーパー行って帰るってのもどうなのか・・
だけど外は分厚い雲に覆われた曇天。
特に思いつくものもないまま車で走っていると一瞬青空が見えた。
青空のある方へ走っていくと
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いつもの海辺の公園。
開いていた青空はすぐに閉じてしまった。
芝生の上には小さな子供の笑顔と歓声。
嫁さんと二人、何も言わないけれどにぎやかではない方へ歩いてゆく。
静かな浜辺というのはなくて巨大テトラポットが乱立している。
ふと目が留まったこれ
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新しくてつるつるな感じのテトラポットの中に
なぜか一つだけただれて折れて瀕死のようなものがいた。
なんだどうしたの?なにがあったの?
同じような人間がいっぱいいるのに、自分だけがひどい目にあっていると感じることがある。甘えからくる被害妄想でしかないこともあるだろうし、実際そうなっていることもあるだろう。
誰にでもあることなのかもしれないけれど、誰にも助けを求められないなかここに文字にはできないことを本気で考えたことが私にもある。
いよいよもうだめだというところでそうならなかったから今ブログを書いたりしているし
神様はいると感じていたりする。
そして、またあの状況に戻ってしまう事への恐怖心から、神様の存在を感じずにはいられないのかもしれない。
宗教とかそういう話じゃなくて。


https://www.youtube.com/watch?v=QhvMzXRLgGY
この音楽は神とかでは全然なくて人間のグダグダなんだと思うけど。
前奏曲と愛の死しか聴かないので楽劇の内容はよく知らない。
途切れることのない重くうねるような旋律には恋、愛、欲望、苦悩・・いろんなものが感じられ

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登り詰めた先に現れ絡み合うこの旋律には汚れのない純粋な愛を感じ・・・
私がこんなことを口に出せばみんな半笑いで馬鹿にすると思う。
ブログも同じかもしれないけどいいの。


この日は結婚記念日でした。
嫁さんのネックレスは普段しないもので、昔プレゼントしたものだと思う。
私のような人間に結婚記念日があるという事は奇跡のような状況なのであって、
神様の介在なしには実現しえなかったと思う。

Tag:ワーグナー  Trackback:0 comment:9 

花の咲くところと自分の居場所

天気が悪くても見栄えがするものといえば
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あじさいかなぁ。
ここへは観光客なんか来ないような小路を歩いてくるのだけど、登山道にもなっているらしく毎日登っているというおじさんがこの先にいいところがあるんだよ行ってみたらいいよと教えてくれた。
そこはかなり前から何度も来ていてよく知って・・なんて思っても顔に出さずありがとうと言えばおじさんも笑顔だ。
それでいいじゃない。
全部こんなだったら世の中心地よいのに。
なんでとげだらけな言葉の中に毎日いなくちゃなんないんだろ・
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散水と書いてあるのはカーブで車輪がきしむので水をまけという運転手への合図だと思う。
ここには鉄道写真な人が一人いた。
あなたの写真を邪魔するような位置に入っちゃいけないことはわかっていますよと言うのを動きで伝えて・・
一言二言話したけれどとても礼儀正しいいい人だった。
ああいう人もいるのね。
ねじれて生きてこなければ自分もでっかいカメラな人だったと思う。
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景色も一部だけ切り取るとなかなかなものに見えたりする。
人の言葉や心もいらんところばかり発見注視するのをやめて都合のいいように受け取ることができれば世の中心地よくなんのかな。そんな単純じゃないか。
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駅に近づくと、でっかいカメラな人がいっぱいだ。
何だかみんな楽しそう
誰にも何にも言われてないのに、ここにいてはいけないとかいう思いが走る。
いじけた子供か。
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何年か前から駅前の古い建物はおしゃれなカフェとかギャラリーみたいなのになって今風だ。
昔一度行ったときには入りやすくいいお店というイメージだったけれど今ははおしゃれ学生みたいなのがいっぱい目に入るようになった。
入ってみる?と嫁さんに聞いても困ったような顔をしているのは、俺があそこが嫌だという気持ちを出しまくってるんだろうな申し訳ない・・と思いながら。
坂を下りきると
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昔からのこんなコーヒーショップ。
ここでいいじゃん。ちがう、ここがいいじゃん。
中でお店人夫妻が暇そうにテレビを見ていた。
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丁寧に扱ってもらって、ケーキセットを頼めば
香りのいい紅茶。
お店の夫婦はまたテレビに見入ってる。
おしゃれ店とは違うけれどすごく落ち着きゆっくりできた。

https://www.youtube.com/watch?v=ILaTybKAcrI
箱根宮ノ下といえば、富士屋ホテル。
今なんだか改装中みたいだ。
かなり昔からあって著名人が来たらしく、案内板にはチャップリンの散歩道とか・・なんだっけ・・
写真館にはジョンレノンが来たとか・・なんだっけ・・・
私的にはプロコフィエフだ。
ここに来たかったというよりは、金を出してくれる人間がここにいると聞いて会いに来たくらいだったような。
芸者を揚げてもらって面白かったと言ったのは別なところだっけ
芸者が出てくるようなところに行ったことはないけれど、仕事がらみで横におねーちゃんが座るような飲み屋には何度か行った。
普通はそういうのは喜ぶもんなんだろうけれど私には苦痛な時間でしかない。
下戸のせいかと思っていたけれど飲めても駄目だったかもしれない。
ブログだからこんなことを平気で書いているけれど、リアルではちょっと頭のおかしい使えない人だ。
しかし全く何をやっても駄目ね・・
思えば子供の頃からみんなの楽しみになじめずいつも孤立していた。
そんな不具合品みたいな自分をばらされるのが嫌で、何時しか楽しそうな人を見ると人の集まりを予感すると逃げようとする頭になっていった。
偶然、いくつかの理由で17時以降の付き合いというのがほとんどない会社、部門、職種に入り込めたおかげで今日も真人間のふりをしていられる。
ほんとはそうじゃないのかもしれないけれど本人がそう思い込めることが大事だからいいの。
標準から見れば間違った不具合品でも、人としての自我を持っている以上人として生きていく。
残り時間を少しでも有意義に過ごせるよう。
立ち向かうところには立ち向かい・・・・その先は書けないか。
こんな人生だけど私は私が結構楽しいよ。

Tag:プロコフィエフ  Trackback:0 comment:7 

階段上る

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ほ、ほうきは食えませんよ・・

病的な自己否定感で腐っていましたが一転、頑張ろうと思うようになった。
と書いた次の日もう下降が始まる予感・・あほか。
私はどうも人の言葉を極端にとらえすぎるらしい。
難病ではない限り、人間ならだれでも息を吐くことができるだろう。
管に息を吹き込むこともできるはず。
私もできていた。
いま、できない・・・ほんとはちょっと違うけれど気持ちとしてはほとんどそんな感じ・・
人のちょっとした指示やアドバイスを極端に拡大注目して受けめとにかくそれを実現しようとしてしまうため、言った人の意図とは違う異常な状況を自分で作り出し繰り返してしまうようだ。
そして、そうではないと教えられそれをやめようとしてももう戻らない。
最近はそういうのに発達障害という言葉を被せて扱うようだけれど、ずっとこんなで生きてきた45歳はそれを聞いても全くしっくりこない上に謎の敵意が出てくる・・まああいいか、うまくいかなくても自分発見。
発見しないと手の打ちようも努力のしようもない。
問題はできない自分をどんどん責めてしまい、しまいには死んだほうがいいくらいまで思ってしまう事だ。
趣味くんだりで死にたいとは何だ馬鹿か?・・となるのが普通で正常でしょう。
自分でもそう思うけれどまたそこにこれまで生きてきてうまくいかなかったことの原因を重ねてみてしまう。
この極端な発想も発達障害の4文字で一括?
・・・とか朝書いて、また練習をして、またどんどん落ちて行っていたけれど
あることに気付いて今は安定している。
明日の朝またやってみてダメならまた落ちる・・
普通の人が一瞬でというか最初から分かって感じている当たり前のことに自分で気づくというか発見するのに何年もかかる。
人生宝さがし。

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なんだあれ?
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みんな途中まで行って引き返してくる中、一人階段状のステージ時に登ってゆく。
怖くないの?
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一段一段、踏みしめるように登っていく。
人生みたいですね。
私は怖くてそんなとこ行けません。

https://www.youtube.com/watch?v=8SHFRkbZPBE
プロコフィエフのヴァイオリン協奏曲第2番は演奏旅行で行ったスペインで着想したんだっけ?
フィナーレにはカスタネットが出てきたりしてその影響がみられるという話ですが、でも5拍子とか7拍子が出てくるあたりがやっぱりロシアの人という感じですね。
途中から現れる原始の踊りみたいな旋律はきっと技巧的な見せ場でもあるんだろうけど最後は低音とバストラだけを伴い一心不乱に神殿の階段を登っていくようなイメージがある。
中学生の頃この曲にハマって毎日毎日聴いた。
聴いただけじゃなくてヴァイオリンにあこがれて新聞広告に出ていた二幸通販のヴァイオリンを買った。
買ったはいいが松脂を弦に塗ることすらできずに終わった。
今考えれば、学校の音楽の先生がヴァイオリンをやっているらしいのは知っていたんだから教えてほしいといえばよかった・・
いえる訳ねーよそんなの。
今だって無理だろう。
物心ついたあたりから自分は人前に出てはいけないと思ってた。

以前、まちがってほんとにステージに立つようなところに入っちゃったことがあった。
ライトが当たったりして・・も少しもうれしくなかった。
場違いなところへ上がっても間違いは間違い。
自分がしたいのはそれじゃなかった。
ずっと、ステージ裏というか楽屋のそばのトイレみたいなところに隠れ生きてきた。
光は全く当たらないかわりに、落っこちて終わっちゃうことはない安全地帯。
そこにずっとといればいいんだけど、困ったことにここにいるのはおかしいという気持ちが出てきたりする。
それで階段に近づくと、みんなが楽しそうに上ってゆく階段がなぜか狭くて急でうらっ返しになって落っこちそうに・・
まあいいや。
俺はまだ落ちないぞ。
それから登ろうと思ってるよ。
よし、よかった。
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あいったいった、てっぺんまで。
ヤギって高いところが好きなんだって。
あの一匹はうっひゃーみたいに浮かれた感じで降りてきた。
楽しそうで何よりですね。

Tag:プロコフィエフ  Trackback:0 comment:3 

都合のいい話はない。

何があるわけでもけど来てみた。
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青空がちょっとだけ漏れ出ているようなのを見ると、あの向こうに神々の国というのがありそうな気もする。
私も神様を感じ導いてもらえたとか見守ってもらえていると思うことがあります。
でも調子に乗って都合のいいお願いをしたところでそんなものには一切答えてくれない。
当たり前か。
神様もう少し助けてくださいなんて思うこともあるけれど、それは甘えというものだろう。
神様じゃなくてリアルにいる人間に素直に助けを求めに行けばいいのかもしれない。
でも昔からそういうのがよくわからなかった。
そういえば今とおんなじ気持ちにあの時なっていた・・
バタバタ暴れていてもここから出られるわけじゃない。
覚悟を決めて、受け入れて、でも諦めないでめげないで
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謎の漂着船みたいだな。
開発されたほかの湖と違い護岸も建物も何にもないからちょっと神秘的だ。
人がいないことが何よりかも。
それはお前が人とうまくやれないだけだろう。
あそうですか。
人とうまくやれないのは自分が自分を人として認められないからだと思う。

https://www.youtube.com/watch?v=_Vv-s0LR6zg
パルジファルをちゃんと見たことはないので細かい筋は知らない。
けれど冒頭から後光がさしたような世界で、神様のいる世界が遠くに見えるような気はする。
ワーグナーは間違いなく優れた芸術家であったわけだけど、いろいろ読んでると単純にそんな枠に収まっている人ではなかった。
彼に限ったことではないんだろうけれど、反ユダヤ主義みたいなのを掲げて講演をしたり論文を書いたりしたという。
そしてなんとなく忘れられないのはどこで読んだか、あれほど蔑み愚弄したユダヤの血が自分にも流れている可能性にワーグナー自身が気付いていたという話だ。

そんな話には全く関係なく流れてくれるこの音楽が私は好き。
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静かだなぁ・・
なんて思ってたら人の声がする。
ボートの乗り方を教えるおっさんと習う女性。
あれも習い事かぁ・・
俺はあれをやってみても
なんでそうなんですか!
とかなっちゃうんだろうなぁ。
なんでここまで来てそんなこと考えてんだ。

ある所で人だかりができていた。
誰もいなくなってから行ってみると壁の裏というか中で鳥が大騒ぎしている声が聞こえる。
どうも幼鳥がはまってしまったが誰も助けてやれないような位置だあるようだ。
その鳥のその後を確認したわけではないけれど想像通りではないかと思う。
鳥だって未来に希望を持ったりするんだろう。
空にはばたく前に絶えてしまう命もある。
俺はこの世に何しに出てきたんだろう?なんて思ったこともあるけれど、
理由なんかなくたって生きてられればそれで儲けものだ。
嫌な事や虚しいことがあるのも生きているからだろう。
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この時すごく暑かった。
暑くてべたべたでちょっと不快なくらいだった。
ここはまだリアル地上だ。
私はまだ地上で生きてていいみたいだ。
青空みたいな気持ちになる日は遠い気もする。
都合のいい奇跡なんかあるわけない。
めげずに諦めずに。

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