おまけと虚しさと人生

20年くらい前、ネット上でいろんな人と交流しているうちに誰とも話さず劣等感の塊みたいな現実の自分よりネット上にいるunagiさんの存在感が勝ってしまったことがあった。自分本体がそれに嫉妬したりして、まあ一種の病気だろう。
気が付けば今またそうなっちゃってるのか拍手の数がガクッと下がったりすると自分の人格をが世の中から否定されたような気分になっ・・ちょっと異常でまずいな。話し相手が自分のブログとか依存しすぎ。
おまえそれ違うだろ・・と、また誰かが教えてくれてる気がする。
そんなこと考えながらどっかほっつき歩いてたら
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生まれてこの方そういうのみじんもない人間でごめんなさい。
刺さるこれ・・こういうのが目に入るの偶然じゃない気もする。

今どうすればいいかはわからない・・楽器?・・は今地道にやってるからいいじゃない。
どっか人のいる場に出ればいいんでしょうけど楽器は順番間違えて失敗したのを忘れちゃいけないだろう。
他に、呼んでくれる人はいっぱいいたけど・・酒の場と人間が嫌で逃げたでしょ。無理していけばまた始まるでしょ病気が。
じゃ何か他の・・DCD・・はいはい分かった。
楽器は頑張るとして、もう一つ何かを見つけて取り組まなくちゃいけないのかなぁ・・
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大草原と小さな犬。
老化と暑さで散歩に出かけてもまともに歩こうとしないから普段行かないやぶの中を歩いてみるとはりきっちゃって・・
そういえば悩み事真剣に話したの犬と猫だけだ。
驚くほど真剣に答えてくれたりして。
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この時うちのボンタンも咲きそうだった。
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この後パスタ屋に行った。
かなり前に一度来たことがある。
その時は食えればいいやくらいであんまり覚えもない。
ブログのいいところはただ食えればいいだけだった飯屋が鑑賞の対象みたいになることで、いいこともあるよね。
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ランチは+150円くらいでサラダとスープと飲み物が。
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お客さんでいっぱい。
ここも仲のいい女友達が集まって・・みたいになってた。
10年くらい前に屋台で始めた店が今ここまで来ました的な写真と説明が貼ってあった。
いいね・・人生頑張って生きてるなぁ・・・
私は惰性でここまで来ちまったけど。
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若鳥のジェノベーゼだったっけ。
バジルと聞いてパクチーを思い出したりめちゃくちゃだ。

このお店に最初にきたのは勤務先の取引銀行がくれるカードを提示すると特典がありますみたいな企画の加盟店だったからだ。
カード見せてもはぁ?とか固まった後ああそれは夜しか‥なんて言われることもある。
そもそもめんどくさいので私は嫌い。
どこでも聴かれるTSUTAYAのカードというのも持ってない。
30年前のレコード屋のポイントカードから始まってポイントがたまって何かもらったってのはほんとに数えるほどしかないなぁ・・
何時もたまる前に無効になっちゃったりどっか行っちゃったり・・電子マネーなんかのほっといてもたまるものがたまるくらい。
秋葉原にあった石丸電気3号館は毎回ポイントじゃなくて無期限の割引券をくれるのでお得感が高かった。

嫁さんはこういうのがあるとわかれば使いたいんでしょうね。
ここは前来たときはバニラアイスを笑顔でだしてもらった覚えがあった。
でこの日は
バニラアイス1でよろしいでしょうか?
よろしくないです2ですとかいえるんだろうか?
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二人でも1なんでしょうまあそりゃそうだ。
でもよく見れば2玉入っていて、嫁さんは取り出して自分の飲み物の上に浮かべてた。
逆にほのぼのする。
美味しかったし、ありがとう。

ワーグナーの楽劇は、魅力的な音楽が切り取られ単独でコンサートのステージに乗ることがよくあります。
当時からそういうものだったらしく、例えば全く未解決な不協和音で劇へ入ってゆくパルジファル前奏曲はそのままでは上演できないのでワーグナー自身が安定した形で終止する演奏会用エンディングというのを作曲している。
ニュルンベルクのマイスタージンガー前奏曲というのがあって昔よく聴きましたがこれも楽劇ではこれも明確な終止を取らず第一幕へそのまま雪崩こんでいく。
この曲にも単独演奏用の独立したスコアがあるのでそのおしまいを見ると
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最後の2小節は単独演奏用に用意されたもので楽劇ではもう第1幕の最初の場面へ突入している。
これもワーグナーの手による編曲だと思うのだけど、書く前に読んどこうと思った裏付け的な記述がどこにも見つけられなかった。
コンサートでこの曲を演奏するならこの楽譜の通り演奏されればいいのだろうけどそれじゃ終われない人もいるみたいで、
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オペラのエンディングでは前奏曲のコーダがそのまま再現され強い整合性をとっているのだけど、その最後には3小節の堂々たる終止が置かれている。
これを取ってこのまま演奏する人もいるようだ。
同じなようでも前奏曲にはない合唱がいるし、派手なトランペットが鳴っている。なにより音楽のみを10分程度聴いてきたのと、巨大なオペラを体感してきたこの場面では聴き手の心理的状況は大きく異なるはずだ。
前奏曲の終結がオペラの最後に比べ一小節少なく若干遠慮したような形になっていることには大きな説得力があると思う。
でもそこに納得いかない人もいるんでしょうね。
どちらが正しいかではなく両方楽しめばいいと思う。

https://www.youtube.com/watch?v=8lklpz-ipBE
私が初めて聴いて刷り込まれたのは単独演奏版、+2小節のほう。

おまけに絡めて書いたはいいけど、有名な曲なので聴く人はこんなことは知っているだろうし聴かない人はそもそも・・
こんなもん書いてて何が楽しいの?という声がずっと聞こえ放棄しかけたこの記事。
他人に見せられないような話につながっちゃって延々書いていたのを削除して公開。
この曲とても肯定的で強い推進力みたいなものを持ってるのね。
こんな人にはなれないけどこんな気分を持てるようになりたい。
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窓の外には氷・・・
もうそんな時期か。

子供の頃車にひかれかけたことやその後自分が車で人を巻き込む事故を起こしそこなったこと思い出すと、そこで終わっていたはずの私の今はおまけみたいなもんだといえなくもない・・のか。
本気でおまけだと思えたらなんでも楽しいしありがたく思えるかもしれない。
そんなの無理だけど。

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これは今日。
ボンタンの花が開こうというところ。
同じ樹の中にももう咲き終わっちゃって実の赤ちゃんを持っているグループや、まだ全然咲かずこれから魅せるよという感じの集団など色々いる。
私もまだこれから何かできるかなぁ?
何かしてから死にたいなぁ・・
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これジャガイモの花かな?
きれいですね。
庭の樹撤去して自分の好きなものを育てるか・・は今いる木が不憫でできないなぁ。
ぶどうの苗買ってくるは嫁さんも一致して盛り上がってるけどまだ着手してません。
とりあえず草をいくつか抜いてきた。
楽器の練習もいってきた。
ダメ元で削ってみたリードが鳴るようになってて驚いた。
ちょっといいこともあるから。

Tag:ワーグナー  Trackback:0 comment:5 

みかん街道

地図上にたまたま見つけたお店に行ってみた。
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メインを頼むと飲み物とサラダのほか数点のおかずみたいなのが取り放題というお店。
よく見れば価格に見合うような感じでそんなに品数もないのかもしれないけど、空間を広く取ったり容器や置き方なんかの工夫で1ランクくらい上に見せる。
いいじゃない。
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ニトリの2階で飯食ってるみたいな感じ。
ソファーはお茶にはいいけど飯は食えないよね。
土日は時間制限を設定しますみたいな張り紙があったから結構混むようだ。
子供の遊び場が作ってあって若い家族もターゲットなんだろう。
この時は空いてた。
最近どんな店でも静かなら素晴らしい店に見えるようになってきちゃった。
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ステーキがあったから。
スープは冷製。ちいさーっと思ったけれど取り放題と合わせるのでこれで十分。
味も馬鹿にしたもんじゃなかったよ。
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アイスティーにちょっとリンゴジュースを入れて‥とかいい歳したおっさんがあほか。

お店の前の道は昔の東海道。
ずっと進むと
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こんな感じになって。
街道沿いにあった昔からの建物のが今も残っているんだと思う。
その先はコンクリート舗装で離合もできない農業用道路を登ってゆく。
両脇はみかんとビワの果樹園。
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ふと開けるとこんな光景。
鉄道、国道、高速道路が絡み合っちゃって難所だ。
台風のでっかい波がみんなさらっちゃってる動画を見た。
そのせいであそこにあったうどん屋は閉店してしまった。
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振り向けば富士山。
ここ東海道だったはずだし、大名行列とか
象が江戸まで歩いたとか天皇が江戸へとかみんなここからあの富士山を見たのかなぁ・・
実際は船で沖をスーッと通過とかだったりして。
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これみかん・・みかんじゃないのか・・なんとか柑?
ちょうど花の時期で、ものすごくいいにおいがしていた。
でも実がついてるっておかしいですよね。
この畑は放棄されてるのかな?
子供のころ、果物といえばみかん。こたつといえばみかん。汽車旅のお供にみかん。ジュースといえばみかん。田舎から送られてくるものといえば・・・みかんだらけだったけど、気が付けばみかんの存在感が著しく低下しているような気がしないでもない。

未完といえばマーラーの交響曲第10番
嫁が浮気しやがったという自伝的発想で書かれているわけだけど、生まれかけているこの作品はもうそんな個人的事情をはるかに超えた普遍的なものになっていると思う。
言ってもしょうがないのはわかっているけど完成稿を聴きたかった。

https://www.youtube.com/watch?v=q-ziJ36BDMs
その第5楽章は

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筋書が完成しているだけでオーケストレーションや細部は未着手。
暗黒の泥沼みたいなところから聞こえるうめき声はやがて一本の笛になる・・
スケッチにはフルートの指定がすでにあって後年の補筆者が勝手に決めたものではない。
訴えるような笛は明らかに嫁さんを歌っている・・
それより未完に終わり暫定仮組みたいな形で演奏されるこの曲だけど、このフルートソロはマーラーの書いたどのフルートソロより、というか思いつくフルートソロの中でも最も美しいものじゃないかと思ったりする。
続きにもVl pppと楽器音色のイメージが確定してる。ひそかな声で歌う二つの声部が寄り添うようにというよりちょっとぶつかりながら絡み合う様子は何だか生々しいというか・・この辺り感動的なんだよなぁ・・
それだけ。

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その先にさった峠。
天気いまいちだけどまあいいよ。
昔よくカレンダーとかによくここからの写真が載ってましたよね。
高速道路も含め、日本の象徴みたいで。
明治になって京都から江戸へ向けて天皇がここを通過したときは鉄道なんかあるわけなかった。
下に見えているあの鉄道が開通したのは明治22年。
何にもないところからの22年は驚異的なスピードなんじゃないかとも思う。
この国をこれからどうすべきなのかみたいなビジョンと強い意志をもって頑張ってたんでしょう?
今だってみんな頑張ってんだろうけど、この国これからどこをめざすの?がいまいち描けてないでしょみんな・・あちがう?
その年マーラーはすでに歌劇場指揮者として成功し名を挙げていたみたいだ。
作曲家としては交響曲第1番・・ではないその前段階の別な曲を初演したところ・・
マーラーってどうも作品の近代的な内容や弟子の録音がステレオで残ったりしていることから大正の終わりから昭和の初めの人くらいのイメージがあるんだけど、もう一世代前の人なのね。

それからまたしばらく走って、
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ここはもっとずっと先。
久能山東照宮の前の海というか・・
ここまでくればなにか面白いことがあるかななんて思ったけどそんなもんあるわけないかった。
海に来ると不思議な人がいることがよくある・・
海って人を呼ぶのね。
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浜昼顔が咲いていた。
カフェを探すけれど行ってみたらツタヤの2階みたいなとこで嫌だとか別なところは行ったら休みとか。
途中ちょうど時間的にに大渋滞にはまる。
嫌気がさしてきたころそばの住宅地の中に隠れるようにある店を見つけ・・
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あの小さい入り口なんだろう?
あそこから入ろうか・・
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中にお客さんは一人。別にものすごくちっちゃい人とかじゃなかった。
灰皿があるけれど今のところ煙くない。
なんかいい感じだ。
BGMはなんていうのああいうの黒人系の・・ジェームズ・ブラウンとか出てきそうな・・聴いてて嫌いじゃないというかむしろ聴き入る。
こういう所でコーヒーと音楽を聴いて帰るってのもよさそうだなぁ。
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おっさんなのにまたチョコレートパフェ。
缶詰のみかんが沢山はいってた。
掘り下げていってコーンフレーク地帯かと思ったらまたみかんが出てきたりして。
そういえば最近あんまり見てなかったなチョコレートパフェ中のみかん。
どうも昔からチョコとみかんは自然と人工・・透明感とべた塗り・・みたいな感じで合わない気がするんだけどきっと定番なんでしょうね。
おいしかったよ。

Tag:マーラー交響曲第10番  Trackback:0 comment:4 

もう戻らないちいさな旅

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終わりかけた藤棚の下でボーっと過ごす。
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風が気持ちいいねー
こんな時間が実は大切らしいことはなんとなくわかるよ。
いつか思い出す日があるかもしれない。
嫁さんはちょっと体調が悪いらしいので、この後飯を食いがてら自転車で出かけることにした。
地元の商店街は衰退どころか事実上消えてなくなってしまって。
そんな中でも営業していた老舗の食堂。
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そこら中大渋滞で動かないような休日なのにここはがら空き。
それは時間のせいで、もう少し前の時間には常連さんが来ていたのかもしれないね。
好意の結構というかかなり好きだけど、一人のときじゃないと来れないから。
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なんの変哲もないようだけどおいしく炊けたご飯、しっかりとした味の味噌汁。もうそれだけでここに来てよかったなぁと思う。
こういうの今なくなっちゃったよね。
ごちそうさまでした。

自転車で走り出す。
道端のどうでもいいようなところに思い出を見つけててみたりして。
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40年前この景色を毎日見ていた。幼稚園児というやつだ。
向こう見える道はどこから来てどうやったら行けるんだろう?なんて思ってた。
すぐそこにあるのに、初めてあそこへ行ったのは今年。
自分はなんで変なんだろう?とも思ったけれど40年後の今年突然説明をもらえた。良い内容ではないけれどやっと自分に会えた気がしてる。
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コンクリートの直線的な三面張りばかりになってしまったけど、子供の頃はこんな100年前の石垣と適当に流れる用水路みたいなのがそこら中にあった。何をするでもなくそんなところをよくほっつき歩いた・・ひとりで。
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こんなのただの踏切でしかないけどこの時そこそこの景色に見えたの。
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こんなとこで寝てた。
日が当たって気持ちいいんでしょうね。
度胸もあるんでしょうかね。
ちょっとだけ目を開けて・・え?なに?
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この看板もまだ健在。
私的にはあのリアカーが気になる。
夕方になると馬の代わりの耕運機の手綱を引く夫婦がのったリアカーが毎日目の前を通過していったような記憶が。
そこらじゅうで見かけた記憶があるのに、いつの間にか幻みたいになっちゃったなぁ。
そういえばどこにでもあった木造の納屋とかトタン葺きも見なくなった。
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これも見る人が見れば面白いんでしょう?
勝手に写真撮ったけど怒られるのかなこれ?

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毎日見上げていた樹。
周りが写らないように撮ってるから何だかわかんないけれど成長してシベリアかよみたいな高さになってた。
この木近づくと匂いがあるんですよね。別にいい香りじゃないけれど。
香りの記憶ってのもまた何年たっても鮮明に残ってるもんなんだね。
樹は俺のこと覚えてるかな?
あの頃と同じく一人で眺める。
何も聞こえてこないし、何も起こらない。
いいよそれで。
通報されてもこまるし帰ろうか。

この日ものすごく晴れていたんだけど、

https://www.youtube.com/watch?v=Pp0gvonWc5M
ブラームスの歌曲「雨の歌」作品59-3
その旋律がヴァイオリンソナタに引用されていることからこの曲は作者にとって特別なものなのがわかる。
そこそこ長く歌われる詩の内容は
雨よ降れ・・
私の幼いころの記憶をもっと呼び覚ましてくれ・・
という感じのもの。
これだけなら雨音に昔の記憶を呼び覚まされというメルヘンチックな話として聴いてもいいのかなと思わなくもない。
でも後半なんか意味深いようなこと言ってるよね?

非常に印象深く重要だと思うのは次に置かれた小さな

https://www.youtube.com/watch?v=Vju3fso-1TY
「余韻」作品59-4という曲。
前奏無しでいきなり歌いだされる旋律は雨の歌と同じもの。
もう雨は上がり、日の光が見えている。
短い言葉で、自分の心は泣いているのだと告白する。

ここにある心は、単純に子供のころを懐かしんでいるのではない。
もう戻ることはできない、上書きすることのできない人生の結果としての今、受け入れざるを得ない今を歌っているんだと思う。
ピアノが明るく曲を閉じてゆくことが、逆に泣けてくる。

作曲者は生涯妻を持たず当然家族ももてなかった。
それが自分の人生だと悟った日があったはずだけれど、いつのことだったかは知らない。
その原因だったのかもしれない人が、この雨の歌を大変気に入っていたという話も有名。
思えばすごい皮肉だよなぁ・・
お前なにを一人で訳の分かんないこと言ってんの?と思う人もいるかもしれません。
有名な曲だから検索すればいろんな人がいろんなことを言ってるのを見る。
音楽は、いや音楽だけではなく何かを感じるという事は自分の人生経験によって作られたフィルタを通してみるという事だと思う。
何が正解で何が間違いという事はない。
人はみんなちがうんだから。
人と分かり合えればうれしいことくらい私も知っているけれど、それとは別問題ですよねこれは。


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帰ったらこの人は寝床で寝てた。
近所のライバルというかお互い猛烈にほえあった犬は実はこの冬に亡くなってしまったらしいことを聞いた。
感のいい犬だけど多分それは知らないんだろう。出てこないかなぁ・・っと今日も見上げている。
いつか死ぬんだけど、それまで楽しく生きたいね。



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孤立してても輪に入れるらしい

カフェに行きたいと思って調べると、ああいうのはみんな日没位で閉めちゃうんですね。
もともと空白地域でもあるらしく行きたいと思った店は25km先。
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夕日というには強すぎる太陽の当たる茶畑を見ながらのんびり走っていくとそこは予想通り見たことがありなんとなく気にもなっていたあの店だった。
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牧ノ原台地の北端くらいのところになるのか駐車場からいきなりすごい眺め。
大井川がちょうど扇状地に出たあたり。
大井川鉄道でSLが引く客車も見える。
なんであんな変な色に塗っちまったんだろうと思っていたけど目立つしあれでいいのかもね。
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座ると外を向く席もあったけどなんか座りづらい気がした。
多分暗くなると正面のガラスに自分がうつっちゃって外は見えないかもしれない。
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日が暮れて、少しずつ明かりが灯り始めた。

奥の席にはまだ定年でもないかなくらいの夫婦と若いカップルがテーブルを囲んでる。
若い女性がいい感じではきはき話すとおっさんが真剣に頷いて見せる。
あー、息子とその嫁さんが親を訪ねてきたというところかぁ・・いいね。
若い旦那は一言も喋んないけどわかる気がする。
嫁さんは非常にうまくというかはっきりいい感じで話を進めて・・頭もいいしいい嫁さんでよかったね。
ほんとは色々あるんだろうけどね。
次に来るときはもう孫がいたりするんだろう。
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アップルティー。
たくさん飲めるという貧乏くさい理由でしばらく紅茶にシフトしようかと思ったりして。

楽しそうな会話が続いていた向こうの人、
なんか食い終わったら親夫婦がうろうろし始めた・・
タバコを吸っていいのかな?みたいな。
いいと知ってそうなのに席を立つのは吸わない嫁さんに気を使ってんのか、すばらしいねー
いきなりマスターとリラックスした話が始まっちゃってほんとは気まずいから逃げてきた感が出ちゃってるのも微笑ましいよね。やっぱり孫がいないと間が持たないですかね。
しかしおじさん俺の近くに来て吸いやがったら俺が煙いじゃない。
なんて言えるわけもない。
他人にはわからない苦労みたいなものが相当あったりとかするんだろうけど、笑顔で過ごせるいい人生のいい場面て感じでいいね。
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日も暮れて、夜景。
いいじゃない。
あとから入ってきた家族は定食かなんかをオーダーしてる。
そうかもう飯の時間だね。
久しぶりに集まった家族や仲間御用達みたいなお店なのかもねここ。
普段何とも思ってないけど俺はそっち方向もいかれちゃってないわそういえば。

この次の日だったか嫁さんが出かけたので第9の第4楽章をかなり久しぶりに聴いた。

https://www.youtube.com/watch?time_continue=3700&v=sJQ32q2k8Uo
なんだこれちょっと速過ぎじゃね?最近はこれくらいが流行りなのか?
私が聴いたのはこれじゃなくて古臭い演奏。
嫁に今の第9でしょなんて言われるのなんか恥ずかしいから・・
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テレビでここばっかり流すから、みんなここが第9だと思ってるんでしょう?
よく見るとオケのffに対し合唱はfで始まるのね。
自筆譜を見るとみんなfで書いてあるのでその後推敲したんでしょうね。
合唱がオケをかき消してるような演奏があったっていいんだろうけど、楽譜と作者の意図からは外れていると思う。
合唱は後半ffが出てくるのをちゃんと出せるのなら冒頭からでかく歌っても・・・・
実際歌うわけでも弾くわけでもないお前が言うなっていうんでしょう?
と書かずににいられないのも私の病的被害妄想。
しかしここ冒頭からfffで爆発するような印象があるけどそれは間違いなのね。
そもそもなんとなくお祭り騒ぎみたいなイメージで適当に聴いてたけどこの曲ほんとにそういう曲なのかな?
偉い人がそう言ってますとかみんなそう思ってますよじゃなくて、
ちゃんと自分で聴いてないかもいままで。それじゃそれはこれからの楽しみ。

中学の授業でこの部分の詩を丸暗記した。
歌ったんだろうか・・・あの頃病気出てなかったかもな。
フロイデーシェーネル から始まってボーダインザンフテンフリューゲルバ・・・ 
ちょうどクラシック音楽に興味を持ち魅かれたころ、嬉しがってすぐ覚えたと思う。
あれから何年だ35年くらいか、そのまま頭に焼き付いているから今でも歌えるし聴いてて歌詞がやけにはっきりと聴きとれるのね。それがどうしたという話だけどあの頃のまだ腐ってなくてこの先明るい世界があると思ってた、遠くなっちゃった俺とちょっとつながれたような気がして。くだらねーけどなんだか泣けてきた。
そんなものを覚えていたとしても全く何の役にも立ってこなかったしこの先もそうだろう。
でも今日のこれで・・先生ありがとう。
いらんこと書かなくてもいいけれど私の欠陥頭は昔から歌うという事もロックをかけ、具体的にはカラオケがダメでまっとうな社会人生活というのに支障をきたした。
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再び駐車場で。
後から結構お客さんが入ってくる。
多分みんな地元の人。ここきたの30年ぶりだよ・・
親に連れられ家族出来て、親となって子を連れてくるんでしょうね。
このあと見えているあの橋を渡ったあたりに関東というかうちの近所には全く見られないファミレスがあるので行った。
昔は九州に展開してたような気がするけれどいつごろからか中京地区にもあるみたいだ。
学生の頃や、仕事で鹿児島にいた頃何度か入った。
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20年以上前にあったものに比べると昨今のコスト的厳しさに対応して頑張ってるんだな感も感じる。
それでも安価なのにすごい量とそれなりの内容。
食器も食洗器でカスが付いたままなのが出てきたりはしてなかった。
大手ファミレスだめでしょ。

俺もだめだなしかし。
酒もカラオケも駄目だけどその他にも一般人が普通にこなす娯楽関係がいろいろできない変態・・それがバレるのが怖いから人を避け口をつぐみ・・そんなこと書かなくていいんだけど。
第九の歌詞の和約を読んでると皆いっしょになろう!とさけんでる中に
誰にも心を開けない様なのは出てけ・・みたいな一文が目に入ってドキッとする。
その出てく人をずっとやって来たのはいいとして、なんだ音楽までそんなこと言うのか?
でもよく見ると、嫁がいるでもいいしなんでもいいから何かあるだろ?それでいいからこっち来いよと言ってるようにも見える。
こんな人間を相手にしてくれる嫁さんと知りあい、
こんな人間なのになんとかなる会社と職種に潜り込むことができ・・
神様はいると思うなぁ。
せっかく神様が教えてくれたんだから、そこを見失わないように大事にしっかり頑張って生きていかないといけないですね。
今抱えたひとつはここに書いたらいけないと思う。
あとはもうとりあえず楽器の練習しよ。
もうそれだけ。

Tag:ベートーベン  Trackback:0 comment:6 

未来とは生き続けることだ

またここへ行った。
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さすがに今日は人がたくさんいる。
けど連休の一般観光地とは一線を画していいねここ。
ポルトガル語が結構聞こえるのは場所柄か。
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うちの近くの海は石ころの転がる黒灰色の砂利浜なので、夕日が当たると金色に光る砂がサーなんて飛んでいくこの光景は何度見ても印象的。
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嫁さんがなんか言ってるので見ると
あ・・
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ちっちゃなカメさんが・・
あっ、生きてる。
どうしてここにいるの?
なんでひとりなの?
何も答えてくれないけれど、生きていることだけは間違いない。
手足を引っ込め歩くでもなくじっと砂に打たれて・・
こんなの本意じゃないでしょう?
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どんな理由があろうと、自然のものに手を出すのは間違いかもしれない。
けどすぐそばで暴れている小さな子供に見つかったらとか鳥が食っちまうぞとか・・
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海に帰った方がいいんじゃ・・
好意のつもりの無神経な言葉や干渉が人を潰していることがよくあると思う。
そのことに気づかず自分こそが真の理解者であると考え潰した犯人を探そうとしていたり・・実際見かけた。
誰かが心配になったらまずは自分を疑うべきなのか。
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元気で・・
がんばって・・

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あれ流されて戻ってきちゃった・・
ほんとは淡水の池とかに住む亀だったらどうしよう・・
そんなもんここにいるわけないか。
ウミガメの子が今の時期こんなところに一人ぽつんといるのもおかしいのか?
君は誰で今どうしたいの?
そもそも大きなお世話なのか。

https://www.youtube.com/watch?v=m5qeuVOIbHk
音楽聴き始めの頃に誰かが貸してくれたCDの中にあったこれはいかにもショパンという感じがして何度も聴いたような記憶があります。ありますというか記憶があったという記憶がある程度にもう忘れかけているけれど。
いろんな曲を知ったいまは、またちょっと違う印象を持っている。
遺作という言葉を覚えたのはこれでだったと思う。姉に贈られ自作の協奏曲や歌曲からの引用がある。はいいけどコンチェルトを弾く予定の姉が練習するために書かれたなんて書いてあるのを見るとそれは短絡的すぎるんじゃないかと思わないでもない。
個人間の手紙みたいなもので本来消えてしまうはずだったのかもしれないこの曲は気に入った複数の人の写譜で残ったらしい。
きっと姉さんいつも弾いてたんだろうね。

ショパンに限らず、みんな華やかで聴き映えがして客受けのする自作をひっさげ旅芸人みたいに各地を回って名を上げようとしたんでしょうね。ショパンの協奏曲は多分そういう目的があって書かれており、だからあんななんだろう。
わかりやすくどこ行っても大人気な曲を書いて大成功した人はそれだけだと死ねばすぐに忘れ去られた。
名を上げるにはいいけど名を遺すならそこじゃないんだろうね。
希望を持った若い作曲家の記録に文句を言う気はさらさらない。
みんな若い時があって、未来を感じながら進んでいったのね。

砂浜の子亀といえば孵化したとたんにカモメに食われちゃって海へ入れるのは・・という映像が動物番組の定番で子供の頃よく見たような記憶が。強いというか優れたものが残ってゆく第1選別だ。
俺自体はまだ死んじまってないけれど子がないことは事実上淘汰されたのと
うるせー。

楽器のレッスンに行った。
今回は泣き言を書く必要がない。
といって自分でよかったようなことを書いたら間抜けだし、調子に乗るとまたひっくり返されちゃいそうな気がする。
でもうれしかった。
また頑張ろうと思った。
まだ生きてるよ。
まだ生きてくよ。

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しばらくすると子亀の姿は見えなくなった。
できれば、でっかく育って何十年も楽しく生きてほしいなぁ。

Tag:ショパン  Trackback:0 comment:13 

鬱が消えた店

鬱々としていて行き先を決めることもできないまま出かけた。
車の窓を開けて風に当たり青い空や木々の緑を目にしていたら前から気になっていた遠くのカフェに行ってみたくなった。
いい感じのドアを開けるとお客さんいっぱいの店内もいい感じ。
中へはいりまし・・・あ、ご飯ですか?もう終わっちゃったんですよ。
そりゃそうですよね。間抜けな時間に来てごめんなさい。

探すとすぐ近くによさそうな店。駅前は最近区画整理が終わったみたいで妙にこぎれいでだだっ広い空間が開けていた。
かなり新しいように見えるビルの・・
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あなんだあれ面白そうじゃない?
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こういうとこって入ってみると大失敗な可能性も結構あるよね。
でもここは行けそうな気がする。
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ドアを開けると外観とつながったイメージの内装と満席のテーブルが目に入り、
カウンター・・と思ってると
カウンターでいいですか?とやや冷たい印象の声。
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二人分のコップが全然違うこの感じがいいでしょ?
建物新しいはずだけど40年前からこのままな感じの世界が作ってあり、何か並ではないものを感じる。
さっきのカフェいけなくてよかったなぁ・・こっちのが面白いしなんて思ったりして。
この時点でまだ何にも喋ってないけど、音楽に対して並み以上の考えがあるらしいことはもう伝わってる。
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メニューはこの手のネタ系店にありがちなキーマカレーとパニーニしかないのかよみたいなのじゃなく、うまそうな料理や飲み物が多彩に展開するちゃんとした食い物屋さんだった。
ランチもう終わっちゃいましたか?なんてわかってんのに聞いてみると
もう終わりですとまたしてもつれない感じで・・
はーいなんて言いつついらんこと言って失敗したかななんて思っていると突然、
あれまだすぎてない?
なんて聞いてくるから・・いや時間過ぎてるでしょなんてなんで俺が返してんの?
でも硬くなりかけた心はちょっと解放。

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嫁さんのロコモコは葉っぱがなくてよくみるのとはちょっと別ものらしい。
とにかくおいしかったそうだ。
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私の焼きカレーもおいしいよ。
ちょっと乗ったマヨネーズがいいいのねこれ。
なんて思いながら食ってるとママが話しかけてきた。
どちらからですか?から始まって・・
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よく遭遇するけれどここもプロのミュージシャンを呼んでライブをよくやるという。
テレビに出るようなメジャーじゃないけれど・・
いや分かるよテレビに出てくるとか超絶有名とかは あまいいや。
聞く前から壁じゅうサインだらけなのを見ればそうかなと思うわけだけどやっぱりそういう事ですよね。
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トイレの中・・

オーナーの妹さんだっか・・昔なにもない駅前に始めた喫茶店がルーツでもう50年以上になるそうだ。
区画整理で新しいこの建物に移って10年くらい。
音楽関係のことのほかいろいろ内装系は息子さんが自分でやっているという・・
あの暖簾の向こうから一瞬現れた背が高くてアフロの・・いかにもアーティストっぽい人がそうでしょう。
最初に出てきたときはにらまれた気がして目をそらしちゃった・・厨房暑いんでしょうね冷蔵庫の中にあった水を飲んで戻って・・
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これじゃなく、歌ってたスピーカーは山水って漢字のロゴが入った古いスピーカー。
ルーツになった喫茶店時代からずっと歌っていたものだそうだ。
アナログのターンテーブルが置いてあったりもするけど、BGMの音源は盤じゃなくてPCからだった。それ自体は今時少しも珍しいものじゃないんだけど周りの景色とギャップがちょっと面白かった。
昔は自主製作盤なんか作って借金とともに消えていった人がいっぱいいたんだろうけど、いまは個人が安価で簡単に全世界に向けて発信できる時代なんだよね。食ってけるかは別として。
普段聞かないから何にも語れないけれど、でもなんかこういいなーと思って聴いてた。

その息子さんが登場して
この人ずっと嫌そんなんじゃないすとか謙遜してたけどすごくアーティスト気質な人らしく創作意欲が止まらず店の装飾を常につくり続けているらしい。きっと来るたびによく見るとどっかが変わってたりとかするんだろうね。
皿を洗いながらこのスポンジ使ってペンキを塗ったら・・とか思いついて夜にやってみたら・・みたいな話が延々面白い。
外に貼ってあったトタンの波板も自分で貼ったそうだ。
そういう職業の後輩が解体品みたいなものを長年プールして降りてくれたんだそうだけど、職人だからちゃんと張ろうとしちゃう・・ちゃんとはっちゃダメなんだそうで・・なんか音楽みたいだなそれ。
デザインでも音でも味でも盛り付けでも狙いすぎて変な形にしちゃったり変なもんいっぱい置いちゃって残念な感じになっちゃてるのをよく見るけど、いい感じを自然に出せる人というのが・・こういうとこにぽっといたりするんだよね言わなくても否定してもアーティストな人。
いろんなものが多層的に積み重なっているけれど、一本貫いたトーンみたいなのの上に乗っかってるところがいいんじゃないかと思った。
何より楽しそうだし、聴いてて自分も楽しかった。
始めはつっけんどんな印象もあったお母さんももうゲラゲラ笑っちゃったりして・・


https://www.youtube.com/watch?v=yy8qFYmAE_s
3つ一組のこの曲の邦題は干からびた胎児。ちょっと誤訳気味らしいですね。
それにしても一曲目はナマコの干物。
ナマコの干物がいいいたいんじゃなくて聴き手が聴く前に題名を見てわかったような気になることをおちょくってるんだと思う。ちょっとしたヒントがあったほうがよりよく聴ける場合もあるけどね。
いろんな既成概念を排除しようとし、もう楽譜に拍子記号も小節線もないんだけどこの曲の最後
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終わると見せかけてしつこく終わらないというネタをやってて適当に笑うところなわけです。
サティらしいなというところだけどでも、
このネタはサティよりずっと前にベートーベンもやっていたりするわけだ。それもかなりまじめで重要な曲で。
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ベートーベン交響曲第5番、フィナーレの終わり。
古典派の交響曲なら5小節目で終わってもおかしくないと思う。
もうちょっと派手に終わるとして2段目まで・・もうその後は明らかにネタなわけですよ。
運命でも苦悩でもいいけどネガティブに打ち勝ったという勝鬨をこれ見よがしに続けて全然終ろうとしない・・まじめで素晴らしく感動的な内容であると同時に思いきり冗談でもあるわけ。
そここそがベートーベンなわけでしょう。
こんなの書いても興味を持って読んでくれる人はあんまりいないのかなと思ったりもします。他の話も含め嫌な野郎だなくらいに思われてるかなとも思う。でも私は自分でしかないので仕方がない。
それだけにコメントもらったり拍手ボタン押してしてもらえたことが俺も生きてていいのかなくらいうれしかったり。
私のブログと一緒にしちゃいけないだろうけど、
私がこの店が気に入ったという事が十分に伝わったところでお母さん、きっとこの店見て嫌だという人もいるはずですよと言い出す。
そんなことないでしょ・・
いや受け入れられないという人がいるよ・・
そうだね、でもみんなに好かれる必要なんかないんだよね。
でもそこには逆に自分たちへの自信と信念みたいなものが透けて見え気がする。
これが好きという人がちょっといて食いついてればいいんだよねきっと。
いいなぁ。
夜はいろんなとこが光って今とは違う感じだから・・と夜の店も見てほしいみたいなことを言ってくれる。
来るよ見てみたいし・・

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小一時間話し込んでこのお店を出た時、頭の中に立ち込めてたお前は失敗だから死んじまえみたいなのがすーっと消えてなくなってた。
なんだ俺はただ人としゃべりたいだけなのか?

ほんとは昼間っから酒も飲めるよみたいな話や夜の店と聞いた頭は自動的に閉鎖体制に入るし、あとで見たお店のWEBサイトのバンドの人やお客さんが楽しそうに集まる写真・・とても素敵な写真・・を見てあーいいなーと思うのと同時に病的自己防衛反応みたいなのが来て手が勝手にページを閉じてしま・・・

でも、この時このお店に行けてほんとによかった。
ありがとう。

ちょっと走って
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牧ノ原台地に登ってゆくところ。
茶畑がきれいだった。
気分が良ければ送電線鉄塔までいい景色の一員に見える。
でも気分までは写真に写らないらしく、あのとき見たのとなんか違うかな?
出かけてよかった。

Tag:サティ  Trackback:0 comment:0 

雨がいろんなことを教えてくれる。

ストーブつけるようなちょっと寒いような日。
朝方いやな夢を見て暗い気分のまま起きると、いつもは寝そべってる犬がすごい笑顔で絡みついてきてじゃれてくれた。長い時間ずーっと・・
わかるのかな?
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そういうところ、人よりすごいもんね。
ありがとう。

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雨だけど嫁さんが先週いったばかりのこの店にまた行きたいといいだした。
同じ店に繰り返し行くのはつまんないみたいなことをこないだ行ってたばかりなのに・・よっぽどよかったんだね。
そこそこ遠く雨の中の峠越えはあんまり気も進まないけど、まあ嫁ファーストというか。
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今日はお客さん誰もいない。
時間も遅いからね。
窓の外は雨。
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オムライスを頼んだ嫁さんには先にスープとサラダが。
細かい説明をしてくれるのは私たちが先週来たことは覚えてないという事だけどまあそりゃそうですよね。
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先日終わ茶ってた気まぐれランチが今日はあった。
色々食えておいしかったよ。
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オムライス登場。
いいじゃない。


https://www.youtube.com/watch?time_continue=1097&v=HVpz5KEwDxQ
ブラームスのヴァイオリンソナタ第1番。先日このお店に来たときはその第1楽章のような気分だった。
また来た今日は続きの3楽章。この楽章には「雨の歌」という歌曲の旋律が使われているとかその歌曲は誰に送られたかとか・・という話は今は置いといて。
雨音を聴きつつ、部屋の中で一人語るようなこの歌は大きな恋も経て色々あったよという人のものだと感じる。
今更めそめそ悲しむとか嘆きわめくとかじゃく、ちょっと悟ったような大人の語りというか。
でもそれだけじゃない。瞑想的な第2楽章のテーマが鳴ると力強く進もうとするんだよね。
過ぎ去った日々、もしかすると失ったものを振り返りつつも未来に希望を持ち、活力も持った充実した人の姿を感じ・・それは作曲当時の作者にも重なるところがあると思う。
晩年に書かれた3番は悲痛だもんね。
考えてみると年齢的には今の私にも重なる。
けど俺はこんな歌持ってないよ。

ゴールデンウィークは里帰りというか孫を見せに帰る的な時期でもあるんでしょう。
近所で見かけた犬と5歳くらいの子を連れたあのお母さんはランドセルをしょって小学校に通っていくのを毎朝見かけたあの子なんだよね?つい最近だったはずなのに。
みんなああやって進んでいくし時間はどんどん過ぎて行き乗っからなければ落ちて止まってるだけ。
5歳くらいでなにかが停止したまま40年すぎちゃったような俺はもう無駄だから死んだ方が・・・いいわけあるか。
人間は生きる理由を見失うと自分の体を自分で蝕み自滅させようとすると思う。
自分は無駄だという発想自体がそれなのかもしれない。
今ここで死んだらほんとに惨めじゃないか。

これを始めて聴いたのは14か15歳くらいだったかな、まだ頭のいかれる前。
同じころ、ブラームスってのは人生をかけて聴いていくものらしいというのをどこかで印象深く読んだことが忘れられない。
まだ自分に40代が来ること自体全然リアリティーもなかったと思う。その後自分が予想外なところへ落ちてゆくのを止めらず這いあがれもしないままだけれど、それでも今なりの、あの頃とは違うブラームスが聴こえてくるようになったよ。
音楽は輝かしく素晴らしい人生を送れた人のためだけあるのではないところが素晴らしいよね。

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最後にまた2楽章が出てくると明るい光の中静かに終わってゆく。
むかし、二十歳くらいの頃にはこの終わり方が落ちのない映画みたいに思えて不満だった。
これだけいろいろ語ってきたのにやりかけで辞めちゃうみたいじゃないかなんて・・
だけど歳食ってくると思うんだよね。
こんな気持ちで締められるって、それが何よりだよね。

先週おまけじゃなくて本格的だと感激したデザートは
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おまけっぽかった・・とか言わなくていいのね。
桜のムース。
桜が入ってるんですか?なんてわかってても聞いてみるとそこから会話が始まり、奥さんとしばらく話せた。
お店の前のあの桜ですか?
そんなわけないでしょみたいな。
でも近所のお菓子屋さんが八重桜の葉をもらいに来たとか・・
人と話すなんて当たり前なんでしょうけど、病的なところから出られず仕事以外で人と話す機会はほとんどないから。
人がこちらを人間と認識して普通に話をしてくれてる・・と自分の頭が感じるとなんか出てくんの。
なにかは知らない。

会計を済ますと奥さんは玄関先まで見送ってくれる。
今日は外まで来ないんのかそりゃそうだ雨だもんね。
車に乗ろうと小走りに走る後ろにふとシェフの気配を感じる。
見るとひさしがあるとはいえ土砂降りの雨が帽子にかかるのを気にしつつシェフは外に立って見送ってくれていた。
軽い会釈をしながら車をゆっくり走らせ・・普通は車走り出したら店に入っちゃうような雨だ・・外へ出て店の方を見ると・・あ
まだ立っていてくれるシェフがこちらに深い会釈を・・
その間十数秒かもしれないけれど・・あんな雨で。
そこに感激するのが客観的にどうなのかはわからないけれどその姿がずっと心に残った。
なんとなく沸いていたもう来ない感は消えていた。

いいことって突然ぽっとあったりするから、まだあんまり腐らずに・・

Tag:ブラームス  Trackback:0 comment:3 

勘違い?速過ぎ?とどんだけ考えても時間の無駄。

雨の朝、玄関を開けると門に何かかかかっている。
スーパーの袋にキャベツが入っているように見え、時々野菜をくれる近所の人が置いて行ってくれたのかな?くらいでやりかけの何かをしているうちに忘れてしまった。
しばらくして嫁さんが困惑したような表情であれ・・どうする?という。
どうって、食えばいいんじゃないの?
・・・・あ、
考えてみると近所の畑でキャベツなんか作ってないし何時もあんなところに置いてかないしずっと留守にもしてない。
雨が降ってるのにあんなところに置かれ水浸しになってるあのキャベツ映像は考えてみると異常だ・・
少し前にはすぐそばで奇行が続いたことも思い出し、急に不安になる。
なんだよこれ・・

天気も悪いので出かけないつもりだったのにどっかいく?と言ってしまい引っ込みもつかないので気になっていたパスタ屋に行ってみた。
通りから見える看板を目印に曲がったはいいけど店への入り口がないどころかそこは都市計画道路予定地で道ですらなかった。なんだよこれ・・全然違うところから細い道に入り裏だと思った方からたどり着く。
ドアを開けるといきなり厳しい表情でにらまれたような記憶があるけれど入ったんだからどうぞくらい言われたんだろう。
二人ですというと軍隊調の命令形とまではいわないけれど
では二人席へ・・
奥さん極端にサバっとしてますね。
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ガラスを開ければテラス席というところだろう。明るくて非常にいい感じ。
窓の外には・・ワインの店って書いてあったからこれはきっと葡萄じゃないかな?
山梨へ行ったらホームセンターで葡萄の苗を売ってたのを見て嫁さんとうちにも植えようか?なんて盛り上がったけれど実際こんな感じで育ってるのを見ていらた本気でやりたくなってきた。
でも場所がな・・今ある樹のうちどれかを・・考えてみると今庭にある樹は私が植えたものじゃない。
それを動かしちゃいけないという強い思い込みは私が私以外の支配にいまだ縛られていることの象徴のような気もする。
でも生きてるもんだし長年一緒にいると家族みたいになっちゃってるから切っちまうなんてできないよなぁ・・
サバっとした人なら即刻実行できるんだろうけど。
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ランチタイムはみんな前菜とデザートと飲み物が付くセットになるようだ。
ジャガイモの何かは暖かくておいしかった。
そしてサラダ・・
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あーこの水滴がついたような葉っぱテレビで見たななんていうんだっけ・・
これなんて言うんですか?と聞いてみると
ものすごくサバっとというかバサッと低い声で
アイスプラント・・
あそこにあります・・・・奥さんドイツの軍人みたいですね。
悪気はなく性格なのはわかるけれどそこから会話が発展する可能性は微塵もおいてかない。
あーあれ・・なんて一応答えたけどもうHSPも出てこない。
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あの奥のがアイスプラントらしいけどもうどうでもいいや。
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エビのミートソース。
男には少なめの量だけど前菜とサラダもあるしゆっくり食べれば・・
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パスタがなくなるとすかさずパンが出てくる。
残ったソースをこれで食べてくださいとのこと
カウンター越しに監視しているというわけでもないんだろうけど、まあそんな位置関係なのであちらへ視線を持ってけない。
フォークを置いた瞬間にお皿を取りに来るというのはなかなか気が利いてるくらいに思っていたけれど、嫁さんに言わせればせかされてるみたい・・そういえばそうだね。
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嫁さんがなにか言ってるので見ると砂糖のスプーンにはソウル五輪のシンボルマークが・・でもこれをネタに話しかけたりしたら今度は逮捕されるんじゃないか。
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アイスも出てきて・・
雰囲気も悪くないし料理はおいしいしとてもいいお店・・・
と思っていたら夫婦でちっちゃい声でなんか言ってるのが耳に入る。
三時までだって言えよ。いわなきゃわかんねーぞ・・

え?
またしても他に誰もいない。早くでてっけってこと?
まだ2時半じゃないの?
軍隊式だから即刻退場しろってこと?
そういえば、私たちの直前に入ったカップルはものすごい速さで食べ終わって出ていった。
軍曹・・じゃなかった奥さんがテンポよくいろいろ持ってくるのと噛み合ってスムーズに終了。ああじゃなくちゃいけないのかな?
立ち食い蕎麦屋みたいだな。
勘違いかもしれないけど、勘違いでも間違えでも感じた印象で気分は作られ行動を促していく。
昔からの極端な地獄耳は聞かなくていいものばかり拾うし存在してない声まで聞いているのかもしれず、ないほうがましな気もする。


https://www.youtube.com/watch?v=GQ-NAgDpRVs
リヒテルのこの動画有名なのかもしれないけれど・・
私がクラシックが好きと知っているある人が送ってきてくれたことがあった。
練習曲だし技術を見せつけるならこれでいいんだろうけど、曲を聴こうと思ったらこんなの速すぎで正直なんだこれ?なんて思った・・返事を打つ前に別な話が割り込んできたのでそれきり・・いろんな意味でそれっきり。
逃げた楽団に正式に辞める旨を伝えられたはいいけれど、突然逃げたみたいになっちゃってるから動画をくれた人を含め在籍中好意にしてもらった人から借りたものを返さないままになってしまっている。
子供じゃないんだから会いたくないとか言ってないで借りたものは返さなくちゃならないのはわかるというか当たり前だ・・けど
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庭に朝顔の芽が出てた。
今年も11月頃まで咲いてくれるかな?

変な書きようになってるけど多分あの店はいいお店。
きっと常連さんも多いんでしょう。
私もきっとしばらくすればみんな忘れてまた行こうとすると思う。

あんなに強くここにいられないなんて思って逃げたものも時間がたつと忘れてあのまま続けていればなんて考えるんだよね。
でもそれ寂しさが勘違いさせてるだけだから。

でキャベツは何だったんだろう?

Tag:ショパン  Trackback:0 comment:6 

連休鬱といつまでも支配されていることに気付いてジャムティー

いつも通り連休鬱が発症。
忘れたはずのことを自動的に拾って拡大、お前はいかに間違っているか、その結果どんなに取り返しのつかないことになってしまっているのかというのを見せつけてくる。気力は低下し助けてくれとかいう言葉が浮ぶ。
ところが全く予想外なところでそれがスーッと消えてしまい今はもうない。下がり切った中で書いてあったことと今の自分が乖離しすぎてもう嘘みたいだ。
・・・これを引っ張るとまた元に戻るという紐を、さっきから触ろうとしていることに気付いた。余裕を持っちゃだめだ何かし続けよう。
これはまだ連休鬱になる前のこと。
天気も悪いから遠出はせずに港のそばのカフェか喫茶店にでも。
この日は時々ある駄目パターンでなかなか行く店が決まらない。
ふらふらしているこのあたりには鰹節工場があってあたり一帯が鰹節の香りに満たされている。
昔親類の家がこのあたりにあったためよく来たけれど、鰹節の匂い=海の香りと誤認していた。
いまでもちょっとそう。
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ちゃんと木の煙で燻すんだね。

やけにレビューの数が多い店があってちょっとおかしいなと思いつつ行ってみれば普通というかやや地味な喫茶店。
あーさてはとか思いながら入ってみるとやっぱり店の中はアニメの絵とかなんとかあふれておりそんな客もいる。
缶バッチは一人2個までです・・・なんだそれ?
沼津はラブライバーだらけで街中そんな絵とか人形みたいなのであふれてる。
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席の区分だけだけど一応分煙されていて禁煙席はラブライバーじゃなかった。
でもちょっと煙い。
何というかポジション的に私はいかにもアニメやゲームやカメラが好きなオタクという位置にいるんだろうけどそのどれも触らないし知らないし知りたくない。
子供の頃はそれらに近づけば殴られ罵られるため犬と同じで理屈にかかわらずそれらを回避していた。そしてそれらを楽しんでいるらしい周りの人間のことも知らずに済むよう避けた。
何でも好きなようにできる年齢になってもそれを引きずったのはそれ以外からも来る未熟でゆがんだ精神がもう固着して乾燥してしまったからだろう。

あ、ロシアンティーがある。
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雑誌で読んだシベリア鉄道での旅行記にジャムティーが出てきて飲んでみたいと思ったのは考えてみればもう30年前じゃないか。
なんか奇麗だね。
ジャム入れるだけだといえばそうだけど。


https://www.youtube.com/watch?v=W6gq4oXllkk
サティのジムノペティって一時期テレビとかどっかその辺でやたらにかかっていましたが、でもみんな第1番でしたよね?
3つあるんですよ。
3曲ある意味がどの程度あるかわからないというところに実は意味があるような気がする。
まじめに。
サティってこぎれいなBGMを作った人とか変な曲名をつけたりする奇人程度に思われている・・かは知らないけれど既成概念を壊そうとし、誰にもできなかったことを平然とやってのけた芸術家ですよね。
これも、なんか言ってんだよそういう事を。

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ジャムが砂糖の代わりなんだろうけど、ほんの少しだけ砂糖も入れてみると最高においしいことを発見。
なんだあのアニメの絵はよーとか周りがうるさいとかたばこが臭せーとよかいろいろあったけれど、おいしい紅茶がみんなぶっ飛ばしてくれた。

隣の席には学生が二人。気の合う間柄というところか。
俺も大学へ入って最初の年にはかまってくれてお前は親友だなんて言ってくれるやつもいた・・がほどなくみんな離れてゆき、それをまたそれでいいと思っていた。
ある日、孤立している自分を寂しいと感じた時にはぞっとしたのを覚えている。そしてそれはそのまま続いている。

就活がどうのとか働きだせばお金もたまって買えるよとかそんな話が聴こえる。
俺にもそんなこと考えた思ったりした覚えがあるよ。実際はブラック企業で卒業前の3月から人工として現場に投入され寝る以外は休みもない生活に突入。泣くも笑うもなく何が欲しいと思う事もなくなったけれど、誰とも付き合えず何にもできない恥ずかしい自分を隠すのに好都合でもあったのかもしれない。しかし3年たって夜逃げした。

聞いてると一人は今まで通り子供の延長みたいな友達として遊びたいような誘いをかけ続ける。
受け取る側は先に成熟して次の段階に進んでいるらしく若干うざそうに受け流す・・そうやって進んでいき、気が付けば子の親になってたりするんだろうね。

いいね若いって。
一時期は健全で明るい将来が待ってるように見える学生の姿を見るといたたまれなくなって席を立ったりしてた。
いつの間にかそれは治ったのかな?
歳食ってぼやけただけかもな。

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後日某所で知ったけれどこの喫茶店とその周辺はアニメの中にそのまま登場したことがあるんだそうで、それ目当てで来る人間がいっぱいいるんだろう。
喫茶店的には棚ぼた的な話ですね。
私も昔、映画を見て感動し撮影地まで行ってふらふらした覚えがあるからわかるよ。
疑似体験したいんでしょ?
その映画が何だったかは恥ずかしいので書かない。

あの店にまた行きたいかどうかは別として、ジャムティーはおいしかった。

Tag:サティ  Trackback:0 comment:4 

落ちてく人

連休に鬱を感じるようなこの頭は雨や曇りの天気に救われたような気持ちになる。
用事が終わると少し晴れ間。
せっかくの日の光だ、どこかに行きたいけれどこの時期人込みに近づくのは自殺行為。
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ふと思い出して昔よく分け入った林道を登ってみる。
ここへ初めて来たのは・・そうだあの時もゴールデンウイークだった。
ひとりなのが当たり前で何の疑いもなく、誰もいない渓谷が静かに迎えてくれたような記憶がある。あれからもう20年か。
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これ以上いけないというところまで行って川の流れてるのを眺めて。
なにするわけでもないし何も得られない。
不毛な話ではあるけど今ここで文字になったんだからいいじゃない。
今は細い道に浮かれたような車がたくさん突っ込んできて殺気だったたような挙動を見せる。
バーベキューみたいなのがいっぱいいるんだろうな嫌だななんて思いながら。
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林道のためにあんなに高くて立派な橋を架けるのかと驚いたのももう15年以上前。
両側から伸びてきた橋がつながる直前位だったか・・その時は嫁になる前の嫁さんがもういた。
あっ
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人が落っこちてきましたけど・・
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昔はこの先へも車で行けたんだけど・・
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いいでしょう新緑と滝。
確か近くまで降りて行けるはず。
これを見に来たんだけど、
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人が落ちてきますってば。
大の男のあ”-っ!って悲鳴は普段聞くもんじゃないから・・
見てると何人も落ちてくる。
悲鳴にも個性があって最初から叫ぶ人、無言で落ちたけどバウンドの恐ろしさに叫びだす人・・落ちる前から叫んでる人・・
知らない間にここはそんなとこになっちゃったのね。
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滝も独断場だったのに立場がないね・・
長い階段を上って橋の上に出てみると
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こんな受付場が。
中にでっかいモニターの自販機みたいな受付機が2台あるのが見える。
そしてやろうって人が結構・・ここ有名なのね?
料金は初回10,000円、2度目は5,000円だったかな・・
世話役のスタッフみたいな人は若い外人さんで、運営は海外の組織かなんかなのか?
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ちっちゃくて見えないと思うけど・・あの人は後ろ向きに倒れてゆく・・
正面だとこわいだろうなぁ・・後ろだって怖いけど。
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私は多分あの辺りに立った時点で動けなくなると思います。
めっちゃ怖かったとか言いながら嬉しそうに彼氏と手をつないで帰ってゆく女の子・・多分彼氏は落ちてないと思う。
落ちる準備して笑顔で待ってる女の子。

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あの女性は悲鳴も上げず終始笑顔で落ちていき、バウンドしている間も笑いながら手を振ってた。
同じ人間・・とか言ったりするけれど、人間というものは全然同じじゃないと思う。

・・・その様子を見ていたうちの嫁さんが固まって動かない。
やっと動いたと思ったら満面の笑みになってたのしそー
え?
やりたいとか言い出すのかと思ったけど、やるのは嫌だととりあえず言った。
でもうちの嫁さんが高所平気症らしいのは前から知ってる。

みんな若い。
みんな楽しそうだ。
ここから落ちようと思えるような人には晴れると気が滅入るなんて言うくだらない人生は待ってないと思う。


https://www.youtube.com/watch?time_continue=1286&v=pv78iEfjJ_M
ショスタコーヴィッチの交響曲第10番は昔からやたらにCDを見かけ傑作という事になっていてるらしいことはわかっていた。
けど最初に買った盤で拒絶してしまい聴きだしたのは最近。
暴力的な音楽が休むことなく延々続くこの第2楽章はスターリンを描写しているといわれている。
もちろん作者はそんなこと言わない。もうスターリンの時代じゃなくなっていたとはいえ口に出してしまえば命がないんだろうし。
最初に歌いだした木管のスラーが取れて急に走り出すところはいつものショスタコ節・・でもなんかちょっと子馬鹿にしてるようにも聴こえる。間抜け野郎だって言ってるような・・
次の第3楽章にどんな意味があるかを知り、フィナーレを聴くととんでもないことになっていて面白いという曲。

後で地図を見るとこの施設にもレビューがついていた。
怖かったとかすごかったみたいな話に紛れて、
うるさい!
滝を見ながら弁当を食おうと思ったのにやかましい・・
という文句があった。
自分は別にこれに文句はないけれど、こういう話はいろんな所にあると思う。

世の中なにかが立てば裏で誰かが泣いたり腹を立てている。
どちらが正しいかは問題でなく、数や勢いのある方が場を押し切ってゆく。
追いやられた主張や心情は全体の中では利己的で間違った考えとして批判の・・
それはそういうもんだから、変えられないようなちっちゃいのはうまくやるしかない。
今あることでうまくやろうとしているのだけど全く本意ではないため自分への背任のような気もする。
だけどきれいごと言ったって粛清されちゃったら終わりだ。
生きてかなくちゃなんないんだから。
バンジージャンプの元ネタみたいなどこかの儀式は、落っこちる振りしてうまくやった女の人の伝説から始まってるんじゃなかったっけ?
世の中うまくやったもん勝ちだもんね。



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