機械と音楽

最近、カーナビが今日は何の日です・・と朝から教えてくれるんですね。
今日は鉄道の日だそうです。
子供の頃、鉄道ファンでした。
音楽に興味を持った時に鉄道は卒業だなんて思ったけれど、いまでもどこか出かけるとついでに鉄道的名所を見にいきたいと思ったりします。
最近出かけるもできなくなっちゃったけれど・・

路面電車とかじゃなくて、江ノ電みたいに普通の電車が道路上を走っちゃう・・みたいな場所がまだ全国に何か所かあるんですが、

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こんな長いのが平然と走ってくると笑いますよね・・・
あっ興味ないと引きますか。

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それも結構な頻度でにょきにょき走ってくるんですよ。

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こんな、道路の信号に合わせてのんびり止まったり進んだりとアナログ的にやっているのに、この先地下に潜って京都市内じゃホームドア付きの近代的な地下鉄としてデジタルな感じで走ってるんですよね。
そこが面白いと思うんだけど・・

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ここも66.7‰なんじゃなかったっけ?
急カーブで車輪が軋むとうるさいのでレールに水をかけてるの・・

あっもういいですか・・・


先日、名曲喫茶でレコード盤を交換するとき、アンプのボリュームを絞る・・すべてが終わると再びボリュームを開いて音楽が聞こえてくる・・・というのを見ました。
多分昔オーディオをやっていた人、今でもアナログをやっている人には当たり前の光景なんでしょうね。
自分もはるか昔何かで読んだことがあります。

私は、実はレコード盤に針を落とすというのを生れてから一度もやったことがありません。
30年前、音楽にとりつかれたとき家にレコードプレイヤーはなくてラジオをカセットテープに録音して聴きました。はじめてCDを買った翌年、アナログ盤は生産販売中止となったと思う。
CD時代には、何をやってもノイズも出ないので電源をどちらから切るかなんてことは考えなかった。

ずっとそれでよかったのですが最近、MPDだと言い出すようになると、
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このあたりの電源を先に落とすと、スピーカーからボッ!!という巨大ノイズがでます。
スピーカーにそんなダメージをくらわせていちゃいけませんので必ずアンプから先に電源を切ります。
たまに忘れたり間違えて悲しくなる・・
私はこれを単に面倒だ・・としか思っていないんですが、アナログをやっている方たちのブログを読むと一連の儀式にも味わいみたいなものを感じられているのが伝わってきます。
私にはわからないけれど、でも何だかいいなーと思う。

そういえば、欧州も中国も遠からずエンジン式の自動車は全面禁止にして電気自動車化すると言っています。
車好きのおっさんたちはみな寂しいという。
なんとなくでも仕組みが理解でき、自分でもいじれそうだったものが、なんだかわからないけどスーっと動くようになるのはつまらないし寂しいんだろうなぁ。
アナログオーディオにこだわる人たちも、そんなことを感じていたりするのかな?と少し思いました。

電気自動車化推進の背景には環境問題もあるけれど、そのほうが技術的難易度が圧倒的に低いからというのもあると思う。
家電関係なんか日本製とうたってあるものもその実はみな中国をはじめ東南アジア他海外製なのが現実だ。
国内電機メーカーの製造工場は空っぽだったりします。
この先車関係もそんな風になっちゃったりしないのかな?
この国は将来大丈夫なんだろうか?
企業はもちろん生き残る道を探って突き進むんだけど、国も世界の中でこの国は何ができて何をするのかを強く考えていかなくていいのかな?
今、国はなにをやってるんだっけ?なんかいろいろ大事なことをやってるんだと思うけど。

なんとなくプロコフィエフのトッカータ
産業、工業化、大量生産・・みたいなものの音楽への影響というか・・

この曲は楽譜を見るか演奏者の手の動きを見て聴くのが面白いと思います。
そういう曲でしょう?
あんまりうますぎる人が余裕でやってるのはかえって面白くないかも・・

インベーダーゲームとYMOとプロコフィエフ

沢田研二の今、みたいな写真を見ました。
皆歳をとってくのは同じで当たり前なんだし、元気に生きていられるなんて何より。
この人は私の幼いころ、まだ超絶スターだった気がする。今いる誰の比でもないようなすごさがあったと記憶しています。
本人がそのせいで困ってるようなことを後に言ってたような・・
TOKIOって歌ってませんでしたっけ?
YMOのテクノポリスにもでてきてボコーダーでTOKIOって・・

93年ごろにYMOが10年ぶりに復活とか言ったことがありました。
幼いころ、どこかで聴いたライディーンが耳に焼き付いていて、懐かしさで時にCDを買って聴きいた。復活後の曲みたいなのには全然興味を持てなかった。
10年かぁ・・遠いなぁなんて思ったのを覚えています。
それからもう25年たってることに笑った。
いまじゃ10年なんか昨日みたいだ。

クラシック以外のCDを買うことはほとんどないし買っても適当に扱ってどこかへいっちゃったりするんだけど、あの時買ったYMOのボックスみたいなのは捨てずにとっておいてあります。
もう聴かないかもしれないけど。
覚えもないんですがYMOが解散したのが83年とかでしょう。ちょうどファミコンが出てきた頃じゃないでしょうか。              
年齢的にはファミコン全盛期世代ですが、親の呪縛もありほとんどやりませんでした。
ある時かかってきた叔父から電話にたまたま自分が出た。
いとこのお古のインベーダゲーム専用機みたいなものを指して「やるか?」という。
親に電話を代わると「いらない、やめてくれ」と答えてしまうので、やると答え叔父が電話を切った後もずっと受話器をもってねばった・・親が気付いたとき、せっかちな叔父はもう出発した後。
叔父が取り付けてくれたそのゲーム機でしばらく遊んだ。

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こんなのだったと思う。
これでいいたいことは・・
電源スイッチを高速でON→OFF→ONと動かすとエラーというかノイズまみれな画面が出る・・
それを何度もくりかえしているとそのいかれた画面中を無音でUFOが横切ることがある・・
その時にスタートボタンを押すと、インベーダが何も打ってこなくなる・・
というのことに偶然気づいていたこと
何も攻撃してこないのでいつまでたってもやり放題で終わらない。
面白いわけでもないけれど・・・

プロコフィエフのピアノ協奏曲、2番は俺の音楽を分からないやつは来るなと言っていそうな音楽でしたが、第3番は魅力的な旋律や楽想が連続して誰にでも好かれそうな曲です。
4番5番もまたちょっととっつきにくい。

その第3楽章に

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こういうのが出てきます。
隣り合う2つの白鍵を一つの指で同時に叩きながら高速で上がったり下がったり・・
ちょっと違うけどバルトークのコンチェルトにもこんなのが出てくる。こういうの時代の流行りだったのかな?
これもトーンクラスターの一種とか言っちゃっていいんでしょうか?
指番号の指定も作者が書いたものでしょう?



これ大好きなんですよ。
もっとジョワジョワ言わせてほしい・・



なんとなくこれ、昔聞いたインベーダーゲームでUFOが出てきたときみたい・・かな?
1979年ごろでしたっけ?私は5歳くらいか・・やったこともないし、見る機会もなかったはずなのになぜか強力に頭の中に焼き付いています。喫茶店の情景とか・・そういえば、あの頃そこらに沢山喫茶店があったような・・

最後に出てくるここも大好き。
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星が降るなんて言うけど、ほんとに降ってきちゃってなんだこれ!?みたいな・・・
硬い音で狂ったように弾いてほしい・・

プロコフィエフは1918年ごろ、来たがったというわけでもないんだろうけどロシアから渡米する途中で日本に滞在しました。
1921年初演のこの曲に、ところどころ日本的な何かをふっと感じることがある。
よく書いてあった越後何とかが使われている・・というのは間違いみたいだ。
この曲のとっかかりになったかもしれないある部分を日本で構想したなんてことを読みました。
でもこの後半の音楽はその後に行ったらしいニューヨークなんかの
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こんな感じの光景を見て、空気を吸って・・それが音楽にも反映されていたりして・・と思ってみたりします。
なんか知らないけど、ピカピカ点滅したりする電工看板みたいなのもきっとすごかったんでしょう?
別にそれをそのまま音楽にしようとしたわけではないだろうけど。

私は妄想癖もあったけれどなんの音楽もなくてもずっと指でリズムをとる癖があった。
いっつもやっているのでちょっと頭のおかしい変態みたいだっと思う。
実際そんなことも言われた。
頭の中で妄想ドラムみたいなのが鳴っていたんだけどそれは子供のころに近所の2階から聞こえてくる高校生のドラムの影響だと思う。
でっかい音で流れているその音楽が何なのかその時はわからなかったけど、復活したときにあれがYMOだったんだとわかった。
音楽を好きになる準備段階を作ってくれのたがYMOだったかもしれない。
CDを処分できないのは多分そんな思いがあるから。
その高校生2階の部屋でたばこか何かをやり、親父に怒鳴られて窓から逃げたりしていたのが忘れられない。
その人は数年前とても若いのに亡くなってしまった。
如何にも裏世界の・・という近寄りがたい風貌だったけど、聞いたところではとてもやさしい鉄道マニアだったそうだ。




うるおいが必要だ

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用があって少し遠くに出かけました。
今まで茶畑なんか興味ないどころかつまんねーとか思っていたんだけど・・

膝が痛いのは車の椅子の高さがあってなくて脚に負荷がかかっているからだった。
高さ調整のレバーを引いて見るとかたいのでここで限界の位置なのかと思い込んでいました。
あまりにおかしいと思い、思い切りレバーを引くとあれ動く・・
座稿を上げていくと上がる上がる全然上がる・・
足も楽になったけどどフロントガラス越しに見える景色も全然違っちゃってなんだか快適に・・
そういえば試乗車こんな景色だった・・・
足を痛くしたりホイールをぶつけたりしながら気づくのに一か月もかかるという・・

こういう、なんか変だなーと思いながらそのままずるいってしまい、気付いたときには何か壊れていた・・
みたいなことが何度かあった。あそこで気付けたはずだよな・・みたいなの。
壊れるものは高額な装置だったり、人間関係だったり・・人間関係はもともとないか・・
相変わらずな私ですが・・私頑張れ。

この歳で膝が悪くてヒアルロン酸注入とかだったらどうしよう・・と思ったけど違ってよかった。
車も乗っててなんか楽しくないななんて思っていたけどもしかすると楽しいかもしれない。
ホイールぶつけちゃったけど板金やっちまう前にぶつけたくない感を新たにできたのはよかったのかもしれない。
よかったよかった。

プロコフィエフの交響曲第5番という名曲があります。




裏に歌詞でもありそうな魅力的な旋律の第2主題、
木管で素朴にさわやかに歌われた後ヴァイオリンに引き継がれます。

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それを支える伴奏、上昇していくビオラとクラリネットがソーダ水みたいでとても印象的なんですよね。
光る空気というか・・
ここ、クラリネットが重なっていることがみそなんだと思うんです…潤いが・・音が濡れてるというか・・・
ここいいよねー
ここをちゃんと聞かせてくれない演奏は嫌です・・
旋律線ばっかりクローズアップされてさらっといっちゃうみたいな…
YouTubeをいくつか聴いて・・これだ!というの見つけられませんでした・・

ビオラにクラリネットが重なるといい音がするんですよね・・
ハープとクラリネットというのもあるか・・

このあたりもそうですが、この先盛り上がって何か崇高なものが力強く歌われるところ、

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ピアニストだったこの作曲家がピアノで着想したものがそのままオーケストレーションされてる感じがすごくしますよね。
実際ピアノもいたりしますけど、左手の動きなんかが見えるというか・・・
ここ、プロコフィエフ自身が歌う歌なんだと思うんですよね・・

この曲、ソ連に帰ってからのものであれでしょ芸術家も国のために戦うみたいな・・
解説を読むと作曲者本人によるプロパガンダ的なコメントもありますが・・・
本当は何考えてたんでしょうね・・


いろいろつまんないこともあるけれど、音楽を聴くことが殺伐とした塩ビ管みたいな色の心に潤いを与えてくれます。
あとどこか気に入って出かけたくなる場所をみつけたいなぁ・・
探しに行けばいいのか。

変化

こんなブログに来ていただいてありがとうございます。
いろんな方に見てもらえるのが楽しみというか励みみたいになってきました。

その日に書くこともありますが、書きたい欲求が来たときに適当に書きなぐったものを貯めといたりもしています。
そうすると古いものはもうけっこう前に書いたのものだったりするんですね。
書いてることは嘘じゃないのでずっと置いといたって変わらないですけど、文体とか細かな感じ方に違和感を感じることがあります。
違和感というか何だか恥ずかしくなっていやになってくるというか・・
書いたときの自分と今日の自分は同じじゃないんだな・・
そんな大したもんじゃないですけど。

そんなのと一緒にしちゃいけませんけど、音楽でも曲をを書いてるうちに自分が変化しちゃって最初と最後で別な音楽になっちゃってるのがあります。
シェーンベルクの「グレの歌」という長大な音楽がありますが、曲の最初と終わりごろで全然作風が変わっちゃって。ロマン派から始まって最後はなんだか知らない新しい世界へ・・そこも面白いんだろうけど。

マーラーも交響曲第2番なんか全体を統一して仕上げてありますが、1楽章と5楽章で若干作風が変わってるなと感じたことがあります。



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プロコフィエフのピアノ協奏曲第2番初演したスコアとパート譜が火事かなんかで燃えちゃったんでしたっけ?
残ったのは作曲者の頭の中にある記憶だけ・・
でまた書いたという事になっています。
巨大音楽でも暗譜しちゃう人たちだし、何より自分の曲なんだからそんなに困難なことじゃないんだろうけど、
復元というより再作曲みたいな感じなのかなぁ・・再び会書いたものは当初のきょゆ防錆がだいぶ落ち着いたんじゃないかなんて言う話がある。
その落ち着いたというこの曲は不思議で魅力的な変な曲です。
この曲は超越技巧系をガンガンやりたくてしょうがない的なピアニストが合うと思う。
すっげーな!とか言いながら聴きたい。
第1楽章は異常に好きです。
全体の印象としてピアノの比重が大きすぎて、オーケストラ付きの大ピアノソナタみたいな印象があります。
とてもいい感じで始まりますが、ピアノに絡んでくる弦楽器がいきなりへんてこりんで、ただの奇麗な音楽なんか聞かせないぞと・・
基本的にピアノ主体な提示部らしきものが終わるとさっさとピアノがカデンツァに入ります。ここがすごすぎるんですがそれが終わると楽章も終わっちゃうという・・
第2主題らしきものは一度も再現されない・・
結局、カデンツァ・・これがやりたかったんでしょう?・・


YouTubeを探すとユジャ・ワンの演奏がいろいろ出てきます。
この曲が好きで得意なんでしょう。
歳を重ねるごとにどんどん進化しているようにも聞こえる。
古いものはこんなに若いのにこんなすごい曲弾いちゃうんですよ的に(比べればですが)聞こえなくもない。


これは結構いいと思う。
デュトワの髪型がかなり気になる・・この人好きで昔から見てるけどこの髪型おかしいような・・・
後ろのオケ団員があくびしてるように見えるのを発見し・・
まじめに音楽聴いてないみたいですねこれじゃ・・


これはさらに進化して、余裕がすごみや深さを作っていると思う。
カデンツァの
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このあたりの怪しく盛り上がっていく感じ、ダイナミックレンジがすごい。


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こんな音楽なのに深く歌ってる・・

この人のファンというわけではないけど一度聞きに行きたいと思っています。
露出狂みたいな衣装はいらないし、あの巨大PDAみたいなの出されたらいやだけど。

楽器演奏は芸術とかいう以前にスポーツ的な要素を強く持っていると思う。
ピアニストにもやっぱり肉体的なピークっていうのが来るんでしょう?
そのあとは芸術性で勝負みたいな・・・

刺身も歯ごたえは新しいうちのが圧倒的に上だけど、味に深みが出るのは歯ごたえなんかだいぶ落ちちゃった頃だよね。


変化といえば記事にYouTube貼ったりしてるけど、しょせん他人の物を勝手に使ってるだけなので時間がたったら削除されたり違うものに変わっちゃってたりするんですよね。
それが嫌で最初は自分で音源を用意したりしていたんですが面倒で・・
あぁそういうこと言っちゃいけないのか・・

どうもありがとうございました。

 いかのしおから

桃屋のイカの塩辛というのがあります。
昔、TVでCMが流れていました。
小学生くらいか、まだ音楽なんて知らない頃。
イカ釣り漁船の船上でイカが上がってくるシーンのバックになんだかすごい音楽が流れていた。
音楽が原始の野蛮な戦いみたいな何かとんでもないことが起こるのを予告させる・・・

神がつくった巨魁みたいな
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こんなのが海から上がってきそうな旋律が押し寄せてきて後にトロンボーンが叫ぶ・・
みたいな
このトロンボーンの叫びの無茶苦茶感みたいなので笑っていたような記憶が・・
画面上はイカがたくさん上がってきていたような・・
YouTubeを見てみたけど、いろんなバージョンがあったみたいでこれは見つけられなかった。

音楽なんて興味はなかったけど、この音楽すごいインパクトがあって大好きだった。
いかにも日本的‥みたいな事を漠然と感じて、このCM専用に作曲された音楽だとずっと思っていました。

中学に入りクラシック音楽に興味を持つと、ラジオを聴くようになった。
ぼーっと聴いているとプロコフィエフのスキタイ組曲「アラとロリー」というのが流れ出した・・その時の1曲目について何も覚えていないのは全然理解できなかったからだろう・・・2曲目、
イカの塩辛が流れ出してぶっ飛んだ・・・
ここにいたのかこの音楽は・・

第2曲の曲名は「邪神チュジボーグと魔界の悪鬼の踊り」。
名前からしてものすごい・・
この曲、若いプロコフィエフのやりたい放題やってやる的な感じがあふれていていいですよね。


Scythian Suite, Op.20
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冒頭、5小節目から出てくる弦とホルンがやっているのはイカのテーマだ。
トロンボーンの上昇音型が畳みかけるのが面白い。




そういえば・・
昔々、遠い親戚が漁師をしていました。
お前も一緒に来いと言われて日の出前から小さな漁船で海に出た。
漁を見るも何も港の外に出た瞬間から船酔いで撃沈しそうに・・
迫りくる波を見て船の動きを予想できれば酔わないことに気付き、必死で前方の波を見ていた・・
内蔵ごと口から吐き出す恐れがあったが何とか無事に陸に戻ってくることができた。
でも結局何をやっていたかはなんてほとんど見られないまま終わってしまった・・・

朝とってきた魚を11時ごろにもういい頃だろとかいって刺身にして食べさせてくれる・・あれはうまかった。
それもうまかったがけど、別な日に鰤の刺身の残ったものが一晩冷蔵庫の中で眠っていた。
次の日の朝、残り物だけどという謙遜的なコメントに支えられて出てきたそれは、
確かに歯ごたえは落ちていた・・でも味には奥行き、深みが出て・・
開いた口が塞がらない・・というのはこのことかと思った。
呆れるくらい旨かった。
人に自慢できるようなことは何一つない私の人生の中で唯一の・・とか言いたいくらいに・・


一度覚えたおいしいものは忘れられない。
若いころに少しだけ務めた会社はわけがあって部長という人が直接の上司であった。
もともと別な企業でトップを約束されたルートに乗っており、かなりの高収入もあった。しかし派閥間抗争みたいなのに巻き込まれ、上が失脚したため不本意ながらここにいるのだ・・というようなことを言って威張っていた。
自称美食家で、「あなたなんか食べたことがないと思うど・・」で始まる話もよくしていた。
私も若かったのでなんでも真に受けてすごい人なんだな、なんて思っていた。

一度その上司に高級か何かしらないけど「お前はこんな所これねーだろ」みたいなお店に連れていかれた。
「うまいだろ・・お前はこんなうまい魚、食ったことも見たこともないだろ!」・・
そもそも割り勘で何を威張ってるんだろうという気もしながら・・
一応「こんなおいしい魚は初めてです!」なんて言っておくと満足そうだった。
大してうまくもないそれを食べながら、あぁ世の中ってこんなもんなのかと思った。
それが原因ではないけど、この人とやっていも人生の時間を無駄にすると思うようになり、その会社はやめてしまいました。

お前も刺身くらいで何語ってんだと言われちゃうと思いますけど、他人の一流自慢なんて私にとっては何の意味もないものなんじゃないのかな・・

コンサートは海外の一流オケしか行かない!なんていうひともいますが、本当に肥えた一流の耳を持っていて他は受け付けないのかもしれませんね。
私も海外のそんな超メジャーというわけでもないオケを聴きにいきましたところその底力に圧倒されたこともあります。またあの体験ができたらいいなとも思います。
でも私の耳はそんな一流なんかじゃないから国内オケでも感動して帰ってこられるし、
見た目も収入も頭の中もずっと三流でしかないことが明らかなので、手の届く範囲でおいしいものを楽しめばいいと思ってます。
おいしいものは意外にもその辺に転がってる事があるかもしれないし。


実はイカの塩辛は苦手です。
桃屋の瓶詰だと穂先メンマというのが好きだった。
最近はあんなものがあると食べ過ぎちゃいそうなのであえて買ってこないようにしてる。

箱根宮ノ下

来週、出張が決まった。
元々旅行好きだったのだけど、事情を抱えてもう何年か家を開けたことがない。
いつまでも無理とは言えないし、心配しても解決しない、なんとかなるだろう。
仕事としてはきちっとものにしたいと思うけど、最近気分が低迷気味だったので会社には申し訳ないけど気分転換のつもりで行ってやろうと思う。
偉い人同行でなければ終わった後とんでもない方まで足を延ばして、全然外れたルートのローカル列車を乗り継いで帰ってきたいところだけど・・

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何年か前、あじさい電車とか言って見に行ったら紫陽花まだ咲いてなかった・・

箱根宮ノ下。富士屋ホテルとかジョンレノンの写真が飾ってある写真館とか・・
この辺りに住んでいるわけではありませんが、この前を通ることがよくあります。
最近はいかないけどふらっといって時期がよければぶらぶら歩いてみてもいい感じのところですね。
人の沢山いるところより、裏の方の蚊がいっぱいいるようなルートが気持ちいいです。
元鉄道マニアなので登山鉄道の80 ‰を見て喜ぶとかいうのも・・

で、プロコフィエフがロシアからどこかへ亡命する際日本を経由したんですが、船便がないとか何とかで半年くらい足止めを食らったらしいんですよね。1918年、大正7年だそうです。
その時の日記が何故かネット上で読めて箱根宮ノ下に来たようなことがありました。
とても美しいところだと言っていたと思う。
ここで誰か作曲の注文をくれた主をフォローしたかったようなことも書いてあった・・会えなかったんだっけ?
ここをプロコフィエフが歩いたのかもなとか思いながら自分も歩いてみたり・・・別に何にも出てきませんが・・
あの日記は面白いです。
日本人のことをまじめで礼儀正しいとほめた後、本音を腹の中に隠してずるがしこいみたいなことも言ってた。
コンサートの報酬が安すぎるとか作曲の報酬をふっかけてやったみたいなこととか・・
日本の聴衆は不協和音に驚かない・それは・もともと(忘れちゃたけど自然のありのままをとらえる日本人的感覚を指していたと思う)そういうものを聴いてきたからだろう・・というのもあった。
これは興味深い。
どこかで接待を受けて両側に芸者がついた。とても楽しかった。
みたいなのもあった。

ピアノ協奏曲第3番は1921年の完成だそうですので日本に滞在した後のものですね。
昔は3楽章に越後獅子というのが使われていると解説に書いてあったのですが、最近はそんなの間違いだろということになっているようです。実際聴いていてもそんなところはありません。

で第1楽章を聴いていて
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このあたりに日本の音楽というか光景というか・・感じるんですよね。



あっという間に終わっちゃいますけどね。
赤い鳥居?お祭り?歌舞伎?芸者?何だろうこれ・聴いたことあるでしょう?この感じ・・
私たちは、賛美歌を歌って育ったヨーロッパ人の不協和音への驚き体感することはできないのかもしれません。
でもこの音楽の中に隠されている日本を感じることができるのは私たちだけの特権だったりしないのかな?

ほんの一部すぎ

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これほたるです。
たくさん光って飛んでいたので写真をなんて思いスマホを取って戻ってきたら、みんな光るのをやめてしまった。
次の日に見に行ったら一つの光も見えなかった・・
あ・・・・
次の日・・また無邪気に光って飛んで見せてくれた。


私クラシック音楽が好きで30年くらい聴いてきましたが、聴いている曲の大半は10代のころに覚えたものなんですよね。
どの曲について書こうとしても「この曲を初めて聴いたのは中学生の・・・」。
いろんな曲を聴いて知って色々聴きつくしてやるんだ・・みたいなイメージが何となくあったんですが、実際は結構有名な曲も未聴なまま・
中高生の俺は訳もわからないのに貪欲にいろんな音楽を知りたがったんだな・・その後の俺は何やってんだ。

ブログを見に行かせていただくと聴いたとないけど聴いてみたいと思うような曲のYouTubeを貼ってくださっている方がいてしばし聞き込んだりしています。
知らない曲を聴いてみようと思う力がかなり弱っているので思いがけず出会う音楽はありがたいし楽しみです。
コメントでいろいろ教えていただけるのも楽しいです。
一回きりの人生、知って面白いとか楽しいとか思ったことの積み重ねですので豊かになると思います。


中高生のころにビデオに録って何回も聴いた曲が何曲かあります。
あまりにも聞きすぎてそれが頭の中に固着してしまい・・どの部分で何が写っていて奏者がどんな表情をしていたのか、弓がどう動いていたか・・鍵盤のどの位置に手があったか・・みたいなのが今でも出てくる。
CDを買っても頭にあるそれとの違いが気になってしまい、同じような演奏を探してしまう。
同じ演奏者のCDを見つけてもあの時と違う・・
というのに苦しんだこともありました。
色々な演奏を受け入れて聴けるようになったのは本当いつい最近。


そんな1曲のなかにプロコフィエフのバイオリン協奏曲第2番ト短調があります。
よくまとまった2番よりも1番のが好きだ・・とか言って通ぶりたいところですが2番のが好きです。
みたのはN響アワーで独奏はチョー・リャンリン、指揮はデイヴィッド・アサートン。
これが特別な名演だったとかいうんじゃなくて何もないところに刷り込まれて固着してしまったんだと思う・・いや、名演だったかも。
この曲のあらゆるところが好きですが、例えば二楽章の後半
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このあたりを聴きながら萌えていた覚えが・・
悪魔の歌のように始まりグロテスクな部分も多いこの曲の中で、汚れを知らない子供の心のような音楽・・これまで変奏されてきた要素が皆出てきてコラージュみたいに重ねられている・・そこに独奏ヴァイオリンが(書いてあるけど)即興的に絡んで歌う・・・

ヴィオラのピッチカートとクラリネットが重なる伴奏音型にはちみつとレモンみたいなイメージがあります。

独奏ヴァイオリンはすごく高い音域でやさしく小さく歌い始めるんですが、熱く叫んだり、色々やりながらG線にまで降りてきて深く太く歌いこんだり・・
見ると特に表情の指示は書いてないんですね。
独奏者、あなたの心で歌ってくれ・・みたいな。
書いてなのに勝手に歌わないで!・・みたいなのありますよね・・・ここでそんな解釈したらダメだけど
ここでグッとくる演奏をしてほしいな・・心は人それぞれだもんね、自分の心と合わないとあれーなんて思っちゃうんだよな・・

聴いているとこの音楽はクラシック以外のジャンルの影響を受けているような印象を受けます・・他のジャンルを聴かないのでなんかいいようもないんだけど・・
ロシアの作曲家たちが革命後欧米に亡命して映画音楽文化みたいなのを作ったとどっかで読んだこともあるし、順番が逆かもしれない・・



昨日は別な曲を聴いていたんですが、プロコフィエフという作曲家も面白いですよね・・多作家みたいだけど、なにやってんだこれ?みたいな中に泣きたくなるような音楽がぽっと出てきたりして・・
日本に来たこともあるらしい・・どこかで読んだ日記が本音だらけで面白かったような・・
まだ聞けてない曲がたくさんあるんだよな・・聴けるかな。

ついでに
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プロコフィエフのスコアは、移調楽器がすべて in Cで書いてあるんですよね。
楽器の配置も音高順なのでトランペットがホルンの上に書いてある。
かえって見にくいような・・・
in Cは私のような素人が面白半分で眺めるのにはいいですが・・・
伝統や他人の都合より書いていく自分の都合優先で押し通そうとしたみたいですが、
普及しなかったんでしょう?
普通の作曲家がやったら馬鹿にされそうだもんね。
これを堂々とやれるところもこの人のすごいところなんじゃないでしょうか・・