家と音楽

ずいぶん前から気になりつつ行ってなかったおしゃれ系中華レストランへ。
席に案内されランチメニューを選ぶと、中国粥は自由に捕り放題ですよとのこと。
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ほんとは添えられた漬物みたいなのを入れて食うもんらしいけどとりあえず粥だけ入れてきちゃった。
鶏肉が入ってるように見えるけれど味はない。
仕事で中国に行ったとき、ホテルの朝食でおいしそうな料理はどれも爆辛で私には嫌がらせみたいだったけどおかゆだけはこれと同じ塩味もないプレーンな味・・日本のと同じだななんて思ったりして。
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プラス50円でご飯がチャーハンになるというのがまたいいですね。
油淋鶏おいしかった。
凝った器がおしゃれ中華屋って感じで。
自分でかけるたれにはねぎのほか大量の薬味が満載。
中国と言ってもやたらに広く各所で気候から食文化から全然ちがうらしいけど、自分の行ったところではこんなネギのほかショウガとニンニクと山椒を大量に入れたタレをよく見かけた。
通訳の男はスマホで小さな子供のためどこで用意するのか全身赤い服と白いひげのサンタクロースな格好をしてる写真を見せてくれた。
なんだこんなにいいお父さんしてるのか・・
今バブルなので給料の大半が家賃に消えていくと言ってたけど、でも何だか幸せそうだし頑張ってたのが印象的だった。

大地の歌と言えば貫くテーマとしてはまず死という物があり、告別とか酒、のほか美しさ・・人間・・

https://www.youtube.com/watch?v=3pzIE7rx7JY&t=1172s
両端楽章を中華飯屋の記事にあてるのはちょっとどうかと思うけど3楽章なんか詩の内容からいっても絡めていいんじゃないかと。
と書いたこれをプレビューしてたら嫁さんが今の曲もう一回聴きたいとか言い出した。
どうもピッコロのソロがハマったらしい。クラシック音楽に興味があるわけでもなくマーラーなんてしらないだろうけど。
だけどあれ、ちょっとそれうるさいやめて!なんていう嫁さんじゃなくてほんとによかった。
私も幸せ。

ちっちゃなスープは3口で終わっちゃいそうじゃないかと思ったけど
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嫁さんの食べても減らないとかいう野菜タンメンが回ってきたのでよし。
こちらもおしゃれな感じ、やさしい味のスープ。
麺は普通というかちょっとふにゃら感。
閉店時間までまだかなりあるのに、おかゆ取り放題コーナーは片付けられてしまった。
あー漬物・・ふと目の前にあった
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自家製山椒油が気になり一滴たらしてみると・・
あー、いいねこれ。たとえがおかしいけど無印良品の香り。自家製のラベルがまたいいよね。
また来る機会があったらこれで食べよう。

朝、轟音で目が覚める。空き家に業者が入って古い物置かなんかを壊してるようだ。
借家にするんだろう入居者決がまったのかな。何組か来てるように見えたなぁ・・
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お金持ち系のそれとは程遠いけど私が小さな専用部屋で音楽を聴いているとき、犬は必ず直下のこの部屋にいる。
音楽を聴いてるわけじゃないだろうけど・・寝てるし。
近所に人が入るのかと思ったらふと気になった。
詳細は省略するとしてそこそこの音量で音楽を聴くためそれが外に漏れている可能性があり・・
かつて確かめたこともあったのだけど記憶があいまい、たまたま聴いてた大地の歌の第1楽章冒頭から流して外へ出て実際聞いてみた。もっとうるさい曲はいくらでもあるけどまあいいだろう。

https://www.youtube.com/watch?v=3pzIE7rx7JY&t=1s
結果的には思ったより聴こえないというよりほとんど聞こえない程度にしか漏れていないことが分かった。
それがどうしたという話だけど私にとっては生きてていいですよという話だから。
ついでじゃないけど、
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冒頭から何度も象徴的に繰り返されるホルン4本の雄たけび。
この録音時それでは歌手の声に対してバランスが悪すぎるため2本に絞ったと本で読んだ。それがどうしたというところだろうけど私にとっては神秘の秘宝に接したみたいな面白い話だったの。
この曲に関しては実演でもそういう対応がされることもあるかもしれない。作者自身最初は書いたテューバを削ったりしてバランスを取ろうとしたようだけど、それでもオケが楽譜通りに演奏すれば歌手の声なんかかき消されて聴こえなくなっちゃうと思う。実際聞きに行った時そうだった。

お散歩いこうか。
犬と散歩していると、普段なら別に会話もしないような近所の人が笑顔で話しかけてくる。
少し話したところで、
子供つくんないの?
みんなそう思ったり言ってたりするのは当然のことだろう。
多分空き家へ入ってくるのは小さな子供を連れた若い家族だと思う。
正しく健康的な。
楽器の練習は・・まいいか、これ書いてて台所でいい香りがするなと思ったら嫁さんがもらったゆずとショウガと蜂蜜でそれ系飲み物を作ってた。
ちょっとショウガ強めにするとのどに効いて風邪も吹き飛ばしそうね。
うちは、
まいいや。
結構楽しいよ。

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考えたこともなかった遠くの

音楽を能動的に聴こうとすると自分に調子のいい悪いがあって、この日はなんだか知らないけれども調子がよく妙にさえてた。
なんとなく午前中のこの時間が特に・・とかあるんだけど犬と散歩も行かないとね。
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あれ爆睡中。
同じく散歩をしている人のなかに90歳を超えてるような夫婦を何度か見かけたことがあった。
よろよろで進むのも精いっぱいだけどお互い支え合って、そこには笑顔もあったような気がする。
微笑ましいというかすごいあそこまでいける人は、実はあんまりいないと思う。
勝ち組ってああいうのだろう?

先日行くところもないからここへきて
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もうずっと火の入らない古参の兵はだいぶ色褪せ錆も出てた。
生まれは1928年だそうだから御年92歳か。
ケーブルテレビのローカルな番組を見ていたら解体予定だったが見て喜ぶ人がいるのでそのままにしてあるとのこと。
鉄道そのものが廃止されてもおかしくないところ市民の要望を受け公的援助が行われているというところがちょっと感動的だ。
利用するわけでも何でもない見物人が機関車の復活とか屋根下に保存と考えるのは筋違いだろう。

昨日テレビに出てた芸術家の老夫婦がとても仲良く楽しそうにしているのを見て、どうしたらああなれるのかなというようなことを嫁さんが言った。
ぶっちゃけ、そこにあるのはゆるぎなく安定した経済的基盤だろうと思ったりするけれどそこでそんなこと答えてちゃだめだろう。
お金もそうだけどまず自分が元気でいられることだよね身も心も。

あの老機関車が元気に走り回っている姿を
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見に来たことがある。
複数の工場にむけ張り巡らされた線路を頻繁に行き来して貨車を引っ張り出したり、突放といって玉突きみたいに貨車を押し離して貨車に乗った作業者が手ブレーキだけで任意の位置にとめてゆくみたいな職人芸的世界が面白く・・
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押し出された貨車はポイントを左にわてってゆく。
あれ多分でっかい紙のロールみたいなのが入ってるんだと思うんですけどね。
すぐポイント切り替えて
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機関車は直進して別な貨車を捕りに・・
小さな車体であっちこっち走り回ってる姿は古参の武士というより若くて元気いっぱいな牧場の牧羊犬というか・・
ぽっ!みたいなホイッスルもかわいく、健気であった。
しかし80過ぎまで現役で元気いっぱい走り回ってたんだね。
この機関車最初に投入されたところでは能力過多で持て余され、続いて入った大手では他の車両たちとの違いからあまり好んで使われず・・で次に来たここにちょうどぴったりな仕事が長くあったから最近まで。
長く生き残るって結構運だったりしますよね。大きな会社だとたまたま転属になった部門が他社に身売りしちゃって戻れないどころか潰されてしまいとか
職安いってどの会社と出会うかもたまたまその時募集ががかかってるかみたいなタイミングというかくじ引きというか運みたいなもんだもんね。
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501というのは車両形式と製造番号だけど分かる人にはわかるあれは名鉄のフォント。それを剥がさずそのままにしといた人たちの心みたいなものをまた感じてみたりして。
窓の曲線が昭和3年て感じですよね。
復元とかじゃないリアルなものにレトロという言葉を充てるのは違うと思う。
奇跡が起きて、どこかで大事に保存されないかと思うのは勝手すぎか。

それで、嫁さんとテレビで見た芸術家・・本人は芸術家と呼ばれたいわけじゃないかもしれないけど私から見れば芸術家なその人は、才能にあふれた人だから今でも仕事があるらしいのと若いころに大成功しているせいでお金には困ら・・そんな話じゃなくて、自分の作ったもので誰かの心に何かが届く‥感動させる・・みたいなものを持ってる人は死なないよね。
芸術家と言わなくても仕事でも何でもいいんだろうけどそういうのもってるうちは・・
退職したら何もなくなっちゃうとか飽きたら終わっちゃうと死んじゃうからできれば自分のなかから湧いてくるようなもの・・
そこまでいかないにしろ、人と触れ合い付き合うっていうのが大事なんでしょう?
そのへんが壊滅的にダメな私はどうしようかと思っちゃうけど、なんかこう・・なんとか・・

https://www.youtube.com/watch?time_continue=579&v=3pzIE7rx7JY
この話、最初は自分が死ぬときは・・みたいな事を書こうとしてた。
だけど変なことを書いてるとほんとにそうなっちゃいそうだからやめる。
読む人もみんな苦労や不安をしょってるからそんなもん書いたって何言ってんだてめーみたいな話ですね。
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機関士さんは結構若い人のようにも見えてたけど今どうしているのかな。
走る貨車に飛び乗ったり下りたりしていた作業員の人たちもどうなったんだろう?
10年くらい前に当たり前のように目の前でやってるのを見たけれど、すでにあの時点で世間的には労働安全なんだかに抵触して禁止みたいな仕事だったかもしれない。
でも見事にこなしてた。

真っ暗ではないけどあの塗装、多分ぶどう色1号という国鉄標準色でSLのすすによる汚れが目立たないみたいな理由で多用されてたわけですが渋くていい色ですね。
ぶどうってこんな色だっけ?と思いつつ。
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奥にいるあの機関車も古く貴重な・・
40年くらい前に各地に保存された蒸気機関車が自治体の負担となって次々解体されているというニュースを見たのは数年前か。
税金で維持してるコンサートホールのパイプオルガンをどこかへ売り飛ばしたいというニュースも最近見た。
誰かにとって宝でも、そうでない人にはお金を無駄に消費する厄介者であったり・・やっぱりぶっちゃけお金か。
お金ないです。
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彼が走り回っていた所はもうレールもはがされてしまっていて、あの機関車に火が入ることはもうないのかと思うとちょっと泣けてくる。
90になって嫁さんと笑って散歩をするなんて自分は到達しない他人事だと思いながら書いたけど、そうじゃなくてそこ目指そうかな。
正直経済的には将来真っ暗闇である。
健康面も自信がない。
年金や退職金なんてものはあてにできず死ぬまで働くようなイメージがいま漠然とあるけど冷静に考えればそんな都合よく行くとも思えない・・とか言ってもしょうがないのか。
いまは、いまをがんばろうか。

今日も楽器吹いた。
油断して壊れかけたアンブシャを丁寧に・・もどったかな?とかやってるともう忘れちゃってるけど首の角度・・あそうか・・喉しまっちゃうから・・
みたいな。
やりたいことと大事な人がいればすぐに死んじゃったりはしないんじゃないかと思ってる。

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1人暗くなる。

まだこれ大晦日の話です。
最後の夕日を見届けてやろうと山に登った。
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ちょっと模型みたいでしょう?
反対方面遥か麓には自分の家が見える。
幼いころ、親からあそこに見えるだろうと言われたそれを見つけることができなかった。
どうしても自分の目でそれを見つけたいと思い、小学生の頃ここを目指して自転車を引きながら山を登った。
全然たどり着けなかったけれど。
初めて手に入れた車で帰郷したとき真っ先にきたのはここだった。
さらに何年か後、カメラなんか持つはずのなかった私が買ったカメラで最初に撮ったのはここじゃないけれどその次くらいがここだ。
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夕日はさあこれから沈んでいきますよと言うところ。
車がいっぱいとまって人もたくさん。
ものすごく寒いから車の中ででっかいカメラを構えてる人もいる。
大晦日だしみんなはしゃぎ気味。
まだ飲んでないんだろうけど大声を出して子供みたいにはしゃぐ初老のおじさん。記念撮影はいいけど俺の車に体をぶつけてるよ。
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実際模型も置いてある。
駿河湾の表示がはがされてどっか行っちゃってた。
風で飛んでいくとも思えないし壊した奴がいて、きっと今頃どこかで楽しくやってるんだろう。
テンションのあがったおっさん、なんとなくこちらを気にしているのが伝わってくる。
なんだこいつ?とか思ってるんでしょうね。
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あー沈んでゆく。
寒い。

それで、私は15くらいから頭がいかれていて正月は鬼門みたいなところ。


https://www.youtube.com/watch?time_continue=579&v=3pzIE7rx7JY
落ち葉の舞う湖のほとりで・・
恋に破れたらしいこの人は憔悴し、太陽よもう一度私の心を照らしてくれないの?とか・・
歌詞には一言も出てこないこの舞い落ちてゆく木の葉はこの場所の情景を描いているだけでなく、希望を失い疲れ果て、死に取りつかれているこの人の命そのものなんでしょうね。
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ずっと連続していた落ち葉が最後にふっと途切れる瞬間、
これを聞き逃すわけにはいかない。

西洋音楽の基本に不安定状態から安定状態へ移行するという動きがあるんだけど、考えてみる音楽に限らず物理でも化学でも同じですね。
不安定なものは安定した状態へ移行しようとする。
安定しようとするって何かと言うとバランスしようとすることでしょう。
プラスでもマイナスでもなく、熱くも冷たくもなく、高くも低くもない・・中壁な状態へ。
それはこの宇宙の第一条件みたいなもんなんじゃないか。
みんなが笑顔を浮かべている時、誰かが正反対のところにいなくちゃいけないんじゃないかと思う事がある。
泣くとか苦しむとかじゃなくて、笑わない、笑えない人もいなくちゃいけないのではないか?
誰もなりたくないその役目を負ってることに気付きたく無くてみんな必死で・・

・・・とこんなこと書いてたけど
中高生ならともかく中年がこんなこと書いてると傍目には馬鹿に見えるでしょうかね。
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低い雲に消えて終了。
周りにいっぱいいた人もわらわら車に乗り込む。
でもちがった。
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まだ終わりじゃない。
雲の合間からまた出てきた太陽。
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ほんとの夕日が沈みきった瞬間周りがぽっと赤くなるのね。
空が生きてるみたい。

最初に撮った写真はもう17年前。
建設が始まった第二東名の橋脚が象徴的に写っている。
開通はまだずっと先、そのころには・・なんて考えてた。
でもそうならなかった。
当たり前だけれど富士山も周りの山も全く変わらない。
多分私のこの変な頭も死ぬまで変わらない。
しょうがないからそれでなんとか生きていく。
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麓へ降りてきてもきれいだった。
幼いころ見ていた山。

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書けば馬鹿にされるだけと思いつつ

コメントいただけてうれしいです。
ありがとうございました。
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本来私などがやるのはおかしいはずの氏子総代の代理を頼まれ朝から地域の神社へ。
回ってくるわけのない役が回ってきた訳はいい内容じゃないしここへ書いてもしょうがない。
月一の掃除のつもりで行ったらたくさんの人がいて驚く。
ちがった祭典の準備だった。
普段絶対入れないところへ入って雑巾がけをしたりというのは貴重な体験ではあったけれどそれもほどほどで終わってしまい偉くもなんともないはずの私なのに別枠みたいなところに座ってただけで終わってしまった。
氏子になるような人はみんな商売をやってきたとかでっかい農家だとか、そこそこでっかく太く生きてきた個性的な人ばかり。
話し方にも強い個性があり知らなければ怖いというかなんだこの人みたいに思うかも。
でも多分、みんなすごく優しくいい人。
昔から繰り返してきた初めての場で委縮しすぎて失敗してきた経験がフラッシュバックする中、時々優しく声と笑顔をかけてもらえた時はうれしかった。
酒もそうだけれど、普通の人が普通に乗るはずの話題が全く理解できず相変わらずの自分を知る。
それはそれとして大変ありがたい気持ちをもって挨拶をして家へ帰る。

素晴らしい天気で遠くへ出かけたいと思っていたけれどもう時間も時間。
一つ大切な用をこなし、付き合ってくれた嫁さんと昭和な喫茶店でパフェ。おっさんなのにココアパフェ。
それから晩飯までの時間つぶしに買い物か・・
そうだ待ってる間自分が時間を潰せるあそこの店にしよう。
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のんびり走るローカル私鉄の上を新幹線が轟音を立て矢のように通過してく。
結構うるさくて近所めいわ・・じゃなくて、
ひっきりなしに通過してゆくあの中には人がいっぱい。
みんながあの速度で進んで行くなら俺はこのローカル線・・いや違う、俺は地べたを這うナメクジだ。
こんなことを書いたってしょうがないけれど、楽器はまた非人間的駄目展開へ戻ってしまった。
戻ったんじゃなくて勘違いしていただけなんでしょう。
ほんとに子供が初めて持って30秒後にできるみたいなのが1年たってわからない。
まるでわからない。
傍目には人の言うことを聞かずちゃんと練習もしないくせに文句ばっかり言ってる馬鹿は辞めちまえというところでしょう。
昔からなんでもこのパターンで結果こんなになっちゃった。
そんな人生を、なんとかやり直したいんだけれど簡単にそうはさせてもらえないのね。
そうなるのを承知でナメクジみたいに・・はいいけど周りはそんなの理解できないから。
それも解っててなんだけど。
文字上だけじゃなく、実際に俺は人間じゃないんじゃないか?
誰の言葉も聞こえてこないし、誰もいない。
誰もいないんだよずっと。

他人にわかってもらおうという内容じゃないとは思うけれどもう何か話す相手がブログだけになっちゃったから、押さえてるものがあふれるとここへ流れ込んじゃうのね。
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スマホのメーラー、ゴミ箱を空にするを押す。
今時メールじゃないし荒唐無稽化していたものを消しただけだから何にも変わらないんだけれど、実際誰もいなくなりなにもなくなった。
望んでないけど経験により自分にとってベストなのは人と関わらないことだと思って生きてきた。
なのに今頃、そんな自分はみっともなくみじめだとか寂しいとかなんで出てくんの。
でもこれがなくなっちゃったら終わりかもな。
さっきからお前止めちまえよどうせまただめだみたいな声が聞こえる気がする。
辞めちゃうと2週間くらいでお前は生きてても意味がないみたいなのが出てきて延々ずーっと続くのは知ってる。
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綺麗だな。
でももう終わりみたいな気分で振り向くと暗くなってしまった空の雲間から明るく輝く月が顔を出そうとしているところだった。
大地の歌みたいだなとか思いながらもう写真を撮ろうという気もなくて。


https://www.youtube.com/watch?time_continue=2037&v=3pzIE7rx7JY
暗い夜への入り口。
やがて美しい月が昇ってくる。
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その光景がどんなに美しいものか、言葉が解らなくても音楽が教えてくれる。

おお友よ、この世では幸をつかめなかった!
と語る背後で静かに打ち鳴らされる銅鑼の音が行く先にあるのは死だと教えていると思う。
別に私が死ぬわけじゃないけど。
でもこの時俺は死ぬまでこのままなんだろうなとかなんとか考えていた。
いまはそれじゃ困るという気持ちがまた戻ってきた。
何にもわからずできない訳の分かんない私の唯一で最大の楽しみである音楽が、私からは最も遠く高い壁の向こうにあるというのは結構悲しくつらい。
この惨めな思いのまま死にたくない。

なに弱音はいてんだこれ。
そんなでいるからか風邪ひいちゃった。
負けたら終わりだ。
傍から見ればふざけてるようにしか見えないんだろうけど、また今日も練習します。

その後行ったいつものレストランはやっぱり連休なのに一組のお客さんもいなかった。
私は静かでいいなとか言ってればいいけど家族なんだろう少なくとも3人の人が働き空調や照明が動いて・・・大丈夫なのかな?
明るい光と丁寧な対応の中食べた料理はおいしかった。
ここで一人で食っても味気ないかもね。
今一人じゃないんだから。
音楽を聴こうという気もなくなちゃっていたけれど次の日犬と散歩をしていると不意に頭に浮かんだ曲があり、音楽部屋に座ると次々に聴きたい曲が浮かんだ。
音楽まで嫌いになっちゃったらおしまいだけどまだ大丈夫だと思う。




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トンネルと命

家のすぐ隣から勾配が始まって遠くに見えるでっかい山へつながってゆく。
その向こうには湖があるのだけれど、遠すぎてリアリティもない。
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ここはその山の中腹、
湖から大量の水が流れてくる長い隧道が掘られたのは江戸時代、1670年。
まだバッハも生まれていない。
立派なトンネルポータルみたいなのが整備されたのは大正時代くらいか、
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水を発電用に利用することになった時だと思う。
なんか綺麗。
江戸時代、水不足にあえぐ村は山の向こうに満々と称えられる湖の水を引くことを考えた。
あの頃、江戸の守りを兼ねる国境にトンネルを掘るというのは反逆行為みたいな要素があったかもしれない。
そこを実現させたというかやろうとしたところもすごいし、
両側から掘り始められたトンネルを山中でほとんど狂いなく貫通させた高度な測量技術も驚異的に素晴らしかったりするんだと思う。
この巨大プロジェクトを成功に導いた名主と・・役人もだったか・・はその後消息を絶ったかなんかで、おそらく処刑されたのだろうということになっていたと思う。
そういう人が生きていればヒーロー的存在になってしまたっりして支配者にとって都合が悪いんでしょうか。
当人たちにはきっとそのことが予測できていたんだろう。それでも多くの人間とその子孫の命を守ろうとして・・
今、生きづらい世の中とか言ってて確かにそうなんだろうけど、
昔はそもそも生きられるかどうかもわからないし、
生きても地獄みたいだし・・


https://www.youtube.com/watch?time_continue=1&v=1VA7OLh-2ZA
酒飲みながら豪快に何度も
生は暗く死もまた暗い・・
飲めない俺は歌でも歌おうか
歌も歌えないから笛でも吹こうか。
笛もならねーな。

避けられない死というものに強く魅かれ続けた作者は、いつもそうしてきたように出来上がったこの曲を自分で初演することはできないまま亡くなってしまった。
特にこの楽章で感じるけれどこの曲のスコアはそのままやると歌手をオケがかき消してしまう感じがあると思う。
もちろん作者はそこについてかなり配慮をした設計をしているんだと思う。当時最高レベルの歌劇場の現場に毎日いた人だから、超絶パワフルな歌手の技量を前提に書いたりしたんでしょうか。
聴いていて、あオケ抑え気味でやってるなぁなんて感じちゃったら興ざめ・・とかこういうのも音楽を聴く楽しみの一つだと思う。
試演ができていればもっとスコアに手を入れていたのかもしれません。
こういうのは理想的なバランスで聴こえるように配慮調整された録音ばかり聴いていると知らないままだ。
別に知る必要もないのかもしれないけれど、これを聴いたときも音楽は現場にも行きまくるべきだと思った・・・思ったきり行けてないのだけれど・・
くだらないこだわりで自分の行動を縛ったりするのは、自分で自分の人生を絞め殺しているようなものだと思う。
しかしまた、そんなきれいごとにすぐ乗れるんならとっくにそうし・・

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水で満たされたトンネルは何だか暗くちょっと怖いイメージ。
見てると時折何かが流れてくる。
白い・・・花びらかな?
湖のほとりに花でもあるんだろうか?
明るい世界へお帰りなさい。
暗いトンネルでも、また明るい光の下に出てこられるのならいいですよね。
このすぐ下には発電所の導水管への取水口があるはず。
昔仕事で柵の内側というか一歩間違えば導水管の中に落ちていくというところへ入ったことがある。
足元は滑り落とそうとしているかのような泥、暗い闇への入り口がすぐそこに口を開けていた光景を今でも覚えている。

今、小さな光を感じるから生きていられると思う。
今度トンネルに入ったら、もう出てこれないような気がする。
そんな暗闇の穴は意外にすぐそこにあるとも思う。

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峠まで登り、稜線を走る観光道路に乗ってみる・・・
暑さでか空気が湿気ちゃて消しくは曇りがち。
遠くから来た人は残念でしょう。
子供を含む人間であふれ・・かと思ったけれど意外にも人はあんまりいなかった。
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もうちょっと行くとドライブインみたいなのがあり・・
どうでもいいけれど後ろの街灯の明かりはふもとにある私の家周辺から見える。
全然手の届かない高い山の上にある光をまじかにみるのは
何度見ても不思議な気分になる。
来ちゃいけないところに来ちゃったかのような・・・
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振り返れば芦ノ湖。
あの水がトンネルをながれ、幼いころ毎日眺めた川にも流れてゆく。
湖には観光船。
みんなソフトクリーム食ったりして、場は和やかだ。
平和って大事ですよね。

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初氷から思い出したいくつかのこと

もう数日前になるけれど、
やけに寒いなと思っていたら
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車のガラスが凍ってた。
今年初。

氷といえばラヴェルに弟子入りした人が残した本のなかに毎日夕方になると機械式製氷機のハンドルを回し続けるのが日課だった・・・というようなことが書かれてあった。
とても面白かったので大事にしまってあるその本を今読み直す気がないため詳細は忘れたままだけど、ハンドルを回すのは同情せざるを得ないようなとても長い時間だった気がする。
散々回すと、小さな氷が一つ出来上がる。それを入れたカクテルを飲むことをラヴェルはとても楽しみにしていた。
家庭に冷蔵庫なんかなかった時代、それはとても美味しかったでしょうね。
仕組み的にはコンプレッサーを手で駆動みたいな話か・考えてみると冷凍庫の基本原理は100年くらい変わってないということ?

日本人はビールを冷やして飲むけれど中国人は常温で飲むそうだ。
私は飲まないのでかまわないけれど何だか気持ち悪そうだ。
仕事で日本へ来た中国人とその辺へ飯を食いに行ったとき、
「なんでいちいち冷たい水が出てくるんだ?」
え?どこでもそうだよ。
「氷が入ってるじゃないか!」
と不可解な顔をしているので
もてなしの気持ちだろ?というと
「今は冬だぞ!?寒いのに冷たい水?」
おまえらあほか?みたいな顔してた。
なるほど話の筋は通っているし気持ちはわからないでもない。でもそういうのお互い様だとも思う。
みんな正しいと信じているものなんてたまたま周りがそうだったくらいなもんでしかないのかもしれない。
常識や気持ちの解釈なんて場所が変わればひっくり返っちゃうものなんでしょうね。
どんなものでも何が正しいかとか俺は正しいとかムキになったってしょうがないんだよな。

そしてなんとなく逃げてる感じだった中国出張が確定した。
それがどうしたというところでしょうけどいろいろあって。
チャンスととらえてと思うけれど同時にリスクを背負う役が登場みたいな側面もあると思う。
そんなのあたりまえか。
あったっていいよなるようになるだけ。


https://www.youtube.com/watch?time_continue=0&v=1VA7OLh-2ZA

中国と酒といえばこの曲。
1曲目は「大地の哀愁に寄せる酒の歌」

これを初めて聴いたのは高校に入った頃。
ネットもない時代CDジャーナルという雑誌が毎月の情報源で、巻末にあったはがきにCDのカタログ番号を書き入れて送ると廃盤でない限りどんな盤でもゆうパックで送られてきた。
今じゃ考えられないけれど料金は同封された振込用紙による後払いで、この盤の代金を振り込みに農協の派出所みたいなところに歩いたときの映像がなぜか焼き付いている。草も田んぼも枯れている、冬だったのか。
30年も前の録音かぁ・・なんて思ったあの時からもう30年だもんな。
農協はたたんで駐車場となり、お世話になったベルトランという通販会社はAmazonの前じゃなすすべもなかっただろう検索しても誰かの思い出話すら見つけられない。

初めて買ったCDジャーナルは偶然なんだろうけどその後も興味を持ち続けるいくつかのことが記事になっていた。
なくなってしまったその一冊がどうしても見たくて数年前国会図書館に行ってみるとあの一冊と再会することができた。宝物みたいに何度も何度も読んだためか隅の方のちっちゃな広告まで頭にコピーされていたことを知り懐かしかった。
あの頃の紙面は流行歌の他ジャズも洋楽もクラシックも演歌もまたく分け隔てなく同じように扱われているうえ、かなりまじめで踏み込んだ論調もありいろんなことを教えてもらえた。
虹色に光るあの盤がまだ未来技術の象徴みたいな印象で扱われていたころ。
雑誌自体は今でもあるようだけどいまの中高生はもうCDなんか見たこともないんじゃないのかな?

当時の私にはまだこの音楽は理解できず、かっこいいと思った冒頭の3分間くらいだけど何度も聴いてたような記憶が。
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この辺りに萌えた覚えていた・・
今はそういう聞き方はしないけれど、流して聴けばさっと通り過ぎちゃうここも譜面を見ればいちいち細かく書きこんであっても見てると萌える。

この曲が自分にとって大事なものだと思うようになるのはもう10年くらいかかった。
いつも酒が絡んでいる交響曲大地の歌のテーマは生と死、最終的には死を受け入れること。
ほんとに身に染みるのはこれからかもしれない。

その後私は頭がいかれて暗黒の地獄を一人で生きているような気分で何年か過ごし今も引きずっているけれど、何にもできない私に唯一音楽を聴くという事がいつもあってくれたおかげで何とか生きた。
ありがとう音楽。

そういえば自分が下戸だと悟ったのは中学のころ知人宅でカクテルを飲もうという話になった時だった。
何が起こったのか理解できなかったし、それが自分にとってどういう意味なすのかはまだわからなかった。

人は昔話ばかりするようになると終わりが近い気がするけどまだそんなのじゃないよ。
最近新しいことを初めて今はそれが心の支え。

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朝顔は12月に入ってもつぼみをつけてくれてうれしかった。
そのつぼみはもう開くことができなかったけれど。
ありがとう。
頑張った朝顔にお前も今からでもなんか頑張れよと言われた気がする。
ほんとだね。
なんかやるよ。
すだちは採らずにほっといたら黄色くなった。

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富士山もまた新しい雪を受けて綺麗に化粧してた。

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元気になったと思った犬は今朝またくだしてた。
でも食欲はあるってなんなんだ?
冷えるからね。
あったかくして、がんばろ。

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もも

今日も会社に行ったら朝からいろいろ背負っちゃって・・
まあいいや。頑張ろう。
よく考えればありがたい。
今何か頑張る場は仕事くらいしかないんだから。

最近、いろいろあってわさわさしていたのでちょっと出かけた。
昔だったら近くというかここから旅が始まるくらいに思っていたあたり。
訳あって遠出ができない今ではそこそこ遠い場所だと感じる。
河口湖のあたりは気温計が25℃なんて表示していてびっくりした。
でも峠のトンネルを超えるとほとんど同じ標高なんだろうけどすごく暑い。
少し下って、桃の花がきれいだったところを通るのでなんとなく寄ってみた。

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花を咲かせていたあのころとは全然違ってなんかものすごい勢いで頑張る人みたいな印象になってるのね。
桃の実がいい感じに色づいて・・
風はあるけれど日が当たると暑い。
わかんないけどでもこれが桃を甘くする秘密の一つだったりするんでしょう?
夜は涼しくてとか。
果物あんまり食べない私だけど、桃ってわかりやすくおいしいよね。

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日が当たるといけないのか虫よけか・・何かわからないけど
一つ一つの実には丁寧に紙で傘がかけてあった。
いまいち実が見えなくて絵にならないけれど、
見せもんじゃないもんね。
そんななかに

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裸の実を見せている樹があった。
こんなこと言うと変態みたいだけど、
なんかこう、エロいんだよね。
桃の形がじゃなくてこう・・全体的なたたずまいが・・・
この写真だとエロさが伝わってないか。

桜に似たような花をつけるこの木だけれど、やっぱり桜とは違う。
当たり前か。
葉っぱもなんかこう積極的に攻めてるような感じ・・
これだけの実を維持しようと思うと奥ゆかしい感じじゃダメなんだろうね。
そういえば花もよく見ると優しいとか優雅とは違う前へ押す勢いがあったような。


https://www.youtube.com/watch?time_continue=1353&v=1VA7OLh-2ZA
マーラーの交響曲 大地の歌 
中心に置かれた第4楽章は「美について」

桃って中国から来たらしい。
この曲も桃とかエロとかそんなのを感じ・・

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中間部、乙女の前に馬に乗った王子が登場・・みたいなところ。
欄外にごちゃごちゃあるのはヴァイオリンへの指示で最後の小節の十六分音符でリアルにマンドリンを模倣すること・・だったけ?
東洋の竪琴のイメージでという事でしょうけれど、この曲実際にマンドリンも使われるのでこの時もオケの中にいるはず。
上の方ではリアルマンドリンもここだけやることに。
Stark besetztと書いてあって‥大きく占領?目立てってこと?
マーラーのスコアにはいたるところで欄外にこのような文書的な指示が見られます。
オペラの楽譜みたいですよね。そこが面白いんですけどね。
同じく歌劇場指揮者であり巨大管弦楽作品を残し成功した作曲家にリヒャルト・シュトラウスがいますが、彼の交響詩のスコアなんかを見ているとこんなごちゃごちゃ書いたような注訳はほとんど見かけない。
耳で聞く印象と異なり、意外にシンプルな楽譜の景色がかえって印象的。
作曲家としてだけでなく、演奏家としての考えや感覚の違いをここに見る気がする。
しかし彼らは互いの才能を認め合う中でもあったようだ。
マーラーは上演禁止状態なR・シュトラウスのサロメをウィーンの舞台に乗せようと奔走した。
(残念ながらかなわなかったようだ。)
マーラーの死を悟ったR・シュトラウスは君の第三交響曲を演奏する機会を設けたからぜひ指揮しに来てほしいという手紙を送っている。
(これも、かなわなかった。)

そして
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うちのこの乙女の本名はモモ。
近所の人がそう呼んでくれるから本人もそのつもりだと思う。
でも私は本名では絶対に呼ばない。
彼女もそこは承知。

この後、甲府盆地に降りてゆく。
いつ行っても思うけれど
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住宅地とこんなブドウ畑や桃畑が隣接混在している風景は
とても興味深く印象的。
いいところだなぁーと思う。
盆地で暑かったけど。

この日帰りがけに近所のいつものスーパーによったら桃が売られてた。
しおれちゃって黒くなったかわいそうなその実に衝撃を受けた。
樹になっている間は元気でニコニコ顔だったのかもしれない。
本当の私はこんなはずじゃないのに!
なんて嘆いているかな?
桃の世界にもいろいろあるのね。
がんばろう桃。


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伝わらなくてもお茶の谷

これも連休の一週間前。
連休にはこんな所行けないから。
山道を結構上がってきて
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お茶の谷。
写真撮らなかったけれどずーっと下のほうまで見下ろせる斜面にお茶畑があって、きっとここ昼夜での寒暖の差がものすごく大きいんだろうな・・そうするとうまいお茶ができたりするのかなぁなんて思ったりして。
なんか中国の山奥のどこかみたいだ。
そう思うとこれが鳴りだす。


マーラー大地の歌
第3楽章は「青春について」
また飲んでる。
酔っぱらってる。
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フルートとオーボエが重ねて始まって、ピッコロはオクターブ下げて記譜するのでフルートと同じ音を重ねる。対旋律のクラリネットは2本ユニゾン。
たったそれだけのことだけど裸のソロとは違うコーラスのかかったような不思議な音色と世界が展開する。
オーストリアの人間が作曲したわけですが、東洋人の我々が聴いても見事に中国感が出ていますよね。
どっかで聴く機会があったのかな?

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この終わり方なんていいですよね。
何気なく聞いていると気づかないけれどヴァイオリンが歌う旋律、途中2ndにリレーしてレーズを明確化しているんですね。
マーラーを聴くっていうのはこういうのも聴きとることなんだよね。
奏者は継いだとわからないように奏するけど聴きに行くと目の前に弓の動きがあるからこういうの目から入ってくる。1stがずっと歌ってたってかまわないものを作者はあえて2ndに渡してるんだからそこを聴きとりたい。
音像定位とかいって映像のないオーディオでそれをやろうとするとそれなりのことが必要になるんです。
・・・この手の話はどれだけ説明してもそう思わない人には伝わることはないと思うしそれでいいと思う。
人それぞれだし、みんな自分の世界が当然のありようだと思って生きているから。
中には違うものを見ると正すべき間違いだと感じすかさず攻撃しようとする人もいる。
意外にたくさんいる。
それが世の中というものなんだろう。


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村おこし的なお茶屋さんに入ると
何も頼んでないのにいいからお茶を飲んでよとお茶を入れえてくれた。

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ワサビアイスとお茶アイス。
いいねこのスタンド。
このあたりワサビも作っているみたいだ。
おいしんだろうな。

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このあたりのおばちゃんたちがやってるんでしょうね。
なんとか婦人部みたいなのでしょうか。
お茶の繁忙期は店を閉めますみたいな張り紙があった。
またいつか何か食いにこれるかな?
店の外にも席があって
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こんな川沿いで食べられる。
夏はいいだろうね。


今、家で飲んでいるお茶は何だか値の張るお茶。
もちろん自分で買うわけがない。
精神疾患を持った人がお礼をしなければならないと買って来た。
私が預かり間違いなく相手に手渡さなければまた何をしだすかわからない。
しかしその人物というのは妄想世界の中にだけ存在しているのであって実際に渡せるわけもない。
だったら渡したことにしてとっとと私が飲んでしまえばいいだろう。
しかし私は恐怖に怯え、お茶を絶対見つからないところへ隠した。
何故ここで恐怖という言葉が出てくるのかも、どれだけ説明しても伝わらないかもしれない。
それで構わないと思う。みんなにわかってもらえるなんてことはないしその必要もない。
じゃあなぜ書くのかもごくごく一部、たった一人でもいいから伝わればそれで私は救われるんです。

嫁さんが封を見ると3年前の賞味期限が書かれてあった。
さすが密封がいいのか飲んでみても何の不都合もない。
何だかまろやかでとてもおいしい。
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こんなお茶の谷で育った茶葉なのかなと思ってみる。

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連休とコンプレックス

大型連休ですね。
うちの隣は山ですが、水道工事屋さんの土場があります。
先程から複数人の話声がする。バーベキューするんだよねいつも。
バーベキューコンプレックスとか連休鬱といってみる。

連休初日の昨日は人のいなそうなところを狙って出かけました。
行ったことのないところへ行き、きれいな景色を見て空気を吸えば鬱状の気分も飛んでちょっといい気分になると実感できた。
日の光を浴びて自然の緑と青を見たほうがいいんだね。
今日はどこも人であふれているだろう。私は逆に人の楽しそうな顔を見るとめげてくるから・・
Googleマップを見たらそこらじゅうの道路が真っ赤である。
泊りがけの旅行はできないしたくさんの人を見るところにはいきたくない。
でも折角の青空と新緑だもんな犬と野山に弁当持っていこうか・・
誰も来ないようなところにしよう。
犬は察知して目が輝き始めた・・

ここから先は先週書いてあったもの。
連休を予感しすでに鬱傾向でネガティブな内容となっています。
恥ずかしいから書きなおそうかと思ったけどまあいいや・・
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ここはうちのそばの川をさかのぼり山へ入ったところ。
35年くらい前の日曜日、小学校のクラスみんなでバーベキューをしましたここで。
クラスの担任の先生が型にはまらず生徒に慕われみたいな先生だったんだろうと思う。
授業中何度か窓際のトットちゃんをよく読んで聞かせてくれた記憶があります。
ああいうのを意識していたのかもしれない。
あとがきで作者がこの学校と先生に出会わなければ私はコンプレックスだらけの大人になっていたと思う・・と言っていたのが印象に残っています。
私にはその意味がよくわからなかった。
今、私は誰のせいでもないと思うけれどコンプレックスだらけの大人だ。
分からなくてよかったそんなのは。

あのころすでに私は浮いていた気もするけれど、その後何度かここへきているのは記憶の中でここが楽しい場所だったからかもしれません。
でも仲間を誘ってまたここで・・というのは私の人生にはない。
車を持つようになってしばらく洗車場に通う小銭を惜しんで1人ここで洗車した。
川の水というのは綺麗に見えても細かい砂塵を巻き上げて流れているらしく、その水で洗車していたらボディーが小傷でくもったりして。
こんな場所だから怪しい人が書類の山を焼いているのを見たり、こじ開けられた金庫が捨ててあるのを見たりもした。
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10年くらい前この辺りに局地的豪雨がきて大規模な土砂崩れがこの場所を直撃しました。
私の記憶にあるこの場所とは風景も岩の形も変わってしまった。
それだけじゃなくて長い年月が過ぎ、私の記憶も遠ざかって変わってしまったのかもしれませんね。

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あれれ怖かったね・・
大丈夫。実際俺よりずっと機動力あるんだから。
連休になったりするといろんなところであの匂いがしますよね。
いいなと思うしなんの文句もありません。
この日も嫁さんと犬とスーパーで買ってきたパンをかじるだけ。
でもいいじゃない何だか気持ちがいいし。

マーラーの交響曲「大地の歌」は人の生と死というもののが大きなテーマになっていると思いますが、もうひとつのテーマは酒だ。
酒無しでは進まない。。

5楽章 Der Trunkene im Frühling 春に酔える者

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弦楽器にマンドリンをリアルに模倣しろみたいな指示があったりしたと思います。
竪琴のイメージですよね。
春の酔っぱらいという漢詩の世界だから。
次の楽章で実際にマンドリンが出てきますがここで安っぽく使っちゃわない辺りがいいんですかね。
如何にも中国な音楽ですが同時に西洋のおしゃれな優雅さもすごく持っている・・・このあたりとか・・

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鳥たちが春が来たんだよ!とか歌って聞かせるこの辺り・・
ワルターのこの盤、4小節目のピッコロが前の小節にかぶって楽譜より早く出るんですね・・
これら鳥たちが一斉にワーッと鳴きだしてように聴こえて私は大好き。

上流に見える景色にあの時のみんなの様子を重ねてみたりして。
一昨年くらいに学年全体の同窓会というのがあった。
同窓会の後、時折みんな集まってるようだ。
絶対に行かないはずの私だけどいってみたりもした。
下戸でもうまく楽しくやっている人は沢山いるんだから私がうまくいかないのはそれと関係ないと思う。
思いますがLINEに「unagi運転手便利だね」とあるのを見て冷めてしまいそれきりとなった。
いいかげん書いた人間に悪気はない事くらいはわかる。これまで積み重なったいろんな思いがそこへ出たんだろう。
仮に自分が酒豪だったとしてもそういうのにはいかなくなり、結局今と同じだったかもしれない。
むしろ酒に逃げて人生無駄にするようなことがなくてよかったのかもしれない。


ゴールデンウイークにはどこが主催か知らないけれど東京で大規模なクラシックのイベントみたいなものがあります。
通常のクラシックコンサートとは違う感じ。
巨大会場で一日中演奏が行われ続けて、1曲(クラシックだから約一時間)一コマで切符を買うようなの。
複数の会場でいろんな奏者がいろいろやっているので好きなコマをはしごして一日中いれば何曲も聴ける・・・・
音楽の展示会みたいな感じかな・・・
オケもいろいろやんなくちゃなんないから次の曲舞台上でさらってんのね。
一度行ったけど会場もお客もお祭り的でざわついており変態的に音楽に浸りたい私はちょっと居心地が悪かった。
夜一番遅い枠だけ冷やかしはみんな帰っちゃっていい感じだった。
今年はちょっと行く気がしなくては内容を調べてみようとも思わないけれど、あれはあれで普段クラシックなんか聞かない、聴けない人へ向けた素晴らしい場なんだろうとは思う。

まあいいの。
私は私で好きに楽しくやるから。
皆が出ていく場所に出ていかなくたっていいんでしょう?

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この光景は35年前にもみたような気がする。
以前は来れば思い出と重ねられたもんだけれど。
もうよくわからない。

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つばめ

朝から小鳥がすごい勢いで鳴いていました。鳴いてるというよりなんかこう演説でもしてるんじゃないかというような・・春ですね。
よく聞いてると同じパターンを繰り返しているからあれ何か意味があって言ってるのかもね。いいねぇ。
鳥の声、作曲家を刺激するらしくいろんな曲にいろんな形で出てきます。腕の見せ所的に萌えるんでしょうね。
虫の声をというのはあんまり出て来ません。
ラヴェルとかR・シュトラウスには出てくるので虫がいないとか興味がないわけじゃないんだろうけど、ある時代までキリスト教的観念で虫けらを芸術作品にのせるのはNGみたいな考え方があったみたい。

ここはたまに時間と場所的タイミングが合うと行くスーパー。
店舗階下の駐車場に車を停めると嫁さんがなんか指さして・・・
4341.png
つばめの夫婦。
かわいいよねー。
動くわけでも鳴くわけでもなくジーっとしてる。
なんとなく左の一歩前に出て胸を張ってる方が旦那っぽいでしょ?
彼らもこちらを見てなんか思ってるんでしょうね。
貧乏くせー夫婦だなぁとか。
ここに巣を作ろうかと思ってるのかな。もう夜だし今日はここで寝るのかな?



マーラーの大地の歌のフィナーレは夕日が山に沈む辺りから翌朝までの世界ですが途中こんな一説があります。

4348.png
     小鳥たちは静かに小枝へ休み


4349.png
     世界は眠りにつく

鳥たちが鳴いていますが、リアルな鳥描写とはまた違いますね。
絵巻物、掛け軸のなかみたいな象徴的な絵というか・・
フルートが騒めいてハープの下降グリッサンドが出てくるとこなんか魔法がかかってみんなコテッっと眠りにつくみたいですね。
子供のころによく見た藤城清治の影絵みたいなイメージが頭の中に浮かびます。
始めは5連符の頭抜けみたいだったのが最後の騒いでるフルートでは6連符になってたりして・・・、
西洋音楽の拍があってそれを整数できちっと割っていく、同じパターンを使う・・というのとは全然違うファジーというかより自然の側に沿っている感じ・・この感じが鳥の声に限らずこの先も多用されていくんですね。風の音、小川のせせらぎ・・風に揺れる草木・・
この自然のありのままをとらえて尊重しようみたいな感覚は東洋人のものですよね。
この曲見事に中国を感じさせる音楽ですが単に旋律や和声だけじゃなくてそういうところにも秘密があるんじゃないかな。
それはその後の交響曲第9番にも引き継がれていきます。

この後月明りに照らされた美しい世界で一人竪琴を弾きながら・・みたいな素晴らしい場面がまっています。
とてもとても美しいその世界に浸っていると、寝たはずの鳥の声が遠くに聴こえたのをきっかけに長大なエレジーに入っていく。
その先は死の香りも漂う世界だ。
どうも後半に出てくるこの鳥は単なる風景描写じゃなくて、寂しさの象徴みたいな感じがするなぁ・・
それはおまえがそんなだからからそう聞こえるんだろう・・もちろんそうですよ。
音楽は自分の心に映ったものを感じるんだから。

このスーパーは閉店時間が早い代わりに夕刻になると弁当そのほかに半額のシールが貼られるんです。
だからその時間近くにいたときだけ行く。
結構大量の弁当が半額になるんだけど見てるとみんなその時間を狙ってくるのでどんどんはけてくのね。
得した気分で喜んでるけど本当は半額で適正価格なのかな?
厳しい時代だし、みんな必死でいろいろ考えて商売してるんですよねきっと。
得した気で調子に乗ってもう惣菜一品買っちゃたりするから実際食いすぎかも。
でもまぁたまにはいいじゃないなんか楽しくて。

店から出たらつばめの夫婦の姿はありませんでした。
ここよそうよ落ち着かないしとかいう話になったのかな。
つばめも生まれたときからいきなり競争で、天敵を交わし長距離を飛び日本で子育てしにくるようなのは選ばれたアスリートみたいなスーパー夫婦なんだよね。
ほんわか幸せみたいな穏やかな世界じゃないのかもしれない。
でも右側の嫁さんぽいほうがちょっと寄り添うように斜めになってる感じなんかいいよねぇ・・
いいなぁ・・がんばれがんばれ。

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