雨の日、開けて入れてもらった。とナメクジ

今日も楽器の練習。
いよいよ俺には無理なのかと思いかけたところに今まで気づかなかったものが下りてきた。
勘違いでも何でもいいのモチベーションが続けば。
つぶされたら終わり。まだつぶれてません。
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雨の日。
先日来てはみたけど入るのをやめた隠したようなところにあるカフェ。
ギャラリーが主でカフェはおまけなのかもなという感じ。
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こんな日なら空いているかと思って。
ここを入ってみると、部屋の中は真っ暗。
多分黒板みたいなのがたてかけてあったんだろうスタンドには何もない。
あれ、やってないのかぁ。
鍵がかかていることを実感して納得しようと戸を引いてみると開いた。
あれ?けど誰もいない。
なんだ不用心だなとか思いながら帰ろうとすると中から人が出てきた。
こんな天気だし誰も来ないだろうと思って閉めちゃったんだけど・・
そうですかと帰ろうかと思たけど帰れというふうでもない。
簡単なものでよかったら・・
いいんですか?

迎い入れてくれながら、ここをどうして知りましたか?
時々ある聞き手とっては結構大事な気もするこの問いに
グーグルマップで・・・じゃあまりに味気ないと毎回思うんだけど。
それが実際だから仕方ないか。
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今考えると遠慮しなくちゃいけなかったのかな。
でも入っちゃったよ。
人づきあい無しで生きているこのと問題の一つは、恥をかきながら経験を重ね修正されていくべき非常識がそのままであり続けることですね。
明かりを一つづつ点けてくれて・・

音楽もかけましょうか、ちょっと重い曲がはいってたから・・
と何か入れ替えてくれて
これリストですか?なんて聞いてみると
違います・・あそうかな?
御詳しいんですね・・
あんまり興味ないから的ニュアンス。

https://www.youtube.com/watch?v=2evXiwpeGkE
そういう私もクラシックを聴いて30年以上になるけどリストの音楽とはそりが合わずほとんど聴いてない。
知らなくても聴けばリストでしょこれ?っとわかるまさにあの辺りに自分と合わないものが・・
聴いてないんだからそりが合わずと言ってるのは論理的にはおかしいかもしれない。
いいからいろいろ聞いてみればいいなと思うものもほんとはあるのかもしれないけど。
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この日生きていたメニューは珈琲と紅茶
あとチョコレート。
焼いてあるから味に深みが出ているはずというもの。
これらがどう美味しかったかは、この日の主題じゃない気もする。
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いろんなことを話してもらって、込み入ったことまで透けて見えたりもしたけれどそれを全部書いたってしょうがないな。
ギャラリーでは若い芸術家の展示が行われており、ちょっと置いてある作品についてなんか行ってみるとその古典の資料を持ってきて熱心に説明してくれる。
その人は成功してパリで個展・・
今やってる展示も見てもらいたくて仕方がないみたいだ。
普通ならもう引退している年齢の人だと思うけれど、熱意を持って取り組むことがあって素敵な生き方だなと思った。

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何度かの窓から見える緑が素敵なんですよ、今日はもうこんな天気だからとを閉めちゃっての後、
ちょっと開けてみましょうか・・
ここの良さを知ってもらいたくてしょうがないみたいだ。
閉店時間を過ぎてることをサラッと言った後、大丈夫気にしないでゆっくりしてくださいね・・
気にしないわけにはいかないよね。
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床の間に見えるあそこは元押し入れで、装飾の入ったあの障子はどこかの屋敷が解体されるときにもらって来たものだそうだ。
多分古く、相当お金持ちの家だったんでしょうね。
それに合わせて壁を開けて窓をつけて・・
古い山水のスピーカーについても話しかけると一言二言帰ってきて途切れた。
でも短い言葉の中に大きなヒントがあり、その後の会話と合わせどこでだれのどんな人生が展開されたのか・・想像が膨らんでゆく。
スピーカー自体にはあんまり興味がないらしくそこで終わっちゃったけれど、なんかその方が芸術的でいいかもね。
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写ってないけれど窓の外に見える雨が美しかった。
熱心に個展や作家について語ってくれるのを聞いていると
それじゃあ俺も見に来てみようかなという気になてくる。
また来ますなんて言ってみると
ごめんなさいでも明日は閉めますから・・
いえそんなにすぐきませんから大丈夫。
また来ますと言って実際行ったことがあるのは全体の0.5%くらいなのは内緒。
行きたいなと思いつつ私は多分いかないと思う。
何曜日だかは作家が来るそうだ。普通はワクワクするところだろう。
拒否感が走っているのは作品に興味がないとかそういうのじゃない。
昔から、こういうのを含めなんで素直に受け入れ楽しむことができないのかがようやくわかりかけてきた。
それを直し素直な心でいろんなところに行きいろんなものを楽しむために何を手に入れたらいいのかは知ってる。
この日、ここへ来る前に家の前に特別でっかいナメクジが這ってた。
何かのメッセージかなと思ったりもしたけれど今わかった気がする。
ゆっくりでも進めナメクジみたいに。

すごく丁寧に見送ってくれるのがありがたかった。
写真撮りたかったけどできなかった・・
行くことはもないかと思った場所だけど、行ってみてよかった。

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書けば馬鹿にされるだけと思いつつ

コメントいただけてうれしいです。
ありがとうございました。
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本来私などがやるのはおかしいはずの氏子総代の代理を頼まれ朝から地域の神社へ。
回ってくるわけのない役が回ってきた訳はいい内容じゃないしここへ書いてもしょうがない。
月一の掃除のつもりで行ったらたくさんの人がいて驚く。
ちがった祭典の準備だった。
普段絶対入れないところへ入って雑巾がけをしたりというのは貴重な体験ではあったけれどそれもほどほどで終わってしまい偉くもなんともないはずの私なのに別枠みたいなところに座ってただけで終わってしまった。
氏子になるような人はみんな商売をやってきたとかでっかい農家だとか、そこそこでっかく太く生きてきた個性的な人ばかり。
話し方にも強い個性があり知らなければ怖いというかなんだこの人みたいに思うかも。
でも多分、みんなすごく優しくいい人。
昔から繰り返してきた初めての場で委縮しすぎて失敗してきた経験がフラッシュバックする中、時々優しく声と笑顔をかけてもらえた時はうれしかった。
酒もそうだけれど、普通の人が普通に乗るはずの話題が全く理解できず相変わらずの自分を知る。
それはそれとして大変ありがたい気持ちをもって挨拶をして家へ帰る。

素晴らしい天気で遠くへ出かけたいと思っていたけれどもう時間も時間。
一つ大切な用をこなし、付き合ってくれた嫁さんと昭和な喫茶店でパフェ。おっさんなのにココアパフェ。
それから晩飯までの時間つぶしに買い物か・・
そうだ待ってる間自分が時間を潰せるあそこの店にしよう。
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のんびり走るローカル私鉄の上を新幹線が轟音を立て矢のように通過してく。
結構うるさくて近所めいわ・・じゃなくて、
ひっきりなしに通過してゆくあの中には人がいっぱい。
みんながあの速度で進んで行くなら俺はこのローカル線・・いや違う、俺は地べたを這うナメクジだ。
こんなことを書いたってしょうがないけれど、楽器はまた非人間的駄目展開へ戻ってしまった。
戻ったんじゃなくて勘違いしていただけなんでしょう。
ほんとに子供が初めて持って30秒後にできるみたいなのが1年たってわからない。
まるでわからない。
傍目には人の言うことを聞かずちゃんと練習もしないくせに文句ばっかり言ってる馬鹿は辞めちまえというところでしょう。
昔からなんでもこのパターンで結果こんなになっちゃった。
そんな人生を、なんとかやり直したいんだけれど簡単にそうはさせてもらえないのね。
そうなるのを承知でナメクジみたいに・・はいいけど周りはそんなの理解できないから。
それも解っててなんだけど。
文字上だけじゃなく、実際に俺は人間じゃないんじゃないか?
誰の言葉も聞こえてこないし、誰もいない。
誰もいないんだよずっと。

他人にわかってもらおうという内容じゃないとは思うけれどもう何か話す相手がブログだけになっちゃったから、押さえてるものがあふれるとここへ流れ込んじゃうのね。
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スマホのメーラー、ゴミ箱を空にするを押す。
今時メールじゃないし荒唐無稽化していたものを消しただけだから何にも変わらないんだけれど、実際誰もいなくなりなにもなくなった。
望んでないけど経験により自分にとってベストなのは人と関わらないことだと思って生きてきた。
なのに今頃、そんな自分はみっともなくみじめだとか寂しいとかなんで出てくんの。
でもこれがなくなっちゃったら終わりかもな。
さっきからお前止めちまえよどうせまただめだみたいな声が聞こえる気がする。
辞めちゃうと2週間くらいでお前は生きてても意味がないみたいなのが出てきて延々ずーっと続くのは知ってる。
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綺麗だな。
でももう終わりみたいな気分で振り向くと暗くなってしまった空の雲間から明るく輝く月が顔を出そうとしているところだった。
大地の歌みたいだなとか思いながらもう写真を撮ろうという気もなくて。


https://www.youtube.com/watch?time_continue=2037&v=3pzIE7rx7JY
暗い夜への入り口。
やがて美しい月が昇ってくる。
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その光景がどんなに美しいものか、言葉が解らなくても音楽が教えてくれる。

おお友よ、この世では幸をつかめなかった!
と語る背後で静かに打ち鳴らされる銅鑼の音が行く先にあるのは死だと教えていると思う。
別に私が死ぬわけじゃないけど。
でもこの時俺は死ぬまでこのままなんだろうなとかなんとか考えていた。
いまはそれじゃ困るという気持ちがまた戻ってきた。
何にもわからずできない訳の分かんない私の唯一で最大の楽しみである音楽が、私からは最も遠く高い壁の向こうにあるというのは結構悲しくつらい。
この惨めな思いのまま死にたくない。

なに弱音はいてんだこれ。
そんなでいるからか風邪ひいちゃった。
負けたら終わりだ。
傍から見ればふざけてるようにしか見えないんだろうけど、また今日も練習します。

その後行ったいつものレストランはやっぱり連休なのに一組のお客さんもいなかった。
私は静かでいいなとか言ってればいいけど家族なんだろう少なくとも3人の人が働き空調や照明が動いて・・・大丈夫なのかな?
明るい光と丁寧な対応の中食べた料理はおいしかった。
ここで一人で食っても味気ないかもね。
今一人じゃないんだから。
音楽を聴こうという気もなくなちゃっていたけれど次の日犬と散歩をしていると不意に頭に浮かんだ曲があり、音楽部屋に座ると次々に聴きたい曲が浮かんだ。
音楽まで嫌いになっちゃったらおしまいだけどまだ大丈夫だと思う。




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金色に輝く世界と素敵なごちそう

今回の台風、その前にもあった災害により大変な思いをされている方へお見舞い申し上げます。

このとき気分が最低だったけれどそんなこと書いてもしょうがない。
そんなことより
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いいでしょう?ススキの海と富士山。
遠くへ行きたいなんて思っていたけど、走り始めてすぐ現れたこれ。
これでいいじゃない。
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もうちょっと行った別な場所。
嫁さんがちょっと歩いてこうよと言うから。
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いいねーすすき。
まだ夏なのかみたいな日差しもこういう事なら・・
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ほんとに金色に輝く海。
おとぎ話みたいだった。
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嫌なことも嫌な自分もどっか行っちゃうと思った。
またすぐ戻ってくるけどね。
今だけ忘れたっていいじゃない。
ずっとここにいたいと思ったけれど、そんなの無いんだよね。
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タバコ吹かしてるみたいだなふじさん。
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昔からなんとなくなんかあるなと思っていた昭和なレストランに行ってみた。
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ロウソク・・
メニューを見ると魚もやるみたいだけど基本的に肉が得意なんじゃないかと思う。

https://www.youtube.com/watch?v=BT346icu35g
ラロというとスペイン交響曲とよばれるヴァイオリン協奏曲が有名で、ちょっと一発屋なイメージもあるんだけれど。
チャイコフスキーがヴァイオリン協奏曲を書くにあたって参考にしたとかいう話もよく出てくる。
フィナーレはなかなかとっつきやすいしちょっとパガニーニみたいなコーダとかなかなか楽しい。
この曲も弾いてるのを目の前に見てわぁー!とか喜ぶ系の音楽ですね。
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ご飯の盛りもすごいけどポークソテーでっかいな
デミグラスソースもついてきたけれど、何もかけなくて十分においしかった。
ちょっと高いいかななんて思っていた感覚はふっとんだ。
安いというかCP高いね。
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嫁さんの和風ハンバーグもすげー
パンもなんかいっぱいあるじゃんか・・・

途中からは書き貯めてあった別な日の話。
気分の変動が大きくその内容と自分が離れちゃってまとまらないから没にしようとしてた。
だけどそんなことしなくてもいいじゃない。
うまくいかないことがこれまでの一生分の失敗の記憶を呼び重ねる頭と闘い中。
めげてるときに自分のブログの拍手の数がガクッと落ちてるのを見ると自分を否定された気がして引きずられる。
何言ってんのこの馬鹿と思ってるんでしょ?
まあしょうがない、世の中は自分の都合のいいようになんか動くわけがない。むしろ逆だ。
そんななか拍手ボタンを押してくれる人がいたと思うとまだ駄目でもないのかと思ったり。
ありがとう。
美しい景色を見たり美味しいもん食ったりして頑張りましょう。
誰にどう思われようと言われようと俺はそんなに駄目じゃないと自分に教えるためにこれ書いて・・


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周りがみんな敵に見える日も、世界は美しい。

家から1時間半くらいか、大きな峠を二つ越えるとここへ出る。
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昔このあたりを通って長野、新潟方面へよく行ったけれど峠を越えると見えてくるこの景色はまだ旅の入り口というか、ここからスタートという印象だった。
一時期2時頃起きてスキーにというのもよくあって車出し係としていいように使われているのは解っていたけれど、普通の人みたいな自分というのになってみたかった。
そのうち形だけそろえてもそうはならないこともわかった。
いまここへきて、遠くにきたなぁとか思ってる。
歳をとったとかじゃない、負けちゃってるだけ。
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キウイの畑。
初めて見る・・でもないか。近所にもあるな。
しかしこんなにわらわらなるんですね。
風情って感じじゃないかな・・
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ぶどうって絵になるよね。
これ自体がいい景色。
こんね光景が浮かぶ音楽、

https://www.youtube.com/watch?v=X_FVODPf2tk
化学者として成功していたボロディンは言ってみれば銀行員だった小椋佳みたいなもんか。
余興でやってこれだもんね。
純粋に化学者として重要な発見をして現在まで名を残しているらしいのに趣味で書いた作品が時代や世界を超えて人に愛され続けるんだもんね・・
酒飲んで仲間と楽しくやってる最中に倒れてそのまま逝ったとか、
なんだか人生大勝利ですね。
この曲は奥さんのために書かれたとどこかで読んだ気がする。

テレビつけると研究者なんだろう光が当たる中なんだかうれしそうにしゃべっている人の姿が目に入る。あそこを目指してやってきたんだろうし嬉しさが暴走しちゃう気持ちもわかるよなぁ…と考えるよりも前にチャンネルを変え見たくないものを消し去ろうとする。
確かに私は病的な劣等感の塊なのであるけれど、あんな次元の違うところにいるような人に嫉妬する必要もないだろう。
嫉妬とは違うのか、何がそうさせるのか?
しらないけれど昔から私は成功者というか輝いている人の話を聞かされると敵意のようなものがわくことに気付いている。
最低ですね。
こんな書かないほうがいいことを書いちゃうのはちょっとめげているから。
おかしな頭になっちゃう原因と戦おうとすればおかしな波にぶつかる。
いいよまたがんばろう。
別に死ぬわけじゃない。

https://www.youtube.com/watch?v=bKxBqeoGSq0&t=19s
合奏で演奏してもいいですね。
いいけど弦楽器4本の素朴な音色と曲が共鳴してすごいことになってんだというのを逆に教えてくれる気もする。

ブドウ園でぶどう食ったのにせっかく遠くへ来たんだからとカフェをさがした。
桃農家がやっている桃なカフェはレビューの数が桁違い。経験上そういうところは・・いいから。
ちょっと高価だけど桃を沢山使ったパフェが何種類か。ここへ来たら普通はそれだろう。でもさっきのブドウの余韻が腹と口を支配していて・・
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桃のジュースと・・シフォンケーキはスポンジみたいだったけどまあ桃がメインのお店なんだから。
ついてきた一切れの桃のシロップ漬けみたいなのを食ってみたらすごく美味しい。
桃のパフェ食えばよかったかなぁ・・が延々頭の中をループし始める。
こういうの始まると止まらないどころか目の前にあるものが見えなくなっちゃたりするのね。コンサートの演奏中とかに始まってちゃんと聴けないまま終わっちゃったことがあった。
桃缶買って食えばいいんだよとかいって自分を納得させる。
せっかく納得したところに別なお客さんが注文した桃のババロアが目に入る。
あ、あれにすればよかったか・・
ああすればよかったこうすればよかったっていうのは心の病気みたいなもんだと思う。
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お店から出るとちょうど日が沈むところだった。
なにか外で作業をしているお店の人がすごい笑顔で見送ってくれる。
あまりにいい笑顔なのでびっくりする。
私はコンプレックスが強すぎ、人からの肯定的なメッセージを普通に受け取れない。
時々表れてくれた相手がそんな人間に愛想をつかして去ってゆくみたいな記憶がいくつか。
そんなことより、ありがとう。
見上げると、
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なんとなくあそこに天使がいるような気がした。
あそこから指をさして笑いながら馬鹿にしてるんだろう?
暴言もいい加減にしとかないと罰が当たりますね。
何度も見てきたあの笑い顔は天使じゃなくて人間だった。
大丈夫。
ここまで生きてこれたんだからこの先も大丈夫。

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お菓子の樹、夢の国

ある日嫁さんがぶどう狩りに行きたいと言う。
行くなら晴れの日が・・とか言ってるうちにシーズン終わっちゃいそうだから行ってみた。
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いーねー日の光と青い空と・・
どこでもなんでもでっかいチェーン店が席巻して小さな個人商店は淘汰されてしまったけど、いろんな理由が絡み合いそれが合理的だからそうなるんだろうし文句を言う気はない。
この辺りに来ると小さな個人の果樹園がたくさん並んで頑張ってるのがとても印象的というかちょっと衝撃的だった。
観光バスなんかこないようなちいさなブドウ園に行きたい。
色々調べてもみんなよさそうで何だかわからない。
最近トイレを建て直したというところがありなんとなくそこだと思い行ってみることにした。
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ぶどう狩りがしたいとへらへらしてみると、
何か答えるよりも前に笑顔でまあ座ってこれ食べてみてくださいと
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これを持って来てくれて。
一口食ったら怖い人が出てきて100万円ですとかそういうのでは全然なさそうだ。
あたりまえか。すごく親しみやすい感じで和む。
わたしは昔から虐げられてる嫌がられてるみたいなコンプレックスが強すぎるから普通に好意的に対応してもらうとそれだけで感動するのね。
これがシャインマスカットで・・と聞いたらまずそれ食わなくちゃ。
初めて食ったそれはとても美味かった。
なんとなくぶどう狩りというと取り放題食べ放題で籠がいっぱい・・みたいな夢のような状況を思い浮かべていた。
けど、そんなわけないのか。
グラム売りだそうだからよく選んだのを一つか二つ・・
なんとなく観光施設的なイメージがあったけれどそれよりも農家にお邪魔したらご家族が庭にあるぶどうの樹の下へ案内してくれるみたいな感じ。
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蚊が、結構いるのね。
もうほとんど残ってないけどというシャインマスカットの樹。
一見いいけど虫食いなのを避け・・
あー、これいいじゃない。
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嫁さんがはさみを入れて・・
皮も剥かずに食えてタネもなく甘くておいしいって、もうおとぎ話のお菓子のなる樹みたいだよね。
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いろんなぶどうの名前を教えてもらったけれど、
シャインマスカットしか覚えられなかった。
どれのことかわかんないけどベリーエかと思ったらベリーAというのがあった。
なんか交響曲イ短調みたいな形式的な名前だな。
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これ名前なんだっけ・・これ試食してないでしょとまた食べさせてくれた。
皮ごと食べられてシャインマスカットに似てるけど歯ごたえがシャキシャキしてるのね。
これが欲しかったけど、嫁さんはもっと違うのがいいらしく・・
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ちょっと食べてきたいなと言うと切り取って洗ってくれて・・
すごい金額になると勝手に思っていたけど予想よりはるかに安かった。
種なしのブドウを食べちゃうと、タネが口の中に転がるとなんだこれ邪魔だななんて思うようになる。
種よりも気になるのは皮だ。
皮ごと食べられるお菓子みたいなぶどうを知ってしまうと、いちいち皮をむくのがとても億劫に感じられてくる。
我儘と甘えである。
分厚い皮のほうがまだよく、一歩間違えば食えるんじゃないか的に薄い皮が逆に剥きにくい。
半分くらい剥いたらもう皮ごと食っちゃったりして。
食いながら店主に話しかけるといろいろ教えてくれた。
種なしぶどうってほっといてもタネができないのかと思ってたけどそうじゃなくて、ものすごい手間をかけて花の段階でなんとかホルモンにつけるとか処理をするんだそうですね。

私にも避妊を意識した記憶がある。
なにもわかっちゃいなかった。

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結構入れ替わるお客さんはもしかするとみんな常連さんなのかも。
狩りはいいからプロがとった美味しいぶどうを買って帰るだけな人も多いみたいだ。
狩りの人も静かに楽しそう。
予想した子供をつれた家族がわいわい・・みたいなのは見かけなかった。
もう時期が遅いからかな。
ぶどう狩りなんて一生行かないだろうと思ったけれど
来てみれば楽しく素敵なひと時だった。

https://www.youtube.com/watch?v=QCOizW7iUvY
この小さな思い出は、一人じゃ得られなかった。
自分一人だったらこんなとこ絶対に来ないから。
私にとってこれは、夢のなかにいるような話。

Tag:シューマン  Trackback:0 comment:4 

たいやきに助けられる

気分というか考えの調整に失敗してしょうもない感じになっていた日。
気を取り直して、
嫁さんが行きたいというところへ向け出発するけれどもうちょっと時間的には遅すぎる感じ。
途中昼食にと先日行きそびれたお店に行った。
ランチもあったけれど通常メニューをめくって
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このお店を知っている人たちの間では名物らしい牛トロ丼。
夫婦だと思うお店の人はとてもいい感じで、初めてかと聞かれそうだというと丁寧に食べ方を教えてくれる。
牛トロ丼って十勝だったっけ。
何度か食ったなぁ・・狩勝峠で・・稚内でも食った‥ああそこは豊富か、あそこなんて名前だったっけ・・でっかい器に大量に入っておいしかった・・・
目の前に料理があるのによそ事をずっと考えているのはちょっと失礼だしそんなやつは馬鹿だ。
そうですね、ごめんなさい。
これに絡んで思いついたあることをここに書きたい衝動に駆られる。
それは人を攻撃する内容で今ここに書く必要があるわけでもなく、うまくいかないことへの代償行為だなと自分で思う。
主張すれば同調してもらえるはずだという思いに甘えが感じられ、そうはならないだろうことを思い出してみれば嫌な思いを一つ余計に増やしただけじゃないか。

お店を出るともう結構ないい時間。
行きたい方角には分厚い雲・・
今日はやめる?
やめようよ。
代わりに青空の見えるあっちの方へか・・
と進んでみればこっちもどんどん曇ってくる。
たくさんいる観光客の笑顔を見るとなぜか気分が落ち着かないのは別に今日に限らない。
山はまだ赤くはないけれどここがこれから紅葉しますよーと準備しているのがわかった。
すすきで有名な・・ここでなくてもねぇ・・
何度もここを曲がってこのまま家へ帰ろうかと思いつつもうちょっと・・
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見慣れたこの景色も誰かにとってはいい絵なんですよね。
いっぱいいる外人さんに日本にせっかく来たのにこんなもん見たってしょうがないだろとか心の中で毒づく自分に駄目だね今日は。

中学の頃、山の上のこの場所に自転車できた。
自転車で来るような場所では全然なくちょっとした冒険、冷たく強い風に吹かれつつ白鳥がぷかぷか流れてくるのを眺めて・・昨日のような記憶の中で一緒にいるあいつはもう子供が大学生くらいだっけか。
実家に見た高級外車が彼のものかわからないけれど、あんな感じのところにいると思う。
同窓会では私はあなた方とは違いますみたいなお堀を自分の周りに回してるのを感じた。
その後のそれ系LINEではもっと露骨な感じで・・あんなだったっけ?
でも皆楽しそうに会話してんのね。
私が一人でいちいち変なことを言ってるだけなんでしょうね。
それがあってもなくても、誰ともつながれないんだから関係ないけれど。
何思い出してもこうなっちゃうね。
もう帰ろう。

まだ返りたくない嫁さんに言われて最近できた観光施設によってみるけれど盛り上がらないどころか人を見るとろくでもない考えばかり出てくるので車の中で寝てた。
カフェのようなところに行きたいというので工事渋滞から逃げ山中にある農家なカフェへ・・
店の前に車はないけれどお店のおばさんが仁王立ちしてる・・嫌な顔でもされるんじゃ・・されないんだろうけどね。
他の店を探してもなかなか見つからず、もうここでいいやと向かった店まであと一歩というところで・・・
もう今日はよそうよ・・
殆ど何にもしていないという意識のなか、日が暮れていく。
いつものスーパーで買い物をし、帰ろうとすると嫁さんが
たい焼き買っていい?
たいやき?

何をやっても何を見ても何を聞いてもノイズみたいにしかとらえられなかったこの日の心に入ってきたのは
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このたい焼きであった。
お、おいしいね。
たい焼きってこんなに美味しかったっけ?
別に有名店でも何でもないスーパーの前の移動販売なたい焼き屋さん。
しょっちゅう見かけるけれどいつも素通りだった。
しあわせって、こんなとこにあったのか。

たい焼きなんて食ったの何年ぶりだろう?
実際は10年ぶりくらいかもしれないけれど気持ち的には40年ぶりくらいだ・・
この包んでる紙のガサガサいう感じがまたいいですよね。
なんて言うか最近心がビニールみたいだし。
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あんなにどんよりと空を覆っていた雲はみじんもなくなっていた。
行けばよかったかな?と思うとき、
あのまま行ってたらきっと事故ってたんだと思う事にしている。
また夢を見た。
あることに対しほんとはどうしたかったのかを自分が教えてくる。
ああよかったぁ・・と持ち上げてから目覚させ突き落とすのはやめろ。
でももう大丈夫、たい焼き食ったから。


https://www.youtube.com/watch?v=co_Bvm0A99A
この曲なんかたい焼き食ってるみたいでしょ?
誰もそんなこと思わないかもしれないけどいいの。
ほんとは教本に出てきた練習曲の出だしが似てるってだけなんだけど。
楽器、ずっと緩やかに上昇している思っていたのにまた急に下降し始めた。
どうしてそうなるのかわからない。
そもそも出来てると思ってるのは勘違いなんだろう。
でもいいよ。
諦めないしやめないよ。
たい焼きおいしかったし。
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夕景が美しいのはたい焼きがおいしかったからか。
違うかいつもか。
家のそばから見えるこの影絵みたいな夕焼けが好き。
夏の間は見られないような気がする。
もう冬が来るのか。

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ブログが話し相手な人

また、水泡になるような湿疹が勢いづいてきた。
なにかのアレルギーなのかもしれないけど何だろう?
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自分アレルギー?
この自分が嫌で接触すると出てくるという不可避的な。
こういうことを言って私大変アピールみたいなのが大っ嫌いなのに自分は平気で書いちゃうんだから。
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子供じゃないんだから馬鹿なこと言ってないで医者へ行くか。
今週はレッスンがあるから楽器練習したいなじゃなくて。
子供じゃないといいつつ、実際ある面で子供にも至っていないというこ・・もういいから。
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車を置きちょっとした山道を登ってみると海が見えてくる。
麓に比べてはるかに涼しく空気も気持ちがいい。
でも、なんとなく気になっていることがあった。
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上の方に見える男女の人影。
先ほど嫌な感じで追い越しをかけていったオープンカーの二人だろう。
どこに誰がいようと勝手だし相手も私のことなんか知りもしない。
なのになぜか私を嫌がっているはずだとかなんとか思ってしまう病気が治らない。何が病気だというところでしょう。
多分一生治らない。
こんな私でもこんなところでならこんにちわー位はいえるはず・・
なのに降りて来た彼らと無言ですれ違う。
私が彼らに感じたのと同じことを、多分彼らも私に感じているだろう。
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ああいうところにある民宿に泊まって魚かなんか食ったらうまいのかなぁ?
人間拒否症には民宿は恐怖の館だけどな。
北海道の端の方とか、昔のユースホステルみたいなので人と交流とか言うのが楽しいんでしょう?
そういうのが絶対嫌でビジネスホテルにばっかり泊まってた。

誰もいない静かな世界を手に入れたのかと思ったところ
下の方ででっかい声の会話が聞こえ始める。
先程の二人が後から来た全然知らない人と盛り上がっているようだ。
楽しそうだね・・
いちいち疎外感と自己嫌悪を感じるのが嫌なら自分もあそこへ行けばいいだろう。
そんなもんじゃないことお前が一番よく知ってるだろと自分から返ってくる。
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昔真冬に宗谷岬へ行ったとき、同じバスでやってきた何組かの物好きが帰りのバスを待つ間自然にあつまって親し気に楽しく会話を始めた。旅の素敵な1ページみたいだ。
その輪に入れず一人寒風にさらされほっつき歩いているみっともない馬鹿がいた。
あの集団がこちらを意識しているのもわかる。
他人が何を感じていようが関係ないのに、自分をあざ笑う声を聞くような気がする。
思えば昔からいつでも必ずこのパターンだな俺は・・とその時も思っていた。
寂しいと思うなら、自分もその輪に入ればいいだけだ。
だけだじゃねーよばーか。
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牧場なんだと思うけれど牛の姿は見えない。
どこかすぐそこで鳴き声が聞こえるけれど。
目の前の笹の葉の間からは雉の声だろうか・・・
可愛いねなんて思っているけれど実際お前近寄るんじゃねーよと威嚇しているのかもしれない。
下の会話はまだ続いているけれどそろそろ締めどころを探り始めているようにも聞こえる。

アマチュア吹奏楽団みたいなのに入ったとき、楽器をやりたいという事のほかにもしかすると人と知り合ってこの孤独人間から脱出できるかもしれないという下心みたいなものがあった。
殆ど同じ時期に同窓会をという機運が盛り上がってスマホ時代の今はあっという間に大きなネットワークができたりもしていた。
呼んでくれる人があって、こんな自分を変えるチャンスだと思い出て行ったりもした。
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結果的には、ブログが唯一の話し相手みたいになっちゃった自分が今ここにいるだけ。
ここに依存している感があり、ちょっとまずいなとも思ってる。
コメントのやり取りもうまくできず、同種の趣味を持つ人とみたいなのもできない。
ただ延々一人でなんか言ってるだけ
ブログが流行ったのってもう20年くらい前になるんじゃないか。
終わりかけたころにやってきて、一人延々と・・
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長年自分のいる場所じゃないと思ったブログを書いてみようと思ったのは
吹奏楽団で知り合った人とのちょっとしたやり取りがきっかけだった。
何も残らなかったけれどこれが残ったともいえるか。
今話し相手がここしかないから、これ消えないでずっと残ってほしい。
何でこんなになっちゃったのかはよく分かったけれど、
なんでこんなになっちゃったんだろうと毎日つぶやいている。
ちょっと下ったところには
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子牛という程じゃないけれどまだ大人じゃないと思う。
牛の中学生くらいかな。


https://www.youtube.com/watch?v=MK3AHJNYE4A
中学生の頃にラジオでこれを聴きブラームスにもオルガン作品があるのかと驚いた。
そんな驚けるほどブラームスを聞いてもいなかったと思うけどいいじゃない。
孤独の中に死んでいったブラームスは、その最後の頃にオルガンのための音楽を何曲か残した。
CD買ったはいいけど渋すぎていまいち来るものを感じられず聴いてなかった。
今ちょっと聞いてみると何だかちょっと聴いてみたい気もしてくる。
歳食ったんだなぁ。
テープに録ったこんなのを毎夜聴いてる中学生という時点でもう人生間違ってたような気がする。
でもそこでそれに気づいたとしてももうどうにもできなかったと思う。
ここまで来ちゃった。
ここまで来れたともいえるか。

まあいいじゃない。
昨日初めてシャインマスカットを採って食った。
ブログが唯一の話し相手とか変態みたいだけど今まで写真なんか撮っても見せる相手もいなかったのを思えば・・
フェイスブックとかインスタとか20年くらいたつとやってみたくなるんだろうか?
もうそんなもんあるかわかんないし自分がいるかもわからない。

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超絶不器用な人の汚れと玄米ご飯

また地図を眺めていて店名に玄米というのが入った店を見つけた。
オーガニックなんとかみたいなコンセプトが前に来ている店は結構ばくちだ。
でも行ってみなくちゃ始まらないから。
最近時々通るようになったちょっと裏道的な狭い道。そんなもんあったかなぁ・・と近づくと
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予想に反して駐めやすい駐車場、新しい外観の建物。
写真でもなんてやっていると、女性が二人しあわせだったぁ・・とか言いながら出てきた。
しあわせ!?

フローリングというか板張りの床へは靴を脱いでスリッパでもなく素足で・・
でも凝った下駄箱は土足地帯の向こう側にあり靴を入れようと思うとどうしても一回土足地帯に素足を置かなければならず・・
そんなのおまえが不器用すぎるだけだろ。
あそうですか。不器用なのにいちいち神経質とかどうしようもない嫌な人間ですか。
いや、配置が使いにくいと感じたことと自分がダメ人間なことは全く無関係だから。なんでも集めちゃって俺はダメだに結び付けるのはやめましょう。
ピークも過ぎて空いてる広い席がたくさんあるのに狭い二人席へ案内されなんだと思いかけたけど
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窓際だしこっちのがいいのか。ありがとう。
1人で勝手にいろいろ毒づいているのはやっぱり汚れているからでしょうか。
持ってきたメニューを眺めるより前に注文を取りに来てくれる。
ああ、ほとんどランチプレート一択なのね。精進料理というわけじゃないけど肉や卵は使わない主義のようだ。
3種の魚から好きなものを選べるという。黒板に書いてあるけど遠くて見えないでしょうと説明をしてくれる女性の店員さんがなかなかキャラクターな人でなんだか気持ちが和む。
鯵の揚げたの、鰤の蒸したの、鮭の焼いたの・・
こういう時自分テンポで返事が来ないことへのいら立ちが透けちゃってるような人間も多いけれど、明るい雰囲気を保ちつつこちらのペースに乗ってくれる。
店の印象はよい方に誘導され居心地のいいところで素敵な時間を過ごしているという気分が確定。
人間力っていい方へ作用するとすごいよね。
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トイレには・・
そして出てきました本日の・・
さっきの人がまた丁寧にひとつづつ説明してくれる。
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ゴボウと根菜のポタージュにひじきは私もよく知っている場所冬でに採れたものをでっかい鉄鍋で・・その人たちは夏の間胡麻を作っているので子の胡麻のすりをロしたのは国産なんですよ・・玉ねぎのバーニャカウダは皮は食べられませんからね・・エビと里芋は・・
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玄米ご飯の上にはゴボウみそ。
30回は噛んでくださいなんて言われたのでやってみたけれどその前になくなっちゃうよ。
お替りしてくださいねといわれ喜んでいると嫁さんがダメだよとかいってる。
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ブリのなんとか蒸しはポン酢なしでもおいしかった。
玉ねぎ、しくじって薄皮一枚を口に入れてしまい・・
実はうまいんじゃないかと続行してみたけれどちょっと敗北気味だった。

この丁寧な和食をいただいくにあたって、食べるほうもきれいに丁寧に・・
ここで私の箸の使い方問題が表面化してくる。
病的不器用な私は箸の持ち方もなってないので恥ずかしい感じになる。
子供がいたら困ったことになっていただろうな・・
いたらじゃない。
いない。

https://www.youtube.com/watch?time_continue=120&v=tcD4iiyFy78
これはもともとシューマンが足鍵盤付きのペダルピアノという楽器のために書いた曲をドビュッシーが2台のピアノ用に編曲したもの。
2声のカノンなのでちょうどいいですね。
いいですねって弾けるわけでもないけど。
いや別に弾ける必要もないし弾けるとえらい訳でもない。
不器用に絡めて両手のほかに足鍵盤もみたいなことを書こうとしていたけど気分の潮目が変わってくだらないこと書くなと自分が言う。代わりに今書きたくて仕方がないのはもっと下らないない人を攻撃する内容。
やっぱり、汚れてますね。
そんなことより私はこの6つのカノン練習曲の第2番イ短調がびっくりするほど好きです。
びっくりしなくたっていいんだろうけど。
この世の嫌なものを吸い取って毒のない小さな花に変えてくれたような曲だと思う。
始めは1番か4番で止めようと思ってた。

多彩な美味しいものを少しずつ丁寧に味わっているとものすごい満足感が来る。
でも結局ご飯お替りしちゃった。
ちょっとでいいですと言ったら不満そうだ。
ちょっとの大盛にしましたとかいってたくさん入れてきてくれる。
ありがとーとか喜んで見せなくちゃね。
また医者に怒られちゃうか。
玄米って、毒を出すみたいな作用も持っているんだっけ?
これを書いてる今、心にいろんな脂みたいなものがこびりつき嫌な臭いを出してる。
毎日玄米食ってこのご飯みたいに肉とか脂もやめたら心も澄んでくるのかな?
冗談で書いてみたけどほんとにそうかも。
最近また出てきた訳の分かんない湿疹みたいなのも食べ物と心を浄化すれば消えると思う。
もうひとつ、長年かかってねじれて曲がっちゃった詰まりやすい形を真っすぎにしない限りはベタベタと変なものが詰まってやがて塞がっていくのは治らないんだけど。
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何時ものように遅く着てゆっくりしているので誰もいなくなる。
卵を使わないスイーツとか酵素ジュースとかカフェな時間もよさそうですね。
昔別な場所で飲んだ酵素ジュースは漬物の味がしたけれど、メニューを見ているとここのは美味しいんじゃないかと思う。
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またいつかこよう。

Tag:シューマン  Trackback:0 comment:4 

呪いと発達性協調運動障害と彼岸花と音楽

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これを書いている今は休日の午後。
窓の外には秋の奇麗な青空。
まだまだ勢いのある緑には日の光が当たって・・
ススキを揺らす風は爽やかで・・天気予報と全然違うね。
どっか出かけたいかなぁ。
でも出かけるとあっという間に曇が広がって雨が降りだしたりするんでしょうね。
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昨年この場所で多分これと同じ株の彼岸花を眺めながらふと思った。
楽器、習いにいこうか?
駄目に決まって・・
そういえばなんで俺はやっちゃいけない事になってるんだろう?
そもそもやっちゃいけないことになっていたんだっけ?
あのことは今心配しなくてもいい。
いってもいいのかな?
いこうか?
ぱぁーっと明るくなったような気がして・・
もう一年なのか。

私は、
幼い子供が目で見て数秒で理解し習得するような動作をできるようになるのに何か月とか10年、もっと・・と要することがあります。誇張じゃなくてほんとに。
不器用という言葉では足りない異常をもっている思う。小さな子が普通にこなすあることができるようになったのが二十歳すぎ。説明のために書こうと思っても・・やっぱり書けない。
昔は今みたいに多様性に配慮なんてないから勢い馬鹿の一択だ。わざと反抗的な態度をとっていると解釈されることも多かった。
物心ついたあたりから罵られ殴られの方が先に来てしまい、時間をかけて習得する前に集団から排除されたり自分で逃げたためできないままとなる。できる大多数の前で吊るされ辱められることを恐れるようになり、その流れを予感すると回避のため事前に逃げるようになる。
常に人の内情に怯え過剰に読み取ろうとするようになり、敵視するようになる。
本人は決してそうではないと思おうとしたけれど客観的にはダメ人間の誕生である。
私は、何もできないことを隠し持つ人間として生きてきた。
とにかく他人から自分を隠そうとして生きてきた。
何もしてはいけないし、どこへも出ていってはいけない。
ずっと自分が何かおかしいと感じつつそれが何なのかわからずにいたのだけれど、最近知った発達性協調運動障害(発達障害とは別)はその説明を大きく進めてくれた。特に診断を受けたとかじゃないしそれで具体的に何かが解決するわけではないけれど。
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高校で吹奏楽部に入ったけれど何か月たっても楽器をまともに鳴らすことができなかったのはかなり異常な事で本人だけではなく周囲にも理解ができなかった。恐れていた周囲からのあの視線を意識するようになる。
集団で結果を出していく内容である以上一定の水準に達しないものはそこにいる訳にはいかず、耐え切れず途中で投げ出した。
自分に何が起こったのかをきちんと理解できず未消化なままであったためそれは長く私を縛り続ることになる。
同じころから私の頭は学校だけでなく街中の人間から嘲笑され罵られ唾をかけられていると感じるようになっていった。
私の身内には時折精神に異常をきたし常軌を逸した言動をとる人がいる。
むかし夜中に大声を出して暴れるなどしたらしく、いまでもある地域で知らないものはいないらしい。
今思えば、その息子も電車や駅周辺あの人と同じ地域で唾をかけられるような変人として有名になった。

生ゴミみたいなところからは長い時間をかけて這い出ることができた。
しかし自分に子供というものはないのだと悟ると心が不安定化した。
自分を押さえられなくなり家を飛び出し放浪した先で携帯にかかってくるのは発狂した人間からの狂った電話であった。同じ状況の人は知っていると思うけれど病識のない狂人に対応する唯一の方法はいいなりになってみせることだ。
私は、誰かが追わなければならないその役目を果たすために生まれ他は何もできないように固定されたのかもしれない・・
と考えてみたけれど特に感情も動かなかった。
同じ日、突然お告げみたいなものが来たような気がして生きる理由は好きに作ればいいアマチュア吹奏楽団に入ろうと思った。
もう一度やり直してあの続きを見たい。中学では吹けていた記憶のあるあの楽器なら・・
自分でも驚きの行動力であっという間に事は動いたけれど、高校生の時と全く同じ、一年を過ぎ2年すぎてもまともな音が鳴るようにならならず、誰にどれだけ教わっても手掛かりを感じることもできなかった。
昔できていると思っていたのは勘違いであったのだろう。
そしてあの時とまったくおんなじ経過をたどり結局逃げ出した。
冷静に考えればそれはただ趣味にとん挫しただけなんだろうけど、私の頭は私という人間は失敗であるのだと認識し・・
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でも、
また楽器やりたいと思ったの。
どうせやるなら昔から自分には無理だと思ってたけど本当はやりたかったものを・・
やればどうなるかはわかってる。
それでもやろう。
あまり迷う事もなく実際動いてもうすぐ一年。
本当に絵にかいたように予想通りの非人間的全然できない感を経て、やっと今スタート地点に立つかまだ立ってないかくらい・・
でも諦めないでここまで来てよかった。
この先また糞みたいになっちゃうかもしれないけれど。
まだいろいろ問題だらけなんだろうけど、今練習していて楽しいのね。
私にとってはあるわけのない幻の大陸に足をつけたのかもし・・調子に乗って変なこと書くと消えちゃいそうだからあれだけど。
そこに自分の人生を重ねているなんて書いてもみんな馬鹿のたわごとくらいにしか見えないかもしれませんけどいいの。
ずっと途中で止まっていた教則本のページをめくると練習曲としてこれが出てきた。
練習用に第1主題を抜き取っただけだけれど。
吹いてみるともう聞きたくてしょうがなくなり聴けば萌える。

https://www.youtube.com/watch?time_continue=1882&v=R3YfBGR-WSo
スコア上にあるほんとのクラリネットパートを吹いてみたいなぁ・・B管だし、音域的にも・・
駄目です。
調子に乗るとまたみんな取り上げられちゃたかのようにめちゃくちゃになっちゃうから。
2楽章のカッコウくらいは・・
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写真撮ろうとすると日陰るもんなのね。

ああもっと早い時期に習いに行けばよかったか・・
いや、若い時には状況に耐えられずすぐ投げ出していたと思う。
色々あったことがすべてここへ向かうために必要な道筋だったんだよね。
酒が飲めなくても、誰とも話が合わなくても、何にもできなくても、音楽が聴ける頭でよかった。
いかれているのかもしれないし、たりないかもしれないけれど、好きなものと憧れるものが感じられる頭でよかった。

Tag:ベートーベン  Trackback:0 comment:8 

間違えたかと思ったけどスペインだった

ちょっと遠出した先で行こうと思った店に嫁さんは行きたくないらしいことが判明。
なんだとかいって他を探すとスペイン料理の店があったので行ってみる。
カーナビがここだというそこは古いラブホテルみたいでうろたえる。
また場所がいかにもそういうのがありそうなところで・・
あれ?これちがう?つぶれたホテルを改装してレストランにしたのかな?・・とか訳の分からないことを考えながら入っていくと
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こんな入り口がありフラメンコギターみたいな音楽が流れてる。
ああお店か。
普通じゃない何かを狙った意匠を持った建物なのはわかるけれど外壁のくたびれた印象が結構強烈だ。
嫁さんが、
ここ高いんじゃないの?
「ランチ」みたいな表示はどこにも見当たらず確かにそれなりの覚悟がいりそうだ。
だけど身ぐるみはがされるとかそういうんじゃないだろうたまにはいいか・・
入るとすぐに人が出てきて席に案内してくれた。
昨日一昨日じゃないですよ的な空間。
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海の見える席。
ああいいじゃない。
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店員さんは丁寧だけどちょっと怖いなんて言ったらいけないか。
ランチメニューが出てきた・・・けど私の想定の倍額。
まあいいよ、ちゃんとしたパエリアを一度食ってみたかったんだよ。
店員さん、質問への答えがまたぶっきらぼうすぎてやっぱり怖い。
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マッシュルームのスープと前菜・・説明してくれたけれど覚えられなかった。
スペインネギにイベリコ豚にニンジンにムール貝・・ムール貝おいしかった。
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次に出てきたこのエビのアヒージョだっけ?はすごく美味しかったよ。
なんというかえびせんが高尚化したような超絶エビの香りソース。
パンにつけながら・・
この辺で結構嬉しくなってきた。
高いけど良かったじゃんか来てみて・・
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振り向くと後ろに一組いたお客さんはいなくなってた。
なんか長髪で芸人みたいなおっさんとなんか忘れちゃたけど目立つような女性がいたと思う。

パエリアは炊き上がるのに時間がかかるから、いろんな料理を取って飲みながら楽しくしゃべって・・なんだそうだ。
飲めないからこんなランチがちょうどいいな。
そしてついにお楽しみのパエリアが登場。
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お店の人が鍋に匙を入れてふちの方をはがしてくれる。
これもその存在を知ってから30年近く、初めて食ったよパエリア。
全然予想していなかったけどこれもあれですね、おこげを楽しむ的料理なんですね。
そして出汁がしみ込んでうまい。
レモンを絞るとまたうまい。
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台風が近づいていて天気は下り坂。
もう外はこんな感じに。
BGMはずっとスペインのフラメンコギターとおっさんが熱唱するビールの宣伝のあれみたいな音楽が流れてた。

スペインの音楽もかなり強烈な個性を持っていますよね。
ラヴェルやドビュッシー、リムスキーコルサコフ、ラロなど、スペインな音楽を書いた作曲家は多い。
ファリャ、アルベニス・・スペインの作曲家がいかにもスペインなのは当たり前か・・
そういうのをちょっと聞いてみたけどなんか今はしっくりこなかった。
変態的根暗にあの情熱的な音楽はマッチングしないのか・・
そして、CDを買ったけれどほとんど聴いていなかったスペインの作曲家
フェデリコ・モンポウという人がいる。
聴いてみると

https://www.youtube.com/watch?v=cteXBm9ywJU
あの唐辛子とニンニクとトマトに火が入ったような情熱的な音楽とは全然違うことに驚いた。
調べると、あまりに内向的過ぎてピアニストになれず作曲家に・・
スペイン人がみんな情熱的なわけじゃないのね。
当たり前か。
昔新潟出身の人と話していたら
雪国の人間がみんなスキーがうまいというのは大きなまちがいです
とか言いだしたことがあった。
若干切れ気味なニュアンスからいろいろあったんだろうなと思った。
私はいろいろコンプレックスだらけだから過剰なのかもしれないけれど、
普通こうでしょ?は時に卑劣な暴力となることがあると思う。
思うけれど、それが世の中であるんだろうし仕方がないとも思う。
今目の前にある状況に対してどううまくやるれかということしかないと思う。
うまくやれてもないけれど。
この人の自演、何度か聞いてると熱いものが流れてるような気がしてきた・・
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名前忘れちゃったこのデザートは
今まで食ったことのないような味がしておいしかった。
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最初にできたのは冷たいおしぼりに代わってデザートと一緒に暖かいおしぼり。
嫁さんと二人でそんなのに感嘆する。
アイスティーもおいしかった。
帰り際、間違えたのかと思った入り口をよく見てみると
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マンションなのか・・
ベランダの開口部が不均等なのはガウディみたいなのを狙ってるんでしょう?
きっとできたころはかなり前衛的な感じだったんだろう。
また、何か特別な日には来てみようかな。

Tag:音楽を聴く話  Trackback:0 comment:4 

プロフィール

unagi

Author:unagi
結構さみしいけど結構楽しいよ。
クラシック音楽が好きです。

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