ぼったくり?

9619.jpg
出張先へ向かう道中で。
ここへは昔来た思い出がありあれからもう20年以上たったのか・・なんて感慨にふけってはいられない。
同行者は多分ここというか景色を愛でみたいなのに興味がないと思う。ゆっくり見たい気持ちは抑えトイレ休憩のついでにたまたまあった景色を撮ってるようなふりをしつつ・・
峠を越えたところにある古いドライブインの廃墟にあの時飯を食った記憶がよみがえる・・
9620.jpg
ビジネスホテルに着いて。
経営的に厳しかったのかもしれない古いホテルをでっかいとこが買収して系なところ。
フロントで案内された大浴場の利用可能時間がやけに早く終わっちゃうのは感染症対策だったのか。
後でレビューを見たらほとんど全員文句めいたことしか書いてなくて笑う。
確かに古くて狭いけれどそんなにどうこう言うほどでもないとは思う。
小さくても狭くても、自分の部屋のドアを開け明かりがついて荷物を下ろす・・の瞬間が好き。
9621.jpg
絶景かどうかじゃなく、そこから見える知らない街並みも。

このあたり何が美味いんだろうな?という声を受けて
のどぐろなんて言ってみたら
のどぐろ?
のどぐろ・・
9622.jpg
何にも考えずに食ったこれすごくうまかった。
後でレビューを見ると予約必須な店ということらしかったけどこの日はそうでもなくテーブルは全部空いてた。
でもカウンターには常連が並びでっかい声でがなってるのはどこでも見られる光景でしょう。
変体な私がそれをうるさいとか思うのはありそうなことだけど、同行者がうるせーな!なんて口に出してるのが意外だった。
9623.jpg
のどぐろ登場。
西京焼きと塩焼きがありますがってそれはとりあえず塩焼きでしょう。
これすごく美味しかった。
ふっくらして味があって。
9624.jpg
ドジョウのから揚げはあったかくて・・泥臭さがいいねなんて一度言ってみたかったけどそんな感じ。
これもうまかった。
これじゃ居酒屋に出張に行ったみたいだけど。

https://www.youtube.com/watch?v=LuetTNg9D3U
居酒屋で思い浮かんだ曲はこれだけど、頻繁に出入りしてるのは人じゃなく・・
今っぽいなと思わなくもない。

普段居酒屋に行かないのでピンとこないのと経費だろうという他人事感からその時はたっけーなくらいでしかなかったけど、今思えば伝票に見た数字はちょっと異常だ。
あれは私たちが気に入らないという店主からのメッセージだったのかなと思わなくもないし思い当たる節がなくもない。
人の表情からネガティブを拾いすぎる私の感じたことだからほんとは全然そうじゃないのもしれない。
なんであれ、支払う人の手前ご馳走様でしたーなんてすっごい笑顔を置いてきた。
9625.jpg
朝になって初めて街の様子が明らかに・・
とかもいいですよね。

会社員として世間に出ている間はまっとうな人の体でいようと努めるけれど、日付をまたいでとなるととどうしても不具合人間みたいなのが出てしまい相手から見ればいろいろとあると思う。
同行者は苦言や嫌意味を言う事もなくかなり気を使ってくれたのかもしれないと思う。
大変ありがたいことで、仕事上での話なんだから結果で返さなくちゃならないだろうと一応人並みな考えが廻らないでもない。

Tag:ショスタコーヴィチ  Trackback:0 comment:0 

行きたい場所

9400.jpg
これも11年前の北海道。
前回の風車のところからさらに北上して・・

こんな時世ではあるけれど週の初め遠方へ出張した。
感染リスクを避け列車ではなく車で移動。
偉い人と同行でまっとうな会話を続けようにも往復1,000kmもあると話題が流行りものや娯楽に及び、答えようにも何のことかわからず場がしらけるみたいなのが多発。
穴埋め的に付けられたラジオの普段なら絶対に聞かない声や歌を聴いていると
世の中でおかしいのはお前だけ、お前のせいでみんな迷惑して・・みたいなのが頭の中で走り始めちゃったりして。
別に何か言われたでもないし困ったわけでもない。仕事はいい形で終了。
そんななか目に入る見慣れない景色がとても美しかった。
9500.jpg
それでここは私の大好きな場所。
何度も行ったけれどこれも忘れられない夕景。
またここへ行きたいけどなぁ・・
一生忘れないような時間を過ごせたこのあと、
9501.jpg
稚内駅前の食堂でとんかつを食ったらしい。
稚内まで来てんのにとんかつ。
稚拙なオタクって感じがする?
小学生のころに山へ登るのにもっていこうと買った弁当がたまたまとんかつ弁当だった。
とんかつを鉱物と認識したのはあの時だったと思う。

学生時代は二軒あった安い大衆食堂に交互に通い、昼はこっちで夜はとかやってたのでほぼ毎日顔を出してたと思う。
片方はおっさんがやってる店で、飾ってあった写真からもしかすると元歌手かなんかだった人‥これ前書いたな。
実際食ったのはとんかつより50円安いチキンカツのが多かったか。
そのまた50円上の高みにある焼肉定食は希望の就職先の内定が取れたらお祝いに食おうなんて思ってたけど確か、
そういう意味で食えなかったと思う。

https://www.youtube.com/watch?v=qSP7gTtnkKE
これも学生の頃弾こうとして楽譜を買ってきた。
今だちゃんと弾けず。

もう一軒はまだ子供が小学生に上がったくらいの夫婦がやっている店だったけど何食ってもすごくうまいの。
変に気取った高級店が学生とタクシー運転手向けの大衆食堂よりうまいものを出しているか問えば、必ずしもそうじゃないと思う。
4年間通ってもう卒業だろうという頃、初めてそのおかみさんが私に笑顔で話しかけてきた。
ずっと毎日通ってくれましたよね?みたいなの・・
いまならでっかい声でだっておいしいんからぁーとか言っちゃう場面だと思うけれど、ダメ人間真っ盛りだったその時はうろたえてしどろもどろになちゃったりして。
もう一言何かあったんだけど
よかった・・じゃあまだ今日が最後じゃないね・・
それを聞いた私は何かを予感し、
あろうことかもう一度くらい行くつもりだったそこにもう行かなかった。
ダメ人間の誕生である。
卒業してから10年目にふらっとそこへ行っては見たけれど中には入らなかった。
ダメ人間継続中である。
さらに10年以上か、グーグルマップを見るとその店はまだあり暖簾がかかっている。
色々考えると、行くなら今だろう。
いったとして、私を覚えていてくれてとか言う展開はないと思う。
昔ここへ通ったんですよーなんて言ってみても
はぁ・・みたいなめんどくさい空気になるだけかもしれない。
だけど、
いってみたいなぁ・・
9402.jpg
稚内駅をこんな変な角度からとってるのはもう駅を含めた再開発工事が始まって駅前広場が立ち入り禁止区域になっちゃってたからとかかな。
何度も行ったので何段階かに分けて進められていった駅の変化の様子も知ってる。
とんかつを食ったお店は移転して綺麗になったところへも一度、あのときは嫁さんと行ったんだったかあれが最後。
もうあれから10年だから・・またいろいろ変わっただろうか?

私はずっと変われない。
悪い意味で。
多分この先もずっと。
どこかを目指しているつもりだけどどこかにたどりつけるのかもわからない。
それでも死ぬまでは生きていく。
基がいろいろ壊れてるのが生きていくためには周りと同じじゃダメなんだから
これでいいの。

Tag:ラヴェル  Trackback:0 comment:6 

交換しない

お前は変なのだみたいな強い疎外感を感じうるせーわなんて思いつつブログ拍手を見ると、なんでか合わせたかのように数がガクッと落ちてるということが結構あるのね。
なんでリンクするんだろう?
だけど、そんなときにコメントいただけると嬉しいですね。
ありがとう。
実際には沢山拍手ボタン押していただけてて嬉しいです。
押してくれた人、どうもありがとう。
9503.jpg
車を買っていくらも経たないうちにテールランプケースに水が入ったので相談すると保証が利くとかですぐに新品に交換してもらえた。しばらくすると反対側も同様の流れを踏んだ。
最近電話があり、リコールではないけど対象者はそこを交換することになったので来てほしいとのこと。
交換したはずだけどと言ってみると最初に変えた方は対策品ができる前だったとのことでまた新品に替えてもらえた。
私は電気系部品メーカー勤務だけど不具合とか対策品とか識別のマーキングとかを見聞きしていると、いろんな人の苦労が思い浮かぶ。
9504.jpg
最近暑くなってきたけど楽器を練習している部屋のクーラーは壊れていて使えない。
音を出すので窓を閉め切っているのだけど真夏は生死にかかわる気がしないでもない。
でも練習はしたい・・
9505.jpg
ごちゃごちゃ言ってないでクーラー新しいのに替えればいいだけなんだけど。
でもわずかな期間我慢すればまた涼しくなるなと思うと・・
それより、
古い家の床がベコベコになってくるのは普通のことらしいけれど、最近短期間にいろんなところが一気におかしくなってきた。
シロアリ?
言ってないでとっとと調査依頼とか消毒とか修理とかしないといけないと思うんだけど・・
お金なんかどこにも見当たらないので。
9506.jpg
最近会社で健康診断があり、視力検査の箱みたいなのを覗いて驚いた。
気が付かない間に視力がガタ落ちして驚いたことは何度もあったけれど今回のはちがう。
どう考えても老眼的な未体験な見えなさに笑いそうになる。
あんまりおかしいから右とか上とか適当に勘で答えちゃってクイズじゃねーぞ。
ふざけてないでちゃんと検査をして眼鏡を直さなくちゃいけないとも思った。
思ったけど
9510.jpg
ずっと通い続けた個人がやっている眼鏡屋は最近突然たたんでしまった。
あれ俺老眼かな?なんて思って行ったらすぐに検査をしてくれて
言いたい気持ちはわかるけどまだ老眼じゃないよ大丈夫。
そういわれたあれが最後だったっか・・もう一度くらい何か直してもらいに行ったか・・
ちょこちょこいろんなことしてもらったお礼もかねて新しい眼鏡を作ろうと行ってみたら閉店の張り紙。
もしかすると感染症のせいかもしれない。
感染症問題に対して恨み事があるとすればこれか。
9607.jpg
会社で隣に座っている私より少し若い男が
これって老眼の症状なんですかね?と聞いてきた
いや、これそうかな?と思うくらいならまだ老眼じゃないよ。もっと問答無用なのがくるから・・
眼鏡屋さんにまだ早いよと言われたけど、いつの間にか自分がそう答える側に回ったのね。
9608.jpg
何をやってもまともにできないこの体と頭は不良品なのかもしれず
自分のも正常品に交換してもらいたいと思ったことが・・・
ないよ。
おかしな頭と体が生み出した自我が俺なんだから、
交換してちゃんとしちゃったらそこに生まれる自我はもう俺じゃない。
俺なくなっちまうじゃない。
こんな俺は嫌だろうが困ろうがこんなだから俺なんだと分かった。

ショスタコーヴィッチの前奏曲とフーガはどれも面白いけれど

https://www.youtube.com/watch?v=Zr7jT0VLyJg
すべての調を網羅する24の前奏曲中変ニ長調で書かれているこの曲、
変ニ長調というのは先日の月の光とかその前のフォーレのラシーヌ賛歌とか作曲家が雲の上に神様がいるような音楽を発想するときに乗っかる調であると思う。
なのにこんな植田まさしの漫画みたいなプレリュードが始まっちゃうのは偶然じゃなく絶対わざと。
まずそこに笑い・・感嘆するという。
ちょっとオーケストレーションしたくなっちゃうプレリュードの後につずくプロコフィエフっぽいフーガが半音階的に崩れるように暴走していうのも面白い。
自分のためのこの曲集が生まれたこのピアニストもこれを自分のものだと思ってノリノリで弾いて聴かせてくれることが伝わってくる。
日がガンガン照って蝉が爆鳴きするようになったからしばらく音楽部屋には入れないと思う。
まあ、夏なんて実は一時だから。
道北へ行ったときにも蝉は鳴いてたけど、このあたりにいるようなワシワシ鳴くようなのはいなくてジーっとシンプルに小さく鳴くようなのだったような気がする。
9609.jpg
しかしでっかいな。
私はまた全然そんなことに適性がないのになぜか玉掛という資格みたいなものを持っている。
この時あんな高いところでの作業にとても興味を持ちどんな作業が行われるのか・・
9611.jpg
と思ったらもう今日は終わりだよ的な展開に・・
これも11年前の北海道。
ここから北へ向かう道はとても素晴らしく、大好きなところ。
また行きたいけどな。

Tag:ショスタコーヴィチ  Trackback:0 comment:2 

日の光も大事だけど月の光

嫁さんお気に入りの多彩多皿系カフェでランチだったけど隣に陣取った一団が騒がしく・・
今日も雨かなんて思いながら入ったお店、皿から長雨の影響を感じられたような気もしたけどおいしかったとお礼を言って店を出てみれば、
9618.jpg
日差しと青空。
なんだ、飯食ってる間に梅雨が明けたのか?

路面が焼けてる間犬は外に出られないからお散歩は日が暮れてからに・・
楽器の練習をして飯を食って
さあ行こうと外へ出ると
9612.jpg
月がきれいだった。
ずっと雨だったから、青空も久しぶりだけど月もかなり久しぶり。
なんだか気分が急に上等になる。
涼しくて空気も気持ちがいい・・ちょっと湿気てるけど。
犬もはりきって歩く‥多分病気は治った。
なんかこういいね。
ちょうど・・

https://www.youtube.com/watch?v=TS1SMcvtfDE
農家なカフェで聴いたドビュッシーの月の光が気になっていたところ・・
これも中学の音楽の授業で聴かせるんだっけか?
そこはどうでもいいとして教材として配られたものの中に楽譜があったから弾こうとしましたよ。
最初は古いエレクトーンから始まって、ピアノに憧れバイトをしたけどあの頃電子ピアノなんか高くて買えなかった。
カシオのキーボードは当時から安価だったけどまだタッチセンスとかペダルとかがないためちょっと高かったけどシンセサイザーを買った。世の中はバンドブームとか言ってた頃だ。
64鍵盤じゃ全然音域が足りないけどそこは編曲というかそんなにちゃんと弾けないんだからいいの。

見る人が見ればそんなの弾けたとは言わないとか音楽を馬鹿にするなと怒り出すようなものだったかもしれないけれど、私の中では弾いてた。毎日毎日やってるから一日1音符くらいしか進まなくても少しづつ前進してはいくのね。
9617.jpg
だけどある程度まで進むとひっかると最初に戻り・・の繰り返しで満足するようになっちゃって先へは進まなくなった。
9614.jpg
大学に入るとバイトして電子ピアノを買った。
誰に聞かせるわけでもない、自分がやっててうれしかっただけで。
聴くのも含めてアパートで下の階があるとまずいと思い1階に住んだけどヘッドホンしても打鍵の衝撃が床から隣へ伝わっちゃうのね。弾き出すと隣がガラス瓶なんかを床へ叩きつけてたりして、今思えば殺されはしないにしろなんかされちゃってもおかしくなかったのにそうならなかったのは幸いだったというか。
その電子ピアノは今もあるところで静かに眠っているはず。
泣く泣くわかれた何年か後にそこへ行き弾いた覚えがちょっとある。すごく人懐っこい猫がいて、そんなのいいから僕と遊ぼうよーと絡まってきたり鍵盤の上を歩いたり・・
もうそこへ行くこともないだろう。
もう一度会いたいけどな。
今うちにあるやつはその後買ったもの。
今朝も嫁さんがなんか弾いてた。
9615.jpg
涼しくて気持ちいいね。

なんか音楽が好きでやってた人みたいな体で書いているけれどこんなものは他人にとってはごみのように扱われるものなのであり表へ出してはいけないとやってる頃から思っていた。
楽器を買っても習いに行こうという発想がなく、自分にとってそれは遠い所にあるとはなから思い込んでいた。
何だろうこれは?と思ってたそれは空しいという気持ちだったのね。
で、
だから今ちゃんとした先生について楽器をならって音楽をやろうとした人になってから死のうと思ってるわけ。
だからいいのダメな人とかもう考えなくて。
そう、いいの。

https://www.youtube.com/watch?v=Yri2JNhyG4k
作者自演というのがあった。
録音じゃなくピアノロールだろう。
ピアノロールにどのくらいの再現性があるのか知らないけれど、
作者がどんな演奏をしていたか考えていたのかはよく分かり非常に興味深い。
作者の演奏や考えが唯一無二のベストでは全然ないのではあるけど、
この曲に対して勝手に持ってるイメージは捨てたほうがいいのかもしれない。
この人もはじめピアニストで食ってこうというところから始まったんじゃなかったっけ?
だけど残った作品はそれとは独立した別世界だから。
命が足りず実現しなかったけど書こうと思っていたらしいこの人のピアノ協奏曲をどうしても聞いてみたい。
今日これを見つけて聞けたのも、月がきれいだったおかげ。
9613.jpg
3人で月の下散歩をする。
いいじゃないこれで。
そんなに駄目じゃないと思う。

で終わるつもりだったけど山沿いを歩いたら茂みの中で何かの足音が・・
わかるんだろう犬はすごい速さで逃げてく。
昨日すぐそこで鹿が鳴いてたけどこの重い足音は鹿じゃない。イノシ・・
冗談じゃなく危ないよ。そこまで降りてくるってホントだったんだな。
サツマイモ作るようになったから・・
さらに続けると
いま見てきたらはっきりと足跡があった。
全く知らなかったけど鹿とイノシシの足跡ってかなり似てるのね。
ピースサインみたいに開いてる感じはやっぱり猪?
真っ暗闇で見えなかったけれど鉢合わせみたいになってた可能性が・・
散歩以外でも通らないわけにいかない道でちょっと困ったね。

Tag:ドビュッシー  Trackback:0 comment:5 

バーベキューじゃない人と艶のある髪

連休中、混んでない場所として思いついたいつもの焼き肉屋に行った。
9296.jpg
安価なチェーン店でいつ来ても何か一品忘れたり皿がなかったりドリンクバーの機械から味の基が出ないで炭酸水だけ出てきたりと散々だけど、でも席がパーテーションみたいなので区切られてて騒々しくないのでよく来る。
いつも写真を撮るんだけどブログになり切れず没になって消えてく。
焼肉と言えば
9297.jpg
もう10年以上前の北海道美瑛に行き
9298.png
すり鉢みたいな地形に線路がそのまま突っ込んでいくここが面白く眺めてたらやってきた列車には
9299.png
バーベキューカーというのが連結されてた。
列車が通過すると焼き肉のにおいが残るってのはあんまりないから笑う。
この時も楽しそうなあそこは自分の居場所じゃないとかいう余計な考えが少しよぎってたりして。
なんか富良野から旭川ってあっという間についちゃいそうな気がするけど・・ゆっくり食えるのかな?
ゆっくり食うとかじゃなくても楽しいだろうな。
9300.jpg
ここはあの踏切から近いんじゃなかったかな。列車からもこの景色見えるかも。
あの真ん中の道をずっと上っていくと・・
やたらに走り回って皆覚えたものも
もうわすれちゃった。
調べると焼肉列車はテーブルの上に家庭で使う感じの電気式ホットプレートを置いてみたいなのだったのね。
日本の鉄道はいくつかの事故を経て火災に対する安全基準をものすごく厳しくとってるんだったと思う。ガスとか炭火って訳にはいかないんでしょうけど、そんなとこ追求するんじゃなく家族とか仲のいい人とそんなもんに乗ったよってな話がいいわけでしょうね。
9301.jpg
この樹、名前もついてたりして有名だったんだけど観光客が畑をを荒らすことに耐えかねた地主が怒って切っちゃったんですよね確か。
親父さんか祖父が植えた大切な樹とかじゃなかったっけ・・怒りに任せてとかじゃなくかなり悲しかったんじゃないかと思う。
樹は何を思っていただろうか。
他人事みたいに書いてるけど俺もその悪の観光客の一人なんでしょうね。
9502.jpg
この後稚内へ行き次は帯広とめちゃくちゃな工程だったけど素晴らしい景色に包まれ最高だった。
誰とも会わず話さず呑まず人のいるところには近寄らずただいろんな景色を眺めて回ってるだけなのは誰かにとっては旅行なんかではなく、人間ですらないように見えるかもしれない。
他人がどう思おうがそんなの知らねーけど。
9395.jpg
休みになると周囲の家々からバーベキューの匂いや声が聴こえてきたりする。
幸せ家族とか、楽しい若い時、友達、仲間・・
・・とまたいつものように私はそれができないダメ人間ですみたいなことを書こうとしちゃう自分に、それもいいけどマンネリ化して詰まんないですからなんか違う書きようを探してくださいと言ってみる。
9302.jpg
そういえば俺は食堂車ってのに乗ったことがあったっけか?と考えてみると多分一回だけか。
大学に入って最初の帰省で乗った寝台特急で食堂車へ行ってみたのはちょうど八幡製鉄所が車窓に見えたじゃなかったか。
もう食堂車というのも末期でメニューはかなり限定されお客もいなくなあんまりきれいでもなくわくわく感もなく・・頼んだカレーは結構高価なのに器から味から学食より・・というもの。
だけど多分悪いのは食堂車の方じゃない。
あの頃病的な卑屈の塊が服を着て歩いているような状態だったから、子供のころからあこがれた列車に乗っても何を見ても何に触っても全く面白くなくすべてが・・
そんな人になっちまってたんだろう。

https://www.youtube.com/watch?v=8liF-5JYnSg
これも山の農家の納屋カフェで流れてた曲。
その後は帰省もしなくなる。
海からかなり遠いところに住んでいたけれど、自転車で海まで行きポータブルプレーヤーで音楽を聴いたりしてた。
ものすごい炎天下で優雅とかとは違う、ちょっと頭のおかしい人だ。
理由は書けないけど、自分が日の光に当たらなくちゃならないからみたいなことを考えて・・ただ一人で。
イヤホンでオーケストラ音楽なんか聞けないのでピアノのCDをもっていった。
その時中にこの曲もあったのを覚えている。

亜麻色の髪の乙女という曲名は詩人の詩が発端になっているらしいけれど、日本語訳で台無しになってるものも多いらしい中で亜麻色って言葉はそれ自体が作品って感じでなんかいいですかね。
うちの嫁さんはむかしから髪を染めたりしなかったけど、真っ黒とも違う。
昔、艶のあるその髪を見ながら、今のこれはほんとに俺の俺なのか?
と思ったことがあった。
何を思い出しても自分はダメ人間ですみたいになってしまう・・とさっきまで思ってたけど、そんなに駄目じゃないんじゃないかと自分で自分に言ってみる。

バーベキューカーはもう廃車されちゃったようだ。
私は列車に乗れば流れゆく景色がごちそうで釘づけになっちゃうから目の前に焼き肉があっても全然食い終わらないうちに終点についちゃうだろうなぁ・・
9399.jpg
日没の瞬間からしばらく続くちょっと明かりの残った時間も何だかいいんですよね。
今日、こじらせば長引き他のことまで引きずり低迷させることになりかねなかった不安要素を2つ解消できた。
あちがう、もうひとつ大きななことがあった。
嫌な事が立て続けに襲ってきて碌な・・という印象があるけど実際逆だ。
今日も生きてるし、多分明日も生きてく。
いいこともあるかもしれない。

Tag:ドビュッシー  Trackback:0 comment:6 

静かなところでいらんこと言わずに

連休であるけれどどこかへ行こうとも思えず近くの定食屋へ。
お歳を召した方が集まりでっかい声で盛り上がる内容は体の不調と医者の悪口・・だけど毒がないのね。ちゃんとフォローがあったり。
聴いててああ嫌だなここにいたくないなとか思わない。
むしろつられて笑いそうになる。
9288.jpg
この前回と違い二人ともてんこ盛りのご飯が来て、嫁さんが食いきれない分をこっちへ分けてくるから・・
さすがに多いよこれ。
まーきれいに食べてくれてありがとうという声を後ろに聞きつつ、どこいこうか?
買い物に行く気もしない。
ドライブったって・・あそうだ
9289.jpg
子供のころには牛や豚を飼ってる農家が近くにもあったよな。
まだこんなのが残っていた山の中へきたのは農家のカフェへ行ってみたかったから。
いつ頃からだったかグーグルマップ上からその存在が消えてた。
感染症問題か別な理由かでもうやめてしまったんだろうか・・
9290.jpg
と思ったけど看板も出てるし
明かりが灯って旗も立って
よかった、やってるじゃない。
9291.jpg
はいそうですね。
さっき大量に食ったばっかりだからそんなになんか食えるわけじゃないけど
何かちょっと飲ませてもらおうか。
9292.jpg
お客さん誰もいないのは時間のせいかな。
マップから表示消えたことと関係あるだろうか?
連休なのに静かで私にとっては最高だけど。
9293.jpg
冷たいお茶がきれい。
BGMでクラシック音楽が・・
クラシック音楽も色々で真っ暗で重い曲を聴くのが好きだけどだけどそんなのがBGMで流れてたらお店はつぶれちゃうだろう。流れてるのは親子で親しむクラシック名曲コンサートみたいなのでやりそうなのが並んだあの感じ。
でも喫茶店なんかでよく聞く安っぽいアレンジの入ったあの感じじゃなく演奏自体はかなりちゃんとしており聴いてていい感じ。
なんとなく雰囲気がそうなってればいいという理由で流れているのか、オーナーがこういうのが好きだから流しているのか・・
嫁さんは後者じゃないかという。
そういえば以前来たときは吹奏楽のなんかがずっと流れてたよな。
9294.jpg
冷房が効いて涼しいけれど窓は開けてあり換気されてる。
梅雨が明けるとまたお店はいろいろ大変かもな。

涼しくて静かでとてもいい気分で音楽を聴いてるとあろうことか大序曲1812年が流れ出した。
確かにファミリーコンサートなんかでやりそうな音楽だけど、曲のおしまいにある祝砲や街中で鳴り響く鐘の音という場面でほんとに大砲を鳴らしてバカ騒ぎ的に喜んだりすることのある曲だ。そこを批判的にとらえて大駄作と見下す人も多い。
でも、それはそういう側面にばっかり目が行ってる結果であって落ち着いた眼で見ると主部なんかよくかけてていい曲だとも思うけどなぁ。
チャイコフスキー自身もこれはくだらない作品だとか言ってたらしいけど、これに限らず作曲家が自作について語った言葉を真に受けてはいけないと思う。
そんなことよりこの静かなお店があの音楽で満たされるのかと思うと・・
チャイコフスキーの音楽の特色はいくつもあるけどその一つの大きな要素として、リズムパターンをちょっとずらすことにより緊張と面白さを生じさせたリズムアタックみたいな場面があると思う。
1320.png
楽譜上楽器としてCanonって書いちゃってあるのが笑うでしょう?
この曲大砲はリズムアタック的に歌っているだけでなくシンバルとの掛け合いみたいなものが生じて非常に面白いことになってる。
大砲なんて持ってこないで普通に大太鼓をたたかせても十分聞けるまさに天才作曲家の・・
で流れてくる音楽が最初の大砲炸裂な場面に差し掛かると、
はぁ?
大砲をリアルにやるはいいけど楽譜のリズムを無視し安っぽい演劇の効果音みたいにランダムな大砲の音がミキシングされて・・
台無しじゃない・・
なんていわない。書いてるけど。
私はそう思ったけどそうは思わずそれが好きな人もいるでしょう。
自分の好みと合わないものを聴くと、逆に自分は何がどうして好きなのかに気付かされたりするのね。

https://www.youtube.com/watch?v=8B5PSAD0QyY
この曲もクラシックに目覚めてすぐの夏休みにラジオで知り、同級生の親が買って聞かないままの全集からロリン・マゼールがウィーンフィルを振ったやつをテープにダビングしてもらった。
大砲は実砲じゃなくてシンセサイザーによるというのが1980年録音という感じですね。
たまたま持ってるいくつかの盤もそれ系であのころ流行ったんでしょうね。CDが出る直前、針を飛ばさずに再生できるか?みたいな頃、・・シンセサイザーってのもなんだかものすごいものみたいな頃。
いまクラシック音楽の録音にシンセサイザーな音がミキシングされてたりしたらかなり安っぽい印象になっちゃうだろうけど今とは違う背景の上に作られたものに文句を感じることもない。
鐘もどっかのリアル録音をミキシングしてるけど今聞くとちょっとわざとらしく聞こえないでもない。
でも駄目だとまでは思わないか。
合唱が出てくるのはいい感じ・・
と文句っぽく書いたけど昔散々聞いて刷り込まれてた盤なので愛着があったりして。

昔アマオケのコンサートでこの曲を聴いたときには2台の大太鼓が素晴らしい効果を上げていてリアル大砲とか変な効果音なんか全然いらないことを証明して聴かせてくれた。
その時チューブラーベルを狂ったように連打しているのも2台の大太鼓を爆打しているのも学ランとセーラー服を着た中学生の吹奏楽部員であった。
行きたくないけど付き合いで嫌々行った市民音楽祭みたいなのであったのだけど、
そんなコーダにうっかり感動した思い出。

実際、そんな大音量じゃないので何事もなかったかのように次の曲が流れ出す。
9295.jpg
コーヒーフロートでもいただきましょう。
何年ぶりだろう?
黒蜜ゼリーだったかお菓子もくれた。
その後は月の光とか亡き王女のための・・とかしばらく静かでいい曲が続いてた。
お店の人に話しかけようかなとちょっと思ったけどやめた。
ドアのガラス前は透明じゃなかったっけ?とかなんでマップから消えたの?とか・・いらんことは言わなくていいんだと思う。
マップから消えたけど実はやってた店がもう一軒あるんだけど、もし近場の常連以外は来なくていいからみたいな話だったら自分の立場なくなっちゃうかな。
だけどここではそういうことも感じることがなく・・
非常に居心地がよかった。
音楽が好きなんですか?
は、なんでか知らないけどもっと聞けないな。
まあいいや。
またきましょう。
炭酸は糖分がなんて思って敬遠しちゃったけどメロンソーダフロートってのがあったと思う。クリームソーダだよね。
次は絶対それにする。

Tag:チャイコフスキー  Trackback:0 comment:4 

時の流れと1000回とありがとう

9272.jpg
先日病院へ行くため車に乗せたらう犬はすごくうれしそうにしてた。
ずっと続いた雨がちょっと止んだ隙間にどっかいこうか?
うちからすぐ近くのこのあたり、母屋のすぐ隣に牛小屋のあるような農家が何軒か空き家になっていてなんかこう・・ここにあった誰かの長い人生がひとつ終わっちゃったのかなとか。
9273.jpg
山道を登ると開けた場所に・・
あれ曇っちゃった。
まあいいか暑いし。
9274.jpg
うちの犬はUSJとかディズニーランドに行きたいとは言わないと思う。
言わないだけでそう思ってんのかな?
どちらかというと舗装道路よりあぜ道とか山道とか土の上を歩くと萌えるみたいだ。
最近足が悪くなっちゃって歩きにくい行かな。
9275.jpg
この切り通しを子供のころにみた記憶を来るたびに思い出す。
少しくらいはあるのね思い出が。
あっという間で昨日のようだけどあれから37年とかかな、ここからあっというまに37年たったらもう80超えてるのか・・
そう考えるとあれですよねいま80くらいの人って、じつは結構つい最近まで若かったんじゃない。
9276.jpg
なんか右がメインルートみたいにも見えるけど山頂を目指すなら左。
その37年前、畑にいた人がこの道は山の稜線を走るスカイラインまでつながっている・・もっともいまは今は鎖でふさいであって出られないけどねと教えてくれた。
どうしてもそこへ行ってみたくなって弁当をもち徒歩でこの道を登ったけど、どれだけ歩いてもたどり着かず根負けして断念。
自分の車で帰ってきた時最初に行ってみたのはここ。
その間とても長かったような気がしていたけど今考えればわずか10年程度か。
他所の子を見てて思うけど人間てわずかな期間であっという間に出来上がってもう人生の主部みたいなのはスタートしちゃってるのね。
自分を壊したと思ってる真っ黒い期間はわずか3年ほど。
その短い時間に縛られ今の自分は・・なんて言ってる間に何十年もおわちゃった。

https://www.youtube.com/watch?v=6OhbRGxonEo
同じ山にある農家の納屋なカフェにいったらこれが流れてたから。
これのCD買ってきたのは高校のいつごろだったか。
街中が私のことを知ってて嗚咽を吐きつけるみたいな毎日になっちゃってなんでそうなるのかとどうすればいいのかがわからなかったけど死にたいとかいう方向へは行かず毎日学校へは行った。あんなにひどかったのに帰りにCD買ったはりしてたんだな。何軒もあった店はもうビルごとなかったりして一つも残ってないか。
家に帰っても色々壊れており、一人部屋に閉じこもり音楽を聴くかキーボードを弾いてるかただそれだけだった。
それだけだったじゃなくてそれがあったから生きてられたの。
テレビドラマや歌番組は全く見ないで生きてきたはずだけど、なぜか北の国からの最終回はみようと思ってみた。
その最終場面でこれが流れてたのを覚えてる。
ちょっと音楽が浮いちゃってるなとか思った記憶はいいとして
あそこからももう20年くらいじゃない?
何思い出してもみんな昨日のようですごく前のことになっちゃってるのね。
考えてみれば、あれも人の長い人生が終わろうとしているところだった。
未来を託すべき相手が、あの人にはあったけど。

この曲ppでというか消えるように終わっていくけれど、先に書かれたピアノ版は
9398.jpg
ffで終わるので印象が違う。
亡き王女という題名に意味なんかねーよと作者自身が言ってるけど、ffだと~に栄光あれ!に聞こえてppだと~の思い出にという感じ・・
オケがffで終わっちゃうとちょっとうるさいかもね。
オーケストレーションってただ色を付けりゃいいんじゃないんだよという・・
若い駆け出しのころに書いたピアノ曲をオーケストレーションしたのはその10年後くらいらしいけど、作者内の変化がここに作用していたりもするかな?
9279.jpg
あのね、ふと見るとこれ記事番号がちょうど1000番ですよ。
このブログをはじめようと思うきっかけは私には珍しく人とのかかわりの中で出てきたものだった。
もうそんなことがほんとにあったのかわからないくらい跡形もなくなくなっちゃったけど。
初めてすぐ別なところに抱えた絶望の暗黒問題が勃発しかけ、誰にも助けを求められない苦しみをぶちまけるためのブログに転向しかけたりもした・・けどそうはならずに自分のことをうだうだ書いてられるブログであり続けたことは大変幸せな事であったと思います。
9277.jpg
あの時一緒のこの道を歩いてくれた人間が今年の初めLINEでなんかメッセージをくれた。
誰とも付き合いがないから唯一だったそれを無視してもよかったんだろうけどありがとうなんて返したりして。
そんな大げさなもんじゃなく行きたいと言えば時々集まってるらしいところへすぐ呼んでもらえるのかもしれない。
ただのそんなこともきない私は・・
もうそれもいいから。
ブログ、読んでくれたり拍手ボタンを押してくれたりにコメントをくださったりしした方々がいてくださるという事が、こんな人間隔離状態みたいな私だからうれしかった。
どうもありがとうございます。
まだ別に終わるわけじゃないけど。
9280.jpg
こういうのもあっという間に終わっちゃうのね。

いまこうして嫁さんと犬でへらへら適当に歩いてられるわけだし。
嫁さんと結婚して10年だけど、その前も長いから知り合ってからもう結構な年月になるのね。
犬とだってもう13年だし・・
自分に対して失敗した人みたいな自覚があるけど、
そんなに悪くないんじゃないかとも思うんだよね。
それをいちいち自分に言って聞かせて植え込まなきゃならないような頭になっちゃってるのはまだ治らないんだけど。
ブログに書いて自分で読むといろいろ整理されて新しい考えを発見したり・・
それらもみんな、ただ書くんじゃダメなんだと思う。
読んでくれる人がいると思うから。
読んでくれる人ありがとう。

Tag:ラヴェル  Trackback:0 comment:12 

レッスンと、ここまで来た。

9284.jpg
本文と写真は全く関係なく進行します。

2週間に一度、楽器のレッスンがやってくる。
お前は人間じゃないと突きつけられることにおびえみたいなのは脱したけれど、その数日前からそこはかとなく緊張が支配してくるのを自分で感じる。
前日くらいにはそんなつもりもないのに無駄な力が入ってしまい出来ていたことができなくなったり変な音が出たり・・だめだと焦ればさらに力が入り・・
とはいえ以前のようにパニックになってしまったりはしない。
9285.jpg
当日、出発前に家で音出しをしてみると結構調子がいい。
一時はこんなに鳴らないなら捨てちまえとか思ってたリードがいい音で鳴ってくれる。
大丈夫だなとある曲をちょっと吹いてみ・・あれ?と思った瞬間から崩れ始める。
あーあちから入っちゃってるな、まずいなと思いながら・・
力を抜くってこんなに難しい事なのか。
8839.jpg
時間ギリギリまで粘るが改善しないしもういいやと支度をして車に乗る。
以前はこれから処刑をされに行く人みたいな頭と顔で走ってたと思うけど、なんかもう半分笑いながら・・もうしょうがない。
ああしようこうしようなんて考えるとまた変なとこに力が入るので何も考えないようにする。
早めに到着するけど前のコマの人と顔を合わせても気まずいので車の中で待つ。
ほんとは人のレッスンをのぞき込んで何か盗んでやろう位でなきゃいけなんだろうけどあまりに自分が悲惨だったので。
まあいいや、いつかは。
スマホを見るとブログの拍手の数がかなり少ない・・いいからそんなの
もう時間だ。
さあいこう。
9286.jpg
先生にあいさつの後アルコールで手を消毒し楽器を組み立て・・
音出し。
魔法のとっておきリード・・・あー、
思ってるとダメね調子悪いなー
まあめげずに・・
タンギングもしてください・・
あ、はい。
あ、あれ・・

うーん・・・・あれですね・・
・・さあ怒られるぞ・・
なかなかちゃんと吹けるようになりましたね・
ちゃんとというのも失礼だけど・・・
はぁ?
怒られるのかと思ったけど逆の言葉がかかったので
あーびっくりしたなんて言っちゃった。
8840.jpg
この曲を見てもらいたいという曲がありますか?と言われたので自分の調子確認のために毎日必ず吹いてる曲を吹いていろいろ指摘してもらう。言われたことをやるとうまくいかないと思ったことがさっと解決したり。
次は?
大量にもらった楽譜の中には今の自分にはまだできるわけもないものも含めクラシックが何曲かあり、やりたいのはそれらだけどまだ先生に診てもらえるとこまで行ってないから。
こういう展開も予想してさらってあったのは坂本九の歌だ。
へーこういうのが好きなのかぁ・・
あいやそういうわけでも・・まあいいか。
やってみるといろいろダメ出しをもらうけれど叱責じゃなく建設的なアドバイスだ。
それをやってみようとするわけだけど緊張で力が入ってしまい出来るはずのこんなことが・・・
大丈夫、それはいい傾向ですとか、ミスに対する指摘もへこむ感じじゃない。
ほかにやりたい曲は?と聞かれ適当な練習曲の名前を言いかけるとこれをやってみてくださいと出てきた楽譜は・・
美空ひばりである。
私は聴き手としてはクラシックしか聴かないとか言っているけど、
楽器やる人としてはそんなこだわりは全然でないらしく今目の前にある旋律に命を入れて・・みたいなのがあるだけだからこれも楽しいよ。
初見で一度吹いてみると・・ここがこうで・・
もう時間だけどいいでしょ?と先生
わー先生ものってる・・
けどこのあとちょっとやって緊張と疲労で口が壊れてきちゃってるのを察して終了。
まだまだ伸びしろがあります。
時間がかかったけど、
よくここまで来ましたねと先生がしみじみ言われるのを聞いて・・
8841.jpg
この写真を撮っている時、運転手さんの視線や表情がはっきり見えた。
あのバカまたいるよ・・
なんでバスが線路の上を走ってるの?と興味を持ってくれた人がどれくらいいるかな?
それよりこんな楽器を音楽をやりたいんだようとか書いてるのを興味をもって読んでくれる人がどれくらいいるのかな?

まだあれ、スタート地点に立ったようなとこだから感慨にふけってる場合じゃないんだけど、
小さな子が5分くらいで取得するものをできるようになるのに罵倒されながら2年弱かかるとか・・これに限らず靴の履き方から始まって幼少期からほとんどあらゆることがこうなっちゃうことが私の自己認識を作り、その結果としてのこの人生があると思う。
それを全く持って肯定的にとらえられていないために、楽器をやってうまくやれないという目の前の出来事が自分の肉体と人生全否定に拡大されちゃって。
それをまた誰にも話せないからこんなところに時々ぐずぐずと書いたりしていたんだけど
貶すようなコメントを送り付けてくる人もいなくて、拍手ボタンを押してくれたりする
そんな人たちがいてくれたから
ここまでこれたのかなぁと思うんですね。
ありがとう。


https://www.youtube.com/watch?v=DVBrFa06fWg
もらった楽譜の中にこれもあったというだけだけど。
この人の演奏じゃないけれど初めて買ったCDはバッハのオルガン名曲集みたいなやつで、そのおしまいにこれが入ってた。
バッハの作品は後年整理番号が付けられていてオルガン音楽はBWV500~600番台なのにこれだけBWV147なのはなんでだろう?なんて思うところから始まった。
聖歌隊をオケが伴奏するこの曲、というか私がやってんのはバッハの時代にはまだなかった楽器なのでバッハのオリジナルな楽譜はないんだけど、まあいいかそんなこと。
音楽という世界を知ってわくわくしたあの13歳くらいの頃に
いまやっとっ戻ったというか追いついたというか
生きてる意味あるの?なんて言われてうるせー馬鹿なんて思いつつ、自分でもよくわかんなかった生きてる意味があるなといまやっと思うわ。
8837.jpg
バスが線路の上を走るというのは一見単純そうで昔から試行されてきたようだけど、解決しなければならない問題が多々あったらしくその技術は最近ようやく完成に近づいて・・
いたんだけど過疎地での鉄道の在り方を模索する意味もあって研究されていたんだろうこの話はもうバスでさえ過剰な過疎地ではなりたたないだろうし、JR北海道は非常に厳しい状態に追い込まれ研究開発は停止されてしまったんだったと思う。
残念なことになってしまったなんて思っていたこの話は意外にも四国かどっかで実用化されるような話をどこかで読んだ。
なんか、わかんないけど誰かの苦労や熱意が報われたんだなと思うと良かったなぁと思ったりして。
なんで全然別な話が同時進行してるのかは謎なままで。
9287.jpg
はい、がんばって行きましょう。

Tag:バッハ  Trackback:0 comment:6 

うまくやれない人に甘いもんと音楽

この日は時間の都合で近くのファミレス。
9265.jpg
超絶オリジナリティなんて物はない代わりに無理のない価格で間違いないものが出てくるところがいいですよね。
時間的に空いていて静かなのもよかった。
9267.jpg
客席間には手製の隔離ボードがはまってた。
でっかい工場のラインにみかける改善活動みたいなのを思い出すけど、今みんな何とかしようとがんばってんだろうなと思うとちょっと泣けて来る。
9266.jpg
この店パートさんみたいな店員さんの接客姿勢が極めて上質なのが本当に気持ちいいのね。
極めて上質って、実際普通に常識的なだけだけどそうじゃないとこも多いので。

次の日出かけた隣町で用事が終わり、どっかカフェでも・・
だけどこのあたりは観光地化して首都圏からくる人も多く、すぐそばにあるのはそういう人やちょっと違うのよ系がいくんだろう森の中のウッドデッキで鳥のさえずりを的な偽軽井沢カフェみたいなの。
普段はそんなとこ行けば絶対嫌な思いするから行かねーなんて思ってる。
けど時間的にそこしかない感じなのと嫁さんが行きたそうなのと魔が差し行ってみ・・予感通りというか予感を超えて店ヘ入る前から信じられない人とその行動に遭遇する。
怒りを煮詰めた煮凝りみたいな文章をここに書いてもみっともない馬鹿見えるのは自分の方だろう。
非常に不愉快な一日になりかけるけど、これもきっと何か新しい考えを得るためのきっかけをどっかから誰かがくれたんだろうなんてことを考えながら・・しばらく走って
9269.jpg
時間とかどうでもいい最近できたチェーン店みたいなカフェに入る。
混んでてがやがやうるさいけどほんとに新築で新しいのと親切で丁寧な接客がなんだか気持ちがいい。
なんだここでいいじゃない。
9270.jpg
仮設の仕切り版がここにも・・
すぐ目の前でパフェができてく。
ほかにもいろんなもん作ってんのを眺めながら・・
いいねえパフェ。
誰が食うのかって
9271.jpg
いい加減な歳のおっさんなのに俺。
抱えた嫌な気分がこんなので浄化されてゆく。
馬鹿にした顔が浮かぶとかもういちいち書かなくていいか。

雨で涼しいため帰ってからまた音楽を聴くことができた。
いくつか聞いた中にこれがあって

https://www.youtube.com/watch?v=8lklpz-ipBE
ハ長調の超絶全肯定的に始まるニュルンベルクのマイスタージンガー前奏曲、
楽譜の冒頭にはMaestoso・・と思いこみで見てみれば
9283.jpg
ああちがうか、もうこの人どんどんドイツ語で具体的に書いちゃうんだった。
その勘違いが生まれたのは高校の吹奏楽部のあの日のあそこでだったけど・・今思うよくあそこに座ってられたな。お前の居場所じゃないといわれた音楽にやっぱりどうしても触りたいと思うまであそこから30年かかったけどまあいいか。
こういうのを初見で理解できるようになりたくて昔ドイツ語をとったけど何にもわかるようになれなかった。
使うこともないけどいまスマホのカメラをかざすだけで自動で翻訳が出てくる時代になって便利と言えば便利ね。
この曲も中学生のころから聴いてて、
なんか朝学校に行く前にこれをちょっと聴いていくとその日一日嫌な目に合わないというか、いいことがあると思ってた記憶が出てきた。
何度もやってた記憶があるのは実際そうなったような気がしたからかもしれない。あほかってなもんだろうけど。
中学校でも吹奏楽部だった。
これを言うと怒る人も多いと思うけれど・・私がやってたのは誰もやりたがらないので主張しなそうなのが来るとやらされる楽器であった。
いろんな曲を知った今はあれが主役を張ってる場面が意外にたくさんあることも知ってる。
9282.jpg
だけどあのころそれが主役を張って歌いトリルでしめるとかいうこの場面は卑屈の中に生きる自分を救う奇跡の場面・・は言い過ぎだけど耳は当然その楽器にくぎ付けになった。
あれから35年、あれほど何度も何度も聴いてきて知っててしょうがないような曲。なのに今別な楽器をやるようになったらなんか上の方でやってるなくらいに思ってた対旋律に耳が行きあこんなメロディだったのか・・なんて。
興味のない人にはちょっと通じないだろうけどその驚き感と今更感は、
35年間親しく文通を続けてきた同い年の男、確かめる気もなかったけど聞いてみたら実は女性だったくらいの驚き感で。
最低な気分になりかけた一日だったけど一人勝手に何だか楽しく終わった。

お前の思ったり言ったりしてるそんなのは音楽なんかじゃないよというのもあるだろう。
面と向かってそんな言葉を吐かれたこともあるけれど大きなお世話である。
私が生きてこれた理由の一つに、音楽があったからというのがあると思っている。

Tag:ワーグナー  Trackback:0 comment:2 

うちの天使

犬の体調が悪かったことと関連して絨毯をピンポイントで掃除する必要に迫られているとき、ふとあれがあったななんて思いだして持ってきたこれ
9268.jpg
買ったのはもう20年以上前で実際前世紀の遺物だ。110番といういい方は今でもあるのかもしれないけどそこに描かれた受話器の絵が昔と言えば昔かな。
夜逃げをしたあと正気に戻って考えたのは車のシートにしみ込んだこれまでの悪いものを洗い流そうと・・まだ頭がおかしかったのかもしれない。実際普通じゃありえない汚れを浴びる系の仕事でもあったから。
その後部屋の絨毯をこれで掃除してみたりもしたけどあまりに大容量なので使いきれず捨てきれず.
これのほかにいろんな液体や熱湯をかけるとかスチームとかどれを使ってもいいけど結局浮き上がった汚れのふき取り作業には根気が必要で何か一気に解決するものではなないんだろうなぁ・・は当たり前か。
ガスも抜けてなくてちゃんと出てくるし懐かしいなとか言いながらこれを投入したらこんどは洗剤臭さが抜けなくなっちゃって失敗したかな。
9260.jpg
大雨が降ってるけど久しぶりに車に乗せてもらえて、
どっか行けるんだとわくわくウキウキ大興奮。
9261.jpg
行先は自分の病院だったと知りうなだれる。
いやいや大丈夫だから。
9262.jpg
診察台上でおびえ・・もいいけど体重増加しちゃってるじゃない。
助手の女性は多分先生の娘さんじゃないかと思うけど昔来たときはかわいらしい感じの人だった。
10年くらいたった今きつくて怖い感じになっちゃって
私も怯えてます。嘘です。
ついでにいろんなものをお願いすると結構な費用になるけどそんなこと言ってる場合じゃないね。

昔、あることで困り果てていた。
何よりも恐ろしいと怯えていた電話の呼び出し音が鳴る。
血の気が引き、目の前は真っ暗になる。
相手はわかってる。
対応には技術が必要な相手である。
自分の精神を一定に保つことは困難だけれど、絶対に感情的になってはいけない相手。
身構え、受話器を・・
とそこへ犬が駆け寄ってきて両手で私の膝を抑え目で訴えてきた。
おちついて!・・・大丈夫・・
誰にも相談できないなんて思っている間、犬はずっと見ていて
全部知っていてくれたんだと思う。

こういうことを書くと人間はいろんなことを言う。
犬は私は全部わかってるのよなんて偉そうな顔もしない。
私が落ち着けばまた、散歩めんどくせーとかおやつくれようーみたいな獣の振りをしながらそばにくっついていてくれる。


https://www.youtube.com/watch?v=33pZbSIctLY
ラシーヌ賛歌を初めて聞いたのはクラシック音楽を聴き始めてすぐのころ、夏休みだったかもしれない。
朝方FMでクラシックを流してくれるラジオ番組でいろんな曲や世界を発見していった。
そこにわくわくしてたけど今思えば思春期の夏休みはもっと他のことにわくわくしなくちゃいけなかったんじゃないか・・
・・いいのよそんなこと言わなくたって。なんでそうなっちゃか、今ならわかるじゃない。
番組のおしまいの余白時間を埋める感じで流れてたこの曲はオケじゃなくてオルガンが伴奏をしていたと思う。
こんな素敵な音楽があるのか・・そんないいかたじゃないな、オルガン、澄んだ合唱!これ好き!!
すぐに聴きたいと思ったのにCDを買ったのはそれから10年以上たってからだったと思う。
音大の卒業試験作品だったという予備知識が入ってしまい、ほんとはもっと違うものが書きたかったけど立場や将来を考えとりあえず今無難に受ける線を狙ったような曲だななんて思う腐った人になっちまってた・・は言い過ぎか。
犬が大事・・と思ったときに頭の中に流れたのはなぜかこれだった。
9263.jpg
終わってほっとしてますの顔。
今回はきつい利尿剤の他を注射してもらい・・
薬はすぐに効いて回復に向かう。
嫌なこと我慢した後はどっか楽しいところに連れて行ってぱぁーっとお散歩・・
だけど豪雨だよなんか。
足の調子が悪いのは知ってるし、そうなったの多分俺といっしょのあの時だよね。
でもちょっとゆっくりでいいから真面目に散歩しましょうね。
いろんな不具合はみんな太りすぎのせいらしいじゃない。
それ俺とまったく一緒じゃない。

Tag:フォーレ  Trackback:0 comment:2 

プロフィール

unagi

Author:unagi
結構さみしいけど結構楽しいよ。
クラシック音楽が好きです。

カウンター
カレンダー
07 | 2020/08 | 09
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
ランキング

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 丁寧な暮らしへ
にほんブログ村 ライフスタイルブログ ささやかな暮らしへ


PVアクセスランキング にほんブログ村