ななめ

予定ではもう家へ帰っているはずだけどブログを書く余裕はないだろうからと昔書いて塩漬けになっていた記事を
セットして・・

私の住んでる街の古い航空写真をみていると、昭和21年ごろは一面の田んぼか畑・・以前桑が一面に生い茂っている写真を見たことがあるので桑畑かもしれない・・なのですが
昭和23年になると
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画面左上から右下に向けて一直線に描かれた何かが現れる。
左上では何か建物がその一直線を受けるような形で建っているように見え、右下は川に突っ込んでいる。
現在ここにそんなものはないと思う。
これなに?
すこし違う時期の写真
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その一直線は道路をまたいでいるようにも見える?
一端が川なところから何か給排水設備かなとも思うけれどこんなに超絶一直線にする必要があるだろうか?
昭和21年にこんなところにリニアモーターがあったとは考えられない・・
砲弾みたいなものの発射実験とかそういうのか?
そんな話聞いたことないけどなあ・・
これなに?
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昭和51年になるとその一直線はもう廃止されたらしく一部が道路になっている。
しかし左上にはこの一直線に退治する形で建物が建っているように見える。
そのすぐ下はこの時点で水道局の地下水取水場なのだけど、その場内通路がこの一直線に乗っかっている・・
ここに意味があるかな?
面白いのはそれ以外の部分にもその痕跡を示すような何か?がまだ写っていること・・
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ほとんど現在・・
実際この場へ行ってみたけれどもう何もわからない。
ただ民家の地境などにこの斜め線の影響が残っているらしく、まだなんとなくその痕跡を認められないわけでもない・・・
結局、これが何かはわからない。
誰かに聞いてみればいいんだろうけど、誰かって誰?
多分こんなものがあったことを知る人はもう実際ほとんどいないんじゃないだろうか?
これはこのまま世の中から忘れられていくのかもしれない。
こんな記事を読んで面白いと思う人がいるかはわからないけれど私の中でどうにも面白すぎるので書かざるを得ない。

斜めの線という事でこの楽譜
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ちょっと安直すぎである。
ラヴェルのスコアを見ているとよく弦楽器が思い切り長いグリッサンドをやってるシーンを目撃します。
これは超絶名曲ラ・ヴァルス。
でもね実際こんな弦のグリッサンドなんかほとんど聞こえないんですよね。

金管にかき消されてというのもあると思うけど、もともとそんなにしつこくやらずに流すもんなんだと思う。
マーラーなんかで最近弦のグリッサンドを執拗に聴かせる演奏があったりします。
かなり異様な印象で面白いと思えば面白いけれど、一歩間違うと陳腐になってしまう。
デュトワの指揮も弦のグリッサンドはまぁどうでもいい感じに見えない?
でも楽譜にはffの指定があるんだし聞かせてよって気がしないでもないかなぁ・・
実際、弦をまたいでこんなに長い音域でとかやること自体不可能なんでしょうね。
上の方だけやって最後の音を・とかやんのかな?

ラヴェルの曲というのは先にピアノ曲がありその管弦楽版をあとから・・と言うのが多いんですが、この曲は最初からオーケストラを想定して書かれたと思う。
作者自身のピアノ版があるけれどたくさんの音をみんな拾うためよくあるように2台のピアノ版。これがまずスタンダートなんでしょう・・

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該当箇所。
一瞬ん?とか思うけど右手は黒鍵、左手は白鍵の上を滑らせるという事でしょうね。
純粋な音というよりお祭り騒ぎみたいな効果音がほしいのかな?


聴いてみて・・そんなに大騒ぎするような出来事でもないか・・

この曲同じ作者による一人用ピアノ版もあります。
もう全部拾うにはあきらめていてオプションみたいなのが書いてあって奏者が自分で解決してね見たいなことになっている(んだと思う)

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グリッサンドはオプションみたいに書いてある。


こちらは圧倒的に面白い。

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にがて

まだ中国にいるはずです。
これはちょっと前の話。
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地図上に見つけたレストランに行ってみた。

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店内はシェフ一人で全部やってるみたいだ。
お客さんそこそこ入っていろいろ作りながらメニューも聴きに来て・・
色々時間がかかってるけれど、なんか頑張ってる感が出てるので文句もない。
こんなこと言っちゃいけないけどお店の中のそこかしこに乱雑に置かれたいろんなものを見ていると男所帯というか・・
1人でやってるのは今日だけじゃないのかもなという気がした。

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飲み物はいつお持ちしますか?じゃなくて
前に持ってきてもいいですか?と聞かれたから
断る理由もなくはいとか言っちゃった。
食う前にコーヒー飲んだりしたらお腹塞がっちゃうか。

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サラダは一皿出てきて二人でとりわけ的な・・

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ステーキはよかった。
肉質とか俺にはわからないけど、この価格でこんだけの量があればおっさんは満足。

ただ笑っちゃったのはライスが
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サラダの取り皿で出てきたこと。
写真だと大きく写ってまともに見えるかもしれないけど
へんてこりんだった。
このお店嫌いじゃないしまた来るかもしれないけど、
やっぱり女性と組んでアドバイスを折らうともっとずっと良くなると思うけどなぁ・・

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デザートも二人でシェア的な。
オシャレとただの板切れの境界線というものがあるとは思うんだけど・・
いや、全然文句ないけど。

テレビからはずっとデッカいい音でバラエティ番組の音声が聞こえてくる。
こんなことを書くと私はある種のバラエティ番組が病的に苦手だ。
色々おかしいのでそういうのが聴こえるとその場から逃げ出したくなる。
なんでそんな風になってしまったかを書いても気持ち悪がられそうだから端折る。
嫁さんもいるし場をダメにしちゃいけないから何にも気にしならないふりをして耐える。
結構つらい。
あほかと思割れちゃうのは当然だと思いますが仕方がない。

にがてな曲を書くと
その曲を好きな人から食って掛かったようなコメントが来そうだ。
いいか。
超絶遊泳人気曲なのにどうにも受け入れられない曲というのがある。
人間だから当たり前だ。
例えばショパンのピアノコンチェルト。


https://www.youtube.com/watch?v=kk7GyPtDfIo

若いショパンが都会へ出て自分を売り込むための営業用作品だ。
当時の好みに合わせこうすれば受けるというところを狙っているんだろう。
昔からオケパートの貧弱さが指摘されてきたという。
それもあるけど終止ひきっぱなしのピアノがなんかこう少女漫画的というか・・おっさんにはうっとおしいというか。
おっさんというか若いころからこれが苦手だった。
女の子のキャーキャー言う声を聴くと逃げたくなる変態病だったことと関係ないようであるかもしれない。
昔北海道の某所でソフトクリームを頼んだら、ただでさえ濃厚なソフトクリームの上に砂糖と蜂蜜がたっぷり振りかけてあった・・
やっ・・やりすぎっす・・甘ったるくて・・
地元のいいものを知ってもらいたい、楽しんでもらいたいという気持ちはすごく伝わってきて暖かくなりそうだった・・けどちがうよこれ・・ざらざらしていてうっとおしいよ・・みたいな。

分かってる・・わかってる。
曲の未熟さもあるけれど、私がこの曲が効けないのはそこだけじゃない。
多分、みんなが好きな曲だから。
まだ一度も聞いたことのないころから、この曲が苦手だった。
ねじ曲がって壊れている私のどこかが治るまで、
これを愛聴する日は来ないだろう。

御愛想時、シェフが話しかけてきて少しだけ話す。
話すって大事だし大きいね。
いつかもう一度来てみようか。

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正露丸

今私は多分中国に出張中です。
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中国からFC2にはアクセスできないらしい。回避法もあるみたいだけどいいよそこまでしなくて。
写真は何の関係もなく昔行った北海道です。
出張先はかなり寒いらしいけれど、雪は降ってないはず。
もうとっくに引退されたかつての出入りの業者の社長さんは、少年時代を満州で過ごしたという。
これから行く街の名を聞いてくらいついてきた・・
いいところでょう・・・ポプラ並木の美しい、きれいな街でしょう?
い、嫌まだ行ったことないです。
いってない?
早くいってください。
みたいな。
多分今、彼が見たその景色とは全く違う町になってしまっているんじゃないだろうか?
この10年くらいで古い田舎町が驚きの大変貌を遂げているらしい。
まだ行ってないけどGoogleマップなんか見てると誇張じゃないらしいことがわかる。
日本人はまがい物だ、砂の城だといってバカにする。
ある面では事実であるのだろうし、自分も仕事上色々なものに遭遇し悩まされることもある。
けれど、いつまでも一部の事象にのみ着目し相手をを低く見て悦に入っているだけならば老いた負け犬の遠吠えでしかないのではないかと思う事があります。

持ち物についても色々考えたけれど、そんなに大騒ぎしなくてもいいんじゃないか。
面白いのはいろんな人が口をそろえて必須な持ち物に正露丸を上げているところ。
そうかパスポートと正露丸さえ持ってけばいいんだな。

実際、同じ会社のある人は行って帰ってくると必ず腹を壊して会社を休むのを見ている。
水、生ものは厳禁だけど、そうとう気をつかったつもりでもそうなるらしい。
先年夏ごろに腹を壊したときは致しし情けないしで辛かった。
犬がお腹を壊して辛そうにしているのも不憫で仕方がなかった。
ああなるのは嫌なので行きたくないと言いたいところだけどそんなこと言えないか。
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食中毒といえばシューベルトである。
そんな例えないか。
魚を食って「これは毒の味がする!」と叫びその後・・と言う話が有名。
でもそれがほんとの死因なのかはまた別問題なのかもしれない。
たくさんある彼の作品を殆ど聴いていないことを今告白する必要があるかはおいといといて、30そこそこで亡くなっだ彼の最後の交響曲を聴いていると、神様は人間の寿命に合わせて才能の開花速度を割り振っているんだと思う事がある。
彼に限らず、作曲家の死の手前当たりの作品にはそれまでと異なる特別な境地へ達しているのではないかと思われる物が多い。
面白いのは、作者はそれほどそのことを意識していないことである。
筆を動かしたのは死の予感だみたいな知ったような解説が馬鹿の一つ覚えみたいに書いてあったりする気もするけれどそんなのは都合よく眺めた後付けでしかない。
それが最後の作品となるのを知っていたのは神様くらいだろう。
短命な作曲家がにもし後倍の時間が残されたら・・・もっとすごい境地へ行ったかというと
そんなところはないと思う。
作曲の間隔があいていくだけ・・29歳で書いた9番を59歳で書くようになっただけ・・なんじゃないかと
まいいか。

シューベルトといえば鱒と未完成みたいな
昔はよく同じレコードにベートーベンの運命とシューベルトの未完成がカップリングされて売られていたようだ。
クラシック入門セットという感じ?
カレーとかけそばとかチャーハンとラーメンみたいな。
今はそんな売り方しないでしょというよりディスクも売ってないのかな?

何故未完成なのか?とか、昔は交響曲第8番だったけれど今は7番だとかお決まりのネタがあるわけど今はいいだろうそんなこと。
ある有名評論家がワルターの未完成について何だか思い入れみたいなのをごちゃごちゃ書いてるのを読んだ気がする。
ワルターもこの曲を愛し得意とした。
それで中学の終わりだったか買って聴いてみたわけだけど。

https://www.youtube.com/watch?v=r4XsdvH2Wiw
嫌だとは思わなかったけれど、事前に変なものを読みすぎたせいか
自分でも意外なほど何かが来なくて・・
なんとなくそれっきりになっているような。
気が付けばもう30年くらいたっているような・・
2楽章、Adagioという記憶があったけど楽譜を見たらアンダンテだった。
ワルターのしか聴いてないからな。今や時代遅れの歴史的演奏なのかもしれないけどまあいいじゃないか。
2楽章にクラリネットの印象的で美しいソロがあったことは強く覚えていて、クラリネットといえば・・と思い浮かべるとこれが出てくる。
とか言いながら今聞いてみたら、記憶にあるのとおんなじこの演奏が、あの頃とは少し違って聴こえる・・
帰ったらゆっくり聴こう。

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観光に行くわけじゃないのと、時間もないわけだけど、
行ったことのない世界へ行ってくることに少しだけワクワクしてきた。
よかった・・・ずっと何も感じない自分にもうだめかなんて思ったりしてた。

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葛根湯

当初から食欲は結構あった気もするし、計ってみると熱もなかったうえ医者に言われた今のところインフルエンザと断定することはできない・・もしこれから熱が出るようなら・・と言う言葉でこれは普通の風邪なんだと思っていた。
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しかしもしかするとインフルエンザであった可能性があるかもしれない。
数日遅れた嫁さんはインフルエンザの反応が出た。
私に関してはいまさら調べても意味がないと強く返されたが同居人が感染した事実から私も感染者とみなす判断が下され相当の処置と対応の要求をされている。
外出禁止令は出張日程にギリギリ影響のない日程で解ける。
この出張・・とにかく行くことに意味があり行かなければならないのだ。
しかしいま精神的にダメージを受けるようなことが重なり今著しく低迷中。
こういうときは自分でも驚くようなネガティブ思考が出てきたりして危ない。
犬が何か言いにくる・・
うるさいなこっちは・・・なんて思ったけれど、いつまでしみったれてんだよこのじじい!と言ってくれているのかもしれない。
たぶん違うけれど犬がいるとありがたい。

風邪もインフルエンザもうつらない犬は元気だ。
素晴らしいじゃないか、ちょっと前あんなにつらそうだったあれは犬インフルエンザだったんじゃないか・
あの時は帰ろうとする犬を私が何とか歩かせようと・・だったけれど今日は帰りたい私を犬が引っ張ってゆく・・
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なんか富士山もインフルっぽかった。

この土日は正月休みに行けなかった分嫁さんとどっか景色のいいところに旨いものでも食いに・・
と思っていたんだけど嫁は撃沈。
夫婦そろって腐る。
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当初風邪の診断であったため、葛根湯をもらってきて飲んでいた。
葛根湯って字だけ見ると葛湯みたいだけどあれとは違うのかな?
吉野山いって葛きり食い損ねたなそういやぁ・・
風邪特有の首筋から背中にかけてのハリにも効くというのが私には頼もしい・・蕁麻疹にも効くのかぁ・・他にもいろいろ・・みんな体を温めれば治るのか。
肩こりに関しては別に風邪とは関係なく効くので飲んでていいらしい。
下手すりゃなんでもなくても飲んでいいらしい。
ついでにこの憂鬱な気分も直してくれないか・・
配合を見てるとシナモンとかショウガとか・・・なんだかおいしそうである。
これは薬であると同時に食べ物ですよね。
葛といえば土の見えているようなところならどこからでも生えてきて夏の間大繁殖して邪魔でしょうがない・・みたいなあの葛でもいいのか?
そこら中にあって勝手に出てきてしょうがないものが役に立つのならこんなにおいしい話はないとも思うけれど誰も取ってないところを見るとそんなうまい話じゃないんだろうな。
医者でのどの痛みが治まらないと言ってみるとまた前回と同じトラネキサム酸というのが出てきたのでこれを飲むしかないんだろう。
痛いのも困るが咳が出続けるようだと困る。

咳といえば結核に苦しんだショパン。
晩年の苦しい様子は結構かわいそうだ。


https://www.youtube.com/watch?v=45TUXLy4pwk
これはそんなころに書かれたんじゃなかったかと思うけれど
ドイツの作曲家みたいに苦悩と闘う姿みたいなのとは全然違う世界ですよね。
どっか新しい世界へ・・みたいな。

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昔ここに萌えたりして。
古典派、ロマン派のトリルは下の音から始めるものだと思っていてルービンシュタインなんかもそう弾いてるけど、ショパンは下からじゃないらしいですね。
ここがその根拠になるわけじゃないんだろうけど。
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免疫力の落ちた状態であんなとこ行ったらちょっとやばいかなぁ・・
普段何かあればいつでも病院に行けて適切な処置を受けられる・・当たり前だと思っているそれは、実は結構限定的なものだったりするんですよね。

当たり前なんだろうけど医療技術や知識の点で昔の作曲家は今なら治せるんだろうという病気で結構亡くなってる。
虫に刺されたところが化膿し・・という人もいた。
それは仕方のないことで、そこをどうこう言うのもおかしいんでしょう。
それより、歴代人間たちの中で長く生きるチャンスを最も多くもらっている今の状況に感謝しようか。

今、のどの違和感を残し体本体の不調は収まってくれた気がする。
もうどこへでも行け、何でもできる気がするのを抑え着替えをスーツケースに押し込んだところでこたつに潜っている。
嫁さんがが明るい外の光を見ながらどっかいきたい的なことを言っているのを聴く・・それが逆に救い。
帰ってきたら行こう。
暮れていく外の明かりを恨めしく見ながら、実は日が結構伸びたんだなぁなどと考える。

分かってる、また明るく楽しい日々がすぐ戻ってくるから。


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風邪をひいたのは

はりきって練習していた楽器であるけれど、咳が止まらない・・
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いい大人がこんな状態でレッスンになんか行こうと思えば非常識なのであって・・残念だけど…と先生に休みたい旨連絡を入れると、絵文字入りの温かいお返事をいただけた。
スッと気が楽になり、今やるべきは来週からの中国行きに備え体調をあげなくちゃという当たり前の考えにようやく到達する。
免疫量の落ちた状態であんなところへ行けば、通常では考えられないようなリスクと直面する可能性があるよね。
それもそうだけど、レッスンのほうにばかり気が行ってちょっと仕事への熱意みたいなのが枯渇してたかも。
この時期に来たこの風邪は、私に何かを警告してるんじゃないのかな?
ずっと、レッスン2回目新年早々から休みというこの絵にかいたような間抜けなストーリーが俺らしいなぁ・・くやしいなぁ・・恥ずかしいなぁ‥なんてやってた。
考えてみれば一回レッスンを休んだからと言って破門されるわけでももう永久にできるものもできなくなっちゃうわけでもない。
私はまた、お前駄目だなという声におびえていたのかもしれない。
もう少し肯定的に書いてみれば、今までまともな音を鳴らすことすらできず、教える人間が何をどうやったらそんなにできないのか理解ができないと首をかしげるのを周囲に見られながら・・・だった私なので、もしかして音出すようになった?というのは奇跡のような喜びがあり、先生に見ていただくという事への期待に今までの人生の・・何でもこうなっちゃうからね。

風邪を引いたのはお前もう少し練習してから見てもらえ・・詰めが甘いよという事だったのかもしれないし・・もうひとつ・・まあいいか、何でも考えようで風邪を引いたこともかえって良かったと思えばそうなのかもしれない。
音も、先生に診てもらえばまた「全くダメです」なのかもしれないよね。
それでもいいじゃない、そこからまたやってみればいいのもっと超絶巨大視線を持てるようになりたい。

自分では当たり前だと思っていたのだけど、私は子供のころからいっつも真下を見てた。
自分の足を見ながら歩いていた記憶がある。
初めて自動車教習所で実車に乗ったとき、同じ感覚で車のすぐ前の路面に視線を置いてしまい教官からどこ見てんだ!と一括された覚えが。
みんな、もっとずっと前を見るんだとその時初めて知った。



年末年始はカフェみたいなのは皆しまっちゃうんだろうし、どっか行っても混んでいるしと思ってチェーン店みたいなところによくいった。
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飯を食い終わって山の上から夕陽を・・なんて思ったら峠道どころか登り始めの明後日みたいなところから渋滞している・・
なんだこりゃやめやめ。
結局いつもの場所。
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富士山は相変わらず、雲を咥えてふざけてる。
桃色富士山みられるかな?

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どっちかというと振り向いたところにあるあの雲が面白い。

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夕日を待つ
豊かな時間・・とか言いたいけど実際寒い。
今思い返すと、風邪の原因はここだったのかなと思わなくもない。

隣には三脚にでっかいカメラの若い兄ちゃん。
イヤホンマイクみたいなので誰かと電話してるんだろうけど、一人でっかい声で騒いでいるのは異様だ。

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どうも富士山はふざけて遊んでいるようにしか見えない。
車運転してるときは奇麗に見えてんのに車止めたすきに雲かぶったりするんだよ。
いいけど。

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あー、日が沈む。
超絶真っ赤とかにはなんないかぁ・・


https://www.youtube.com/watch?v=XRzPi0CA1rg&t=33s
オルガニストとしてもYoutubeなんかでよく見かけるデュリフレという人のレクイエム。
時々聞いてみるのはこれとは別なオルガンが伴奏する版。
一曲目しか聴かないから何か書こうにもかけないことは内緒。
ベートーベンのヴァイオリン協奏曲ははじめてきいてからいい曲だなぁと思うまでに25年かかった。
この曲は初めて聴いてまだ15年くらいじゃないかな・・だからいいのそれで・・
いつかふっと来るものがあるかもしれないし。

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ちょっと桃色

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嫁さんと夕日を見るのも何回目か・・
始めは私たちのほか一人きりだった夕日見物人、時間とともにどこからか車がやってきてしあWセ家族みたいなのがワーワー言いながら集まってきた。

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あーいっちゃった・・
夕日消えた後がまた幻想的だったりするんですよね。

日が沈むと同時に幸せ家族は帰っていく。
あまり興味なさそうな無邪気なあの小さな子たち、何十年語った時にこの場所へきてしみじみ思いだしたりするんだろうか?
このすぐそば、ここでもいいけれど子供のころに父親と車で来たことを思い出す。
父親との数少ない笑顔な記憶。

Tag:音楽を聴く話  Trackback:0 comment:6 

ゆっくり歩いた

風邪が収束する気配を見せない。
まずいな。

正月休みももう終わり、天気がいいし昼はパンでも買って犬と山へ行こうという事になった。
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またあそこでいいや・・いや、あそこがいいや。
いつもの場所は重機が動いて山土をダンプに積み込んでる。
そうかもう仕事始まってんのか。
嫁さんが見えるようなところじゃいやだというからもう少し奥の方へ。

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すっごく晴れて気持ちい。

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置いてあるパンをくすねようと背後から忍び寄る獣。
だめだよ。

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いいでしょうこの雲。
食べるものたべたし、ちょっと歩こうか。
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この道続いてそうじゃない?
あっちへ行ってみようよ。

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突き当りには豪快に富士山・・
富士山は正月休みの間ずっと雲をかぶってた。

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この道をどんどん下っていけばどこに出るかだいたい見当はつく。
歩いていっちゃったりすると取り返しがつかないくらいな距離なことも。
あの赤いトラクターが走っている道を登れば、大回りして元の位置へ戻れることもなんとなく知ってる。
嫁さんに結構歩くよとか坂だよなんていえば行かないとか言い出しそうだから余計なことは黙って・・


https://www.youtube.com/watch?time_continue=1558&v=2bH1-HRi29c
ブラームスの交響曲第2番
数日前に書いたマーラーの交響曲第3番と同じく、この曲も季節があるとすれば夏。
マーラーのと同じ、高地の湖のほとり・・さわやかな避暑地の夏。
遠くには美しく高い山、豊かな森、湖を見下ろす傾斜地にはブドウ畑・・とかでしょう。

スケルツォとはちがう牧歌的な第3楽章はそんなブドウ畑の中を散歩しているみたいな音楽だけど、のどかな景色と裏腹に2回あるトリオの拍子が2拍子系から3拍子系に変わったりという遊びをやっている。
超絶プレッシャーの中生み出された1番の後、これはちょっと自由な自分でやらせてもらいますよ・・みたいな。
そしてさらにその点でマーラーの交響曲第3番の第2楽章はこの楽章の発展的パロディーではないのかという話があったりするわけですね。
その説明を書きたいけど譜例はたくさん載せないと話が通じなそうなのでやめる。
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第1トリオに入る部分
Prestというのは速度指示ですごく速くやるんだけど、ma non assaiと書いてあるのがブラームスだなという感じ・・
この、「だけど極端にやらないで!」というたしなめみたいなのがそこら中に書いてあるのがこの人の特徴の一つでしょう。
だからと言ってあんまり変化のないような演奏をしていたのかというとそれもまた全然違うんだろうなぁ・・

指揮者としてのマーラーの演奏会の記録を見るとブラームスの3つの交響曲を取り上げていたと思う。
4番は内容がないとか言って嫌ったらしい。
それじゃ残りの3曲には内容があると思ってたわけで・・というか結構好きだったんじゃないかと思うんですよね。
3番を特に気に入っていたように見えるのもマーラーらしいね。
ブラームスとマーラーの交響曲って外面的には全く違うもののようにも見えるけれど、ベートーベンから続く同じレールの上に乗っかっているんだなぁと思うことがあります。
マーラーの指揮するブラームスってどんなだったんだろうか?
彼の楽譜には「気付かれないように・・」という指示もあるけれど、唐突に!極端に!みたいなのがいっぱい出てくる。
そこがまさにマーラーの音楽の一つの大きな特徴なのであって、志は共通しているとしてもブラームスの延長みたいな感覚でマーラーを聴いてはいけない。
もういいか。

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気分がいいと、こんなものまで素晴らしく見えてしまい思わず写真を撮ったりする。

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この道を歩くのは34年ぶり。
小学生の私は自転車を引いてここを登り、この光景も見たはず。
あの明かりの先で、いつものあの道に合流するはず。

昨日だったか突然、
発達性協調運動障害 DCD という話が出てきて興味をひかれた。
こんなところに書いたって誰も興味もないだろうけど、本人的には興味を惹かれたどころの話ではない。
いくつものそのまま合致する例の中には楽器が演奏できない・・というのがあったりして笑った。
最近出てきた話らしけれど、もう聞きかじった浅はかな知識と個人の想像で書いたような陳腐な解説めいたものが存在したりもする。
未来のある子どもやその親にとっては重要な情報であるのだろうけれど、劣等感に包まれ世の中から身を隠して人生の半分以上を生きてきた人間には別な意味を持ってい来ると思う。
自分としては長い時間をかけ自覚していたことに名前が付いただけかもしれない。
もう、これで嘆こうとかどうこうというわけでもない。
私は私なりにできることをやって生きてきた。
この先だって標準によらず、できることをできるように見つけていけばいいと思う。
もう人生も後半、育てるべき子もいない。
この自分とゆっくり歩いていけばいいと思う。
今はとにかく風邪が治らなのがまずい。

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キャベツが丸まろうとしているところだった。

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こっちは一面の白菜。
鍋にするか・・・やっぱりカレー食いてーな。

犬はやっぱり昔に比べるとかなり体力が落ちているみたいだ。
写真を撮るとみんな老け顔だし。
自分ではどう思ってんだろう?
犬にだって、老けたねなんていっちぃけないんだろうな。

Tag:ブラームス  Trackback:0 comment:4 

神様はいるか

風邪ひいてしまいぼこぼこである。
新年最初の日に休みという一番やっちゃいけない感じ。
来週中国への出張があるけど大丈夫か?
少し寝てたらいけそうな気もしてきた。これから医者に行って、午後からなんとか出社できないかと思ってる。
出社なんかしたらかえって迷惑だろってのもあるのはわかるよ。やばけりゃ帰るよ。
今週は楽器のレッスンがあるので練習したいなんて思ったりしてまるで子供のようである。

これは正月休み中の話。
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この鳥居はどこか個人宅の神様なんだと思うけれど、毎年御幣が新しくなるのを見て正月だなぁと思います。
この日は練習場が開いたので楽器の練習に行った・・はいいけれどこれまでで最悪というくらいのめちゃくちゃな状況に陥ってしまい・・・・

帰ってきてから嫁さんと飯でも食おうと出かけた。
いつもは元旦に初詣に行くのに今年は盛り上がらず、嫁さんも混んでると嫌だというようなことを言う。
前はそんなこと言わなかった。

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思い切り遅らせて2月頃に行こうかとも思ったけれど
やっぱり気になって4日にいってみた。
元旦なんかに比べれば格段に空いているけれど、それでもすごい人。

あってはいけない人と遭遇する。
私に気付いたようだけど、さげすむような視線を浴びせることもなく普通に無視してくれた。
ありがとう。
動揺しかけて開き直る。
ここでこうなるのは神様が何か伝えてきてるのかなと思ったり。

中学生にもなると親に連れられてというのは苦痛でしかなかったけれど、それを隠しつつ初詣に来た覚えがある。
理由は恥ずかしいので書けないけれど、この神様は真剣にお参りすると通じて守ってくれる気がしている。
だから世の中のなにもかもが信用できなくなって以降も初詣に来たりして。


https://www.youtube.com/watch?time_continue=1455&v=Fu4-Enucukk
中学生の頃初めて聴いてやられたブラームスのピアノ協奏曲第1番
作曲者自身がまだ20代前半の駆け出し・・自分を世に送り出してくれた恩師の奥さんにやられちゃってまいっちゃっていた頃・・
いいのさ芸術家ってのはそれくらいで・・めちゃくちゃになって変になってるくらいがいいんでしょう。
この2楽章はミサ曲のような内容を持っていて祈りというようなものが感じられる。
露骨にクララシューマンにささげられているんだっけ?ちがったっけ。

ステンドグラスから降り注ぐ柔らかい光は教会の中に舞う小さな埃を照らして・・みたいな音楽、ピアノも和声的な讃美歌で祷りを歌う・・
その後ピアノソロは単旋律的になり、小節線を無視したような動きでなんだか煮え切らないことをうだうだ言うようになる。
神よ!どうして私にだけこんな試練をお与えに・・みたいなのでしょう・苦悩する若者が一人・・
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上の段のターン(て書いてある音)あれは人の心がピークに達したようなところで出てくるやつだから・・※個人の勝手な考えです。
いったん落ち着きピアノが静かに始めた伴奏の上にクラリネットの祈りの歌が聴こえてくる。
そしてすぐ爆発・・でこの部分ピアノとオケが入り混じって一つの音楽を訴えるという・・名人芸披露とは根本的に違うピアノコンチェルトの特徴を示している部分でもあるんだけど、
そんなことより何もわからずここを聴いた中学生はこのクラの清らかな歌に打たれた・・・
私にとっては、忘れられない一つの事件である。

若者の訴えに、神様はまだ答えてくれない。
でもこの後大きな光が彼を包むんだよ。
それが、メッセージなんだと思う。
・・実際そんなこざかしいストーリーをいちいち思い浮かべて聴くんじゃないですけどね。
人に伝えるために言葉を使うとこうなるというか・・
酒とか香水の香りをごちゃごちゃ言って表現する人がいるじゃない?
飲み手としてはいちいちごちゃごちゃ言いながら飲むわけじゃないんでしょう?
だけど、この歳になって泣きそうだよ真剣に聴けばさぁ・・

中学の私は土曜の夜にテレビで聴いて感動し、再放送がある次の日の午後カセットテープに録音した。
音声出力を持ったテレビなんかないので、テレビの前にラジカセを置いてスピーカーの音を録った。
こたつでうとうとしているとテープが終わりになり、オートリバースなんかなかったので途中慌ててテープをひっくり返した。
途中音の抜けていた箇所が今でも頭に焼き付いて再生される。
あのころはまだなんとなく毎日楽しかった。
この先明るい未来が当たり前のようにあるものだと思っていた。

そしておみくじ。
職業がエンジニアなんだからあんまり神様とかおみくじとか言ってるとどうかというところはあるか・・
でもここでのおみくじの内容は毎年身に染みるというか・・
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ここ数年、内容的には厳しいものが続いていた。
今年こそ・・と思ってひくんだけれど。
子供をまってた頃はほんとにこたえたりして・・

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大吉ではないけれど
ぱっと明るく見通しが・・
芸事ってのはないから勉強というところを読むと、本気でやれば結果はついてくる。前進しろ!みたいなことが書いてあった。
仕事のところはお前実はこうなんじゃないの?なんてあり泣けてきた・・詳細は書けないけど。
この何年間かこの同じ場所でため息をついていたんだけど今年はなんか違うぞ。

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この縛るの・・なんていうんだっけ。

家に帰るとまた楽器をちょっと・・
ほんとはそんなに何時間もやっちゃいけないんだけど気が落ち着かず・・
どうにもダメな状態が引き続いており焦りだす・・みたいなのをしばらくやっていたところふっと・・

自転車に乗れるようになった時と同じ。
あんなにどうすればいいのか何が悪いのかわからなかったのに、
出来た瞬間からなんでこんな簡単なことができなかったんだろう?みたいな。
何調子に乗ってんだこの馬鹿はというところでしょうね。
また勘違いかもしれないけれどいいの。
私は、神様がいると思う。
馬鹿だと思うんでしょう?
いいのそれでも。

Tag:ブラームス  Trackback:0 comment:4 

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1月2日の朝に見る夢を初夢だとするなら、それは人には言えないような最悪な内容だった。なんであんな夢見たんだろう?
1月1日の朝に見た夢は自転車で何とか前に進もうとしてた。
こっちの方はいいのでこれが初夢だったことにしたい。

元旦、犬と散歩に出かけたら雲なんか見当たらない素晴らしい青空だった。
実際はどうかわからないけれど元旦っていつもこんなな印象があります。
やっぱり神様ってどっかその辺にいるんだろうなぁ・・
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お堂の銀杏。
今年は潮にやられてちゃんと紅葉できなかった。
でもいいじゃない、また新しい芽がわーっと出てくるんだから。
木ってバサッなんて切られちゃってもまた芽が出てきて復活していきますよね。
みならいたい。

犬に正月なんか関係ないよなと思ったけど、
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なんかはしゃぎ気味。

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ここでこんなに走り回るのもひさしぶり。
いいね。
今とこの先がよけりゃいいよね。

うちの中で楽器を鳴らしてみたところ周りから苦情がきそうだったので2日と3日は林道を登り山中で練習しようとした。
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ほんとは冬の屋外でなんて絶対にやっちゃいけないんじゃないかと思う。
しくじって変な音が出ると山にこだましてものすごいことになるのね・・
自分でびっくりしてなんだこりゃやばいか!?なんて思ったり。
でもすぐ慣れてきてちょっと楽しくなってみたりする。
この時はまだ、自分の口の中の状態がどうなっているのか、どうすればいいのか・・よくわかっていなかった。
たまたまいい音が鳴ってもなぜそうなったのかがわからないため再現性がなく、ピンチというか焦って腐りかけではあった。
と調子に乗ったことを書いているのは今ちょっときっかけをつかんだような気がしているからなのだけど、また先生に「それは違います」といわれてしまうかもしれないし、つぎのの日にはあれは勘違いだったのかと落胆してというのはこれまでも何度も経験してきた。まあそれでもいいさ、這うようにでも進めば。

急に楽器をやろうなんて思いだしたのはもう数年前になるのか40過ぎてすぐの頃だけど、そう思うまで半年くらい何かが間違っているんだけれど何をどうすればいいかわからない時期があった。
何を間違ったのか30年前のあの日に戻ってやり直したいなんて毎日考え、行けば戻るんじゃないかと思ってその場所へ行ってみたりもした。
そんないかれた症状が始まる最初のきっかけは、この山の山頂を車で通過中にふっと浮かんだ30年前のとある映像だった。
誰かが私に、お前残りの時間をどうするか考えろよと教えてくれたんだと思っている。
誰かで思いつく相手は一人というか一つじゃないんだけど恥ずかしいので書かない。
その映像にも実は意味があったのではないかと最近気づいたけれど、もう少し時間がたつまで自分だけがそう思っていればいいと思う。

元旦の朝方、昔の記事にコメントをくださった方がいて

https://www.youtube.com/watch?time_continue=1230&v=RbobAy2BYOI

久しぶりに音楽部屋にこもったからこれも聴いてみた。
これを初めて聴いたのは中学2年だった。その時とおんなじ盤を・・
始まった瞬間、30年以上前のあの日の空気、光、頭の中・・がふっと自分を包んだような気がした。
瞬間タイムスリップみたいな。
こんな曲を聴いてることも間違ってると思うし、いろいろ間違っていたけどそれでもまだ楽しいと思って毎日笑ったりしていたあの頃・・

その後の失敗をやり直そうとあそこへ戻っても・・なんどもどっても大同小異ほぼ同じコースで今の私にたどり着くんだよねという事はもう身に染みて分かった。
昔やりかけた楽器を買って、無謀にもいきなり団体に属して・・人と知り合って・・・破滅みたいに逃げたけれど
今思えばそれは、あのどうしても行きたかった30年前の続きを見せてもらったんだと思う。
見せてくれたんだと思ってる。
それでお前その次は?みたいなメッセージを何度ももらっている気もしてる。
そしてここから、これから。

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なんかすごい笑ってんの。


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元旦の富士山。
元旦なんだからカッコつけなくちゃいけないのに雲かぶってふざけてるところがいいよね。

Tag:フォーレ  Trackback:0 comment:2 

親子とこけた人

旅行も行けないので以前の正月に北海道へ行った時の写真を見てた。
今はきっと美瑛なんか正月から人であふれていたりするのかもしれないけれど、このときはなぜか全然誰もいなかった。
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あさ一番に向かったここは親子の樹と呼ばれる木が見える場所。
前の晩に雪が降ったらしく目の前にあった世界は夢のようだった・・魅了されてその後ここへはいろんな季節に何度も行った。
考えてみると何に魅かれたんだろう?
親子というのは他人事みたいな気がしていた。
実際他人事になってしまった。

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ここはある人たちには有名なV字谷に直接レールが敷かれた場所。
興味ないと何が面白いか全くわからないかもしれませんね。
なにをどう感じるかなんて人によって全然違うんだけどそんなことあまり意識しないでいられる人は幸せ。
そういう違いで悩んだり戸惑ったりする人も幸せ。自分だけの大事なものを持ってるって事でしょう?
ちがうか。

道端の木とか何かの隙間から風がビューっとか吹き抜けてると、シッカロールみたいな雪がそれに乗ってキラキラ光りながら飛んでたりするんですよね。雪スプレーみたいな・・その先に真っ白な吹き溜まり・・
農家の庭先で乳母車じゃなくて歯のついた乳母そりみたいなのを見てワーと思ったり・・
見たことのない世界の中をあっちこっち走り回って
アリスの国に紛れ込んだおっさんみたいでしたよ。

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たしか3時ごろからもう日が暮れ始めるんですよね。
えー?もうおわり?みたいな。

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日が暮れると車運転のリスクが一気に高まるんだっけ?
本州でスキーに行ったくらいの経験なんか糞みたいなもんだぞみたいな知識は入れていった。
日没に合わせて親子の樹に向かった写真が残っているから、夕日が当たればすごいことになると思っていたのかも。
でもこの日は不発。
この時は人がいっぱいいてみんな三脚にでっかいカメラ・・私だけちっちゃいコンデジ・・
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子供の木がまたね・・って手を振ってるみたいだよね。
私には背の低い左が親父に見える。
よく知らないけれど最近美瑛の名のある木が伐採されているんですか?
元々観光用じゃないんだから全く文句はないし、一部はアホな観光客のせいだったりするんでしょう?
またいつか行ける日が来るまで元気でいてくれるだろうか?

この日は旭川の駅前に泊まり、翌朝始発の普通列車で札幌へ行ってみた。
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新幹線はあの山をぶち抜いてやってくるんでしょう?
どこに駅作るかでもめてなかった?
私は完成したその新幹線に乗ることができるだろうか?

札幌といえば少し前、指揮者のダニエル・ハーディングが滑って転んで骨折したとニュースになっていた。
世界をまたにかける超絶有名指揮者も街をほっつき歩いたりするんだね。
50代だとまだ新進気鋭の若手というイメージの指揮者界にあって10代で世界デビューした彼は神童みたいなイメージだったけれどもうそれも昔か。

なぜか日本のあるオーケストラの看板指揮者みたいな役をやってくれていたおかげで、何度か彼の演奏を聴きに行く機会があった。得にインパクトもなくて忘れちゃった演奏会もあるけれど、刺すような緊張感に包まれたマーラーの2番なんかは忘れられない。
コンサート行ってない。くだらない事に縛られていると人生終わっちゃうよな。
今年はコンサートに行こうと思うところまで行けるかな?


https://www.youtube.com/watch?v=iSnMcofIL9k
ハーディングでは聞いてないけれどマーラーの3番。
多分読んでくださる方の中にマーラーを聴くという人は2%もいないんじゃないかと感じています。
タンバリンが出てきたりして興味ない人には子供の学芸会みたいにしか聞こえないかもしれませんね。でも一方的に自分の好きな話を書かせて下さい。
この曲、季節があるとすれば夏なんですね。でも日本のセミが鳴いてるような夏を描いたとかそんなのじゃないから今聴いても大丈夫。
この曲こそは現場に行って観て感じて包まれて震えて・・そういう音楽だと思う。
体感型巨大エンターテイメントみたいなこの曲は一方で歌劇場指揮者、監督として経験を積んできたマーラーのあふれる才能、アイディア、技術がたくさん試された実験場のような側面も持っていると思う。
スコアをさんざん舐めるように読んでここはああなってるここにこんな仕掛けがある・・言いたいことはこういう事なんだろう・・とやってから行くべき・・他人には大きなお世話でしょうけれど。
もともとこのブログはそういう重箱の隅をつついたような話を書いて喜ぶつもりで始めたんですね。いろんな人に読んでもらうためにはそれだけじゃダメな事にも気づいて・・最近は飯を食ってきた話ばかりになっちゃってるか。

先程これを聴いていた時、とても幸せな気分になったんですね。
私は音楽が好き。
出来損ないだの死ねだの言われて生きてきましたが音楽があってよかった。
このブログは読んでくれる方によっていろんな受け止め方があるらしいことに書いてる私が驚いたりしていますが、
自分としてはブログのテーマは音楽が好きということ。
誰も読まないかもしれなくても、また重箱の隅ネタも書くから。


ハーディング氏は車椅子で指揮をして演奏会を断行したそうだ。
痛いんじゃないのかなぁ・・がんばるなぁ・・
まだ若いし、きっとちゃんと治るし大丈夫なんでしょう。
長く活動を続け素晴らしい仕事をのこして伝説の指揮者にならくちゃいけないんだし。
彼は私より一つ年下のはずだ。
結婚したのかな?子供はいるのかな?
きっと子供も超絶優秀だったりするんだろう。
そんなことすこしも知りたくないけど。
こっちは一年余計に生きているのに、こんなでごめんなさい。

Tag:マーラー交響曲第3番  Trackback:0 comment:10 

今年もよろしくおねがいします。

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

9778.png
体調を崩していた犬は元気になりました。
腐ったりしてた私もこれから元気になるはず。
一昨年の元旦のブログ記事を見てみるとなかなかひどい。
鬱症状みたいなので真っ暗な気持ちで書いたのを思い出した。
昨年はなんだか明るいことを書こうとしているように見える。
多分いろんな人にコメントや拍手をもらえてうれしかったから。
今年はどうか・・大丈夫。
少しづつ、登っていきましょうよどこへか知らないけど。


隠したような書き方はみっともないので書くとクラリネットを始めました。
最近、毎晩練習場でメトロノームを相手に練習をして。
隠す必要なんてどこもないのにそうなっちゃうところがこの人生の問題点を投影してるみたいでしょ。

バッハの曲にはクラリネットは出てきませんねまだ無かったから。すぐ後のモーツァルトはこの楽器を愛したらしくいい曲があります。
というほどモーツァルトは聞いてないんだけれど。
元旦なのでモーツァルトのK.1でも聴いてみましょうか。
作者が先品番号を付けなかったために別人がつけたバッハのBWVという整理番号はジャンル別ですが、ケッヘルという人がつけたモーツァルトの整理番号は作曲順のようで1番は

https://www.youtube.com/watch?v=mgknFPVF8kM
5歳の作だそうです。
耳に残るいい曲ですよね。
この曲への感想を書いたり口に出したりすれば、そこにはその人のいろいろが透けて見えると思う。
そう思うと怖い曲だ。
なぜかYoutubeにはこの曲の?な演奏がいっぱい上がってた。
なにが?なのかは書かないほうがいいことは覚えた。
皆楽しそうだしこれでいいんでしょうね。
なによりみんなこの曲が好きなのかな?

9779.png
正月休みは練習にあけくれてやる・・なんて思ってたけど練習所もしまっちゃうのは当たり前か。
そして新品出来立ての楽器というのは馬鹿みたいに長時間息を入れちゃいけないそうだ。
前の楽器は山の中で練習しようと思いそれ用の椅子を買ったりしたけれど結局山中でやったのは一回だけだった。
いよいよ椅子の出番かとも思うけど今度の楽器は温度差や直射日光に当てるとかも厳禁らしい。
で、年末最後の練習だと思ったはいいけどよせばいいのに唇が切れかけた状態で無理に音を出そうとしたら無意識に痛みから逃げようとしてしまいまた変な癖がつきそうに・・
下唇が切れるという人は結構いて、歯に油取り紙を被せたりするそうだ。
先生も紙じゃないけどある物を当てているのを見せてくれた。
そもそもかむなという人もいるしネットを検索するといろいろ出てくるけど、他人の正解が自分に当てはまるわけじゃないのであんまり読んじゃわないほうがいいんだろうと思う。

今の私は音楽をやる人達みたいな場には近づけません。
先生を信頼して頑張っていきたいですが、遥かかなたで一人密かに練習したいと思っています。
油取り紙は買って来た。
とにかく二日くらい休んでリセットしよう。

元旦の朝。
しばらく楽器云々で音楽を聴くことから遠ざかってた。
いま音楽を聴きたい気持ちが帰ってきて止まらないところ。
でも洗濯が終了するまで待たなくちゃ。
風音がする空調や光る暖房器具は一切置かない無音の薄暗い部屋の中で目の前の空間に浮かぶ虚像を凝視しながら・・・・
私の音楽を聴くはこういうのなのでいちいちめんどくさいというかとりあえず風邪を曳きそうだ。
でもハマればすごいの。電気あんかとか電気座布団が温かくて寒いのも結構大丈夫。
その魅力を書いてくブログでもあったんだけどそもそも興味のない人に何をどれだけ訴えてもみじんも通じないという当たり前のことに気付くのに結構な時間がかかった。
まいいや元旦から欲求が来てよかった。
これがなくなったら私はもう終わりだから。
犬と散歩もしなくちゃなんないし、嫁さんを無視して部屋にこもるわけにはいかないし、今日は交響曲の一曲も聴ききることはできないだろう。
洗濯機もがたが来ていて脱水の時に大音響をたてて暴れる。
梱包用のバンドを持ってきて縛ってやろうかと思っているけどめんどくさくてやってない。
おせち料理はもともと嫌いなので食べようとも思わない。
いつもと同じ朝食、いつものこたつ。
いつもの嫁さん、いつもの犬。
これでいいじゃない。

どうか、新しく見つけた心の支えが早期に消えてしまわないように・・
どうか、嫁さんと犬が健康で幸せでいられますように。
どうか、私が無くなりませんように。
どうか、皆様が幸せでいられますように。
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Tag:モーツァルト  Trackback:0 comment:12 

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