ななめ

予定ではもう家へ帰っているはずだけどブログを書く余裕はないだろうからと昔書いて塩漬けになっていた記事を
セットして・・

私の住んでる街の古い航空写真をみていると、昭和21年ごろは一面の田んぼか畑・・以前桑が一面に生い茂っている写真を見たことがあるので桑畑かもしれない・・なのですが
昭和23年になると
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画面左上から右下に向けて一直線に描かれた何かが現れる。
左上では何か建物がその一直線を受けるような形で建っているように見え、右下は川に突っ込んでいる。
現在ここにそんなものはないと思う。
これなに?
すこし違う時期の写真
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その一直線は道路をまたいでいるようにも見える?
一端が川なところから何か給排水設備かなとも思うけれどこんなに超絶一直線にする必要があるだろうか?
昭和21年にこんなところにリニアモーターがあったとは考えられない・・
砲弾みたいなものの発射実験とかそういうのか?
そんな話聞いたことないけどなあ・・
これなに?
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昭和51年になるとその一直線はもう廃止されたらしく一部が道路になっている。
しかし左上にはこの一直線に退治する形で建物が建っているように見える。
そのすぐ下はこの時点で水道局の地下水取水場なのだけど、その場内通路がこの一直線に乗っかっている・・
ここに意味があるかな?
面白いのはそれ以外の部分にもその痕跡を示すような何か?がまだ写っていること・・
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ほとんど現在・・
実際この場へ行ってみたけれどもう何もわからない。
ただ民家の地境などにこの斜め線の影響が残っているらしく、まだなんとなくその痕跡を認められないわけでもない・・・
結局、これが何かはわからない。
誰かに聞いてみればいいんだろうけど、誰かって誰?
多分こんなものがあったことを知る人はもう実際ほとんどいないんじゃないだろうか?
これはこのまま世の中から忘れられていくのかもしれない。
こんな記事を読んで面白いと思う人がいるかはわからないけれど私の中でどうにも面白すぎるので書かざるを得ない。

斜めの線という事でこの楽譜
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ちょっと安直すぎである。
ラヴェルのスコアを見ているとよく弦楽器が思い切り長いグリッサンドをやってるシーンを目撃します。
これは超絶名曲ラ・ヴァルス。
でもね実際こんな弦のグリッサンドなんかほとんど聞こえないんですよね。

金管にかき消されてというのもあると思うけど、もともとそんなにしつこくやらずに流すもんなんだと思う。
マーラーなんかで最近弦のグリッサンドを執拗に聴かせる演奏があったりします。
かなり異様な印象で面白いと思えば面白いけれど、一歩間違うと陳腐になってしまう。
デュトワの指揮も弦のグリッサンドはまぁどうでもいい感じに見えない?
でも楽譜にはffの指定があるんだし聞かせてよって気がしないでもないかなぁ・・
実際、弦をまたいでこんなに長い音域でとかやること自体不可能なんでしょうね。
上の方だけやって最後の音を・とかやんのかな?

ラヴェルの曲というのは先にピアノ曲がありその管弦楽版をあとから・・と言うのが多いんですが、この曲は最初からオーケストラを想定して書かれたと思う。
作者自身のピアノ版があるけれどたくさんの音をみんな拾うためよくあるように2台のピアノ版。これがまずスタンダートなんでしょう・・

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該当箇所。
一瞬ん?とか思うけど右手は黒鍵、左手は白鍵の上を滑らせるという事でしょうね。
純粋な音というよりお祭り騒ぎみたいな効果音がほしいのかな?


聴いてみて・・そんなに大騒ぎするような出来事でもないか・・

この曲同じ作者による一人用ピアノ版もあります。
もう全部拾うにはあきらめていてオプションみたいなのが書いてあって奏者が自分で解決してね見たいなことになっている(んだと思う)

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グリッサンドはオプションみたいに書いてある。


こちらは圧倒的に面白い。

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病気

この日の2日くらい前から犬は嘔吐と下痢状態だった。
病院へ行って注射を打ってもらい、薬をもらって・・
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朝、いつもの長距離散歩コースをニコニコ笑顔で歩いてくれた。
あー、よくなったんだな。よかったななんて思っていたんだけれど。

夕方、遠くの町のたまたま通りがかったスーパーによってみる。
買うのは嫁さんで私はおまけだけど、いつもと違う店だとなんか面白いんでしょう?
なんか書くようなネタも時には見つけられず・・刺身はあんまりよくなかったなぁ・・
その近くには以前から地図上で気になっていたカフェがあったのでそこへもいってみよう。
ちょっと走るとすぐついた。

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まとまった土地が分譲されて売りに出された的な新しい家々の隣にいきなりカフェ。
窓がなく一見倉庫みたいな今風の感じで・・

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入ってみるとそんなに広くない店内にはしかしでっかい窓があり、外へ向かう席が設けられていた。
なるほどこれが売りなのか。富士山がドーンと・・
あれ・・
東名の防音壁しか見え無い。
立ち上がると

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頭だけがちょっと・・
まあ、そんなに毎回見えてなくていいから。

見えないけれどどうも大きな川があるらしく目の前はその堤防みたいだ。
ちょうど夕方のいい時間なので、小さな犬を連れた人たちがたくさん往来する。
どこでも同じようなことが展開してるんですね。
マジックラーみたいにはなっていないようで、みんなこちらから見られていることを意識し目線をどこに置けばいいかわからないような窮屈な感じで通り過ぎてゆく。
犬は全然気にしてなくて、思いっきり〇〇〇を目の前で始めて笑う。
うちにも犬がいるから嫌な気はしないよ。
むしろ笑っちゃう。

ここはパンケーキなお店なので
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おっさんなのにティラミスなんとかと言うのを頼んじゃった。
お好みでかけてくださいとエスプレッソなシロップもついてきた。
アイスコーヒーに粉砂糖しか出てこないあたりにいろんなものが透けて・・とか言わなくていいのか。
実は舌の裏側に口内炎ができており結構食べるのにも難儀する。
風邪のひき始めによくある感じ。
舌の位置により激痛が走るため体が無意識に舌をかばおうとし力が入りっぱなりになっているらしく、顔の下半分とか肩が異常に凝っている。
昨年のブログを見たら同じ時期に同じようなことになっていた。

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時間をかけて食べていると夕日となっているらしく、向こうの雲が桃色だ。
いいね。

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窓の外はどうなっていたのか気になって見に行ってみる。
いい散歩道じゃない。
あの橋は鉄道マニアの昔の写真によく出てくるやつだよな。

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富士山がでっかくきれいに写るからでしょうか。
昔ここにはマニアが撮って面白い列車がいっぱい走っていたらしいんですよね。
今はユニットバスみたいなのが走ってて面白くないのと寒いし、嫁さんに怒られそうだから電車が来るのを待ったりはしなかった。

この後帰宅すると犬が再び下痢の症状をみせていて・・
出かけるんじゃなかったか、ごめんね。
いったんよくなったようには見えたけれどまだ治ったわけじゃなかった。
あれですよね。
よく言われることだけど、具合が悪くなって万が一のことが視野に入ったりするとその存在の大事さが身に沁みますよね。
もちろん、普段から大事だと思っているんだけれど。


https://www.youtube.com/watch?time_continue=1841&v=DVlrJG4xri8

ラヴェルのクープランの墓という曲はピアノ版もオケ版も有名。
ピアノがオリジナルで2曲省かれ曲順も入れ替えられたオケ版は別な作品だと思ってもいいと思う。
墓は直訳すぎでクープランを称えて・・くらいのニュアンスでしょう?
クープランはもっと古い時代のフランスの作曲家。
愛国心の強かったらしいラヴェルの祖国への思いみたいなのも乗ってるのかな。
組曲中このフーガは戦死した知人にささげられている。
ラヴェルも自ら志願して従軍した。

最初に聴いたのはオケのほうでしばらくそれだけ聴いていたのでピアノ版にだけあるラヴェルのフーガってどんなだろう・・ときたいと妄想が広がった。
初めて聴いたときの感想はえ?こんなの?
位だったと思う。
今思えばそれは自分が曲を聴けてなかっただけだろう。
バッハのオルガン音楽から聴き始めたため、あの厳格で広い音域に豊かに展開し、でもどんなに複雑になっても明確でわかりやすい・・ああいうのがフーガだと思い込んでしまい、ああいうのが出てくるはずでそうでなければおかしいなんて言う思い込みがあったと思う。
同じように古典、ロマン派以降の作曲家に出てくるフーガに違和感を感じたりして。
もう今はそうは思わない。
皆バッハになったって仕方ない、
それよりこの小さくて壊れそうなガラス細工みたいな大切なフーガは何なんだろう・・

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鈍い私は休符で始まる曲の場合最初の音に最初の拍を感じてしまい、その後そういう音楽だと思い込んでしまったりする。
恥ずかしながらこれもそうだ。
だから、これに限らず興味のある曲は弾けなくても楽譜を眺めてみるといいことがあると思う。
そうでなくてもフーガは楽譜を見ながら聴くといろんな発見があって面白い。
ボーっと聴くとただの雰囲気音楽にも聞こえてしまうこの曲、最小限の素材だけでかなりいろいろやっていて、作者の意気込みみたいなものが感じられる気もする。


犬はその後、回復の兆しを見せてくれている。
よかった。ほんとによかった。
駄々をこねたり、嫁さんを置いて勝手に散歩しちゃったりするのも元気だからこそなんだね。

何かあれば行く動物病院、助けてもらったと思う反面以前からちょっとどうか思うやり方であることを進めてもくる。
私の考えでは人の心につけ込んだ詐欺商売に近いと感じている。
私には言わないが、嫁さんが行くとかなりしつこく言うらしい。
人間の病院みたいな仕組みがあるわけじゃないから食ってくためにいろいろやらなくちゃなんないのかもな。
でもまあいいよ。 そんなの笑って無視しとけばいいだけ。

今自分の通う病院への不信感が芽生えてきていてそれもめんどくさい。
じゃあよそならいいのか?
どこならいいのか?
まあ、
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犬が元気でいてくれたらそれでいいよ。


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お茶の中で

牛小屋だったカフェからは別方向へ抜けて帰れることを教えてもらった。
下りだと怖いらしいけれど楽に県道へ出られ、登りきると

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こんな景色。
見渡す限りお茶の世界。
巨大鉄塔も目立つ。

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お茶畑の続く丘陵の上を走る。
お茶ロードだ。

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そしてあの山には

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お茶の文字・・
午後になっちゃうと逆光でよく見えないね。
来るときはすごく鮮やかに見えてたんだけど飯食ってたら・・
”茶”だからお茶の樹で書いてあるのかと思ったけれど
どうもひのきか何かのようですね。

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いいねーお茶。
延々続く霜よけの送風機。

お茶畑を見ながら1時間ほど走ってもお茶畑。
その先は海。

ずっと巨大送電線路が見え続けているのが印象的だった。
原発から来る500KV級の幹線。

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日も暮れて
遅い時間でもやっているらしいカフェを見つけていってみた。

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大きな農家の庭にお店を建てて・・
みたいな感じ。
写真撮ってたりしたらマスターが出てきて
やってますよー!
いっつも電気つけ忘れちゃってぇとか何とか言ってた。

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入ってみるとさほど広くないけれど綺麗な店内には大量のお花が・・
聞くとまだ開店一か月なのだそうだ。
夢をかなえた系ですね。

お花には同級生一同みたいな札が・・
いいな。
そういうのって財産ですよね。
私はそういうのに呼んでもらったのに結局逃げちゃったよ。

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価格がまた良心的すぎというか。
紅茶のシフォンケーキ200円・・


https://www.youtube.com/watch?v=DVlrJG4xri8&t=713s

けだるいようで何かひらめいたようででもやっぱりいいの・・みたいなこの曲、
音大のピアノ科みたいなところで初見の試験をするために書かれた曲だそうです。
わざと読みにくかったり感じにくいように書いてあるんでしょうね。それよりその結果聴こえてくる音楽がとても魅力的で笑う。
今どきは子供でももっと複雑な物を初見で弾いたりするのかもしれないけどそんな話は別に知りたくない。


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コーヒーがウリですから!
っと聞いた以上、ミルクと砂糖くださーいとはいえずブラックで飲んだ。
よくわからないなりに美味しかった。

すごく気さくなマスター。
少し話をしてくれたけど、でもあとは静かに座って私たちに好きなようにする時間をくれた。

家から100kmくらいなのか、また来ることができる日があるかな?
このお店がみんなに愛されるお店になりますように。

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カキフライ

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犬の散歩中に見上げてこんな雲。
それがどうしたってなもんでしょう。
いいなと思ったんですよ。

昼飯食いに行こう。
いままでさんざん車で走ってた道沿いに飯屋があることに最近気付いた。
なんとなく何かあるなというような気がしてはいたんだけれど、
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自分には縁のないお店という印象があっていつも通り過ぎていた。
こういう謎の思い込みが結構あるんだよなぁ。

入ってみると
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暖かい声でも変えてもらえホッとする。
昔よくあったよねこういうお店が。
そして今なくなっちっちゃったよね。

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よく見るとここはまずお寿司屋さんなんでしょう。
でもフライ系定食もあるよみたいな。
70才代の大将と多分奥さんの二人で、
子供の頃よく見た夫婦でやってる活気のあるお店。
あれがまだここに健在というところなんでしょうね。
何で気づかなかったんだろう。
ごま油?何のにおいかわからないけれど天ぷら定食のいい奴を連想させる匂いが漂ってる。

いつもなら海鮮丼へ行くところだけど
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冬季限定カキフライ。
結構な速さで出てくるのに驚く。
作り置きとかそういう事じゃなくて売れがいいんじゃないかと勝手に思ったり。
おいしかったよ。
嫁さん曰くサラダが作り置きじゃない今切ったという歯ごたえなのだそうだ。
ちゃんとした割りばしとか
最近のコストダウン、合理化な話を聞く前の子供の頃に見た定食がここにあったような気がする。
ちょっと大げさかな?

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サインがいっぱい飾ってあるけれど手形が押してあったりするからみんなお相撲さんのサインなんでしょうね。
高倉健とか吉永小百合とかなんかわかんないけどそんな人が描かれたポスターみたいなのが貼ってあった。
あの頃青春だったんですか・・

トイレはタイル張りの和式・・いいけど。
ここも昭和の80年代前半な感じ。
思春期になる前、もうコンプレックスもたくさんかかえていたけれどまだ悩んだりすることもなく、明るいといえば明るかったあの頃。

そういえば学生の頃二軒の飯屋に毎日交互に通った。
オヤジが一人でやっていた方は10年前に行ってみた時すでに見当たらなかった。
もう一軒の小学生くらいの子供のいる夫婦がやっていたお店はグーグルのストリートビューで暖簾が出てるのを見ることができる。
周りにバカでかいマンションがたくさん建っていてあの頃を知る目には驚きだけど、あの頃立て替えたお店は今もきれいに健在。
あれから25年位経ったわけか、行ってみたいなぁ・・・
昔毎日通いましたよなんて今ならいえるかな。


https://www.youtube.com/watch?v=XRRUOeAo1Dw
学生時代の飯屋について思い出したら、
この曲の楽譜を買ってきて弾こうとしたことを思い出した。
もちろんちゃんと弾けるようにはならなかった。
輸入楽譜でぺらの一枚半か何かなのにものすごく高かった覚えが・・
アパートだから電子ピアノでヘッドホンしていても弾くと振動が床を伝わって隣が壁蹴ってきたりするんだよね。
くだらない思い出しかないけれど、弾けないなりにここはこうなってんのか!とかやりましたよ。
今でも聴けばここはこうなってんだよなと思うし。

私がクラシック音楽に興味を持ったのが30年かもうちょっと前。
そのころ、今70歳代の人は私の年齢だった。
このお店の店主もそうだろう。
そこへ私と同じ年齢の私の親が、幼いわたしと妹を連れてたまの外食というのをやりに来る。
周りを見れば似たような家族・・
それがどうしたという話だけれど、最近そんなことばかり考える。

貴乃花が離婚したらしいのはどうでもいいけれど、子供の1人はもう成人しているという話が印象に残った。
確か貴乃花とは同い年。
もうそんな歳なのか。
いないものは成長も成人もしないから。

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タイル張り・・今は材料も工法も変わっちゃってタイル職人ていなくなっちゃったって聞いたけど。
こんな日本庭園的なものをちょっと造るのも昔よく見かけましたよね。
そんなことよりアヒルちゃん。

レッスンを受けようと思う楽器屋はちょっと遠いので仕事が終わってからだと閉店時間に間に合わない。
だからこの日これから始めるにあたり月謝の口座引き落とし依頼書みたいなのを持って楽器屋へ向かおうというところ。
レッスンとは違う事務処理みたいなのでそんなにはりきったってしょうがないけれどまあなんというかそんな気持ちで・・
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なんで暗雲が立ち込めてるんだよ。
いいけど。

海鮮丼かぁ・・天ぷら定食も食ってみたかったな。
ここまたきてみよう。

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出張と整体スタンド

出張。
午前の打ち合わせ時間を拡大すべく、早起きして。

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まだ富士山も半分寝てます。
最寄り駅から東京までちょうど1時間。
新幹線通勤な人であふれかえる・・・

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先行列車発車直後でホーム先端はこんな感じ・・
この駅は車庫を持っているので朝はこれから頑張って走りまーすみたいな列車が次々出てくる。反対の下り列車も車庫から出てきたものでがら空き。

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乗りこんだこの列車も車庫から出てきたとこ。
最後尾の車内はまだがら空き。
2駅目で立ち客が出る。

満席の車内で車端を見ると電光掲示板にニュースが流れている。
ゴーン氏逮捕の影響でルノーの暫定トップとして出てきた取締役の名前はボロレ氏・・・ボロレ?


https://www.youtube.com/watch?v=-CcTjTVeOUQ&t=1s

リヒャルト・シュトラウスとかラフマニノフは車を乗り回すのが好きだったようだ。
ラヴェルは自分で車を運転したりはしなかった。買えないことはなかったと思うのでそういうのには興味がなかったんでしょう。
もう自動車は一般化していたと思う。乗ってたタクシーか何かで交通事故にあったことが死へ向かう障害を加速させたんじゃなかったっけ?
彼の親父と弟は確かエンジニアだったと思う。母親の血を多く引いたのかな?母親の出身地のバスク地方にこだわったらしいし、この曲がスペイン的音楽なのも無関係じゃないでしょう?
ずっと転調もしないし2つの旋律を繰り返しつつ音楽が進行していくというボレロは初演時そのことでも聴き手に衝撃を与えたと思う。その挑戦的なアイディアが生まれるきっかけとして作品を短期間で仕上げなければならないという実務的問題もあったようだ。
元々公演日程の決定しているバレーの音楽を依頼されていて、別な作曲家のピアノ曲をオーケストレーションしてこれに充てるつもりだったが著作権の問題かなんかでもめてそれが難航・・断念。
公演まで時間がなく、作曲にかけられる時間はない。
オーケストレーションの技術のみで作品を生み出すことはできるか?
その答えがこの曲。みたいなはなしで。

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やっときた転調で終わりを予告するところ

しかし同じラヴェルが語った「よくオーケストレーションされた作品というのはない、よく作曲された作品があるだけだ。」
という言葉も印象深い。オーケストレーションばかりに注目がいき大事なことが見過ごされることに不満や危機感を持ってたんじゃないかなぁ。

この作者はそうは思ってなかったかもしれないけれどピンチが逆にチャンスとなり成功へみたいな話がありますよね。
これもそんな風に見える。
私は最近起きたあることが実は逆にチャンスを仇で返すみたいなことだったのかもしれないと思っている。(仕事じゃなくて)
今また若干ピンチ気味。
昨日そのピンチに絡んで思った。
私は生い立ちから問題があるのか何時も周りを気にしてびくびくしているのだけど、その周囲ってのは実は自分が思っている程気にする価値なんて全然ないんだよね。
気にすべきはもっと違うところにあると思う。
同時に人は人を尊敬できないといろいろだめかもなと思ったり。
今起きているこの展開はそのことを教えてくれているのかもしれないと思えば・・
と思ったそこから先が何をどうすんだかよくわかんないしまたすぐ元の思考に戻っていくんだろうけど。


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東京で乗り換え。
人であふれているはずだけど新幹線ホームの末端からだと在来線の様子はあまり見えず静かな印象。

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東北新幹線は大宮からドバっと乗ってきますよね。
ちょっと乗って降車時はこんな感じ。
函館まで行っちゃいたいけど。
通勤には少し遅い時間、皆様出張ですか?
お疲れ様です。

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まだ終わりじゃなくてローカル列車の旅が続く。

出張先はでかい会社で社員食堂も1つじゃない。
ご当地ラーメンフェアなんて書いてあったりしてたのしそうだ。
飯を食った後その辺のベンチに座ってみると青く晴れた秋空と、黄色くなった街路樹がとても綺麗。
でもここは公園じゃない。研究開発からやってる企業の内部で写真撮るそぶりなんか見せたらきっとすぐに大変なことになるのかもな。

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飯を食いにいった訳じゃなく、まじめに仕事をしてまた東京まで帰ってきた。
私はどこかで飲んで・・みたいな楽しみはない。
以前は帰りに寄ってこれるコンサートはないかなんて探したりもしたけれど今はそんな気にならない。
飯を食うには時間が早すぎる。
もう秋葉原も行こうと思わない。
なんかないのか。

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八重洲の地下街に整体スタンドというのがあった。
今自販機に千円入れてみたいな床屋があるけどついに整体もそんな時代なのか。
ちゃんと調べないままとりあえず行ってみたため内容というか構成がよくわかっていなかった。
向こうのプリクラみたいに見えるところは変な治具みたいなのに顔をうずめてやってもらう背中、肩、首専門のところ。
手前のちょっと落ち着いた空間もは応接間みたいな椅子に座ってやってもらう首、顔、頭専門と分かれているようだ。
何も考えず落ち着いた感じの頭専門のほうに入る。
待ち客が一人。
ただいま八分ほど待ち時間いただいておりますがよろしいですか?
丁寧な物言いにちょっとびっくり・・もちろん待ちます。
10分千円かぁ・・
せっかくだからと20分のボタンを押す。
3組の椅子に3人の揉み手。
みてるとiPadに経過時間と今どの部分をどうマッサージするのかが動画で表示されている。
これに合わせることで施術者による差異のない均一なサービスが提供されるみたいな話でしょう。
すげーなこんなもんまでシステマチックに標準化の時代か。
お荷物お持ちいたします・・から始まってすごく丁寧な対応でちょっと驚いた。
疲れコースみたいなのとリフトアップみたいなののどちらにしますかって俺がそんなこと美容みたいな方やったって仕方ないわけで疲れのほう!とお願いする。
20分はあっという間。
この日は実は大丈夫だったのだけど、慢性的に首が凝っている私にとっては珠玉の時間だった。

10分1000円て安いようだけど今そこら中で60分2980円みたいなのを見かけることから考えれば単純に安いというものでもないと思う。
それより着替えなくていいとか、もみ返しや一生治んないような変な事されちゃう恐れみたいなのはないだろうという安心感とか、なにより首から上に特化しているとかなかなかほんとに凝ってるとこだけ救済してほしい私のツボをついてると思う。
私は安価なマッサージ屋はどうも入りにくいけどこれならいいかな。
地元にもできないかなこういうの。


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帰りのこだまは発車のかなり前から満席。
空いてる?と思い乗り込んだ車両はまさかの喫煙車。
慌てて飛び出て・・
今この列車に乗ると一時間たちっぱなし・・
次の電車に乗ろうと思えば座れる代わりにホームに30分立つことになる。
立ち客を考慮していない車内やデッキに一時間て結構つらいんだよな。
次のにしよう。

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私の降車駅で人が大量に降りる。
在来線への乗り換えがあるのかみんなすごい勢いで階段へ吸い込まれていっちゃうのね。
皆さんお疲れ様です。

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心配しすぎ

まっとうな心配ならしたほうがいいことも多いと思う。
事実の明確化と整理、問題点の発見とフォロー・・みたいなの。
でも無駄に抱えた不安は実際の内容と関係なく連鎖拡大していくほか、周囲の関係ない健全なものまで腐らせてゆく・・
それが一定量を超えると病的な言動がでてきたりほんとに病気になったりすると思う。

嫌だと思っていたことが一つ片付きホッとして帰宅すれば嫁さんがある問題を抱えたことを話し出す。
心配だ。でもここで無駄に不安要素を頭の中でリピートさせても何も解決しないどころか他のものまで腐りだすから。
今できることをやって、心を強く持つしかない。
嫁さんがだいぶ前から行きたい行きたいと言っていたカフェにでも行こう。
女優さんみたいな奇麗な人が出てきて接客しだすので驚く。
通されたのは座敷という絨毯敷きの個室で

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こんな感じ。
クッションがいっぱいで女の子の部屋みたいだな。

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おっさんのブログに載せる写真じゃないですよね。
ここは男性のみでの入店禁止なんだそうだ。
私は色々あってコンプレックスだらけなので、こんなところに近寄れば通報されるような気もするし一生近寄れないと思っている。
嫁さんがいるってすごいことだな。

勤務先の取引銀行が冊子みたいなものとカードを作って配ってくれる。登録されたお店でそれを出すと何か特別な特典が付きますよみたいなの。嫁さんがそういうのが好きらしくこのお店もリストにあるというので注文時のカードを出してこれ使えるんですか?と聞いてみる。
あ・・それは夜に・・・一瞬のやり取りに何か拒否感を感じたところですかさず「あでもいいですよなにか大盛にしましょうか・・」


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バターシフォンケーキというのを頼んでみた。
味はフレンチトーストみたい。
ちょっとカリっとしているけどふわ。
大盛にしてくれるという話だったやつ・・



https://www.youtube.com/watch?time_continue=280&v=DVlrJG4xri8

ラヴェルもピアノな作曲家だけれど悪い癖を取らなかったため技術的限界にぶつかっていて演奏家としていける感じじゃなかったというようなことを弟子が本に書いていた。
でもピアノロールなんかを聴いてるとそれは素人の考えるあんまり弾けないとは違う次元での話なんだろうなと思う。


・・・ちょっと気になってる。
このおいしいケーキと紅茶を持ってきてくれた時、
さっきまでのものすごく丁寧な対応と違いそっけない感じで置いていっちゃったように見えた。
えっ?
なんか怒ってんの?
多分気のせい。
あのカード出したから?
多分、考えすぎ。
紅茶にもコーヒーにも砂糖ついてこないんだな・・
え?
怒ってる?
でもそういう店あるよね。
水も出てこないけど・・・

隣のお客さんはニンニクをきかせたパスタか何かを食べてるのかものすごく良いにおいがあたりを埋め尽くす。
ランチもよさそうだ・・すごくいいお店だし、またきたいけど・・・
また来るかもしれないし、もしかするともう来ないかもしれない。

わかってるよ。
考えすぎ。
そもそもこちらが卑屈になる理由はどこにもない。


楽器のレッスンの話は希望した近くの教室がいっぱいだという事で通うにはちょっと遠い別な教室を提案された。
しかし平日終業後に通うには遠すぎると感じたためそのあたりを訴えるとまた調整してくれるとのことだった。
・・・だったのだけどしばらく返事がない。
また始まる。
あれ俺変な事言っちゃったのかな?
やる気ないと思われてすっぽかされてんのかな?
そもそも俺は本当に楽器やりたいのかな?・・
いい加減にしろ何で始まる前から自分でつぶれてんだ。
そんなすっぽかされたような状況は受け入れられないのでその後いかがでしょうか的電話をする。
あーはいはい、今近くの教室が空くかどうか確認中なんです・・
これが仕事なら、何時頃目途が立つんですか?とか言いながら期限を切るところではあるけれど、
・・そうですか、わかりましたーおねがいしまーす。
整体の予約を入れてんのとは違うんだから待ってればいいのかもしれない。
でも丁寧な言葉の向こうに何かが透けて見えたような気もして
あこれ縁がないのかもな・・
とはじまる。

だめだって。
分かってるよ。
そういうこと考えてばっかりいるからなんでも本当にそうなっちゃうんだろう。
実際は無理をお願いしているのはこちらの方で、そこを何とかしようとしてくれているんだと思う。
変なこと言ったら失礼でいけない。

・・・でもまた考え始める。
あんまりだめなら、ほかをあたればいいし
他も駄目なら
他のことしよ。

ほらもうだめ前提で考える。
やっぱり分かってねーな。
でもね、長年に渡って構築された思考パターンて他人が思うほど簡単には変えられないんだよ。

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静岡 抹茶 さんま 音楽

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ここは静岡駅前。
平日で帰りのラッシュ真っただ中という感じ。
私の地元も子供の頃は駅前からひっきりなりに路線バスが発車していくのを見ましたが今はほとんど廃止されてしまったんじゃないのか。
でも静岡駅前はバスだらけ・・信号が変わるたびあっちからこっちから数珠つなぎのバスバスバス・・・場所次第なんだな。

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なんだあのビルあんなのあったっけ?
三つ葉葵がでっかく入って・・徳川家復興か?
なんで持ち運びに便利そうな形状してるんだ?
20年近く前、地元に帰ってきてからしばらく静岡へよく来た。大きな街で珍しい楽譜やCDが手に入るからというオタクな理由だった。24歳はそんなことよりほかにすべきことがあったと思うけれどそんなこと今更言っても仕方がない。
地下へ降りると・・
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なにか人だかりができてるなと思いみれば弦楽四重奏団が演奏していた。
スタッフという人がいるんだから、しかるべきところが企画しちゃんとした演奏家を招いて・・みたいなまじめな場なんでしょう。
しかし私は楽器をやる人拒否症が全然治っていないことを知る。
嫁さんが聴かなくていいの?と聞く声も聞き流して逃げる。


https://www.youtube.com/watch?v=izQJYJw3RRo

そしてこの曲はラヴェルの序奏とアレグロ。
新しい機構を持ったハープを開発したメーカーがそのデモンストレーションを兼ねた作品をドビュッシーに依頼した。
ライバル会社はこっちのがいいんだよ見てみろ的な曲をラヴェルに依頼したというような話だったと思う。ドビュッシーの曲も有名。
結局ドビュッシーに依頼したメーカーのハープは普及しなかった。
独奏ハープのほか弦楽四重奏とフルートにクラリネットというこの透き通った編成はハープを生かすという理由のほか、デモで使いやすいことを考慮してなのかまでは知らない。比較的小さくまとまっているこの感じもそういった用途を考慮しているようにも思える。
この曲結構有名なんだけれど、なぜか私はあんまり聴いてこなかった。これからというところかな。
今のところの印象として、うまみを投入しすぎた結果苦くなってしまって・・みたいなことをちょっと感じて・・でもこういうの変わっていくから。

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4重音のグリッサンド。
たくさんの特殊奏法や効果を持っているハープですがまず思いつくのはいろんな調でのグリッサンドですよね。
ハ長調基準の鍵盤でこれをグリッサンドするのは無理だから。
ハープはピアノの黒鍵に相当するものは持ないかわりに、7つのペダルでそれぞれの音を半音上げ下げします。括弧で書いてあるのはペダルへの指示でしょう?
ドビュッシーの交響詩海も2楽章にこんなのが出てきて見せ場になってる。
オケのスコアにあるハープの楽譜は基本的にピアノ譜みたいだけどよく見ると楽器特有の指示が出てきて弾けない人間もみていていろいろ楽しい。
女性奏者は長いスカートで足元まで隠すのでよく見えないけれど、サントリーホールだったか休憩時間にハープのをすぐ後ろから見下ろせる場所から眺めているとものすごい速さでペダルを上げ下げしながら弾いているのを見ることができた。
最近行ってないけど都響の首席ハープ奏者は男性。近くに座ればペダルもよく見えるのかもしれません。
パイプオルガン奏者には足鍵盤を弾くためのペダル用シューズというものがあるようだ。ハープはどうなんだろう?踏むだけじゃないく上げたりもするんでしょう?
ペダルティンパニの存在がマーラーを刺激して色々書かせいるけどきっとハープもそうなんでしょうね。すごいオケの優秀な奏者と接する機会があってしょうがなかっただろうから。
ラヴェルとかドビュッシーのスコアを見てるとハープ協奏曲かみたいな場面を見ることがあります。
ああいうのは絶対だれか特定の奏者の助言を得て書いてるんだよね?

聴いてて面白いなーと思ったのはカデンツァで
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フラジオ(弦の中央付近を軽く押さえて弾くとオクターブ高くくぐもった音色で鳴る)とそのオクターブ上の普通の音が書かれていて、不思議なエコーみたいに聴こえる部分・・

地下街にあった楽器屋にはバッハのコラール前奏曲が満載の楽譜があったりして喜んで買った・・
その楽器屋さんはもうなくなってしまい百均になってる。
今やクラシックの楽譜は相当珍しい版も含めネット上でただ見し放題だ・・
いいこともある反面、何かこう・・・あれですね。

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遊歩道になった商店街も元気。
こういうのもうだめなのかと思ったけどそんなこともないんだな。

CDを買ってたお店はそれほど広くないけれど、二階にジャズとクラシックの専用フロアだったような。
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けどこんな女性向けの増毛かなんかよくかわかんなお店になってた。

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奥は県庁。
後ろの石垣は駿府城のお堀。
家康の時代からあるものかはしらない。

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静岡鉄道のターミナルはJRとは別に繁華街に突っ込むような形。古い地方私鉄によくみられるパターンだと思う。
元々駅がそのままデパートになっている形だったけれど数年前に今風に立て替えられた。
デパートごと廃墟になりかかっているようなのも見るけれど静鉄はとても元気だ。

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何十年かぶりに新車が入ったんだよね。あれそうでしょう。
帰宅ラッシュで人もたくさん。
どこの県庁所在地にも小さな私鉄があったと思うけれど皆厳しくだいぶなくなっちゃったんじゃないだろうか・
静鉄が元気でいられるのは静岡と清水という2大都市間を結ぶ路線でその間学校や企業も満載で全線お客だらけという好条件に恵まれているからでしょうね。
その分というわけじゃないけどモノトーンな感じでマニア的な萌え感の少ない路線とかそんな話はいいか。

吉野に行ってから頭の中に抹茶がなんとなく存在し続けていて、そこそこの喫茶店でまじめなお抹茶を飲みたいと思っていた。
調べてきたのは
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駅からちょっとわきに入ったところにあるこんなお店。
まじめな喫茶店ではなくて、真面目な古いお茶屋がしゃれで出しているような抹茶カフェ。
まじめな抹茶もあったけれど何だかわかんないニトロ抹茶とかいうのを頼んでしまう。
なんだニトロって・・
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こんな感じの店内。
高いテーブルに、コントラバスが使う奴みたいな高い椅子。
待ってると運ばれてきたのは
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こんなグラスに入った冷たい抹茶。
これはしかしおいしかった。
苦みも上品というか。
これから抹茶もいけるかなぁ・・
まじめな抹茶が出てくるところに色々行こうかなぁ・・
隣の瓶に入ってるのは何とかケーキって書いてあった気がするけれど、アイスの下に抹茶のシャーベットや小豆の入った和風のパフェみたいなもの。
別段珍しいものじゃないけれど普通においしかった。
嫁さんは
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抹茶ラテ。
店員さんは若い女の子が二人。
突然女の子が客席にどん!と座りアイパッドとキーボードかなんかを広げいじりだす。やけにくつろいだ格好だから常連さん?なんて思ってたらリーダー格の店員だった。カウンター内の子からの問に
えぇ?・・あー・・・んー・・
特にどうとも思わないけれどお客の前でそんなとこ見せちゃいけないよなんて言ってみれば「一生懸命仕事をしているのにそんなことを言われるのは理解できない。パワハラだ」かなんかいいだすんだろな・・なんて思いながら食べる。
抹茶おいしかったよ。ありがとう。
駅へ戻ると
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ちびまる子ちゃん電車が来ていた。
作者亡くなっちゃいましたね。
そのまま上の階へあがって・・途中までは嫁と一緒に雑貨屋でああでもないとか言ってみるけど・・嫁さんが気が済むまでどこかで待ち・・
昔はこういう大規模商業施設といえばそこそこのレコード屋というかCD屋があったもんだけど全く影も形もないのは時代ですよね。
大きな本屋はまだあった。
「芸術」という列を探し行ってみると
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マーラーとかフルトヴェングラーなんていう見出しが目に入る。
クラシック系の本をそこそこ置いてある本屋さんを見つけると萌えたもんだけれど・・萌える本見つけられず。
いや違う、見つけようという気が希薄すぎ・・
まだなんかおかしいな俺。

建て替え前のデパート時代に最上階のさえないお好み焼き屋に入ったのを思い出しながら、今風のレストラン街で
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サンマを食った。
梅肉とこうじみそもついてきたので一緒に食べてみたけどけど、おいしいサンマの前では蛇足かなという感じ。
醤油無敵。
ものすごい待ち客がいるお店と、空席が多くあるのが見えるお店と・・
会社の帰りか若いこの集団が楽しそうに待っている・・ああいうのと縁のない人生だった。
じゃあもう一度やってみる?と神様が時間を戻してくれたら多分また同じように一人誘いから逃げて・・を繰り返すと思う。

外へ出ると、
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もう遅い時間なのにたい焼き屋さんが繁盛してた。
おいしそうなにおい。でももう今日は食べすぎ。

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ああいう渡り廊下を持ったデパートが子供の頃は地元にもあったんだよなぁ・・

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駅前。
中央のビルの中にはパイプオルガンを持ったホールがあって昔オルガンを聴きに行った。
初めて本物のオルガンを聞いたのはここだったかも。
昨日のようだけど考えてみるとあれももう15年以上前かも。
たまに来るといいねここも。
ありがとう。



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あのレストラン

ある団体に所属しているとき、臨時の練習はいつもとちがうところが練習場であった。
早飯を食って向かう道。
はじめのうちは頑張るんだ乗り越えるんだかなんか思って突進していく・・
だんだんもうそんな時期じゃなのにいつまでも何やってんだとか自分を断罪し重たい気持ちで通うように・・
色々あるけど毎回到着直前に見かけるレストランがあった。
気が焦っているのでそこへ行ってみようという発想もなくただ何となく視界に入っても・・

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逃げてやめちゃって1年。
あそうだあのレストランに行ってみよう。
と思った。
こういう、チェーン店じゃなくて凝った意匠で専用に作ったようなレストラン、最近空き家になっているのをよく見かけますよね・・
でもここは元気そうだった。

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何だかわからないけれど期待が高まる。
なに写真なんか取ってんだ。
よくある黒板にランチの案内・・
平日じゃなくてもランチあるのか・・

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入るとちょっと暗い感じに演出された店内。
ああいい感じじゃない。
席はほどほどに埋まっている。
店名からここはスペイン料理のお店なんだと思う。
でもランチは
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生姜焼き定食・・じゃなかったポークジンジャーだっけ。
おいしかったですよ。


https://www.youtube.com/watch?time_continue=3570&v=nru9vdZG8K4

別な言語や文化を持った国同士が地続きで接してというのが日本人というか私としてはなかなかつかみにくいかな。

ラヴェルのお母さんはバスク地方の出身だったんだっけ?
よくわからないけどフランスでもスペインでもなくバスクという文化・言語圏みたいなのがあるのかな。
弟子の書いた本にはラヴェルはバスク語を話せると豪語していたけれど誰もそれを聞いたものはいなかったとあった気がする。
なんであれスペインな作品をいくつも書いている彼はスペインに強く惹かれたんだろうなぁと思う。
この曲オケ版もあるんだけれど先にピアノを聴いちゃって・・こっちのが好きかなぁ・・

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連打となんかすごい重音のグリッサンド。


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時間が遅かったのでみんな帰ってゆく。
後から来た人はパフェを注文してた。

飲み物が付くというので
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もうホットでもいいよなぁと思いながらアイスコーヒー。
最初の一口、なんか納豆みたいな風味を感じてそれでそれをそのまま口に出してみると馬鹿じゃないのなんて言わずに
ああ、そういう時あるよね。
と帰ってきた。
傍から見ればあほの夫婦なのかもしれないけれどそんな夫婦でよかった。
最近外食ばっかりしているのでいろんな家族と隣席になる。
まき散らされる無神経でトゲのある言葉、宥めるように何とか応答する声・・
2人かと思っていると実は違う。
まるで自分の存在を消してしまっているかのようなもう一人が・・みたいなのを二組見た。
あれ偶然じゃないと思うな。
あれわかるなぁ・・
よそのことはどうでもいいか。
それより行ったこともないけどスペインてどんなところなのかなぁ。
パエリアも食ったことないなぁそういえば。
メニューにパエリアあったっけ?
食ってみたいなぁ。


毎週通った練習はほとんど辛い状況であったけれど、この練習場で今日はよかった楽しかったと思った記憶がわずかながらにあったりもして。
あれなんだったのかな?
幻だったんだろうか?
調子ずいた勘違いだったんだろうか。
まあいいや、事実を受け止めてできることしなさいという事でしょう。

この日この後どこへ行きたいんだかもよくわからないままドライブをして
こんなところを通りかかった。
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このお地蔵様、案内板には雪に阻まれ亡くなった瞽女さんとか悲しい由来が。
今、芸事の上達を願う信仰を集めているともあった。
俺には関係ないと車を走らせようとして・・
ふと思うところがあったので車を止め
手を合わせお願いをした。
お地蔵さんをみると、私から目線をそらし冷たいお顔をされているように見えて・・
まあいいや、いつか笑ってもらってもらえる日がくるように。


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焼肉と湧水

昔通っていた焼肉屋はとてもうまかったし、行けば笑顔で名前を呼んでくれたりして。
でも代替わりしたら愛想が悪いを超えてときどき失礼だろってな感じになっちゃったのと
嫁さんが壁にお相撲さんのカレンダーが貼ってあるような店は嫌だとか言いだしてもう行ってない。

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ここはチェーン店。
結構いいと思って何度か通ったんだけど、先日行ってみるとメニューがリニューアルされていて・・
最近各所でよく見るリニューアルという形の値上げかクオリティーダウンか。
もうちょっと肉良かった気がしたんだけど・・
今、商売もいろいろ厳しいんだろうなぁ。
文句があるのならもうちょっと払っていい店に行けばいいんだろけど、奮発するなら違うもん食いたいかなぁ。
食べ終わってどこへ行こうか・・そのあと用があるので近場で・・急に思い出した場所があった。

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天気悪くて絵にならないけれど、少し高いところにある道路を走る車の中からみえるここ。
子供のころからここを通るたびに目に入り、あれはなんだろう?となんとなく思っていた。
池の中に小さな島と石碑・・
実際に見に来るのに40年かかった。

案内板によると江戸時代から水争いのようなものがあったようだ。
この石碑はそれに関連したもの。
面白いのは争ったうちの一方の側から書かれているので、寛大な俺たちがもう一方にも使わせてやることにした・・
みたいに読めたこと。実際は違うのかもしれないけれどそう読めた。

どこでもそうだけど、みんな揉め事についての主張は自分が正義で相手がいかにひどいかという説明をする。
主張者に好意を持っていると真に受けそうになるけど違うと思う。
客観的には全然違う事実があったりするものだし、その可能性は結構高い。
そういうのは大きくうなずきながら違う視点から見てみるか、適当に聞き流しとけばいいと最近思う。

池の周りを歩くと上流に道が伸びている。
よさそうな気配を感じて少し歩いて行ってみると
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住宅街の中に予想外な良い世界が待っていた。
自転車でやってきたらしいお爺さんがベンチで本を読んでいたりしていい感じ。
お爺さん、白いランニングとステテコだ。

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こんなところにこんな景色があるなんて全然知らなかった。
すぐ近くをさんざん走っているのに。
蛍が飛んだりしそう・・するだろうなこれは。
でも夜来るとおやじ狩りみたいなのにあいそうな気もする。
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これも驚き。
住宅街の真ん中に神の子池みたいなのが・・
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写真じゃわからないけどかなりの湧水量で砂を巻き上げている。
工場の地下水くみ上げで湧水が枯渇とかいうのが昔から問題化しているわけだけどここは大丈夫なんだね。


https://www.youtube.com/watch?time_continue=2387&v=YHrstmOPKBQ
ラヴェルのバレエ音楽ダフニスとクロエ
最後の3曲は第2組曲という名前でコンサートプログラムとしても演奏されます。
高校生の頃これを聴いてびっくりしてハマりましたよ。
ダフニスじゃなくてダニフスだと思い込んでたりしました・・
最初の曲の山場は何といっても圧倒的な日の出の瞬間ですが、
絶えず小川の音が聞こえていたりもするんですねこの曲。

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フルートとクラリネットで始まる小川のせせらぎ。
単純な音階的に降りて登るのではなくてジグザグに動いて・・
難しそうなんていうと楽器な人はムキになってなんか言いそうですね。
重ねるハープはグリッサンドでさらっと・・・
楽譜を眺めて喜んでる人的には鍵盤と違って臨時記号を入れてのグリッサンドが出来るのがハープの面白いところ。
チェレスタもペダルを踏んでグリッサンドじゃないけどそういう感じでとかでしょう。
チェレスタのペダルの指示ってありそうであんまり見ないような・・
これは実演でも聴きました。
でもその時は巧かったけれど何故か私の中で盛り上がらなかった。


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森の下にはこんなところが。
ここも大量の湧水が砂を巻き上げている。
鯉がそのうえで静かに遊んでいる。

6205.png
雲間から一瞬日が差した。
厚い雲に覆われて、もうだめだななんて思っていても
さっと一瞬さすんだよね光が。
人生も・・なんてもう書かないから。

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スリランカ

以前山の中のカフェというのに行ったとき、すぐそばに気になるお店を発見していた。
あそこ行ってみよう・・
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茶畑の上に建つあの農家が、実はカレー屋だという。
それもスリランカの人がやってるとかなんとか・・
目立つ看板も出ていなくてちょっと面白い。
行ってみたらただの民家で怖いおっさんににらまれるとかだったらどうしよう・・
近づくとあらゆる窓が開け放たれており昔の農家の夏の様相・・でもちょっと不自然に窓が開きすぎな感があり、やっぱり店かもなと思ったり。

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なんかちょっと書いてある。
お店でいいんだね。

玄関に立つと「こんにちはー」とか言って迎い入れてくれる。
中は普通に
6163.png
民家。
古民家か。
古民家なお店自体はもう珍しくもない。
古民家だからどうとかじゃなくて、そこが居心地いいところなのかどうかが大事。

関係ないけどクラシック音楽も古いから聴くとか今と違うから聴く訳じゃないです。
好きだから聴くだけ。
作曲されたのが昔だという事実は後からくっついてくるだけ。
クラシックという呼び名がなんとなく嫌い。

お好きな席に・・と言われてちょっとうろたえると
風があるからあそこがいいかな・・と
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縁側の席を進めてくれる。
高台に建っているからいい眺めだ。
扇風機だしますから・・
あ家のと同じやつだ・・

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あれ?
写真の印象よりもっと高いところからいいものを眺める印象だった。
スリランカもお茶だよなぁ・・セイロン茶ってそこだっけ?・・
スリランカ出身の店主がいるらしいんだけどしきりに今日は不在でみたいなことを言っていた。
別にその人目当てで来たわけじゃないのでかまわないけれど・・

近くのカフェと共用の駐車場には車がいっぱいだったのだけどお客は私たちだけ。
BGMはセミの声。
いい時間を独り占め。


https://www.youtube.com/watch?v=0veoabFZQhQ
ラヴェル 鐘の谷
自作自演みたいなことが・・
ピアノロールかな?

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この最後の鐘の音がどう聴こえるか・・
このアルペジオみたいなのをどう弾くのか結構興味があった。
やっぱりリアルでっかい鐘的な‥
もちろん作者の自演=ベストな解釈というわけではないけれど。
本人がどう思ってたのか知りたいですよね。


そして、今日のカレーはチキンとなすときゅうりと・・ですが何かダメなものありますか?
と聞かれないと答える。
メニューとかなくて一択なんだ・・・値段も不明だけどまあいいや。
いくつかのレビューを見ていて・・ぼったくりはないでしょう。
ということで結構辛いかもしれませんよと出てきたこれ
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単一なものが一様にというのではなくて、カレーなチキン、茄子のカレー、カレーなインゲン・・みたいに
いろんなカレーが乗ってるんだと思う。
唐辛子みたいなのが入っていて確かにピリピリ辛い。
私は普段は辛いのが苦手で食べないんだけど、こんなとこ来たら食べるモードに切り替えなくちゃね。
茄子がとてもうまかった。

スリランカのプリンがあるというからお願いして・・
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もっと超絶スリランカな何かが出てくるのかと思ってたんだけど。
味は素朴な感じ。
香辛料のせいか気のせいか、食べ終わったら血が回って首の凝りが少し良くなったような気が・・

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普段はスリランカ人の人がいて話が聞けたりするらしい。
この日いた日本の人も気さくな感じだったから色々聞いてみたんだけど、
それは次来て本人に聞いてください・・
私はあなたから聞きたいんです・・とはいえなかった。

またいつかきてみたいなぁ。


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