行きたい場所

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これも11年前の北海道。
前回の風車のところからさらに北上して・・

こんな時世ではあるけれど週の初め遠方へ出張した。
感染リスクを避け列車ではなく車で移動。
偉い人と同行でまっとうな会話を続けようにも往復1,000kmもあると話題が流行りものや娯楽に及び、答えようにも何のことかわからず場がしらけるみたいなのが多発。
穴埋め的に付けられたラジオの普段なら絶対に聞かない声や歌を聴いていると
世の中でおかしいのはお前だけ、お前のせいでみんな迷惑して・・みたいなのが頭の中で走り始めちゃったりして。
別に何か言われたでもないし困ったわけでもない。仕事はいい形で終了。
そんななか目に入る見慣れない景色がとても美しかった。
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それでここは私の大好きな場所。
何度も行ったけれどこれも忘れられない夕景。
またここへ行きたいけどなぁ・・
一生忘れないような時間を過ごせたこのあと、
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稚内駅前の食堂でとんかつを食ったらしい。
稚内まで来てんのにとんかつ。
稚拙なオタクって感じがする?
小学生のころに山へ登るのにもっていこうと買った弁当がたまたまとんかつ弁当だった。
とんかつを鉱物と認識したのはあの時だったと思う。

学生時代は二軒あった安い大衆食堂に交互に通い、昼はこっちで夜はとかやってたのでほぼ毎日顔を出してたと思う。
片方はおっさんがやってる店で、飾ってあった写真からもしかすると元歌手かなんかだった人‥これ前書いたな。
実際食ったのはとんかつより50円安いチキンカツのが多かったか。
そのまた50円上の高みにある焼肉定食は希望の就職先の内定が取れたらお祝いに食おうなんて思ってたけど確か、
そういう意味で食えなかったと思う。

https://www.youtube.com/watch?v=qSP7gTtnkKE
これも学生の頃弾こうとして楽譜を買ってきた。
今だちゃんと弾けず。

もう一軒はまだ子供が小学生に上がったくらいの夫婦がやっている店だったけど何食ってもすごくうまいの。
変に気取った高級店が学生とタクシー運転手向けの大衆食堂よりうまいものを出しているか問えば、必ずしもそうじゃないと思う。
4年間通ってもう卒業だろうという頃、初めてそのおかみさんが私に笑顔で話しかけてきた。
ずっと毎日通ってくれましたよね?みたいなの・・
いまならでっかい声でだっておいしいんからぁーとか言っちゃう場面だと思うけれど、ダメ人間真っ盛りだったその時はうろたえてしどろもどろになちゃったりして。
もう一言何かあったんだけど
よかった・・じゃあまだ今日が最後じゃないね・・
それを聞いた私は何かを予感し、
あろうことかもう一度くらい行くつもりだったそこにもう行かなかった。
ダメ人間の誕生である。
卒業してから10年目にふらっとそこへ行っては見たけれど中には入らなかった。
ダメ人間継続中である。
さらに10年以上か、グーグルマップを見るとその店はまだあり暖簾がかかっている。
色々考えると、行くなら今だろう。
いったとして、私を覚えていてくれてとか言う展開はないと思う。
昔ここへ通ったんですよーなんて言ってみても
はぁ・・みたいなめんどくさい空気になるだけかもしれない。
だけど、
いってみたいなぁ・・
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稚内駅をこんな変な角度からとってるのはもう駅を含めた再開発工事が始まって駅前広場が立ち入り禁止区域になっちゃってたからとかかな。
何度も行ったので何段階かに分けて進められていった駅の変化の様子も知ってる。
とんかつを食ったお店は移転して綺麗になったところへも一度、あのときは嫁さんと行ったんだったかあれが最後。
もうあれから10年だから・・またいろいろ変わっただろうか?

私はずっと変われない。
悪い意味で。
多分この先もずっと。
どこかを目指しているつもりだけどどこかにたどりつけるのかもわからない。
それでも死ぬまでは生きていく。
基がいろいろ壊れてるのが生きていくためには周りと同じじゃダメなんだから
これでいいの。

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時の流れと1000回とありがとう

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先日病院へ行くため車に乗せたらう犬はすごくうれしそうにしてた。
ずっと続いた雨がちょっと止んだ隙間にどっかいこうか?
うちからすぐ近くのこのあたり、母屋のすぐ隣に牛小屋のあるような農家が何軒か空き家になっていてなんかこう・・ここにあった誰かの長い人生がひとつ終わっちゃったのかなとか。
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山道を登ると開けた場所に・・
あれ曇っちゃった。
まあいいか暑いし。
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うちの犬はUSJとかディズニーランドに行きたいとは言わないと思う。
言わないだけでそう思ってんのかな?
どちらかというと舗装道路よりあぜ道とか山道とか土の上を歩くと萌えるみたいだ。
最近足が悪くなっちゃって歩きにくい行かな。
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この切り通しを子供のころにみた記憶を来るたびに思い出す。
少しくらいはあるのね思い出が。
あっという間で昨日のようだけどあれから37年とかかな、ここからあっというまに37年たったらもう80超えてるのか・・
そう考えるとあれですよねいま80くらいの人って、じつは結構つい最近まで若かったんじゃない。
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なんか右がメインルートみたいにも見えるけど山頂を目指すなら左。
その37年前、畑にいた人がこの道は山の稜線を走るスカイラインまでつながっている・・もっともいまは今は鎖でふさいであって出られないけどねと教えてくれた。
どうしてもそこへ行ってみたくなって弁当をもち徒歩でこの道を登ったけど、どれだけ歩いてもたどり着かず根負けして断念。
自分の車で帰ってきた時最初に行ってみたのはここ。
その間とても長かったような気がしていたけど今考えればわずか10年程度か。
他所の子を見てて思うけど人間てわずかな期間であっという間に出来上がってもう人生の主部みたいなのはスタートしちゃってるのね。
自分を壊したと思ってる真っ黒い期間はわずか3年ほど。
その短い時間に縛られ今の自分は・・なんて言ってる間に何十年もおわちゃった。

https://www.youtube.com/watch?v=6OhbRGxonEo
同じ山にある農家の納屋なカフェにいったらこれが流れてたから。
これのCD買ってきたのは高校のいつごろだったか。
街中が私のことを知ってて嗚咽を吐きつけるみたいな毎日になっちゃってなんでそうなるのかとどうすればいいのかがわからなかったけど死にたいとかいう方向へは行かず毎日学校へは行った。あんなにひどかったのに帰りにCD買ったはりしてたんだな。何軒もあった店はもうビルごとなかったりして一つも残ってないか。
家に帰っても色々壊れており、一人部屋に閉じこもり音楽を聴くかキーボードを弾いてるかただそれだけだった。
それだけだったじゃなくてそれがあったから生きてられたの。
テレビドラマや歌番組は全く見ないで生きてきたはずだけど、なぜか北の国からの最終回はみようと思ってみた。
その最終場面でこれが流れてたのを覚えてる。
ちょっと音楽が浮いちゃってるなとか思った記憶はいいとして
あそこからももう20年くらいじゃない?
何思い出してもみんな昨日のようですごく前のことになっちゃってるのね。
考えてみれば、あれも人の長い人生が終わろうとしているところだった。
未来を託すべき相手が、あの人にはあったけど。

この曲ppでというか消えるように終わっていくけれど、先に書かれたピアノ版は
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ffで終わるので印象が違う。
亡き王女という題名に意味なんかねーよと作者自身が言ってるけど、ffだと~に栄光あれ!に聞こえてppだと~の思い出にという感じ・・
オケがffで終わっちゃうとちょっとうるさいかもね。
オーケストレーションってただ色を付けりゃいいんじゃないんだよという・・
若い駆け出しのころに書いたピアノ曲をオーケストレーションしたのはその10年後くらいらしいけど、作者内の変化がここに作用していたりもするかな?
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あのね、ふと見るとこれ記事番号がちょうど1000番ですよ。
このブログをはじめようと思うきっかけは私には珍しく人とのかかわりの中で出てきたものだった。
もうそんなことがほんとにあったのかわからないくらい跡形もなくなくなっちゃったけど。
初めてすぐ別なところに抱えた絶望の暗黒問題が勃発しかけ、誰にも助けを求められない苦しみをぶちまけるためのブログに転向しかけたりもした・・けどそうはならずに自分のことをうだうだ書いてられるブログであり続けたことは大変幸せな事であったと思います。
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あの時一緒のこの道を歩いてくれた人間が今年の初めLINEでなんかメッセージをくれた。
誰とも付き合いがないから唯一だったそれを無視してもよかったんだろうけどありがとうなんて返したりして。
そんな大げさなもんじゃなく行きたいと言えば時々集まってるらしいところへすぐ呼んでもらえるのかもしれない。
ただのそんなこともきない私は・・
もうそれもいいから。
ブログ、読んでくれたり拍手ボタンを押してくれたりにコメントをくださったりしした方々がいてくださるという事が、こんな人間隔離状態みたいな私だからうれしかった。
どうもありがとうございます。
まだ別に終わるわけじゃないけど。
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こういうのもあっという間に終わっちゃうのね。

いまこうして嫁さんと犬でへらへら適当に歩いてられるわけだし。
嫁さんと結婚して10年だけど、その前も長いから知り合ってからもう結構な年月になるのね。
犬とだってもう13年だし・・
自分に対して失敗した人みたいな自覚があるけど、
そんなに悪くないんじゃないかとも思うんだよね。
それをいちいち自分に言って聞かせて植え込まなきゃならないような頭になっちゃってるのはまだ治らないんだけど。
ブログに書いて自分で読むといろいろ整理されて新しい考えを発見したり・・
それらもみんな、ただ書くんじゃダメなんだと思う。
読んでくれる人がいると思うから。
読んでくれる人ありがとう。

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10年

車検の代車がいつもぼろい事にいろいろ思うけれど、初めてまだ走り出したばっかりじゃないのこれみたいな新車があてがわれた。
ドアを開けると新車の匂い・・・私的には旅先で借りるレンタカーの匂い。
空港でレンタカーを借りみたいなのに結構行ったけど新車の匂いみたいなのがすることが結構あって、走行距離まだ10Kmというのを出してもらったときは何だか得したような気がした。
そんな旅行にも、もう10年くらい行ってないな。

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先日、記念日で嫁さんが行きたいといったスペイン料理の店。
ちょっと昭和な感じ。
よく経費節減で干からびてるのを見かける噴水はちゃんと流れてた。
一組だけいた先客はちょうど終わる感じ。
ちょっと高めのランチだけど特別な日だから。
なんでか写真が絵にならないけど前菜の後、海老のカタランソースというのがとてもおいしかった。
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スペインのオムレツ?
でっかい具が入ってふわっとおいしかった。
オーロラソースとかオムレツとか家でも食えるんじゃないかそういうことじゃないよね。

https://www.youtube.com/watch?v=zpeF88FK4Vk
母親がバスク出身のラヴェルは自分もバスク語が話せると周囲に語っていたそうだけど誰も聴いたものはいないと弟子が本に書いてた。
スペイン系の血が自分にもみたいなアイデンティティーがあったんですかね曲をいくつか作品中にスペイン的なものよく出てくる。
母親の話はたくさん出てくるのに、親父についてはほとんど何もないところが私には印象的ですけどね。
高校生の頃に買ったCDのなかにスペイン狂詩曲が入っていて、あんまり好きになれないけど前後の曲が好きだったので間のこれもやたらに聴いた。
かなり久しぶりに聴いてみるとあれほど聞いたから隅々までよく知ってるはずの曲なのに、当時はあまり意識しなかったラヴェルマジックがちりばめられていることに改めて驚いたりして。
でもそれらはほかの曲でさんざん見て聞いて驚き感動してきたものと共通の処方で、ああまたかなんて思っちゃう・・のは私がもう老いぼれる段階に入っているのかもしれませんね。
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以前系列の別なお店に行ったときはアントニオみたいな人が出てきてちょっと怖いけど非日常感な給仕してくれた。
今回はすっごい早口で、片付かないから早く食べちゃってみたいなおばさんだった。
前菜のほか料理の説明とか聞き取れず不明。丁寧で嫌な感じはしなかったけどね。
魚介のが良かったけど嫁さん指定できのこになっちゃったパエリア、おこげをはがすのも楽しみだと思うけどおばさんがガンガンはがしてどっちへ入れます?とか言って片付けちゃった。
嫁さんは満足したみたいだからいいか。

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10年くらい前に旭山動物園というのがやけに取り上げられ話題になってた。人混みとか流行りものが病的に嫌いで絶対に近づかないはずの私がここへ行ったのは、
嫁さんが一緒だったから。
ちょうど10年前で嫁さんが嫁さんになった三日後くらい。
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披露宴みたいなものはなかったけど会社の規定で結婚するともらえる休暇みたいなのがあったので休んでここへ来た。
私にも、結婚して10周年というのがやってきたのか。
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これなんだっけ?
前後の写真を見るとローカルな店構えだけど巨大ソフトクリームだったかとやたらに細かくオーダーメイドできるラーメンで有名な食堂に入った時みたいだ。
嫁さんはカボチャのスープみたいなラーメンを注文して喜んでたのを思い出した。
嫁さんあてにひっきりなしにかかってきてた義母からの電話がこの時もあり、そんなところにいて楽しいのかとかいつ帰ってくるんだとかそのまま実家に戻ってこいとか・・ちょっとまずいなと思ったのももう思い出か。昨日のようでもあるけど。
この頃私は人に言えない問題を抱え途方に暮れてた。
どうだ新婚生活は?なんて人に聞かれ曇ったような返事を返し場をしらけさせまずいと思ったり。
その後それは・・
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晴れてれば蕎麦畑が見事な辺りじゃなかったかな新婚旅行なのにほとんど曇りか雨。
トイレにオルゴール調のBGMが流れてたとか、食ったそばが鳥の出汁に負けちゃってあんまりだったとか今日の午前中みたいに思い出すけどもう10年なのか。

どうしてもあの悪夢のような真っ暗い話を書こうとしてしまうけどやめよう。
そんなだったけど、
そんなだったのにこうして生きてこれたのは
嫁さんのおかげ。
色々あったし色々あるけどあるけど嫁さんのおかげ。
ほんとに嫁さんのおかげ。
のろけじゃなくて。
一人であったらどうなっていたのかなぁ・・
生きてられるのは
嫁さんのおかげ。
神様のおかげ。

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愚痴撤回すると水が流れていた

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またいろんなことを書いてあったんだけど、どれも愚痴嘆き的だったので消しちゃった。
2日くらい置いてみるとそんなこと書かなくていい気がしてくるのね。
誰にも読まれてないけど、読まれるつもりでここに展開してみると気がすむのかな。
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この日すごく暑くてどっか涼しいところはないかとまたここ来ちゃった。
すぐ近くにあるそのうち行ってみようと思ってたテラス席のあるレストランには人であふれているのが見え、あれじゃもう近寄れないな。
でもここには誰もいな・・くもないけどすぐ視界から消えてほとんど誰もいないようなもんだ。
木陰は涼しく、川のせせらぎが。
日の光に照らされた緑って目から入って腐りかけた心を浄化してくれるよね。
休みが明ければまた腐りに行かなくちゃなんないけどでもそれはみんな同じだろう。
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山葵ができそうだなぁ・・
あのわさびみたいな葉っぱはなんだろう?
リアルわさび?


https://www.youtube.com/watch?v=faBEK3-4a70
これ途中で終わっちゃうね。
この人は、ラヴェルから直接自作各曲の解釈について教えを受けたといわれている人。
だからこれが正しいとかこうあるべきだという事ではないし、逆にこれそっくり真似事みたいな演奏をしたら笑われちゃうというのが芸術というか芸事というか・・もちろんそれは特定の立場にある人の話でその辺の誰かが何をどうしようと勝手だし知りませんよとかいちいち書いとかないと浅く読んで食って掛かるようなコメントが・・あんまりそういうのもこないのでありがたいですねほんとに。

https://www.youtube.com/watch?v=5hxM7RzWNCk
なんかこう、ラヴェルとかフランス音楽、フランス的と言うと優雅なお菓子みたいなふんわりビロードメルヘンなめらかパステルというイメージがあるけどどうもそれは勝手に持ってるイメージからくる間違いであるみたいね。
これ聴いてるとなんとなくそのことを思い出すような。ふんわりメルヘンじゃないよね。
ふんわりじゃなくて、エッフェル塔とかTGVとか・・綿密、明確、細かいところにあいまいさを許さない・・でも極めて芸術的であり・・なんかフランス的ってそういうのなんでしょ?
スーパーで売ってるロリータじゃなくて何だっけお菓子がフランスだと子供のころ思ってたのをずっと引きずってラヴェルなんか聴いてた始めは。

中学の時音楽の教科書のほかに配られた資料集みたいなのにはバッハのフーガとかグリーグのコンチェルトの楽譜が載っていてスコアを眺め目で音楽を発見していくことの面白さを私に教えてくれた。
何年後か妹のそれを目にする機会があって、私の時にはなかったラヴェルの水の戯れの楽譜が載ってたのを覚えてる。
私は楽譜を見て楽器なしの頭の中だけで鳴らす能力はないので見ても曲にはならなかったけれど、それでも楽譜の景色だけで
ああこれ確かに水だなと思わせてくれた。
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このあたりなんか視覚的記憶として記憶に残ってる。
この曲は、自然のせせらぎではなくて大理石に囲まれた噴水みたいなところで遊ぶ水の様を描いてるんだと思うけど。
そういえば小学校に入ると色鉛筆かなんかが支給されるのだけど私の時は6色だったものが何年か後の妹のは12色か24色になっていたり、なんか忘れちゃったけどなんでも数年後の同じものは進化拡張拡大されているのを見た覚えがある。
うらやむとかじゃなく、子供ながらに世の中は年を追うごとに発展し豊かになっていくものなんだと感じてた。
劣等感とは違うけれど何かこうネガティブなものをいきなりもって始待った自分自身にも、先へ行けば明るい未来が開けているような気がなんとなくしてたと思う。
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結構な水がどんどん湧き出て・・

妹ともおかしくなっておりもう何年も顔も合わさず口もきいていないけどなんでそうなったかとかこんなとこに書いてちゃいけないだろう。
昔、阿川佐和子が書いた本を買って読んでみたらタイトルと関係ない親父へのコンプレックスで埋め尽くされており途中で腹が立って捨てたことがあった。
あの人も自分の中で未処理なままだからいい加減な歳になってもあんな誰かに聞いてもらいたい病がとめられないのか・・はしらないしどうでもいいけど、思わず捨てちゃったりしてる俺も頭のなかでちゃんと整理をつけないままにしている物がそうさせたと思う。

楽器についてもなんかしけたことが書いてあったけどそういうの言わないことにしましょう。
死に際に自分がやるだけやったと思えるようにやるだけやってみるだけ。
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嫁さんが騒いでるので振り返ると
粉々になった・・カニ。
誰かが踏みつぶししたんだろう。もしかすると生きたカニを踏んで喜んだのかもしれない。
批判的な気持ちが出てくるけど私だってゴキブリなら平気でたたき潰していいことになってるわけで。
昔、東京のどこだったか歩道で寝そべる猫を思い切り蹴っ飛ばした人を見たことがある。
猫は悲鳴とともに逃げて行ったけれどもしかするとは命も助からなかったかもしれない。
そんなことをした人たちはきっと、
今も楽しく好き勝手にやってるだろう。
それが世の中、それがにんげ・・・

まあ、
そうごちゃごちゃ言わずに
頑張ってみよう。

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仕事と、掃いて捨てるような

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また精神的な苦痛を得た勢いをぶつけるような長文を書いてやろうとしてた。
あいつを殺せとそそのかす曲や、お前たちは俺を見下しているが操られているのはお・・みたいな曲をここに貼ってなんか書こうと。
だけどその曲聴いてみたらなんかあんまりよくもないのね。
曲がダメなんじゃなくて今自分がだめなんだろう。
こんな所に八つ当たりしたってしょうがないな。
それじゃあなに書こうか・・
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価格的にいきづらく近寄ることもなかったこのお店に行ったのはちょっといいものを食べたかったからではなく、安全性を考えてだった。
確かにそこはその通りだったけどいま飯を食いに行ったなんて書けば顰蹙を買うかな。
この先、多少割高だけど安全という形が商売として成り立つようになるだろうか?
あればそっちへ行きたい気もするけれど先立つものがこの先安定している保証もないな。
もし自分が感染したらどうなるかを会社員的視点で考えてみると、勤務先のほぼ全員が一定期間自宅待機となるため実質会社は機能停止状態となり、いくつかの取引先でラインが停止するかもしれない・・その先にどれほど影響があるかを考えるまでもなく、治ったからまた出社しますというわけにはいかないと思う。
絶対に感染するわけにいかない状況でそのリスクを極限まで下げることを考えれば、この先もずっと人のいるところへは近寄らず近寄りたくなることを避けるため何も見聞きしないようにし考えないようにもして・・とやればいいのか。
それはまさに思春期くらいに始まってもう取り返せないこのダメ人間人生をそのままなぞるような発想でもあることに気付く。

私自身は今そうなっていないけれど、テレワークのような形態はきっとこの先も継続的に強化推進されていくだろうしそうでなければいけないんだろう。
思うのはあれを突き詰めていくともう働き手は国内に住んでいる日本人である必要もないわけで、時差の小さい範囲内にもたくさんいるだろう日本人の10分の1くらいの賃金で同等以上の成果を出してくれる若い人に置き換えられていったりするのではないだろうか。
職種によってはAI等に置き換えも可能でもはや人間である必要もないだろう。
この先たくさんの人から仕事が奪われ、暗く厳しい時代へ入って行くような気がしないでもない。
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そんなことより
出てきたのは水じゃなくて冷えたお茶。
こんなのどこにでもあるのかもしれないけど、なぜか奇麗だなぁなんて思った。
昔、私も就職活動というのをした。あとで考えれば内容は全くなく日経何とかという就職活動指南的な雑誌をマニュアルとして踊ってただけだけど。
超氷河期とか言われてすぐの年、スーツは黒と決まっており真夏の暑い中を歩いてどっか行くとどこでもやけどしそうに熱いお茶を出してくれる。
そういうもんだし何の文句もなかったけれど一社だけでてきた
ガラスの器に氷のひとつ浮かんだ冷たいお茶が忘れられない。
心の奥まで洗い流してくれるような・・は大げさだけど、
なにかこういろんなことを教えてもらった気がした。
若い事務員さんだったか笑顔で話しかけてくれて、人間はみな自分を疎ましく思っている病の最中だったからびっくりしたのも思い出した。
結局どこにも相手にされずブラック企業に入ちゃってんだけど

私の人間的限界から毎日どよどよな心になっちゃうのはある程度仕方のないことなんだけど、心の中に氷の浮いた冷たく美しいお茶みたいな瞬間を時々でも持てるようにしたいなぁ。

https://www.youtube.com/watch?v=yMtNtwvfl4s

聴き映えだけでなく超絶技巧的な見栄えもある曲で結構好きだけど、その後のラヴェルを知ってる耳からするとまだまだ若いなぁ・・
なんて言えば嫌皆嫌われじじいですね。
この曲にじゃないけど買ったCDのブックレットで曲の解説と言いつつそんなようなことを書いてあるのを読んでなんでそんなシラケるようなこと書くのこの人?と思ったのは中学生の頃だったろうか。
なんでって、その人はそう思うんだからしょうがない。
とは言え商品としてのレコードもうCDだったけどに寄せる文章としてはもう少し別な表現法で同じことを伝えられたはずで、いつもの読者がカリスマ評論家として信仰してくれる雑誌と同じ文体で書いちゃってるのは仕事として3流だといまでも・・

・・・うまくいかなかったり不安があったり寂しかったりすると、何かや誰かを批判したり貶したりしたくなっちゃうのは人の弱さですね。
駄目ね今。
いつも思うけどそういうときに限って公開した記事への拍手がガクッと落ちるというのが重なるのね。
どうでもいいんだろうけど結構ダメージくらう。
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何年か前に300円くらいだったかこれ、たまに思い出したように光ってることがあるのね。
光るってすごいことだね。
私ももうちょっと何か、持ってないとダメね。
蛍が一匹だけ、光って見せてた。

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不思議な森と中華レストラン

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人のいない山へ犬と。

外へ出ると遠くに鯉のぼり。
ああそんな時期ね。
近所の古い農家が競うようにでっかい鯉のぼりと戦の本陣みたいな幟を立ててたもんだけど最近見ないな。山から切ってきた杉の葉がついた丸太にとか。
すぐそばの家はそれ用にコンクリを打設しでっかいH鋼が設備してあった。いつの間にかH鋼は消えてたけど最近それをとめるアンカーボルトにキャップを付けたのを知ってる。来るべき次の世代が意識される段階に入ったのね。
子孫繁栄、家継続の象徴か。
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ちょっとだけ富士山。
今日はあっちの森の方へ・・
遠くに見えたあの鯉のぼりは同級生の‥違うかあの子は嫁へ行ったんだろうから弟がいたっけかな・・まだそんなに小さい子がいるのかな?
えっもしかしてもう孫?
あんまり考えるとあれだから。
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新緑がきれい。
鶯に小さなお花。

不思議なことになってきた。
なぜか中華レストランがすぐそこにあるような香りがする。
勘違いでは絶対になく、かなり濃くてはっきりとした・・
だけどこんなところにお店なんかあるわけがないし民家だって一軒もあるわけがない。
向こうの尾根のゴルフ場の・・と思ったけど後で調べてみるとかなり離れているし全然明後日みたいな場所だった。
なんだろうかこれは?
反対側、谷を挟んでかなり離れたところに食品加工場があるといえばあるがしかし・・もういいか。
こういうのは謎のままの方がいいんだよね。
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地図に載ってないし誰も知らないレストランが現れたりして・・
宮沢賢治的な。


https://www.youtube.com/watch?v=0veoabFZQhQ
鐘の谷
自作自演が最良というわけではないのは百も承知で
こんなものがあれば聞いてみたくなるよねそりゃ。
多分ピアノロールで繊細な強弱感とかは伝わり切れないんだろうなと思いつつ、時空を超えて弾いて聴かせてくれてるような気がする。
残してくれてありがとう。

そういえばいろんなとこで飯食ってるけど中華レストラには行ってないなぁ・・ラーメン屋の延長みたいなのしか。
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これは昨年行った最近どこにでもある中国人がやってる安価なお店で、他では見かけない刀削麺っていうのがあったから。
あの刃物で削りながら鍋に落としてくみたいなやつでしょ?
とは言え目の前でそれをやってくれるわけでもなく、食べて刀削感を感じると言う訳でもなかった。
刀とか削という文字からシャープに切り込む味を勝手に想像していたんだけど、結構具だくさんで中華というよりは田舎のうどんみたいなのんびりゆったり印象・・美味しかった。
店員が中国人で厨房は旦那、接客は嫁さんというのはよく見るところだけど、ここには小さくて元気な子供も走り回ってた。
ちょうどもう店も終わるからか厨房の親父も出てきて一家三人で中国語で盛り上がって・・いいな。
あれ・・あの子学校は?
普通に考えれば日本の学校に通っているはずだけど・・実際どうなのかな?
ここで日本語を覚えて帰れば将来はあかる・・中国は戸籍が2種類あるらしく、農民戸籍だっけ?の人はどんなに頑張っても大学に入ったりはできないらしい。
日本人には理解しがたいけれど、こうして日本に出稼ぎに来るような人は・・
あの子にいい未来がありますように。
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今山奥でもこんなのがいっぱいですよね。
鶯に交じってカッコウの声。
えっこんなところに?
もう一度鳴いてくれるのを待ったけどもう聞こえなかった。
勘違いだったのかな?
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開通はずっと先だなと思ってた第二東名はいつのまにか開通して何年もたった。
初めて走るときはきっと助手席に息子がいるんだろうななんて考えたりして。
3車線で設計施工されたがケチがついて2車線で開通し、今また3車線化工事中。
3車線対応で竣工したものに2車線のラインを引いてポールを立てただけかと思ってたけど見てると構造からやり替えてるからそうじゃなかったのね。
そこそこの交通量はあったけれどみな物流系で、さすがに一般遊び人的な車はあんまりいないようにみえた。
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あの先、昔一度だけ進んでいったことがあるんだけど今はやぶになっちゃってもう車じゃ入れない。
歩いてつっても・・
もしかするともう死ぬまであの先を見ることもないのかもな。
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帰る?
森の中華レストランの謎は解けなかった。
解けないままのがいいと思う。
ちっちゃいけど犬が守ってくれたのかなと思わないでもない。

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見ざる聞かざるはげ山

これを書きだした日、頭の中に強くあったのは
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これだった。
いかにも日本人的な発想だなと思ったりもするけど、同じモティーフが昔から世界中に置かれているそうだ。
人の世界って古代からいろいろあったのね。
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ここに祭られてる人もただ待ってたんじゃなく死にかけたし耐えたし黙ってたし・・でここまで来たんでしょう?

小学校の修学旅行は定型通りの日光とちょうど重なったつくば科学万博が目的地で、事前につくば博のガイドブックみたいなのを大事に抱えていた記憶があるので楽しみにしていたんだろう。
風邪で熱を出し行けなかったというのがいかにも私だと思う。
そのままずっと日光に行ったことがなく、それはおかしいだろうと一人行ってみたこの時はもう結構前。
華厳の滝や戦場ヶ原にも行ったけれど全然盛り上がらず、峠を越えて足尾に出た。
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なんかチベットみたいだな。
面白がってみてちゃいけないのかもしれない。
銅精錬時の亜硫酸ガスと無理な樹木の伐採ではげ山に・・小学校だったか授業では時間を大きく割いてたけれど現実を実際に確認する。
かなり早い時代から植林が事業として行われてきているようだ。
なかなか簡単に結果の得られるものではないんだろう。
でもじゃあ無駄だと切り捨てるのはひどい間違いだろう。
わずかながら戻ってくる植生に動物たちが来るようになり・・みたいな話を昔テレビか何かで見た。
元に戻るのは何百年後かでも何もしなければ何も起きないわけだろうし。
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言っちゃいけないがいつのまにか
言ってもしょうがないになっちゃったりするとそのうち
生きててもしょうがない?
になったりして危ない。
もう年齢的にそんな気持ちでいるとすぐ実体化しそうだし。
特に今は。
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精錬所だろうか廃墟のようで全く無人でもなかったような。
こんな写真を撮っている時地元の人だろうかおばあちゃんが笑顔で話しかけるでも立ち去るでもなくこちらを見ていたのを覚えてる。
私が何か言うのを待っていたかもしれない。
何か問えば昔のことを教えてくれたんじゃないかとも思う。
でも例によって、笑顔を返しただけ何も言えなかった。
今なら何か言えるかなぁ?
おばあちゃんまた会えないだろうか。

https://www.youtube.com/watch?v=siTmN0sjiWY
悲しい鳥。
閉じ込められ出口の見えない森を作っているのは他ならぬ自分だったりするとも思う。

旅行に来たんだから何かうまいものでも・・に答えてくれるようなところを全く見つけられず、やってるんだかやってないんだかわかんないような観光施設で何か食った記憶がある。
役場の食堂みたいなイメージのとこだったけどもう食えればいいやと思ってたような・・
写真が全くないのがその感想なのかもしれないけれど、隣の席の親子とお爺ちゃんおばあちゃんな家族がいたのを覚えてる。
まったく違う家で育ってきた嫁さんにとってはおばあちゃんが子供に話しかける一言一言が受け入れがたく、何とか阻止したいところだけど場を壊さないよう明るく大きな声で平然を装いながら・・・
あー、たいへんだなぁ・・でもがんばってんなぁ・・なんて他人事みたいに聴いてた。
今考えれば自分ももう30超えてて同じようなことやってなくちゃおかしかったんだろうけど。
あの小さな子も今二十歳くらいか。
どこでなにしてんのかな。
あのお母さんからするとなんかこう、人に気遣いのできる普通に明るい人になったかなぁ・・
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最後はこの桜の写真で終わってた。
それで、
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どっか行けないからスーパーで買って来たケーキというかなんだ、これを家で食う。
いい年して生クリームに魅かれるおっさん。
いいじゃない、
虚しくない時間がちゃんとあるから大丈夫。

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この先があることば幸せ。

ブログを読んでいて阪神大震災のことを思い出した。
あの日の前夜、寝ようと明かりを消すと窓の外で工事でもしているのか煌々と投光器がたかれ眩しかった。寝られねーよ夜勤?とカーテンを開けるとそれは音もなく異様に輝く満月。
えっ?っと思ったのを覚えてる。
今でも妙に強く輝く満月を見ると不安になるけれどもう25年もたったのか。
ちょうど就職活動の時期で何度か東西を往復し、始めは播但線や山陰本線経由で大きく迂回していたけれど復旧が進んでくると代行バスを挟んで神戸市内を通過することがあった。
今だから言えるけれどどこかに見てみたいという気持ちがあったかもしれない。
徐行する普通電車の車内からまじかに見える状況にそんな自分が恥ずかしく申し訳ない気持ちになったのを覚えている。
今でも目に焼き付くあの光景を思い出すと、生きていられるという事は内容はともかくこの先に可能性を与えられているという事なのであって得難くありがたく幸せな事なのだと思う。
就職活動も結局形だけのごっこであり、ここでいいやと実を投じた先はブラック企業であった。
たまたま休日出勤の命がくだらなかった土曜の夜、朝から呼び出されないよう車で一晩中走っていると神戸だったことがあった。
どこに行けばいいのかもわからず時間もないのでとりあえずしばらく行けてなかった床屋に入ったのは覚えてる。後は何の記憶もない。
ちゃんと行ったことは一度もない神戸へ行ってみたいと最近思う事がある。あの床屋を見つけられたら面白いけれど・・海が見えたような気もする。

別荘地の中のカフェへ行った。
2軒ある候補のうちのおしゃれな方は車がいっぱいでなんとなくやめる。
もう一軒のここは
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車はあるけれどなんとなく常連さんがカウンターにいるだけで混んでないだろうという確信はあった。
入り口のガラスに貼られた紙にはそっけなくもうじき閉店するという事が書いてある。
ここへ来る直前メニューを調べようと見たネットで先に知っていたのでもう驚かない。
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メニューを持ってきてくれたシェフがどちらからですか?と話しかけてきて
答えているとお店を閉める話へと勝手に進んでゆく。
せっかくここを知ったのに・・
こんな田舎ですから平日はまったくで・・
今SNSとかでどんどん広がる時代だからもう少しこらえれば・・
そうなんですけどね、オーナーと意見が合わなくて・・
ここを初めて3年目なんですがいろいろとやりたいこともあってこれからこういう風にと考えていたんですけどね・・
5か年計画位で軌道に乗せる計画を持っていたけれど、実際の売り上げ等でオーナーさんともめたらしい。
社長がそういう人じゃなくて・・とちょっと感情的な言葉も聴かせてくれた。
残念と言うか、寂しいね。
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ピザは先の方がいいでしょう?ときかれてはいと答える。
おいしいよ。
ちょうど食べ終わるタイミングでパスタ・・
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美味しいし価格もリーズナブル。
メニューもそこそこ豊富。
いいのにね。

確かにこの場所じゃ平日の集客は難しいかなぁ。
すぐそばにある別なお店はどうなんだろう?
少なくとも休日は超満員だ。
インスタだっけ?絵的な内容もSNSな人の嗜好に合わせるとかでうまく攻められないと今はダメなのかな?
シェフもネットのこういうのにも登録してるんです・・と力強く語ってたけれどそれは自治体か商工会がやりそうな旧態依然のローカルなサービスじゃないかな。そんなの誰もみませんよなんてもちろん言えない。
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昔会った同級生は店を出したがうまくいかずに借金を返済する毎日だよと笑顔で話してたけれどまだ若かったからな。
ほかにも似たような話をいくつも聞いた。
私は他にお客ががいないと居心地がいいなんてしょっちゅう書いてるけどお店も命懸けで空いてちゃいけないんでしょうね。

https://www.youtube.com/watch?v=_4t1KUZunec
音楽も歴史に残るような革新的な作品は当初一般聴衆の理解が得られず初演大失敗伝説とか演奏されるようになったのは数十年後とか言うのが結構ある。
大ブーイングとかは作品への反応があったということでもあるわけだけど、会場に誰も来なかったみたいなのは作者がかわいそうだなぁ・・
そういうのって、資金力のある興行主がついて事前に新聞に作者の噂ををあることないこと流し、買収した評論家に試演を聞いたがまれにみる傑作だとどっかに書かせれば会場は満席。サクラの10人くらいが先行して拍手と喝采を送れば・・
私は昔から馬鹿の勘違いポエムみたいな頭で生きてきたので芸術と商業主義は対極にあって相容れないものというイメージを持っていた・・・けど逆だよね。
いろんなこと勘違いしてきてもう手遅れ。
もちろん内容がなければ一時的に売れてもすぐに飽きられ忘れられちゃうだろうけれど。

ラヴェルは大ブーイングみたいな話はあんまりないけれど、親しい友人が集まり作者を伏せて作品を聴くみたいな場でだれもラヴェルの作品と気づかず笑いながら酷評してしまい・・
彼は無言で部屋を出っていったというのがある。
あちゃー・・って感じでしょうね。

寂しいと思う反面、オーナーは次を探しているらしいことを別なところで見ると次はどんな店が?と期待のようなものがない訳でもない。世の中そんなもんだし、辞めちゃうシェフにもこの先新たな展開があるんだろう。
壊れてしまうからその先があるのかもしれず、悪いことじゃないのかもしれませんね。
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もうすぐおしまい。

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ベートーベンじゃなくて。

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ランチにと思ったら今日はお茶だけなんですだったカフェ。
意地になってじゃないけれどよそで昼食をとった後お茶を飲みに戻ってきた。
農家の庭先というかもと納屋のあったところという感じ?
入るとお店の人が顔を見てあっ・・・はじめてですよね?ささどうぞと案内してくれた。
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なんかいい感じじゃない。
うちは農家をやりながらなもんですからすみませーん。
いえいえ、なんにも問題ないし大丈夫ですよ。
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メニューの説明をしてくれながらケーキのところを指して
今日はもう出ちゃったんですけど・・
えもうないの?
あでもうち用のケーキがありますからそれでよかったら・・
なんか、カット失敗しちゃって正式に出せないものを100円で出してくれるそうだ。
100円て・・ありがとう。
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粉を挽くところからという米粉の抹茶シフォンは、どこにも変なとこなんかないしふわっと感もなかなか。
抹茶感はあんまりなくて素直なおいしさ。
香りが選べて白桃の紅茶は味わうというよロ飲むとホッとするという感じ。
その二つがよくあってた。
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自由に見ていいという2階は工房。
よくわからないけれどなんか奇麗ですね。

https://www.youtube.com/watch?v=BlMkSwRE5FQ
昨年末某所で、
来年はベートーヴェンの生誕250年ですからいろんなところで彼の作品が演奏される機会が増えるでしょう・・というようなのを聞いて嫌だなと思った。。
年明け某所で偉い人がでっかい声で
俺は一昨年ベートーベンのピアノなんとかてえのに行っ・・
続きを聞きたくないので用があるふりをして部屋を出る。
なんでそうなってしまったかを書いてみてもしょうがない。
そもそもこの曲全然ベートーベンじゃないし。
ラヴェルは知人の子供が弾くことを想定してこれを作曲したけれど実際子供の手に負えるものじゃなく・・それはテクニック的な事よりも・そんなのお前が言うなというところでしょう。
ラヴェルは自分でこれはサティのジムノペディをパクってんだよと公言していたと思う。そういえてしまうのはそれ以上の自信が・
私は音楽が好きだと思っているけれど、音楽はそう思っていないかもしれない。
迷惑な片思いかと思うとむなしくなるけれど、かまわないよ。
この曲は美女と野獣。
低い声で怪しくブーブー言う変なのと踊っていると最後にはなんか光を放ちながら美しいお王子様の姿が現れて・・
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オケ版は多彩な楽器や特殊奏法でボーっと聴いててもわかりやすいけどピアノでは・・大丈夫。転調で別世界感をちゃんと見せてくれる。
さらにその後素朴にかわいく踊ったり喋ってた女性の旋律がうっとりしてんのかなんか溶けちゃってんのね・・
音数も少ない音楽をピアノという楽器でだと間が抜けた感じになっちゃいそうでここ難しそう・・お前が言うなってんでしょ。
こういうの似たような話が他にも散々あるんだろうけど、考えてみるとみんな美しい方が正しく醜い方全否定だよね。
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こういうところの本棚って、オーナーの私はこういうのが好きでこんなことを考えてますという主張というか紹介の場でもあったりしますよね。
めずらしく自分も読んでみたりして。
自分もやってみようとかまでは思わないけれど。
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ここで流れてたのはちょっと前の流行歌をピアノで弾いたようなのだったかな。
なんかいい雰囲気でしたよ。
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農家のカフェ、
今ランチは完全予約制なんだそうだ。
営業日もかなり特殊でなかなか来れないかも。
でも、そこがいいよね。
素敵な時間をありがとう。
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遠くには子供の頃に印象的に眺めた風景。
宅地やマンションで埋め尽くされちゃったけど、こんな広い景色がまだあったんだ。

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いいなぁ・・っていうのは意外なところにぽっとあるのね。

口内炎で口の中があちこち痛いのは、自分の体がお前しばらく物を食うなと言っているのかもしれないと思った。
思ってんのにどこかへ何か食べに行こうと思った。
ちょっと近場でいい店はないか野菜がうりみたいなの・・
地図を眺めるとまたあるわけないようなところに自分に家で採れた野菜を的なお店を発見。
もう何十年も見てきた通りから気付きもしなかった路地に入れば、近所なのに全く知らない別世界に来たみたいだ。
曲がるべき交差点を通り過ぎたり戻ったりしながら・・・あ、
closedの表示。
まあ、よくあるパターンだなと受け入れかけると
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今日は13時開店です。
これから開店かと喜んでたら人が出てきて
今日はお茶だけなんですよ・・
じゃどうしようか、ああ近くのあそこでいいじゃない。
ランチは予約みたいなのを見かけた気がしてダメかなと思ったけれど電話したら大丈夫ですよといってくれたので
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またここへ行った。
インターホンを押すと人が出てくる。
さっきでんわし・・こちらへどうぞ
名前も何も確認せず丁寧に案内してくれる。
先日来たときは誰もいなかったけれど今日はほぼ満席というか満室という感じで人の声があふれる。
廊下の突き当り、
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なんかいいねこれ。
照明をうまく使って・・・
民家だとトイレットペーパーとか訳の分かんないもんが押し込んであるようなとこでしょこれ。
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案内されたのはこたつ。
いいねこたつ。
電話したときに炬燵になっちゃいますけどという断りがあった。
嫌だって人もいるのかな?
個しか膝が痛いときついかな。
隣の部屋はテーブルを二つつなげて女子軍団が占拠、またうるさいと嫌だなとか思っちゃったのは内緒。
今日のランチは・・驚きのカツ丼。
え?カツ丼?
こういうところだから季節の野菜と魚が一品とかそういうのを想像していたから。
隣の女性軍団はみんな40代以上くらいだろうか、ちょっと落ち着いた感じ。
よくあるギャーギャー騒ぐ感じではないので少しホッとする。
多分仕事関係ではなく趣味のあつまりかな?
でも今は誰もその内容には触れない。
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しばらくするとランチ登場。
さすがおしゃれというか、どんぶりでなんか出てこないのね。
色々あってなかなかきれいじゃない。
にんじんとマカロニの塩レモンサラダにカリフラワーのピクルスとか・・

そして隣は・・そんなに近所でもないらしいけれど、誰かが恐ろしくローカルな場所の話をしたときみんなあーと理解したわけだから少なくとも同じ市内、結構近くの人たち。
年齢差があるようで上の人を立てる様子もあるけれどその相手は上から喋ったりしない。
訳のわかんないカーストみたいなのもないし馬鹿みたいにマウント取ろうとする人もいない。
1人が機関砲みたいにしゃべって他は頷き係みたいなのでもない。
延々誰かの悪口を並べたりもしない。
ちょっとしたフォローも自然で優しい。
話の内容はさすがに恋愛話ではなく・・・あでも別なカフェで80くらいのおばあちゃんの集まりが現在進行中の恋愛話をしているのを聞いたことがある。
だんなは死んじゃったからいいのよとか・・
その場に浮かんだ話が大きな流れを作って連鎖的にいろんな話へ移行してゆく。
高尚でもなく気取るでもないけれどなかなか深かったり面白かったり・・
実体験からのちょっと昔の話は非常に興味深い。
書けないけれど現在進行形の今の話も面白い。
関係ない私もなんだかんだとずっと聴いてしまいへーとか言いたくなるような感じ。
こういう集まりもあるのね・・
そんなだから飯もうまい。
口内炎が痛いからちょぼちょぼ少しずついろんなものを食べていくんだけど、いちいち美味い。
ああ、素敵な時間。
よかった。


https://www.youtube.com/watch?v=i2nDqFKNctU
ソナタ形式とかこういう小品に見られる小さな三部形式とかで冒頭の顔みたいな部分が戻ってくるところ、展開して全然違うところへ行っちゃってる音楽からどう帰ってくるかというのは作曲家の手腕の見せ所だったりする。
形式的にいったん止まってはいじゃ戻りますみたいなのから、そこしか行きようがないだろうという必然性をもって雪崩のように突っ込んで行くもの、ダジャレみたいにつなげちゃうもの、いつの間にか戻ってたみたいなの、元に戻ると同時に全く新しい世界を見せてくれるというもの、かなり後になって戻っていたことに気付く考え落ちみたいなの・・
なんであれ、はっ!っとさせたもん勝ち。
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雑誌の企画に答えたらしいこの曲はとても小さいけれど、思考の森にどんどん入り込みどこへ行っちゃうんだろう?と思ってたら元の位置に立っていたみたいな・・さすがですよねこの人。

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目の前はこの光景。
あそこで飯はないな。
夏に冷たいものをとかはいいかなぁ・・

結局、何の集まりなのかはわからなかった。
なんかわかんないけどいいですね。
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お店を出る時、
こないだ来られましたよね?
良かったお店覚えてもらえて・・いい笑顔。
よかった、私も覚えてもらえてて。
また来ます。
ちょっと予想外な感じでいい時間を過ごさせてもらい、体調不良でもやもやしていたけれど何だか明るくなった。

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Author:unagi
結構さみしいけど結構楽しいよ。
クラシック音楽が好きです。

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