あんなところにこんなもんが

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最近何でも古民家って呼んじゃうのには抵抗を感じるけれど・・
建てられたのは70年代という感じでしょうか。子供の頃通学路沿いによくみたこんな家も、最近は庭の大事な木々ごと潰されはがされ庭というより全面駐車場の今風の家に建て替えられてゆく・・
もう子供はとっくに独立してよその土地に行き、よその子がその土地を買って新しい生活を・・時代の入れ替わりみたいなものを見る様な・・
そういう意味では古民家か。
私個人にとってだけど、この民家カフェの最大の特徴は家からも勤務先からもしょっちゅう通うスーパーからも歩いていけるような距離にあるという事。
このあたりは観光とかおしゃれな店とかそういうの不毛地帯なはず。そこに素敵なカフェが存在するんだとするとものすごい違和感を感じそのこと自体が面白い。
引き戸を開けると普通に他人の家の玄関みたいなのが・・当たり前か。
呼び鈴を押してくれと書いてあるから押してみると人が出てきて丁寧に案内してくれた。
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古民家とか現役民家利用なお店も結構行ったけれど、畳の上にテーブルとイスってのが妙に浮いちゃって進駐軍に接収されたみたいになっちゃってることがあったりするんだよね。
でもここはそんなことのない一つの世界が出来上がってた。変なもんを置いて見せるとか飾り付けるとかそういう事じゃないんだよね。
や、やるな。
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いろんな紅茶もよさそうだったけれど
和パフェ。
抹茶アイスなんて年寄の食うもんだとか言って拒絶していたけれど、おいしいと思うようになった。
最近の新築住宅には畳の部屋なんかないんでしょう?
そこにみる若いお父さんもお母さんも畳なんか知らずにフローリングで育った世代かもしれない。
子供のころ通学路に畳屋があった。はみ出たイグサをバサッと切り落としていくのが面白く・・
いいから帰れ!なんて怒られたりして。
竹細工職人とかもいたもんね考えてみれば。板の間に胡坐をかいて竹でかごを編んで・・
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黄な粉がふってあるのね。
黄な粉大好きな嫁さん、むせてた。
最初に見た時はなんか小さいなとか思っちゃったけれど、食べれば満足。
むしろこのくらいの量がちょうどいいのかも、
安価な価格と合わせていい感じ。

BGMはよくあるような流行歌をジャズにしたようなの・・スピーカーどこだ?
見つけたそれはケーブルも何もない小さな箱がWi-Fiかなんかで鳴るような奴で今風だった。
トイレに行ってみるとそこ専用のBGMが流れて特殊空間みたいな雰囲気になってた。ただそれだけのことだけど、沢山ある同種の店のいくつかを大きく引き離しているような気もする。

https://www.youtube.com/watch?v=MUCJD_Ani3A
むかし何となく聴いてたラヴェルのヴァイオリンソナタ。
2楽章にジャズが出てくるのとは別なこちらは生前出版されなかったから遺作だそうだ。
ぼーっと聴いてたらあれなんかこれすごくいい曲じゃない。
知ってるつもりのものでも、はっと再発見というか持ってる深みや良さに気付くことがあるのね。
この世に生きる意味の一つは発見を重ねてゆくことだ。
まだ生きてていいみたいだ。
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なんとなくあーこれいいなーと思ったりして。
飲み食いにはちょっとあれだけど、外の景色を遠くに見つつ何か読むとか書くとか・・
窓の外には見慣れた街並み。だけどこの角度から見ることはあんまりないからちょっとだけ新鮮。
向かいの小道は小学校に入って初めての遠足で歩いた道だ。通るたびにそんなことを思い出したのももうずいぶん昔となって、思い出自体が消えかかってる。
今の会社に入ってもう20年。毎朝同じ時間に同じ所を通るから誰だか知らないけれど毎日同じ顔が同じ所を歩いているのを見る。
毎日見かけたはずの人たち、ふと気づくと見かけないのね。
なんでか知らないけどいくつかの顔が頭に浮かんだりして。
あのひとたちいまどうしてんのかな?
気が付けば結構な時間がたって、本人も驚きの今があったりしてるのかな。

主に接客してくれたのは男性だったけれど夫婦なのかな、最後に奥さんらしき人が玄関まで笑顔で見送ってくれたりしてお店の印象はすごくよかった。
ランチとか、また来てみようと思う。
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店の向かいにはそこそこ大きな川。
富士山の溶岩流が今でも川底を埋め尽くして・・子供のころから見てたからそういうもんだと思っていたけれど考えてみるとかなり特殊な景色なんですねこれ。
アップで見れば美しい渓流がそばにあるように見えたりするかな?
でも実際全然そんなイメージじゃない。
いつもの、あのあたり。

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酒蔵と紅葉とまにあわなかった。

嫁さんにどこに行きたい?と聞くと、何度か行ったことのある酒蔵カフェに行きたいという。
あそこかぁ、いいね。
かなり遠くて時間的に飯食ってきただけになっちゃうだろうけど別にいいか。
道中、絵にかいたような紅葉を見ることができたけれど運転中だし、そういうところは車を停めにくかったり有料道路だったりして写真は一枚もなし。
でもリアル記録より記憶のなかだけにまるで絵画のような形で焼き付けられてるというところが良かったりするのかもね。
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目的地のすぐそばにはすごく古い神社。
あまり見ることのないつくりの社殿?はとても古そうだというだけでなく吸い込まれそうな何かを感じる。
だけどこの時写真撮るだけでちゃんとお参りしてこなかった。
今頃後悔したりして。
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柿・・
昔はガラス戸なんかなかったんですもんね。
近所にあった障子と木製雨戸のみで人が住んでる家は子供のころからあまりに当たり前にあったので何とも思っていなかった。考えてみるとすごい事だと気付くとすぐに解体されてしまった。
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座ろうと思ったあの席には予約席の札。
結局誰も来なかった。
日が当たって暑いからよしなみたいな意味だったのかな。
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座った目の前は障子があってこんな感じ。
景色みたいなんて思ったけど
これはこれでいいね。
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粕汁に、鮭は避け粕漬け、豚の角煮はお酒で煮込んでるそうだ。
酒屋さんならではな料理ですね。
みんなおいしいよ。
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酒蔵は武家屋敷じゃないんだけど、ここ来てあの景色を見るためになぜか武士の世界みたいなイメージが頭に浮かぶ。

https://www.youtube.com/watch?v=Nbqn7evcRo4

張り詰めた極限的緊張みたいな開始のラヴェルのツィガーヌを知ったのは結構早かったと思う。
勉強するふりをしながらヘッドホンでラジオを聴いていて、高校生・と言ってもプロのとかソリストとかが視野に入った人たちでしょう?のコンクールでこれが流れてたんだと思う。
おんなじ曲のいろんな人による演奏が連続して流れるため聞き比べとなる。
小難しいことはも何にもわからなかったと思うけれど、一人だけずば抜けた奏者がいることはわかった。
如何にもすごく聞こえるけれど実はハッタリを大きくきかせているだけで審査結果はよくなかったりしてみたいな生意気なことを考えていたのも覚えてる。
自分には遠く近寄ることもできない世界だと思っていた。
いま、実際そうかなと思うけれど
でも何もやる前からそんな風に考えちゃうのはまちがいだ。
なんでそん・・まいや

この曲、言葉は悪いけれど曲芸披露的な面をかなり強く持っていて、ただ聴くだけじゃなくやっぱり弾いてるのを見るのが面白い曲ですよね。
とはいえ聴くだけでもいつまでも何度聴いても飽きさせない内容を持っているところがラヴェルなんでしょうね。
弾いてるのを見れなくても楽譜を見てるだけでも面白い。
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ホルンパートで音符のそばに+が書いてあったらゲシュトップフト奏法の指示ですが、ヴァイオリンだときっと左手でピッチカートするという意味でしょう?
♢はハーモニクスで・・0は解放弦でってこと?
こういうの書いてるとき「楽器もできないくせに」とつばを吐くような声が聞え続けてる。
一度頭のなかを洗浄したいけどきっと一緒にみんな流れちゃってなんにも残んなかったりするんだろうな。
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いくつかの候補から選べるデザートは、
前回食べた水ゼリーはほんとにただの水だったので今回は柚子ゼリーにした。
おいしかった。
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紅葉っていうのはきっと午前中に見るもんですよね。
谷間を燃えるような紅葉が埋め尽くしているのがわかったけれど、他より早くすごい速さであたりを埋め尽くしてゆく影に光を奪われに沈んで隠れているような印象だった。
もっと早くでかけようよ・・なんて言えば怒り出すかな?
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言いたいことを我慢しているつもりの時、相手は同じかそれ以上の我慢を抱えていると思う。
うちは半人前どころか四分の一人前みたいなの同士だから二人合わせてもまだ半人前だ。
傍から見れば色々あるだろう。
でも揉めるでもない、いがみ合うでもない、陰で罵り合うでもない・・適当に楽しいよ。
これでいいと思う。

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わがままいわせて

海沿いを走っていると地魚料理みたいな店をみつけた。
嫁さんは鮮魚系がダメでそういうとこに二人で行ったことは一度もない。
それでいいと思ってたし思っていくけど・・たまにはいいでしょう?
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この先にも他はないと思うからか珍しく嫁さんはしぶしぶながらも応じてくれた。
さっきまで晴れてたのに雲っちゃったなぁ・・
向かいで嫁さんは私の心が曇ったからですとか言いってる。
メニューを見るとちょっと高いのね。でもほんとにすごく美味しいのなら実は安いのかも。
思い切って高くても金目鯛・・ちょっと博打感が・・あそうだ、ここには書いてないけど入り口にランチと書いた黒板があったんだった。
聞くとまかない丼か日替わり定食だというので一つづつ・・
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かつおの出汁がついてきて最後はかけて食ってくださいとのこと。
メダイと・・なんだっけ・・聴いたけど忘れちゃった数種類の魚のぶつ切りが漬けになってた。
漬けになってるところがいろいろカバーしていい感じになってるわけでしょう?
新鮮で舌に吸い付くとかそういうのじゃないけれどでも美味しいからいいじゃない。
よくある原価計算表が透けて見えるような露骨に削ったランチという感じじゃなくてちゃんと楽しませてもらえた。
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嫁さんの日替わり定食もなかなかいいじゃない。
牛肉は嫌いだとかホタテは嫌だとかでほとんど俺が食っちゃった。
いつもは喜ぶプリンにも粉でつくるプリンの味だとか難癖をつけて荒れてみせるところがほほえましい。
まぁまぁ・・次はあなたの好きな店に行きましょう。
魚のフライはおいしかったそうだ。
あ、
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晴れてきた。
俺の心が晴れたからですね・・は言わない方がいいかと思って黙ってた。
遠くには伊豆七島が見える。三宅島・・昔噴火してたの何年前だろう。
そのあと大島が噴火したときは中学1年。
先生がそれなりの双眼鏡をもって見に行ったが遠くて見えなかったというと、
親父といっしょに天体望遠鏡をもって見に行き溶岩流が赤く流れるのを見たというやつがいたのを思い出した。スポーツでも飛びぬけた能力を見せた優等生の彼に親子レベルでの越えられない格差みたいなのを感じたり‥はしなかったなそのころはまだ。
威張ったりすることもなかった彼はその後先生になったと聞いた。きっと自分も子供に自慢される親父になっただろう。
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やっぱり、景色ってのは日があたってないとね。
窓を開ければ波の音や潮の香りがと思ったけど勝手に開けたら怒られるかと思ってやめた。
右奥にはちょっと有名な砂浜があるはず・・
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あっちの方ではカップルが写真を撮り合って。
いいねぇー。
こういうところに来ればだれでも映画みたいに見えるのね。


https://www.youtube.com/watch?v=qSRdoPISdig
人好き子供好きだったらしいラヴェルはでも結婚しなかった。
有名なピアニストへだったかプロポーズをしたけれど・・は内緒なのかもしれないけれど弟子が本の中に書いてた。
彼はそういう私情を作品に織り込んだりはしなかったように見える。
でも、誰にも分らない形でどこかに何かが刻まれていたりして。

実際は
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台風の影響だろうものすごい流木で浜は荒れていた。
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夏はものすごい数の人で埋まるんだろうこの場所。
そんなときには近づくこともできないけど今日なら・・
かなしーいろやねーん
川なら捨てた悲しいものも流れていきそうだけど、ここだと波に乗って戻ってきそうだよね。
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楽器の先生は体調を崩されたようだ。
詳しい話は聞けていないけれど、どうかゆっくり静養して回復していただけるようお祈りしたい。
偶然だけど中断に際し最後になっちゃったレッスンで
あなたは一生無理かもしれません
という言葉を聞いた。
俺もそう思う。
それでもやるんだと思って毎日やっているけれど、時々ほとほとめげてくる。
ここに俺はやめないよと書いてるときは本気でそう思ってるし今だって思ってる。
だけど今のこれ何なの?
別な人のところへ行って・・・も変わらないだろう多分それ以前過ぎて。

・・みたいなとろい話もあるけれど、
楽器店との間で毎月お金の発生する契約、ほっとくとなんの対応もないまま引き落としだけ継続されそうな感がどうもある。
ある程度のところで確認しないとね。
なにがどうなろうと俺はやめないよ。

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神様と私と楽器とレッスンと太陽

何時からだったか長く非人間的恥さらし大会みたいだった楽器のレッスンだけど、先日は普通に楽器のレッスンが進行した。
まさかそうなると思っていなかったので驚く。
久しぶりに音楽の喜びに・・
・・でも私の場合はここで喜んで見せてもしょうがないと思う。
でもがんばります。
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ここには芸事をやる人を見守るというお地蔵さんが。
でも自分はお呼びでないというか・・
峠を超え山を下り、行こうと思っていたところはドアを開けると人であふれていたのですぐ退散・・
山道みたいな海岸道路を走り、いつも眺める場から海でも眺める。
曇り空、さえねーな。
隣で嫁さんが
太陽が池に入った・・
え?
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あほんとだ。

ラヴェルは自作のピアノ協奏曲(両手)を自分で初演しようと考えていたようだ。
周りは、それはまずいことだ思ったらしい。
結局諦めたみたいだけど自分で弾きたかった第2楽章は心情告白なんでしょうね。

https://www.youtube.com/watch?v=OjcLbtCA2to
内側へ向かう音楽はその心の内を誰かに読み取ってほしいみたいな。
ラヴェルは一生伴侶を持つことがなかった。
当然子供も。
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非情にシンプルに聴こえるこの音楽だけれど私は聴いて感じるものと楽譜の間に大きなギャップがあって多分死ぬまで埋まらないと思う。
楽譜の拍で感じようとすると、自分が聴いている音楽とは別の世界や時間が流れているような気がする。
でもそこには私はいなくて、私の中に入ってくる音楽は私が今感じるもので・・
世の中、わからないことだらけだ。
正直全部わからない。何もわからない。
誰にも理解してもらえないとか何もわからないとかいう絶望的な孤独の中で探し当てる唯一の理解者のことを、神と呼んだりすることがあると思う。
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神様が・・
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近づいてきて・・
そんなことを考えてたらあの池の中央から波紋が広がるのが見えた。
魚がはねた・・にしてはずっと続いて・・
神様か?

ちょうど40歳になったころ、自分の人生は失敗なんじゃないかと精神的に不安定になりどうにもならなくなった。
しかしそれが何かしようという行動を引き起こすトリガになり、結局ダメだったけれど不妊治療をあきらめずにとか、楽器をやるんだと人が大嫌いなのになぜかアマチュア吹奏楽団に入団しちゃってとか。
そのきっかけは車で峠を超えたあたりで突然頭の中に現れたある映像だった。
何の前触れもなく突然現れたそれはそんなに重要だと思わなかった昔の記憶。あの時あそこで・・・からはじまって。
そしてその映像の中にこの楽器が登場してたのね。
その時は気付かなかったけれど今それは神様が
お前の人生何もなかったことにしたくなければこれやってみなさい
と言ってくれてると、俺は本気で思ってるの。
もちろん自分もこの楽器が好きでやってみたいからだけど。
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いいから帰ろう。
まだ生きてるし生きてくよ。
もしかしたらいいことあるかもって、ちょっとだけ思ってるよ。

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ベリーソースと別荘

嫁さんがパンケーキが食べたいとか言い出したので行こうという事になった。
昼飯は控えめにして・・
嫁さんが探してここという店に素直に行ってみる。
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おっさんなのにベリー何とかみたいなパンケーキ。
ものすごい量のクリームがのっているから、切り取ったパンケーキの上にクリームやソースや名前もわからないベリー本体を山のように載せて食べる、
お、おいしいね。
おっさんなのにおいしい。


https://www.youtube.com/watch?v=POdScb6EkvA
なんかこう、優しい白い光で満たされてゆくというか・・
白いテーブルの上とか、カーテンとか・・
きっとそこには素敵な人・・
でも
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怪しく撃ち込まれる不協音が、きれいな外観の裏に隠された本音の存在を教えてくれる。

後から隣に来た女性二人は遅い昼食みたいだ。
速食い癖を直したいみたいな声が聞こえた。
周囲がそんな環境だから自分もそうなっちゃうんだと・・
確かにものすごい速さでいなくなった。
俺が飯の時一言もしゃべらなくて、話しかけるな感が出ているらしいのは昔周・・・・
くだらね。
俺もいろいろ直す必要があるんだろうけど、
多分一つも治らないよ。
ちがうな、これでも随分治った。
自分で自分をダメって言うな馬鹿。
馬鹿っていうなあほ。

天気依然として悪いけれど、そのまま帰るのもつまらないから・・
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ここは海。
みりゃわかるか。
台風を控え海は荒れている。
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ここは昔偉い軍人の別荘があったところじゃなかったかな?
小さな青い花がたくさん。
ほのかに香っているのは花の香なのかな?
ここは今は公園。
徴兵制のあるような頃だったら、
俺なんか真っ先に死んでたかもな。
それも出ていく前とかに。
こんな人間でも、ここへ来ることができるんだから、
これでいいじゃない。
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短くてもこういう時間がたまにあって、
それでいいんじゃないのか。
よくないけどね。
たまにはこれでいいと思わせといて。

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絵本から

日曜美術館というテレビ番組である絵本作家の話をやっていた。
私はピンとこなかったけれど、嫁さんの家には彼の本がいくつかあったという。
近くはないけれど遠くもないところでその人の特別展があるというので行ってきた。
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ちょっとローカルな雰囲気も感じつつチケット売り場も仮設な感じ。
もう夏休みなのか小さな子供を連れた親子がちらほら。
そのお母さんも、もしかするとそのまたお母さんもこの人の絵本で育った人なんでしょうね。

特に思い入れもないのでああこれテレビで見たやつかくらいな感じで見始め・・
ある原画に引き込まれる。
感動的な場面を
虹がやさしく祝福して・・
他に色々見てもまた戻ってきて、
誰もいなくなってもずっとそれを見てたりして。
どうも自分は他人より遅れてると思っていたけれど、
40年くらい遅れているのか。
まあいいじゃない。
ありがとう。

おんがくをきくのにはつごうがいいから
このあたまでいいんだよ
とおじさんはおもいました。


https://www.youtube.com/watch?time_continue=310&v=r78_1prbBGU
もとは小さな子供のための連弾用として書かれたようだけれど、できた音楽は子供向けというところに全然収まっていないですよねやっぱり。
この曲単体は妖精の国という曲だけれど、組曲の最後にくるこれはもっと大きく
妖精の世界=純粋な子供の心の世界よ永遠に!・・みたいなことをいいつつ終わっていく音楽だと思う。
私はこの素晴らしい音楽と演奏が大好きで、いい年をしたおっさんが泣きそうな気持ちで変な顔をして聴いたりして。
この演奏をした指揮者はセクハラ問題で失脚したことがニュースになってた。
前からそういう噂のあった人だし、この人に限らず世の中そんなもんなのかもしれません。
それでこの音楽、演奏が汚されてしまったのかというとそんなことはない。
そういうことを言う人もいるだろうけれど私じゃない人の感じることは私には関係ないので今は置いておいて。
一度放たれた音楽はもう演奏者からも離れ私が聴いてどう感じるかということだけが存在しているはず。
本当は音楽というのは作者の他に演奏者としての人間がかかわるというところも重要な要素なはずで、
まちがっているんだろうけれ私が感じて知りたいのは放たれた音楽の中身だけ。
演奏者についてなんてあまり意識もしたくないし知りたくもない。
人間がき・・
なんでこうなっちゃうの。

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ひとからばかにされているうちに
いつのまにかひとをばかにしていきてきたんだと
おじさんはおもいました。

そんなだから余計に人に馬鹿にされるんだけど、
もうそれはいいから、自分が自分を馬鹿にしているところを治そうと思っている。
どうすればいいか考える自分は、結局一人で自分のことを考えているだけだ。
それじゃあ虹は見えないのかな。
でもいいの。
もういいの。
それでいいの。
なにいってんだこれ。

すべての絵や絵本に共感できたわけじゃないけれど、
いいじゃない。
結構長い時間、不思議な気持ちで過ごさせてもらいました。
ありがとう。

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どこへ行ったのか?

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なんだまた暗雲か?
この日疲れていた。
そりゃ、みんな疲れてるしみんな大変なんだろう。
俺だけじゃない。
いや、でも疲れてたんだから疲れたくらい言わせて。


https://www.youtube.com/watch?time_continue=385&v=nru9vdZG8K4
絞首台という曲。
アジア人は首を切るとかいうけどヨーロッパだって同じだよね。
延々と鐘を鳴らしているのは風なんだろう。
ほんとに風だけ?
恐ろしい光景なはずなのになんかおしゃれなところがラヴェルなんでしょうかね。

腕を中心に足など右半身に謎の赤いできものが・・・帯状疱疹というやつかな?
降圧剤をもらうために通っている医者に見せたらわかんないみたいな返事が返ってきた。
診断間違えて違う効能の薬を塗ると逆にひどくなったりするからね。
ある人の話を聞くとこの先生を信頼していた人が自覚症状を訴えていたにもかかわらず先生は癌を疑わず痛み止めを処方し続けたらしい。周囲の忠告を聞き入れたその人は間に合わず助からなかった。
最近、嫁さんも別な理由でこの先生に見切りをつけてちがう病院を見つけた。
あなたもあそこよしなさいと言われているけどめんどくさいのでまたそこへ行ってしまった。

昔、祖母が皮膚がかぶれたりすることを負けるといっていたのを思いだした。
そうだね、私は今負けているのだろう。
祖父は長男一人を残して戦争に行き、光の玉になって家へ帰ってきたという。
父は一人っ子であったためその最初の孫である私を祖母は特別にかわいがってくれた。
遠隔地に住んでなかなか会うこともできず年に一度か2度、一週間ほど会いに来てくれた時には驚きの優しさで・・
年齢からだったのか、私が中学へ上がる頃にはそれもなくなった。
たまたま私が進学した先が祖母の家まで特急で2時間弱くらいだったかいけない距離ではなかったのでたびたび行ったりもした。
でも私は高校生の時に一度死んで自分を生ゴミみたいに思っており、祖母の期待する成長した私ではないのだと思っていた。
祖母へどんな対応をしていたか、祖母がどう思ったか・・・
さらにその後祖母には・・・書こうと思ったけれど今はまだ無理。 
思うに親から子、子から孫へ優しさや愛情というのはリレーしていくものだと思う。
私は祖母から優しさや愛情をたくさんもらったという自覚がある。
今度は自分が次に渡すはずのそれは、
どっかいっちゃってみあたらない。
祖母へ還すこともできなかった。

書いてから少し時間がたって今思ったのは、私は祖母のことを思い出して悲しくなったりしているのではないという事。
何でもいいから自分を悪く言いたいだけなんだと思う。
これだって、書かないで祖母を思う悲しい人のふりをしとけばいいだけじゃんかね。
俺は今どうしたいのかな?と考えると、
この自分から逃げ出したいらしい。

にげるって、どういうことなのかな?
死ぬのかな?
幸いなのは俺は今全然死にたくないし死ぬのは怖いし、もったいないと思っている。

恥ずかしいけれどこの際正直に書いてみると、その気持ちを引っ張っているのは多分楽器の練習。
言われた練習を繰り返しているうちにまたおかしくなってきてめちゃくちゃになってしまっている。
説明しにくいけれどバイクに乗りたい人がいたとして、でも自転車に乗れませよりはるか前、手の握り方、足の踏み方がわかりませんといった所・・参考書を読んでも私の知りたいことは書いてない。
それ以上細かい話はもうはなくて、できて当たり前というかそこは自分で勝手に何とかしてくださいよ!というところ・・
高々趣味で行き詰っているだけ・・ととらえればいいのになぜか私の頭は私の肉体と全人格が間違っていて生きていても仕方がないみたいな解釈を頭の中に展開しようとしてしまう。
今別な所でも抱えていることがあって、それも問題点をそのまま受け止めればいいのに、リレーみたいなものが自分の大きな不具合に問題があるのだという内容に変換して頭の中に展開する・・なんなのこれ。
しかしさ、子供が自然にふける笛が吹けないって何なの俺?
俺なんでこんななの?
お前なんでそんななの?とずっと言われてきたけれど、
俺だって知りたい。
具体的な解決法として、ネガティブ志向の原因になっていることを取り除くかやめるか、避けるかすればいいと思う。
しかし、そうやって生きてきた結果がこれなのである。
お前なんかよりもっとつらい思いをしている人間はごまんといる、お前は努力が足りな・・そういうのは今省略で結構です。
この記事はもともと、飯屋であるものを食った話だった。
けどこんなのになっちゃった。
今私はこんな感じ。
大丈夫。
別に法を犯したわけでも、誰かに後ろめたいことをしているわけでも具体的な寿命が明示されたわけでも何でもない。
自分が勝手に変な気持ちになっているだけ。
もしどうでもいいやと笑い飛ばせればそれで済む話。
それができないでいるだけ。

しばらくこんなでもいつかまた笑ってるかもしれないことはわかる。

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新しい予感とまた乗り遅れる人

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そこそこ走ってやってきた海辺、バス。
特に看板もない。
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ステップを上がると味のある木製のドア。
普通なら入っちゃいけないんだと思って引き返すところだけれど。
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ドアを開けて最初に見えた女性、
よくわかんないから勢いで入ろうとするのを抑えるように。
ここをなんでお知りになりましたか?
Googleマップで・・
そうですか、入場料が・・・ここはカフェではない。
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結構な量が長い時間をゆっくりしてと言ってるようにも思える。
これを待っている間、このバスは何なのかとどうしてここにいるのかをまとめた冊子みたいなものを渡してくれた。
横浜のふ頭で有名なバーだったようなので知ってる人も多いのかもしれません。いろんな理由で存続の危機に瀕したとき、多くの人の縁と力でここにやってきてこれから第3か第4くらいの人生がまさに始まろうというところ。
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そういえば沢山貼られた名刺はこの辺りのものじゃない。
他のお客さんが帰ると店主といろいろ話ができた。
私よりずっと若いと思う店主。
向かいの廃屋も買い取って自分で修繕しているという。
カフェとかなんとかじゃなくてここへきて自分の時間を楽しむみたいな場ができていんだって。
まだ特に表立った宣伝もしていないようだけど、もう人が人を呼んでいろんな才能をもった人たちの夢がここでスタートしようとしているみたいだ。
話すの止めようかなというのがなのが透けて見えて気がしたところで俺のしゃべる客になってみよう的なのも終了。
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接客してくれた。
10歳だって。
奥のソファー席の男女は夫婦かと思ってたら違うみたいだ。
男性は自分の興味のあることを延々話して楽しそうだ。
これそうでしょ?なんて話しかけられたお店の人もわかんないですけどと苦笑い。
お店出るまでずっとやってた。
いいね・・なんかわかんないけど。
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なかもそうだけど、窓の外には古いコンクリート製の柵に守られた細い道が海沿いにうねっていかにも映画の一コマになりそうだ。
実際そういう話がもう来てるんだって。
ここはそのうちすごく有名になるんだろう。
みんなの夢がかなう楽しい場所になるといいよね。
お客さんがみんな帰っちゃうと小さな女の子が入ってきた。
ソファー席で楽しそうな店主はいいお父さんの姿。
こんな所で育つあの子の人生は素晴らしいものになるんでしょう。
世の中、幸せに生きようと思ったら人の縁、人の縁を呼ぶのは自分の心・・笑顔。あとちょっとの幸運・・なんかわかんないけど、そんなことを思った。
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昔ありましたよね窓が斜めになったこんなバス。
ものづくりに最も手や材料をかけていたころの車両なんだろう。こんなに何十年も海辺にあっても腐らずににいるんだから。
現役引退後もしばらくは走るバーとして活動し北海道まで行ったりしていたそうだ。
これからもみんなの夢が乗って・・

それで私は
子はいない酒は飲めない、音楽ができる訳でもみんなと聴けるわけでもない。歌も歌えない釣りもしないボートも乗らない何をするんでもない、何ができるでもない、何をしたいでもない。人や子供の笑い声に耐えられない。
この日素敵な思い出をもらったけれど、この先ここは私の来られる場所じゃなくなっていくんだろう。
また、わかてって乗り遅れるのか。
・・・・なんて書いてあったけど、まあいいよ乗れなきゃ徒歩で行くから。
いくったってどこへ行けばいいのかもどこへなら行けるのかもわからないし、今どこなんだかもわからない。でもまだ海に沈んじゃったりはしてないだろう。
素晴らしい人たちを見ていいなあと思った。自分もあんなふうになりたかったのかもしれない。
でもだからと言ってそうじゃない自分をそんなに悪く言わなくてもいいだろう。

https://www.youtube.com/watch?v=nru9vdZG8K4
来てはいけない人間の世界で恋に破れ泣いていた水の精オンディーヌは高笑いの後水滴となって消えてゆく・・
だったと思う。
勝手に月明りに照らされた透き通る美しい女性が泡となって海へ消えていくイメージで聴いていたけれど、
窓を伝う雨のしずくだそうだ。
まあいいよそこは。

なんか変な書きようになちゃってるけど貴重な体験というか、窓からの風が気持ちよかったし行ってみてよかった。
ありがとう。

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ななめ

予定ではもう家へ帰っているはずだけどブログを書く余裕はないだろうからと昔書いて塩漬けになっていた記事を
セットして・・

私の住んでる街の古い航空写真をみていると、昭和21年ごろは一面の田んぼか畑・・以前桑が一面に生い茂っている写真を見たことがあるので桑畑かもしれない・・なのですが
昭和23年になると
4800.png
画面左上から右下に向けて一直線に描かれた何かが現れる。
左上では何か建物がその一直線を受けるような形で建っているように見え、右下は川に突っ込んでいる。
現在ここにそんなものはないと思う。
これなに?
すこし違う時期の写真
4801.png
その一直線は道路をまたいでいるようにも見える?
一端が川なところから何か給排水設備かなとも思うけれどこんなに超絶一直線にする必要があるだろうか?
昭和21年にこんなところにリニアモーターがあったとは考えられない・・
砲弾みたいなものの発射実験とかそういうのか?
そんな話聞いたことないけどなあ・・
これなに?
4802.png
昭和51年になるとその一直線はもう廃止されたらしく一部が道路になっている。
しかし左上にはこの一直線に退治する形で建物が建っているように見える。
そのすぐ下はこの時点で水道局の地下水取水場なのだけど、その場内通路がこの一直線に乗っかっている・・
ここに意味があるかな?
面白いのはそれ以外の部分にもその痕跡を示すような何か?がまだ写っていること・・
4803.png
ほとんど現在・・
実際この場へ行ってみたけれどもう何もわからない。
ただ民家の地境などにこの斜め線の影響が残っているらしく、まだなんとなくその痕跡を認められないわけでもない・・・
結局、これが何かはわからない。
誰かに聞いてみればいいんだろうけど、誰かって誰?
多分こんなものがあったことを知る人はもう実際ほとんどいないんじゃないだろうか?
これはこのまま世の中から忘れられていくのかもしれない。
こんな記事を読んで面白いと思う人がいるかはわからないけれど私の中でどうにも面白すぎるので書かざるを得ない。

斜めの線という事でこの楽譜
4804.png
ちょっと安直すぎである。
ラヴェルのスコアを見ているとよく弦楽器が思い切り長いグリッサンドをやってるシーンを目撃します。
これは超絶名曲ラ・ヴァルス。
でもね実際こんな弦のグリッサンドなんかほとんど聞こえないんですよね。

金管にかき消されてというのもあると思うけど、もともとそんなにしつこくやらずに流すもんなんだと思う。
マーラーなんかで最近弦のグリッサンドを執拗に聴かせる演奏があったりします。
かなり異様な印象で面白いと思えば面白いけれど、一歩間違うと陳腐になってしまう。
デュトワの指揮も弦のグリッサンドはまぁどうでもいい感じに見えない?
でも楽譜にはffの指定があるんだし聞かせてよって気がしないでもないかなぁ・・
実際、弦をまたいでこんなに長い音域でとかやること自体不可能なんでしょうね。
上の方だけやって最後の音を・とかやんのかな?

ラヴェルの曲というのは先にピアノ曲がありその管弦楽版をあとから・・と言うのが多いんですが、この曲は最初からオーケストラを想定して書かれたと思う。
作者自身のピアノ版があるけれどたくさんの音をみんな拾うためよくあるように2台のピアノ版。これがまずスタンダートなんでしょう。

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該当箇所。
一瞬ん?とか思うけど右手は黒鍵、左手は白鍵の上を滑らせるという事でしょうね。
純粋な音というよりお祭り騒ぎみたいな効果音がほしいのかな?


聴いてみて・・そんなに大騒ぎするような出来事でもないか・・

この曲同じ作者による一人用ピアノ版もあります。
もう全部のパートを拾う事はあきらめていオプションみたいに書いとくから奏者が自分で解決してねというようなことになっている。

4813.png
グリッサンドはオプションみたいに書いてある。


こちらは圧倒的に面白い。

Tag:ラヴェル  Trackback:0 comment:2 

病気

この日の2日くらい前から犬は嘔吐と下痢状態だった。
病院へ行って注射を打ってもらい、薬をもらって・・
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朝、いつもの長距離散歩コースをニコニコ笑顔で歩いてくれた。
あー、よくなったんだな。よかったななんて思っていたんだけれど。

夕方、遠くの町のたまたま通りがかったスーパーによってみる。
買うのは嫁さんで私はおまけだけど、いつもと違う店だとなんか面白いんでしょう?
なんか書くようなネタも時には見つけられず・・刺身はあんまりよくなかったなぁ・・
その近くには以前から地図上で気になっていたカフェがあったのでそこへもいってみよう。
ちょっと走るとすぐついた。

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まとまった土地が分譲されて売りに出された的な新しい家々の隣にいきなりカフェ。
窓がなく一見倉庫みたいな今風の感じで・・

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入ってみるとそんなに広くない店内にはしかしでっかい窓があり、外へ向かう席が設けられていた。
なるほどこれが売りなのか。富士山がドーンと・・
あれ・・
東名の防音壁しか見え無い。
立ち上がると

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頭だけがちょっと・・
まあ、そんなに毎回見えてなくていいから。

見えないけれどどうも大きな川があるらしく目の前はその堤防みたいだ。
ちょうど夕方のいい時間なので、小さな犬を連れた人たちがたくさん往来する。
どこでも同じようなことが展開してるんですね。
マジックラーみたいにはなっていないようで、みんなこちらから見られていることを意識し目線をどこに置けばいいかわからないような窮屈な感じで通り過ぎてゆく。
犬は全然気にしてなくて、思いっきり〇〇〇を目の前で始めて笑う。
うちにも犬がいるから嫌な気はしないよ。
むしろ笑っちゃう。

ここはパンケーキなお店なので
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おっさんなのにティラミスなんとかと言うのを頼んじゃった。
お好みでかけてくださいとエスプレッソなシロップもついてきた。
アイスコーヒーに粉砂糖しか出てこないあたりにいろんなものが透けて・・とか言わなくていいのか。
実は舌の裏側に口内炎ができており結構食べるのにも難儀する。
風邪のひき始めによくある感じ。
舌の位置により激痛が走るため体が無意識に舌をかばおうとし力が入りっぱなりになっているらしく、顔の下半分とか肩が異常に凝っている。
昨年のブログを見たら同じ時期に同じようなことになっていた。

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時間をかけて食べていると夕日となっているらしく、向こうの雲が桃色だ。
いいね。

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窓の外はどうなっていたのか気になって見に行ってみる。
いい散歩道じゃない。
あの橋は鉄道マニアの昔の写真によく出てくるやつだよな。

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富士山がでっかくきれいに写るからでしょうか。
昔ここにはマニアが撮って面白い列車がいっぱい走っていたらしいんですよね。
今はユニットバスみたいなのが走ってて面白くないのと寒いし、嫁さんに怒られそうだから電車が来るのを待ったりはしなかった。

この後帰宅すると犬が再び下痢の症状をみせていて・・
出かけるんじゃなかったか、ごめんね。
いったんよくなったようには見えたけれどまだ治ったわけじゃなかった。
あれですよね。
よく言われることだけど、具合が悪くなって万が一のことが視野に入ったりするとその存在の大事さが身に沁みますよね。
もちろん、普段から大事だと思っているんだけれど。


https://www.youtube.com/watch?time_continue=1841&v=DVlrJG4xri8

ラヴェルのクープランの墓という曲はピアノ版もオケ版も有名。
ピアノがオリジナルで2曲省かれ曲順も入れ替えられたオケ版は別な作品だと思ってもいいと思う。
墓は直訳すぎでクープランを称えて・・くらいのニュアンスでしょう?
クープランはもっと古い時代のフランスの作曲家。
愛国心の強かったらしいラヴェルの祖国への思いみたいなのも乗ってるのかな。
組曲中このフーガは戦死した知人にささげられている。
ラヴェルも自ら志願して従軍した。

最初に聴いたのはオケのほうでしばらくそれだけ聴いていたのでピアノ版にだけあるラヴェルのフーガってどんなだろう・・ときたいと妄想が広がった。
初めて聴いたときの感想はえ?こんなの?
位だったと思う。
今思えばそれは自分が曲を聴けてなかっただけだろう。
バッハのオルガン音楽から聴き始めたため、あの厳格で広い音域に豊かに展開し、でもどんなに複雑になっても明確でわかりやすい・・ああいうのがフーガだと思い込んでしまい、ああいうのが出てくるはずでそうでなければおかしいなんて言う思い込みがあったと思う。
同じように古典、ロマン派以降の作曲家に出てくるフーガに違和感を感じたりして。
もう今はそうは思わない。
皆バッハになったって仕方ない、
それよりこの小さくて壊れそうなガラス細工みたいな大切なフーガは何なんだろう・・

1220.png
鈍い私は休符で始まる曲の場合最初の音に最初の拍を感じてしまい、その後そういう音楽だと思い込んでしまったりする。
恥ずかしながらこれもそうだ。
だから、これに限らず興味のある曲は弾けなくても楽譜を眺めてみるといいことがあると思う。
そうでなくてもフーガは楽譜を見ながら聴くといろんな発見があって面白い。
ボーっと聴くとただの雰囲気音楽にも聞こえてしまうこの曲、最小限の素材だけでかなりいろいろやっていて、作者の意気込みみたいなものが感じられる気もする。


犬はその後、回復の兆しを見せてくれている。
よかった。ほんとによかった。
駄々をこねたり、嫁さんを置いて勝手に散歩しちゃったりするのも元気だからこそなんだね。

何かあれば行く動物病院、助けてもらったと思う反面以前からちょっとどうか思うやり方であることを進めてもくる。
私の考えでは人の心につけ込んだ詐欺商売に近いと感じている。
私には言わないが、嫁さんが行くとかなりしつこく言うらしい。
人間の病院みたいな仕組みがあるわけじゃないから食ってくためにいろいろやらなくちゃなんないのかもな。
でもまあいいよ。 そんなの笑って無視しとけばいいだけ。

今自分の通う病院への不信感が芽生えてきていてそれもめんどくさい。
じゃあよそならいいのか?
どこならいいのか?
まあ、
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犬が元気でいてくれたらそれでいいよ。


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クラシック音楽が好きです。

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