心配しすぎ

まっとうな心配ならしたほうがいいことも多いと思う。
事実の明確化と整理、問題点の発見とフォロー・・みたいなの。
でも無駄に抱えた不安は実際の内容と関係なく連鎖拡大していくほか、周囲の関係ない健全なものまで腐らせてゆく・・
それが一定量を超えると病的な言動がでてきたりほんとに病気になったりすると思う。

嫌だと思っていたことが一つ片付きホッとして帰宅すれば嫁さんがある問題を抱えたことを話し出す。
心配だ。でもここで無駄に不安要素を頭の中でリピートさせても何も解決しないどころか他のものまで腐りだすから。
今できることをやって、心を強く持つしかない。
嫁さんがだいぶ前から行きたい行きたいと言っていたカフェにでも行こう。
女優さんみたいな奇麗な人が出てきて接客しだすので驚く。
通されたのは座敷という絨毯敷きの個室で

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こんな感じ。
クッションがいっぱいで女の子の部屋みたいだな。

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おっさんのブログに載せる写真じゃないですよね。
ここは男性のみでの入店禁止なんだそうだ。
私は色々あってコンプレックスだらけなので、こんなところに近寄れば通報されるような気もするし一生近寄れないと思っている。
嫁さんがいるってすごいことだな。

勤務先の取引銀行が冊子みたいなものとカードを作って配ってくれる。登録されたお店でそれを出すと何か特別な特典が付きますよみたいなの。嫁さんがそういうのが好きらしくこのお店もリストにあるというので注文時のカードを出してこれ使えるんですか?と聞いてみる。
あ・・それは夜に・・・一瞬のやり取りに何か拒否感を感じたところですかさず「あでもいいですよなにか大盛にしましょうか・・」


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バターシフォンケーキというのを頼んでみた。
味はフレンチトーストみたい。
ちょっとカリっとしているけどふわ。
大盛にしてくれるという話だったやつ・・



https://www.youtube.com/watch?time_continue=280&v=DVlrJG4xri8

ラヴェルもピアノな作曲家だけれど悪い癖を取らなかったため技術的限界にぶつかっていて演奏家としていける感じじゃなかったというようなことを弟子が本に書いていた。
でもピアノロールなんかを聴いてるとそれは素人の考えるあんまり弾けないとは違う次元での話なんだろうなと思う。


・・・ちょっと気になってる。
このおいしいケーキと紅茶を持ってきてくれた時、
さっきまでのものすごく丁寧な対応と違いそっけない感じで置いていっちゃったように見えた。
えっ?
なんか怒ってんの?
多分気のせい。
あのカード出したから?
多分、考えすぎ。
紅茶にもコーヒーにも砂糖ついてこないんだな・・
え?
怒ってる?
でもそういう店あるよね。
水も出てこないけど・・・

隣のお客さんはニンニクをきかせたパスタか何かを食べてるのかものすごく良いにおいがあたりを埋め尽くす。
ランチもよさそうだ・・すごくいいお店だし、またきたいけど・・・
また来るかもしれないし、もしかするともう来ないかもしれない。

わかってるよ。
考えすぎ。
そもそもこちらが卑屈になる理由はどこにもない。


楽器のレッスンの話は希望した近くの教室がいっぱいだという事で通うにはちょっと遠い別な教室を提案された。
しかし平日終業後に通うには遠すぎると感じたためそのあたりを訴えるとまた調整してくれるとのことだった。
・・・だったのだけどしばらく返事がない。
また始まる。
あれ俺変な事言っちゃったのかな?
やる気ないと思われてすっぽかされてんのかな?
そもそも俺は本当に楽器やりたいのかな?・・
いい加減にしろ何で始まる前から自分でつぶれてんだ。
そんなすっぽかされたような状況は受け入れられないのでその後いかがでしょうか的電話をする。
あーはいはい、今近くの教室が空くかどうか確認中なんです・・
これが仕事なら、何時頃目途が立つんですか?とか言いながら期限を切るところではあるけれど、
・・そうですか、わかりましたーおねがいしまーす。
整体の予約を入れてんのとは違うんだから待ってればいいのかもしれない。
でも丁寧な言葉の向こうに何かが透けて見えたような気もして
あこれ縁がないのかもな・・
とはじまる。

だめだって。
分かってるよ。
そういうこと考えてばっかりいるからなんでも本当にそうなっちゃうんだろう。
実際は無理をお願いしているのはこちらの方で、そこを何とかしようとしてくれているんだと思う。
変なこと言ったら失礼でいけない。

・・・でもまた考え始める。
あんまりだめなら、ほかをあたればいいし
他も駄目なら
他のことしよ。

ほらもうだめ前提で考える。
やっぱり分かってねーな。
でもね、長年に渡って構築された思考パターンて他人が思うほど簡単には変えられないんだよ。

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静岡 抹茶 さんま 音楽

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ここは静岡駅前。
平日で帰りのラッシュ真っただ中という感じ。
私の地元も子供の頃は駅前からひっきりなりに路線バスが発車していくのを見ましたが今はほとんど廃止されてしまったんじゃないのか。
でも静岡駅前はバスだらけ・・信号が変わるたびあっちからこっちから数珠つなぎのバスバスバス・・・場所次第なんだな。

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なんだあのビルあんなのあったっけ?
三つ葉葵がでっかく入って・・徳川家復興か?
なんで持ち運びに便利そうな形状してるんだ?
20年近く前、地元に帰ってきてからしばらく静岡へよく来た。大きな街で珍しい楽譜やCDが手に入るからというオタクな理由だった。24歳はそんなことよりほかにすべきことがあったと思うけれどそんなこと今更言っても仕方がない。
地下へ降りると・・
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なにか人だかりができてるなと思いみれば弦楽四重奏団が演奏していた。
スタッフという人がいるんだから、しかるべきところが企画しちゃんとした演奏家を招いて・・みたいなまじめな場なんでしょう。
しかし私は楽器をやる人拒否症が全然治っていないことを知る。
嫁さんが聴かなくていいの?と聞く声も聞き流して逃げる。


https://www.youtube.com/watch?v=izQJYJw3RRo

そしてこの曲はラヴェルの序奏とアレグロ。
新しい機構を持ったハープを開発したメーカーがそのデモンストレーションを兼ねた作品をドビュッシーに依頼した。
ライバル会社はこっちのがいいんだよ見てみろ的な曲をラヴェルに依頼したというような話だったと思う。ドビュッシーの曲も有名。
結局ドビュッシーに依頼したメーカーのハープは普及しなかった。
独奏ハープのほか弦楽四重奏とフルートにクラリネットというこの透き通った編成はハープを生かすという理由のほか、デモで使いやすいことを考慮してなのかまでは知らない。比較的小さくまとまっているこの感じもそういった用途を考慮しているようにも思える。
この曲結構有名なんだけれど、なぜか私はあんまり聴いてこなかった。これからというところかな。
今のところの印象として、うまみを投入しすぎた結果苦くなってしまって・・みたいなことをちょっと感じて・・でもこういうの変わっていくから。

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4重音のグリッサンド。
たくさんの特殊奏法や効果を持っているハープですがまず思いつくのはいろんな調でのグリッサンドですよね。
ハ長調基準の鍵盤でこれをグリッサンドするのは無理だから。
ハープはピアノの黒鍵に相当するものは持ないかわりに、7つのペダルでそれぞれの音を半音上げ下げします。括弧で書いてあるのはペダルへの指示でしょう?
ドビュッシーの交響詩海も2楽章にこんなのが出てきて見せ場になってる。
オケのスコアにあるハープの楽譜は基本的にピアノ譜みたいだけどよく見ると楽器特有の指示が出てきて弾けない人間もみていていろいろ楽しい。
女性奏者は長いスカートで足元まで隠すのでよく見えないけれど、サントリーホールだったか休憩時間にハープのをすぐ後ろから見下ろせる場所から眺めているとものすごい速さでペダルを上げ下げしながら弾いているのを見ることができた。
最近行ってないけど都響の首席ハープ奏者は男性。近くに座ればペダルもよく見えるのかもしれません。
パイプオルガン奏者には足鍵盤を弾くためのペダル用シューズというものがあるようだ。ハープはどうなんだろう?踏むだけじゃないく上げたりもするんでしょう?
ペダルティンパニの存在がマーラーを刺激して色々書かせいるけどきっとハープもそうなんでしょうね。すごいオケの優秀な奏者と接する機会があってしょうがなかっただろうから。
ラヴェルとかドビュッシーのスコアを見てるとハープ協奏曲かみたいな場面を見ることがあります。
ああいうのは絶対だれか特定の奏者の助言を得て書いてるんだよね?

聴いてて面白いなーと思ったのはカデンツァで
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フラジオ(弦の中央付近を軽く押さえて弾くとオクターブ高くくぐもった音色で鳴る)とそのオクターブ上の普通の音が書かれていて、不思議なエコーみたいに聴こえる部分・・

地下街にあった楽器屋にはバッハのコラール前奏曲が満載の楽譜があったりして喜んで買った・・
その楽器屋さんはもうなくなってしまい百均になってる。
今やクラシックの楽譜は相当珍しい版も含めネット上でただ見し放題だ・・
いいこともある反面、何かこう・・・あれですね。

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遊歩道になった商店街も元気。
こういうのもうだめなのかと思ったけどそんなこともないんだな。

CDを買ってたお店はそれほど広くないけれど、二階にジャズとクラシックの専用フロアだったような。
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けどこんな女性向けの増毛かなんかよくかわかんなお店になってた。

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奥は県庁。
後ろの石垣は駿府城のお堀。
家康の時代からあるものかはしらない。

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静岡鉄道のターミナルはJRとは別に繁華街に突っ込むような形。古い地方私鉄によくみられるパターンだと思う。
元々駅がそのままデパートになっている形だったけれど数年前に今風に立て替えられた。
デパートごと廃墟になりかかっているようなのも見るけれど静鉄はとても元気だ。

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何十年かぶりに新車が入ったんだよね。あれそうでしょう。
帰宅ラッシュで人もたくさん。
どこの県庁所在地にも小さな私鉄があったと思うけれど皆厳しくだいぶなくなっちゃったんじゃないだろうか・
静鉄が元気でいられるのは静岡と清水という2大都市間を結ぶ路線でその間学校や企業も満載で全線お客だらけという好条件に恵まれているからでしょうね。
その分というわけじゃないけどモノトーンな感じでマニア的な萌え感の少ない路線とかそんな話はいいか。

吉野に行ってから頭の中に抹茶がなんとなく存在し続けていて、そこそこの喫茶店でまじめなお抹茶を飲みたいと思っていた。
調べてきたのは
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駅からちょっとわきに入ったところにあるこんなお店。
まじめな喫茶店ではなくて、真面目な古いお茶屋がしゃれで出しているような抹茶カフェ。
まじめな抹茶もあったけれど何だかわかんないニトロ抹茶とかいうのを頼んでしまう。
なんだニトロって・・
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こんな感じの店内。
高いテーブルに、コントラバスが使う奴みたいな高い椅子。
待ってると運ばれてきたのは
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こんなグラスに入った冷たい抹茶。
これはしかしおいしかった。
苦みも上品というか。
これから抹茶もいけるかなぁ・・
まじめな抹茶が出てくるところに色々行こうかなぁ・・
隣の瓶に入ってるのは何とかケーキって書いてあった気がするけれど、アイスの下に抹茶のシャーベットや小豆の入った和風のパフェみたいなもの。
別段珍しいものじゃないけれど普通においしかった。
嫁さんは
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抹茶ラテ。
店員さんは若い女の子が二人。
突然女の子が客席にどん!と座りアイパッドとキーボードかなんかを広げいじりだす。やけにくつろいだ格好だから常連さん?なんて思ってたらリーダー格の店員だった。カウンター内の子からの問に
えぇ?・・あー・・・んー・・
特にどうとも思わないけれどお客の前でそんなとこ見せちゃいけないよなんて言ってみれば「一生懸命仕事をしているのにそんなことを言われるのは理解できない。パワハラだ」かなんかいいだすんだろな・・なんて思いながら食べる。
抹茶おいしかったよ。ありがとう。
駅へ戻ると
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ちびまる子ちゃん電車が来ていた。
作者亡くなっちゃいましたね。
そのまま上の階へあがって・・途中までは嫁と一緒に雑貨屋でああでもないとか言ってみるけど・・嫁さんが気が済むまでどこかで待ち・・
昔はこういう大規模商業施設といえばそこそこのレコード屋というかCD屋があったもんだけど全く影も形もないのは時代ですよね。
大きな本屋はまだあった。
「芸術」という列を探し行ってみると
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マーラーとかフルトヴェングラーなんていう見出しが目に入る。
クラシック系の本をそこそこ置いてある本屋さんを見つけると萌えたもんだけれど・・萌える本見つけられず。
いや違う、見つけようという気が希薄すぎ・・
まだなんかおかしいな俺。

建て替え前のデパート時代に最上階のさえないお好み焼き屋に入ったのを思い出しながら、今風のレストラン街で
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サンマを食った。
梅肉とこうじみそもついてきたので一緒に食べてみたけどけど、おいしいサンマの前では蛇足かなという感じ。
醤油無敵。
ものすごい待ち客がいるお店と、空席が多くあるのが見えるお店と・・
会社の帰りか若いこの集団が楽しそうに待っている・・ああいうのと縁のない人生だった。
じゃあもう一度やってみる?と神様が時間を戻してくれたら多分また同じように一人誘いから逃げて・・を繰り返すと思う。

外へ出ると、
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もう遅い時間なのにたい焼き屋さんが繁盛してた。
おいしそうなにおい。でももう今日は食べすぎ。

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ああいう渡り廊下を持ったデパートが子供の頃は地元にもあったんだよなぁ・・

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駅前。
中央のビルの中にはパイプオルガンを持ったホールがあって昔オルガンを聴きに行った。
初めて本物のオルガンを聞いたのはここだったかも。
昨日のようだけど考えてみるとあれももう15年以上前かも。
たまに来るといいねここも。
ありがとう。



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あのレストラン

ある団体に所属しているとき、臨時の練習はいつもとちがうところが練習場であった。
早飯を食って向かう道。
はじめのうちは頑張るんだ乗り越えるんだかなんか思って突進していく・・
だんだんもうそんな時期じゃなのにいつまでも何やってんだとか自分を断罪し重たい気持ちで通うように・・
色々あるけど毎回到着直前に見かけるレストランがあった。
気が焦っているのでそこへ行ってみようという発想もなくただ何となく視界に入っても・・

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逃げてやめちゃって1年。
あそうだあのレストランに行ってみよう。
と思った。
こういう、チェーン店じゃなくて凝った意匠で専用に作ったようなレストラン、最近空き家になっているのをよく見かけますよね・・
でもここは元気そうだった。

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何だかわからないけれど期待が高まる。
なに写真なんか取ってんだ。
よくある黒板にランチの案内・・
平日じゃなくてもランチあるのか・・

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入るとちょっと暗い感じに演出された店内。
ああいい感じじゃない。
席はほどほどに埋まっている。
店名からここはスペイン料理のお店なんだと思う。
でもランチは
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生姜焼き定食・・じゃなかったポークジンジャーだっけ。
おいしかったですよ。


https://www.youtube.com/watch?time_continue=3570&v=nru9vdZG8K4

別な言語や文化を持った国同士が地続きで接してというのが日本人というか私としてはなかなかつかみにくいかな。

ラヴェルのお母さんはバスク地方の出身だったんだっけ?
よくわからないけどフランスでもスペインでもなくバスクという文化・言語圏みたいなのがあるのかな。
弟子の書いた本にはラヴェルはバスク語を話せると豪語していたけれど誰もそれを聞いたものはいなかったとあった気がする。
なんであれスペインな作品をいくつも書いている彼はスペインに強く惹かれたんだろうなぁと思う。
この曲オケ版もあるんだけれど先にピアノを聴いちゃって・・こっちのが好きかなぁ・・

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連打となんかすごい重音のグリッサンド。


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時間が遅かったのでみんな帰ってゆく。
後から来た人はパフェを注文してた。

飲み物が付くというので
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もうホットでもいいよなぁと思いながらアイスコーヒー。
最初の一口、なんか納豆みたいな風味を感じてそれでそれをそのまま口に出してみると馬鹿じゃないのなんて言わずに
ああ、そういう時あるよね。
と帰ってきた。
傍から見ればあほの夫婦なのかもしれないけれどそんな夫婦でよかった。
最近外食ばっかりしているのでいろんな家族と隣席になる。
まき散らされる無神経でトゲのある言葉、宥めるように何とか応答する声・・
2人かと思っていると実は違う。
まるで自分の存在を消してしまっているかのようなもう一人が・・みたいなのを二組見た。
あれ偶然じゃないと思うな。
あれわかるなぁ・・
よそのことはどうでもいいか。
それより行ったこともないけどスペインてどんなところなのかなぁ。
パエリアも食ったことないなぁそういえば。
メニューにパエリアあったっけ?
食ってみたいなぁ。


毎週通った練習はほとんど辛い状況であったけれど、この練習場で今日はよかった楽しかったと思った記憶がわずかながらにあったりもして。
あれなんだったのかな?
幻だったんだろうか?
調子ずいた勘違いだったんだろうか。
まあいいや、事実を受け止めてできることしなさいという事でしょう。

この日この後どこへ行きたいんだかもよくわからないままドライブをして
こんなところを通りかかった。
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このお地蔵様、案内板には雪に阻まれ亡くなった瞽女さんとか悲しい由来が。
今、芸事の上達を願う信仰を集めているともあった。
俺には関係ないと車を走らせようとして・・
ふと思うところがあったので車を止め
手を合わせお願いをした。
お地蔵さんをみると、私から目線をそらし冷たいお顔をされているように見えて・・
まあいいや、いつか笑ってもらってもらえる日がくるように。


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焼肉と湧水

昔通っていた焼肉屋はとてもうまかったし、行けば笑顔で名前を呼んでくれたりして。
でも代替わりしたら愛想が悪いを超えてときどき失礼だろってな感じになっちゃったのと
嫁さんが壁にお相撲さんのカレンダーが貼ってあるような店は嫌だとか言いだしてもう行ってない。

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ここはチェーン店。
結構いいと思って何度か通ったんだけど、先日行ってみるとメニューがリニューアルされていて・・
最近各所でよく見るリニューアルという形の値上げかクオリティーダウンか。
もうちょっと肉良かった気がしたんだけど・・
今、商売もいろいろ厳しいんだろうなぁ。
文句があるのならもうちょっと払っていい店に行けばいいんだろけど、奮発するなら違うもん食いたいかなぁ。
食べ終わってどこへ行こうか・・そのあと用があるので近場で・・急に思い出した場所があった。

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天気悪くて絵にならないけれど、少し高いところにある道路を走る車の中からみえるここ。
子供のころからここを通るたびに目に入り、あれはなんだろう?となんとなく思っていた。
池の中に小さな島と石碑・・
実際に見に来るのに40年かかった。

案内板によると江戸時代から水争いのようなものがあったようだ。
この石碑はそれに関連したもの。
面白いのは争ったうちの一方の側から書かれているので、寛大な俺たちがもう一方にも使わせてやることにした・・
みたいに読めたこと。実際は違うのかもしれないけれどそう読めた。

どこでもそうだけど、みんな揉め事についての主張は自分が正義で相手がいかにひどいかという説明をする。
主張者に好意を持っていると真に受けそうになるけど違うと思う。
客観的には全然違う事実があったりするものだし、その可能性は結構高い。
そういうのは大きくうなずきながら違う視点から見てみるか、適当に聞き流しとけばいいと最近思う。

池の周りを歩くと上流に道が伸びている。
よさそうな気配を感じて少し歩いて行ってみると
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住宅街の中に予想外な良い世界が待っていた。
自転車でやってきたらしいお爺さんがベンチで本を読んでいたりしていい感じ。
お爺さん、白いランニングとステテコだ。

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こんなところにこんな景色があるなんて全然知らなかった。
すぐ近くをさんざん走っているのに。
蛍が飛んだりしそう・・するだろうなこれは。
でも夜来るとおやじ狩りみたいなのにあいそうな気もする。
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これも驚き。
住宅街の真ん中に神の子池みたいなのが・・
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写真じゃわからないけどかなりの湧水量で砂を巻き上げている。
工場の地下水くみ上げで湧水が枯渇とかいうのが昔から問題化しているわけだけどここは大丈夫なんだね。


https://www.youtube.com/watch?time_continue=2387&v=YHrstmOPKBQ
ラヴェルのバレエ音楽ダフニスとクロエ
最後の3曲は第2組曲という名前でコンサートプログラムとしても演奏されます。
高校生の頃これを聴いてびっくりしてハマりましたよ。
ダフニスじゃなくてダニフスだと思い込んでたりしました・・
最初の曲の山場は何といっても圧倒的な日の出の瞬間ですが、
絶えず小川の音が聞こえていたりもするんですねこの曲。

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フルートとクラリネットで始まる小川のせせらぎ。
単純な音階的に降りて登るのではなくてジグザグに動いて・・
難しそうなんていうと楽器な人はムキになってなんか言いそうですね。
重ねるハープはグリッサンドでさらっと・・・
楽譜を眺めて喜んでる人的には鍵盤と違って臨時記号を入れてのグリッサンドが出来るのがハープの面白いところ。
チェレスタもペダルを踏んでグリッサンドじゃないけどそういう感じでとかでしょう。
チェレスタのペダルの指示ってありそうであんまり見ないような・・
これは実演でも聴きました。
でもその時は巧かったけれど何故か私の中で盛り上がらなかった。


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森の下にはこんなところが。
ここも大量の湧水が砂を巻き上げている。
鯉がそのうえで静かに遊んでいる。

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雲間から一瞬日が差した。
厚い雲に覆われて、もうだめだななんて思っていても
さっと一瞬さすんだよね光が。
人生も・・なんてもう書かないから。

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スリランカ

以前山の中のカフェというのに行ったとき、すぐそばに気になるお店を発見していた。
あそこ行ってみよう・・
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茶畑の上に建つあの農家が、実はカレー屋だという。
それもスリランカの人がやってるとかなんとか・・
目立つ看板も出ていなくてちょっと面白い。
行ってみたらただの民家で怖いおっさんににらまれるとかだったらどうしよう・・
近づくとあらゆる窓が開け放たれており昔の農家の夏の様相・・でもちょっと不自然に窓が開きすぎな感があり、やっぱり店かもなと思ったり。

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なんかちょっと書いてある。
お店でいいんだね。

玄関に立つと「こんにちはー」とか言って迎い入れてくれる。
中は普通に
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民家。
古民家か。
古民家なお店自体はもう珍しくもない。
古民家だからどうとかじゃなくて、そこが居心地いいところなのかどうかが大事。

関係ないけどクラシック音楽も古いから聴くとか今と違うから聴く訳じゃないです。
好きだから聴くだけ。
作曲されたのが昔だという事実は後からくっついてくるだけ。
クラシックという呼び名がなんとなく嫌い。

お好きな席に・・と言われてちょっとうろたえると
風があるからあそこがいいかな・・と
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縁側の席を進めてくれる。
高台に建っているからいい眺めだ。
扇風機だしますから・・
あ家のと同じやつだ・・

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あれ?
写真の印象よりもっと高いところからいいものを眺める印象だった。
スリランカもお茶だよなぁ・・セイロン茶ってそこだっけ?・・
スリランカ出身の店主がいるらしいんだけどしきりに今日は不在でみたいなことを言っていた。
別にその人目当てで来たわけじゃないのでかまわないけれど・・

近くのカフェと共用の駐車場には車がいっぱいだったのだけどお客は私たちだけ。
BGMはセミの声。
いい時間を独り占め。


https://www.youtube.com/watch?v=0veoabFZQhQ
ラヴェル 鐘の谷
自作自演みたいなことが・・
ピアノロールかな?

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この最後の鐘の音がどう聴こえるか・・
このアルペジオみたいなのをどう弾くのか結構興味があった。
やっぱりリアルでっかい鐘的な‥
もちろん作者の自演=ベストな解釈というわけではないけれど。
本人がどう思ってたのか知りたいですよね。


そして、今日のカレーはチキンとなすときゅうりと・・ですが何かダメなものありますか?
と聞かれないと答える。
メニューとかなくて一択なんだ・・・値段も不明だけどまあいいや。
いくつかのレビューを見ていて・・ぼったくりはないでしょう。
ということで結構辛いかもしれませんよと出てきたこれ
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単一なものが一様にというのではなくて、カレーなチキン、茄子のカレー、カレーなインゲン・・みたいに
いろんなカレーが乗ってるんだと思う。
唐辛子みたいなのが入っていて確かにピリピリ辛い。
私は普段は辛いのが苦手で食べないんだけど、こんなとこ来たら食べるモードに切り替えなくちゃね。
茄子がとてもうまかった。

スリランカのプリンがあるというからお願いして・・
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もっと超絶スリランカな何かが出てくるのかと思ってたんだけど。
味は素朴な感じ。
香辛料のせいか気のせいか、食べ終わったら血が回って首の凝りが少し良くなったような気が・・

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普段はスリランカ人の人がいて話が聞けたりするらしい。
この日いた日本の人も気さくな感じだったから色々聞いてみたんだけど、
それは次来て本人に聞いてください・・
私はあなたから聞きたいんです・・とはいえなかった。

またいつかきてみたいなぁ。


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あっついし

冷房もろくにきいてない飯屋で待ってるときにスマホをいじったら動きが極端に遅くおかしい。
再起動してみるといつまでたっても起動しない。ほのかに発熱しているのも感じる。
セルフ診断アプリというのが出てきかけたはいいけど起動しない。
なにかが暴走してメモリを食いまくっているだけなのでそれを強制的に止めればいいんだろうとは思った・・思ったがもう調べるとかやってみるとかいう気にならない。
ショップへ行ってみると1時間半待ちですがよろしいでしょうか?
よろしくないという回答はないわけでしょう。この不景気な世の中で結構な事じゃないか。
まあいいやトイレかしてとか言ってるところにセルフ診断アプリというのが起動し、今走っているアプリと強制終了のボタンを見つけてあっけなく回復。アプリってなんだよソフトでいいだろ。
DOSとかCONFIG.SYSとか言ってたのももう25年前か・・歳食ったなぁ。

もう遠出できる時間じゃなかったのでここへ行った。
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いいでしょう。
白糸の滝。
家から小一時間ほど。
世界遺産とか言っているけどいまいち茶番臭い・・じゃなくて、
昔から駐車場500円みたいなのがばかばかしく、地元なのにというか地元だからか意外に行かない。
前回行ったのももうかなり前か・・知り合って間もない嫁さんと。
その前はたぶん子供の頃に一度。

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左端の太いのは上から流れてきたものかもしれないけれどあとは皆地中から湧き出て落ちている。
一面の滝。
霧状の水しぶきがあたりを冷やして涼しい。
この写真は人が写らないギリギリのところを狙った。本当は観光客がたくさんいて結構暑苦しい景色だ。
自分もその一人なわけで文句を言うのもおかしいな。
アジア系外国人が大騒ぎ・・
昔、嫁さんと来たときはもっと滝のすぐそばの水辺を歩けた気がする。
世界遺産としてはこんなんじゃまずいと滝周辺の土産屋やいろんなものを撤去したそうだ。
景色的にもそのほうがいいし、いいと思う。
山が世界遺産てのはおかしい。登録されたのは富士山の山岳信仰という事だったと思う。
でもなんか茶番臭い気もする。
取ったもん勝ちみたいな。
怒られるか。


https://www.youtube.com/watch?v=k9LYj6GkwUU
この曲は滝とは違うけれど。。
ラヴェルの水の戯れ。

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駆け出しのころの作品。
後のオンディーヌを思い浮かばせますよね。
聴いていても楽譜を見ていても楽しいけれど、若いなぁ・・とも思う。
晩年の作でこれだったらちょっと・・と思わないでもない。
弾いても楽しい・・とは言えないところが寂しいか。

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ここに車で近づくと昔からの観光地にありがちな麦藁帽子のおじいさんが激しく駐車場へ誘導しているのが目に入る。
世界遺産認定のせいかちょっと奇麗になったように見える駐車場に素直に入り・・・
昭和43年で固定されたような土産物屋の間を滝まで歩いてゆくと・・
さっきのところより200円安い駐車場が・・・
あれ?ここまで車で入ってこれてしかも安いのか。
あの必死の誘導は意地でもここへ車を入れさせないためのものだったのかな?とか思うとちょっと微笑ましい。
土産物屋や駐車場は昔からこのあたりに住んでいた人たちが持っていた土地でやっているんだろうけれど、立地による条件の差みたいなのでもめて口もきかないとかあったりするのかなぁ・・とかくだらないことを少し考え・・

こういうところにありがちな土産屋のソフトクリームがありがちなぼったくり価格じゃないのには好感を覚え、期待せず食ってみたら意外にうまかったので機嫌がよくなる。

40年近く前父親とここへ来た記憶があり、いくつかしかない良い思い出のカテゴリに入っている。
とはいえ何枚かの静止画のような情景が浮かんでくるという程度のもの。
冬で、滝にはつららがあった気がする。
そこに母親はいなかった事を覚えているけれど理由は記憶にない。
もしかすると・・まあそういうところまで思い出さなくていいんだろう。
甘酒を飲んで非常に気持ちが悪くなったのも思い出した。
下戸というものはまだ理解できず、車酔いだと思っていた。
遠いあの日、あの時の自分に言ってやりたいことももうない。

そのまま帰るのも味気ないのでその辺をプラプラ走っていると
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雲の中にいた富士山が出てきて夕日に当たっていた。
昼間は雲に隠れていて、もう皆諦めて帰ったころに姿を見せるという・・
あんたも悪いやつですね。

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トンネル

落石、落枝をよけながら県境を越える林道を登っていくと、もういいよつかれたというころに峠の長いトンネルがあらわれます。
昔逆方向から一度だけ来たことがあった。
例によって昨日のようでもう10年以上前だったりするんだろう。

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林道だしかなり山深いところで電気なんか引かれているわけもなくトンネルの中は真っ暗。
徒歩だと怖いかもなぁ。
この日は晴れていてここまで夕日を背に登って来た。
トンネルを抜ければ夕日に焼かれた驚きの絶景が待っているはず・・・

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あれ・・・
いいね、またしても雲の中。

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雲というか霧がトンネルの中にどんどん吸い込まれていく。
なんだこれ・・
ちょっと怖いような。

このままこの場を離れるのは惜しい気がして
車を方転させてもう一度トンネルに入って向こう側へ行ってみたりして。
先ほどから数分しかたっていないのにようすが全然違う。
気温が下がったせいかトンネル内は霧が立ち込めておりヘッドライトの明かりで目の前は真っ白となり何も見えない。
フォグランプもへったくれもない。
明かりを消せば真っ暗だ・・当たり前か。
先程は出口の明かりが見えていたはずなんだけどなぁ。
目の前にわずかに見える白線を頼りにゆっくり進んでゆく。
こんなところ誰もいるわけないのはわかっているんだけど、クラクションでも鳴らしてみようかと・・・
思ったけど1度鳴らしたらだけなのに2度聞こえ・・みたいな想像が走って怖いのでやめた。

ラベルの「クープランの墓」からメヌエット

https://www.youtube.com/watch?time_continue=917&v=Wz165MCij6c
なんか中間部は足元を探りながら進むトンネルみたいでしょう?
そうでもないか。
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トンネルを抜けて明るくなってもまだ何かまとわりついて売るところが私は大好き。


昨年、これから自分は長いトンネルに入るだろうみたいなことを書いた気がする。
思ってただけで書いてないかもしれない。
どっちでもいいや。今私は人生的なトンネル内をすすんでいる気がしてる。
傍から見たらまた馬鹿な事言ってるなというところでしょうがいいじゃないブログだし。
すすんでいるのかな?
出口は見えない。
どこまで続くのかもわからない。
でも進まなければ何も変わらないとは思う。
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あんな光景を見る日が来るだろうか?
待ってちゃいけないのはわかるよ。
手探りで這ってでも進めとかでしょう。

晴れた側には車を止めるスペースがあったので降りてプラプラしてみる。
6130.png

トンネルの写真を撮ると
わっ!
ブロッケン現象?
俺に後光が出ちゃってるよ・・ちがうか。
こんなものを見て和む。

中から霧が出てくる・・
このトンネルは、何かを私に教えてくれているような気がする。
なにかはわからない。
お前自分で考えろという事かな・・
よくわかんないけど敵意は感じない。
そんなに悲観的にならなくてもいいのかなという気がした。
ありがとう。

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ムカデ

帰宅後犬と散歩に
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ああ綺麗だな。

富士山が絵に描いたようにきれいに見える場所がたくさんあったというかそんな場所の連続でなんとも思っていなかったんだけど、この数年で家がたくさん建ち、電柱が立って電線が張られ・・
絵になる場所はあんまりなくなってしまった。
まあそりゃ家くらいたつよな。
新しいうちの庭には私よりずっと若い夫婦に何人かの子供・・
田んぼにはもうすぐ赤ちゃんを連れた鴨が浮かぶ・・
ブログには子供や孫の話題・・
そりゃそうだろうみんな生きてるんだから。

日が沈めば涼しくて気持ちのいい空気。
蛙が鳴いてる。
婚活なんでしょう。
もうすぐオタマジャクシが泳ぐんだよな。
そろそろ蛍が出てくるんじゃないかと思ってみるんだけど、まだ見かけない。
あれも婚活だよな。
みんな頑張れ。


https://www.youtube.com/watch?time_continue=2040&v=JbqySviU4YQ
ラベルの子供と魔法・・第2幕の
この場面はこうもりとカエルがいっぱい出てきて楽しくはしゃいでいるところ・・らしい。

4894.png

幻想的な素晴らしいワルツ・・
でも真正面からまじめに素晴らしいというのとはまた違いますよね。
暗闇の向こう側に浮かぶ光。
楽しそうだけど近寄れない。
どこかさみしい。
ずっと伸ばしているフルートとヴァイオリンがあの世界をみている人間との縮むことのない距離を表していると思う。

こんなこと書いてたらムカデに刺された。
すげー痛てー
なんであんな形してんだよあいつはぁ・・
私も昔、街中からそういう視線を刺されて嗚咽が聞こえ、唾をかけられたことがあった。
通学の電車、住んでいる町、通う学校、その周辺、全然知らない街、
どこへ行ってもみな私のことを知っており、流された噂により私を断罪し罵る・・
さすがに今はそれはどこかおかしいと分かる。
身内と同じ精神異常を私も発症していたのかと考えたりもするけれど、事実として記憶されてしまったそれは今も変わることはなく私を支配している。
30年たって初めて人に話してみれば勘違いだとあっさり言われてしまった。
それはそうだろう。
でも結構つらいことで後悔した。
じゃあブログになんか書くなよ。
そうだね、なんで書いてんだろう?
後遺症で人の視線や笑顔、笑い声は恐怖と憎悪の対象であり続けた。
でもだいぶましになったし、何とか生きてやっとここまでこれたよ。
奇跡が起きて嫁さんと出会えたよ。
普通に会社員もやってるよ。
私には人の輪はあの蛙の輪みたいに近くにあって近寄れないもののように見える。
でもブログで何人かの人と出会えた。
これは気のせいじゃないでしょう?

ムカデには
元気付けられたんだという事にしよう。
なんか痛いけど。

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錆びない体

曇っちゃっていてあれですし、
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あえて説明もつけないけれど、
その筋の人には
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わかるでしょうこの感じ。
魚市場から帰ってきて帰りの列車まで時間があるので駅の周りをふらついてみた。

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これ1960年製、日本初のステンレス車体ディーゼルカーだそうです。
湘南型というこの意匠は70年くらい前に流行した形だ。
こんなものを生で見られるなんて感慨深い。
それにしてもすごいのは
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さすがステンレス。
製造から60年、廃車になってからももう何十年もたつのにピカピカなままのこの外装・・
すけー、ステンレスってホントにステンレスなんだな。
鋼製車体の無残にさびて朽ち果てていくのをよく見るだけに・・
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このピカピカ感は驚きだ。
感動する。
アンチエイジングなんて言ううけどこれは本物だ。
60歳なのにまだピカピカ光ってるんだよこれ。
錆びない体・・
クーラーおいてあったりして今は何かに使われているんでしょうね。
足がなくなっちゃってあれだけど、
末永く生き残ってほしいなぁ。

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券売機が捨ててあった。
一般人には理解できませんが、マニアの中にはこんなものを自分の部屋の中に置いときたくて仕方のない人もいるみたい。
でも最近の若い人の中にはそんな人はもういないのかな?
ちっちゃな画面の中が世界の全てなんでしょ?

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駅の脇に何気なくあるこのレンガ倉庫も大正時代とかからあるんでしょうねここに・・
道路もトラックもない時代、鉄道貨物で何でも運んでいた。
野菜とか養蚕とかなんかそういうものを一時おいておく倉庫だったんでしょう・・
あれですよね、コンクリートは古くなってくると真っ黒くなって悲愴感みたいなものが出てきますが、
煉瓦は古くても明るい古さというか・・


https://www.youtube.com/watch?time_continue=1289&v=DVlrJG4xri8

ラヴェルの古風なメヌエット。
二十歳の意欲作。
聞いた印象は単純に古風というものでは全然ないですね。
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楽譜を見ると4分の3拍子で・・・
恥ずかしいけれど私はなんとなく聞いてると8分の6拍子みたいなものを感じていて、小節線も楽譜と違うところにあるような気がしてた・・
そんなもんですけどね私なんか。
でもこれこの若い作者はちょっとそういうのも狙ってるんでしょ?

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駅に戻るとまだ改札は開いてない。
古いこの駅舎もいい感じだ。
あのモニターはレンタサイクルのPRビデオが流れていて・・あれじゃないな、どこで見たんだったかこの時
ヤングマン・・63歳・・みたいな字幕を見た。
え?ヤングマンが何?・・まさか?・・くらいな感じで。
もう40年くらい前、まだ訳も分からない頃にピンポンパンだったかポンキッキだったか忘れたけれどやけに健康的な歌うお兄さんがいた記憶があります。
ある日そのお兄さんが真顔で何か説教じみたことを言いだしたのを覚えている。
単純にその雰囲気が嫌だと思ったような変な記憶だけど、その時言っていたことは多分「みんな、丈夫な体を作んなくちゃいけないぞ」みたいなことだった気がする。
あれから40年。
本当ですね、健康で丈夫な体は何より得難いものです。
もう63だったのか。
いつだったかたまたまテレビをつけるとこの人がイベントみたいなので口パクでをやっているのが映った。
あまりの痛々しさに見ていられない感じがしたけれど、本人がどうしてもこれやりたいんだと強い意志を持っているらしいことは伝わってきた。
否定的なことを言わずに、素直にそこを感じられるように・・その時はそう思わなかったけれど、
今はちょっとそんなことを思う。
健康な体と強い心が必要だ。
強い心みたいなものを見せてくれたんでしょうかね。
お兄さん。

人にはいつか終わりが来る。
当たり前だけど私にも。
できるだけ先延ばししたいと今思えることは幸せなのかも。

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チャンス

今朝のボンタン
朝起きたら日が差していた。
あれ天気悪くなるんじゃなかったっけ?
あっボンタン花咲いてるだろ今のうちに写真撮ろう。
・・・まあ写真なんか後でいいやそんなのいつでも撮れるだろ。
朝食を済ませ、さぁ・・
あっ曇ってる。
空を見ればどんなに待ったってもう晴れ間の出ることもないことのない一面の雲・・天気は下り坂明日は雨。
花の寿命は意外に短い。再び明るい日差しが当たる頃、この花はもう終わっているだろう。
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小さな蜂が蜜を取っていた。
すごくいいにおいがして・・・
大袈裟だけどこの花が明るく輝いているのを見ることはもう永久にできないのである。
こういう、ついさっきまで自由に取り放題、触り放題だったチャンスが永久に戻らないと気づいてから騒ぎ出すという事の連続である気がする。
花はいいとして、いろんなこと昔から・・そして今も。
私の特徴として逃したと気づくとそのことをグダグダグダグダしばらく考え続けるというのがある。
晴れて日の当たった美しい写真を頭の中で無意味に想像しつづけている今も。
そんなことをやっている間に実は次のチャンスが来ているのだけど、いらん事でグダグダしていてそれも逃したり。
今だって実はチャンスなのかもしれない。
思い当たるものはあるのに、気づかないふりを自分にしている。
まぁ予定どおりに晴れていたらこのネタ書けなかったんだし、チャンスを逃したことがチャンスなこともあるわけで、世の中考え方ひとつだな。

ゴールデンウィーク、風邪をひく前の話。
カフェってところは連休はむしろやらないくらいなんですか?
遠出してたどり着いたそこは休み・・
あららといってみた近くの別なお店は「今日はもう終わりなんです」
あれれと言った次のところもランチタイム終わり。
最初に向かった臨時休業の店、行く順番が違えば今終わりそうなこの店に間に合ったかもしれない。
そんなことをうだうだ考えている間にも時間がどんどん立って店はどんどん閉まってゆく・・
大袈裟か。

もう帰ろうかくらい言ってたら見つかったこのお店。
すいてるし料理もよかったし・・よかったぁ・・
4779.png
いつもの癖で一番安いチキンの何とかというのに仕掛けたけれど折角だもん。
牛頬肉のワイン煮というのを食べました。
旅番組とかで食ってるやつだ。
すごく柔らかく煮えてておいしかった。
雑穀米のご飯はお替り自由・・医者から炭水化物減らせと怒られてるのにお替りしちゃった。

モーリス・ラヴェルという作曲家も弟子によれば医者から肉を控えなさいと忠告されていたそうです。
でもたぶんそんなの無視してたんだろう、牛肉のゼリー寄席というのが大好物だったという。
アメリカへの演奏旅行から帰り列車をを降りると開口一番、どこか牛肉のゼリー寄席を食べられる店はないかな?

https://www.youtube.com/watch?v=velvlFHOiig
そのラヴェルのヴァイオリンソナタ第2番。
第2楽章にブルースというのが出てくるのでアメリカへ行った体験が生きてるのかと思ったけれどどうもそうでもないみたいだ。
第1楽章はイギリス行きの船の中で思いついたという。
フランスの農家の庭、鶏が鳴いて・・
今聴いても2楽章のブルースはガーシュインとかのブルースじゃないと感じる。
ラヴェルはパリのナイトクラブだかでジャズの聞けるような店によくいったんだそうだ・・
にしてもこれはジャズとも違うかな・・
ジョルジュ・エネスコというルーマニアの天才ヴァイオリニストで作曲家に初演してもらおうとしたけれどこんなの弾けるかみたいな話になっちゃったらしい・・

というようなことが生き生きと描かれたマニュエル・ロザンタールの本を買ってきてゴールデンウイークに読んだのももう17年前とかかもしれない・・昨日のことのようだけど。
あっという間だよなぁ・・
この曲はその本を読んでから興味を持って聴いてみた。
残念ながら当時、よくわからない曲だと思ってあまり聴かずそれきりに・・
いま聴くと結構聴ける。
時間がたつのも悪いことじゃないかもな。

ラヴェルの写真を見ているとほとんどの写真で火のついたタバコを持っている。
本当に四六時中吸ってたんだろう。
お酒も毎日欠かさなかったみたいだ。
医者からはやめなさいと言われてたみたいだけど、まじめに従うような人は作曲家になんかなれない気もする。
そういうのをやめた生活をすればもう2年くらい正常でいられて私たちももう2曲くらい聞けたのかな?
ラヴェルは結婚しなかった。
いつもそばにいた弟子が人がそのあたりについて本の中で言及している。
もし、一生共にする相手がいたら彼はこんなに早く死ななかったかもしれない。
でもそれはもうラヴェルの人生じゃないし、現在も私たちの心を打つ彼の作品も生まれてこなかっただろう。

何が間違いで何が正解だったかなんて考えても意味がないんだ。

Tag:ラヴェル  Trackback:0 comment:4 

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