言葉のない世界。

昨日は出かけていたのですがスマホを見たらいろんな人からコメントが。
うれしかった。
私にとって一番苦手で嫌なものは人と接することですが、一番欲しているものは人の言葉かもしれません。

やってないのかと思ってたら看板出してないだけでやってたらしい店。
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昭和30年代とかだろうか?木枠の窓。
今見てもおしゃれですよね。
元足踏みミシンな机。
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なんかこう、松本清張な感じ。
読んだことないけど。
窓の外には新幹線。
結構な距離があるように見えるけど列車が通過すると建物ごとガタガタ揺れるのね。そういうのも含めての異空間て感じでいいじゃない。
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柚子のアイスティ、これはとてもおいしかった。
沈んでるピール?も食べれるのね。
チーズケーキにはメイプルシロップ・・
おいしかったよ。
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遠回しにあなたはもう辞めたほうがいいという声を聞いたような気がしつつも楽器をやろうとしていて思う事に、私は肉体の感覚がつかめないことのほかにどうも人の言葉の理解と扱いがおかしいらしいといというながある。
例えば噛め問われるとそうかと思い一生懸命噛むため空気が通らず音が鳴るわけない。
緩めようと思えばなぜ噛まないんだといわれみたいなの。・・それだけだと加減をつければいいでしょとなるけどそうじゃなくて、言葉を無駄に複雑に受けても馬鹿正直に考えても仕方のない何かに向けて考えやろうとするというか・・・多分言ってるほうはそんなつもりで言っちゃいない。
言った側からすると言った内容を無視して意地になっているように見えるだろう。
もうやめた方がいいなどとは一言も言ってないのかもしれないし、言ってるのかもしれない。
そんなものは聞き流して捨てておけばいいのに、自分から言葉へ纏わりついてその裏側を知ろうとしてしまうのは幼いころの経験に影響されていてそう簡単に辞められるものではないと思う。これのせいで私は時間や気分を無駄にしているとも思う。


https://www.youtube.com/watch?v=XgOhZ3w8XB4
言葉のないヴォカリーズという歌曲があります。
あまり聴かないというかやっぱり人間の声には言葉がないとなんだか落ち着かず・・
歌詞もないらといろんな楽器で歌われたりするみたいだけどこれはピアノソロ版か。

ほっとけば治っちゃうような風邪だと思って放置してたら大変な事にみたいなのありますよね。
最近心がずっと風邪気味でなんて書くと馬鹿のポエムみたいだけど・・多分調べてみてもどこにも悪いところないですよ?なんていわれるようなのなんだろう。でもブログには自虐ばかりを書こうとしてしまう。
ちょっと出かけてきたけれどいつもなら大量に撮ってくるはずの写真も少なめといかとほとんどない。
なんか過剰な守りに入り閉じちゃっているかも今。
まあいいや頑張りましょう。
その先にまたどんないいことがあるかわからないし。
刺にしかならないからいらないと思ったのかもしれない人の言葉は、やっぱりいると思う。

1人でお店をやっているらしい女性はお茶を出しながら、
ピールも食べられますよとかシロップが沈んでるのでとかいろいろ教えてくれた。
話せば結構話してくれそうな人のようにも見えた。
帰り際おいしかったよくらい言えばよかったんだろうけど、
この時心が閉じ切ってて
ごちそうさましか言えなかった。
まあいいや、ここはほんとにまた行きたいと思う。

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馬が助けてくれた

北海道の道北でもさらに北の方は稲作や畑作の限界を超えているんだろう延々牧草地が広がっている。ある時見た輝く青と緑にやられて何度も通った。
何度も通ったのは何度行っても曇りか雨で青と緑にたどりつけなかったから。
延々続く湿った色のない風景はおなじ場所だとは思えない虚しく寂しい世界だった。
事情ができて旅行も行けなくなってしまい、いまだにみたかったあの景色を見てはいない。
うちから一時間くらいのところにもある小さな牧草地帯に行ってみたけれどこの日は曇天。
まあ、近いしべつにいいか。
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都会生活じゃないし牛も別に珍しくないんだけど、この時嫁さんはニコニコだった。
追いついてきた車に道を譲ろうかと思ったらアホみたいにあおるそぶりを見せた。ほっといたら狂ったようなジェスチャーで追い越して行く。自分もあんなことをしたことがあるかもしれず、馬鹿にすれば自分に返ってくるのか。
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曇天で富士山も隠れお気に入りの店もこんな感じ。
駐車場は車でいっぱい・・
ビニール張りの窓の向こうには小さな子供とその声。
少しまずい予感。
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嫁さんは超絶不安定化。
誤解を得るだけだから書かないけれど当事者である私にも感じることがあり、ようするにハッピーではない場が出来上がる。
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ランチのご飯が少ないのをみてなんだこれ?みたいなことを書いちゃったけどどこでもこんなもんなんですね。
量はともかくみんな丁寧でおいしいんですよこれ。
素材や料理自体もおいしいんだけどこの好意的な何かは多分お店の人に嫌味や刺が全くないのが伝わってきてるんじゃないかなぁ?
ちょっと今日は重たくなってしまったけれどそれはこのお店のせいでは全然ないから・・
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手作りの建物増築工事はまた少し進んで、この日もなんかやってた。
またきましょう。


https://www.youtube.com/watch?v=hZl1ph4UIus
昔、土曜の北海道行き始発便に乗るため朝4時頃家を出て車で空港へ行き、日曜の最終便で戻ってくるというのをよくやった。
一番好きでよくいったのは稚内周辺だったけれど、便が少なすぎるので土日なら旭川とか釧路とか女満別。
車の中でこれを聴いていたらしく、曇天の牧場を見るとこの曲が頭で鳴ったり、これを聴くと曇天の大草原が頭に浮かんだりする。
道幅も広くずっとまっすぐな北海道の田舎道より帰りの東名の方がずっと貧弱で走りにくく見えたりして。


曇天の牧草地を行くといくつもの真新しい新築の家が目に入る。
小学生くらいの自転車が2つとかそういうとこに目が行く。
こんなところで育ったらいいかなぁ・・
農家ってすごく大変なんだろうなぁ・・俺には無理だなぁ。
多分みんな俺より若い夫婦とその子の家族。
がんばるね。
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こんな絵が結構好き。
北海道でこの天気だったら腐りそうだけど。

馬のいる牧場、車も来ないし路肩へ車を止めて・・
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と車から降りるとすぐにく一頭の馬がこちらへ向かって突進してきた。
ちょっとうれしい。
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馬もびっくりしてがぶっ!とかあると思う。
そっと手を差し出すと
触るの?
・・・いいよ。
みたいな反応が返ってくる。
そっと触れると小さく掃き出される鼻息が次の答え・・
話しかければちょっとした動作でちゃんと聞いてくれていることを教えてくれる。
べらべら喋ったりしないけれど、お互い通じている前提での静かなやりとりが続く。
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顔がでっかいので近いと全部は見えない。
ずっとこの鼻と会話をしていた。
見上げれば、優しい目・・
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優しい顔。
結構長い時間私たちをかまってくれて、もういいねと背を向けてからも目でこちらを眺めていてくれる。
気が付けば、嫁さんにはまた笑顔が戻っている。
そしてさらに気が付けば、俺もだ。

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白髪がちらほらとあったけどそもそもあれ白髪なのか?
きっと優しい青年なんじゃないかと勝手に思う。
そんなことより
ありがとう。

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走る

先週日帰りで出張しました。
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最寄り駅には車庫があって朝は空っぽの新幹線が本線を横切って出てきます。
絶対座れる。毎日通勤する人にとっては重要な問題でしょう。
たまにしか乗らない私にも重要。
通勤電車と違い立ち客を考慮した設計になっていない新幹線車両は立ってると余計な人みたいな景色になっちゃって心理的負担も大きくかなり苦痛。
最近在来線は中距離を走るものもみんなロングシートになってしまいゆっくり車窓をというのができないので昼間の貧乏旅には不適。
しかし車両が置き換わり始めたころのラッシュ時にロングシートが来たのを見てああよかった!と思ったことがある。椅子なんかないほうがましだと思った。
朝夕と連休の新幹線も通勤電車みたいに椅子はロングシートにしてつり革をたくさん吊るした車両を設定し、特急料金を40%OFFとかにしたら受けるかな?
新幹線の開業前、椅子にシートベルトを着けることが検討されたそうだ。
技術陣としては安全性を否定されたようで不満だったかもしれない・・多分安全性じゃなくてお客の安心感への配慮としてだったと思う。一般人には夢の超スピードだったんでしょう昔は。
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東京駅。人がいっぱい・・でもないのか?上野なんとかラインが開通した効果が出ているんでしょうか?
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乗り換えて・・
東海道新幹線とは全然違う弾丸みたいな速さで通過していく列車。
すっげーのね。 
戦前、弾丸列車という言葉があった。
見ててああ実現しているんだなと思った。
最近なんか食って来たとかどこか行ったみたいなことばっかり書いていて仕事してない人みたいですね。
一応サラリーマンもやってるというようなことを書いてみようかと・・
でもこれじゃまた電車に乗って遊んでる人みたいだ。
さすがにお客さん周辺の写真は出せないから。
普段人と話せないとか書いてますが仕事は別。
しっかり話し込んで次につなげてきた。そう思ってんのは自分だけだろというのもあるけどそれでもいいのさ。
・・もうちょっと書きたいけどまずいな。


そして全然別な話ですが、
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朝。
蒸気機関車が仕事前の準備をしているところ。
このお釜は石炭をたいてお湯を沸かしますが、ガス窯みたいにつまみをひねと点火というわけにはいかないんですよね。
最初はちょっと薪入れるんだっけかな・・ぼろきれにとお湯をしみこませたものに火をつけて・・
なんかそこから運転できるようになるまで結構時間がかかるんだったと思う。
今、機関車の煙突にパイプがつながれて後ろの煙突から煙が出ています。
多分これは煙突から強制的に空気を吸いだして過失の中へ酸素を効率よく入れようという火付けアシスト装置みたいなものなんじゃないかな?
電気部品の開発をやっていますけれど開発中の部費や組みあがった製品に初めて通電することを「火入れ」といったりりします。
あれもこの名残なんたろう。


ラフマニノフの交響曲第2番のフィナーレは明るさが爆発しながら走るような・・


https://www.youtube.com/watch?time_continue=2520&v=iSJsQm6jl6o
吹奏楽みたいにクラリネットが叫んでるのとかトランペットの合の手が聞こえると一見ポップコーン食ってる歩行者天国音楽みたいな世界を感じそうになる。
けれどこの音楽はすれすれのところでちゃんとした豊かな世界の音楽何だなとか思ったりしてる。
ゴージャスなサウンドはアメリカ的なイメージをもったりするけれどこれはドイツにいる時に書いたものだった。
私自身はこういう世界が苦手なはずなんだけどこの音楽は好き。


ラフマニノフはニューヨークでマーラーと共演しているけれど、それとは別にのマーラーの交響曲第5番自演を聴いて感銘を受けたという話があったと思う。
マーラーは5番を完成させた頃公私ともに絶頂期でウィーンフィルを引き連れロシアへ演奏旅行をしています。
多分その時じゃないかな。
その数年後にラフマニノフ自身の交響曲第2番が完成しています。
フィナーレは快活なロンド形式であることとかいろいろマラ5のフィナーレと共通点を感じるけど最後にコラールが出てくるところなんかそのまんまじゃないかなぁ・・頭の中にマラ5がちらついていて自分もやってみたくなっちゃたんじゃないかなぁ・・

検索するとこの楽章をソナタ形式と捉えて書かれた話がたくさん出てきた。
きっとどこかの本なんかにもそんなことが書いてあるんだろう。
私がこの楽章を聴く時はソナタ形式というよりロンド形式という印象を強く感じる。
違うだろという人がいるかもしれないがそんなの知らないし関係ない。

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第一主題が一段落して強烈な下げ弓で次の部分への移行を強く印象付ける部分。
ああB部分にはいるんだな・・
でまたドン!とかいってAが華々しく帰ってくる・・
みんなが第2主題と言っているニ長調のあれは私にとってはブロックC。
教科書的なロンド形式にはハマらないしソナタ形式かと思う場面もあるけど
考えてみると主調がホ長調で始まって歌謡主題はニ長調なのか・・
もう色々枠を外して作曲する時代のものだし、教科書的に典型的な形式感に当てはめてこれが正解・・とか決めつけないでいいんでしょう。


部分Cの2回目。
主調のホ長調に落ち着いてるんですね。
私この通う主題部にはここの通じ合う仲間、輝く星空を共に走る・・・みたいなイメージがあります。
私は気の合うものもいないけどね。
でもこの音楽は大好き。
その後なだれ込むコラールは輝く友情は星になる・・みたいな.・・・何だかわかんないけれど。
仲間とか言える人はいないけれど嫁がいるからね俺にも。

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始めは弦楽器に耳が行くようになっているけどだんだん金管が被ってコラールがメインになっていくように書いてある。

マーラーの5番は、仕事も順調で若いくて超絶美人な嫁さんをもらい笑いの止まらないようなときに書かれたのでそのフィナーレは笑いの止まらにあような音楽になっちゃってます。
冷静に見ると前半の異様な暗さから離れすぎていて・・あいまはその話じゃないか。
ラフマニノフも嫁さんもらって幸せな時期くらいに書いたものらしい。
両曲とも嫁さんと幸せな交響曲なのである。

この主文みたいなのは梅の花の頃に書いたんだったと思う。
そんなに時間がたったわけでもないのに自分で読んで違和感を感じる。
まあいいか。

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何人かの方と話をさせていただいて・・
帰りの車窓。
出張なんか行くことになったら素直に帰らないでその足でどっか行ってやる・・・なんて普段は思っていますが疲れてまっすぐ帰っちゃった。
帰りの新幹線も激込み。
全員が通勤客なら暗黙のルールみたいなのが出来上がっていて混んでいてもそれなりの空間が構築される。
でもそこに羽田から来ましたみたいなでっかいキャリーバックを持った女性二人が来てめちゃくちゃになる。
やたらに混んでるんだから空いてるとこ座っときゃいいのに二人で並ぼうとしてあっちへ行ったりこっちへ行ったり。
キャリーバックもおいときゃいいのにいちいち抱えて席を移るもんだから人にぶつけまくり。
せめて一声あればよけるのに。
一言いってやろうかと思ったけど今あれでしょSNSで拡散されて社会的に抹殺とか・・じゃなくて楽しい旅の思い出の続きなんだろう、いいなぁとか書いとけばいいのか。
あんなものにいちいち気が立つ私がダメなのねとその時も思ってた。
息子が高校生くらいな年頃の人。
いいね、仲のいい友達だかなんだかがいて。
うらやましいよ皮肉じゃなくて。




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白い花

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うちのすだち(でいいのかわからない)の花が開いていました。
すごくいい匂いがします。

相変わらず調子が悪く口の中が気持ち悪い。
何かすっきり酸味のあるものを口に入れたくなった
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のでコンビニでこんなものを買ってきて
一口飲んでみると、口のなかに至福の世界がひろがった。泥沼に現れた白い花のようである。
普段からジュースひとつででそんな大げさな話をしていたら面倒くさくてしかたないだろう。
最近は甘すぎるのでてこういうのもあんまり飲まないんだけれど欲したときのめばやっぱり違う。
普段は感じないことまでいちいち感じるというか
味覚も音楽みたいに広い世界が実はあったりするのかもしれませんね。

ラフマニノフのパガニーニの主題による狂詩曲を初めて聴いたのは中学生の頃でした。あの有名な第18変奏にはすぐやられましたがそれ以外は陰気でグロテスクな音楽だと感じました。
ちょっと自分は無理とか思ったりして。
今はそうは思いませんし大変面白い曲だと思いますが陽気な曲だとも思えない。


そんななかに急にピアノが明るく一人で突っ走り始めるところがあるんですね。
口の中ちょっとすっきりしたところみたい。

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こんなふうになりたい。

調子が悪いといらん暗いことばかり考えてしまうようで危ない。
今いろいろな面でこれでいいのかと思う事があり・・
そんな中コメントをくださる方がいて正気に戻されます。
ありがとうございます。

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ボンタンはまだつぼみ。

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桃の見えるカフェ

桃の花をたくさん見て満足。
畑の間をプラプラ走って、今度この辺りへ来たら行ってみようと思っていたカフェへ。
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ついてみるとどう見ても普通の民家。
夢をかなえた系かぁ。
いいなぁこういう人生。
背景は桃の畑でしょうね。
先週来れば最高だったけど・・
まぁ時期間違えちゃう方が私らしいしいいか。


またラフマニノフでピアノ協奏曲第2番のAdagio。
これも超絶有名曲ですよね。
歌詞をつけて誰か歌ってなかったっけ?
ラフマニノフって練乳というか千歳あめ的な旋律を書くコツを抑えているから・・

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前の楽章がハ短調で終わって、そのハ短調からホ長調を導く冒頭のこのシーン。
チャイコフスキーの交響曲第5番のAdagioへのオマージュじゃないかと勝手に思ってます。
暗く厳しい冬の世界から暖炉のある暖かい部屋へ入っていくみたいでしょう?
有名だけどそこへ入ってくるピアノは4拍子の楽譜なのに3拍子に見せかける音楽をやってだまし絵みたいな世界になっています。
3拍子かと思ってゆったり聴いていると4拍子なメロディーが載ってきてあっあれ?俺つかれてんのかな?みたいなね。

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お客さん用入り口。
外席もあるのか・・
下駄箱・・
戸を開けると「靴を脱いでいただいて・・」ちょっと強めに・・
そのまま上がられちゃ困るもんね。
あ、はいとか言って。
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人付き合いもないので他人の家にお邪魔することもないけれど
そんな雰囲気でちょっと緊張する。
あんまり回りじろじろ見まわしちゃいけないのかなぁとか・・
今見ると楽器があるな・・仲間が集ったりするのかな・・

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この楽章中間部で盛り上がるところ・・
こちらが最初だと思いますが昨日の交響曲第2番のAdagioの中間部に似てますよね。
切なく訴えかけるような甘えるような旋律が盛り上がって・・いかにもこの人だなという感じ。
こういうもの、一度書いたら二度と同じものは出さないようにということにこだわる作曲家もいればこうやって自分を生かす定型に乗って勝負する人もいるということかな。
どちらも超人気曲でマンネリだとか批判する人もいないんからこれでいいんでしょう。

この曲もアシュケナージの実演を聴きにいきました。ピアノじゃなくて指揮者として。
ピアノはエレーヌ・グリモー。
世界的有名ピアニストですが演奏が終わったらなんか普通のお姉ちゃんという感じで、
あっどうも・・みたいなお辞儀してたのを覚えてる。
どの部分だったかは忘れたけど第1ヴァイオリンが全体から大きくずれて崩壊しそうになった。
そこはプロ、指揮者がいつもと違う感じで腕を振るとヴァイオリンも食らいついて修正。
そういうのすぐ気付いてドキドキするよね。
ハッと思ったのは8人くらいの第1ヴァイオリンがバラバラになるのではなくて強力に磁気結合した絡まりのように一糸乱れず一緒にずれていったこと・・アンサンブルってそういうものだし当たり前なのかもしれないけど、へーと思った。
そういえばピアノも大きくずれて指揮者がおいおいみたいに振って見せてとこもあったな・・
ずれたのがけしからんとかいう次元の話じゃなくてねこれは。
指揮者の現場って実際大変なんだね。
お疲れさまでした。

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窓の外は桃の樹。
花もあるけどもうほとんど葉っぱに変わっちゃって
先週くればなぁ・・
もういいか。

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ケーキはなくてワッフルで勝負。
バニラアイスとメープルシロップと生クリームと粉砂糖。
ラフマニノフみたいでしょ。
女性が一人でやっているお店。
このうちのお母さんなんでしょうね。
最近人間力低下中なので話しかけたりするオプションは起動できず。
窓の外には鳥がきて・・嫁とニコニコしながらこれを食べて・・
遠くの山には西日が当たって・・
いい時間でした。
ありがとう。

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隣も桃畑。
スプリンクラーで水を撒いてた。
このあたりは田んぼじゃなくて果樹園が家の間を埋めてるんだね。

いいところだからすぐ帰るのもつまらないと思い細道へ入っていってみる。
なにという事もないけど空き地があったので車を停めてみると・・
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何だか見事な花と古くて映画に出てきそうな元商店と火の見櫓・・
夕日に照らされて。
誰もいない。
いい時間。
いいところだったなぁ・・・
こんな時間を得られて私は幸せ。




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桃の花

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桃の花を見に行きました。
桜とはちがう濃いアピール感。
でも南国の花みたいにでっかいのがどん!というのとも全然違います。
色も濃いけど何ですかねこの密度感は。
花のつき方が桜とは違うんですね。
幹、枝本体からいっぱい花が出てるような感じ。
これは多分実をとることをしない見る専用の桃じゃないかなぁ。


ラフマニノフの交響曲第2番のAdagio
これ、聴けば誰でも何かしら映像が浮かぶんじゃないでしょうか・・
聴いてる間だけは映画の主人公になったような気でいられるでしょう?
そういえばこのおじさんの指揮でこの曲の実演を聴きました。
コンサート行き始めでコンサートに来ている自分に興奮してしまい、ちゃんと音楽聴けてたかなぁ・・
いくつかのシーンは今も目に焼き付いています。
フィナーレはこのCDよりずっと深く切り込んでノリノリだったのを覚えてる。
ちっちゃくてかわいいおじさんで終演後つかれてヘロヘロになりながらサインくれた。
今思えばこんな世界的大スターなのに田舎のホールで営業してくれたんですね。

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これ冒頭ですけど、なんでしょうかねの音楽。
こんなの書いちゃって・・
チャイコフスキーの音楽を聴いていると生クリームの上からはちみつをかけているように聴こえることがありますがこれはそこへさらに粉砂糖とバニラアイスみたいですね・・
この日この後そういうの食べたんだけど。
でただ濃いんじゃなくて切なさみたいなものをほのめかそうっていうんでしょう。
昔のハリウッド映画の音楽でこれのパクリみたいなのがたくさんあるような・・でもパクリじゃなくて同じような作風の人が大量にあそこへ流れて仕事したというような話を読んだ気が・・どうでもいいか。
この日この時私は嫁と柔らかな日差しと青空の下、妻ときれいな花を見て幸せでした。
桃の花だけでなく、自分の気持ちも併せてこの音楽。
歌いだしの<f>がいいですよね。山のところでうっ!って押してほしい。

この曲初めて聴いたというかCDを買った時、ブラック企業に勤めていた。
冬だった。
CDを買いに行く余裕もなかったはずだけどでも聴いた覚えがあるからなぁ・・
買ったけどゆっくり聴けなかったはず、Adagioの最初の2分くらいをポータブルプレーヤーでちょっと聞いて頭の中でずっと鳴らしていたと思う。
あの時見ていた光景と・・・殴るけるは当たり前だったよなぁ・・
それも笑って振り返ることができるほど月日がたった。
いまはいい思い出が乗っけられて幸せですよ。

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これは実をとる桃でしょう・・
綺麗ですよね。
枝が水平に這うよう強制してるんですよねこれ?

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桃の畑がいっぱい。
派手なのに優しいよねえ。
農家の人が花粉をつけて回ってた。

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これは実をとるんじゃなくて見せる用の畑だと思う。
ほっとくとやっぱり枝は上へ上へ伸びていくんですよね?
あの赤いのなんだろう?

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菜の花はすごい香り・・

実は先月花の時期を間違えてここに来ちゃったんだけど、
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また間違えた。
本当は1週間前に来れば向こうに見下ろす谷底が桃色で埋め尽くされて
桃の谷みたいなものすごい景色が見れたんじゃないかと思うんです。
急な予定が入ったり天気悪かったりで忘れちゃってた。
でもいいやここでこんな花が見れたし、いい空気と光だった。

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春と闇

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近所の河津桜が花を付け始めていました。
もう春なんですね。


ラフマニノフのパガニーニの主題による狂詩曲
の第17変奏から・・

この次の第18変奏は大変有名で昔TVCMで流れたりもしたので聞いたことのある人も多いと思います。
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変ニ長調で虹色音楽・・春とは違うかな・・でもわかりやすく絵にかいたような美しさ・・
こういう弦楽がユニゾンでガンガン歌ってピアノが和音連打を重ねる・・みたいなのはピアノ協奏曲の2番3番のクライマックスでもやってます。
モデルはあからさまにチャイコフスキーの1番協奏曲。


今言いたいのは、
美しくてしょうがないこの曲の看板娘みたいな第18変奏の直前にいる第17変奏は

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変ロ短調、真っ暗な人生のどん底で泥のなかを宛てもなく這いつくばってるような音楽となっています。
この山城の空堀りみたいなのがあるから本丸も高く見える訳だ。

よく厳しい冬があるからこその春の喜び、美しさ・・とかいいます。
その変奏みたいなネタが無数にあって事あるごとに人生の困難は乗り越えられるみたいな名言に使われているわけだ。
調子が良ければなるほどななんて思わなくもない。
しかしほんとに凍えてるときには安全なところからの無責任なきれいごとのように感じられ・・・
じゃなくて

今、虹の光を放つ18変奏よりこっちのほうがしっくりくる人もいるかもしれない。
春なんか全然来る気がしない人もいるでしょう。
いていいんだよ。

殺風景なようなうちの庭もよく見るといろんなものが芽を出していて花をつける準備をしている奴もいる。
去年も見たなこの光景。
そういえば今の自分を去年の今頃想像もしなかった。
来年の今頃はまた想像できないようなことにできるだろうか・・
別に再来年でも5年後でもいいのか小さくてもいいから光の当たるほうへ。

寒い人にもいつか春が訪れますように。

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流氷とラフマニノフ

もう何年も前ですが流氷を見てみたくて北海道に行きました。
でもその年はこんなことはないというくらい全く流氷が来ない年だった。
流氷は潮にのって毎日移動しているので予報とにらめっこして・・
今だ!・・・というときに限って仕事で行けない・・
何とか行けそうかというタイミングは飛行機もいっぱいで・・女満別がダメなら旭川からはいって釧路から帰れば・・と意地になって行っては見たものの・・

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ちぎれたかけらみたいなのが湾のなかにちょっと残っている状態で・・鍋の灰汁みたいだな。
何かすごく残念な気持ちでこの辺りにいた記憶が・・
でも今見ればちょっときれいだなこの景色も。

次の年は結婚していて嫁と流氷を見ようと・・
この年も流氷は調子悪かったんだけどそれでも少しは良かったのかな。
さあ明日という日、帰宅すると妻が風邪でボロボロに・・
大丈夫キャンセルするから・・・ここで一人で行ったりすると一生言われるぞと思った。
次の日ライブカメラを見ると素晴らしく晴れた空の下最高の流氷が来ているのが見えて泣いた。
どうしてもおさまらず何日か後に無理やり行ったけれど・・その日もまた流氷は沖へ遠ざかってしまい・・・
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写真的には結構いい感じだけどこれも湾の奥に屑氷がたまっている状況だと思う。
簡単に行けて簡単に見れちゃったらそれでもう忘れちゃってるのかもしれない。
見られないから見たくなる。そんなもんでしょう。
次の年からは遠くへ出かけることはできなくなってしまいそれきり。
温暖化の影響でもう流氷は来ないのかと思っていたら、次の年ものすごいのが来たらしかった。
いけなくなったら来やがった。

お前な、楽しみはもっと後に取っておけよ・・ということなんでしょう。
きっといつかすげーのを見られる日が来るという筋書きの人生なんだよこれは。
その日まで頑張ろう。


ラフマニノフの楽興の時0p.16の最後の曲は光にあふれたハ長調が炸裂しているこんな曲です。
細かくちっちゃいものが集まって塊を作りぶつかり合って大音響を上げている・・
流氷みたいな曲だよねこれ。
こんな流氷を見てみたい・・
この曲はこ地響きみたいなのドーン!も聴きものだともう。
実際まじかで聴いてみたいなぁ。
大ホールのステージと客席じゃわからないだろう。
プライベートな空間で弾いてるすぐ横で聴くとか・・
まぁ一生ないな。
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ウラディーミル・アシュケナージはN響の芸術監督をやったみたいですがその前、俺もコンサートに行きたいと思った頃に指揮者としてこの田舎に何度か来てくれたので聞きに行きました。
この世界的巨匠は実際とても体の小さなおじさんで、指揮台の上飛び跳ねるように全身を使ってオーケストラを引っ張っていたのを覚えています。
ピアノ演奏の魅力の一つに地響きみたいなドーンもあるかと思うんだけど、体の大きさじゃないんでしょうね。

今年は流氷どうなのかな・・・良かったりすると行きたくなるので知らなくていい。
温暖化に負けないでもうしばらくすごいのがき続けてくれるといいけどなぁ・・



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ブロッコリー

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毎年、ブロッコリーがたくさんできてくる畑。
他人様の畑なのでこんなこと書いていいのかわからないけれど今年は様子がおかしい。
みんな倒れたり赤くなってしまっていたり・・・
始めは荒らされた?なんて思ったけどブロッコリー自体が弱ってしまっている感じ。
寒かったからかなぁ?
病気なのかなぁ?


ラフマニノフ 楽興の時の3曲目
なんか救いのないような感じの曲だけど結構好き。
ほんの一瞬、明るい色をほのめかすんだけれどすぐまた冷たくなる。
だけどそんなに苦悩したり嘆いているわけでもない。なんか力強いものを感じなくもない。
端から見れば冷たくみえても、これはこれで安定したあるべき姿なんじゃないかみたいな。

蕁麻疹かと思って何時も色々見てもらってる医者に相談したところそうだねとか言ってアレルギー系の薬を出してくれました。
数日飲んでいるけど全く効かない。
見立てと薬が違うんだろうか。
最近痒いというより内側からチクチクさすような感覚になってきた。何だこれ大丈夫か?
このまま治るのを待つのもどうかと思い別な皮膚科にいってみました。
久しぶりに行ったその病院、先生が前と違う人に代わっていた。
こんな症状の人はたくさんいますよ?
いい薬なんだからそれでいいはずなのに・・
そんな話じゃ来た意味ねーなと思ったけど笑顔でそうですかとか言ってきた。
まあいいや、塗り薬もらったから塗ってみよう。

こういう時すごいのは整体の先生だ。「すべては体のゆがみが原因です。」
血圧が高いのも精神が不安定なのもみんな体のゆがみから来ているという論法。
矯正すれば痒みも止まりますとか言いかねない。
矯正したら血圧も下がるとか言ってたけど・・
全然変わんない。
そりゃそうだろうしそんなもん期待してないから大丈夫。
治してもらおうという考えがおかしいのかもしれない。
結局自分が治すとか頑張るためのトリガとしていろんなものがあるということなんでしょうかね。

家のボンタンの樹、一昨年の冬だったっか急に気温が極端に下がった日があって、その時は冬でも落ちないはずの葉をみんな落としてしまい瀕死のような状態になった。なんだ死んじゃうのか?頼むから頑張って・・・なんて願っていたら春に新芽を出してくれた時はうれしかった。
今年は寒いけれど急激な変化はなかったためなんとか頑張っていた・・けどこの数日葉が渇いてめくれ上がったようになってる。
あの葉は皆落ちてしまうだろう・・
落ちないはずの葉が落ちていく姿は苦悩してあえいでいるように見える。
しかしもしかすると葉を落とすことで身を守る仕組みがあるのかもしれない。
端から見るとネガティブな状態が実はその時のあるべき姿だということもあるんじゃないかとも思う。
もう少しで春が来るから何とか頑張れ。
俺も適当に頑張ります。


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望郷

私の父親は就職を機に故郷を離れ、その後さらに縁があってこの地に来たようだ。
何時頃だったか、故郷に戻って実家を改築し老いた母親と暮らす見積もりを一人大きな声で口に出していたのを覚えています。
何とかなると自分に言い聞かせるようなその言葉は普段聞いたことのない出身地の方言だった。
実際、それはなかなか難しいところがあったと思う。
結局かなうことはなく自分の母親よりも先亡くなってしまった。

私は一度故郷のここを離れ帰るつもりもなかったのですが、訳があって今ここにいます。
訳というのが解決したらよその土地で暮らしてみたいという夢もなくもないけれど・・
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ここにいると毎日富士山が見えます。
あんな山だから時々見とれたりすることもあるけれど、あまりにも身近過ぎて特別な思いを抱いたりする事もない。
全然違う土地に住んだりすると老いたころにもういちど富士山が見たい・・とか思ったりするんだろうか?



ロシア出身のラフマニノフは、革命後祖国を離れヨーロッパやアメリカに住み最後まで帰ることはなかった。
そういう人は結構いたんでしょうか、ハリウッド映画の音楽にラフマニノフみたいなのがたくさんあるのはそういう人たちがあそこで仕事したからと昔どこかで聞いたか読んだような・・
祖国を離れて以降作曲意欲が減退していたみたいですね。
その人が自らこれは自分の最後の大作になるだろうと予言したらしいシンフォニックダンス。
序曲をオーバーチェアなんて言うのは好きじゃないけれど、交響的舞曲はちょっと硬すぎる気もする。機動戦士みたいだ。
第1楽章は軍隊行進曲的な厳しい曲調ですが、中間部はラフマニノフの真骨頂みたいな郷愁をおびたメロディアスな音楽となります。
サックスが歌たりするところが時代を感じさせますが、、わたしが気になるのはやっぱりピアノですよね。

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ピアノがオーケストラの一つの楽器としてあつかわれる音楽はたくさんあります。
ロシアの作曲家はよくオーケストラに組み込んで使いますがどちらかというと音程付き打楽器的な硬い音を提供する仕事をしたりしてることが多いと思う。
軍隊調の主部でもそんなことをやってる。



でもここにでてくるのは歌う弦楽器を美しく包むピアノとしてのピアノ・・
ここはラフマニノフの弾くピアノが聴こえているんだと感じることがある。
ピアノを愛し、ピアノで発想してピアノと生きた作者自身の姿がここに重なてみえるんですね。
生まれ育った故郷の空気や音、水を思う音楽なんじゃないのかなこれ。

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再び軍隊調の音楽を聴いた後、星が降ってきたような場面がくる。
弦楽器がユニゾンで歌うこの歌、チェロにとっては高い音、ヴァイオリンはG線が指定されていて声を心の底から絞りだすような歌が要求されています。
普通とは違う、特別な場面です。

故郷に帰り、森の騒めきや空気に抱かれて眠ろうとしているところ・・を夢見ているみたいだ。

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安心したのか安定した気持ちの中、心音が小さくなりピッチカートとなって消えていく。
全体的に心の休まる箇所があまりない印象のこの曲なんで、ここだけは何か救われている気がします。
かなわなかったけれど、帰りたかったのかもなぁ。



昔、4月、日曜なのに仕事でやる気なく外にでていた時のこと、
近くに大きな工場の独身寮があるのか店先の公衆電話で若い子が電話をかけていた。
相手は多分両親。
「仕事は頑張ってる、歓迎会があってお酒がだいぶ飲めるようになったよ・・・」など近況を一生懸命話す。
話の内容や場所状況から考えて彼は私の父と同じ出身地だろうと思う。若い人は職を求めてみんな遠隔地へ出ていくようなところだ。
相手を変えながらテレホンカードが0になるまで何度も同じ話を繰り返す。
最後は親しい友達なんだろう、無邪気に威張っていたけれど電話が切れると小さく「きれた・・」声が寂しそうだった。
そんな彼もきっと今では立派な親父だろう。
その後地元へ帰ったかな?
そのままあのあたりに家庭を築いたかな?
まだ若いから望郷どころじゃないかな。
時代も変わってそんなことは考えないのかな?

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