友達

今日は別な記事を公開の予定でしたが加筆してたらいろんな人が見てくれるブログに公開していい内容かわからなくなってしまったためこれに差し替え。

https://www.youtube.com/watch?v=jdSa6oHSzj0
またシューマン。
シューマンは作品や残った文書やエピソードからポエム世界に生きた人みたいな印象がちょっとあるけれど、実際はちゃんと普通の人として普通に対人関係を築き、喧嘩もし、遊びもし、恋愛もし・・だったようです。
当たり前か。
病気のせいで後半辛い人生になっちゃったけどね。
驚くべき作品が書けたのはその反動・・みたいな話は説得力もある反面他人事、浅いきれいごと・・なんて思う日もあったりして。

折角雨も止んだしどこでもいいから遠くへ行こうと車を走らせる。
だんだんめげてきてもうこの辺で・・と思ったところで
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大井川の河口・・
相変わらず川がでかすぎ、遠くてなんだかわからない。
いつかあの海と川の境のあたりまで歩いて行こう。今日はもうかったるい。
でも昼食に入ったお店がいい感じで久しぶりにいい気分だった。
振り向けば
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トイレ・・じゃなくてその奥にある小屋は野鳥の観察小屋らしい。
ちょっと行ってみようか。
近づくと・・
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舞台のそでみたいなところからなんか出てきた・・・

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鶏のおっさん?
後ろでは魔法使いの猫みたいなのが呼んだ?とか言って顔を出したり・・
柵の上には影絵みたいな2羽のカラス。
何だこれ劇場か?
白い猫はカラスを狙って

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わっ・・でも本気でとらえる気はなし・・
カラスもわかってんのかとりあえず逃げていく・・
そんな出来事と無関係に前進中の鶏のおやじ・・行く手には

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眠り猫。
いや、普通鳥って猫から逃げるもんじゃないのか?
おいおっさん、食われちまうよ・・

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zzz・・・
おっさんも素通りすると見せかけて・・

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気になるのね・・・
猫は目を開けて目の前にいるものを・・・あまた寝ちゃった。
特に会話もないけど・・明らかにお互いを意識して・・
これね、ずーっとこんなことやってた・・
友達みたいだな・・なんて思いながら俺には友達なんか1人もいねーみたいなネタをブログに書こうかと頭の中で・・
でもふと、どんなにそういうの書いたところで誰にも伝わらないし、誰も興味もないし、仮に伝わったところでどうにもならないし・・
あーあーもうよそう今日はそういうの・・
奥の野鳥観察小屋の登ってみると
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あーこういうのね。
ここから双眼鏡とかカメラで覗くんでしょう?
手作りの鳥の解説みたいなのを読んでみたり・・
そして期待の野鳥世界をいよいよのぞいてみると・・
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何にもいない・・
いないように見えるだけでその筋の人にはいっぱいいるのが見えるのか?
でもなんとなくいい景色だよねこれ。
これ見て
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ここを思い出した。
北海道、北の方ペンケ沼。
パンケ沼というのもつながってた気がする・・あれどっちだっけここ。
もう10年前か。後ろは海を挟んで利尻。
もう一つ思い出した。
この時大好きな北海道にはもうこれないだろう、これが最後だなという時だった。
いまSNSというのになじめないのと同じく当時ブログというものを毛嫌いしていたんだけれど、このあたりの写真を毎日とっている人のブログを毎日見ていました。行けないからせめて写真だけでも・・
写真にもトーンというか人がらみたいなのがあって自分との相性がありますよね。
ああいいなぁーと思える写真を連載してくれるのでハマってた。
もちろん私だからコメントなんか書こうという発想もなかったけど・・
この写真を撮ったとき、車に戻るとちょっと変わった形の車が停まっていて中におっさんがいた。
車内からこちらを見るおっさんと目が合った記憶もあります。
えっ?なんで?なんて思ったりして。
後日分かったけどあの人は私の気に入ったブログの人だったと思う。
特徴のある車と掲載される写真の場所や時刻などからわかることがありますよね・・・
ブログの向こうの人というのもずいぶん遠い存在だけど、あんな遠いところで話しかけることもできそうなところで会っていたのかぁ・・なんて思った。
美しい景色の写真に特化していたけどふと家族のことに触れていたのを見たときははっとした。
心の許容量を超えて思わずブログに書いちゃったんだと思う。
その方も転勤か何かでどこかへ行ってしまいブログもほどなく終わってしまったと思う。
ありがとうくらい言ってみたかった。
あの時、その人だと気づいたら話しかけられただろうか?・・・いまなら・・
今また、私は元の人間苦手引きこもりへ逆走中。

もう一人、この近くの無人駅でよく見ていたブログ主にも遭遇していた。
でっかいカメラをもって・・ちょっと人見知り的な・・それはこっちか
旅好きで中途半端な鉄道マニアという感じの人。
他がうまくいってなくてそっちへ逃げているようにも見えていたけどそれは俺か。
あのルックスだったらそんなのよりもっと遊び人になったほうがいいんじゃないのか・・
何日の何時ごろどの駅に行ったと書くのではっきりあの人がその人だったのだとわかって意外に世間は狭いななんて思った。
他には誰もいなかったので間違いない。
気持ちわりー奴がいたとか書いてあったらどうしようと思ったけど何も触れられてなかった。
もう10年か、あっというまだな。
あの人その後どうなったのかな・・典型的な幸せ家族のおとうさんかなんかになってんのかな。
俺の人生もうだうだしてればあっという間に終わっちまうんだろうな。
まあいいや振り向けば
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船か・・・
いいとこだねここも。
もどると
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鶏のおっさんも猫もまだいてそのままだった。
しゃがむとおっさんは近づいてくる。
ある程度近づくと止まり、物を見せてもらおうか・・
逃げるでもなく、毛づくろいというか羽根づくろいをずっとやっている。
やけにつやつやでダンディーである。
誰か餌をあげてるんでしょうね。
俺は持ってないよ。

猫は正直やばいくらいボロボロだった。
周辺には猫を捨てに来るなという趣旨の張り紙、看板が多数。
そういうわけなんだね。
目の前に鳥がいても襲わない猫さん、逃げないおっさん、心に傷を負った似た者同士心が通じているんじゃないのか・・

家の近所にも鶏が野生化して・・みたいなところがあったけれどすぐに誰もいなくなった。
皆猫にやられたんだろう。
保護と称して餌付けすることにはいろいろな意見があると思う。
どうかと思うこともある。
それはおいとくとして、
この穏やかな楽園が一日でも長く続きますように。

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あめあがり

いつも楽しみにみているブログの中に大阪の方のものがいくつかあるのですが、平常運転に戻っているのを見てよかったなというか・・本当はまだよくないのかもしれませんけれど。


雨が上がって、もう夕方なのに
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空が見たこともないような明るさで光っていた。
夕方だからなのか。
空気はひんやりと冷たく、湿度の高さも感じない。


https://www.youtube.com/watch?v=PNSq5utKIq4
俺がポエムみたいなことを書いてるとなんだかあほみたいだ。自己陶酔癖があってはずかしい。
シューマンくらいでしょう、そんなことしていいのは。


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虹だ。
気持ちのいい世界。
嫌なことが頭かすめたりしないし、何の不安もない。
ずーっとこのままいければいいのに。

ある朝、目が覚めると前の日ブログに腐ったようなことを書いたのが頭に浮かんで何やってんだ恥ずかしい・・なんて思った。
でもすぐにいろいろ思い出していつもの自分にもどる。
寝ぼけりゃ忘れちまうんだもん、不安や劣等感やなんて寝言みたいなものなのかもな。
もうずっと寝てるけど。

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ちょっとだけ富士山。

昔、原因不明根拠不明でいきなり幸せな気持ちが充満したことがありました。
いつもの本屋で本がたくさんあるのを見て「こんなにたくさんの本が選べるなんてなんてしあわせなんだろう!」なんて思って一人笑いが止まらなくなった・・実際はそんなに読みたい本があったわけでもない。
その時はよかったけれど今思うとあれは少し壊れてる気もする。
何かの拍子に頭の中で嬉しい感情に対して分泌される物質か何かが出ちゃったんじゃないか・・
逆に不必要に不安物質が出ているときもあるのかもしれません。
そういうのを人工的にコントロールできたりするんだろうか?
変な薬はその辺に作用するんだろうか?
別にそんな事したくない。

風呂場に置いてあるとあるプラスチックな物体にカビが生えてた。
梅雨だからな。
どうせまた真っ暗になって雨が降るんだろう。
気持ちのいい時間は続いてくれない。
なんか自分にもカビが生えてると思う。
ちゃんと換気して時々洗えばいいんだろうけど。

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え?いきたくない?
そうだね、じゃよそう。
ブログ書くくらいしかやることのない私の近くにずっと寝そべっていてくれてありがとう。

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近鉄大阪線

大阪から帰るなら普通は行きと同じ新幹線一択だ・・
しかしまたあの立ち客であふれた列車に乗るのかと思うとうんざりする。
指定を取ればいいんだろうけど座れてもなんかつまらない。新幹線飽きた。
大阪から名古屋へは近鉄も特急を走らせていて伊勢中川というところにそれ用の短絡線があるとかいうはなしは鉄道マニア子供としては当然押さえるべき話であった。
列車速度は新幹線に勝てるわけもないし、路線も大回りなので時間は倍くらいかかる。
でも比べて少し安いしゆっくり座っていけるあたりがメリットなんだろうと思う。
私の場合名古屋からまた新幹線に乗り継がなければならないのでコスト的なメリットというのは出ないどころか通しで新幹線に乗るより若干損かもしれない・・つまりそんな選択は通常ない。
でも子供のころに一度だけ目撃したあの短絡線を渡ってみたかった。
法隆寺からなら王子で乗り換えて大和八木だっけ・・から名古屋行き特急というのが正解みたいだ。
でも折角だから始めから全部のろうとか思って関西線でいったん戻る・・そしてまたちゃんと調べずに・・
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なんとなく天王寺で降りるという頭があり適当に降りる・・帰りのラッシュ時間ですごい人・・

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駅を出ると道を挟んで近鉄の阿部野橋という駅・・あべのハルカスってここ?
近鉄の駅があって特急券の券売機もあるので何の疑いもなく目的地名古屋のボタンを押す・・
あれ?
出てくる列車のリストを見ていると何かおかしい・・直通列車がなくて乗り換える案ばかり・・・
ここも近鉄のターミナルには間違いないのだけど私は勘違いしていた。
ここは南大阪線のターミナルで大阪線のターミナルは難波だった・・・実際は上本町か?何でもいいや行くべきは難波・・
気づくまで少し時間がかかり列車を一本のがす・・
相変わらずのアホである。
いいのそれで。
舌打ちするような同行者もいない。
自分が笑えればそれでいいだけ。

まあいいじゃない。
思い出がひとつ増えた。

御堂筋線で難波へ行き・・無事席を確保できた。
奈良行きの特急と交互に出るのかな。
ちょうど夕方のラッシュ時間帯で狭い地下駅は混雑中・・
どこが・・ってうまく言えないけれど、ああ大阪っぽいなという印象の人いますよね?
おっさんにも若い女性にも。決して悪い意味じゃなくてですよ。
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こんな顔のロボットが出てくる映画がなかったっけ?
地下を少し走っていくつか都心の駅に停車・・
ドン!・・・!?隣にお客が・・
若い女性・・爪を長く伸ばして・・阪急マルーンみたいな色のマニュキュア・・イヤホンをしてスマホをずっと打っている・・・
今風ですね・・
途中心に残る車窓が何度も過ぎていく・・
写真を撮りたいと思ったけれど、今隣にキモいのがいるとかTwitterに書かれたりするといけないと思ってやめた。

なんとなく青山トンネルの西側はみんな奈良県のなのかと思っていたら違うんですね。
名張とか三重に入ってから峠のトンネルなんだ・・・
手前にも山越えのいい景色があった・・あの辺りが県境なのかな・・
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伊勢中川駅へは入らず短絡線を渡る・・
興味ないと何のことかわからないですよね・・・
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結構最近改修したんですよねこの短絡線。
スマホの人は名張で降りたので遠慮なく写真を撮りまくる・・


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いいでしょう夕日・・

昔、小学生のころ用があって伊勢に行った。遊びにではなかったけれど出かけられればなんでもうれしかった。
帰りに特急に乗り窓の外を食い入るように眺めた。
実際日も暮れちゃってもう真っ暗だったけど。
ふとあるところで田んぼの向こうに民家が見え、二階の窓に明りが燈っているのが見える。
そしてそこに勉強机が見えた・・
どうしてそう思ったかは忘れたけれどそこで勉強しているのは女の子だと思った記憶がある。
赤いカバンが・・見えたとは思えないし、根拠なんかなくて思春期に入りかけていたということかもしれません。
その同じ家を再び見つけることが・・できるわけはなかったけれど
記憶と同じような景色はまだそこに延々と広がっていました。
あれから30年、あったことも見たこともないその人は今どこでどうしているだろうか?
もうその子供も勉強机もいらない年頃になっているかもしれない。
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行く前はなんとなく何のイメージもなかったけれど、行ってみたら刺激をもらって
もっといろいろ見てみたいと思うようになった。
よかった・・ここでまた無関心無気力だったらもう生きててもむなしくなっちゃうもんね。

思い切って大阪へ行ったりしたのは行ってみたかったからでもあるけれど、悪い癖でしょうもないことが頭の中を埋め尽くしてうつうつとしてしまうのが止まらなかったから。
遠くに行けば何か変わるんじゃないかと思ってみたりしていた。
でもそんなわけなかった。


https://www.youtube.com/watch?v=ZCRz2UdN0fs

シューマンの詩人の恋の終曲。
やけに力強く前向きに歌っているのは自分を縛り苦しめる忌まわしき思い出を葬り去るんだ・・みたいなこと。
その棺桶はとてつもなく重く大きなもの・・

私が心惹かれるのは、シューマンがその後につけたこの音楽。
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歌詞はないので、力強い言葉に続くこの変ニ長調の音楽に何を見るのかは聴き手に任されています。

私の気持ちや考えも毎日変わる。
ここに聴くものも毎日変わる。
私が何だろうと関係なく毎日は過ぎていく。

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花と鹿

休日。
お散歩行こうか・・
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寝てら。
そこ暑くないの?
犬種的に特に暑さに弱く、この時期日が出ている時間の散歩は苦手というか無理。
すぐ近くで紫陽花の花が咲いているのでそこまで見に行く?日陰だし・・いこうよ。
なんとか花の場まで来たものの・・
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もう帰ろー
え?あとちょっとだけ行ってみようよー
かえるー
そうですか、帰りますか。
ここは木から落ちた大量の梅の実が踏みつぶされ梅の香りが充満していた。
なんだかいいところだった。
花に前後もないとも思うれどたくさんの紫陽花は道路ではなく反対側へ向いています。
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40年くらい前に造成された分譲住宅地の公民館がここにあって最近建て替えらました。
そのときみんなで植えたんじゃないかな。
はじめは雑草に埋もれて大丈夫かな?という感じだったのにあっという間にこんなになっちゃって・・
大きな窓からこちらを眺めれば景色になっているんでしょう。
すぐ近くだけど私のところとは別な自治会。同い年くらいの子供がTクさん遊んでいたけれど近寄らなかった。
子供のころからおかしかった。まいいけど。
分譲地が一斉に売りに出されて同じような年代の人たちが一斉に入居したからか、昔からものすごい一体感があるようだ。
昔は1か月くらい毎晩大音響で音楽を鳴らしみんなで盆踊りの練習というのをやったりしていた。
本当にものすごい音量で今だったら苦情ものだと思うけれど。
もうみんなけっこうな歳なんだと思うけれど見ているとしょっちゅう公民館に集まって勉強会とか体操みたいなのなど色々やっているようだ。
楽しい人生を送れているのかもね。
そういうのがかえって嫌だみたいな人もいたかな?
そんな人はいないのか。
子供は独立してここに残らず、盆暮れにちょっと顔を見るだけという人も多いと思う。
盆暮れにはそんな光景も見かけたけれどあれだって何年も続くものじゃないんでしょう?
もうすでに過ぎ去っている人もいるかもしれない。
周りに親しく話せる人がいるという事は大きな財産なんだと思う。


https://www.youtube.com/watch?v=9cERVjJk7M8
シューマン 詩人の恋から
12. Am leuchtenden Sommermorgen
まばゆい夏の朝に

ドイツ語を聴いてもわからないので訳を見てだしハイネやシューマンがどう考えていたのかは知らないけれど、
曲集の中でこの曲には深い意味がある気がするな。
詩人の恋という世界を超えて私は何かを感じさせられる。
そして考えさせられる。
ここはまだ通過点でしかないけれど、ここを通過しないと進まないんだと思う。
曲集の全ての曲苦に意味があって大事だと思うけれど、今私にとってはこの曲が心に来るなぁ。


ちょっと出かけて車で家に帰ってくると・・
あっ!
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鹿だ。
こんなところに迷い込んでうろたえているのかと思ったけど、草食ったりして余裕だ。
最近夜に鹿の鳴き声を聞いたりして近くまで来ているなと思ってはいたけれど、ここまで出てきたのを見るのは初めて。
これは自然が豊かだという話とは違うと思う。
何かバランスが崩れてしまった結果で喜ぶよべきことではないはず。
まあいいや。
とりあえず眺める。
車から降りちゃうとびっくりして逃げるだろうなと車の中から写真を・・
折角のこの時間を大事にしたい・・

そこへそんなの知るかと通行人が道を歩いて・・
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わ!ひとだ・・
えっ?こっちへくるの?
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どうしようどうしよう
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あ逃げちゃお・・
どうするのかと思ったけれど、あれくらいの段差は余裕で登れるみたいだ。
奥の柿木畑で柿の葉を食ったりしてまた余裕・・
ちゃんと戻るべき方向はわかっているようで、しばらくあたりを眺めた後ゆっくり戻っていった。
結構大きかったけれどまだ子供なのかもしれない。
また姿を見せてほしいと思う反面、それは間違っている気もする。
鹿はいいけどサルやイノシシがここまで降りてくるようになったらまずいよな。
話し相手になってくれんのかな?なんなそうだな。


鹿がいるのに驚きも立ち止まりもせず平然と歩いていくあのおっさんは実は小中学校の同級生。
でも当時から一度も口を聞いたことはなかった。
俺のこと知っているかな?
知らないかもな。
紫陽花の咲くあの住宅地に2世帯住宅らしきものを建てて住んでいる事を私は知ってる。
子供を呼ぶような声も聞いた。
偶然勤務先の取引先に彼が勤めていて、一度だけ電話で話したことがあったけれど私だとは気づかなかったと思う。
明るく頑張っている感じだった。
昔から体が大きく活発で目立っていたような彼が無心で歩いているような姿を最近よく見かけていた。
最近あった同窓会には来ていなかったと思う。
鹿に無反応で歩いていく様子を見てやっぱりあの人なんかかかえてるんじゃないか?
なんてちょっと思った。
でもそれは自分と同じうまくいっていない人を探そうとする私の悪い癖。
多分彼はうまくいっていて何の問題もない。
昔からいつもそうだろう。
そんなに頻繁に出会って気になるのなら私から話しかけてみればいいわけだ・・
でもそんな気にはなれず。

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一日雲に隠れていた富士山は夕暮れ時になって出てきていた。
ここからの写真ばっかりだ。
今犬の散歩が短縮コースで最近急にたくさん建った家がかぶらない場所はここしかないから。
新しい家の若い家族、子供の姿を意識しすぎなのを自分で感じる。
犬が小さな子供に大人気でわらった。
うちの犬は子供が苦手。でもやっと歩けるようになったような小さな子供には
さわってみて・・大丈夫だから・・ほら、大丈夫・・とかやってた。
この犬と自分の子供で散歩する夢を見た日もあったけどな。
まあいいや、綺麗な景色と・・鹿と・・犬と・・・涼しい空気と・・

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再発見

さあ週も明けましたし、新しい自分でいきましょう。
いうのはタダだし。

山の上とかに造成されたちょっと高級系な住宅街がありますよね。
ちょっと違うんだよ的な家が並んでる中にまた別格的な家がこれ見よがしにでかく建っていたりします。
社長さんなんだろうなぁ・・どうでもいいけれど。
一生近づくこともないんだけれど、たまたま行ってみたお店はそういうところだった。
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普通に家だねこれ。
セコムのシールがなんか主張りてますよね。
営業中って書いてあるしはいいや入ろう。

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お金持ちの家って感じですね・・
70年代的かなぁ・・
でっけードアだな。

ドアを開けるとイケメンな店員さんが待っていて
いらっしゃいませ・・こちらでございます。
・・わぁ・・
普通に普通の玄関。
この時はまだここがどういう状況なのかわかっていなかった・・
くつを脱いでスリッパは出てこないのが新鮮といえば新鮮?
廊下を曲がって・・
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でっかい部屋の縁側みたいなところの・・
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奥のこの席に案内される。
接客が最高。高級店みたいだ。
店の見てくれだけおしゃれでそっぽ向きながらあっちですなんて言うような接客のところも多い。
それはお前がそんなだからろう・・そうかもね。
しかしそんな私にもちゃんと案内してくれる人もいるわけだ。
外にはいかにもな庭。
言葉が変だけどひと世代まえの金持ちの庭感覚。
昔の旅館の庭というか・・
けなしてるんじゃなくて・・よく手入れされていて、お金かかるんだろうなあとかそんなことばかり考える。
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前菜。
サラダとラタトゥーユと茶碗蒸し、
いいねえ。
サラダは選べるドレッシングで柚子を頼んだら白菜が入ってた。
白菜にゆずがかかってなんだかおいしいのね。

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ハンバーグと・・
女性ターゲットな量だからおっさんには足りない・・はずだけど
今、少量で我慢できる人になろう運動を展開中なので大丈夫。
ハンバーグはもちろんうまかったけれど、蕪の漬物がうまかったことを書いておきたい。

さあ、変なこと書きますが・・
このときこのソファーとテーブルはお茶を飲んでくつろぐには適しているけれど、食事をするのには・・みたいな高さだった。
でもいいんだけどね。
でそういう角度から見上げるせいか、いつもと違う感じで髪を縛っていたからか、
久しぶりに良い景色だったんだよね嫁さん方面が・・・
恥ずかしいからもうおしまい。


https://www.youtube.com/watch?v=cGO6wyHFClo

シューマンの詩人の恋という歌曲集の第1曲目。
この曲集は聴き進んでいくと大変辛く苦しい事になっていく・・・
ピアノが歌う最初の一音からそのことが暗示されていると思う。
そしてさらにその先が素晴らしいんだと思うんだけど、
私もそうなっちゃ困るので今日は一曲目だけ限定。
こういうのはドイツ語が聴いてリアルタイムに理解出来たらもっといいだろうなぁ・・
昔ドイツ語とったけれど何もわかるようにならなかった。

食べ終わって一息ついたところでお茶を入れに来てくれた店員さんに聞いてみた。
ここはもともと人が住んでいたんですか?
はい、今でも住んでいます。
え?
聞いてわかったけれど店員さんだと思った彼はオーナーさんで、今もこのうちに住んでいる。
若いから彼が建てたとは思えない。親父さん?お爺さん?
飲食店で働いていた時からこの家の大きな客間とこの素晴らしい庭をどうにかできないか考えていたという。
つまり、今住んでる家で営業しているわけだ。
玄関もトイレも、テレビの音が聞こえほかのお客さんがいるのかと思った隣の部屋も、普通に人の家・・
吉田のうどんが近代化して高級化したみたいな話だ。
吉田のうどんも人の家の仏壇間に上がって食べるようなのはほとんどなくなちゃってるんじゃないか・・
いまはSNSがあるから、人が人を呼んで休日は大盛況みたいだ。
やったねオーナー。
建物も場所もいいし、料理もおいしい。
接客も最高。
うまくいくよなぁきっと。
さすがに建てたのは親父さんですか?社長さん?何してるかた?
なんて聞けなかった。

帰りにどうぞ庭も見ていってください。
写真撮ってもいいですよ。
という事だったので・・
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よく手入れされたお庭。
ここはかなりの高台なので木々の向こう、はるか下のほうに街並みや工場の煙突、その向こうに海が見渡せる。
夜はすごいだろうなぁ・・

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庭の隅にはキャンプ場にあるようなバーベキューの竈みたいなのが作りつけてあった。それも複数。
なんか数十人を招いて庭でパーティーとかできるし、実際やったんでしょう。
私の人生にはない世界。
興味もないふりで敵意むき出しだけど、ほんとは憧れた世界。
もういいか。

・・・全然話が飛びますが
最近ブログにいじけたようなことを書いてばかりいましたが、狙ったかのような出来事が起きました。
とりあえず何とかなってはいるけれど油断してもいけない思う。
あんまり弱気でいるといろんなものがつけ込んでくるんだと思う。
やっぱり気をしっかり持ってにらみつけ、変なものは追い返すくらいの気持ちでいないといけないですね。

うちは夜景なんか見えるわけもないわけですが、でも家の裏で蛍が飛んでいるのを発見した。
まだ1匹。
ずっと光ってはくれず、ここにいるよと一度言ったきり消えてしまった。
たくさん光ってくれると結構絶景。
毎年ささやかな楽しみ。
私だっていいとこ住んでるよ。

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夢のあと

天気あまりよくない日。
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峠のあたり。
これはこれでいい景色。
山を下りていくと市街地。当たり前か。
地図上では山を挟んでとなり街みたいだけれど、心理的な距離はかなり遠くほとんどなじみのない街。
地元にはない看板のショッピングセンターみたいなのがあったので行ってみる。
ここにはかつてデパートがあった。
どこにもありましたよね。5階建てで、5階に食堂やおもちゃ売り場、屋上には小さな遊園地・・
地下の食品売り場にも小さなタイ焼き屋みたいなのがあってジュースがでっかい透明なケースの中で噴水みたいに奇麗に舞ってた。
玩具を買ってもらうどころか人前で怒鳴られ殴られるのにめげた思い出・・
誰にでもあるでしょう。
建て替えられた建物の中は今風でどこでも見る感じ。
嫁さんはこういうとこが好きらしく何時間でも見ている。
私はつまらないので外をほっつき歩く。
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少し行けばアーケード。
これもどこの地方都市にもあったんですよねこういうの?
目玉としてデパートがあり、肉屋、魚屋、本屋、おもちゃ屋、金物屋、喫茶店に総菜屋、レコード店、楽器屋・・・人があふれて・・
どこでもそうだろうけど今はシャッター街。
もうシャッターも壊れて中が見えてたり、建物もなくなって駐車場になっていたり。
私は飲まないから縁がないけどなんかスナックとかそういうのでしょ今あるこれらは・・
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なんか暗い・・
そこそこの規模を持っている大きな通りなので逆に悲惨な印象が強い・・
まあこれ時代の流れと人の変化の結果だもん仕方ないよね。
今賑わうショッピングモールだって30年後にはなくなってるのかもしれないよね。


https://www.youtube.com/watch?v=zh__fSU3ABY
これはシューマンのピアノ5重奏曲変ホ長調
の第楽章。
昔聞いて、なんでこんなに惨めな音楽なの?
なんて思ってた。
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高校生のころ、ルービンシュタインがピアノのこの盤を買てきてやたらと聴いていた記憶があるんですね。この曲をそこそこ気に入っていた記憶もある。
なのになぜかあれからずっと聴いてなかった。
もう30年近いのかぁ・・・
今ふと思い出して聴いてみると他楽章も含めていい曲なんだよね。
ただ単に惨めな音楽というわけでもないと思う。
本当に忘れちゃていたから新しくいい曲に出会えたみたい。
これからまた聴く楽しみがあるわけで、生きていればいいこともあるということでしょう。
ああよかった。


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もう少し行くと小さな私鉄の駅が見えてくる。

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片式ホームの私鉄の駅から商店街が伸びてその先にはデパート・・みたいなこんなのが
かつて日本中にあったんでしょう?
意外にも有人駅。

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踏切で待っているのはあの電車に乗りたい人。
遮断機が上がったら猛ダッシュしてた。
あのおっさんも子供のころには母親に連れられてこんなところに買い物に来たりしたのかな?
30年くらい前に私がシューマンのピアノ五重奏曲を聴いている頃もまだそうだったのかな。

この私鉄も、貨物輸送が廃止されて収入の大部分を絶たれました。
電車で買い物に出かける時代はとっくの昔に終わっている。
どこでもそうですが少子化もあって通学需要も先細りでしょう。
もうすぐこの光景も見られなくなってしまうんでしょう。
そういうもんなんでしょうね。
兵どもが夢のあと。


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医者へ行った

調子悪いと書いたらコメントいただけて、大変励みになりました。
ありがとうございました。

連休後半、風邪気味で寝こんでいました。
ある朝、ちょっと外へ出てみると気持ちがよい・・
まだ暑くないから散歩に行けそうだね♪~とか言って犬と・・
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この田んぼはいつもどこよりも早く田植えをする。
もう少しすると鴨の親子が浮かんだり。

ところが散歩後半で早くも体調がおかしい。
いい大人が何やってんだ。
その日そのあとずっと寝てた。
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自分の調子も悪いせいかこの富士山、あーもー鬱陶しいのぉーとか言って駄々をこねているように見えたりして。


休みが明けて念のためにとかかりつけの病院へ行きました。
聴診器を当ててもらうと変な音がすると・・あぁそうそう自分でも聞こえる変な音。
自分の肺のレントゲン写真にでっかく白いものが写っているからなんだ癌か?なんて思ったけど先生は全然違う場所を指さしてこの辺りに炎症が・・・
こんなこと素人が言ったって仕方ないけれどどんなに診断装置の性能が上がっても画面に自動でここがやばいですよ!なんて表示は出ない(一部そういうものもあるだろうしこれからそういうものも開発されてくだろうけど)、得られた情報から事実を読み取る能力っていうのがお医者さんの重要なとこの一つですよね。
抗生剤をもらい数日様子を見てレントゲン写真に問題がなければいいだろうと。
ほっといたからと言ってすぐに死んだりはしないだろうけれど1月くらいゴホゴホやって顰蹙を買ったりしていただろう。
いきなり状況が改善するわけでなくても、今何が起こっているのかを知ることが出来ただけで気分が全く違う。
あー見てもらってよかったなと思った。
同じ先生には15年ほど前にも助けてもらった。
しばらく調子が悪く、別な病院で風邪と胃腸炎みたいな判断されていた・・・
仕事中気分が悪くどうにもならないのでこの先生の所へ行くとすぐ血液検査をしてくれて、
今すぐ入院の支度をしなさい
え?あじゃあ会社に戻って・・
君は自分の命というものをどう考えてるんだ!
はぁ?
みたいな。
そのまま近くの大きな病院へ直行。
私には何だかわからないけれど、入院先でも血液検査で医師もぶったまげな数値が出ていたらしい。
同じように誤認してそのまま亡くなってしまった人の話も聞いた。
医者はありがたい。

作曲家の話を読んでいるとみんな人間なので医者にかかった話が出てきます。
しかしCTやMRIどころかレントゲンもない時代に人を診断して何とか助けようとしていた医者という人たちはすごいなと思う。
適当に思いつくところではバッハは目の手術に失敗し経過が悪くてすぐ亡くなったんじゃなかったか。
体の麻痺や言語障害の出ていたラヴェルも脳の手術をした直後に亡くなったんだっと思う。
ラヴェルのすぐそばにいた弟子の書いた本にはX線検査というのが出てくるのでレントゲン写真が扱えていたんだろうか・・とはいえ脳だもんね・・
見えないところを手探りで診断してだから・・手術といっても最後の賭けダメもとで・・みたいな感じだったんだと思う。
当時権威といわれた医者が周囲の関係者にこういったという。
この人が一般人であればこう言います。
手術などしないほうがいい。恐ろしい結果を招き元には戻らないかもしれません。
しかしいま私たちの目の前にいるのはモーリス・ラヴェルです。
この作曲家にあと5年か10年という時間が残されることを想像してみてください・・・

だれも医者を非難することはできないと思う。
それしかなかったんだからその当時は。
本の著者が強調していたけれどラヴェルは晩年頭がおかしくなったのではなく意識は聡明なのに正常な動作が出来なくなっていった・口がきけない・・煙草の火のついた方を咥えようとする・・ナイフの刃の部分を握ろうとする・・という状況だったという。
私もそのような状況にい陥った人を見たことがありますが、意識はしっかりしているため自分の頭が壊れていくことをはっきり自覚することができてしまい、それもつらかったかだろうと思う。
ラヴェルは作曲家である。
頭の中に次々にわいてくるアイディアを五線紙の上に書き留めることができないつらさを嘆いていたという。
作曲家にとってそれは死ぬより辛いことだったかもしれないなと思ってみたりする。



幻想小曲集から・・
なんでしょうかこの澄んだ音楽は・・
シューマンっていいよねぇ。
シューマンは自分の精神が崩壊していくのを自覚してこれ以上ここにいれば家族を傷つけるからと自分で自分を精神病院に入れるように求めたという。
つらかっただろうなそれも。
ラヴェルいとは違い彼はいろんな幻影幻聴に悩まされた。
幻影幻聴というのは第三者から見た話であって本人にとってはリアルなのである。
シューマンはいろいろおかしくなって以降も作曲を試みたようです。
幽霊が出てきて歌ったとかいう旋律で書いたいう幽霊変奏曲というのがあります。
邦題が幽霊じゃなくて天使となっているのは訳者の配慮なのかな。
自殺未遂を起こしたのはこの曲のすぐあとらしい。
驚くのはよく知っている名曲の数々や、ブラームスとの出会いよりずっと前から精神障害は始まっていたらしいこと。
この人も苦労して頑張ったんだねぇ・・


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道路上をカモの夫婦がとことこ歩いていて笑った。
人が通っても平気。

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追いかけちゃだめだよ。
(多分)嫁さんはいま側溝の中で水浴びかコケを食ってる。
旦那はちゃんと上にいてこちらの怪しい2人を見張ってるのね。
人間他動植物に意思とか自我のようなものがあるのは命をつないでいくためなんでしょうね。
ちょっと大げさか。

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これでいい

昨日の続きというか、家にいると鬱っぽくなるけど人込みの中に出かけてもおかしくなる。
天気もいいし犬と出かけた。
勤務先の裏山というか・・農家の軽トラ意外人という人誰も来ないようなところ。
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青空の下コンビニ弁当を食って
犬はおやつももらってニコニコ。

昔、北海道にハマって連休があると出かけた。
今の時期は多分まだ雪が解けた後で草木は生えてこない感じだよね?
それでもいいから行った。行けば驚きの世界があったから。
今だって行きたい。
美瑛の丘にもハマったけれど畑にバスが来てでっかいカメラを持った人がゾロゾロ出てきたのを見た時自分の夢は終わったと思った。
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美瑛の丘とは全然違うけどさぁ・・
なんだか天気がいいしまた緑が光っちゃって気持ちいいよ。
さあ、ちょっと歩いてみようよ。

シューマンの交響曲「ライン」でも・・第3楽章。
別な曲だけどこの人の実演行ったことがあります。ちょっと速いかな?今風?
緑の草原に白や黄色のちっちゃな花が咲いてるみたいな音楽でしょう・・
この曲全体的に非常に明るい内容を持っていますが、シューマン自身は死につながる精神病で既に相当苦しんでいたころだと思う。
自覚がないのも困るけど、自覚があるのは悲劇的につらいだろう。
シューマンの精神障害は若いころにもらった梅毒が原因のようです。
伝記的には愛弟子が嫁さんといい感じになりかねない話も原因の一つとしてほのめかされてる気がするけど、どうかな?
訳が分かんなくなっちゃってた頃にもブラームスの作品を正気な感じで好意的に批評したみたいだ。
よく言われてきた練習しすぎで指を痛めピアニストのキャリアを断念・・もそうじゃなくて梅毒から来てる可能性があるんじゃなかったっけ・・
この人髭が濃くて声も低そうで、結構快活でいざとなれば喧嘩もするような男らしいおっさんでもあったんじゃないかと思う。
反面、音楽を聴いていると頭がおかしくなっちゃうくらいロマンティックな心の持ち主だったんじゃないのかとも思います。

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木管の歌の後6小節目から始まる16分音符の旋律はいかにもピアノ音楽という感じ・・これはあんまり引きずらないで可愛く歌ってほしいなぁ・・
この曲最初の楽章からここまで日の光に照らされ大変明るい世界です。
フォナーレも若干傾いた午後の日差しが当たっている。
それだけだったらこの曲駄作凡作だったっと思うんだけどこの曲の要は次の楽章で明るく浮いちゃいそうなポジティブさを一手に引き受け大地に縛り付けるアンカーみたいな役目を負っています。
こういうのなかなかないかもね。
何とか大聖堂のを描いているとかいう話なわけだけど荘厳で冷たくびくともしないその世界は人の心のよりどころというか・・
大事なのは決して悲しいのではないという事でしょうね。
明るいの反対は悲しいじゃないんだよね。
逆に4楽章だけ演奏してもまた変に物足りなくなってしまうと思う。
ベートーベンの田園に似ているといえば似てるのか・・

この曲もクラシック入門みたいなところがあるんだけど私は長らく好きになれませんでした。
かなり明るく快活な音楽の後にまた影のない明るい楽章が2つ続くのがどうにも理解できなかった。
あほかぁ?みたいな。
大聖堂の4楽章も狭い視野でそこだけ見ようとしちゃうから何を言ってるんだかわからなかった。
当然今はそう思わないけれど。

周りに明るく楽しそうな人の笑顔が見えると気分が悪くなってしまう私の変態もいつか治るだろうか・・
治んないけどね。
治らないことを認めたその先にどうすればいいかがあると思う。

最近、作曲家自身の人生と作品を変に結び付けすぎてわかったようなことを言うクラシック音楽の王道みたいな解釈は実は浅くて陳腐なんじゃないかとちょっと思ったりすることがあります。
でも精神をむしばまれていくことを自覚した人間のつかの間の気力と喜びみたいなものがここにあるのかと思うとちょっと泣ける。
辛くても、ちょっとでも喜べる隙があったら素直に喜んだおいたほうがいいね。

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ちょっとだけ富士山。
暑いね
犬は暑さに弱くもうそろそろ日中の散歩も厳しくなってくるかな
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ここから日陰だからさ

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はやくいこーよー

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ヒノキの人工林って景色的になんか全然つまらないけれど、まあちょっとなら・・
こういう中でわ!とかでかい声を出すとランダムに並んだ木の幹に反射してものすごいエコーがかかるんですよ。
その応用だというオーディオ用製品がはやったことがあった。
いまもかな?
やたら高価なの。興味ない人には邪魔でしかないただの棒でしかないと思うけど。
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暑いけど楽しいね。
がんばれがんばれ。
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前に一度来ただけだけど犬は道を色々覚えていて勝手に曲がっていく。
幸せスイッチが入ってるとこんなどうでもいい光景がすごくいいもののように見えたりするんです。
どこか遠くへ行かなくても近所にいいことがあった。
幸せもその辺に転がってると思う。


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かしわもち

幸せというのはどこかへ探しに出かけなくても
案外手元に転がってたりするもので・・
問題は自分でそれに気付けるかどうか・・
昔からよく聞くような話ではありますが、
自分があーそうだなぁ・・と思えた時それは本当になるというか・・

仕事で出先。
めんどくせーなーと思いながらも一人なのでへらへらしながら・・
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大きく枝を落とされあれ?な感じだった桜は青々とした葉がついて
隣の何だか知らない樹の若葉も青空に映えて奇麗・・・
仕事中だけど写真撮ったりして。
ほんの一瞬だけどほっとしていい気分になる・・
あぁこういうののことを言ってんじゃないのかな。


この曲はシューマンが足鍵盤付きのペダルピアノという楽器のために作曲した6つのカノン・・・をドビュッシーが2代のピアノ用に編曲したもの。この編曲がなかったら原曲も忘れ去られちゃっていたのかな・・楽器自体が廃れちゃったから。

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オルガンのコンサートに行くと弾いてくれることがあります。
1番もいい曲。
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私はイ短調の第2番がどうにも大好きです。
この曲には映像付きの思い出があります。
人前には出せないような・・
もうその思い出はどうでもいいのだけど、聴くと出てくる。
あれから30年か・・
この曲とであえて幸せ。

今日は仕事でピンチ状態に陥った・・けど何とか乗り切った。
乗り切ったと思ってるのは私だけでほんとはやばいのかもしれない。
でもいいよそんなの気づかなきゃいいんだから。
いいやと思ったもん勝ち。

自転車に乗ってちょっと遠回りしながら帰る。
息が上がってちょっと疲れたりするとざわざわしていた心もいつのまにか落ち着く。
途中遠くに犬が嫁さんを連れて散歩してるのが見える。
犬がちゃんと進まずやりたい放題だ・・
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こらぁ・・いくよ。
自転車でゆっくり走ると犬は満面の笑みで追いかけてくる。
あぁこういうのでしょ小さな幸せって。

柏餅もらった。
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スーパーのレジのそばのじゃない。
ちゃんとしたお菓子屋さんのだ。
絶対旨いに違いない。
犬は無関心を装っているけれど内心自分のおやつへの期待でいっぱいだ。
こんなひと時は幸せというやつでしょう。

こういうのばっかりにすがってるとまたいつか恐ろしくむなしい気持ちに襲われたりするけれど、
たまにはいいでしょちっちゃい幸せを拾って喜んでるのも。

Tag:シューマン  Trackback:0 comment:2 

少し休んでいるだけ

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2両の蒸気機関車。
前のC10は火が入って現役、先程まで列車を引いてきて今最後の入れ替えの仕事をしているところ。
観光用に復活したスターみたいなもんなんだろうけど、お客を下ろした後に構内をすばしっこく動きまわって日常業務としての入れ替えをやってるシーンは見ものだった。生きてんだよなぁ・・みたいな。
一方後ろのC12もかつては火が入りここで動いていたはずなんですが、いまは火を入れてもらう事もなくこの転車台の上で事実上展示物化しているみたいです。
凛々しく活躍する仲間を見ながら寂しくここに・・
この機関車、実は大井川鉄道ではなく別な寄付金で活動する団体の所有で、資金的な問題で動かす為の処置が行えないという。

今こうして休んでいるけどな、俺だってまだまだやれるよ。

シューマンの交響曲第4番もちょっと変わった感じによくまとまってとてもいい曲です。
一見ベートーベンが残したドイツ人への宿題みたいなのに乗っていて
おおざっぱに言えば、立ちはだかる運命的困難に頑張って立ち向かってパーッと開けた明るい勝利を手に入れた!
みたいな曲です。 

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その第2楽章というか第2部分にオーボエとチェロの半分がユニゾンで歌う旋律があるんですが、ここだけ何だかカビが生えたようなみじめな人みたいに思っていました。



それで「みじめな人」みたいな記事をいったん書いた。予約間違えて一瞬公開しちゃったら拍手いただいてしまい・・
でもこの曲、頑張って勝利する人の曲なんですよね。
この部分もロマンツェなわけで、かび臭い4畳半みたいな話じゃないだろう・・
この後すぐ運命のテーマみたいなのが再び出てきてこのヘロヘロ感の原因は運命的困難なんだとよと教えてくれる。
そこへ
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ヴァイオリンソロが歌が歌い始めます。
これよりずっと後に作曲されたマーラーの交響曲第1番に傷ついた青年が菩提樹の下で休んでいると優しい風に包まれる・・みたいなシーンがあるんですがあれを思い出します。
風のような、小川のせせらぎのようなこれはまた、恋人の姿を思い出しているようにも聞こえる。
みじめな人なんかじゃないです。
今、傷つき弱ってみじめに見えるかもしれないけれど、
ちょっと休んでいるだけ。
また闘える。
そんな感じがします。
この後また黙々と働くようなスケルツォが来るんですよね。
そこにもまたこの救いのテーマみたいなのが顔を出していて・・
その後は勝利の歌。

人間、頑張るはいいけど休みも必要だよね。
ただ頑張ってすり減ってなくなちゃったらどうしようもないじゃんか。
私はちょっと休みすぎだけどね。ちゃんと仕事はしてるけど。

ベートーベンとは違う詩のような交響曲を作ろうとしていたのを感じるなこの曲。
この曲自体は大好き。
ずっと全然聞かなかったシューマンに最近妙に目覚めてきた・・
ちょっと嬉しい。

一度なくなちゃったらもう2度と戻らないものというのがあると思うんです。
全く新しく作られた蒸気機関車なんてあんまりおもしろくない気もする。
私はこういうのが好きだからそう思うけれど、興味のない人には鉄くずに見えるのかもしれない。
全国の公園で静態保存されたSLが腐ってしまって自治体の負担となりどんどん解体廃棄されているというのをどこかで見ました。
文句を言っても私にはどうにかする力もないので仕方がない。

今は動けないこの機関車を復活させる動きがあるそうです。
ぶっちゃけ寄付金次第みたい。
偉そうなことを言っても残念ながら私にはお金はありません。
お金のある人は助けてあげてください。

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