花のみち、自分の道

朝起きるとうぐいすが鳴いていた。
丸っこくて艶のあるかわいい声。
時々開始の音程を変えてくるのは歌っているんだろうか?
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桃の花と富士山。
のどかないい天気。
私にはわからないけれど花粉もすごいらしい。
桃花粉でも鼻水が出たりするのかな?
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桃畑の中を行く。
まだ少し早いのかな。
でもこの日すごく温かかったからこの数時間後、日没の頃にはあたりが桃色に染まり始めてた。
とまっているようでどんどん花が開いてたんでしょうね。


https://www.youtube.com/watch?v=q9umBE2Gn7Q
この時ちょうどこの曲を聴きたいところだった。
こんなに聴く喜びにあふれた音楽が他にあるだろうか・・
いやもちろんあるんだけど今はいいじゃない。
もしこの曲を弾けたら死んでもいいと思う。
絶対弾けるわけないからそんなことが言えるわけでやっぱり死にたくなんかないですよ。
花もきれいだしさ。
いいことあるよね。

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この2重トリルなんか花がいっぱい湧き出てきたみたいに聴こえますよ。

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桃と青ってのもいいよねえ。
富士山が小さく顔をのぞかせてるのがいいよね。

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結構花開いてるのか。

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いいね、桃とふみきり。

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小さな用水路が線路をくぐる暗渠はレンガ積み。
100年以上前からあるものですよこれ。
変に目立ってわかりやすいものをありがたがるのもいいけどよりこういうのにもロマンを感じるよねえ。

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のびのび育った若者と、

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英才教育で押さえつけられ矯正され育った優秀な・・

いろんな生き方があるんだろうし、何が正しいかなんか知らないし知らなくていい。
ある人にとっての誰もがうらやむ大正解な人生も、別な人間から見れば陳腐なものだったりすると思う。
世の中全体が馬鹿にしていても豊かな人生というのもあると思う。
別に負け惜しみじゃなくてさぁ。
誰にどう思われるかじゃなくて、自分の人生を自分で生きなくちゃいけないよねえ。

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桃と富士山。
もういいか。

何か考えると辞めてしまうので何も考えずに飛び込んでみたアマチュア演奏団体では結局散々な結果となり逃げるように終わってしまった。自分はどんなものなのかを知るという意味ではやってみてよかったし、その失敗があるから今やりたくてやっていることがあるとも思う。ただ泥をかけるように逃げた形になっているのが心に引っかかっていた。
先日、その代表というかお世話になった人からメールが来ておどろいた。
復帰しませんか?の文字に心が躍る・・
でもそこに甘えるのは間違えだ。
何があったのかは自分が一番よくわかっているだろう。
もらったのは復帰のチャンスじゃなく、きちんと終わりのあいさつをさせていただくチャンスなんだと考えそうさせてもらった。
とっくに納得していたことを確認しただけなのに、なんでこんなに寂しい気持ちが襲ってくるんだろう?
でも、惑わされちゃいけないと思う。
今日も楽器の練習に行ってきた。
また勘違いかもしれないが、わずかながら進歩をしているのではないかという気持ちで次のレッスンに臨もうとしている。
これでいいじゃない。
誰にも会わない小部屋で一人練習する毎日があるだけ、この先何ができるかという見通しもまったくないけれど、
それを自分が望んだんだから。
そうできているんだから。

返事もなく当然だなと思っていたその人から暖かいメールが来ているのに気づいてまた嬉しかった。
世の中、捨てたもんじゃないと思う。


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葡萄って、冬は葉を落とすんだね。
上から見ると一本の木を効率よく這わせて最高の収益を得る工夫がよくわかる。
葡萄も大変だ。

何の生産性もない奇形の雑草かもしれないけど大きなお世話だしまあなんだっていいじゃない。
実はならないけど小さく花くらい咲かせられたりして。

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桜パフェ

雨を予感してカエルが鳴いているのが聴こえる。
もうそういう時期か。
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天気悪いなりに雲の中から顔を見せてくれる富士山。
色々あったみたいで最近Googleマップがおかしく、どっか気持ちのいい喫茶店に行きたかったけれど見つけられないまま街まで降りてしまった。
じゃあいいやあそこに行こう。

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駐車場へ車を止め、裏口というか裏階段から・・
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テラス席を横切り・・
なかへ入ると

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一番眺めのいい席が空いてた。
夜来てもいいだろうなぁこれ。
ごちゃごちゃした模様みたに見える街をようく見てると、ちっちゃく電車が動いてるのが見えたり、目印みたいな目立つ建物が目についたりとなかなか面白い。

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誰もいないわけじゃなく、
カウンターに常連さんがいて盛り上がっている。いいね。
でっかい音でLINEの着信音がなりまくり。
それがどうした神経質な馬鹿はこないでくださいってなとこでしょうね。

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メニューを見るとスイーツ関係がすごい数でひしめいていて迷う。
いいねこういうの楽しくて。
薄っぺらいおしゃれ店とは違う実用的な店って感じだなぁ。
もちろん薄っぺらいおしゃれでもいいんだけど。
気取ってんのか砂糖やミルクなんか出さねーよみたいな店もあったけど、普通のスティックシュガーが置いてあった。
ほうじ茶のチーズケーキ。
落ち着いた和の感じのお皿に桜のクッキーがいいじゃない。
ちゃんと桜の葉の塩漬けみたいな味がしたんだよ。

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嫁さんのは桜パフェ。
いいねなんか・・抹茶のポッキーみたいなのを一本もらったりして。
盛り上がった大音量会話は続く。
でも、人の悪口や自慢じゃなく刺がない。花が咲いたとかなんとか・・
人が入れ替わると話題もガラッと変わる。
突然、
今、子供できなくて困ってる人ばっかりなんだよぉー
そんなにできるなんてすごいじゃなーい

あーあ。
でも嫁さんそういうのは大丈夫みたいだ。
今日はその嫁さんの誕生日。


https://www.youtube.com/watch?v=14yIJlgXVlE

ショパンのこの曲、穏やかですごくいい時間を過ごしているような音楽で始まり
ああいいなぁなんて思っていると何の前触れもなく突然荒れ狂う。
え?怒ってる?
こういう人いますよね。
勝手に吠えると自分でおさまりまたいい人に戻ってゆく。
また吠えるんだけど今度はいい人に戻ろうにも戻り切れないのね・・不穏な予感みたいになのに押し切らてまた暴れちゃって・・
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ねえ?なに怒ってんの?
別におこってないけど!
・・・ごめん今日ダメだから帰る・・
っと勝手に終わっちゃうところがいいですね。

この音楽だったら例えばロンド形式みたいに
平和-荒-平和-関係ないやつが入ってくる-荒-何かさとったように平和
とかやるのが王道なんだろうけどあえてどんな構造形式にも乗らず整合もとらずに言いたいことだけ言って終わっちまうというのをやろうとした意欲作かなんかなんでしょ。
ロマン派初期の若い作曲家の・・って感じでいいですね。

突然怒って帰るとか言い出す人がいますよね。
本人は主役気分だけど周囲はそう思ってないので実際みっともない人位にしか思われない。
他人事みたいに書いているけれど自分がそう思われたこともあったと思う。
ダメだねそういうの。
逆もありますよね。
無神経な口をきいて相手をいら立たせていることに気付かず何怒ってんの?と怒り出す人。
いろんな人がいて、みんなそこをうまくやっているんでしょうね。
私はうまくやれませんしもうやりません。

うちの嫁さんはそういう人じゃなくてほんとによかった。
1人きりだったらこんなお店には絶対来ないだろうし、きても外なんか見ないだろう。
見たとして、周囲の楽しそうな声に押しつぶされ怒ったような顔で会計して帰ったりするんだろうなぁ・・
そんなだったこともあったかも・・
いまそうじゃないんだからいか。

嫁さんの希望するホームセンターにいって買い物してるのを待つ。
昔はホームセンターなんか行くとみてるだけでも楽しかったもんだけど、今じゃい場所もない。
駐車場で空を見上げると
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こんな空だった。
雲が5本伸びてて戦隊ものみたいだ。
きっといいことがあるでしょう。

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一流な人は自分で私はすごいですなんて言わないんでしょう?

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今年もボンタンの実がたくさんなりました。
もう採らなくちゃ。
もうすぐ次の花芽も出てくる。そのために油粕を埋めてやり・・剪定もしなくちゃ。
去年は寒さではのほとんどが落ちてしまったけれど今年は全く問題なく冬を越せたようだ。
思えば霜でがちがちになった日なんて何日もなかったし、外水道が凍り付いてでないという日は一日もなかった。
今年は、あったかかったんだなぁ。

謎の・・からお気に入りのに変わったあの店に飯を食いに行こうという事になり田舎な裏道を走っていると
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野菜の直売所。
嫁さんはこういうのが好きみたいだ。
芋を買ってた。
料金箱のところには貼り紙と警察官のぬいぐるみが。
お金を払わないでもってっちゃうような人が結構いるんでしょうか・・
免許更新に行くとくれるちっちゃな警察官の格好をしたクマのぬいぐるみに警護を託しているところに・・何か悲痛なものが・・
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同じ場所から富士山。
そう、今年は雪がなかなか厚くつかなかった。
あの雪だってすぐにまた飛んでしまうかもしれない。
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店内に人影は見えたけど駐車場に車はなく・・
いいねお花がいっぱいだ。

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今日は富士山も美しく見えて最高の眺め。
休日のお昼時なのに相変わらず空いている。

先客は女性が二人。
普段は遠くで暮らす娘が母のもとへやってきて一緒に食事でもという感じ。
ランチな時間だけど値の張るコース料理が運ばれているように見えた。
他に誰もいないので会話が聴こえてくるんだけれど私的にイレギュラー感がありまくり。
親子なのに
ごはんあまり召し上がってらっしゃらないけど・・
いえ、そんなことありませんよ・・
おっしゃってるの?いらしてるの?
ないじゃないですか・・そうですよ・・と不自然さが全くなく、嫌味も感じさせない。
昔から普段からそうなんだろう。
そんな人たちでも親子の会話ってのはどこでもいっしょなんですね。
内容は他人の話だからあんまり書いたらまずいのか。
他人の悪口を言ったり、自慢や僻みを見せたりというのは一切ないところがやっぱり本物っぽい。そんな必要はどこにもないんだろう。
昔、間違い電話で「奥様わたくしクッキー焼いたんざますのよっ」てのがほんとにかかってきたことがある。
違うと分かると詫びも言わずにガチャっ!と切ったりして。
ざますはともかくなんて言うかこう・・・偽物感が・・

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豚ロースのお店風・・
ポークソテーは塩味だったっけ・・これはしょうゆベース?
ポークソテーのがいいなぁ。
あっちの二人はどうでもいいような会話がいちいち上品である。
上品というか、なんだろうトゲがないのか・・
いろんな人がいるんだね。

思い出すと、聞いてもいないのに自分の家は代々何百年も前から続いてみたいな話を始めた人がいた。
自分はどんなにすごいかみたいな話を繰り返すのを聞いてすごいですねなんて合わせていると話が続いたりよくしてくれたりする。そのうちどうも無条件で同意、同情、賛美してくれる人を集めて生きているらしいようすも見えてくる。
私もその一員か端くれなのかもしれないけれど、ずっと一人でいるので人にかまってもらうとうれしくなり自分は特別な一人なのだと勘違いちゃうみたいだ。
そのうち場というか関係が確定してくると相手は上から見下すような口を聞くようになり、私が相手に見つけていた別な魅力は疑問に霞むようになる。
疑問をごまかしきれなくなるころにはもっと私を賛美しろ、黙って従っていろ、ひれ伏せ、みたいなのが出てくるので不愉快になって終了。
というのが何度かあった。
何度もある事というのは私に原因があるわけだし、自分で書いたものを自分で読んでみれば私も相手を見下している事がわかる訳でダメじゃんか。
勘違いであったとしても一時はいい時間を過ごさせてくれた事に謝意を伝えたいと思った人もいるけれど、もうお会いする事もない。
なんだこれ・・
元々言いたかったのはそこじゃなくて重要なのは家柄ではなく本人の実際でしょう?という事。


本物感満載な親子はどうももともと都会に住んでいた人らしい。
今なぜここにいるのかも何となくわかったけれど他人のことだからそこまで書いたらいけないんだろう。
ここは景色もいいし、静かだし、料理もおいしいし・・なぜみんなここを知らないのかしら・・
ああそれ、そこは同感。
私もそう思いますよ。

https://www.youtube.com/watch?v=hlzF_jLZOL4
前にもおんなじことを書いたけれど・・別れのワルツと呼ばれることもある曲。
ショパンといえばジョルジュ・サンドという女流作家みたいなのとの恋が有名だけど、その前に互いにひかれあい結婚を真剣に考えた女性がいたらしい。
そうならなかったのは、身分が違うから。
ベートーヴェンもそんなのなかったっけ?
貴族の娘や婦人にピアノ教えてるとそうなっちゃうんでしょうね。
それは彼のその後を縛り続けただろうと思う。
後の聴き手はその辛さが創作のエネルギーを生み出し・・なんて適当なことを言って喜んでりゃいいんだけど、本人は苦しかったろうなぁ・・別な人でごまかしてる間も。
一生懸命取り組んでる人って美しく見えちゃうしね。
作曲家について書かれたものを読んでるとピアノを教えてた相手とできちゃって不倫・・というのがものすごくたくさん出てくる。
死んでしまえば忘れ去られるはずだった何人かの女性はそれで歴史に名を残すこととなった。
作品の中にその名を刻まれた人もいる。
その名は作曲家の手の中で100年たっても200年たっても人の心の中に響き続けるかもしれない。
しかし、ほんとの旦那がいたりしてまじめな人だったとするとちょっと不憫か。
あの世に行っちゃえば関係ないのかもしれないけれど、世の中は知らない方がいいことの方が多い気がする。なんだそれ。

お店のBGMはいつものショパンのポロネーズにワルツに・・有名曲が並んだいつのあれだった。
きっと何十年も同じのを回してるのかもね。
まあいいや嫌いじゃないし。
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どんな日のいつ行っても混んで騒々しいことのないこの店がお気に入り。
もちろんおいしいし。

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思い出ってとんでもないところに落っこちてたりしまってあったり

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帰るの?

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あのスキーの後は板を担いでハーハー言いながら登っていった外人のおっさんだ。
いいねーなんだか。

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来た時とは光が変わってまた違う景色のようにも見える。

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飽きないな。

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スキーやボードな人がわらわらと。
後でいってみようと思っていた方はもうゲレンデ?滑り始めるとこだった。
あとでロープウェイから見下ろすとすごい斜度なんですね。
上に立つと崖を落ちてくように見えるやつでしょ?

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寒いのと写真撮りまくりでスマホのバッテリーがいきなり無くなっちゃって。
何にも考えてなかったけれど時計を見ればいつのまにかいい時間だ。
帰ろうか。

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ロープウェイの改札でこんどはバスの切符を見せてちょっと騒ぎになる。
失敗が次へ全く生かされない典型的なダメな人だ。
ごめんなさいとか言うと笑顔いいえー。
ありがとう。
当たり前だけどスキー人はみんな滑りに行くので帰りは空いてる。

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この箱には私と映画の脇役に見るような外人のおっさんの二人だけだ。

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斜めに横切っているのはスキーのコース。
ロープ直下はロープウェイのために樹木が切ってあるんだと思うけど、
やっぱりうまい人が乱入するのね。
いろんな動物の足跡も見える。
1・2・1・2みたいなのはウサギさんでしょ?

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樹氷って本来こういうのですよね?
すごくきれい。
でもびしゃびしゃと氷が溶け落ちる音が聞こえていた。

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下のロープウェイ出は少し待ち客が。
昭和37年かなんかの銘版を見かけた。

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綺麗ですね。
すぐそばには孫が大学生みたいな年齢の女性が二人。
一人があれどこ行くの?とか聞くとすかさずそこへ書いてあるでしょ!とたたみかける。
ずっと何かを聴き、そこにあるでしょ!みたいな同一パターンの会話が続く。
多分、仲良し小学生だった60年前とかからずっとそのパターンで会話してきたんでしょ?
いいね。仲良しって。
さすが雪国と思ったのはその同じ女性が、私38度のところ滑ったことがあるよとかいいだすところ。
スキーすごくうまいんでしょうね。
静岡ではおばちゃんからそんな会話聞こえてこないから。

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いいなぁスキー。
やっぱりスキーを履いている人は中高年が多い。
80歳代のおじいちゃんがいたりする。
おばさん曰く、でも滑ればすごいのよ・・
きっとそうなんでしょうね。
でもおじいちゃん一番下まできてへとへとになっており、息をするのも必至な感じ・・大丈夫か?


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アスファルトが目に入りもう夢の世界じゃないんだなとか思いながらまた温泉街を歩いて帰る。
20年前の夏の朝ここに来た。
誰もいないし何も動いていなくて、何か騙されてんのかと思ったような・・
特に覚えようと思ったわけでもない光景が頭に焼き付いているらしく、目に入るなんでもない景色に覚えを感じ不思議な感覚になる。
あの時、誰もいない中温泉に入り外へ出るとたまこんにゃくを売っているおじさんがいた。
それがめちゃくちゃおいしかったことを今でも忘れない。
また食おうと思っていて・・あの得意と同じような店の前の鍋・・人がいない。
戸を開けて、すいませーんとか言えばすぐに出てきてくれるだろう・・
たったそれだけのことが・・なんで億劫になちゃってんだろ?

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バスターミナル。
誰も何にも言わなくても列ができるところは日本人的か。
また定期便に先行する臨時直行便が出ていて、こんどは窓側に座れた。
印象的な車窓もあったけれど、狭い車内でバシバシ写真を撮る気になれず・・
上でいいもの見てきちゃたからもういいやみたいな気持ちになちゃってたのかもね。

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山形駅へ到着。
すぐの列車にも間に合うし指定席も開いていそうだったけれど、こんなところまで来たんだからと1本遅らせることにする。
牛肉ど真ん中という駅弁が有名で売っているのも目に入ったけれど、近所のスーパーの駅弁祭りとかでよく見るためレア感が薄いという。

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山形駅には列車や車で何度か・・・
ここへきてゆっくり見て回れるのは2度目・・でも今回も何も見つけられず。
デパ地下みたいなところの蕎麦屋でそばを食べた。
味や歯ごたえははまぁデパ地下な感じで・・
元々そんなに寒く無いうえ、服を着こんでいる為暑くなってくる。

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駅前のペデストリアンデッキからボーっと駅前を眺めれば・・・
ここなんとなく小田原駅に似てる?

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周囲の建物の感じとか、デッキ下の建物との隙間や壁の色など、どうでもいいような細かいところが小田原駅に似てる。

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橋上駅舎なところも。

小田原といえばあんな奇麗な駅ビルになる前の遥か昔の高校に入ったばかりの頃、電車を乗り継いで2時間くらいか地下街のレコード屋にCDを買いに行った。
思いでがCDを買いに行ったことくらいしかないのがどうしようもないところだけれど今更どうでもいいのである。
そのなかにルービンシュタインが弾くショパンのポロネーズ集があったのを思い出した。

https://www.youtube.com/watch?v=6bNjnx__b5I
この曲、初めて聴いたのはもっと前中学のころ。サンソン・フランソワだったか、別な人だったか・・
激しく衝撃的な曲想もだけど、
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この左手の上昇音階に萌えた。
まんまとしびれてた。

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最後のこれとか。

若いうちは激しいもの、かっこいいものにあこがれる。
車やバイクでぶっ飛ばすみたいなのには全く興味がなかったけれど、ピアノをガンガン弾くみたいなことにずっとあこがれていた。いたけれどそれは自分にとって遠い遠い別次元にある世界でもあった。
今この歳になってまた自分だって音楽したいと思っている。
ガンガンとかじゃなくていいから。
でもまだまだ全然遠い。

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さあ、歌舞伎新幹線で帰りましょう。
腹は減りそうにないので駅弁もやめる。

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いいねー山形の夕日。

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ここは在来線規格なのでステップはたたまれ車内とホームの間に一段の高低差がある。
それがどうしたってな話だろうけど、何かを面白いと思うかは人それぞれ。
音楽もそう。
重箱の隅みたいなところが面白かったりもするんですよ。

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桃色に照らされるあそこはさっきまでいた蔵王の山じゃないか。
今あそこにいるとまた綺麗だろうなぁ・・寒そうだけど。
いいとこだったなぁ・・また行きたいなぁ。

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あれ一部で有名なんでしょ?
田んぼの中の高層マンションとか言って。
後ろには出張が終わりましたから帰りますな人。
ビールも入ってでかい声でしゃべりまくるおっさんと、つまみのスナック菓子をガリ!っとかやりつつ静かに相槌を打つ人。
電車で聞こえてくる会話っていつもあんなだよね。一方的にしゃべりつづける係と、余計なことも言わず聞いてやる係。
世の中、そうやってうまく組み合わさることで成り立っているんだろう。
うるせーから早く寝てくんえーかな。


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鶴の恩返しはこんなところだったんじゃないか?

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赤湯だっけ・・夕焼け。

福島につくと新幹線の軌道に入る。
今まで静かに仕事していたモーターがいきなり狂ったような轟音を立てて回り始めるたに笑いそうになる。
押さえつけられいい子のふりをしていたけれどほんとは・・みたいな。

東京の乗り換えは、非常によくできたというか一歩間違えれば乗り遅れそうな時間での接続・・
なのにまたちゃんと確認もせず、何とかなるだろくらいの適当な考えでいた。
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とっとと下りればいいのにこんな写真を撮ったりトイレに行ったりしながら階段を上っていると
・・・号は間もなく発車いたします。お近くのドアからご乗車くださ・・
あれ?・・いまなんとなく聞こえた列車番号に覚えが・・
あっ俺が乗るやつじゃない?
ホームへ出ると左右に列車が2本、いろんな案内が目に入るが肝心の列車名が見つからない。
これでいいやなんて飛び乗ってみた列車・・間違えると名古屋・・降りてもきょう中には戻ってこれない・・まあいいや
まあいいやじゃねーよ。車端の表示を見れば、この列車で正解。
最後まで、ぼーっと適当な一日だ。
いや明日もぼーっと適当だよ。

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いつもの駅に到着の図。
皆さんお疲れさまでした。

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にがて

まだ中国にいるはずです。
これはちょっと前の話。
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地図上に見つけたレストランに行ってみた。

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店内はシェフ一人で全部やってるみたいだ。
お客さんそこそこ入っていろいろ作りながらメニューも聴きに来て・・
色々時間がかかってるけれど、なんか頑張ってる感が出てるので文句もない。
こんなこと言っちゃいけないけどお店の中のそこかしこに乱雑に置かれたいろんなものを見ていると男所帯というか・・
1人でやってるのは今日だけじゃないのかもなという気がした。

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飲み物はいつお持ちしますか?じゃなくて
前に持ってきてもいいですか?と聞かれたから
断る理由もなくはいとか言っちゃった。
食う前にコーヒー飲んだりしたらお腹塞がっちゃうか。

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サラダは一皿出てきて二人でとりわけ的な・・

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ステーキはよかった。
肉質とか俺にはわからないけど、この価格でこんだけの量があればおっさんは満足。

ただ笑っちゃったのはライスが
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サラダの取り皿で出てきたこと。
写真だと大きく写ってまともに見えるかもしれないけど
へんてこりんだった。
このお店嫌いじゃないしまた来るかもしれないけど、
やっぱり女性と組んでアドバイスを折らうともっとずっと良くなると思うけどなぁ・・

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デザートも二人でシェア的な。
オシャレとただの板切れの境界線というものがあるとは思うんだけど・・
いや、全然文句ないけど。

テレビからはずっとデッカいい音でバラエティ番組の音声が聞こえてくる。
こんなことを書くと私はある種のバラエティ番組が病的に苦手だ。
色々おかしいのでそういうのが聴こえるとその場から逃げ出したくなる。
なんでそんな風になってしまったかを書いても気持ち悪がられそうだから端折る。
嫁さんもいるし場をダメにしちゃいけないから何にも気にしならないふりをして耐える。
結構つらい。
あほかと思割れちゃうのは当然だと思いますが仕方がない。

にがてな曲を書くと
その曲を好きな人から食って掛かったようなコメントが来そうだ。
いいか。
超絶遊泳人気曲なのにどうにも受け入れられない曲というのがある。
人間だから当たり前だ。
例えばショパンのピアノコンチェルト。


https://www.youtube.com/watch?v=kk7GyPtDfIo

若いショパンが都会へ出て自分を売り込むための営業用作品だ。
当時の好みに合わせこうすれば受けるというところを狙っているんだろう。
昔からオケパートの貧弱さが指摘されてきたという。
それもあるけど終止ひきっぱなしのピアノがなんかこう少女漫画的というか・・おっさんにはうっとおしいというか。
おっさんというか若いころからこれが苦手だった。
女の子のキャーキャー言う声を聴くと逃げたくなる変態病だったことと関係ないようであるかもしれない。
昔北海道の某所でソフトクリームを頼んだら、ただでさえ濃厚なソフトクリームの上に砂糖と蜂蜜がたっぷり振りかけてあった・・
やっ・・やりすぎっす・・甘ったるくて・・
地元のいいものを知ってもらいたい、楽しんでもらいたいという気持ちはすごく伝わってきて暖かくなりそうだった・・けどちがうよこれ・・ざらざらしていてうっとおしいよ・・みたいな。

分かってる・・わかってる。
曲の未熟さもあるけれど、私がこの曲が効けないのはそこだけじゃない。
多分、みんなが好きな曲だから。
まだ一度も聞いたことのないころから、この曲が苦手だった。
ねじ曲がって壊れている私のどこかが治るまで、
これを愛聴する日は来ないだろう。

御愛想時、シェフが話しかけてきて少しだけ話す。
話すって大事だし大きいね。
いつかもう一度来てみようか。

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葛根湯

当初から食欲は結構あった気もするし、計ってみると熱もなかったうえ医者に言われた今のところインフルエンザと断定することはできない・・もしこれから熱が出るようなら・・と言う言葉でこれは普通の風邪なんだと思っていた。
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しかしもしかするとインフルエンザであった可能性があるかもしれない。
数日遅れた嫁さんはインフルエンザの反応が出た。
私に関してはいまさら調べても意味がないと強く返されたが同居人が感染した事実から私も感染者とみなす判断が下され相当の処置と対応の要求をされている。
外出禁止令は出張日程にギリギリ影響のない日程で解ける。
この出張・・とにかく行くことに意味があり行かなければならないのだ。
しかしいま精神的にダメージを受けるようなことが重なり今著しく低迷中。
こういうときは自分でも驚くようなネガティブ思考が出てきたりして危ない。
犬が何か言いにくる・・
うるさいなこっちは・・・なんて思ったけれど、いつまでしみったれてんだよこのじじい!と言ってくれているのかもしれない。
たぶん違うけれど犬がいるとありがたい。

風邪もインフルエンザもうつらない犬は元気だ。
素晴らしいじゃないか、ちょっと前あんなにつらそうだったあれは犬インフルエンザだったんじゃないか・
あの時は帰ろうとする犬を私が何とか歩かせようと・・だったけれど今日は帰りたい私を犬が引っ張ってゆく・・
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なんか富士山もインフルっぽかった。

この土日は正月休みに行けなかった分嫁さんとどっか景色のいいところに旨いものでも食いに・・
と思っていたんだけど嫁は撃沈。
夫婦そろって腐る。
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当初風邪の診断であったため、葛根湯をもらってきて飲んでいた。
葛根湯って字だけ見ると葛湯みたいだけどあれとは違うのかな?
吉野山いって葛きり食い損ねたなそういやぁ・・
風邪特有の首筋から背中にかけてのハリにも効くというのが私には頼もしい・・蕁麻疹にも効くのかぁ・・他にもいろいろ・・みんな体を温めれば治るのか。
肩こりに関しては別に風邪とは関係なく効くので飲んでていいらしい。
下手すりゃなんでもなくても飲んでいいらしい。
ついでにこの憂鬱な気分も直してくれないか・・
配合を見てるとシナモンとかショウガとか・・・なんだかおいしそうである。
これは薬であると同時に食べ物ですよね。
葛といえば土の見えているようなところならどこからでも生えてきて夏の間大繁殖して邪魔でしょうがない・・みたいなあの葛でもいいのか?
そこら中にあって勝手に出てきてしょうがないものが役に立つのならこんなにおいしい話はないとも思うけれど誰も取ってないところを見るとそんなうまい話じゃないんだろうな。
医者でのどの痛みが治まらないと言ってみるとまた前回と同じトラネキサム酸というのが出てきたのでこれを飲むしかないんだろう。
痛いのも困るが咳が出続けるようだと困る。

咳といえば結核に苦しんだショパン。
晩年の苦しい様子は結構かわいそうだ。


https://www.youtube.com/watch?v=45TUXLy4pwk
これはそんなころに書かれたんじゃなかったかと思うけれど
ドイツの作曲家みたいに苦悩と闘う姿みたいなのとは全然違う世界ですよね。
どっか新しい世界へ・・みたいな。

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昔ここに萌えたりして。
古典派、ロマン派のトリルは下の音から始めるものだと思っていてルービンシュタインなんかもそう弾いてるけど、ショパンは下からじゃないらしいですね。
ここがその根拠になるわけじゃないんだろうけど。
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免疫力の落ちた状態であんなとこ行ったらちょっとやばいかなぁ・・
普段何かあればいつでも病院に行けて適切な処置を受けられる・・当たり前だと思っているそれは、実は結構限定的なものだったりするんですよね。

当たり前なんだろうけど医療技術や知識の点で昔の作曲家は今なら治せるんだろうという病気で結構亡くなってる。
虫に刺されたところが化膿し・・という人もいた。
それは仕方のないことで、そこをどうこう言うのもおかしいんでしょう。
それより、歴代人間たちの中で長く生きるチャンスを最も多くもらっている今の状況に感謝しようか。

今、のどの違和感を残し体本体の不調は収まってくれた気がする。
もうどこへでも行け、何でもできる気がするのを抑え着替えをスーツケースに押し込んだところでこたつに潜っている。
嫁さんがが明るい外の光を見ながらどっかいきたい的なことを言っているのを聴く・・それが逆に救い。
帰ってきたら行こう。
暮れていく外の明かりを恨めしく見ながら、実は日が結構伸びたんだなぁなどと考える。

分かってる、また明るく楽しい日々がすぐ戻ってくるから。


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クリスマスパフェ

年末進行とかありません。
クリスマスイブ
雨空でつまんねーなーなんて思っていたところに
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なんかすごい夕焼け。
あー、いいじゃない。
何かすごいものが見られるんじゃないかと海まで行ってみたけれど、暗い海が黙っているだけだった。
まあいいや美味しいもの食いに行こう。
9767.png
今年は先日行ってみるまで謎だった店に行こうと決めてた。
あそこなら空いているだろうし、すごい夜景が見れるはず。
超絶穴場を発見な期待・・
あっ
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まさかのカーテン全閉。
この感じなんだ・・どこかで見たような・・
幼いころ、うちはカーテンだけじゃなく窓は病的に塞がれ昼間から光も入らなかったけれどそういうものだと思っていた。
その意味を知ったのは・・とか今日書く事じゃないか。
嫁さんと生活するようになって障子やカーテンを開ける生活がやって来た。
網戸をよく閉め忘れてて虫がいっぱい入ってくるのはどうかと思うけど。

9769.png
勝手にカーテンの裏側をのぞいたりして。

メニューを開くとそこそこな価格のコース料理となっており覚悟を決めて・・
と思ったけどページをめくればリーズナブルなメインディッシュと和食セットみたいなのが多数用意されてた。
最近よそだとありそうでなかなか見かけないポークソテー。
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プロの接客という感じのレストランなのにどんぶり飯。
あーいいねーここ時々通おう。

私たち以外にお客は来ない。
私が心配する必要はないけど大丈夫なのか?と心配になる。
そこそこ広い空間をエアコンで温めているだけでも結構経費かかってたりしないのかな。
でもこうして存在し続けてるんだから心配ない程度に大丈夫なんでしょう。
BGMは相変わらずショパンのニックネーム付きな曲がループしていたけれど音量を昼間よりさらに落としていて気にしなければ聞こえないくらいだった。

https://www.youtube.com/watch?v=ttLRonyyMak
ショパンはニックネームなんかつかないような地味な曲こそいい曲だったりするから。
この曲も好き。
ネガティブとも違う中間部は最後になにか押し切ろうとするかのようにクレッシェンドして主部になだれこんでゆく・・
この夜はこんな感じ。
飯もおいしいし嫁さんも機嫌がいいし
何だかいい時間になった。
そして、もう一軒いこう。

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ここは駐車場側の裏口。
久しぶりだけど全く変わんないな。

酒も飲めないから
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喫茶店。
カフェじゃない喫茶店。
当然禁煙じゃないわけで、そのあたりを覚悟しながらだったけれど
入ってみるとタバコな人は一人もいなかった。

そしてメニューをめくっていくと・・
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あー!あったあった・・
昨年来た時には今それやってないんですなんて言われて寂しかったんだけど。
復活してたんだね、クリスマスパフェ。

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毎年クリスマスイブでも静かなこのお店。
初めて来たのはもう15年くらい前かな?

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すごいでしょこのリンゴツリー。
イチゴなのかあまい香りがすごい。
星型のパイが乗ったりしてクリスマス感がでてた。

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いい歳をしたおっさんが嬉しがって写真を撮る。
食っておいしいし、また今年もここに来たねーみたいな。
周りに合わせられなくて、規格外の不良品みたいに生きている人間にも密かな受け皿みたいな場所があるはず。
そういうのを探すこと自体が人生みたいになっちゃてもいいじゃない。
このブログもそうかも。

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飾られたカップに照明が当たって・・
あのカップでとか言えるのかな?
カウンターに座る勇気はないなぁ・・
お愛想をしていると、遠くでマスターが丁寧にお辞儀をしてくれているのが見え・・
クリスマスパフェの作者にこちらも笑顔で返す。
ブラボー。
いい夜になりました。

そして、
ブログを書くと読んでくださる方がいてくださるおかげで、
殺風景な私の人生の中に素晴らしくいい時間を持つことができました。
皆様ありがとうございました。
別にこれで終わっちゃうわけじゃないけれど。
またよろしくお願いします。

Tag:ショパン  Trackback:0 comment:13 

謎の店

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もともと東海道、いまは国道一号線というところ。
一時期ここをよく通っていたのだけど、松並木の向こうに昭和なレストランみたいなものが目についていた。もうやってないのかもな、昔は流行ったのかな・・
ある日嫁さんが言った、電気ついてるよ。
えっ?あそこやってんの?
ネット上で確認してもレビューの一件も見つけらない。
地元の知り合いが時々顔を出すみたいな特殊な状態か?・・とか謎に包まれた状態がしばらく続いていた。
最近、レビューが付いたと嫁さんがいうので見てみると絶賛・・でも日本一とか、やけに説明的な内容とか自演か?なんて。
天気も悪く気分もさえないある日、なぜかあのお店に行って見ようと思った。
車で近づけば営業中の文字・・駐車場には1台の車。
もう覚悟は決まっているのだ後は乗り込むだけ。
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子供の頃、こんなお店をよく見かけたような気がする。
一見、立体駐車場みたいだけど高さが足りず突っ込めばフロントガラスから大破すると思う。

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このビニール屋根な階段も子供のころどこかで見たような。
さぁいざ・・

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私の予想はおばあさんがえー?みたいな感じで・・
入るとすぐにいらっしゃいませの声。
でも全然違う、スマートな感じの男性がスマートな感じで案内してくれた。
もうそれでみんな吹っ飛ぶ。
大丈夫、ここ大丈夫だ。
やっぱり接客って大事なプロの仕事なんだよね。
仕事してんだからプロだろとかそんな次元の話じゃなくて・・

広い店内には家族連れが一組。
孫を見せに来たみたいな。
道路側の大きな窓も印象的だけれど反対側には
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雲がかかって見えないけれど・・・
本来なら正面に富士山がドーンと炸裂するはず・・
おかしいよ。
この立地だもんここ有名になっていつも満席になっててもおかしくなさそうだけどなぁ。
まあ、そういう自分も今まで近寄らなかったわけだけど。

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この佇まいも昭和な感じ。
周りを見回して・よく見るといろいろくたびれて細かく壊れていたりもするんだけど、でもきちんと掃除がされていて・・
今そう思ってみれば外観の写真も雑草もなくゴミなんか落ちてないし、花がきれいじゃないか。

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ちょっとくたびれてるかもしれないこの絨毯を始めいろんなものを見ていたら1970年代か80年代の初め、テレビで熱海や伊東のホテルのCMがバンバン流れていたあの感じを思い出した。
幼いころだけどなんとなく覚えている行って見たかったあそこへ今来たような。

BGMは控えめな音量でショパンが流れてた。
革命とか雨だれとか英雄とかニックネームが付いたようなのがいくつかループして。
そういうところも昭和かもしれませんね。
今はどこ行ってもジャズ流しときゃいいんでしょみたいな感じですかね。
がやがや言ってるところでショパンなんか流されると好きなものに砂かけられたみたいでイライラしてくるのでそれでいいけど。
静かなここではそんなこと思わなかった。


https://www.youtube.com/watch?v=4P63s3Nw3iM
この曲40年近く前にテレビの高級アイスクリームの宣伝で流れていた記憶があります。今でも聴くとあのバニラとチョコのケーキみたいなアイスが頭に浮かぶ。
でもこの曲は優雅なお菓子みたいな音楽なんかでは決してなくて、巨大ブルドーザーが全部なぎ倒してゆく・・みたいなゴーン!ドォー!みたいな音楽だと思うんですよね。
後半ちょっとエレジーみたいなのが出てくるところに人間を感じて・・


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メンチカツランチというのを頼んだらこんな感じ。
衣がギシギシしてなくてメンチカツレツというか洋食よりな感じでおいしかった。
嫁さんのチキン照り焼きもでかくてなんかすごい。

よそ行きの格好をした老紳士がまだ連れが来るからとか言いながら入ってくる。
気が付けば4人。
老紳士とおばさん、若い男女。
老紳士が切り出す「多少の話は聞いていますが・・あなたのことは全く知らないので・・」
あっ、娘の彼氏が親父と初対面みたいなのか!?
ちょっと前時代的な・・・そういえばここそういう感じの場所だよなぁ・・
お互い探るようなやり取りで始まったそれは時間とともに打ち解けて盛り上がってた。
お酒はやりますか?みたいな
婚約者を連れてとかじゃないのかもしれないけれど、初対面の若手と人生経験豊富でいろいろ語りたい人が打ち解けてとてもいい場になってた。
なんだかしらないけれど良かったね。

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コーヒーもついて。
しっかりした接客でお店の印象はいきなりとてもよくなっちゃって。
料理もおいしいし。
これでこのでかい窓の向こうに富士山が全開だったら・・・

同じような富士の見える丘にあり窓には雄大な富士山・・という店のネット上のレビューは絶賛満載、行ってみても満席・・
でもその実接客も飯もしょぼかった。
ここはしかしなんでいつもこんなに空いてるんだろう?
なんでって自分も今までここに来ようと思わなかったんだから・・やっぱりこの怪しい外観と・・でっかい窓に人影が見えないところかなぁ・・

嫁さんがいいことを言った。
みんな富士山側に座っちゃうから、道路側はあいて人がいないように見えちゃうんじゃない?
だから、いつ見ても誰もいないように見えてるのかな?

最近ネット上には少しずつこの店の好意的なレビューが付き始めたみたいだ。
時代の流れに乗ってこのお店が復活、躍進するといいかなぁ・・
時代から取り残され、実際の良さをみんなにわかってもらえず何か損しているようにも見えるこのお店、
しかしそのこと自体がこのお店の魅力の一つかなのかもしれないなぁ。
そもそも損なんかしてないんだろう。

貴方人生損してますね。みたいなことを言われることがある。
言われて、ああそうだなぁ、俺は間違っていたんだななんて思うわけない。
偉そうになにを上からものを言ってんだこの馬鹿は?と思うだけ。
大きなお世話なんでしょう。

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この景色80年代前半ぽいかなと思って・・
クリスマスツリーも光ってた。

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こんなところを通って帰る。
あるわけないと思ったところに気に入ったお店を発見できてちょっといい気分。
他人が見ればえ?あんなとこ?とかいうのかもしれないけど関係ない。

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買い物に出てみれば街はすごい混雑だ。
私はやっぱりゆっくり静かな方が好きかなぁ。

Tag:ショパン  Trackback:0 comment:6 

昭和な洋食屋さんと捨てるとか記憶とか

スマホを買った時の契約書のほか訳のわかんない紙の類がショップの紙袋に入ったまま置きっぱなしなのに目が留まった。車を購入する際の見積書の類とか・・捨てちゃうと後で困るんじゃないかみたいな。
実際そんなものを後で見ることはないんだし本当に大事なら控えもあるだろう。
今日はゴミの日。何も考えずゴミ袋に入れる。
思い切って何かを捨てると何だかうれしくなって色々捨てたくなる・・他に捨てられるものはないかな?
すると嫁さんが近寄ってきてずっと貼りつき始める。
自分の大事なものを勝手に捨てられないか見張っているのである。心まで捨てるの?とかわけのわかんないことをいいながら。 
大丈夫、人にはおかしてはいけない聖域があるのは知ってるよ。

辞めちゃった楽団の楽譜やコンサートプログラムの原稿や資料みたいなのも捨てる。
裏方がんばろうもその実断らない都合のいい奴として扱われてただけな記憶も捨てる。

次やめますの一言が言えずだらだらと続いていた整体も電話してみれば先生じゃない事務みたいな人が出てあっさりキャンセル成立。そんなの当たり前なんだろうけど面と向かって断れないHSP。
まあいいや予約券も捨てよう。

切って積みっぱなしになっていた庭の木の枝も捨てて気分は少しすっきり。
自転車でゴミを捨てて帰ってくれば予報通りかなり強い雨が降って来る。
雨でもめげないで行けそうな近くの昭和な洋食屋さんというのに行ってみた。
駐車場から少し歩くので傘をさして・・戸を開け中へ入り傘立てを探すとあったはいいけれど一瞬見えた店内のお客さんの数に比べ、明らかに傘の本数が足りない・・パクられるかな不安が展開する。
振り向くとお店のおばさんが階段を指して2階へどうぞ・・とすごくいい笑顔で。
まさか心配だからと濡れた傘を持っていくわけにはいかないだろう。

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階段を上がってみると誰もいない部屋が広がっていた。建物自体はかなり古いようだけど多分つい最近壁紙を張り替え木枠にペンキみたいな手入れを行ったばかりみたいできれい。単純な昭和イメージでもないか。
空調のダクトが壁から立ち上がって天上をはっているのが目につく。どっかに置いたでっかい機械から建物中に冷風を送るみたいな時代があったのかな?それとは別なエアコン室内機が吊り下げてあるから今は使っていないんでしょう。
まだ世間に冷房なんか一般化してない頃から冷房の効いたお店みたいな感じでやってたのかな?昭和40年代ごろかなとか勝手に想像してみたり。

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ピンぼけなのはお店の人の階段を上がる音を聞きつつ急いで撮ろうとしたから。
座敷もあるのか。
そうだった昭和の飯屋はみんな奥に座敷があったもんだよね。

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昔のワープロで打ったようなメニューもなんだか懐かしい気もする。
カツサンド1400円かぁ・・・どんなのが出てくるんだろう?
水と一緒に小皿に乗った漬物が出てきた。
箸は・・おいてないな・・つまようじさして食うか。

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窓の外は雨。
2階には何にもないので無音といえば無音。
1階には多分テレビがあるんだろうそんな音と誰か常連さんがでっかい声で話しているのが聞こえてくる。
突然、


https://www.youtube.com/watch?v=VyBxps3BgYc
ショパンのこれが聞こえた。
まさかBGMでこんなのをかけたりはしないよなテレビで流れたのかな?
この曲もよく知ってるはずなのにあまり聴いた記憶がないなと思えばすぐその理由が頭に浮かんでくる。
記憶って深く眠ってるようでもひもを踏むとすぐ馳せ参じるんだよね。
くだらないことは忘れて音楽にだけ耳を傾けてみればこれもいい曲。
絶対音感もへったくれもないのにすぐに頭の中に嬰ハ短調の文字が浮かんでくる。
楽譜を見たのか・・なんだろう。
嬰ハ短調といえば鍵盤楽器の調性だよなぁ・・
マーラーが5番で交響曲嬰ハ短調なんて狙ったようなことをやっていますが他はあんまりないよね。
実際には転調したりしてオケ曲の中でも嬰ハ短調になってる場面なんてやたらにあるんだろうけど、弦楽器の鳴りが悪いとかなんとかかな。
多分予備知識に引っ張られているだけだろうけどこの曲も聴いてると嬰ハ短調だなぁ・・みたいな気がします。

今これ書きながら聴いていると別な記憶が出てきた。
カセットテープのウォークマンに増設電池ボックス・・なんだこれ高校のときか・・
あの頃これ聴いてたのかな。
あ・・これ以上思い出してもいいことないのがわかって蓋をする。

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オムライスかぁ‥カツカレーもあるけどここはあんまり見かけないカツハヤシで。
デミグラスソースっていうんですよね?こういうの・・

子供の頃、列車の旅にあこがれ時刻表を眺めていたような記憶が。
太字で書かれた特急列車の列にはナイフとフォークの交差する食堂車のマークが象徴的に表示されていた。きっとすごくおいしい料理があるに違いない・・となんとなく想像した味。
それを今食ってる感じ。

メニューを見ると大盛には値段の差が大きくつけてあるので、大盛なんか頼むとすごいことになるんでしょうね。
ボリュームたっぷり!みたいなレビューも多かったけれど、まあ普通というかおいしいだけに若干足りないくらいな・・
例によって嫁さんが食べきれなかった分を受けて満腹。

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おいしかったねーとか思いながら階段を下りれば。
あ傘あった。
当たり前か。

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外に出ると雨の中厨房の戸が開いていて・・そこへお店の名前が入った車が横付けされる。
ああ出前やってるのか。
出前も昭和な感じかな?

記憶って思い出す回数が増えれば増えるほど焼き付き固定化して忘れられなくなりますよね。
そしてもう忘れようなんて考えるとそれ自体が思い出すことなんですよね。
まいいかそんなの。
もし、都合の悪い記憶を消すことができたとして、良くも悪くも人というのは記憶の上に成り立っている物なのであるから乗っかっている上のどこかにひずみが出たり何にもなくなっちゃって自分が誰かわからなくなっちゃったりするかもね。

Tag:ショパン  Trackback:0 comment:4 

出張カバンとはるか彼方へ

ある朝、
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早起きをして、新幹線とこんなのを乗り継ぎはるばるここまでやってきた。
ワイシャツを着て手には出張カバン。

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階段を降りると別な路線が直交する乗換駅。
平日だけどもうラッシュはとっくに終わっており落ち着いている。
途中ものすごく晴れて暑いくらいなところも通ってきたけれど、長いトンネルを超えてからずっと曇りだ。

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ホームに立って次の電車を待っていると向かいには信号関係か鉄道がらみの設備的建物。
そこにある桜の紋章に目が留まる。
昔の社章なのかな・・・・
マニアならこれだけでここがどこかわかったりするんでしょう?

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ちょっと乗るとすぐまた乗換駅。
長い乗り換え通路はこの駅の生い立ちを語っていると思う。
始めてくるところなので何を見ても面白い。
パン屋のいいにおいになんか食おうかなんて思ってしまうけど駄目だよ今は我慢しなくちゃ。

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ローカルな感じの列車にのり、また性懲りもなく一番前に立つ。
みんな自分が席に座れればよく他人なんかどうでもいい感じだ。当たり前か。
通報されたりはしないでしょう。
昔ね、電車の中が地獄みたいに見えたことがあったの。それでも毎日乗って。
誰もいない始発に乗ればいいんだと気づくまでだいぶ時間がかかった。


https://www.youtube.com/watch?v=8KtY5dvF2_A

この曲は練習曲なんだろうけれど、半音階的にうねりながら上昇してゆく旋律に
捕らわれた鳥が大空へ飛んでいく夢をみる・・みたいなものを感じたりもします。


発車と同時に「終点のロープウェイは休止中、その代行バスも運休です」という放送が聞えた。
季節外れだと誰もこないのかな?いいねーそのくらいのが。
歩こう。
天気はなかなか晴れてこない。
でもいいよ。ここへ来たってだけで。
自分の気持ちも曇り。

グネグネ曲がった勾配緩和曲線とか
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石積のトンネルポータルやレンガの橋脚が路線の古さを教えてくれる。
けっこうたくさんあった途中駅でお客さんは皆降りてしまい、車内はなぜか不自然に立ってるスーツな人と私だけになる。
この先にそんなスーツで行くようなところがあるんだろうか?
早めに用件が済んだからついでに観光してというようにもみえないなぁ・・大きなお世話だし、よく考えれば自分も同じか。
この出張、依頼主は自分。

のんびりとした景色の中にふと絶景か?・・あ終わっちゃった・・みたいなのが何度か通り過ぎながら小一時間ほどで
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行き止まり式の終着駅。
ああいいねえ・・
隣にはオリエント急行みたいな外観のすげー電車。
最近各地に豪華に飾った特別観光列車を走らせるのが流行りですね。
ここにもそういうのがいる。
これには乗らない予定だったけどこの際帰りに乗ろうかな?

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散々もったいぶって書いてみましたがここは近鉄の吉野駅。
どこでもいいから日ごろの現実から遠くはなれたところへ行きたいと思いながら地図を眺めていてふと吉野が目に留まった。
京都や奈良へは修学旅行で行ったりするけど、正直名前だけよく知る吉野はどこにあるんだかもよくわかっていなかった。
古くから歴史に登場する場所というぼやけたイメージはあるけれど正確なことは何も語れない・・・桜の名所でしょ?みたいな・・
でもそれは歴史の説明じゃない。
吉野といえば百人一首から何から日本の歴史に何度も登場する超絶名所ですよね。
近所にあった和食レストランは最近たたんでしまったけれどいつ行ってもずっと正月みたいな琴のBGMが流れていた。その店名は「よしの」。日本人の中には吉野=高尚みたいなイメージがあるんじゃないかな・・ちがうかも。
どんなところか、行ってみれば何か感じるだろう。

あのオリエント急行みたいなのは「青の交響曲」という名前で近鉄が売り出している観光特急。デラックス券みたいなのが必要。
でもJRのグリーン券なんかに比べると冗談みたいに安いしさらにその先までの特急券と一括で買うと差額はほとんど小銭みたいな額だった。
あれで帰ろうと思うとあと4時間以上ある・・そんなに見るもんあるのかな?と一瞬迷ったけれどいいやゆっくりしてみようとその指定券を買う事にする。
青のシンフォニーと読ませるのは知っていたけれど窓口で思わず青のこうきょうきょくとか言ってしまう。駅員さんも気にせず「はい」とか言ってくれる。
私は序曲をオーバーチェアとか変奏曲をヴァリエーションとかいったりするのが嫌いだ・・でも交響詩はシンフォニックポエムの方が実体感がある気もする。シンフォニックダンスを交響的舞踊とかは中国人みたいで・・まどうでもいいか。
とりあえず歩き出せば
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なんかいい感じ。
ロープウェイは休止中。桜の時期はここに人が列をなすんでしょう?

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1人軟禁状態のゴンドラが寂しそうだ。

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近道とあった道はすぐにこんな山道になる。

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国際的にも有名な超絶観光地に向かうとはおよそ思えない山道になってきて笑う。
近所の林道みたいだな・・
本当に結構な山道なので、このあたりでふとカバンが邪魔・・あっ、駅のコインロッカーに入れてくるんだった・・・
もどる?・・いや遠いよ・・・上の方になんかあるだろう・・・

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駅があんなに下に見えるようになると吉野山の上・・
結構息が上がる。


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それらしい商店が立ち並ぶ・・
けどびっくりするくらい閉まってる。
時季外れの平日には人なんかこないし商売にならないんでしょうね。
桜の時期はここが人で埋まるんでしょう?

この先にコインロッカーなんてないだろうことは薄々わかっている。悪い癖というかいかれた頭は例によって・・ああなんでコインロッカー入れてこなかったんだろう・・みたいな考えても仕方ないことをリピートし始めてそれでいっぱいになる。多分病気というか脳の構造的欠陥だ。

6654.png
この門は黒門と言って有名らしい。
でもこの時はカバンが邪魔・・で頭がいっぱい。
実際、カバンはそんなに邪魔じゃない。

開いてる飯屋の前でメニューを眺め、ぼたん鍋かぁ・・
なんて思ってると中から「どうぞーお入りください」みたいなでっかい声が。
俺ね、その声聞いちゃったらもう絶対入れないから。

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わっなんか見えてきた。
千年級の予感が・・・補修工事してるの?
昔、修学旅行で法隆寺か東大寺かどこだったか・・工事していて門となんとか像が見れなかったことを思い出す。

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すげー。
保護ネットの向こうとはいえ、迫力の底力が違う。
よくわかんないけど国宝なんでしょうこれ・・これなんて言っちゃませんね仁王像でしょう。
こんなもんがいきなりぽっと現れるわけだよね・・美術館とかじゃなくて道の途上に・・
そしてその先には

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吉野金峯山寺
ここも迫力が違う。
ただでかいとか古いというのとは違うすごみが・・・
私的にはまず人がほとんどいないのがいいね。

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でも例によってまだこの時点で頭の中はカバンとコインロッカー。
しょうもないことに異常なこだわりを持って実生活に支障をきたすみたいな・・どっかで読むような話だ。
でももう何をどう分析したところで治るわけでも直せるわけでもない。欠陥でも変態でも私にとって私は私。
この場所を本当にちゃんとかみしめることができたのはもっとずっと後でもう一度来たとき。

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突然、原付で乗り付けた60すぎのおっさんが拝見受付というところへ駆け寄りお坊さんとでっかい声で話し始める。
というか1人一方的に話し続けてる。
始めは祭典の日程について問い合わせるような話だったけれど、亡くなった輪島が好きだったんやとかもうここと何の関係もないだろう・・
そんなんしらんがな!とかいってみたいけどいえるわけない。
当たり前だけどそこら中から聴こえてくる関西言葉が私には刺激的だし衝撃的だ。

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まだ性懲りもなくコインロッカーを探しながら歩く道に人はなく・・・
でもこのあたりは食事処や葛切りという看板のお店が何件が空いていて中には食事をしている人たちの姿も見える。
入ろうかなぁ・・と思いつつもっと先へ行ってみるかと・・

少し歩いた先のあるお店で、何かに惹かれるような気がしたので入ってみる。
時期が来れば満員になるんだろう広いお店の中はガラガラ。

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というか私の前にいたお客さんはみんな出て行ってしまい私一人きりだ。

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誰もいないのでやりたい放題。
桜の時期はこの外がみんなピンクに染まるんでしょう?
すごいところだよねここ。

写真を撮りまくってたらスマホの電池がなくなってきた。
カバンの中にあるバッテリーから充電して・・・
あ、カバン持ってきてよかったじゃないか・・もし駅において来たら今頃・・
と、ここでやっとカバンとコインロッカー地獄が終焉しそうになる。

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葛うどんと柿の葉寿司の定食というのがあったのでお願いした。
何だか知らないけど吉野っぽいし・・
観光地にありがちながっかりぼったくり感を覚悟しながら口をつけると・・
予想を裏切りすごくおいしい。
うどんはクリアな感じ。鰹の出汁がきいていて・・・あれ関西って昆布じゃないの?とか訳の分かんないことを考えながら。

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柿の葉を開けたら鯖のすしが出てきた。
葉っぱも食べるとかだったらどうしよう・・そんなわけないよな・
胡麻豆腐と柚子みそみたいなのもとてもうまかった。

お店のおかみさんはきっといい人だと思う。
葛うどんて何なんですか?みたいな会話をしたく・・のどまで出かかったけど駄目だった。
でも遠くへきて、何にも咲いてないとはいえ絶景を見ながら一人のんびりおいしいものを食べたりして・・・ここで急に気分が明るくなってきた。
よしせっかくだから楽しもうよ・・
きっかけってどこにあるかわからないけど
なんでもいいから気分が上向くと世界が変わりますよね。
私はパワースポットという言いようはあまり好きでないけれど、自分にとって特別な場所というのがあるよね。
それは名所とかじゃなくて構わない。
今回はたまたま超絶名所だけど。

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飯を食ったところの隣の店ではおばあちゃんがこちらに向かって笑顔でアピールしてる・・
ごめんなさい、俺それ見ちゃうともう入れないから。

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