ささくれにハチミツ

この日の昼食はでっかい街を通過中に入ってみた知らない小さなお店だった。
狭いカウンターのすぐ隣にはめ込まれた学生だろうかすごく若い男女の言動がいろいろと・・
昔自分が若かったころ、中年のサラリーマンがああでもないこうでもないと学生に難癖をつけているのを見ていろいろ大変なんだろうけど筋違いな八つ当たりだと思った。
表へ出しはしないけれど今自分がそうなっちゃってるのは、自分の今や若いころに満たされないものと不満を感じているからでしょう。
とは言え自分もあの若い子みたいになりたかったのかと自問するとあんなの嫌だと返ってきたりして。
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どこへという考えもないまま田舎の方へ流れていくと天気は悪いなりに富士山がでてきて、おまえなにうだうだ考え事してんの?
気を取り直しスマホの地図上を探すと素敵なカフェを発見。レビューの数が極端に少ないのは逆に穴場なんじゃないのと盛り上がり行ってみれば今日に限って臨時休業。きてますねダメパターンみたいなの。
最初に見つかった近くにあるもう一軒はレビューが桁違いに多く、人間嫌いに火が入っちゃっている今は混雑してそうなお店にあまり行きたいと思えなかった。
さらに見つけた店を探し近くまで行ってみると巨大宗教施設の内部というか付近というかちょっとお呼びでないのかも。
観念してレビューいっぱいの店に行ってみる。
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ビニールで囲われたテラス席みたいな中で若い人が何人かで歓声を上げている。
また学生か・・入ってうるさかったりするとちょっと嫌だなと思っちゃたのは内緒。
閉店したコンビニを改装したらしい外装に描かれている絵は今見るとのどかな・・でもこの時目に入った水色がハワイとかサーファーみたいなあの感じのように見えてしまいちょっと引きかける・・
店本体内には人影もなく落ち着いた客席がみえた。半分はショップか・・
入ってみると静かな店内と店員さんは親切でなんかちょっとほっとする。
にぎやかなテラス席はよく見ると中学生か小学生のグループで
子供なのか。
伊豆の踊子にこんなセリフなかったっけ?

勝手に持っていた流行風の店に今風の観光客がいっぱいいて・・というイメージは間違いだったことが解ってくる。
メニューを見ているとオーガニック系がたくさん・・酵素ジュースかぁ・・
はちみつ屋さんのカフェオレとか、はちみつ屋さんの‥等のもたくさん。
これにしなくちゃ・・・
寒いし、ほっとレモネードにしようか。
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持ってきてくれたのはさっきと違う店員さん。
アカシアのはちみつを使ったレモネードと
紅茶のシフォンは有機農法で育てた・・・とかいろいろ説明してくれる。
ケーキに添えられた生クリームは牛乳じゃなくて豆乳で作った味だ。
へー、いつもの生クリームとは全然違う味だけどこれはこれで・・
レモネードはレモンの前にはちみつのあまく優しい香りが来る。
飲んでも優しいはちみつの味。
後ろに一人座っているお兄さんはコーヒーを口にした瞬間全世界の幸せに触れたような表情となり、そのまま寝ちゃった。
なんだあの癒し感・・すごいななんか。
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虫がいるけど刺されたら薬があるから言ってねとう張り紙。
なんか優しいな。
気持ちがやさしくなるとあのちゃらちゃら光ってるのも
ああ綺麗だね。
と言えるようになってくる。


https://www.youtube.com/watch?v=vFQoNEb9hN4
コラール前奏曲の・・なんだっけ、BWV655 
何時頃からか邦題を覚えたりしないで番号で覚えたりあの曲集のあれ・・くらいだったり。
トリオソナタみたいな3声の音楽は結構難しいんじゃないかと思うけれど、かわいらしい音楽は優しい光の粒が並んでるみたい。
結構たってからコラール旋律がでてくるとそのまま終わっちゃうんですよね。
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生活も楽ではなかったようだし紙は貴重な物だったんでしょうバッハはものすごく詰めて情報/紙面積効率みたいなものを非常に高くとろうとする。
右端の小節なんか涙ぐましい詰め込み感だけど、でも見た目に美しいのがこの人の自筆譜の特徴でそれはそのまま聴いて感じる印象にも通じていると思う。

静かな店内で心がどんどん解きほぐされて・・というところに嫁さんの地雷ど真ん中なお客さんがあらわれた。
開いてる席はいっぱいあるのにすぐ後ろの席ではじまっちゃって・・
でも、踏ん張ろうとしたのか嫁さんのスイッチ入らなかった。
私はその心配で半分くらいは味わえずにただ食うみたいになっちゃったけど。
まあ、終わりよければよしでいいじゃない。
しばらくすればまた静かな店内が返ってくる。
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電気も綺麗。
その時の気分がよければただの電柱の街灯だって綺麗だと思っちゃうから。
私、お店の印象ってその時周りにいた人の状況できまっちゃうとこが大きいのね。
人が沢山いると気が滅入る可能性が高まるとかダメ人間ですけれど、でもまあいいじゃない。
空いてそうな日の空いてそうな時間にいけばいいだけ。
そしてここは多分ほんとにいいお店。

小さなころに口内炎ができてるといって唇にはちみつを塗ってもらった覚えがかすかにあるけど、効果があるかどうかの前に塗られたそばから舐めてなくなっちゃってたと思う。
汚れて歪んだ中年の、ささくれちゃってる心にもはちみつが効くかもしれません。

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時代と老い

そろそろこのブログも3周年じゃないかと思って調べたらその日は過ぎていました。
読んでくださる方どうもありがとうございます。
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散歩の途中のアクセントみたいなあの赤い鳥居はどこかの氏神様。
御幣も飛んでどっかいっちゃったしめ縄ももうすぐ新しくなりますね。
犬は気温が下がってきて歩きやすいんだろう、最近散歩萌え。
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人が来たからと犬を捕まえ隅の方へ避けてたら知ってる人だった。
優しい声に犬も甘えに行く・・
杖を突きゆっくり歩くおじいさん。
この人社長さんで電話で現場にバリバリ指示を出すしていたあの・・
つい最近のような気がするあのイメージがそのままあったから本当はかなり驚いた。
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最近仕事中に製品上の大事な表記が見えず苦言を吐いていたところ誰かの眼鏡をはずしてみろという声・・・あ、すごくよく見える。
面白いもので老眼を強く意識したその日以降、つい先日まではっきり見えていた楽器のマウスピースとリードの間のわずかな隙間が見えなくなってしまった。
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富士山の宝永大噴火の時このあたりにも焼けた噴石が降り家々を焼いたらしく、家を建てるなら山を背にして富士山から隠れる位置にしろという言い伝えがあると聞いたことがある。
あの右の家はきっと昔からあの位置に母屋があるんじゃないだろうか・・
宝永噴火1707年は若いバッハが最初の結婚をした年。

https://www.youtube.com/watch?v=Wa5lCQkEFqI
コラール前奏曲 バビロン川のほとりで BWV653 
バビロン川のほとりって何んだろうかと調べてみたら穏やかなこの曲想とはちょっと違う厳しい内容だった。

音楽を聴くとき時代感というかその作品と作者が歴史のどの位置にいるかも重要な要素として感じ絡めるのだけど、バッハは私の聴く範囲では一番古い時代の人。
何故か位置関係的なイメージがあって時代が古いほど遠くというか奥の方みたいな感覚があったりして。
でっかい神社で言うとベートーベンはお賽銭投げて拝礼してというあの辺りでバッハは目の前にある建物のさらに後ろにあるほんとの本殿みたいなところにいる。
ルネッサンスの音楽とかだともう全然違う山の頂上にある奥の院でちょっとそこまでは行けませんよという感じ。
シューマンとかメンデルスゾーンは神楽殿のあたりでブラームスやチャイコフスキーはでっかい山門をくぐり入ったあたり。
マーラーは山門の正面、ラヴェルは長い階段を登り始めるあたり、プーランクは神社はあちらみたいな標識看板・・もういいか。
重要性とか好き嫌いの問題じゃなくあくまで自分からの時代的距離感というか。
面白いのはイメージとして感じる距離感と実際の位置はまた全然別だったりすること。
こんな所にあんなもんがあるわけないという人が歴史に名を刻む人だというのもあるし、人間て数十年生きたりするから時代感を点で固定するのはちょっと違うかなとも思う。
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録音聴いてるだけだとジャケット写真にある演奏者の若い姿や若くて勢いのある演奏の印象が毎回頭の中に出てくるので、その人のリアルを見るともうお爺さんになってたりしてでびっくりすることがある。
最近はずっと若手の新人みたいなイメージでいた人の訃報を聞いて驚くことが多い。

インターネットというよりその前のBBSとかいう頃からやってるような人に特有の書き方を多用する人のブログみたいなものを読んでいると、文体や内容から若い人のイメージがのその人はもう還暦越えだった。
私の感じる若い人、若い感覚というのはみんなで同じように年を取ってて実際はもう中年以降なのかもしれない。
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タンポポと犬。
もう咲いてるんだね。
犬は結構な歳で時々老いを感じさせるけれどでもまだまだ元気。
ずっと元気でいてほしい。
今、もう一つ気がかりなことがあるけれど私が焦ったりうろたえたところで事態が好転するわけはもないのだから、落ち着くしかないのか。

この日行く当てもないまま山道を登っていると
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こんなインターチェンジみたいなものが沢山出てくる。
ちょっと雰囲気の違うこの道は60年代初めにゴルフ場や遊園地などと一緒に開発された有料道路だったそうだ。
当時としてはちょっと未来を先取りくらいな趣があったんじゃないかな?
あの細い柱、薄くスマートな橋げたに昔の未来感を見るような。
オリンピックがあったりしてみんなこの先頑張れば明るい夢のような未来があると思ってたんじゃないかと勝手に想像する。

私の夢はある夢を見られるようになることだ。
夢を見るための夢がまだかなっていないのだから死にたくない。
死ぬわけにはいかないのでよろしくお願いします。

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居場所

長年閉塞的な感のあったこのあたりに最近大規模商業施設が開業。テレビでも取り上げられ開店から何日もたっても周辺道路は大渋滞・・
そんなもん1年くらい近づかないにしよう思ってたのにふと嫁さんに行ってみる?なんて言ってしまったら答えは行く♪
最近人込みにナーバスになっている嫁さんだけど、行ってみればさすが女性というか楽しいんでしょうねああいうの。
おしゃれな店に見栄えのいい商品が並び、おしゃれカップルやおしゃれ家族の楽しそうな笑顔・・たくさんの人・・
ちょっと調子の悪い私の方に変な病気みたいなのが出てしまい、自分はここにいてはいけないいられないみたいなのが始まってしまった。
じゃあどこならと思うと・・
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巨大レンズ雲が複製量産されて並んでいた。
流れてくる元をたどればあの形を作って流しているのは富士山だ。
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昔この樹に釘を打ち込んだ人が原因不明の高熱に倒れ、訳を聴きだした家族が抜いて謝ると治まったという話を釘を抜いた本人から何度も聴いた。
恐ろしい力を持っているのかもしれないこの樹、でも私にはそれは感じられずむしろ肯定的に見守ってくれているような気がする。
ここにいると落ち着き、いつまでもいたいような気になる。
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だいぶ葉が落ちたな。
この日朝から自治会でお堂の清掃をし、降り積もった銀杏の葉と銀杏は片づけられた。
でもまだまだ降ってくるのね。
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匂いが嫌なのか銀杏落ちている間は絶対に近づこうとしなかった犬。
臭いもん好きなのに何で銀杏はダメなんだろう?
今日は逆に居座ろうとしてる。
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なんてことのない田舎の風景だけど、なんかいいなぁと思ったの。
朝の新しい日の光ってなんでも綺麗に見せてすごいね。
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台風で曲線部の底がえぐられ護岸の基礎のその下がえぐられてるけど大丈夫なのかなこれ?
そんなことに関係なくのんびり浮かぶ鴨。
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手前の畑はブロッコリー復活かな。
いちど調子が悪い年があって次の年は違うものが植えられてた。
畑も気分転換すると復活するのかな。
行き詰ったらちょっと休むかほかのことすればいいのかな。
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富士山の右側にレンズ雲が量産されているのをよくみかける。
天気悪くなるかなぁ・・
あの下にあるもごもごな雲も、富士山の中腹に見えるあの雲の流れじゃないか。
海から風が入ってきて富士山に当たると変化を起こし流れてゆく。
楽器みたいだね。

こんなことを考えつつ新しいららぽーとのなかを歩いているあいだ、

https://www.youtube.com/watch?v=gWNa5iBIXGE
BWV590が頭の中で鳴ってた。
パストラーレという曲だけど田園という意味じゃなくてクリスマスの・・そういう予備知識が全くなくても頭の中に響き渡って体の隅から喜びみたいなのを引っ張り出してきてくれるのはバッハの音楽の特徴のひとつでしょう。
ブログだからこの曲が好きなんて言ってるけれどリアルで周りにいる人にそんなことを言ってみれば・・とこのような文章を書いてたけれどあることで気持が落ちると覚めてしまった。
自分の居場所は人のいない場所だとかブログのなかですなんて話は嘲笑もんでしょうね。
そこから出ようと思うのに、今どこからかいいからお前はそのなかにいろとつぶしをかけられてる気がする。
どこからかじゃなくて全部自分自身の中にあることなのもわかるけれどこでも同じ。
流されてしまえばその先にあるのは無気力と荒廃だ。
負けたら終わり、本当に全部終わると思う。
死神みたいなのがそばで笑いながら待っている気がする。
また明日、立て直してがんばろう。

居場所なんて考えてるようじゃいけないんだろうな。

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アホとおとぎのいえ

どこか行きたかったけど雨だった。
山の向こうが明るい気がしたので峠を超えてみたけれど、
やっぱり雨。
その辺にあるカフェにでも。
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わーなんだあれ・・・雨に濡れながら写真撮ったりして。
入り口の小さな張り紙には「二人でやってますのでお待たせするかもしれませんし・・
殺気立って文句を言う人とかいるんでしょうね。いろんな人が大勢やってくる観光地だし。
入るとお店の人がそこへどうぞ・・
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そこってこんな感じ。
いいでしょう。
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予想していた人でいっぱいで騒々しく・・とかではなかったけれど一組の若い女性のグループが。
学生かと思ったけれど仕事の話かな、みんな留学経験があり英語が得意なようで・・・
聴きたくないのに会話に耳が行ってしまうのは自分は失敗で若いころを無駄にしたとかいう妬みから・・
それもなさけないけど、
若い女性がいると病的に危機感を感じ警戒に入るのは、
昔電車の中や学校中街中で故意の咳払いやおえっ!とかやられていたあの記憶に支配され続けているから・・
あほか。
あほじゃないです。しかしこんな自分のまま人生の半分以上が終わってしまった。
どこかでどうにかして清算しないと60になっても70になってもこんなことを言ってる人で終わってしまうかもしれない。
清算なんてものはないのもわかった。大事なのはそんな自分でどう生きるかでなんしょう?

よく見かける1人が愚痴や悪口をまくしたて後の人は聞き役・・みたいなのじゃなくちゃんとした楽しい会話みたいなのが成り立っていたと思う。みんな素敵な人生を生きているんでしょうね。
いいね。
メニューも凝っていて、いろんな国のお菓子が用意されていた。
オーストリアのっていうのもあったけれど私は
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ドイツの焼き菓子、モーンクーヘンだっけ。
食べてみるとどこかで食べたことのあるような味・・
昔どこかでもらったデパートで売ってる缶に入ってる焼き菓子の映像が浮かぶ・・ああいうのってちゃんとモデルがあったんだね。
オレンジを気ってくれた紅茶と合わせて、おいしかった。
ドイツかぁ・・

https://www.youtube.com/watch?v=yaSvK3svod4
BWV547
初めて生のオルガンを聴きに行ったときにこの曲を聴いた思い出。
ラジオから録音したものだったけれど初めて興味を持って繰り返し聴いたオルガニストのコンサートだったので、サインをもらいながらそのことを一言で伝えようとした。
目があった瞬間に余計なことをしてしまったかなぁ・・とか変な後悔をした思い出。
あほか。
どの曲をどんな楽器のどんな演奏で聞いても一発でバッハだとわかるのがバッハの音楽の特徴だけれど、でもみんな同じなわけでは全然ないですね。この人はいろんな国のいろんな作曲家の作品をどん欲に研究して自分に取り入れようとした。
この曲は明確で強いコンセプトみたいなものでくくられていて、ほかのオルガンのための前奏曲とフーガとはすこし違うところにいると思う。なにかモデルになった曲かこれを書こうと思わせる強いきっかけがあったはず。
しらないけど。
前奏曲のペダルに繰り返し現れるモチーフは教会の鐘の音だという話を聞いたのはあのコンサートのときだったか・・
強い推進力をもっているというか応答と連続し一体みたいにも聴こえる主題は短くシンプルな分、手鍵盤だけでの4声部のフーガで反行形とかいろんなものをどんどん出してぐいぐい引き込み聴かせてくれる。
そして出番を温存していたペダルパートに拡大形が現れたときの感動は・・
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複雑なものを楽しくわかりやすく美しく聴かせてくれる技を持っているのがバッハですよね。
バッハも当時最先端のコーヒーにハマっていたらしいけどそれより酒好きであっただろうな。
酒も飲めない楽器もできない歌も歌えないこんな人間は相手にしてくれないだろう。
好きなのはバッハの音楽でバッハ本人じゃないからいいけど。
音楽は作者の人柄や人生、文化的背景などを感じつつ感じてゆくもので、ドイツ系の音楽が好きだからドイツに行っていたいなんて思っていた。いたけど最近ふと考えると私はは実際ドイツに行きたくなんかないし、ドイツ人のことを知りたいとも思っていないかもしれない。
もっと言えば日本人のことも知りたくない。
人のことなんかみじんも知りたくない。
ごめんなさい嘘です。
こんな悪態ばっかりついて駄々をこねる子供みたいですね。
多分・・時期が来れば治ります。
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窓は2重で、ステンドグラス風とかじゃなくてほんとに昔風のつくりなんじゃないのこれ・・すごいな。
後からきたもう子も大人みたいな家族連れも結構な音量で話していたのに、何を話していたのか一切記憶がない。
聞えてくるんじゃなくて聞きに行ってることを示していて、やっぱり私の子の耳はいかれてると思う。
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一時的に日が差してきて・・奇麗だな。
ずっと粘ってたらみんないなくなって静かになった。
誰もいないと落ち着くというのも・・まあいいか。
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若い夫婦でやっているらしいこのお店。
子供さんの姿も見え・・いろんな人生があるよね。
人の人生はいいものに見えるけど関係ないしどうでもいいはずなのにね。
これ建てるのにすごいお金がかかったんじゃないか、資金どうやって・・とか大きなお世話ですね。
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知り合いが建築家でとかかな?
この日別な所でもそんな話を聞いた。
俺なんか知りあいの1人もいないよ。
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外席もあるのね。
隣の家や道路を走ってる車が見えちゃうとちょっとあれか・・
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みんな写真撮りまくってた。
そりゃそうだろう。
いつか閑散期にまた来ましょう。

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お前のくせに・・

明日香村にあるキトラ古墳というのに行ってみたかった。
自転車には結構きついだらだらとした登りの先に奇麗な公園のようなものが現れる。
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崩壊寸前で発見された壁画は丁寧にはぎとられて最適な環境下で保存されている。
ちょうど期間限定でそれが一般に公開されているところだったのだけど、あえてなんにも調べないで行った私は自分の置かれた状況を全然理解できていなかった。
学芸員みたいな人に呼び止められて登録するとツアーみたいなのに組み込まれ、時間と人数を区切って厳格に警備された特別室へ・・目の前に現れた謎の物体。汚れやひび割れまでリアルに作ってんなぁ・・あろうことか私はそれを演出的なレプリカだと思っていた。
1300年級のあほである。
状況的にどう考えても本物だとわかってから目に焼き付けるようにそれを眺める。泥の向こうにわずかに見えている絵の印象は意外に小さく、とても繊細というものだった。
見ることができたのは東の壁。青龍の下に描かれた頭が虎で体が人みたいな神?が、おどけたように笑っているように見えて可愛いのが微笑ましく好ましかった。
私は東という方角に縁があり、生まれが寅年なことをちょっと思い出したりしながら・・
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常設の展示も充実していて長い間見入っていたし、時間が許せばもっと見ていたかった。
小さなお寺とか、他のあらゆるところがお金を取るのに一番インパクトのあったここは全部無料だった。
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いつの間にか雲が空を覆ってた。
写真映えはしないけれど自転車こぐには暑くなくてちょどいいや。
丘の上を気持ちよくへらへら走る。
そこら中に史跡があるらしいけれど日帰りじゃ時間が全然足りないね・・でもいいじゃない、また来る理由を置いとけるんだし。
しかしそこら中にお金がかけてあっていろんな施設もあるようだ。

うちから自転車で行けるようなところに戦国時代に攻め滅ぼされたという古城があって、中学へ入ったころに見に行ったり歴史を調べたりした。
空堀、櫓、武田の軍勢、兵糧攻め、埋蔵金伝説・・
電車が好きもいいけど新たに自分の世界を探そうと・・まあそんな大げさな程のものじゃないけど。
その後音楽に出会うと興味がそっちへ行ってしまい、歴史探索みたいなのはそこで終わってしまった。
引込まれた音楽はクラシックで

https://www.youtube.com/watch?v=pS882zDKHIo
こういうのもよろこんで聴いてた。
BWV678 バッハの時代音楽家は貴族や教会に仕える職人だったわけだけど、バッハは自分の作品をまとめて出版しようとしたことが何度かあったようだ。
これもその曲集中の一曲だから、芸術家の誕生の瞬間というか・・
一見古風な宗教音楽みたいだけれど、コラール旋律が2声のカノンになっていて伴奏旋律とのからみにも幅や変化が出てきて多重に面白いとか・・・
一般的にありがちなクラシック音楽は年寄が聞くものというイメージは陳腐な間違いだと思うけれど、しかし古風な響きのこれは中学生が萌える曲じゃないような気もするか。
こういうのに萌えたっていいんだけど、今思えばまず他に年齢なりにスポーツとか車とか女の子とかそっちもあってなら・・・
と昔どこかで聞いたような言葉で自分を馬鹿にしたってしょうがない。
音楽を知ったとき、遠くまで見渡せる広大な新しい世界を発見したような気がしたのを覚えている。
でもそれで音楽に邁進できたかというとそっちも駄目だった。

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そのうち民家の向こうに抹茶プリンみたいなのが見えてきて・・
多分あれが高松塚古墳だろう。
裏の畑へみたいな坂道を上がっていくとそこにそれはあった。
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すぐ下にある展示施設は有料。キトラであれだけのものを見せてもらった後だとどうしても内容的に寂しい印象になってしまう。
でも後発の方がいいものになってしまうのはよくある話で、先にできたほうが悪者みたいになっちゃうのはちょっとかわいそうか・・
そして気が付けばもういい時間。
帰らないと。
静岡へ帰るのなら近鉄で京都へ出るのが筋だろう。
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でも時刻表を見ると観光特別列車がちょうどやってくる時間、この際だからと明後日みたいな方角の阿倍野橋まで行く切符を買う。
昔、ネット上で鉄道マニアを罵倒するように「一日中電車に乗ってるくせに!」みたいな言葉を浴びせている人がいた。
そうか俺もその「くせに!」だな。
クラシック愛好家が集まってなんか言ってるようなところでは「楽器もできないくせに・・」というのもあった。
世の中くせにだらけだ。
最近周りを見ていると何が正しいかより自分はくせにじゃないと思い込めたもん勝ちなんだなと思う。
自分の何が失敗ってそこじゃないかと思う。

終点阿倍野橋駅は大混雑。
まだ明るいのでどっかほっつき歩いてみようかと思ったけれどいまいちよくわからないのと時間もないのでやめる。
またのお楽しみという事で。
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あべのハルカスの地下で・・うどんの汁で関西なんだなと思う。柚子が少しかおり柔らかい感じでとてもおいしかった。
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大阪駅のホームで。
初めて見た紐方式。
関東にはないよねひも式?
小さいけれどいい旅ができたと思った。
それでいいじゃない。

Tag:バッハ  Trackback:0 comment:9 

間違えてごめんなさい

いただいたコメントの意味を勘違いして受け取っていた事に気付いた。
コメントをくれた方には大変申し訳ないし、恥ずかしい。
自分は人からのメッセージに強いバイアスをかけ間違った形で受け取ることが実際にあることを確認してショックを受ける。
勘違いの原因として自分の強い思い込みがあると思う。
こうなりたいと思った覚えはどこにもないのだけど、どうすれば治るのかがわからない。
本当は世の中は私の感じているのとは違うのかもしれないけれど、日々の実体験を通して実際にそう思うことができない。
今もそうだけれどこうして自分は間違っていると感じるとそこのことだけを延々繰り返し考えてしまうので短時間の間に自分の存在がどうしようもなくダメなものだという印象で塗りつぶされてゆく。その気分で周囲と接すればまたいろいろと支障をきたしていくことになるだろう。
今日も別なところでは人間的ストレス。こちらも勘違いであってくれればいいのに・・
やめましょう。
いいから何か書いてみましょうか。
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信号待ちでふと見るとこんな光景があった。
このすぐそばには漁協直営の店があって養殖だけど鯵が食える。
名前は忘れたけれど半分は今日捕った新鮮な鯵、半分は一晩おいたものと言う丼があって両者を食べ比べできる。
圧倒的にうまいのは一晩おいた方だ。
美味いので通うかと思ったけれど3度目くらいでなぜか飽きてしまいそれから行ってない。
これ美味いなぁ・・と思ったらそこでやめといたほうがいいのかな。
人との付き合いも深入りすればするほど・・
あれですね、
人付き合いが全然ないから、最後に話した人のことを延々何時までも書いてる。
忘れられないとかじゃなくて、他に考え書くことがないからだ。
ちょっと恥ずかしい。
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近所の紫陽花。
数年前にはまだ小さく頼りない状態で周囲の雑草に埋もれ枯れてしまうんじゃないかと思ったものだけどいつの間にかこんなに。
ここまでくれば雑草なんかもうどうでもいいだろう。
自分も何か一つでいいからあそこまで育ててみたい。
いっつも枯れちゃって。
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この週末は特に心が干からびていた。
湿って腐ってたでもいいや。
何も感じなくなってしまうのでどこかへ行って撮った写真も碌なものがなく、記事も思いつかない。
音楽も聞いてないし聴こうとと思えない。
あ違うか一つ聴いた。

https://www.youtube.com/watch?v=2zJtZzERXt4&t=1s
初めて買ったCDに入っていた曲。
マイナーなのかその音源はネット上に見つけられなかった。
バッハのBWV622
邦題はおお人よ、汝の罪の大いなるを嘆け 
汝の罪なんて言われても何のことかわからなかったけれど、あのころ何度も何度も聴いた。明るい未来があると思ってい・・
今、鼻があるにおいを感じた。
30年以上前これを聴いていた頃、母親が内職で手をかけていた自動車部品か何かの嫌なにおいだ。
においの記憶ってこんな形ででてくるもんなんだな。
あの時のあの子のにおい・・とかそんな記憶は全然ない。

さあ、負けたら終わりだ。
潰されたら終わり。
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庭に・・
ちょっとづつ位置を変えて一生懸命蜜を吸ってんのね。
それよりああ奇麗だなぁと思ったんだよ。
だからまだ大丈夫。

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寂しいのはみんな自分のせいなんだろうけど

レビューに日本で一番だなんて書いてある喫茶店がそう遠くないところにあって、そんなもんがあんなとこにあるわけないだろと思いつつ気になるので行ってみた。
派手な看板もなく一見民家みたいな入り口はそこにそれがあると知らなければ気づかず一度通り過ぎてしまう。わかっている人だけが来てくれればいいというマーラーの墓みたいな店なんだろう。
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入り口で店員さんが寝そべってた。
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女の子でちょっと遊んでくれたけど、私より嫁さんのがいいみたいだ。
駐車場には日曜日なのに車が一台だけでちょっと期待感が高まってくる。どうも私にとってのいいお店は空いているか静かということで美味しいとかきれいとかはそのずっと後でいいらしい‥けどちょっとダメ人間ぽいのもわかる自分で。
近くにある漁港は最近加速的に浮かれたような派手な観光地に変貌中ではじかれるように逃げてきた私はいつもの私。
それ系の人が前の道を駅まで歩くらしく騒々しい集団が通過していく。ここいんじゃね?みたいな声が聞こえ、え来るの?嫌だなと思ったり。
でも、私の心は本当は自分もあんな中に入りたいんだと訴えているのもわかる。
解るけど、たびたび誘ってくれる人もあってそのたびどうなってきたかもわかる。
下戸と書いてちゃんと理解してくれる人は人口の5%く・・・・何を書いてみたところで、正直虚しく寂しい。
望んだつもりはさらさらないけれど、俺はなんでこんな俺なんだろう?

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手書きでいい感じのメニューには三國連太郎が愛飲した珈琲というのがあった。
何も書いてないけど晩年通ったんだろうとかいろいろ頭をめぐる。あの人この近くに住んでたんだ・・知らなかった。
でもそこにはあまり興味も持てず盛り上がらなかった。
マーラーが愛飲した珈琲だったら飲んでみたいけれど。
なんとなくWikipediaをみるとあの人俳優になる前というか生まれる前から映画を超えるめちゃくちゃな人生で笑った。

先週いった店ではリヒテルの痕跡。

https://www.youtube.com/watch?v=yukjdR2_lj8
でも実はそんなにというかほとんどリヒテルは聴いてこなかった。
多分カラヤンを不当に避けてきたのと同じような理由、みんなが知っていて誉めているから・・かもしれない。
私の人生はくだらない。
それでも尊いと思うから生きてきます。
店のBGMはこんなバッハでもクラシックでもなかった。ジャズだったかもしれないけどもう忘れてしまった。

オーダーを取りに来てくれた若い女性がケーキの種類は黒板にありますというのでどこにありますか?と問うと丁寧に案内してくれた。見ていると後ろでマスターだろうか乱暴な声を投げつけるのが聞こえた。他に人はいない気がするので私の頭は即座に私が非難されていると解釈し、自分を守ろうと若干の敵意みたいなものが・・え?なに?・・
案内してくれた女性は丁寧で好ましい印象。いかれたこと考えてんのが伝わっちゃいけないと静かに席に戻りお願いしますみたいな笑顔を返す。
勘違いかもしれないし、そもそもそんなの気にする必要はみじんもないのにね。幼いころから常にびくびくしながら生きてきたからこうなっちゃたの。
にぎやかな常連さんが入ってきたと思ったらでっかい音でLINEの着信音が鳴りまくり。毎回同じようなことを書いてるけどそれがいちいち気になるのは病的な神経質もあるけれど、誰一人友達も知り合いもいないことへの僻みと恥ずかしさと寂しさと・・なんかそんなのなんだろう。
喫茶店てのは図書館やクラシックのコンサートじゃないんだから話し声が響いているものだ。
おかしいのは自分だろという声をなんとなく聴きながら。

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茶系の窓枠、白い壁に窓の外のグリーンがいい感じ。
窓が開いて風が入ってきそうなのがいいですね。
私がクラシック音楽を発見してのめり込む入り口に立ったのはこんな四月の後半だったかもしれない。窓からの気持ちのいい風・・を思うとそのころのことが頭に浮かんだから。
考えてみればあの時まだ昭和だった。
自分にとっての革命的な出来事もさすがに30年以上が過ぎると詳細は忘れてしまい始めた。
うる覚えだけど、クラシック音楽発見へいたるルートは3つくらいが別なところでほぼ同時に発生して進行していた気がする。
どれかがダメになってもどれかが生きるように仕掛けられていたみたいに。
あれも誰かが、お前は何にもできないし誰とも付き合えないんだからせめて音楽を聴くことでも覚えなさいよと導いてくれたんじゃないかと思う事がある。
妹のためにどっかからもらって来た古い壊れかけのエレクトーンに興味をもち勝手引きをしていると
左右の手が別々に動いた!
あの時は奇跡が起きて自分の未来が変わったと思った・・
まあ、結局それ止まりであったのかと思えばまた寂しいけどなぁ・・

何人かいるお客さんはみんな静かに今を楽しむみたいな人。
今がたまたまそうなだけかもしれないけれど私にとってもとてもいい雰囲気、いい時間。
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カフェクレームとシフォンケーキ。
珈琲の上にクリームがのっていて、そのまま飲むと非常にあまいカフェオレみたいなのが来るんだけどあっという間になくなって薄いコーヒーが大量に残った・・え?
これ混ぜて飲むんだったのかな?違うかこれでいいのか?とか悩む。
シフォンケーキはおいしかったけど、超絶旨い店を知ってしまったため若干不利というか・・
あとでわかったけどこのお店のいろんなフルーツがいっぱい入ったフルーツティーというのが面白そうだ。
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嫁さん曰くこのパフェはバランスが良かっただそうだ。

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いい感じの景色があっちに見えるけど向こう向くと店の人がなに?っと目があっちゃうから・・

ちゃんと書けてないので最後に書くとお店はとてもいいところでまた行ってみたい。嫁さんが同じところに続けていきたがらないのでしばらく先かもしれないけど。
平成の30年は私にとって‥いや元号なんかどうでもよく、嫁さんと知り合えたという一点だけで、この人生にも意味があったしこの先もあると思う。病気のような頭を直してくれたのは嫁さんだし人生を豊かにしてくれたのもこの人。
恥ずかしいからそんなこと絶対に言わないけどね。
のろけじゃないの。死活問題みたいな話で。
神様はいると思う。いて、見ていてくださると思う。
だからそんなにいろいろ悪く言わなくてもいいのね。

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人や人のやっていることはちょっと見たくらいじゃわからない

むかし、仕事の関係で一時期住んでいた愛知県は喫茶店がすごい密度で存在していた。
どの店も看板に黄色い回転灯がついて回っていた気がする。そしてその向こうには別な店の回転灯が見えていたり・・
営業に同行したことがあって朝会社を出るとまず喫茶店。こんな朝早くからから客んとこ行ったって迷惑だろみたいな話しで。
モーニングは定食みたいなのが出てきてしかもうまかった。
あれから20年以上たったけれど今はでもそうなのかな?

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ここは家から一時間くらいの街。
ふと喫茶店が結構な密度で存在していることに気付いた。
何か理由があるのかもしれない。
そのうちのどれかに行こうと思い、いくつかの候補について嫁さんにここは?とか聞いてみる。
自分の行きたかったところは却下されて古民家カフェに決定。
古民家カフェは実はちょっと飽きているというか側ばっかりで中身は・・みたいな印象の店も多いので・・
と最近偉そうな事ばっかり言ってるななんか。
駅のすぐそば、古い町の細い路地を入ったところ。一通だらけだからただ目指せばいいというものでもない。ナビが案内してくれるのでいいけれど、自分で目指すんだとめんどくさくなって途中でやめそうだ。
駐車場に見えるこのスペースに車をとめれば道路にはみ出す。
歩きで来る人のが多いのかなここ。

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波平さんとか出てきそうじゃない?
中へ入ると土間にテーブルとソファーを置いた空間。でもそこには経った今は行ってきたという感じの先客が座ろうとしているところ・・何お前みたいな表情?
お店の人はい当たらず・・さっき見た障子の間は・・あ・・あれお店の人?
こんにちわーなんて言って見るとものすごく低くて小さな声でこんにちは・・
聴いた瞬間、30年くらい前の帝都物語というのに出てきた謎の軍人加藤を思い出した。

ここ入っていいんでしょうか?
どうぞ
くつは?
くつのままで・・
そんなの当たり前だろ何いちいち聞いてんだみたいな。
ものすごいビターというか・・
やっぱ古民家カフェっておかしいのかなと思いかけるけれど気を取り直して
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また低い声で二人席へって聴こえたからからそうしましょう。
畳をはがして板張りにしてるのか。

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ストーブがあったかかい。

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向かいでは古い家屋が解体されているところだった。
便所と風呂は外付けかぁ・・古い家だったんだろうなぁ・・とか。

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床の間には花。
この時はまだそんなにその意味も解らなかった。
どうも、若い男性の店主が一人でやっているみたいだ。
しばらくたってオーダーを取りに来た最後に低い声で
順番にやってます。おまちください。
と予防線みたいな一言を置いて行ったのを聞いて、おせーよみたいなクレームが来ることがよくあるのかなと思った。

することもないのでこの店のレビューをみるとあこの人がその原因かなみたいななんか切れちゃってる人がいた。
それより、
こんなどう見ても古民家にしか見えないこの店のレビューに
建物が古い気がする
という一文のみの記述があった。
私が感じたのとは違う意味で書かれているのかもしれない。
そのまんまかもしれない。
自分もこのブログに色々書いてみるけれど、こうと思って書いたことも読んでくれる人が同じように受け止めているとは限らないんだという事を時々感じます。
それはそういうもんだしそんなの当たり前なんでしょう。
むしろそのずれしろに面白さが・・くらいなことを言わなくちゃいけないのかもしれません。
わかってほしい、察してほしいなんて必死な思いで書いたことにしょんべんひっかけるようなコメントが付いて憤慨したこともあったけれど、まあそこもそういうもんだという覚悟がないならこんなのやめちゃったほうがいい訳ですよね。
こういうの書くとあれは私のこと?という方がいますが違いますよ。

子供のころからそういうのが嫌で、怖く、人を避けてきたところもあると思う。
とはいえそれはそういうものなんだからそういう覚悟で臨んていかなければ一生隅っこで黙ってるしかないんだよな。
この歳になって今更勉強させてもらいました。

しかしあれですね、もう時代が変わって障子も床の間も見たことないような人が人口の何%かになっていたりするんでしょう。

BGMはジャズ。
どこ行ってもジャス。
いいと思うそれで。


https://www.youtube.com/watch?time_continue=261&v=nA-qcCwWSJE
1人一丁でもフーガをやっちゃう。
他にもっとすごいフーガがあって、あれにくらべるとこちらはそんなに厳格、濃密というんじゃない気も。
だけど印象的ないいテーマですよねこれ。

私たちのほかに二組のお客さんがいる。
ほんとに順番にやってるのがわかる。
実際結構待って、
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カフェオレが出てきた。
なんとかという名前がついて嫁さんが頼んだのより100円高いんだけれど、どこがどう違うのかとかはわからない。

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嫁さんのうさぎちゃん・・♡
嶋田 久作の加藤みたいなあの人がこれを?・・
結構な量のあるこれをゆっくり飲みながら・・
でものみ終わっちゃうよという頃にケーキが登場。
ハッとする。
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お皿に書かれたソースによる・・なんていいうのこういうの?

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嫁さんのは梅の樹かな?
両方とも、もうすぐ春ですねみたいなことを言ってるんじゃないか?
ぐじゃぐじゃぐじゃーみたいなのはよく見るけど、
これはしっかりアートなんじゃないか。
この店の真骨頂みたいなものを見た気がして見直したというかああここ来てよかったなという気分になった。
愛想がいいばかりがいい店じゃないんだな。
生クリームのロールケーキだったかな?
ロールケーキ自体は普通っぽいけど生クリームが大量に乗って本当に生クリームだった。

一瞬やっぱり古民家カフェは・・なんて思ったりもしたけれど、いい時間になりました。

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帰り際に土間の部屋を撮ってみたりして。
細かいことは忘れちゃったけれど最後に支払いをする際、ちょっとした一言をもらって魔人加藤かと思っていた彼の印象が少し和らいだような気がした。
固い氷が溶けて暖かい何かが出てきたみたいだった。
細かいことは忘れちゃったけど。
床の間と、べつなとこにも生けてあった花が印象的に思い出される。

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行ってよかった。
またいつか・・

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昭和47年

最近はこんなとこにあるわけないというようなとこにカフェがあったりしますね。
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文化住宅?
こういうのが何軒か並んだようなのを子供の頃よく見た。
どこかでみた玄関を開けるといきなりアップライトピアノというのが印象に残ってる。
奥にあるあれがオリジナルでコピペみたいに同じものが建っていたはずだから、この板を打ち付けた外装も演出なんでしょうね。
なんだかよさそうじゃない。

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入ってみればこの感じ。
壁のほか天上を取り払って磨きだした梁にニスを塗り・・
いいねー。
こんな風にできるのかぁ・・
なんかこれ、自力で改装したらしい。
昭和47年建築の借家だそうだ。
昔からいたるところで見かけたこの形状の家にはもっと古いイメージがあったけど昭和47年なのね。
カフェのあいさつ文みたいなのには古民家風カフェとあった。
風がついていてただ古民家とじゃいてないところがいいと思う。
古民家ってのは築100年とかそういうのでしょ?
最近言葉が独り歩きしすぎて畳を見ると古民家とか木造だと古民家とかいい加減にし・・まいいか。
私は49年の生まれ。
もう古人間?

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窓の外には私にはよくわからないけれどバラがたくさん。
この庭はまだきっと若いんでしょうね。
もっと明るい時に見たらきっと気持ちがいいでしょう。
女性が一人でやっていて、ひざ掛けのほか電気ヒーターを私たちの足元に置いてくれる。
もてなしの・・というか気持ちがいっぱいなのが伝わってくる。
いいね。
かっこばかりというか客よりおしゃれな店員をやってる自分が大事みたいなところも多い。

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このガラス懐かしいですよね。
学生になって最初に入ったアパートはこんなガラスだったしこんな建物だった。
ヘッドホンで音楽聴いても壁けられるようなとこだったのですぐに別なところへ引っ越した。

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天上取っちゃうと夏暑いだろうとかすぐ言いたくなるけどそういうの大きなお世話ですよね。
作った人はそんなつもりじゃなかったんだろうけどなかなかいい造詣ですよね。
床には昔のふすまの跡がある。ここで何組かの家族が生活して毎日いろいろあったりしたんだろうななんて想像したりして・・
あんまり想像しすぎると気持ち悪いことになってくるのでやめる。

バラの花とか女性の女性なお店という感じ。
BGMもジャズじゃなかった。
ジャズはないよなここは。
最初は楽し気な管楽アンサンブルみたいなのがかかってたけど途中からエンヤになってた。
あれも流行ってからもう結構たつよね。


https://www.youtube.com/watch?v=9yp7uWMDzOk&t=421s
ゴールドベルク変奏曲をギターで弾いてる人がいた。
それもすごいけど、どんな楽器で弾いてもいけて個性を全く失う事のないバッハの音楽がすご過ぎると思う。
普段ギターというのは全く聞かないけれど、いいですね。
こういうのは舞台と客席とか言うんじゃなくて、これくらいのお店なんかで聴くのがちょうどいいんでしょうねきっと。

昔、旅先で飯屋に入ったら常連さんなのかずっとギターを弾いてたことがあった。周りにかまわず楽譜をめくりながら延々と・・
そういう時にいいなぁと笑顔で楽しめるような人が人生損してない人なんでしょうね。
そういう人になれなかった私はいろんな考えが頭に浮かんだけれどでも時旅行中で気分もよかったのとアイヌネギと言うその辺に生えてるらしいものの天ぷらを食べさせてもらえたのと、窓の外にキタキツネがいるのを見たり・・で他がいろいろ楽しかったから。

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おいしかった。
あのろうそくなんて言うんだ・・なんかいいねー

おしいのは、雨で閉め切っているせいか人間の匂いみたいなのがこもっちゃってて・・
わかるよ、あれってずっとそこにいると気付かないんだよね。
そんなこと書かなくてもいいんだろうけど、別に素敵なカフェをご紹介みたいなブログじゃないから。
臭いのせいもあるけど他にも気になることがあってこの日あんまり落ち着けなかった。
でもこことてもいいお店だと感じたのでまた来てみたい。
庭が自慢みたいだから明るく晴れた昼間がいいのかなとも思うけれど、
他に誰も来ない店の中から雨の降る外を眺めてというのも素敵な時間になりそうだなぁ。

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うちから近いし、また来ますよ。

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この歳になってやっと

蕎麦屋が嫌いな嫁さんに、あとでカフェに行こうと言ったら蕎麦屋でいいことになった。
裏の駐車場はちょうどドアを開けるとぶつかる位置にゴミ箱が置いてあって笑う。
蕎麦屋の自社ビルの脇を歩くとダシのいい香りが・・おっいいなと思ってると次にカレーの香りが攻めてくる。
食欲と期待感を大いに盛り上げられ暖簾をくぐると
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いらっしゃいの声。
何名様ですか?空いてる席へ・・みたいなのはない。
当たり前なんだけど最近そんな店ばっかり行ってたので久しぶり感が。
お店のおばさんが帰ろうとした先客に気さくに話しかけている。
他のお客さんにも・・・
それで俺の時だけ何にもなかったりすると結構落ち込んだり・・なんていうのももうなくなった。

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ピンク電話も久しぶりに見たな。
避けたつもりもないけどこういう蕎麦屋さんに来たのは何十年ぶりか。
中学とか高校の頃、学割というのがあった気がする。

失敗した、この席寒いわ。
エアコンの風が冷たい・・トイレに行ったら奥の方の席は暖かかった・・
寒いよとか声かければいいんだろうけどなんかそんな気にもなれず・・
負けてる感じがする。

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丼ものやカレーのほか、ラーメンがあるところが面白いと思う。
いいね蕎麦屋のラーメン。
食ってみたいなぁ・・・でも今日は蕎麦食わなくちゃ。
嫁さんは親子丼がいいらしい。

メニューの反対側には蕎麦屋らしく多様なそばが並んでいた。
調子に乗ってさっきの気さくなおばさんに天南蛮って何?なんて聞いてみる。
南蛮っていうのはネギのことだからね・・・
えっ・・
弾丸のような説明は続いているが・・
知らなかった。
鴨南蛮とかって、南蛮貿易とかのあの南蛮のことで順和食に対して肉が入って外国風だよくらいの意味なのかと思ってた。
恥ずかしながらこの歳になって蕎麦の南蛮とはネギのことだったと知る。
この歳になって初めて知りとか恥ずかしいけど事実なので仕方がない。


https://www.youtube.com/watch?time_continue=22&v=iSXj48lkFew
この曲はバッハのゴールドベルク変奏曲BWV988
ベートーベンで言ったら第9や運命、蕎麦屋で言えば天ぷらそばくらいに有名な曲で、中学生の頃これが聴きたいと思いラジオで流れたのを録音した。
バッハだからチェンバロで聴きたかったのにピアノの演奏が流れてちょっとなんだよこれと思った記憶が。
中学校の音楽のテストで、ピアノの曲を一曲書きなさいというのがあった。
たまたまこれを気に入っていたため思い切り「ゴールドベルク変奏曲BWV988」と書いて×を食らった。
ピアノじゃなくてチェンバロの曲だからという理由で。
それは違うだろみたいな論争をできる元気はまだなく、調子に乗ると叩かれるんだということを覚えた。

しばらくそれを聞いていたけれど、私がクラシックを聴くと知った人間がグレングールドのをテープにダビングしてくれた。
これを聴かなきゃダメだよみたいな話だったような気もする。
興味ない人にはどうでもいいと思いますが、この曲はグールドという人の個性的な録音がOSで言ったらWindowsみたいな勢いで独占状態になってしまっているのだ。
なにこれ受け狙い演奏じゃないの?とか思いながら聴き始めたそれにいつしか染まってしまい、他の演奏はみんなつまらなく聞こえるようになってどれも受け付けない病にかかってしまった。
それでまたグールド聴いちゃう自分が何かに負けたみたいな気がして曲自体聴かないというなにか間違った状況に。
そういうわけのわかんないものもいい加減干からびたのか、あの時聞きたいと思ったチェンバロによるこの曲を聴こうと思ったのがやっと今。
このグスタフ・レオンハルトのは昔から有名だったりするんでしょうね。
グールドの亡霊みたいなのにやられず、と言って物足りなさや変なくそ真面目なつまらなさに悩まされることなく素直に楽しめた。
30年以上かかって・・やっと聴いたよ。


蕎麦を味わうんだとか言ってざるそばみたいなのを頼みたいところだけど寒くてそんな気になれなかった。
せっかくだから何か変わったのを・・
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なんて思ってたのに結局天ぷらそばとか言っちゃった。
でもいいよ。
おいしいね。
天ぷらはなんとなくごま油の香りを感じた気がする。
なんというか変に高尚じゃないところが何しろいいよね。
ヒノキの内装、お品書きには「もり」の一行のみみたいなとこで期待していると仰々しくちょこっと出てきた蕎麦は味も香りもなくな時のあのがっかり感・・調子に乗ってそんな店に来ちゃった自分にがっかりみたいな。

小ライスを頼んでてんぷらを乗せつゆをかければ天丼になるんじゃないか・・
でも炭水化物を減らせと医者から言われているので我慢してみる。
最近我慢してしばらくすれば忘れるというかもうそれで足りるようになってはいるんだよな。
足りないと思ってるのは気持ちだけ。
カレーと掛けそばってのもありかとかなんとか思いながら・・
たくさんあったメニューの中のいくつか・・今度食べてみたいななんて気軽に考えているけど・・
実際食べるのはなんだかんだと言ってるうちに30年後だったりするのかもな。
30年後は74歳だ。
この30年なんてあっという間だったことを考えると・・

食べ終わってボーっとしていると後から来てすぐ後ろの席に着いた人がでっかい声で灰皿あるー?
そうか、普段禁煙が当たり前のところばかり行ってたけど当たり前じゃないんだよなこういうとこは。
逃げるようにお愛想。
やっぱり何にも話しかけられなかったけど一刻も早く出たかったしちょうどよかった。

ここは商店街のはずれ、外れというか
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今はもう商店街というようにはみえないけれど。
きっと昭和30、40年代には賑わったんでしょうね。
時代の変化とともに人の考え、感覚、要求が変わった結果なんだからいいとか悪いじゃないと思う。
蕎麦屋のビルの定礎には昭和33年竣工とあった。
東京タワーな年ですね。
これから世の中みんなで明るい未来へ突っ込んでいくんだみたいな希望と活気があったりしたんでしょう?
1958年といえばワルターのステレオ録音が進行していたころ。ソニーのマイクロフォンが使われていたという。
もう日本の音響機器が世界の先端で認められていた。

オリンピックや万博がまた行われるのはきっといいことなんだろうけど、あの時と同じようにまた・・みたいな話じゃないですよね。
~みたいになんて言わずに今の何かを見つければいいと思う。

考えてみると、俺の思春期から今まではちょうど平成の30年間だったんだな。
なんとなく平成というのは自分には関係ない人ごとみたいなイメージがあった。
怒られるかそんなこと言うと。
仕事で作る図面や文書に書き入れるのは西暦で、普段平成なんて書くこともない。
何年か前に 昭和  年  月・・みたいなのが印刷された用紙に手書きの見積もりを持って来た業者がいた。
用紙どんだけ刷っちゃったんだよ。
来年から俺も新しい俺になりたいなぁ・・・なんだかわかんないけど。

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プロフィール

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Author:unagi
結構さみしいけど結構楽しいよ。
クラシック音楽が好きです。

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