アホとおとぎのいえ

どこか行きたかったけど雨だった。
山の向こうが明るい気がしたので峠を超えてみたけれど、
やっぱり雨。
その辺にあるカフェにでも。
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わーなんだあれ・・・雨に濡れながら写真撮ったりして。
入り口の小さな張り紙には「二人でやってますのでお待たせするかもしれませんし・・
殺気立って文句を言う人とかいるんでしょうね。いろんな人が大勢やってくる観光地だし。
入るとお店の人がそこへどうぞ・・
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そこってこんな感じ。
いいでしょう。
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予想していた人でいっぱいで騒々しく・・とかではなかったけれど一組の若い女性のグループが。
学生かと思ったけれど仕事の話かな、みんな留学経験があり英語が得意なようで・・・
聴きたくないのに会話に耳が行ってしまうのは自分は失敗で若いころを無駄にしたとかいう妬みから・・
それもなさけないけど、
若い女性がいると病的に危機感を感じ警戒に入るのは、
昔電車の中や学校中街中で故意の咳払いやおえっ!とかやられていたあの記憶に支配され続けているから・・
あほか。
あほじゃないです。しかしこんな自分のまま人生の半分以上が終わってしまった。
どこかでどうにかして清算しないと60になっても70になってもこんなことを言ってる人で終わってしまうかもしれない。
清算なんてものはないのもわかった。大事なのはそんな自分でどう生きるかでなんしょう?

よく見かける1人が愚痴や悪口をまくしたて後の人は聞き役・・みたいなのじゃなくちゃんとした楽しい会話みたいなのが成り立っていたと思う。みんな素敵な人生を生きているんでしょうね。
いいね。
メニューも凝っていて、いろんな国のお菓子が用意されていた。
オーストリアのっていうのもあったけれど私は
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ドイツの焼き菓子、モーンクーヘンだっけ。
食べてみるとどこかで食べたことのあるような味・・
昔どこかでもらったデパートで売ってる缶に入ってる焼き菓子の映像が浮かぶ・・ああいうのってちゃんとモデルがあったんだね。
オレンジを気ってくれた紅茶と合わせて、おいしかった。
ドイツかぁ・・

https://www.youtube.com/watch?v=yaSvK3svod4
BWV547
初めて生のオルガンを聴きに行ったときにこの曲を聴いた思い出。
ラジオから録音したものだったけれど初めて興味を持って繰り返し聴いたオルガニストのコンサートだったので、サインをもらいながらそのことを一言で伝えようとした。
目があった瞬間に余計なことをしてしまったかなぁ・・とか変な後悔をした思い出。
あほか。
どの曲をどんな楽器のどんな演奏で聞いても一発でバッハだとわかるのがバッハの音楽の特徴だけれど、でもみんな同じなわけでは全然ないですね。この人はいろんな国のいろんな作曲家の作品をどん欲に研究して自分に取り入れようとした。
この曲は明確で強いコンセプトみたいなものでくくられていて、ほかのオルガンのための前奏曲とフーガとはすこし違うところにいると思う。なにかモデルになった曲かこれを書こうと思わせる強いきっかけがあったはず。
しらないけど。
前奏曲のペダルに繰り返し現れるモチーフは教会の鐘の音だという話を聞いたのはあのコンサートのときだったか・・
強い推進力をもっているというか応答と連続し一体みたいにも聴こえる主題は短くシンプルな分、手鍵盤だけでの4声部のフーガで反行形とかいろんなものをどんどん出してぐいぐい引き込み聴かせてくれる。
そして出番を温存していたペダルパートに拡大形が現れたときの感動は・・
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複雑なものを楽しくわかりやすく美しく聴かせてくれる技を持っているのがバッハですよね。
バッハも当時最先端のコーヒーにハマっていたらしいけどそれより酒好きであっただろうな。
酒も飲めない楽器もできない歌も歌えないこんな人間は相手にしてくれないだろう。
好きなのはバッハの音楽でバッハ本人じゃないからいいけど。
音楽は作者の人柄や人生、文化的背景などを感じつつ感じてゆくもので、ドイツ系の音楽が好きだからドイツに行っていたいなんて思っていた。いたけど最近ふと考えると私はは実際ドイツに行きたくなんかないし、ドイツ人のことを知りたいとも思っていないかもしれない。
もっと言えば日本人のことも知りたくない。
人のことなんかみじんも知りたくない。
ごめんなさい嘘です。
こんな悪態ばっかりついて駄々をこねる子供みたいですね。
多分・・時期が来れば治ります。
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窓は2重で、ステンドグラス風とかじゃなくてほんとに昔風のつくりなんじゃないのこれ・・すごいな。
後からきたもう子も大人みたいな家族連れも結構な音量で話していたのに、何を話していたのか一切記憶がない。
聞えてくるんじゃなくて聞きに行ってることを示していて、やっぱり私の子の耳はいかれてると思う。
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一時的に日が差してきて・・奇麗だな。
ずっと粘ってたらみんないなくなって静かになった。
誰もいないと落ち着くというのも・・まあいいか。
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若い夫婦でやっているらしいこのお店。
子供さんの姿も見え・・いろんな人生があるよね。
人の人生はいいものに見えるけど関係ないしどうでもいいはずなのにね。
これ建てるのにすごいお金がかかったんじゃないか、資金どうやって・・とか大きなお世話ですね。
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知り合いが建築家でとかかな?
この日別な所でもそんな話を聞いた。
俺なんか知りあいの1人もいないよ。
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外席もあるのね。
隣の家や道路を走ってる車が見えちゃうとちょっとあれか・・
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みんな写真撮りまくってた。
そりゃそうだろう。
いつか閑散期にまた来ましょう。

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お前のくせに・・

明日香村にあるキトラ古墳というのに行ってみたかった。
自転車には結構きついだらだらとした登りの先に奇麗な公園のようなものが現れる。
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崩壊寸前で発見された壁画は丁寧にはぎとられて最適な環境下で保存されている。
ちょうど期間限定でそれが一般に公開されているところだったのだけど、あえてなんにも調べないで行った私は自分の置かれた状況を全然理解できていなかった。
学芸員みたいな人に呼び止められて登録するとツアーみたいなのに組み込まれ、時間と人数を区切って厳格に警備された特別室へ・・目の前に現れた謎の物体。汚れやひび割れまでリアルに作ってんなぁ・・あろうことか私はそれを演出的なレプリカだと思っていた。
1300年級のあほである。
状況的にどう考えても本物だとわかってから目に焼き付けるようにそれを眺める。泥の向こうにわずかに見えている絵の印象は意外に小さく、とても繊細というものだった。
見ることができたのは東の壁。青龍の下に描かれた頭が虎で体が人みたいな神?が、おどけたように笑っているように見えて可愛いのが微笑ましく好ましかった。
私は東という方角に縁があり、生まれが寅年なことをちょっと思い出したりしながら・・
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常設の展示も充実していて長い間見入っていたし、時間が許せばもっと見ていたかった。
小さなお寺とか、他のあらゆるところがお金を取るのに一番インパクトのあったここは全部無料だった。
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いつの間にか雲が空を覆ってた。
写真映えはしないけれど自転車こぐには暑くなくてちょどいいや。
丘の上を気持ちよくへらへら走る。
そこら中に史跡があるらしいけれど日帰りじゃ時間が全然足りないね・・でもいいじゃない、また来る理由を置いとけるんだし。
しかしそこら中にお金がかけてあっていろんな施設もあるようだ。

うちから自転車で行けるようなところに戦国時代に攻め滅ぼされたという古城があって、中学へ入ったころに見に行ったり歴史を調べたりした。
空堀、櫓、武田の軍勢、兵糧攻め、埋蔵金伝説・・
電車が好きもいいけど新たに自分の世界を探そうと・・まあそんな大げさな程のものじゃないけど。
その後音楽に出会うと興味がそっちへ行ってしまい、歴史探索みたいなのはそこで終わってしまった。
引込まれた音楽はクラシックで

https://www.youtube.com/watch?v=pS882zDKHIo
こういうのもよろこんで聴いてた。
BWV678 バッハの時代音楽家は貴族や教会に仕える職人だったわけだけど、バッハは自分の作品をまとめて出版しようとしたことが何度かあったようだ。
これもその曲集中の一曲だから、芸術家の誕生の瞬間というか・・
一見古風な宗教音楽みたいだけれど、コラール旋律が2声のカノンになっていて伴奏旋律とのからみにも幅や変化が出てきて多重に面白いとか・・・
一般的にありがちなクラシック音楽は年寄が聞くものというイメージは陳腐な間違いだと思うけれど、しかし古風な響きのこれは中学生が萌える曲じゃないような気もするか。
こういうのに萌えたっていいんだけど、今思えばまず他に年齢なりにスポーツとか車とか女の子とかそっちもあってなら・・・
と昔どこかで聞いたような言葉で自分を馬鹿にしたってしょうがない。
音楽を知ったとき、遠くまで見渡せる広大な新しい世界を発見したような気がしたのを覚えている。
でもそれで音楽に邁進できたかというとそっちも駄目だった。

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そのうち民家の向こうに抹茶プリンみたいなのが見えてきて・・
多分あれが高松塚古墳だろう。
裏の畑へみたいな坂道を上がっていくとそこにそれはあった。
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すぐ下にある展示施設は有料。キトラであれだけのものを見せてもらった後だとどうしても内容的に寂しい印象になってしまう。
でも後発の方がいいものになってしまうのはよくある話で、先にできたほうが悪者みたいになっちゃうのはちょっとかわいそうか・・
そして気が付けばもういい時間。
帰らないと。
静岡へ帰るのなら近鉄で京都へ出るのが筋だろう。
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でも時刻表を見ると観光特別列車がちょうどやってくる時間、この際だからと明後日みたいな方角の阿倍野橋まで行く切符を買う。
昔、ネット上で鉄道マニアを罵倒するように「一日中電車に乗ってるくせに!」みたいな言葉を浴びせている人がいた。
そうか俺もその「くせに!」だな。
クラシック愛好家が集まってなんか言ってるようなところでは「楽器もできないくせに・・」というのもあった。
世の中くせにだらけだ。
最近周りを見ていると何が正しいかより自分はくせにじゃないと思い込めたもん勝ちなんだなと思う。
自分の何が失敗ってそこじゃないかと思う。

終点阿倍野橋駅は大混雑。
まだ明るいのでどっかほっつき歩いてみようかと思ったけれどいまいちよくわからないのと時間もないのでやめる。
またのお楽しみという事で。
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あべのハルカスの地下で・・うどんの汁で関西なんだなと思う。柚子が少しかおり柔らかい感じでとてもおいしかった。
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大阪駅のホームで。
初めて見た紐方式。
関東にはないよねひも式?
小さいけれどいい旅ができたと思った。
それでいいじゃない。

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間違えてごめんなさい

いただいたコメントの意味を勘違いして受け取っていた事に気付いた。
コメントをくれた方には大変申し訳ないし、恥ずかしい。
自分は人からのメッセージに強いバイアスをかけ間違った形で受け取ることが実際にあることを確認してショックを受ける。
勘違いの原因として自分の強い思い込みがあると思う。
こうなりたいと思った覚えはどこにもないのだけど、どうすれば治るのかがわからない。
本当は世の中は私の感じているのとは違うのかもしれないけれど、日々の実体験を通して実際にそう思うことができない。
今もそうだけれどこうして自分は間違っていると感じるとそこのことだけを延々繰り返し考えてしまうので短時間の間に自分の存在がどうしようもなくダメなものだという印象で塗りつぶされてゆく。その気分で周囲と接すればまたいろいろと支障をきたしていくことになるだろう。
今日も別なところでは人間的ストレス。こちらも勘違いであってくれればいいのに・・
やめましょう。
いいから何か書いてみましょうか。
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信号待ちでふと見るとこんな光景があった。
このすぐそばには漁協直営の店があって養殖だけど鯵が食える。
名前は忘れたけれど半分は今日捕った新鮮な鯵、半分は一晩おいたものと言う丼があって両者を食べ比べできる。
圧倒的にうまいのは一晩おいた方だ。
美味いので通うかと思ったけれど3度目くらいでなぜか飽きてしまいそれから行ってない。
これ美味いなぁ・・と思ったらそこでやめといたほうがいいのかな。
人との付き合いも深入りすればするほど・・
あれですね、
人付き合いが全然ないから、最後に話した人のことを延々何時までも書いてる。
忘れられないとかじゃなくて、他に考え書くことがないからだ。
ちょっと恥ずかしい。
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近所の紫陽花。
数年前にはまだ小さく頼りない状態で周囲の雑草に埋もれ枯れてしまうんじゃないかと思ったものだけどいつの間にかこんなに。
ここまでくれば雑草なんかもうどうでもいいだろう。
自分も何か一つでいいからあそこまで育ててみたい。
いっつも枯れちゃって。
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この週末は特に心が干からびていた。
湿って腐ってたでもいいや。
何も感じなくなってしまうのでどこかへ行って撮った写真も碌なものがなく、記事も思いつかない。
音楽も聞いてないし聴こうとと思えない。
あ違うか一つ聴いた。

https://www.youtube.com/watch?v=2zJtZzERXt4&t=1s
初めて買ったCDに入っていた曲。
マイナーなのかその音源はネット上に見つけられなかった。
バッハのBWV622
邦題はおお人よ、汝の罪の大いなるを嘆け 
汝の罪なんて言われても何のことかわからなかったけれど、あのころ何度も何度も聴いた。明るい未来があると思ってい・・
今、鼻があるにおいを感じた。
30年以上前これを聴いていた頃、母親が内職で手をかけていた自動車部品か何かの嫌なにおいだ。
においの記憶ってこんな形ででてくるもんなんだな。
あの時のあの子のにおい・・とかそんな記憶は全然ない。

さあ、負けたら終わりだ。
潰されたら終わり。
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庭に・・
ちょっとづつ位置を変えて一生懸命蜜を吸ってんのね。
それよりああ奇麗だなぁと思ったんだよ。
だからまだ大丈夫。

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寂しいのはみんな自分のせいなんだろうけど

レビューに日本で一番だなんて書いてある喫茶店がそう遠くないところにあって、そんなもんがあんなとこにあるわけないだろと思いつつ気になるので行ってみた。
派手な看板もなく一見民家みたいな入り口はそこにそれがあると知らなければ気づかず一度通り過ぎてしまう。わかっている人だけが来てくれればいいというマーラーの墓みたいな店なんだろう。
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入り口で店員さんが寝そべってた。
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女の子でちょっと遊んでくれたけど、私より嫁さんのがいいみたいだ。
駐車場には日曜日なのに車が一台だけでちょっと期待感が高まってくる。どうも私にとってのいいお店は空いているか静かということで美味しいとかきれいとかはそのずっと後でいいらしい‥けどちょっとダメ人間ぽいのもわかる自分で。
近くにある漁港は最近加速的に浮かれたような派手な観光地に変貌中ではじかれるように逃げてきた私はいつもの私。
それ系の人が前の道を駅まで歩くらしく騒々しい集団が通過していく。ここいんじゃね?みたいな声が聞こえ、え来るの?嫌だなと思ったり。
でも、私の心は本当は自分もあんな中に入りたいんだと訴えているのもわかる。
解るけど、たびたび誘ってくれる人もあってそのたびどうなってきたかもわかる。
下戸と書いてちゃんと理解してくれる人は人口の5%く・・・・何を書いてみたところで、正直虚しく寂しい。
望んだつもりはさらさらないけれど、俺はなんでこんな俺なんだろう?

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手書きでいい感じのメニューには三國連太郎が愛飲した珈琲というのがあった。
何も書いてないけど晩年通ったんだろうとかいろいろ頭をめぐる。あの人この近くに住んでたんだ・・知らなかった。
でもそこにはあまり興味も持てず盛り上がらなかった。
マーラーが愛飲した珈琲だったら飲んでみたいけれど。
なんとなくWikipediaをみるとあの人俳優になる前というか生まれる前から映画を超えるめちゃくちゃな人生で笑った。

先週いった店ではリヒテルの痕跡。

https://www.youtube.com/watch?v=yukjdR2_lj8
でも実はそんなにというかほとんどリヒテルは聴いてこなかった。
多分カラヤンを不当に避けてきたのと同じような理由、みんなが知っていて誉めているから・・かもしれない。
私の人生はくだらない。
それでも尊いと思うから生きてきます。
店のBGMはこんなバッハでもクラシックでもなかった。ジャズだったかもしれないけどもう忘れてしまった。

オーダーを取りに来てくれた若い女性がケーキの種類は黒板にありますというのでどこにありますか?と問うと丁寧に案内してくれた。見ていると後ろでマスターだろうか乱暴な声を投げつけるのが聞こえた。他に人はいない気がするので私の頭は即座に私が非難されていると解釈し、自分を守ろうと若干の敵意みたいなものが・・え?なに?・・
案内してくれた女性は丁寧で好ましい印象。いかれたこと考えてんのが伝わっちゃいけないと静かに席に戻りお願いしますみたいな笑顔を返す。
勘違いかもしれないし、そもそもそんなの気にする必要はみじんもないのにね。幼いころから常にびくびくしながら生きてきたからこうなっちゃたの。
にぎやかな常連さんが入ってきたと思ったらでっかい音でLINEの着信音が鳴りまくり。毎回同じようなことを書いてるけどそれがいちいち気になるのは病的な神経質もあるけれど、誰一人友達も知り合いもいないことへの僻みと恥ずかしさと寂しさと・・なんかそんなのなんだろう。
喫茶店てのは図書館やクラシックのコンサートじゃないんだから話し声が響いているものだ。
おかしいのは自分だろという声をなんとなく聴きながら。

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茶系の窓枠、白い壁に窓の外のグリーンがいい感じ。
窓が開いて風が入ってきそうなのがいいですね。
私がクラシック音楽を発見してのめり込む入り口に立ったのはこんな四月の後半だったかもしれない。窓からの気持ちのいい風・・を思うとそのころのことが頭に浮かんだから。
考えてみればあの時まだ昭和だった。
自分にとっての革命的な出来事もさすがに30年以上が過ぎると詳細は忘れてしまい始めた。
うる覚えだけど、クラシック音楽発見へいたるルートは3つくらいが別なところでほぼ同時に発生して進行していた気がする。
どれかがダメになってもどれかが生きるように仕掛けられていたみたいに。
あれも誰かが、お前は何にもできないし誰とも付き合えないんだからせめて音楽を聴くことでも覚えなさいよと導いてくれたんじゃないかと思う事がある。
妹のためにどっかからもらって来た古い壊れかけのエレクトーンに興味をもち勝手引きをしていると
左右の手が別々に動いた!
あの時は奇跡が起きて自分の未来が変わったと思った・・
まあ、結局それ止まりであったのかと思えばまた寂しいけどなぁ・・

何人かいるお客さんはみんな静かに今を楽しむみたいな人。
今がたまたまそうなだけかもしれないけれど私にとってもとてもいい雰囲気、いい時間。
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カフェクレームとシフォンケーキ。
珈琲の上にクリームがのっていて、そのまま飲むと非常にあまいカフェオレみたいなのが来るんだけどあっという間になくなって薄いコーヒーが大量に残った・・え?
これ混ぜて飲むんだったのかな?違うかこれでいいのか?とか悩む。
シフォンケーキはおいしかったけど、超絶旨い店を知ってしまったため若干不利というか・・
あとでわかったけどこのお店のいろんなフルーツがいっぱい入ったフルーツティーというのが面白そうだ。
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嫁さん曰くこのパフェはバランスが良かっただそうだ。

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いい感じの景色があっちに見えるけど向こう向くと店の人がなに?っと目があっちゃうから・・

ちゃんと書けてないので最後に書くとお店はとてもいいところでまた行ってみたい。嫁さんが同じところに続けていきたがらないのでしばらく先かもしれないけど。
平成の30年は私にとって‥いや元号なんかどうでもよく、嫁さんと知り合えたという一点だけで、この人生にも意味があったしこの先もあると思う。病気のような頭を直してくれたのは嫁さんだし人生を豊かにしてくれたのもこの人。
恥ずかしいからそんなこと絶対に言わないけどね。
のろけじゃないの。死活問題みたいな話で。
神様はいると思う。いて、見ていてくださると思う。
だからそんなにいろいろ悪く言わなくてもいいのね。

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人や人のやっていることはちょっと見たくらいじゃわからない

むかし、仕事の関係で一時期住んでいた愛知県は喫茶店がすごい密度で存在していた。
どの店も看板に黄色い回転灯がついて回っていた気がする。そしてその向こうには別な店の回転灯が見えていたり・・
営業に同行したことがあって朝会社を出るとまず喫茶店。こんな朝早くからから客んとこ行ったって迷惑だろみたいな話しで。
モーニングは定食みたいなのが出てきてしかもうまかった。
あれから20年以上たったけれど今はでもそうなのかな?

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ここは家から一時間くらいの街。
ふと喫茶店が結構な密度で存在していることに気付いた。
何か理由があるのかもしれない。
そのうちのどれかに行こうと思い、いくつかの候補について嫁さんにここは?とか聞いてみる。
自分の行きたかったところは却下されて古民家カフェに決定。
古民家カフェは実はちょっと飽きているというか側ばっかりで中身は・・みたいな印象の店も多いので・・
と最近偉そうな事ばっかり言ってるななんか。
駅のすぐそば、古い町の細い路地を入ったところ。一通だらけだからただ目指せばいいというものでもない。ナビが案内してくれるのでいいけれど、自分で目指すんだとめんどくさくなって途中でやめそうだ。
駐車場に見えるこのスペースに車をとめれば道路にはみ出す。
歩きで来る人のが多いのかなここ。

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波平さんとか出てきそうじゃない?
中へ入ると土間にテーブルとソファーを置いた空間。でもそこには経った今は行ってきたという感じの先客が座ろうとしているところ・・何お前みたいな表情?
お店の人はい当たらず・・さっき見た障子の間は・・あ・・あれお店の人?
こんにちわーなんて言って見るとものすごく低くて小さな声でこんにちは・・
聴いた瞬間、30年くらい前の帝都物語というのに出てきた謎の軍人加藤を思い出した。

ここ入っていいんでしょうか?
どうぞ
くつは?
くつのままで・・
そんなの当たり前だろ何いちいち聞いてんだみたいな。
ものすごいビターというか・・
やっぱ古民家カフェっておかしいのかなと思いかけるけれど気を取り直して
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また低い声で二人席へって聴こえたからからそうしましょう。
畳をはがして板張りにしてるのか。

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ストーブがあったかかい。

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向かいでは古い家屋が解体されているところだった。
便所と風呂は外付けかぁ・・古い家だったんだろうなぁ・・とか。

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床の間には花。
この時はまだそんなにその意味も解らなかった。
どうも、若い男性の店主が一人でやっているみたいだ。
しばらくたってオーダーを取りに来た最後に低い声で
順番にやってます。おまちください。
と予防線みたいな一言を置いて行ったのを聞いて、おせーよみたいなクレームが来ることがよくあるのかなと思った。

することもないのでこの店のレビューをみるとあこの人がその原因かなみたいななんか切れちゃってる人がいた。
それより、
こんなどう見ても古民家にしか見えないこの店のレビューに
建物が古い気がする
という一文のみの記述があった。
私が感じたのとは違う意味で書かれているのかもしれない。
そのまんまかもしれない。
自分もこのブログに色々書いてみるけれど、こうと思って書いたことも読んでくれる人が同じように受け止めているとは限らないんだという事を時々感じます。
それはそういうもんだしそんなの当たり前なんでしょう。
むしろそのずれしろに面白さが・・くらいなことを言わなくちゃいけないのかもしれません。
わかってほしい、察してほしいなんて必死な思いで書いたことにしょんべんひっかけるようなコメントが付いて憤慨したこともあったけれど、まあそこもそういうもんだという覚悟がないならこんなのやめちゃったほうがいい訳ですよね。
こういうの書くとあれは私のこと?という方がいますが違いますよ。

子供のころからそういうのが嫌で、怖く、人を避けてきたところもあると思う。
とはいえそれはそういうものなんだからそういう覚悟で臨んていかなければ一生隅っこで黙ってるしかないんだよな。
この歳になって今更勉強させてもらいました。

しかしあれですね、もう時代が変わって障子も床の間も見たことないような人が人口の何%かになっていたりするんでしょう。

BGMはジャズ。
どこ行ってもジャス。
いいと思うそれで。


https://www.youtube.com/watch?time_continue=261&v=nA-qcCwWSJE
1人一丁でもフーガをやっちゃう。
他にもっとすごいフーガがあって、あれにくらべるとこちらはそんなに厳格、濃密というんじゃない気も。
だけど印象的ないいテーマですよねこれ。

私たちのほかに二組のお客さんがいる。
ほんとに順番にやってるのがわかる。
実際結構待って、
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カフェオレが出てきた。
なんとかという名前がついて嫁さんが頼んだのより100円高いんだけれど、どこがどう違うのかとかはわからない。

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嫁さんのうさぎちゃん・・♡
嶋田 久作の加藤みたいなあの人がこれを?・・
結構な量のあるこれをゆっくり飲みながら・・
でものみ終わっちゃうよという頃にケーキが登場。
ハッとする。
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お皿に書かれたソースによる・・なんていいうのこういうの?

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嫁さんのは梅の樹かな?
両方とも、もうすぐ春ですねみたいなことを言ってるんじゃないか?
ぐじゃぐじゃぐじゃーみたいなのはよく見るけど、
これはしっかりアートなんじゃないか。
この店の真骨頂みたいなものを見た気がして見直したというかああここ来てよかったなという気分になった。
愛想がいいばかりがいい店じゃないんだな。
生クリームのロールケーキだったかな?
ロールケーキ自体は普通っぽいけど生クリームが大量に乗って本当に生クリームだった。

一瞬やっぱり古民家カフェは・・なんて思ったりもしたけれど、いい時間になりました。

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帰り際に土間の部屋を撮ってみたりして。
細かいことは忘れちゃったけれど最後に支払いをする際、ちょっとした一言をもらって魔人加藤かと思っていた彼の印象が少し和らいだような気がした。
固い氷が溶けて暖かい何かが出てきたみたいだった。
細かいことは忘れちゃったけど。
床の間と、べつなとこにも生けてあった花が印象的に思い出される。

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行ってよかった。
またいつか・・

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昭和47年

最近はこんなとこにあるわけないというようなとこにカフェがあったりしますね。
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文化住宅?
こういうのが何軒か並んだようなのを子供の頃よく見た。
どこかでみた玄関を開けるといきなりアップライトピアノというのが印象に残ってる。
奥にあるあれがオリジナルでコピペみたいに同じものが建っていたはずだから、この板を打ち付けた外装も演出なんでしょうね。
なんだかよさそうじゃない。

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入ってみればこの感じ。
壁のほか天上を取り払って磨きだした梁にニスを塗り・・
いいねー。
こんな風にできるのかぁ・・
なんかこれ、自力で改装したらしい。
昭和47年建築の借家だそうだ。
昔からいたるところで見かけたこの形状の家にはもっと古いイメージがあったけど昭和47年なのね。
カフェのあいさつ文みたいなのには古民家風カフェとあった。
風がついていてただ古民家とじゃいてないところがいいと思う。
古民家ってのは築100年とかそういうのでしょ?
最近言葉が独り歩きしすぎて畳を見ると古民家とか木造だと古民家とかいい加減にし・・まいいか。
私は49年の生まれ。
もう古人間?

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窓の外には私にはよくわからないけれどバラがたくさん。
この庭はまだきっと若いんでしょうね。
もっと明るい時に見たらきっと気持ちがいいでしょう。
女性が一人でやっていて、ひざ掛けのほか電気ヒーターを私たちの足元に置いてくれる。
もてなしの・・というか気持ちがいっぱいなのが伝わってくる。
いいね。
かっこばかりというか客よりおしゃれな店員をやってる自分が大事みたいなところも多い。

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このガラス懐かしいですよね。
学生になって最初に入ったアパートはこんなガラスだったしこんな建物だった。
ヘッドホンで音楽聴いても壁けられるようなとこだったのですぐに別なところへ引っ越した。

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天上取っちゃうと夏暑いだろうとかすぐ言いたくなるけどそういうの大きなお世話ですよね。
作った人はそんなつもりじゃなかったんだろうけどなかなかいい造詣ですよね。
床には昔のふすまの跡がある。ここで何組かの家族が生活して毎日いろいろあったりしたんだろうななんて想像したりして・・
あんまり想像しすぎると気持ち悪いことになってくるのでやめる。

バラの花とか女性の女性なお店という感じ。
BGMもジャズじゃなかった。
ジャズはないよなここは。
最初は楽し気な管楽アンサンブルみたいなのがかかってたけど途中からエンヤになってた。
あれも流行ってからもう結構たつよね。


https://www.youtube.com/watch?v=9yp7uWMDzOk&t=421s
ゴールドベルク変奏曲をギターで弾いてる人がいた。
それもすごいけど、どんな楽器で弾いてもいけて個性を全く失う事のないバッハの音楽がすご過ぎると思う。
普段ギターというのは全く聞かないけれど、いいですね。
こういうのは舞台と客席とか言うんじゃなくて、これくらいのお店なんかで聴くのがちょうどいいんでしょうねきっと。

昔、旅先で飯屋に入ったら常連さんなのかずっとギターを弾いてたことがあった。周りにかまわず楽譜をめくりながら延々と・・
そういう時にいいなぁと笑顔で楽しめるような人が人生損してない人なんでしょうね。
そういう人になれなかった私はいろんな考えが頭に浮かんだけれどでも時旅行中で気分もよかったのとアイヌネギと言うその辺に生えてるらしいものの天ぷらを食べさせてもらえたのと、窓の外にキタキツネがいるのを見たり・・で他がいろいろ楽しかったから。

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おいしかった。
あのろうそくなんて言うんだ・・なんかいいねー

おしいのは、雨で閉め切っているせいか人間の匂いみたいなのがこもっちゃってて・・
わかるよ、あれってずっとそこにいると気付かないんだよね。
そんなこと書かなくてもいいんだろうけど、別に素敵なカフェをご紹介みたいなブログじゃないから。
臭いのせいもあるけど他にも気になることがあってこの日あんまり落ち着けなかった。
でもこことてもいいお店だと感じたのでまた来てみたい。
庭が自慢みたいだから明るく晴れた昼間がいいのかなとも思うけれど、
他に誰も来ない店の中から雨の降る外を眺めてというのも素敵な時間になりそうだなぁ。

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うちから近いし、また来ますよ。

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この歳になってやっと

蕎麦屋が嫌いな嫁さんに、あとでカフェに行こうと言ったら蕎麦屋でいいことになった。
裏の駐車場はちょうどドアを開けるとぶつかる位置にゴミ箱が置いてあって笑う。
蕎麦屋の自社ビルの脇を歩くとダシのいい香りが・・おっいいなと思ってると次にカレーの香りが攻めてくる。
食欲と期待感を大いに盛り上げられ暖簾をくぐると
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いらっしゃいの声。
何名様ですか?空いてる席へ・・みたいなのはない。
当たり前なんだけど最近そんな店ばっかり行ってたので久しぶり感が。
お店のおばさんが帰ろうとした先客に気さくに話しかけている。
他のお客さんにも・・・
それで俺の時だけ何にもなかったりすると結構落ち込んだり・・なんていうのももうなくなった。

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ピンク電話も久しぶりに見たな。
避けたつもりもないけどこういう蕎麦屋さんに来たのは何十年ぶりか。
中学とか高校の頃、学割というのがあった気がする。

失敗した、この席寒いわ。
エアコンの風が冷たい・・トイレに行ったら奥の方の席は暖かかった・・
寒いよとか声かければいいんだろうけどなんかそんな気にもなれず・・
負けてる感じがする。

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丼ものやカレーのほか、ラーメンがあるところが面白いと思う。
いいね蕎麦屋のラーメン。
食ってみたいなぁ・・・でも今日は蕎麦食わなくちゃ。
嫁さんは親子丼がいいらしい。

メニューの反対側には蕎麦屋らしく多様なそばが並んでいた。
調子に乗ってさっきの気さくなおばさんに天南蛮って何?なんて聞いてみる。
南蛮っていうのはネギのことだからね・・・
えっ・・
弾丸のような説明は続いているが・・
知らなかった。
鴨南蛮とかって、南蛮貿易とかのあの南蛮のことで順和食に対して肉が入って外国風だよくらいの意味なのかと思ってた。
恥ずかしながらこの歳になって蕎麦の南蛮とはネギのことだったと知る。
この歳になって初めて知りとか恥ずかしいけど事実なので仕方がない。


https://www.youtube.com/watch?time_continue=22&v=iSXj48lkFew
この曲はバッハのゴールドベルク変奏曲BWV988
ベートーベンで言ったら第9や運命、蕎麦屋で言えば天ぷらそばくらいに有名な曲で、中学生の頃これが聴きたいと思いラジオで流れたのを録音した。
バッハだからチェンバロで聴きたかったのにピアノの演奏が流れてちょっとなんだよこれと思った記憶が。
中学校の音楽のテストで、ピアノの曲を一曲書きなさいというのがあった。
たまたまこれを気に入っていたため思い切り「ゴールドベルク変奏曲BWV988」と書いて×を食らった。
ピアノじゃなくてチェンバロの曲だからという理由で。
それは違うだろみたいな論争をできる元気はまだなく、調子に乗ると叩かれるんだということを覚えた。

しばらくそれを聞いていたけれど、私がクラシックを聴くと知った人間がグレングールドのをテープにダビングしてくれた。
これを聴かなきゃダメだよみたいな話だったような気もする。
興味ない人にはどうでもいいと思いますが、この曲はグールドという人の個性的な録音がOSで言ったらWindowsみたいな勢いで独占状態になってしまっているのだ。
なにこれ受け狙い演奏じゃないの?とか思いながら聴き始めたそれにいつしか染まってしまい、他の演奏はみんなつまらなく聞こえるようになってどれも受け付けない病にかかってしまった。
それでまたグールド聴いちゃう自分が何かに負けたみたいな気がして曲自体聴かないというなにか間違った状況に。
そういうわけのわかんないものもいい加減干からびたのか、あの時聞きたいと思ったチェンバロによるこの曲を聴こうと思ったのがやっと今。
このグスタフ・レオンハルトのは昔から有名だったりするんでしょうね。
グールドの亡霊みたいなのにやられず、と言って物足りなさや変なくそ真面目なつまらなさに悩まされることなく素直に楽しめた。
30年以上かかって・・やっと聴いたよ。


蕎麦を味わうんだとか言ってざるそばみたいなのを頼みたいところだけど寒くてそんな気になれなかった。
せっかくだから何か変わったのを・・
9757.png
なんて思ってたのに結局天ぷらそばとか言っちゃった。
でもいいよ。
おいしいね。
天ぷらはなんとなくごま油の香りを感じた気がする。
なんというか変に高尚じゃないところが何しろいいよね。
ヒノキの内装、お品書きには「もり」の一行のみみたいなとこで期待していると仰々しくちょこっと出てきた蕎麦は味も香りもなくな時のあのがっかり感・・調子に乗ってそんな店に来ちゃった自分にがっかりみたいな。

小ライスを頼んでてんぷらを乗せつゆをかければ天丼になるんじゃないか・・
でも炭水化物を減らせと医者から言われているので我慢してみる。
最近我慢してしばらくすれば忘れるというかもうそれで足りるようになってはいるんだよな。
足りないと思ってるのは気持ちだけ。
カレーと掛けそばってのもありかとかなんとか思いながら・・
たくさんあったメニューの中のいくつか・・今度食べてみたいななんて気軽に考えているけど・・
実際食べるのはなんだかんだと言ってるうちに30年後だったりするのかもな。
30年後は74歳だ。
この30年なんてあっという間だったことを考えると・・

食べ終わってボーっとしていると後から来てすぐ後ろの席に着いた人がでっかい声で灰皿あるー?
そうか、普段禁煙が当たり前のところばかり行ってたけど当たり前じゃないんだよなこういうとこは。
逃げるようにお愛想。
やっぱり何にも話しかけられなかったけど一刻も早く出たかったしちょうどよかった。

ここは商店街のはずれ、外れというか
9758.png
今はもう商店街というようにはみえないけれど。
きっと昭和30、40年代には賑わったんでしょうね。
時代の変化とともに人の考え、感覚、要求が変わった結果なんだからいいとか悪いじゃないと思う。
蕎麦屋のビルの定礎には昭和33年竣工とあった。
東京タワーな年ですね。
これから世の中みんなで明るい未来へ突っ込んでいくんだみたいな希望と活気があったりしたんでしょう?
1958年といえばワルターのステレオ録音が進行していたころ。ソニーのマイクロフォンが使われていたという。
もう日本の音響機器が世界の先端で認められていた。

オリンピックや万博がまた行われるのはきっといいことなんだろうけど、あの時と同じようにまた・・みたいな話じゃないですよね。
~みたいになんて言わずに今の何かを見つければいいと思う。

考えてみると、俺の思春期から今まではちょうど平成の30年間だったんだな。
なんとなく平成というのは自分には関係ない人ごとみたいなイメージがあった。
怒られるかそんなこと言うと。
仕事で作る図面や文書に書き入れるのは西暦で、普段平成なんて書くこともない。
何年か前に 昭和  年  月・・みたいなのが印刷された用紙に手書きの見積もりを持って来た業者がいた。
用紙どんだけ刷っちゃったんだよ。
来年から俺も新しい俺になりたいなぁ・・・なんだかわかんないけど。

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クリスマスプレゼント

私の住んでいる辺りは雪が降ることも希で積もることは滅多にありません。
9752.png
雪自体が珍しいのですが、北海道に行ったときはシッカロールみたいなのが一面に積もっていることに感動しました。
感動ったってたまに見に行く人間の気楽な発言で地吹雪とか命懸けだし雪かきも大変だし面白がってたら怒られそうですかね。
美瑛行きたいけど、バスからでっかいカメラ持った人がわらわら降りてきたりするんでしょう?したっていいのか。
このお店、マップ上ではないことになってるけど今もやってるのかな?
この時は私ら夫婦の他に誰もいなくて素敵な時間だった。

クリスマスイブですね。
子も孫もいないのでもうなにということもないのだけど。
私の好きなクラシック音楽は貴族の娯楽とか村の伝統音楽とかいろんなものをルーツに持っているんだと思いますが、でかい要素としてキリスト教の宗教行事のための音楽というものがあるわけでクリスマスとも綿密に結びついていそうです。
ですがそんなにクリスマス!なんて言う曲はあんまりありませんよね。
あるのかもしれないけれど私が嫌いで知らないだけなのかもしれない。

9753.png
知らないけれどクリスマスってのはまじめに静かにしてるもんじゃないのか?
今年はどこにもいかなかったからかあまり耳につかなかったよく聞くクリスマスBGMみたいなのはなんかアメリカっぽい?
アメリカ人は七面鳥食って騒いだりすんのかな?
どうでもいいけど。
そもそもクリスマスって何なんだっけ?

クリスマスな音楽といえばチャイコフスキーのくるみ割り人形とかオネゲルのクリスマス・カンタータとか・・
オネゲルのやつは一度聞いて感動し面白そうだと思ったきり聞いてないのでなにか書きようもない。
バッハにクリスマスカンタータというのがあったと思うしCDも買ったような気がするけれど何故か聞いてないし聞く気も盛り上がらない。


バッハの時代・・富士山が宝永の大噴火とか言ってる頃・・は
音楽家は芸術家ではなく教会か貴族に雇われた職人みたいなものであったわけで、バッハも教会で仕事をしたときにパイプオルガンのための曲を沢山書きました・・いいかそんな話は。


https://www.youtube.com/watch?v=8UJMxj2R45M
それで私はコラール前奏曲「装え、おお愛する魂よ」BWV654という曲が昔からとても好き。
音楽に興味を持ったのと同時くらいにこの曲を知り、それからずっと頭の隅で鳴らせばなってくれる。
この動画の演奏はあんまりいいとは思えないけれど、いいと思える演奏が見つけられないので。
いいと思える演奏は私の頭の中で勝手になってるこの演奏。

バッハを再発見し、自ら優れたオルガニストでもあったらしいメンデルスゾーンもこの曲を大変好んだという。
シューマンがだっけ?シューマンもだっけ?なんでもいいけれどこれ以上ないと思われる誉め言葉が並んだ手紙が残っているはず。
まあしかし誰かが気に入っていたから自分も気に入るわけじゃない。メンデルスゾーンはどうでもよくて私はこの曲が好き。
世の中が私のことを嫌っても私は私が好き。

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ハ音記号なんか読めないけど弾くわけじゃなく眺めるだけだから問題ない。
2段鍵盤の想定される楽譜で上段に現れるのがコラールの旋律。
音楽を知ったばかりの中学生の頃、途中片手で上下2段を同時に弾く場面・・見たのか想像したのか忘れたけれど萌えたおぼえがある。
家に古いお古のエレクトーンがあり真似をしようとしたけれど上下の鍵盤が遠すぎてできなかった。
楽器もできなかったしできるわけがないと思っていた私にとっての音楽は部活で練習に明け暮れコンクールに向かってとかそういうのじゃなかった。傍から見ればアホのように見えるかもしれない壮大な妄想空間の中に人知を超えた巨大で素晴らしい音楽の世界があるような気がしていた。それは今でも続いている。
ちょっとおかしいのかもしれないがそのおかげでここまで楽しく生きてこれた。

嫁さんはエレクトーンをずっと習っていたようだ。
ペダルの音域がどの程度あるのか知らないけれどこの曲エレクトーンでも弾けたりするのかな?
エレクトーンほしい?なんて聞いてみたらいらないと言ってたけど、ほんとはどうなのかな。
自分も楽器やりたいなんつって買っちゃったしやりたいなら・・と思ったけど中古でも結構するのね。
この先いろんな出費が予想され・・
とりあえずウォシュレットが壊れやがった。

1229.png
これ原曲なのかな。
コラール前奏曲というのは教会で楽譜が読めない人たちにも賛美歌を歌ってもらうためまずオルガンでこの曲はこんな旋律なんだよと弾いて聴かせ、続いてみんな歌う・・と言うところから始まったもののようです。
この曲はもうそこから脱して独立した作品としての世界を持っており、職人とは違う芸術家としての作曲家が誕生していることを示してもいる・・まいいかそんなことも。
私はキリスト教徒じゃないし宗教的な側面に興味はないけれど、最近になってはじめて原曲のコラールの歌詞を知り感動した。
興味のある人はほとんどいないだろうしシラケそうなので引用もしないけど、超絶劣等感みたいなので腐っている人間にも光を当ててくれる。
聖書も言葉も何も知らなくても、作者が感じた何かが音楽というものにのって300年後の遠い島国の訳の分かんないようなのに届いていたんだと思うと少し心が温かくなるような気がする。
私は生きていていいはずなんだと思う。

クリスマスかぁ・・と思ったときこの曲が頭に浮かんだこと、
その曲名を検索してみたらコラールの詞が出てきたこと
ただの偶然でしかないようだけれど
私は導かれたんだと思う。
歌詞を教えてくれるように導いてくれたのが誰かは知らないけれど、
私にとってはクリスマスプレゼントだ。

なに訳の分かんないこと書いてんだこの馬鹿はとか思ってるんでしょ?
これくらいの方が音楽聴いてても楽しいよ。

楽器の練習にいっていいか探ったところ嫁さんがいい顔をしなかった。そりゃそうか。
いまさらクリスマスイブでもないけど嫁さんと飯でも食いに行ってこよう。
人のいない店がいいな。
あるんだよねこんな日なのに静かないい店が。
いまは買い物に付き合って車のなかでぼーっとしてるところ。

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青の交響曲

獣道みたいな坂を下って吉野駅に着いたのは帰りの列車の発車20分前。
駅前の団子屋に入ろうかとも思ったけれど、おかみさん?待ち構えるようにこちらを凝視されたらかえって近づけないよ。
とかやっていると人がホームへ入っていくのが見えたから自分も。
自動じゃない人間改札を通るのは考えてみると久しぶりかな?今はもう切符にハンコを押したりもしないんですね。
今、指定席もスマホで取れる時代だけど各社システムがまちまちですよね。近鉄も新幹線も関係なく乗換案内みたいなのを見て購入ボタンおせば終わりとかなんないのかな。
半面、駅の券売機や窓口でえーと・・とか言って切符を買うのも旅の儀式みたいで全くないのも味気ないかなぁ。

6700.png
せっかくだからと切符を買ったこの特別列車の名前は「青の交響曲」
外観からこの豪華な列車は新車じゃなくて古い通勤車を改造したものだとわかる。そこがまた面白い。
正面下の黄色いランプが左右両方光っているのは特急の証。よく知らないけど見てると右のみ光れば急行、左のみは準急、無灯火は普通なんじゃないかな。地元で見かけないものはなんでも面白い。
写真を撮ろうと思うとおばさんが立ってずっと被りっぱなしになる。鉄道マニアの撮影会じゃないんだからそれで全然問題ないんだろうしでっかいカメラのマニアらしき人も黙って待ってた。
とか思っているとドアが開いたので入ってみる。

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わー
わくわくするよね。

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なんか豪華ですね。
手前の一人席が私の席。
なんかこう、落ち着いた客船みたいなコンセプトなんでしょうか。
個人的な好みでは吉野が視野に入るからと言って変に和風にしなかったところがとてもいいんじゃないかと思ったりします。最近そういう列車も流行りでしょう?
6703.png
こんなの結構好き。
ところどころにテーブルをはさんで向かい合わせになった席が。
4人とか2人というとあの席があてがわれるんでしょうね。
さらに考察するとあの席がある位置はもともと通勤車のドアがあった位置じゃないか?
種車の窓配置を極力流用しつつこんな素敵な車内に仕立て上げてなかなか素晴らしいねー。

3両編成の中間2号車は
6704.png
定員のないこんなラウンジ。
飲み物とかケーキとか結構素敵な感じでした。
奥のカウンター内では早くも何人かのアテンダントが忙しく働いてる。
彼女らは先ほどまで駅前の饅頭屋でなんか食ってた。

6706.png
別世界みたいだね。
そしてそこに自分もいていいことに一人で盛り上がる。

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普通電車で帰ろうと思ったけれど、ちょっとした思い出というかいい時間になった。

6708.png
すごいラウンジがあるのに、
私は自販機の缶コーヒー。
まだまだですね私。

6709.png
なんかいいでしょう・・・
特急だけど吉野線内は多くの駅に停まり準急みたいだ。
どの駅でも帰宅していく高校生がたくさん。
途中の飛鳥という駅が気になってしょうがない。
小さなローカル駅を装っているけれど、実は吉野山を越える驚きの地帯だろうここは・・
またいつか来てやる。
だけどなんだかいい時間だった。

6710.png
いろんな私鉄があるけど近鉄はスケールが別格。JRが発足したとき、JR四国より近鉄のがでかいと覚えた。
名古屋までは3つの特急を乗り継ぐんだけれど、ちゃんと一本の特急を利用するかのようなダイヤと料金体系が出来上がっていて。
それより真ん中の特急は3分しか乗らない事に笑いそうになる。
たった3分のために私の席が用意されてる。
スマホでサーっていうのもいいけど旅に出たらやっぱり紙の切符握ったりしてみたいなぁ・・


6711.png
ドアは種車の通勤車用両開きドアの構造を流用かぁ・・車いすを考慮してあえて幅の広い通路を確保したのかも。
さすがすね・・

6712.png
あーあいっちゃった。

橿原神宮前駅
6713.png
近鉄もいくつかの別な会社が統合されて出来上がった巨大私鉄であるので全線で軌間が統一されておらず、本線系の標準軌に対し

6714.png
南大阪線と吉野線は狭軌。
何言ってんのという話ですがレールの幅が2種類あるんですね。
両線が乗り入れるこの橿原神宮前駅にはこんなのがあった。

6715.png
レールが4本ありますがこの設備、
幅の狭い狭軌の車両が手前から入って行き、あの建屋の中でその外側にある標準軌用の仮台車に履き替え本線系の工場へ検査を受けに行く。
それがどうしたって、面白いんですよこういうのが。

6716.png
なんだこれ・・
もう大阪がすぐそこなんだなぁ・・

6717.png
3分乗車でまた乗換駅。


https://www.youtube.com/watch?time_continue=702&v=2_epfVmP1uk

全然青の交響曲じゃないけどバッハのヴァイオリン協奏曲イ短調から・・
私はAの音に赤、Eの音に黄色のイメージがあり、イ短調で象徴的に解放弦のEがたくさん鳴るこの曲は聴いている間なんとなく朱色の図形的イメージが頭の中に浮かぶ。
6773.png
何度かこんなことを書いているけれど絶対音感はかけらもないため音だけ聞いて色のイメージがわくわけじゃない。
この曲イ短調だなとかこの音Aだなと認識して初めて赤く染まる。
インチキである。別にインチキじゃないか。聴き手として音楽を楽しむことと絶対音感を持っているかどうかは何の関係もない。
Gは緑のイメージなのでバイオリンがチューニングで解放弦のG、Dを同時に鳴らしてるなと思えば寒色系のイメージ。
私はDの音に青のイメージがあるけれど、Fに茶、Aに赤のイメージがあるためニ短調の曲はなんとなく紫色に見えて青とはちょっと違う。同じDでもニ長調のときには薄い水色になり・・もういいか

この曲を中学生のころに聴いてヴァイオリンにあこがれて‥
中学の音楽の先生にバイオリンが習いたいなんて言ってみたらすごく喜んでくれて・・
でも実現せず。
さすがにこれからヴァイオリンを習ってみようとは思わないけれど。

6718.png
名古屋までの特急は結構古い車両。
子供のころ本かなんかで見たこの折り畳み戸に萌えた記憶が。
もう日も暮れて車窓は楽しめない。
すぐ後ろでは友人同士で大阪まで買い物か何かに行ってきたんでしょうか年配の女性二人がそこそこ大きな声で話している。
介護する側からされる側へみたいな内容が多かった気もする。
降りる直前の「動けるだけ動いて・・悔いのないように・・」が、私の心に残った。
どこかからお前もだぞと言われてる気がした。

先程までいた大きなお寺のお香とお経と蝋燭の炎と・・あの世界が頭の中にずっと渦巻いていて、驚くことに、楽器とは別にお茶でも習いに行くか・・みたいな発想が浮かんだりして。
お茶ってでもなにすんだろう?
高校生に時一度だけ茶道の体験みたいな時間があった。
柄杓か茶筅の握り方を教わるのに目の前にある見本をまねることができず発達障害的なパニック沙汰を起こしたのを覚えている。楽器と同じだな。多分そういうところへ行けばまたそれに直面しいつも通りの展開となるかもしれない。
でもまあいいじゃない。
やらないかもしれないけれど、今まで頭の片隅にも浮かばなかったことをやってみたいなと思えたんだから。
俺の人生は俺のもんだ。好きにやって勝手に腐って終わってけばいい。
子供もいないし。
何にもしないまま終わっていくのが今一番怖い。

名張で結構人が下りる。三重県名張市・・とかテレビでたまに聞くけれど津とか伊勢のイメージから名古屋志向な文化圏のイメージを勝手に持っていました。でも大阪のベットタウンかなんかなんですね。
別にどうでもいいんだけど、何でも行ってみるとわかることってありますね。

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近鉄名古屋駅は地下駅。
35年くらい前にきて色々衝撃を受けた記憶も薄れていく・・

出張カバンで始まったこの話、そこは意味不明かもしれないこのままで終わりにさせてください。

6720.png
名古屋駅前の地下街でこんなものを食った。
食ってからまた後悔する。
ああもう俺若くないんだった。

Tag:バッハ  Trackback:0 comment:14 

ワインカーブ

蔵元カフェからプラプラ走り出す。
6248.png
このあたりは住宅街にブドウ畑がまみれているというかブドウ畑の間に民家があるような・・
住んでいる人には当たり前の光景なんだろうけど、私には珍しく、驚きの風景。

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ブドウって今頃なるのか。
そんなこと意識したことないから。
こんなの眺めながら
これもいい時間。
そしてついたところは

6250.png
なんだっけ、名前なんかいいや。
中央本線の旧トンネルがワインカーブとか呼ばれているところ。
小さいながらも観光施設的な何かがあって、ソフトクリームでも売ってるのかと思っていた。
でも実際にはなんというか詰め所とトイレみたいなイメージ・・ちょっと言いすぎか。
反対側にもトンネルがあって

6251.png
その向こうにある駅からここまで遊歩道だったと思う。
いつか行ってみようなんて思っててずっと来なかった。
来てみれば、何か問題があるらしく遊歩道のトンネルは

6252.png
立ち入り禁止。
そんなに超絶トンネルマニアなわけじゃないしどうでもいいか。
これもかなり古い。
明治期の開通だろう。
のぞけば
6253.png
レンガ積みの直線トンネル。
曲線のトンネルを掘るって結構技術がいるんもんなんじゃないか?
PC枕木に違和感を感じて案内板を読めば、このトンネル結構最近まで現役だったようだ。


https://www.youtube.com/watch?time_continue=340&v=CexJQ8VWJfY

バッハのブランデンブルク協奏曲6番の2楽章。
ワインと聞いてこの曲がBGMとか安直で適当っぽいですね。
いい曲だと思うけれどそんなに聴くこともない。
バッハの頃、芸術家という概念はまだ確立されていなくて貴族や教会に属する音楽職人みたいな感じだった。
わたしはアーティストです、これが作品ですなんて言ったって誰も相手にしてくれない。
雇ってくれて給料をくれるところの需要にこたえるのが仕事。
しかし使われてるだけではなく自己表現みたいなのをその中に強く発揮した人を歴史は見逃さなかった・・
それは今でもおんなじか。

両端楽章にはオーナーの貴族のおっさんが合奏に参加できるよう、妙に簡単なパートが一つ作ってあるんだったけ?
間違えたり音程外したりしてた時、どのくらい文句言われたのかなその人?
苦虫噛んだような顔で素晴らしいとか言ったのかな?
相手が誰だろうとそんなのダメだろとか言って注意したりしたのかなバッハは?
あの人血の気の多いようなのと決闘したりどっかに文句言って牢屋に入れられたりもしているし。

そして、ワインカーブ。
見学できると聞いたけど鉄の扉があって、勝手に入っちゃまずそうだな。
詰め所みたいな建物に入ってみるとおじさんが一人こちらをにらみつけている・・・
睨んじゃいないんだろう。
こういうのになれない人特有の一生懸命感が間違って放出されてる感じ。
受け答えも接客業じゃないよ的にこちらに圧迫感を与える感じ・・・
こちらもいい歳だし、悪気は皆無なこともわかるよ。
ノートに名前を記帳して。

さあ、鉄の戸を開けて・・
柵から先は立ち入り禁止ですといわれたけど
ほんとに入ってすぐ柵がありいくらも進めない。
ちょっとのぞくだけ。
入り口付近で轟音を上げているのはエアカーテンかな。
このひんやりとした空気というか室温は自然のものなんだろうか?

6254.png
なんか貸しロッカーみたいなのが並んでいて、オーナーとか書いてある張り紙があって・・
ああなんとなくそういうのなのねこれ。
私は酒が嫌いなのでワインとかには一切縁も興味もない。
セクハラや障害者への理解みたいなものが急に進んでいるようだけど
下戸への理解が進むのは100年後くらいだろう。
じゃなくて、
涼しくてなかなか気もちいいね。
そんなことよりここは明治の頃に開通して何十年間も蒸気機関車が走ったトンネルだから、
6255.png
煙のすすがレンガに媚びりついて結構な層になってるんですね。
これが見ものでしょう。

6256.png
こんな近くで見たのは初めてだ。
今じゃ考えにくいけれど、昔は登り勾配の超大トンネルにSLが入ればその煙によって機関士は命を失う危険があった。
ここはどうか知らないけれど結構殉職者が出たような話を読んだことがある。
道路がどこにでも走って普通の個人が車に乗れる現代とは違い、かつてはその命がけで運行された鉄道が国を作る原動力だったわけだ。
今その証拠をここに見ているわけで。
私が物心ついたときにはすでに無煙化は達成されていたわけだけれど、子供の頃にはまだ主要駅のホームに鏡のついた石の流し台があったのを覚えてる。
お客もみんなトンネル内の煙で真っ黒になった顔をあそこで洗ったんだそうだ。



6257.png
向こうの方では新線を特急電車がゴーっとかいって走っていく。

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クラシック音楽が好きです。

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