暑い夜に

これを書き始めた今はお盆に入ったあたり。
休暇最終日までは何日かあるのにもうサザエさんシンドロームみたいなのが来てるのは何なの・・
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これは10年くらい前のいまごろ、函館。
しかし暑い。
夜になっても全く気温が下がらなくて楽器の練習も10分やったら切り上げてとか・・
楽器のスランプ、アンブシャがなってないという言葉を狭くとらえすぎて口の中ばっかり意識していたけど、頭の位置と角度、のどの開き具合に目線の位置、指の位置と角度とか・・いろんなことが絡んでてそこもくるってることに気づいてはきた。
あっ!これか・・みたいなのを発見し行けるかもしれないと思ったところで時間切れ・・
とか書いていたけれど、ちゃんと練習したいので空調のある部屋でやるようにした。
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もらった楽譜の中に坂本九の見上げてごらん・・があって。
私は昭和49年の生まれなのでその前のことは感覚的な距離感がつかめずなんだかものすごく古い昔の曲だというイメージが・・実際ショスタコーヴィッチの後期作品より年代的には古いんだから。
日航機墜落についてたくさんの人が書いているのを読んでいたらあの時彼は43だったことを知る。
俺より年下だったのか・・若かったんだね。
無念であったろう。
子供ながらにテレビで毅然とした奥さんを見て、才能があると美人と結婚できるのかみたいなことを考えたような記憶が・・
でも生きてれば78か・・長い時間が過ぎ去ったんだなとか思っていたら渡哲也さんも78だった。
私も途中で死ななければあっという間に78になってるんだろう・・その時振り返ると情けなくて泣きたくなるような人生でなければいいと思うんだけど。
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楽器の練習部屋は平屋部分にあって屋根が焼けているらしく夜になっても暑いままだ。
学生の頃最初に住んだアパートは昔のドラマによく出てくるような木造2階建て屋根はトタンぶきというアパートだった。
その屋根が焼けたまま保温するので室内はオーブンみたいで、エアコンなんかあるわけもなくとてもそこにはいられないのでどこかへ出かけていた。
普通なら、友人の家、恋人の家、サークル、バイト・・とくるんだろうけどそうならない私は図書館とか・・市立図書館というのはあんまりだったけれど県立図書館にはクラシック音楽にかかわる蔵書が大量にあってどれだけ通っても飽きることがなかった。
楽譜も大量にあり眺めていた記憶がある。
そのなかでまだ聞いたとのないメンデルスゾーンの前奏曲とフーガをみつけ、これ聴いてみたい!

https://www.youtube.com/watch?v=yLFnYZeQvVE
そう思ってからもう25年とかじゃないのか、明日にもCD買おうかと思った曲集をいまやっと聴いた。
気が付けばこの年であるけれど、俺はいったい何をして生きてきたのか・・とかすぐ書くのを自然にやめられたらなんかうまくいってこれでいいと自分が思ったときでしょうね。
図書館の駐輪場から裏の方へ出るとそのまま遊歩道みたいなのにつながってたと思う。
ずっと進んでいくと湖みたいなところの横を通るんだったか・・ある日外人が民族衣装みたいなのを着てバグパイプの練習をしてたのに遭遇したのを覚えてる・・まあ普通はそこで立ち止まって聴き、何か会話に発展してとか・・
それもないんだけど。
そういえばバグパイプは結構最近もどこかで聴いた。どこでだったかな?
皆やっぱりうちじゃ音が出せないから外で練習すんのかな?練習じゃなくて誰かに聞かせようともってやってんのかなあれ?
人に見せたい聴かせたいものがあるっていいですね。
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学生の頃住んだ街にも路面電車が走ってた。
けど一度も乗ったりしなかった。
付近を通る鉄道路線にはマニア的な名所があって外からは何度も眺めたけれど一度乗って通過したいと思いつついまだに乗らず。

練習部屋兼犬の寝る部屋兼嫁さんの買ったものをとりあえず置いとく部屋の掃除をしていたら古い保証書がでてきた。
2015年12月の日付が打ってあるそれはチューナーのものでまた音楽りたいなんて今と別な楽器を・・・
そうか40に入ってすぐそんな気になったんだよななんてちょっと思ったけもう5年くらいたってるんじゃないのか?
中学高校ならもう終わっちゃってるよ。
そんだけやってて、
いまだこれから始まれるかどうかみたいなところにいる私はやっぱり・・
しかしそんな私なんだから、あの頃あったことを単純に攻めなくてもいいんじゃないかという気もする。
冷房のある部屋でずーっとやってたらまた戻るきっかけに触れたような気がしなくもない。
世間標準的にはあれな人だろうけど。
世間標準を意識すると自分がつぶれちゃうので他人というものに対して目をつぶり耳をふさいで生きてきた。
いつしか病的に自動化してしまい、いまツイッターとかYoutubeとか・最近はテレビもか、見えた瞬間に拒否反応が出てしまう。
でも、生きてくためなんだと思えば・・
こういうの書くと露骨に悪い反応を感じるけどそこも気にしなくていいと思う。
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いいね×
私は北海道の北の果てとか東の果てとかの日本離れした景色と空気みたいなのにひかれたので、札幌小樽とかそういうとこにはあんまり興味がわかなかった。
すすき野にも。
函館は早くから人が入っていたからか本州に近いからか割と日本を感じちゃ・・でも陸路で入るとまず函館なので行った記憶は結構あったりして。
私はずっと写真とかカメラというものを遠ざけていたので嫁さんに会う前の自分の記録はほとんどない。
この時の写真をみてると嫁さんと自分がいっしょに写ったものがたくさんあって、若い二人の写真を撮れるのはもう最後かもしれない時間がないとかわけのわからない焦りをもってやたらに撮っとこうとしたことを思い出した。
見てて、あの時そうしてよかったなと思った。

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またどっかいっちゃった

エアコンは壊れ窓を閉め切り灼熱化しかけた部屋だけど、楽器を吹き出すと暑いのも忘れ・・これで熱中症になんかなったらほんとアホだと思うから短時間で切り上げ水を飲んで休憩しまた・・書いてて思ったけれどやっぱり駄目な人か。
犬が付き合ってくれようとするのが嬉しいけどあなたは死んじゃうからあっちの部屋行ってなさい・・
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出前用のカブか・・
この店かなり昔からなんとなく視界に入っていたけど行こうと思う事もなかった。
行ってみたいと思ってからは嫁さんが断固拒否するので行けず。
今日は嫁さんが出かけたから・・
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広くはない店内はクーラー効いててすごく涼しい。
定食よりどんぶりメインな感じ・・と似たような別な店でも思ったことがあったなそういえば。そういうフォーマットがかつてあったのか?
こういうところにありがちなこんな値段で大丈夫なの?ではなく今風な値段だけど笑顔の優しいおばあさんが案内してくれてとても好印象。全部一人でやってるみたいで出前もするらしいけどあのバイク乗るの?

普段マスクを置く場所はなんとなく決めてあり出かけるとき必ず持っていくのに、たった一日出かけなかっただけでそのことを忘れ手ぶらで出かけてしまったことにこの時気づいた・・
・・・で、
やっとの思いでここまでたどり着けたとか思いつつずっと調子が良かった楽器、
毎日練習していたんだけど出張にかかる2日間はできなかった。
よく1日休んだだけで崩れるなんて言うのを読むけれど次の日恐る恐る吹いてみると・・
ああよかった。調子いいじゃない。
基礎練習のあと数曲さらい、これが終わったらあの新しい楽譜を・・
あれ?
あれれ?
ちょっと引っかかっただけのつもりだった。
何故だかわからないままさっきまでそこにあったものがどっか遠くへと消えてゆく。
残ったのは真っ暗な荒野みたいな心・・
むかし、ある日突然自分も周りの世界も変わってしまい真っ暗な世界へ落ちていくんだけどなぜなのかどうすればいいのか全く分からなかったあの日々をちょっと思い出す。
精神的に弱すぎ一度崩れると体がパニックを起こして変なことをやり始めるんだろう、加速的にこわれてゆく。
出張で練習がとかは関係くいつか来るものが来ただけなのかもしれない。
こういうの、本人がどれだけどんなつもりでいようと他人が見るところは結果だけだから客観的には一言、
練習不足か勘違い馬鹿。
何も定着してないのがたまたまいいのを勘違いしていただけというところにでしょう。
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いいねー金魚。
ワイドショーがどこかで40.5℃を記録!とか騒いでるところへお店のおばあちゃんが外にかけてあったらしい寒暖計を持ってきながら40度超えちゃってるよ・・
おばあちゃんここもテレビに出ましょうよ・・

何とか立て直しつつちょっとこれはと思いながら行ったレッスンは初めなんとか行けて・・いや、たぶん行けてなかったんだろう。
いつもと違う反応があったから。
曲に入ってあっ!これ違うと思った口、それをのまま続行したため崩れて崩壊壊滅。
もう戻ることはない。
レッスン以前、人間以前という感じで終わる。
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カツカレーは何というか素朴。でもグリンピースあとから振ってるのかな?
なんか昔の映画の中でだれか食ってそうじゃない?
以前なら値段の割にすくねーとか言いそうだけど食いすぎで膝がいてーとか言ってる手前かえってちょうどいいのか。

当たり前なんだろうけど楽器のレッスンというのは調子を崩しているのを察知してそこを直してくれたりするわけじゃない。
お前そんな体でこんなとこ来てんじゃねーぞ何考えてんだ・・とそんなきたない言葉では言わないけどでももうちょっときついものをいただいて帰ってくる。
それはそういうものなのでどうこう言ってもしょうがない。
そういわれないようまた一から練習するだけ。
この記事その日のうちに書き出したから、メンタル弱いからどへんなことしちゃって駄目だ。また練習して元に戻し頑張るぞという趣旨て気持ちを切り替えられるように・・みたいな題名で書いてた。
昔北海道で見たどんより曇ってたのが突然パーっと晴れて天国みたいになった写真をたくさん貼って・・
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飯屋のあたりはあんなに明るかったのに家の上空だけどんより曇り。

そんな絵にかいたような都合のいい展開なんかあるわけないのが私だから私はこんな人になっちゃってるわけだった。
あれから取り戻そうとと吹けば吹くほどおかしくなっていく。
またどっか変な所へ落っこちちゃってるよ。
そう簡単にさわやかな青空みたいな気持ちの毎日なんてとどかないのかやっぱり。
どんより曇り空みたいな気分前提で生きてゆく。
with どんより
知ってるいつもの自分だから落胆も驚きもしないし大丈夫。
一度も行ったことのない所へたどり着けないのと一度は行ったけど場所を見失っちゃったところへ戻ろうというのでは全然違うから、そんなに悲観的になることもない。
大丈夫だよ。

楽器駄目になるとなんか全自分が駄目みたいな気分になったりするのね。
飯屋のおばあちゃん多分話し好きで、話しかけるでもなく聞こえてくるつぶやきにこたえれば長大な会話が展開したかもしれない・・けど今日はダメ。みんな駄目なダメ人間に落ちちゃうのね。
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さわやかに明るくまとめるつもりだったから貼ってあった曲もそんな感じで・・
音楽に興味を持った最初の夏休みは毎朝クラシックを流してくれるラジオ番組を聞いていた。
メンデルスゾーンの無言歌は30曲かもっとあるんだっけ?時間の余白を埋めるためにたまたま流してくれた何曲かが、33年たった今でも自分の頭の中で特別に選ばれた曲という事になっている。

https://www.youtube.com/watch?v=NSWPNty4uTc
明るい日差しと気持ちのいい風が吹き込んで・・
昔よく自分の人生はどこから間違ったのかなんて過去を振り返ったけど、いつもあの朝が頭に浮かんだ。
いまはもう、いろんな原因を抱えて自分が作られてきたこと、何回やり直しても私はここに向かって進んでくることに気づいたのでやり直したいと思う事はなくなった。
長期休暇に入ると人間関係的ストレスから解放され・・なんだけど今度はさみしいとか空しいとか始まるのはいつものこと。
また魔が差したのか久しぶりに、
中学で音楽に興味を持ちまでは人並みだけど・・その後部活を続け、大学でそれ系のなんかをやって人と知り合い、社会人楽団みたいなのに入って・・自分の子供にも楽器を教えて・・定演が近いからどうのこうのとか・・
・・・そんな人生は遥か遠くにあって自分は想像することも許されないのだと思って生きてきた俺はなんなんだろうか・・
なんてぼーっと思ったり。
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そんな人生で終わってはだめだという事と、この吹けない楽器に挑戦みたいなのは私の中で同一だったりする。
うまくいかなくてもなんでも、だれに何と言われようと、自分がどう思っちゃおうが、やめるわけにはいかないし負けるわけにはいかないので
今日もまた頑張ります。

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極めて劣勢だけどつぶれてません。

峠を越えて。
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いい景色の前には人だかり。
知らない人同士互いに写真を撮ってあげたり・・
そんな楽しそうな人の輪から一定の距離を置いた場所に立ち、
前の景色もパッとしないから振り向いてみれば
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犬の背中みたいだな。
座椅子に座ってると腹の上に乗っかって寝そべるから目の前にこんな景色が・・
昔ふさぎ込んでいた時、いつも私のそばにいて苛立ちから舌打ちをすると即座に腹の上に乗って落ち着かせようとしてくれた。

裏道のつもりだったけど結構車通るのね。
スマホで何でも簡単に見えてしまう今はもう裏道とか知る人ぞ知るお店というのも存在しえないのかも。
以前あるカフェで禁止と気付かず写真撮ろうとしたらすごく怒られた。
インスタ映えじゃねーよ、実際来てその良さを分かってくれる人だけに知ってほしいとかなんとかでしょう。
けど、Googleマップのレビューを見るとみんな写真撮りまくり載せまくりだった。
その前にまず一言断りを入れるのが礼儀で常識だというのもありますよね。
写真撮らせてほしいとお願いすれば案外笑顔で・・・て感じでもなかったかなあの人。
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さらに下ると人と車であふれてる。
湖のほとりを走るとこれまた絵にかいたような素晴らしい景色がみえるけれど車をとめられる感じでもないし後ろの車も煽り気味。
その先にある駐車場は満車で人だらけ。
その先の駐車場はがら空き・・
なんで空いてるのかって、ここだともう燃える紅葉は見えないから。
その先の道の駅も車であふれ・・
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子供の頃、富士山の絵を描けと言われるとみんな頂上左隅に小さな丸いものをちょこんと描いたもんだった。
富士山レーダーと呼ばれたそれは今ここにある。
駐車場の通路を右側通行で突っ込んでくるすました顔のおばちゃんとぼけっとそれに続く車列、通路に平然と車をとめて店だかトイレに入ってくおっさん・・
世の中やったもん勝ちですもんね。
人混みを避けて
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逃げるように森へ。
逃げてばっかりだわ。
人混みが嫌いとか、人の笑顔が苦手とか客観的には人間失格というところでしょうね。
でも私は私自身なのでなりたくないのにそうなった過程も知っているし、何より自分で自分を失格扱いにしたらそこで終わっちゃうから、
だから人間合格。
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奇麗じゃない。

初めて一年くらいの楽器、
このまま何年続けても全く進歩しないという事が自分の中で明確になり、論理的にこのまま続けることは時間の無駄でしかないというところまで追いつめられた。
でもまだやってるよ。
詳細を書けば恥の上塗りかもしれないけど、それでも未来に希望を見てやってるよ。
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神様はできないものをできるようにしてなんてくれないけれど、
もうほんとにダメだというところでダメじゃないかも・・をくれるのかも。
やりたいことがあるというだけで、
世の中が明るく見え
体が軽くなるのね。


https://www.youtube.com/watch?v=_hW3aGmYkNw
メンデルスゾーンに限らずオルガン作品を残したロマン派の有名作曲家は結構いるんだけど、聴いてみると作者の個性よりオルガンという楽器の個性が前に立っちゃう曲も多いような・・
メンデルスゾーンのはメンデルスゾーン感がうまく前に出てくるような気がする。
牧歌的ないい曲ですよね。
またト長調ってそういう曲の多い調ですよね。

私は絶対音感なんかないし知らない曲の楽譜を見ていきなり頭の中で鳴らすことはできません。
楽譜が読めないわけじゃないから楽器で音を鳴らしてみながらああこういう感じかぁというのなら・・だけど楽器もあれだから・
それでもこの曲は私にとっては極めて珍しく聴くより先に楽譜を入手して自分でどんな音楽なのか探った曲。
実際ちゃんと弾いたわけでもないしそんな大した話じゃないんだけど。
でもそういうの忘れないのね。
ここはこうすべきというのがあって、他人の演奏を聴いてるときももっとこうしてよとか思ったりしてる。

続くフーガ
前にも書いたかもしれないけれどとてもいい曲だけど見栄を切らずにほのぼの終わっていく終結が彼らしいというか大金持ちの天才王子みたいだなと思う事が・・・
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森の中へちょっと入っていけるような小道を見つけ・・・
私有地かもしれないからあれだけど、ほんとはちょっと歩いてみるといいんだろうな。
でもこの時そんなことを少しも考えなかったのは、まだ昼飯を食ってなかったから。
時計は結構進んでる。
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このあとおしゃれ店を探すこともせず行ったことのあるファミレスで遅い昼食。
人もあんまりいない店内でゆっくりして満足。
昼飯が終わるともう日の光はもうすぐ終了ですよみたいな色となっていた。
傍目にどう見えるかは知らないけれど、
私の人生は無駄じゃないと思う。
大丈夫。

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すこしづつ進めばいつかは登るだろう

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いま犬と散歩するには一番いい時期かもね。
自分も。
ゆっくり歩いて止まってばっかりだから、どれだけ歩いても全く運動にはならないけど。
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エビ天の入ったハンバーガーを食った日。
食ったらちょっと歩かなきゃ。
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川でも見て・・
台風の時はものすごいことになったらしいこの川も今日は澄んでいて穏やか。
ここは昔からの自然な流れではなくて鎌倉時代に暴れ川を改修すべく掘られた人工の水路なんだそうだ。
実際はその後も拡幅や直線化が繰り返されて今のこの形がいきなりあったわけじゃないんだろうけど、しかし重機なんかある訳のない時代の超巨大プロジェクトだなぁ。城というか館があったらしい小さな山に登ってみる。
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いいね階段。
結構きつい。
きついけれど一段一段登っていれば間違いなく進んでいく。
登り終えると・・
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また階段。
楽器のレッスンは訳があって年内は休止という連絡が入った。
ついに引導を渡されたみたいだけどそういう話じゃなかった。
ありがたいことに自分のモチベーションへの影響はないみたいで今日も明日も練習してる。
傍目にはそんなの練習じゃないよというとこなんだろうけど。
その後もどうなるかは未定だけど今から考えたってしょうがない。
前の楽器の時も引導を渡されたのか的な出来事がきてそのまま電池切れたみたいにやめた。
でも今度はやめないの。
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この手の階段は終わると思うと次が待っているというのが定石であろう。
諦めようかという気持ちが出てくるけれど、
ここまで来てなにを馬鹿な・・が出てくれば大丈夫。
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頂上からの眺め。
晴れれば富士山も見えてなかなかの景色だと思うけれど今日は・・
この豊かな田んぼ地帯はもともと川が広がって蛇行している沼地みたいなとこだったんでしょうね。
雲の上に出るようなすごい山じゃなくても、登ってくればそれなりの景色が見られるのね。
登ってみないと始まらないし、ゆっくりでも目の前に見据えた階段をすすんでればいいか。
このあと嫁さんがみかけたチェーン店らしい大きなコーヒーショップにいった。
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紅茶の下には火を入れてくれる。
どこかでこういうのを見たときには感激したけどこれは巨大資本のなせる業かなぁとか思ったりして。
今まで紅茶なんてただ何となく飲んでいたけれど、嫁さんのと飲み比べアッサムよりアールグレイのが自分は好みだと知った。

https://www.youtube.com/watch?time_continue=869&v=9V7DYckpj8o
たまたまBGMでこれが流れてた。
ついてる愛称は瞑想だっけ?
他にもドリーの最初の曲とかクラシックの千歳飴みたいに甘い曲が連続して流れてた。
変ホ長調にはオレンジとグリーンと金というイメージがあるのでこの曲を聴いていると音にオレンジマーマレードが塗ってあるような気がする。
音感や調性感なんて持ってないのでいつかどこかで楽譜を見た記憶がそう思わせるだけ。移調して弾かれても多分気付かない。
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ふわふわトロリみたいなのを狙っている思われるパンケーキは生っぽいというか乗っかりしろのない船みたいな感じで大量のクリームと合わせけっこうのっぺり。
もうちょっと焼けた感んか塩気があってもいいかな。

あまり人もいなくて静かだったけれど後ろの席におっさん二人やってきた。
座ると同時くらいに一人が堰を切ったように話し始め止まらない。
感情的で高ぶった声色から自分は不当な扱いを受けた被害者なのだみたいなことを主張しているのが解る。
ある特定の人物を愚弄し糾弾し続けているようだ。
もう一人は相づちを打つでもなく黙って聞く。
役目を感じガス抜きしてあげてんのかな。
みんな色々抱えてんのね。
さあもう帰ろう。
晩飯は炭水化物抜きにしないと・・サラダだけにしよう。

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リップクリームと腐らない心。

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天気崩れるらしいけれど朝のうちはまだ日がさしていた。
空気も気持ちがよく青い空がきれい。
いいねー
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いつもはもう帰るの一点張りな犬もはりきっちゃってもっと歩こうよう・・
そうだね、でもそっちじゃないよ。
この川、浚渫されて石は転がってなかったと思う。
やっぱり台風の影響はあったのか。こんなところにある訳のないでっかいコンクリート構造物も転がっていた。
上の方で何かとんでもないことになってるのかもしれないな。
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ずっと、訳があって下唇の裏側が擦れたり切れたりしていて痛い。
リップクリームが多少の慰めになるので塗っていた。
ある日塗ろうと思うとものすごい違和感。
は?
何この匂い?腐ってる?
調べると雑菌が入るとそうなるらしく、よくあることだそうだ。
俺は雑菌原なのか。
別に俺だけじゃないしそこは恥ずかしいとか思わなくてもいいんじゃないか。
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もう捨てるしかないのか、おっさんなのにはちみつの香りの・・
これを買ったのはもう結構前。
別に唇があれたりするようなこともなかったのに買ってみたのは、あることに行き詰まりこんなもんでも塗ってみたら奇跡が起こるんじゃないかと・・もちろんそんなことがあるわけないのはわかってる。
だけど藁をもつかむというじゃない。
考えてみるとそんなことしてた時点でもう先が見えてたのかもな。
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ふと見るときれいな空に突然真っ黒い雲の群れが現れた。
なんだあれ、悪い心が芽生えたみたいだ・・

このときは特に思いつかなかったけれど、数日後某所から電話で連絡があった。
正確な状況は見通せないけれど先の予定が未確定になったのは間違いない。
偶然なんだろうけれど再び行き詰まり奇跡でも起きないかと思っているところこういうのが来るといろんなことを考える。
悪い考えが芽生えかけている事にも気づいてる。
流されちゃいけないと思う。
やたらに何でも悪い方向へ考えるのは昔から背負っただけでなくもう遺伝でもあるのではないかと思うけれど、
チャンスに変えられるくらいの肯定的な気持ちで踏ん張ってやる。

ちょっとたつと、
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日の光を浴びた雲は浄化されて真っ白くなってた。
やっぱり日の光に当たんなくちゃいけないんだな。
リップクリームも日に干したらよくなるかな?なんないな。
表面をどうにかしても簡単には治らない。
頭のなかも同じ。
気持ちのいい光を浴びにまたどこか出かけよう。
それしかないけどそれがあるわ。

https://www.youtube.com/watch?time_continue=3600&v=9V7DYckpj8o
チープなラジカセからこの曲が流れていたあの時の朝日と気持ちのいい空気・・まだ何にも知らなくてこの明るい何かが・・
この日、朝目覚めた時からこの曲が勝手に頭の中流れてた。
今朝の空気が呼び出したのかも。
久しぶりに犬とここまで来れてよかった。


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夏の終わり、都合の悪いものもみんな終われ

カフェから出たら雨はやんでいた。
分厚い雲の中にあるはずの富士山が黒く見えた気もする。
せっかくだからちょっと湖の裏側へ・・
裏とか表なんて誰が決めるんだという話か。
店がいっぱいあって人のいる方が表、南側が表、明るい方が表、美しい方が表、みんなに好かれる方が表、背が高いと表、高学歴な方が表、酒が強いと表、子供が優秀だと表、みんなが表だというと表・・
考えなくても私は昔から裏側か隅の方です。
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あーいいですね。
いつも見る富士山よりずと近いのにずっとコンパクトに見える。
あの向こう側に住んでいる私からすればこの富士山は裏側。
裏はお前だろ
あそうですか。
写真撮ってくださいと声をかけられる。
私の歳の半分くらいのお母さん。
コンデジなのかぁ、みんなスマホになっちゃったわけじゃないのね・・
小さな子供と背の高いお父さん。
逆光で人物真っ暗だけど・・いいって言ってくれるからいいか。
素敵な思い出の一枚になりますように。
いいなぁ・・

あれから30年くらいたってるのに、
人から普通に話しかけられると驚く。
この日昔を思い出すような場所に行ったから余計に。

https://www.youtube.com/watch?time_continue=4912&v=9V7DYckpj8o
この曲の名は羊飼いの訴え。
作者によるものじゃなく後の誰かによるものだと思うけれど、はじめて聴いた中学生は曲想とその題名から強い印象を受けた。
その訴えはきっと聞き入れられることもないんだろうなぁ・・・

今でもそうだけれど私は鏡に映る自分の像を理解できなかった。
こんなことを書いても誰にも通じないだろうけど他にもいろいろあるので自分はどっか欠陥があるんじゃないかと思う。
高校に入ってしばらくしたころから別な障害と合わせ変な気持ち悪いのがいると街中で有名になってしまった。
どうすればいいのかがわからずできることは何も気づいていないし何もないと自分で思い込むことだけだったけれど、今思えばそこもおかしいね。
誰にも助けを求められず神様に助けてほしいと訴えた。
でも神様というのはそういう求めには応じてくれないと思う。
逆恨みをしたら余計ひどくなったりして。
こんなの書いてちゃいけないけど。
メンデルスゾーンは超絶金持ちのもとに作曲以外にも各種才能を発揮する天才芸術家として生まれた。
そんな王子みたいなボンボンにも人知れず苦汁をなめ床をかきむしるような日があったのかもなぁ・・
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あ、晴れてきた。
晴れてくると山肌に色がついてくるんだけれど、
写真だと逆光になってどんどん真っ黒になってゆくのね・・
晴れればいいってもんでもないのかな。

表の方へ回ると、
人間でごちゃごちゃしてもいなくてなんだかのどかだ。
涼しくて気持ちもいい。
餌をあげるからなのか足漕ぎのスワンボートに本物の白鳥がいっぱいくっついていくのが面白い。
ボートから降りてきたにぎやかな家族の最後で若いお母さんが
おせわさまでしたー!
古風な言いようはきっとそのまたお母さんのコピーなんだろうな。
いいね、家族って。
中国語が聴こえてくると思ったらファーフェイのCEOみたいなオッサンが10歳くらいの女の子とボートを漕ぎだして歓声を上げてる。
一見あか抜けないようだけど商売で成功したセレブかなんかなんだろうな。
金髪のお姉さんが犬を二頭連れて・・Good Doggyとか言うと犬もうれしそうに・・
犬でも英語がわかるのに俺はわかんないんだから・・
色んな人がいて、みんなそれぞれに人生があるんだろう。
あたりまえか。
他人はどうでもよくて俺は俺をよりよく生きればいいんでしょう。
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夏も終わり
今のこの変な私ももうすぐ終わるはず。
また違う気持ちを探せるはず。

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ダメ人間の構造とトマト

私のやりたい楽器はやっていると口の中が切れることがある。
肉を切ってしまわないように歯に何かを被せる工夫をしている人がいて自分も一度やってみたのだけれど、それをそこに置いとくことすらまともにできない極度の不器用さに驚き・・もしない。まあそうねみたいな感じ。それからやってない。
口の中が切れると痛い、トマトなんかは滲みてつらいことがある。
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嫁さんが急にラーメン屋の名前を口に出したので行ってみた。
イタリアンの発想をラーメン化みたいなコンセプトでよくみかける新規店とは一線を画す。隣には女性の一人客。
冷たい麺はないかと探すと一品だけあった冷たいトマトつけ麺というのを食った。味は見た目そのま・・すごくおいしかったよ。
写らなかったけど艶々と輝く麺はうちじゃできないと思うし、暑いのに湯を沸かして茹でるとか片付けるとかしなくていいというだけでもごちそうなんだもんね。
しかしかなり気を付けたはずでも絵に描いたように赤いスープで服を汚すのね私。・・いいけど。
素敵な時間をありがとう。
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私、自分の体の状態を把握しコントロールする機能みたいなのが著しく劣っていると思うんだけれど、
楽器で人間失格みたいになりながらやっててふと持ったのは
1という動作をしなければならないとき、私は説明を受けるとどうもそれを
2376√768×675.8π/sinθ+・・
みたいな複雑で壮大なものがあるのだと受け取ってしまうようだ。そしてそれを必死になって実行しようとする。
だけど実体としてそんな受け皿はないから意味不明な空回りの結果マイナス73みたいなのが出力されてんのね。
実際必要なのは1だから子供でも一瞬でやってしまう。
そして私は何か月たっても虚数域みたいな所でわけのわかんないことをやってるから周囲は
あんたおちょくってんのか?
・・・思い出せばこの感じは楽器に限らず昔から何度も重ねられ悪臭を放ってきた記憶でもある。
もうちょっと書くと
1に偶然たどり着いたり強制的に1の状況を教えてもらってできても、今度はそれを把握して固着するとことができないらしく5分もたつとまた幻の1を求め√345.1×2!×・・とかやりだすのね。
感覚神経もおかしいけど物の感じ方や考え方もおかしいみたいだ。
成長に合わせ通常行われるべき動作や訓練をしなかったからだろうか?
一度私の脳や神経回路にUSBみたいなので接続して、内部構造を客観的に診断してもらいたいなぁ。
ハード的にはどこもおかししくなく性根が腐ってるだけです・・とかだったらどうしよう。
むかし就職活動でSPIというのを受けたら客観的に出るものが出ちゃった。熱意は買うんだけど、この結果ははどうしても・・
あれからいろいろあったけれど普通に会社員として問題なく仕事をしていることにはなっているわけで、そこはありがたいことです。

あなた最初は吹けてたはずなのに、どうしたんですか?なんて言われて・・どうしたのか知りたいのは私もです。
子供が拾える1を、私はもしかするともう永久に見つけられないのかもなと思いながら今これを書いてる。
こんなこと書いても傍目には馬鹿の一言でしょう。
やる気のない人
いい訳ばかりでちゃんとやらない人
人の話を聴こうとしない人・・
実際そうなのかもね。
でもねいいの。
昔から自分でもなぜそうなるのかわからない意味不明な不具合に対して言われ続けたなんでおまえそんななの?はいいとして、ふざけてるのかとか、人のいう事を聴かないからだろとか殴られただとか・・
それらを自分もまともに受け取っちゃってきたから今のこのいかれた超絶自己否定思考と人間拒否症みたいな私がいるんだと思うのだけれど、結局何にもわからないまま自分はダメ人間だと思って死ぬより少なくとも何があってなぜそうだったのかを知ってゆくことは大きな前進だと思うから。
私は音楽が好きだから、もし楽器をちゃんとできるようになってそれから死ねたらそれは本当に幸せ。
楽団に所属していた時は周りに迷惑をかけるからやめてしまったけれど、個人でやってる今は別にリミットもないしやめる理由もないから。
先生にはご迷惑御おかけしているけれどそこはお願いするしかないよね。
辞めたってしょうがないんだから。
辞めたらどうなるかはよく知ってるから。

https://www.youtube.com/watch?time_continue=1627&v=9V7DYckpj8o
ヴェネツィアの舟歌 第2
イタリアなんて一生行かないんだろうなぁ・・それより音楽できるようになりたいなぁ。
これも音楽聴き始めた夏休みによく聴いた。
自分からは異次元的に遠くにあると思っていた音楽に、もしかして自分も触っていいのかなと思ったら鳥肌が立った・・みたいな頃。
32年くらいたって、いまだ触ることができず・・

トマトといえば昔夏に祖母の家へ行くと畑からとってきたトマトを切ってしょうゆをかけて出してくれた。
なんだトマトかなんて適当に食ってみたそれが超絶旨くてびっくりしたのが忘れられない。
最近スーパーでぶどうみたいに甘いトマトに当たることはよくあるけどでもあのうまいトマトはもう何年も出会えてないなぁ・・・なにがちがうんだろう?
俺は何が違うんだろう?
全部全然間違ってんのかな。
私に向かって最初にお前はみっともない失敗だというようなことを吐き捨て嘆いて見せたのは実の親で死ぬ手前までやっていたけれど、祖母は私に否定的な言葉を投げつけたことは一度もなかった。
その祖母に、腐ってしまった私は・・別に何もしないけど、ほんとに何もしてあげられなかった。
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玄関のタイルが冷たいらしく夏になるとよくここに寝そべる。
今日は私より先に練習部屋の練習場所に寝そべってた。
早く練習しなさいよ・・
昨日できたことが消えちゃってまた元の糞状態に戻ってしまい・・
途方に暮れながら部屋を出ようとすると、
いつもはくっついてくる犬が出ようとしない。
私を凝視しながながら座り込んで・・
なににげてんの、練習しなさいってば!
私の心の友。

今日も駄目な感じで終わったけど、
また明日頑張ります。

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連休は危ない

滝にでも行けば涼しいかと思った。
超絶炎天下の中を走り続け、いよいよ目的地というあたりから
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曇り始める。
別に冷静にならなくても曇ったのは俺のせいじゃないとわかるのに、なんか俺はダメだなとか聞こえてくる。
何か不都合があったときに願いもむなしくやっぱり原因は私なんですか?みたいな数々の記憶がそう思わせるのねきっと。
すぐそばにはキャンプ場。バーベキューのあの匂い・・小さな子供・・
心に刺さるとか言ってないで自分もやればいいだけなんだろう嫁さんと犬と。
でも絶対やらないことも知ってる。
酒・・いや、中学生くらいでもうその機会から逃げてた記憶がある。
なんで俺はやっちゃいけないとか俺にはできないとか思ってるんだろう?
いっつも曇って日が差さないような気がするのはそのあたりに原因があると思う。
そんなくだらない考えに関係なく階段を下れば、
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湿度があるのでさわやかではないけれど、滝の力で気温は少し低くて・・
なんかこう、神秘性みたいなのが感じられないのは上流に人の気配を感じるからかな?
一瞬日が差してくれたりすると嬉しいね。
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このマーク、みんな真似しようとすればすぐできるんでしょう?
俺はさ、できないんだよ。
そんな人いる訳ないと思うでしょ?
この頭やっぱりおかしいな。
いいよ生きてられれば。
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昔は滝の裏側へ回れたみたいだ。
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よく見るとあの柱状節理みたいなのは大きく欠落した部分に人が石を積んで塞いである。
無数のひび割れをコンクリートで塞いでもある。
水が入ると亀裂が大きくなって落っこちるんでしょうね。
そりゃ危ないよね。


https://www.youtube.com/watch?time_continue=2490&v=9V7DYckpj8o
クラシック音楽に目覚めた年、夏休みに入ると朝ラジオでやっているクラシックの番組を楽しみに聴いた。
まだなんでも聴けたわけではなくて、意味が解らないのを我慢して聞き流している程度であったかもしれない。
時間の余白にこの曲を含みメンデルスゾーンの無言歌を数曲流してくれたのを録音したので、しばらく毎朝それを聴いた。
まだ涼しい時間に音楽を聴いて・・何だか新しい世界が始まるような気がして豊かな気分になったのを覚えている。
実際は取り返しのつかない閉鎖的ルートへの邁進を開始したのもそこだったのかもなと今は思う。
夏の思い出なんて、こんなのしかない。
でももういいじゃない。
あの時と同じ時間、今は少しも涼しくないしあんな気持ちになることももうない。
あれからもう30年以上になるのか。

帰りは山の稜線を走る道路でと思ったけれど、
普通車780円みたいな表示を見て引き返す。
なんかくだらねーな。
いや別にくだらなくないでしょ。
連休が来ると、子も作れなかった自分、今まで何もしてこなかった自分、今も何もできない自分を見せつけられるような気がするんでしょうね。
なにか打ち込むものでも・・ってやろうとしたそれがまたダメ人間感をどんどんあぶり出し中で・・
まあ、でも生きているし、きっとまだ晴れる日が来るはずと信じていきてるよ。

今これを書いているのは夜。
今日はとても涼しくて、
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窓の外から冷気が入ってくる。
鈴虫の声・・
いい時間と世界じゃない。
大丈夫。
まだ大丈夫。

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お釈迦様と自転車と軌跡の笛

橿原神宮前の駅前レンタサイクルに行ったらおばちゃんが超絶ぶっきらぼうで笑う。
名前と住所を記述すると、ふり仮名も振ってないのに私の苗字をちゃんと呼んでくれてびっくりする。
ああ遠くへ来たんだな。
昔から周りの人間や学校の先生からいつまでたっても名前を全然違う地元読みで呼ばれそのまま返事をしてきた。
自分軽視の一端はそこから・・なんであれ何かを人のせいにしてるような人間はだめだよな。
ちょっと走ればすぐに田舎めいてきて・・
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明日香村かぁ・・飛鳥じゃないのね。
自転車通勤してんだから・・と思ったけれどいつもと違う体の位置関係と緩いギアがしっくりこなくて慣れる前にそこらが痛くなり自分で呆れる。
でも気持ちいいねー
え?ここ?みたいな路地を曲がると
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こんなのどかな光景。
ちょうどいまが田植え時のようだ。
それより、日本の歴史にでっかい杭を刻むような重大な寺院がこんなところにとぽつんとあるっていうのが笑っちゃうしいいよねぇ・・
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このお釈迦様は日本最古の仏像で建立当時からこの位置におられて一切動いていないのだという。最古というか日本初みたいな話じゃないだろうか・・
そんな超絶すごい話なのに、なぜか素朴で親しみやすい印象。
優しい仏様だから、俺を馬鹿にしたりはしないでくれるんじゃないか。
写真撮影可っていうのもまた超絶太っ腹ですよね。

観光バスがつけて人がわらわら出てきたので離れる。
学校の行事なんだろう中学生のグループもうろううろしている・・
人が群れているのを見るとおかしくなる俺のおかしさはどうすれば治りますか?
お釈迦様に聞いてもそういうのには答えてくれないと思う。
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蘇我入鹿の首塚
ものすごい人物名のはずなのにこんなにのどかというか・・
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昔はもっとずっと大きなお寺だったんでしょうね。
日本の仏教発祥の地は今、こんなのどかな風景の中に静かにあった。
いい午後だなぁ・・ちょっと暑いけど。

https://www.youtube.com/watch?v=9V7DYckpj8o
超絶歴史体感行為であるのと同時に、
のどかで気持ちのいい田舎のお散歩という感じ。
心をに光と風を入れてくれる。
俺は歩いて回って生んだよ的なお爺さんが一人。話しかけてみるなんてできずに・・
ちょっと走って坂道をのぼると、
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教科書他いろんなもんで見た気がするここ。
学校の行事なのか中学生の集団がアリの大軍のように群がっており非常ににぎやかな絵となっていた。
そういうのが嫌いでなんてブログに書くと嫌われるんだろうなとか考えてた。
当たり前だけど中学生の集団は一人のおっさんなんか眼中になく、訳の分かんないことを考えてくだらない世界の中にいるのは俺一人だ。
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坂を下るとまたこのうちの近所みたいな素朴な路地には
聖徳太子生誕の地
という爆弾発言的な碑が。
この先に見えるあの寺で生まれたんだと誤解していたけど、そうじゃなくてそのすぐ近くでという事?
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なんかこれ有名なんでしょう。
これは笑ってるのかな?
彫られたのが飛鳥時代だという説明書きを読んでちょっと萌える。
1500年て、いうは簡単だけど、宇宙に行って帰ってくるくらい遠いじゃない?
そんな遠くにいる目の前にあるものを掘った人に今会えたというか・・
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わかりやすく印象的な亀石
可愛いところが笑うよね。
近くには小学校が見え、ピアノと先生の声に先導されるリコーダーの音階練習が聴こえてくる。
このおじさんさんはあれだ、毎日練習してるなんていったって正しい姿がわからず何もつかめないままだから定着するものもなくロングトーンもまともに・・
昔、小学校の音楽の授業で一人で笛を吹かされたことがあって思いがけず拍手をもらったことがあった。
次のレッスンもまたくしゃくしゃで崩壊なんだろうけど辞めたらそこで終わりだから何言われても何もできなくてもまた行ってくるよ。

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さだめ

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今この部分を書いているのは今日。
それはあたりまえか。
勤務先のある人間が会社を辞めると言い出したらしく、その上司や周囲の話を聞いているとどうもその人間の言動は軽い。
やがて出てくる言葉として
「あいつは子供がいないから・・」
まあわかる、そしてそれは俺も同じ。
仕事を辞めたいとは思わないけれど、この人生ここで終わってもみたいなのがよぎった。
しかし死ぬは怖いし、嫌だ。
絶対に死にたくない。
長生きがしたいというより死ぬことが怖い。
怖いのつぎはもったいないか?
もったいないのなら有意義に使えばいいのだけれど、そこがどうもどうすればいいかわからない。
何を言っているのかもわからない。


1週間くらい前のこと・・・
車で家に帰ってきて、駐車場へとバックギアに入れる・・・・・!?・・
なんかやたらにジージー言ってるのが聞こえて外を見ると

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鳥が咥えた蝉を地面に叩きつけ半殺しにしているところだった。
蝉は断末魔の叫び。
バンバン叩きつけられるからそれに合わせて鳴き声も時々止まる。
かまわずバンバンやる鳥。
だんだん小さくなっていく蝉の声。
写真を撮ろうとするとなぜかスマホが勝手に再起動を始める。
なんだこれしかし・・いつもここぞというところで変な動きをするスマホ・・関係ないかこれは。
多分飼い主が悪いんだろう。

そんなことを言っている間に蝉の声は止まっていた。
あぁ・・逝ってしまったのか・・・
っと地面に投げつけるとは羽根をむしられた蝉の本体は弱くジーっとかいってまだ悲鳴を上げながら転がってゆく・・
それをまた咥えて地面に
だんだん怖くなってきた。
あれが俺だったら・・・
自分が鳥だったらと言う想像は来ない。
無残に引き裂かれる方だ。

本当に無音になったとき、寂しさと恐怖と不安みたいなものが襲って来た。
鳥にとっては普通の食事。
何見てんだよてめーというというところでしょう。
蝉としては人生の総決算を目前に・・


https://www.youtube.com/watch?time_continue=1010&v=WjvHIGdj2DA

メンデルスゾーンの交響曲第3番はスコットランドという愛称がついていてクラシック入門みたいなのがあれば必ず載ってるような曲です。
むかしだと東京タワーと上野動物園みたいな曲か・・ちがうか・・
存在は知っていたし盤も持っていたけどなぜか私が聴くようになったのは40歳過ぎてからだった。
まあそれは今どうでもいいか。

ユダヤ人銀行家のせがれで超絶セレブであったメンデルスゾーンはスコットランドに見物旅行に行ってこの曲の着想を得たという。
次の年にはイタリアへも旅行にいってそこで着想を得たイタリア交響曲というのも有名。
その同じころ今日この子に食べさせるものをどうやって得ればいいのか・・・みたいな人もいたんじゃないかと思う。

しかしそれはそういうものだろう。
名門金持ちのところへ天才として生まれちゃったんだからしょうがない。
そうじゃないところへ凡人として生まれてきちゃったのも仕方ない。
蝉に生まれちゃったのも仕方がない。
俺が俺なのも仕方ない。
赤坂で降りてサントリーホールへ行こうと歩いていると高級マンションみたいなのがありみていると小さな子供が出てくる・・
制服を着たボーイみたいな人が子供のために黒い車のドアを開ける・・
何だあれメンデルスゾーンか・・・もいいか。
そのサントリーホールへもずっと行っていない。
前回そういうのを拒絶してからまた近づきたいと思うまで25年かかった。
これから25年かかるともう生きてるかわからない。
まいいか。

第1楽章の重く切なく悲しい雰囲気の音楽の後、唐突に馬鹿みたいに明るく元気なスケルツォが続いちゃうあたりに苦労なしのボンボン感を感じないでもない・・
こういう所に注目して彼の音楽を批判する向きは当時からあったようだ。
かなり僻みも入っていたのかなと思う。

3楽章も悪く聴くとでっかい工場なんかで昼休み終了時に流れる陳腐なBGMに似てる気もする。
ただちゃんと聴けば作者がやりたかったのはそんな浅い音楽じゃないことはわかる。
この曲はいい曲だと思うし好きだ。
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これを書いたのはその本人かと思うと、この紙は時空を超えて人と人をつなぐタイムトンネルのような・・いや、つながってないか。
几帳面な人だったかもなと思ってみたり。



眠ろうとすると、いろいろとネガティブな記憶がよみがえってしょうもないことを考え続けてしまう。
なかなか寝付けなかったけれどやっと夢と現実のはざまみたいなところへ落ちたころ、
あの蝉が出てきてジージー言ってた。
生きてられるんだからいいだろ
といってた気がする。

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