境界線を越えたらパリパリだった

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鳥居があるけれど
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お寺なんですという照会文をやたらに読んでから行ったここ
豊川稲荷の名は昔から知ってたけどずっと神社だと思ってた。
うちの近所にもいろいろあるけれど、明治以前はお寺も神社もそんなに明確に分けずに一緒になってそこにあったりしたんだよね。
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お正月には大量の人間が押し寄せるんでしょう、その準備はもうできてる感じ。
いろいろ思うことがあってもいわない。
それより真面目にお祈りして。

中身がなく上手く行くはずもなかった就職活動ごっこの後、もういいやと入ったブラック企業みたいなところで寮生活をしていたのはここからもう少し行った先だった。
年末年始くらいしかなかった休日に偉い人の運転手として駆り出されここへ来るはずだったのだけど、察知して逃げた。
そんな話はいいけど20年以上たってやっと今、来れました。
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写真だとそうは写ってないけどこの狐様が私を見てるような気がしてた。
怖くはなくて写真で見るよりもっとずっと優しいお顔で何か話しかけてもいいのかなくらいの記憶が残ってて
この日天気悪化方向の予報。
広い境内の方々でお祈りして戻ってきたら本堂の上には厚い雲がかかっていた。
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映画で見たような雰囲気の門前町だけど平日なのであんまり人はいないし店も半分くらいしまってた。
うなぎ屋がたくさんあるのには理由があるんだろう。
やってる店に入ると案内の人と奥がひそひそ話した後、少しお待ちいただきますけどいいですか?
ああ嫌なんだなと悟ったけど反射的にはいなんて言っちゃって。言っちゃってからよく見るとまだ何も運ばれてきてないお客が何組もいるのが目に入りやっぱりやめた。
別な通りにあった鰻屋に入ってみれば今度は誰もいない。
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品書きにうなぎ丼とあるのを「うな丼ください」と頼むと
うなぎ丼ですね。
笑顔で静かにだけよく読めよちゃんと言えよというのが伝わってくる気がした。
鰻に関東風関西風というのがあるのは知っていたけどその境界線は天竜川あたりらしく、先ほど渡ってきた。
私の知ってるうなぎは皮までふっくら柔らかいもの。
一口目・・えっ!?あ、皮かぁ・・いまさらな初体験的衝撃が走る。
前の晩にこの辺りのうなぎ屋のレビューを読んでいて関西風とか皮がぱりぱり!みたいな予備知識は入ってたんだけど。
こっちにいた間に何度かうなぎ食った覚えもあるけどいつもひつまぶしだったかな。
後でもう一度店のレビュー読むと慣れ親しんでいる人は皆褒めてて、焼きすぎだとか薄っぺらいとか文句を言ってる人はたぶん関東から来て何も意識せず頼んだ人なのかな。
そもそもレビューなんて何のあてにもならないという話は今はおいといて。
人間、知ってるものが正いと思い込んでいてそれから外れると間違ってると感じちゃうもんだから。
いろんなものが楽しめるようになった方がいいですね。

クラシック音楽って同じ曲でも同じにはならないいろんな人のいろんな演奏を聴いてくものなんだけど、一つの録音ばっかりを馬鹿みたいに聴きこみすぎると頭がそれ以外を拒絶するようになっちゃって他が聴けなくなっちゃったりするのね。
それは大げさに言えば物事のほんの一部を見ただけで何かを知った気になってる馬鹿というかそこまで言わなくても多分損をしているんだけど、わたしはどうも昔からその傾向が強すぎるところがあって。
一番いいのは盤なんか聴いてないで実演行きまくりだと思ってるのにもう3年か4年行ってない。いいけど。
すぐにじゃないけどそれも復活の予定。その前の段取りを踏んでいるところでなかなかすすまないの。

https://www.youtube.com/watch?v=v9zCoKHqXr8
沈める寺。
行ったお寺は沈んでないけど。
昔コンサートに通った名残で今ホールから案内メールが来て、これを弾いてる人のコンサートが本人来日の目途がどうしても立たず中止だそうだ。誰も入れないわけだもんね。
楽しみにしてた人はつらいところでしょうね。
この人がというわけじゃないけど演奏家も人間だからどんどん年を取って今年あったはずのその人がいつまでもあるわけじゃないんだよなまた。

帰り、
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浜名湖を渡る。
一番奥のあのでっかい橋は完成してもう40年くらいだと思う。出来たばかりのころに父親の社員旅行についてゆきあの橋を・・それがどうしたでもないけれど、そういうのって忘れないものなのね。
モモも初めて登った山のそばを数年ぶりに通ったら覚えているらしくあそこに行きたいよーと小さく言ってくれた。
その後もう一度行けて、嫁さんがとってくれた写真を今何度も眺めてる。
最近、いけなくなる前にまたあそこへ・・と思ったんだけどな。
いろんな思い出を、モモさんも時々思い出したりしてくれたかな。

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簡単には楽しめないね

ひとつ前で食べる量をふやさないと書いたし本気でそう思ってるのに
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同じ日にこんなとこ来てていいのかというのもあるけれど
なんでもやたらにダメっと押さえつけてるとあとで何が残るのかも知ってる。
この店ケーキはチーズケーキ一択だったけどメニューに新聞記事が貼ってあったり看板らしい。
濃厚なんて言葉じゃ陳腐だなと思いながら・・すごく美味しかったこれ。
珈琲館という店だけどたまに飲んでみるコーヒーはどうもまだ腹を刺激する気がしてるので頼めなかった。
ケーキとセットだとやっぱりポットでは出てこないよねな紅茶だけどおいしかった。
チーズケーキって350kcalくらいでしょうか。先に数字見ちゃったら頼めないかもな。
スマホをかざすと何calと表示するというのもあるんだろうなと思ったらあった。
スマホ古くなっちゃって新しいもの入れられなくなっちゃってるし、あっても使わないだろうけど。
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先客の残したたばこの煙が・・は喫茶店だし文句ありません。
たまたま誰もいない時間にいられたし。
西日に照らされる感じがとてもよかった。

入院するつもりでいたからその時は音楽を持っていこうかと考え、スマホ調子悪いし買い替えるかタブレットでも買おうかと考えてた。
クラシックを聴いて35年、初めて聴いていきなり虜になった曲もあるけれど、なんだかわからず聴くの苦痛くらいから始まって徐々に解っていった曲も多い。
10代のころは意味が分からなくても苦痛でもなにかが見えてくるまで何度も何度も無理やり聴き続けた記憶があるけれど、いつからそういうのが億劫になり耳になじんだ曲ばかり聴くようになっちゃって。
敬遠していた曲に20年たって開眼というのもあるし、ちょっと聴いて感じた印象から聴かないままになっている曲がいっぱいあるのはもったいないと思ってる。
入院ってそれらを繰り返し聞くチャンスかなと。何しろ毎日一日中寝てるしかないんだから。
ドボルザークのレクイエムにブリテンの戦争レクイエムとか、プロコフィエフの1番5番以外にシンデレラ・・リストとかベルリオーズとかいろいろ買ったはいいけどちょっと聴いただけか一聴もしてない盤がいっぱいあるし、なんとかソナタ全集みたいなのはそのうちの1曲を繰り返し聴いてるだけだったり・・そのどれを持ってこうかなんて考えてるとそのうち入院が楽しみなくらいになっちゃって何やってんだと思ったり。

https://www.youtube.com/watch?v=PSIVCRwabrg
これも買ったけど聴いてないドビュッシーのペレアスとメリザンド。
オペラだしフランス語が理解できるわけじゃない私にとってはいきなり映像無しだとかなりとっつきにくい。
今さらっと流し聴きしてみて、自分はこれを好きになることはないなと思いかけたけどそれはちがうだろう。昔そんな状態からはじめて好きになった曲がたくさんあったのに、なんで一度聞いたくらいでわかったように判断してるのか。
歳をとるって、無駄にわかったつもりになっちゃうところはだめね。
と思ったところでふと思い出す。書かないつもりだったけれど今日もちょっと楽器をやって感じ考えたことがあった。
それも同じ今そんなこと考えなくていいと自分に言い聞かせてみよう。
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帰り際、一人でやってるお店の人に一言おいしかったと伝えてみたり。
期待もしてないのに急に言われたという感じで、ああそれはよかった・・

いつでも聴けると思うと聞かない。聴こうと思ってもう30年とかいうのもあるし。
こういう曲だと解っちゃえば頭の中で流れるようになりあれ聴きたい!みたいなのに乗るんだけど。
入院はなくなったので聴いてない曲を聴く機会はまた遠のいたのかな。
スマホもタブレットも買わないし、靴下でも買おうかなと口走ったらいっぱいあるでしょと嫁さんに怒られた。
あるけどもう履かねーもんあれ。
片付けから始めようか。

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ひどい事の前には静かないい時間が来る

入院中することもないからテレビをみると戦争系の映画をやっていて、みんな無慈悲に殺されていく展開の直前に置かれた静かでちょっといいシーンが印象的だった。
そういう対比は音楽にもあって表現の基本かもしれないけど、実際世の中悲惨なことと静かでいい時間は隣り合っていたりするものかもしれない。
そんな前置きとつなげるのもどうかと思うけれど私は今破滅もあり得る危機的状況なはずなのになぜか平日に自由な時間を得る。
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そしてここは家からはかなり遠いところにあるカフェの前。
嫁さんはいなくて自分一人。
ほかの人は知らないけど私に限ってはこういう店に一人で入っていいような人間じゃないと思ってる。
けど入る。
失敗だのみっともないだのと言われ自分でもそう思い込んで40年余、無駄な限定でどれだけ損してき・・そんなのいいからいつもと違うところで心に休んだと思わせたかった。
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2年くらい前に一度来たことがあるこの店、強く印象に残るものがあってまた来たいなんて思ってた。
入ると女性の一人客が二人。机は3つあるので私の場もあったし、とりあえず店主に向かい入れてもらえたらしいことを確認する。
注文時、店主からは不愛想というより私のことが嫌なのか腹を立ててるように見える表情と間合いみたいなのが返ってきた。
きました、宇宙人みたいな不愛想とか言って印象に残ってたけど予想よりすごかった。
この歳になれば悪気があるんじゃなくそういう人だというのもわかるし来たことがあって知ってるから腹も立たない・・ほんとはわかってるはずでもちょっとびっくりはした。
私は子供のころから人に虐げられてきたという意識が強すぎてそういうの過剰に読み取るところがあるんだけど、そういうのは感じなくて。
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そして広がりましたよ今日これからの私の世界が。
腹に穴が開いた病人なのでこの前の昼食は少量しか食べてない。腹に痛みはないしここのケーキはそんなにでかさで勝負じゃなかった気がするので巨砲とシナモンのケーキを頼んでみる。
巨砲が生だったらやばいなと思ったけど焼いてあったから。
コーヒー系を飲むとどうも腹が痛む気がしてるのでチャイに豆乳。
シロップは普通のとしょうがのシロップだそうだ。
まずなしで飲んで次に普通のを入れてそのあとしょうがの・・と思ってたけど適当に入れたら逆だった。
まあいいじゃない。
ショウガが引き締めてくれる感じでおいしかった。
ケーキも素朴でおいしい。
なにより、静かでいい時間が流れてることが私にはとてもいいよ。
平日だからかな。
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腹の病気のせいもあるし、どこか非日常的な空間でゆっくり休みたいと思ってきたのもあってゆっくり味わう。
一人のお客さんは帰り際店主と長く談笑してた。
店主も不愛想なんかじゃないなくいい感じで
後でレビューを見たら店主が不愛想すぎて不愉快だというのがたくさんあって笑う。
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短い時間にも日の位置が動いて窓の雰囲気が変わる・・・そこまで写ってないけど。
特に何を考えるでもない、ゆっくりしてもういいかと思ったところで帰ることにする。
会計時にまたあの不愛想が来てもいいように若干の心構えもしていたけれど、優しいトーンですごく丁寧に送ってくれた。
レビュー絶賛の山なのにひどい店、嫌な店主というのはほかにいくつも知ってる。
それよりこれから嫌ななことがあったらここへ来ようか
かなり遠いけど。

https://www.youtube.com/watch?v=yHy64Bg_hGs
これからとかあったらってもう終わったみたいだけど、まだなんにも解決していないし道筋すらついていない。
またこの先真っ暗闇。
でもせっかく忘れた今は考えない。
周りには葡萄畑が広がって、ブドウのついてるところもあった。
写真でもと思いかけたけどなんだか満足してそのまま帰る。

前日、最悪な状況を保留にしたまま終わっていることに引きずられてこの日もぐだぐだになりかねないところだった。
でもこの前に立ち寄ったところを含めこの日少し穏やかでいい気分になれた。
真っ暗な中にもこんな時間があったという事で。

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忘れた

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これは今年のじゃないけど、近所のお祖母ちゃんにもらったスイカを食べることは結局できなかった。
調子が悪く食生活は徐行運転状態、まだ生ものは怖くて。
会社の弁当も食べれないので持参してる。
はいいけど今日もってくのを忘れた。
なんでも忘れるけど弁当は忘れなかったのに・・ちょっとおかしいのかな
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日付的にスイカの写真の近くにあったこれだけど前後の写真がないのでどこだったかもう思い出せない。
ステーキ食ってるけど安っぽいトレーと紙コップ。
思いつくあの店なら味噌汁がつくはずだし
あ、そういえばあの時ショッピングモールのフードコートで・・
思い出しちゃったらもう詰まんないのね。
このときはまだいけるなくらいだったかもしれない。
今こんなに食べたら多分再入院。

会社で受けた健康診断の結果を見たら中性脂肪が下がってた。
善は急げと早速その日かかりつけ医に薬をもっと減らせないか相談にいった
はいいけど、着いたら真っ暗。
気ばかり盛り上がって今日は病院が休みだという事を忘れてた。
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これはちゃんとしたお店だけどどこだろう?写真にGPS情報が入ってるでしょとか言わなくていいから。
ブログにも載せてないと思うけどなんでだろう?
なんか気に入らなかったのかな?
嫌な思いをしたとか料理があまりにもあれだったのでブログに書く気がしなかったという事は何回かあったけど、でもそういうのははっきり覚えてるもんだから気に入らなかったわけじゃないと思う。
そういえば嫌なことっていつまでも忘れないね。
忘れないけど、いちいち思い出さないようにすることはできる。
できるけど、思い出すきっかけになるからと色々塞いでいると何も見ずせず聞かずの廃人みたいな人生になってゆく。
その時は気付かず、長い積み重ねを振り返った時に・・

楽器やりたくてやれないけどやろうとしてたことももう忘れてるみたいに中断してるけど忘れてませんよ。
だけど腹がちょっと吹いてみようと思わせてくれず。
言い訳して逃げてる人みたいだけど。

https://www.youtube.com/watch?v=1xLzXvBkCAU
小さな羊飼い
曲名はおいといて、異様な虚無感というか単純に孤独という言葉も違うかもしれない。悲しいわけじゃないけど決してうれしくもない。
子供のころ、いつも一人でほっつき歩いてた時のことを思い出すような。
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もう何年前かという夏の北海道で、丘で羊が草をはむというところ。
なんかすごくメーメー言ってるのが聴こえたような。
あいいねーなんて言っときながら
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平気で食っちまうわけだ。
サフォーク丼という名前だったような。

休みだった翌日、かかりつけ医に健康診断結果を持って行ったけど先生の答えは
薬は今のままでいいと思います。
あーそーですか。
診察料かかっちゃって・・・まあでもはっきりしたからいいか。
この体重キープできればもう一つ飲んでる血圧の薬を辞められるらしい。
じゃあそこ目指そうか。

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墜落しかけてしなかった

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会社から帰りがけ、オスプレイが低空を飛んでた。
私が操縦したらあっというまに落ちるだろう。
あたりまえか
カラヤンは自家用ジェット機を自分で操縦して各国飛び回ったらしいけどあんまり興味がない。
神童みたいに10代のころから出てきていきなり世界的有名指揮者だったダニエル・ハーディングは免許を取っただけじゃなく最近指揮者活動を休止して大手民間航空会社に入社し本当に旅客機のパイロットをやりだしたらしい。
人並外れた才能があって親や周囲の進めるまま音楽の道を歩んだんだろうけど本当にやりたかったことをやろうと思ってるのか・そんな人はどこにでもいるだろうけどスケールがずいぶんでかいな。
すぐコロナでものすごい減便になっちゃってるんじゃないかと思うけどどうしてんのかな?
どうもこうもなくちゃんとうまくいってるんだろう。彼は確か私より一つ年下じゃなかったか、同じ人間として・・・同じ人間じゃないな。
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帰ると、犬が待ってってくれた。

毎日欠かさず楽器の練習を・・もうこれ以上ないところまで落ちたところからやり直すはずのそれはそこからまたさらに下降して、昨日まで鳴ってたリードが鳴らなくなり、新しく育て鳴らし始めてたリードは全部微動だにしなくなる。
3年やってこの状況
だめかもな・・口から勝手に出てくる
絶対やめないと強く思いつつも嫌気のようなものが出てることをちょっと感じ
いつまでたってもそんなことしか書けないここにも自分でうんざりし、なんで自分でみっともない自分をさらし者にしてるのかと思ってみたり。なんでってそんな自分だからだけど。
とはいえ全部やめてしまうとどうなるかといえば今度は何もできないし何もしない自分というのを責め初め・・どうせ自分をダメだと思い続けるのなら、やってた方がいいか。

毎日やればやるほどおかしくなってゆくしどうすればいいかもわからないので明日一日練習しないで見ようかと考えたりする。
リセットして変な癖を忘れ・・るわけないだろうこともわかってるんだけどもうそれくらいしかできることが思いつかず・・
一日休むと取り返すのに三日・・って、それはまっとうな人の話でしょう?

https://www.youtube.com/watch?v=R9jplvJu-aM

翌日、今日は練習しない・・いやしたい・・え?したい?
吹きたいとかやりたいとか思ってるんだな俺は・・
するとかしないとかずっと馬鹿みたいに考えてたけど結局吹きたくて吹いちまった。
やりすぎると変になるので決めている時間の枠より今日はずっと短い時間でやめること、変だったらすぐやめること等々考えつつ
最初の人吹きで下あごをこっちへこう・・
まだ見放されていないのか、これなら続けてみようと思う感触が得られ
短い時間と後ちょっとやってやめた。
まだ先はあると思えただけで気持ちが変わる。
これにもまた嫌な落ちがあるのかもしれないけど今はいいのそれ考えなくて。
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梅雨が明けると富士山がよく見える日があったけれどその後ずっと雲の中。
いいけど。
3年やってダメだじゃなくてもう40年くらい何をやってもこんなだからどこにも属せず誰も知らず何も見ないし知らずに生きてる。
そこを何とかと思ったところでそんなにダメならもう生きてなくていいんじゃないかという声が聞こえてきたり
でも、今まだ生きてるし
終わらなくていいと今は思ってる。

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願い事

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あの白い祠の中にはお地蔵様がおられて、誰かが貼り紙か何かで願い事をかなえてくださるお地蔵様ですと教えてくれていた。
ここへ来るといつもお願いをする
またここに来れますように。
一度だけお願いをしなかったことがあり、それが最後となってしまった。
もうお願いにも行けない。
じゃあ自分でやります。
なんでも意味不明なまでにできるようにならない私だけど、どうなろうとなんだろうとやめねーよというのがただあるだけ。
一生できないとしても死ぬまでやり続けてやる
どこかで誰がか知らないけれど早くやめるのを待ち望んでうずうずしてるやつがいる気がする。
その誰かがわらう顔を見たくないから・・・ちょっとおかしな方向へ転換しているわけだけど

途方に暮れ神様にも見放されたみたいな気持ちでこんなことを書きだしていたけれど、別な記事を先に2つ書いて飛ばしてる間に少し落ち着いた。
時間がたったからじゃなくてやってるなかでもしかしたら戻れるかなと思ったから。
だけど腫れ物に触るような状態でまた壊れてしまうかもしれないしそもそも勘違いなのかもしれません。
誰かは関係なく自分が自分のためにやるだけ。
どうか、途中で車に轢かれて死んじゃったとか生きてはいるけどそれどころじゃないとかいうことにならないように見守ってください。
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今レッスン前日。
今日も練習をした。
したけれどレッスンの前日にあっていい状態では全然ない。
明日のレッスンは悲惨な状況になりまた子供のように精神的なダメージを受けるだろう。
だけど不思議とパニックや絶望的な気分になっていないし、レッスンを休む言い訳を考えたりもしていない。
あきらめ?
何もできない全然ダメな人な状態なのに
いいからいけ・・やれ・・みたいな変な強気になっている。
開き直り?
誰かが押してくれている気もする。

祈りのような音楽を貼ろうかと思ってたけどなんか負けて浸ってるみたいかなと思ったり

https://www.youtube.com/watch?v=RNcvnOwxFrA
だからってこれかというのもあるし、
この次の記事は真っ暗で死んだようになるかもしれないけど

流れと全く関係ないけれど、時々コメントをくださった方を最近見かけないことにふと気づいた。
ブログが跡形もなく削除されてしまっていて何があったかわからない。
コメントを打つのが苦手な私はいただくばかりで親しくやり取りをさせていただいたわけではないけれど
もう一度何かお声掛けしたかった。
なくなってから気づくことばかり
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犬は足がどんどん弱ってきた。
先日また餌をがっついてのどに詰まらせ死んじゃいそうになったらしい。
なにやってんの。
まじめに静かに、ダメだよゆっくり食べなくちゃなんて言って聞かせたけど
多分今日もがっついてる。
貴方の代わりはいません。
どうか長生きしてください。

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返品できたとできない

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見たときにはちょっと外国みたいでなんかこうモネとかいそうなと思ったんだけど

買って組み立てたはいいけど嫁さんが外観上の不具合に怒ったタンス、交換に来てくれたけれど予想通り交換品も全くおんなじ状況だった。
製造工程に問題があることが素人目にもわかり聞いてみればやっぱり海外生産品だそうだ。それをこういうもので不具合ではありませんと言いきっちゃう世界があるのも知ってる。
3人で来てくれたお店の人たちはみんな丁寧な対応で
だけど商売だし仕事だからこれダメですねなんて言わずとりあえずなんとか納得してもらおうと静かに押してくる。
嫁さんの思い入れみたいなのを思えばと安もんだからいいにしろというわけにもいかずキャンセルをお願いすると嫌な感じもなく引き取ってくれた。
乗用車でも嫌がる狭いところにでっかいトラックで突っ込んできてさすがプロね。
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このレストランいくつか思い出があるけどこんな小さかったかな?

楽器、もうさすがに訳が分からないところまで戻ることはないだろうと思ってた。断頭台へ上るような気持でレッスンへ行くのはやめようなんてここに書いたのはつい最近。
だけど、ロングトーンしなくちゃなんて書いた翌日あたりからあっという間におかしくなりもう一番基本のロングトーンすらできない。
このままじゃいけない何とかしようとやればやるほどおかしい癖がついてゆき、どんな感覚でやっていたのかももう思い出すことができず・・また、2週間程度何もせず一日5分から初めてゆっくり何か月もとかやれば戻るのかもしれないけど現実には数日後にレッスンを控える。
普通は調子が悪いのならレッスンを要求し見てもらうことで治るきっかけをというところなんだと思う。
だけど私はそれ以前だから。
同じ流れが昔からいろんなところであったので共通する原因があると思う。なに甘えたこと言ってんだってなもんでしょうけど。
不具合を指摘すると交換してもらえるんなら一番変えたいのは自分自身だと・・言いませんけどそんなこと。
仮に変えてもらえても新規の体が手に入るんじゃなく私の意識は不良品と一緒にゴミ箱へいくんだろう
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幼いころ、遠くの丘の上に立つこの鉄塔を毎日見てた。

今日は一人で練習するだけなのに自分で緊張してんの。
またおかしかったらどうしよう・・・
どうしようじゃなくて案の定おかしかったんだけど、ごちゃごちゃ言ってもやれることをやっていくしかないと思い開始・・できることから‥焦らずに・・とやってたけどわずかな時間でまた暴走し始めたのでこれ以上がむしゃらにやっても逆効果でしかないと思いやめた。やめてよくなるのなら苦労はないけれどやめて何もしないんだから改善もないだろう。
でどうすればいいのかな
断頭台への階段をまた一段登る。
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ここは丘の上、もともと高級住宅地に公園とか美術館が点在していたところにおしゃれレストランに雑貨屋、チケット売り場みたいなのを整備してまとめ観光地みたいにしたところ。
なんとなく昔嫁さんと行った花博かなんかを思い出したり・・あれはもう18年前か。
月日がどんどん過ぎ去っていっちゃって。
チケットを買って中へはいると庭園と美術館かなんからしい・・けど、ただで歩けるところだけを歩いてちょっとどっか行ったような気分になる。

どんな顔でレッスン行けばいいんだと思うけれど逆に先生は私がめちゃくちゃになって戻ってくることをある程度予想しているのもわかる。だからいいなんて話では全然ないけれど。
諦めてもしょうがないのでまだずっとやりますけどね。
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よく見かけるあの感じあんまり好きになれないけど、ずっといろんなことをやって楽しんで満たされたという気持があったらああいうのも面白がれるのかなと思うことがあったり。
俺は何しに出てきたのかな

https://www.youtube.com/watch?v=TiqfX2wL2Bs
クラシック音楽の大きな曲がり角というか悪く言えば崩壊へのきっかけを作ったのがドビュッシーだと言われますが、むかし月の光とか亜麻色の‥とかああいうのがドビュッシーだと思ってた耳でいきなり前奏曲集を聴いて拒否反応が走った。
1巻だとロマン派的になじみやすく聴かせようとしてくれる人、前衛的な面を思い切り強調して彼が何をしたかを教えてくれる人‥いろいろあって面白いと思う。はじめは前者を探して好んだけどそのうちもっと刺激的な演奏はないかとか・・というほど聴いてないんだけど。
無調とか前衛みたいなのはわけがわからず全然聴かないんだけど、最近プレーヤーの人のブログを読んでいたら誰のだったかそんな無調前衛作品だけど限りなく演奏困難な楽譜をどれだけ実現できるのかという世界感があって、ただの聴き手だったら絶対聴かないその曲が演奏家的視点で聴くとなかなか面白いというかかなり・・とかいいたいところですが、お前が言うなというか音楽も人も遠いところにあるというより敵なんじゃないかと思ったり・・はしませんけど。

さっきの変な花の先、もう少しいい感じで歩けるのかなと思ったら
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すぐ終わっちゃった。
あの奥にもカフェみたいなのがあったはずだけどなくなってた。
ここへ何しに来たわけじゃなくて、また近くの公園で昼飯を食ったから歩いてきてみたんですね。
また豆腐牛丼だから写真もないけど。
ものすごく暑い日なのに公園の木陰は涼しかった。

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爪切りと夢

犬とどっか行くときは嫁さんの車で。
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お、おりれない!とか小芝居を打ってるこのひとは出かける時も寝床に入って寝たふりをしてた。
病院へ連れていかれるとわかっているのである。
ここへ来たのは別に病気があるからじゃなくて爪切り他をお願いするため。
なんでか知らないけど犬は爪の中にも血管や神経があるらしく昔私が切ってみたら犬も私も流血大パニックみたいになっちゃってもうやらない。
抱えて病院に入ると診察券を出したら来るまで待っててくださいとのこと。
ああ今どこもそうなのね。
小さなドックランがあったので入ってみれば
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帰らせろとか言いだすかと思ったけどまんざらでもなく早速なんだか嗅ぎまわって場を調査する。
調査が終わりましたというからちょっと遊んでみれば
なつかしいな。
むかしは無邪気にこんなことしたよなとか年寄り同士で・・
なんだかんだと場に慣れて来て日の光も当たって来れば
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楽しくなってきちゃった?
爪と言えば、
楽器、キーと言わずにキィと書くらしいけど指でキィや穴を押さえるとき少しでも位置がずれていると変な音が鳴るかそもそも音が出ない。
先日崩壊パニックになった時、数日前まで全く問題なかった指使いが急におかしくなり姿勢や指の角度や色々意識して変えても治らないのでどうすればいいかどうにもわからず途方に暮れた。
人間ほんとに困ると色々変なことを考えだす。
ふと見ると爪が伸びている。
この数日で爪が伸びたためキィに爪が引っ掛かって変な風になっているのではないか?なんて考え爪を切ったりした。
あたりまえだけどそんなんで直ったりはしない。
今、もう一度頭をリセットしてリードとマウスピースを口に当てる位置をいかれてた時より多分5㎜ほど浅くしてる。
楽器の位置も5㎜さがるから?それだけで指のエラーは全く何事のなかったように消えてしまった。
意識するとこは手じゃなかった。
中学校の吹奏楽部の子とかが狂ったようにそんなこともわかんないの!とか怒りだしそうだけど、私にとっては大陸発見みたいな事なのよ。

https://www.youtube.com/watch?v=-ElRrhWViC4
この曲つめじゃなくてゆめだけど。
学生の頃、自転車で一人何時間もかけて海まで行き音楽を聴いたりしてた。
屋外のイヤホンで超弱音から大音響まで差の激しいオーケストラ音楽を聴くのは辛いし深刻な音楽をもってったって集中できないからこんな感じの曲をもっていって。
あの頃、ほんとは楽器をやってどっか合奏に入りたかったけれど自分にその可能性は永遠にないとか思いこんでて苦しかった。
何やってんだ意気地のねー野郎だなという話だろう。
25年もたってからやっぱりやろうと思い挑戦しみて、あの時無理だと思った自分に文句を言うつもりもない。
たしかに、あのメンタルじゃ無理だった。

入ったばかりの助手さんに助けられつつ難行苦行の爪切りが終わると
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勝手に帰ろうとする。
開きませんよ。

リセット中の楽器は今極めて危うい所。
何も考えなくても正しい姿勢が確保され、なにがあっても絶対動かないことが基本でそれができるまでは曲なんか吹いてちゃいけないんだと思う
これかというのがつかめた気がしてる体は絶えず変な状態へ動こうとする。
何かちょっと別な要素が入ると崩れてしまう。
時間とともに変化していくリードに支配されていることに自分で気づけていないかもしれない。
色々書いているけれど、またすべてが根本的な勘違いの上になんとなく乗っかっているだけなのかもしれないという恐怖感がある。
一晩明ければ、昨夜あんなに手元で感じたものがもうなかったり。
取り返そうなんて考えるから変なことを始めてしまう。
長時間練習しているとどんどんおかしくなってしまうのでやりたいと思っても一定時間で切り上げる。
練習量がものをいうとか言うのは基本ができてる人の話であって、私みたいなのが馬鹿みたいに沢山練習するとほんとに馬鹿になっちゃうらしい。
なんであれ、何もせず俺はなにしに出て来てなんで生きてるんだろう?と思ってたときよりはずっと明るい。
生きてる気がする。

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幻の店

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表示に導かれこんな山門みたいなのをく車でくぐると農家の庭。
ちょうど出てゆく先客をよけるためいったん突き当りに突っ込むと門で曲がり切れない車がバックしてくる・・止まる気配ないこりゃああれだ・・クラクション鳴らしまくっても止まらずいろんなことが頭に浮かびかけ・・というところでこの時まだ誰だかわかってない人が大声を出してくれたのが効いたのか惨事に至らず。
家からそう遠くなくしょっちゅう通る道沿いだけどまさか店があるとは思ってなかった。
地図上に表示を見つけた時は誰かのいたずらか間違えだと思ってた。
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さっきのおばさんが消えていったここはどう見てもお店には見えないけど。
背後はトラクターの入った納屋。
奥は普通に母屋。
なにこれ、ただの農家じゃない。
嫁さんはあの勝手口みたいなところから入るんじゃないかというけど・・いやちがうだろ・・
おかしいなと思って門から外に出てみると
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ああった。
入口
よかった。
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氷って書いたのが下がってるこれは古井戸。
よくあるネタで作ったのじゃなく多分むかしからの本物。
入口の戸を開け中へ入ればさっきのお母さんが迎えてくれた。
ああなんかいいとこじゃない。
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グッピーいっぱいの水槽を眺められる席へ。
グッピーには悲しい思い出が・・は置いといて、メニューが結構いろいろあって迷う。
ここはブルーベリーを作ってる農家のカフェだから、全面ブルーベリー。
色々乗ったケーキセットが超絶お得感。料金をプラスするとコーヒーが生ブルーベリージュースにとあるので折角だから頼んでみると
今だけだからね!
気にしたこともなかったけどブルーベリー今が収穫できる時期の一番最後らしい。
コーヒーは一年中飲めるけどこれは今だけだから・・・
なんだそれ期待が高まるじゃない。
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やってきました。
グッピー見ながら・・
盛りだくさんで他所だったら倍くらいの値付けをしてそうな内容なのに安価で笑う。
お砂糖入れてませんからという生ジュースをさっそく
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アルミのストローも斬新だけど。
あー、甘い。
甘いの前に素直。
ちょっと渋味を感じ素朴に野山の実の味がする。
でもよくある自然食品系の何だこりゃ味じゃなくて飲みやすくちゃんとおいしい。
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アイスの周りに転がってるブルーベリー本体もとても甘くておいしかった。
よくケーキの上に乗っかって出てきますよねこれ。
だけどああいうのいつも馬鹿みたいにすっぱくてなんだこれりゃな印象があったから驚く。
お母さん曰くああいうのは完熟する前にとっちゃうからなんだそうで。
ブルーベリー入りのチーズケーキはもちろんおいしいけどシフォンケーキもうまく焼けてた。
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ここも納屋を改装系。元々の梁が埋まってる。
窓の外にブルーベリーの木が見えるかななんてやってるとお母さんが色々話してくれた。
田圃をやめてブルーベリーの木を植えたのはもう20年くらい前
田植え機なんかがいなくなったので空いたところをカフェにしたのはもう9年前だそうだ。
知っている人は知っていて結構お客さんもあるみたいだ。
全然知らなかったよというと
営業日が日曜を除いた週三日だけだから・・
なかなか見えないってことか沈める寺みたいだな

https://www.youtube.com/watch?v=v9zCoKHqXr8
ドビュッシーの沈める寺。
呪われて海底に沈めらた大聖堂が霧の中姿をあらわす。
中からは巨大なオルガンと修道士たちの歌う讃美歌が・・
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オルガンが聞こえてくるところ。
左手Cの伸ばしは石造りの大伽藍にあって64フィート管みたいな超絶ペダルを持つオルガンを連想させ・・凡人的にはオクターブで豊かに響かせればと思っちゃうけど単音であることにすごい意味があるんでしょうねこれ。
ドビュッシー自身はオルガンのクラスにも入ったけどすぐ嫌気がさして逃げたかなんかだそうだ。
作風からしてそうかもなぁ・・と。
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再び霧の中、ドロドロと海の底へ沈んでゆく・・

このお店は呪われて沈んてる訳じゃなく営業日が週三日なだけ。
帰りがけ、畑も見て行って・・
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もうほとんど残ってないから・・を何度も何度も
鈴なりになってんのを見せたくてしょうがない気持ちが伝わってきて微笑ましいというか
残った実を目の前で一つ一つ摘んで
はい、なんてくれたりして。
持って帰って食べたそれも甘くておいしかった。
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すぐそこに川が見える。
300年くらい前に開削された人工用水路だ。
この川には幼いころからのいくつかの思い出があるけどどれについて書いてもまた自分はこんな子供時代でという自虐ねたに続けてしまうと思う。
自分のなかに不満があるからですね。
それはいいけど今こんなに話をしてもらっておいしいものを食べて
自虐とは違うひと時。

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日の光も大事だけど月の光

嫁さんお気に入りの多彩多皿系カフェでランチだったけど隣に陣取った一団が騒がしく・・
今日も雨かなんて思いながら入ったお店、皿から長雨の影響を感じられたような気もしたけどおいしかったとお礼を言って店を出てみれば、
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日差しと青空。
なんだ、飯食ってる間に梅雨が明けたのか?

路面が焼けてる間犬は外に出られないからお散歩は日が暮れてからに・・
楽器の練習をして飯を食って
さあ行こうと外へ出ると
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月がきれいだった。
ずっと雨だったから、青空も久しぶりだけど月もかなり久しぶり。
なんだか気分が急に上等になる。
涼しくて空気も気持ちがいい・・ちょっと湿気てるけど。
犬もはりきって歩く‥多分病気は治った。
なんかこういいね。
ちょうど・・

https://www.youtube.com/watch?v=TS1SMcvtfDE
農家なカフェで聴いたドビュッシーの月の光が気になっていたところ・・
これも中学の音楽の授業で聴かせるんだっけか?
そこはどうでもいいとして教材として配られたものの中に楽譜があったから弾こうとしましたよ。
最初は古いエレクトーンから始まって、ピアノに憧れバイトをしたけどあの頃電子ピアノなんか高くて買えなかった。
カシオのキーボードは当時から安価だったけどまだタッチセンスとかペダルとかがないためちょっと高かったけどシンセサイザーを買った。世の中はバンドブームとか言ってた頃だ。
64鍵盤じゃ全然音域が足りないけどそこは編曲というかそんなにちゃんと弾けないんだからいいの。

見る人が見ればそんなの弾けたとは言わないとか音楽を馬鹿にするなと怒り出すようなものだったかもしれないけれど、私の中では弾いてた。毎日毎日やってるから一日1音符くらいしか進まなくても少しづつ前進してはいくのね。
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だけどある程度まで進むとひっかると最初に戻り・・の繰り返しで満足するようになっちゃって先へは進まなくなった。
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大学に入るとバイトして電子ピアノを買った。
誰に聞かせるわけでもない、自分がやっててうれしかっただけで。
聴くのも含めてアパートで下の階があるとまずいと思い1階に住んだけどヘッドホンしても打鍵の衝撃が床から隣へ伝わっちゃうのね。弾き出すと隣がガラス瓶なんかを床へ叩きつけてたりして、今思えば殺されはしないにしろなんかされちゃってもおかしくなかったのにそうならなかったのは幸いだったというか。
その電子ピアノは今もあるところで静かに眠っているはず。
泣く泣くわかれた何年か後にそこへ行き弾いた覚えがちょっとある。すごく人懐っこい猫がいて、そんなのいいから僕と遊ぼうよーと絡まってきたり鍵盤の上を歩いたり・・
もうそこへ行くこともないだろう。
もう一度会いたいけどな。
今うちにあるやつはその後買ったもの。
今朝も嫁さんがなんか弾いてた。
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涼しくて気持ちいいね。

なんか音楽が好きでやってた人みたいな体で書いているけれどこんなものは他人にとってはごみのように扱われるものなのであり表へ出してはいけないとやってる頃から思っていた。
楽器を買っても習いに行こうという発想がなく、自分にとってそれは遠い所にあるとはなから思い込んでいた。
何だろうこれは?と思ってたそれは空しいという気持ちだったのね。
で、
だから今ちゃんとした先生について楽器をならって音楽をやろうとした人になってから死のうと思ってるわけ。
だからいいのダメな人とかもう考えなくて。
そう、いいの。

https://www.youtube.com/watch?v=Yri2JNhyG4k
作者自演というのがあった。
録音じゃなくピアノロールだろう。
ピアノロールにどのくらいの再現性があるのか知らないけれど、
作者がどんな演奏をしていたか考えていたのかはよく分かり非常に興味深い。
作者の演奏や考えが唯一無二のベストでは全然ないのではあるけど、
この曲に対して勝手に持ってるイメージは捨てたほうがいいのかもしれない。
この人もはじめピアニストで食ってこうというところから始まったんじゃなかったっけ?
だけど残った作品はそれとは独立した別世界だから。
命が足りず実現しなかったけど書こうと思っていたらしいこの人のピアノ協奏曲をどうしても聞いてみたい。
今日これを見つけて聞けたのも、月がきれいだったおかげ。
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3人で月の下散歩をする。
いいじゃないこれで。
そんなに駄目じゃないと思う。

で終わるつもりだったけど山沿いを歩いたら茂みの中で何かの足音が・・
わかるんだろう犬はすごい速さで逃げてく。
昨日すぐそこで鹿が鳴いてたけどこの重い足音は鹿じゃない。イノシ・・
冗談じゃなく危ないよ。そこまで降りてくるってホントだったんだな。
サツマイモ作るようになったから・・
さらに続けると
いま見てきたらはっきりと足跡があった。
全く知らなかったけど鹿とイノシシの足跡ってかなり似てるのね。
ピースサインみたいに開いてる感じはやっぱり猪?
真っ暗闇で見えなかったけれど鉢合わせみたいになってた可能性が・・
散歩以外でも通らないわけにいかない道でちょっと困ったね。

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バーベキューじゃない人と艶のある髪

連休中、混んでない場所として思いついたいつもの焼き肉屋に行った。
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安価なチェーン店でいつ来ても何か一品忘れたり皿がなかったりドリンクバーの機械から味の基が出ないで炭酸水だけ出てきたりと散々だけど、でも席がパーテーションみたいなので区切られてて騒々しくないのでよく来る。
いつも写真を撮るんだけどブログになり切れず没になって消えてく。
焼肉と言えば
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もう10年以上前の北海道美瑛に行き
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すり鉢みたいな地形に線路がそのまま突っ込んでいくここが面白く眺めてたらやってきた列車には
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バーベキューカーというのが連結されてた。
列車が通過すると焼き肉のにおいが残るってのはあんまりないから笑う。
この時も楽しそうなあそこは自分の居場所じゃないとかいう余計な考えが少しよぎってたりして。
なんか富良野から旭川ってあっという間についちゃいそうな気がするけど・・ゆっくり食えるのかな?
ゆっくり食うとかじゃなくても楽しいだろうな。
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ここはあの踏切から近いんじゃなかったかな。列車からもこの景色見えるかも。
あの真ん中の道をずっと上っていくと・・
やたらに走り回って皆覚えたものも
もうわすれちゃった。
調べると焼肉列車はテーブルの上に家庭で使う感じの電気式ホットプレートを置いてみたいなのだったのね。
日本の鉄道はいくつかの事故を経て火災に対する安全基準をものすごく厳しくとってるんだったと思う。ガスとか炭火って訳にはいかないんでしょうけど、そんなとこ追求するんじゃなく家族とか仲のいい人とそんなもんに乗ったよってな話がいいわけでしょうね。
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この樹、名前もついてたりして有名だったんだけど観光客が畑をを荒らすことに耐えかねた地主が怒って切っちゃったんですよね確か。
親父さんか祖父が植えた大切な樹とかじゃなかったっけ・・怒りに任せてとかじゃなくかなり悲しかったんじゃないかと思う。
樹は何を思っていただろうか。
他人事みたいに書いてるけど俺もその悪の観光客の一人なんでしょうね。
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この後稚内へ行き次は帯広とめちゃくちゃな工程だったけど素晴らしい景色に包まれ最高だった。
誰とも会わず話さず呑まず人のいるところには近寄らずただいろんな景色を眺めて回ってるだけなのは誰かにとっては旅行なんかではなく、人間ですらないように見えるかもしれない。
他人がどう思おうがそんなの知らねーけど。
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休みになると周囲の家々からバーベキューの匂いや声が聴こえてきたりする。
幸せ家族とか、楽しい若い時、友達、仲間・・
・・とまたいつものように私はそれができないダメ人間ですみたいなことを書こうとしちゃう自分に、それもいいけどマンネリ化して詰まんないですからなんか違う書きようを探してくださいと言ってみる。
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そういえば俺は食堂車ってのに乗ったことがあったっけか?と考えてみると多分一回だけか。
大学に入って最初の帰省で乗った寝台特急で食堂車へ行ってみたのはちょうど八幡製鉄所が車窓に見えたじゃなかったか。
もう食堂車というのも末期でメニューはかなり限定されお客もいなくなあんまりきれいでもなくわくわく感もなく・・頼んだカレーは結構高価なのに器から味から学食より・・というもの。
だけど多分悪いのは食堂車の方じゃない。
あの頃病的な卑屈の塊が服を着て歩いているような状態だったから、子供のころからあこがれた列車に乗っても何を見ても何に触っても全く面白くなくすべてが・・
そんな人になっちまってたんだろう。

https://www.youtube.com/watch?v=8liF-5JYnSg
これも山の農家の納屋カフェで流れてた曲。
その後は帰省もしなくなる。
海からかなり遠いところに住んでいたけれど、自転車で海まで行きポータブルプレーヤーで音楽を聴いたりしてた。
ものすごい炎天下で優雅とかとは違う、ちょっと頭のおかしい人だ。
理由は書けないけど、自分が日の光に当たらなくちゃならないからみたいなことを考えて・・ただ一人で。
イヤホンでオーケストラ音楽なんか聞けないのでピアノのCDをもっていった。
その時中にこの曲もあったのを覚えている。

亜麻色の髪の乙女という曲名は詩人の詩が発端になっているらしいけれど、日本語訳で台無しになってるものも多いらしい中で亜麻色って言葉はそれ自体が作品って感じでなんかいいですかね。
うちの嫁さんはむかしから髪を染めたりしなかったけど、真っ黒とも違う。
昔、艶のあるその髪を見ながら、今のこれはほんとに俺の俺なのか?
と思ったことがあった。
何を思い出しても自分はダメ人間ですみたいになってしまう・・とさっきまで思ってたけど、そんなに駄目じゃないんじゃないかと自分で自分に言ってみる。

バーベキューカーはもう廃車されちゃったようだ。
私は列車に乗れば流れゆく景色がごちそうで釘づけになっちゃうから目の前に焼き肉があっても全然食い終わらないうちに終点についちゃうだろうなぁ・・
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日没の瞬間からしばらく続くちょっと明かりの残った時間も何だかいいんですよね。
今日、こじらせば長引き他のことまで引きずり低迷させることになりかねなかった不安要素を2つ解消できた。
あちがう、もうひとつ大きななことがあった。
嫌な事が立て続けに襲ってきて碌な・・という印象があるけど実際逆だ。
今日も生きてるし、多分明日も生きてく。
いいこともあるかもしれない。

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霧の中でみつける

突然隣近所系問題が勃発。
楽器の音がうるさい的苦情ではなかったけれど予想を超えた展開からいろいろと思うところがあり・・
なんて書いてたけど一晩たてばもうどうでもいいやそんなもん。
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これはその前の週。
行きそびれていた店に行こうと思い場所が場所なので事前に電話をすると、霧がすごいですから気を付けてきてくださいね・・
一時間くらいかかる道中、遠く行く先が雲の中なのが見えていた。
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15ってのもなかなか見ないよな。
前回車を止めた店の前の空き地には車。
それじゃと裏へ回るとちょうど通りかかった人が
ここだよ。
ありがとうなんていってみるとすごい笑顔が返ってきて・・・
人間失敗的に生きてると、そういうスーパーインパクトなごちそうみたいのね。
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なんか、いいでしょうこの感じ。
昔夜中に見た映画の中にあったような・・ポルノ映画みたいなのだった気がするけどどきっと監督はいつか自分の撮りたい映画をという野望があるんだろう凝った手法や絵が挟まってって・・ほんとにどうでもいいような映画だったのにいくつかのシーンがいまだ目に焼き付いてるのはなんでか?あれももう30年以上前か。
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お店へはいると、どうぞと案内され・・
この前もここだったけど今日もここでいい?
え?覚えててくれたの?
あそこからでしょう?
わー、うれしいなそういうの。
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先客はちょうどもう終わりというところ
小さい声で、あーしあわせ・・・
どっかでも聞いたそのセリフ。
人にそう言わせる料理ってすごいよね。
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あのメインぽいのは新玉ねぎのステーキ。チーズとハムが乗ってピザっぽいのかな。
あとは九条ネギを間引くときに出た・・なんだっけいろいろ聞いたけど忘れちゃった。
なんかすごいでしょいっぱいあって。
ちゃんこ鍋もあって
しあわせ。

だけど、食ってると血の巡りがよくなっちゃって暑くなってくる。
霧で窓を閉め切っているのでなかなか暑い。
もともとあったらしいクーラーは撤去されてる。
あ、暑い。
今度から扇子買って持ち歩こうかな。
すいません扇風機ないですかー?
とか言えなかった。
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蒸し暑い音楽と言えばメシアンのトゥーランガリラ交響曲じゃないかと思うけどあんまり聴いくなくて・・
行ったことがないけどヨーロッパには蒸し暑いなんてないのかな。霧はしょっちゅう出るらしく霧が立ち込めてる音楽はたくさんあると思う。という流れでここにマーラーの1番を貼ったら負けだろう。
マーラーは例えばブラームスから指揮者としては絶賛されていたのに、前衛的すぎる作品は音楽に未来はないとか言って酷評された。
そのマーラーの2番を聴いたドビュッシーがこんな古臭いもん聴く価値があるかと席をけって出ていったという話が有名。
だけどほかのいろんな伝説と同じく、真偽の点においてかなり怪しいと思う。

https://www.youtube.com/watch?v=H4VPDbNsSzY
霧で始まるドビュッシーのこれ他を、指揮者としてニューヨークでやってたマーラーがたしか取り上げてたと思う。
自分が若いころに古参に無視された経験から、理解できてもできなくても未来を感じれば新人の新作を積極的に取り上げようとしていたようだ・・けど、自分の作風のはるか先を行くこの新しい作品はそういう事じゃなくて作品そのものの価値を見抜いてとかだったんかないかなぁ・・
マーラーも9番10番で新しい所へ踏み出そうとはしてた。
もう少し生きて交響曲第15番くらいまで書いてくれたらどんな世界があったかなぁ・・
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食べ終わると営業終了時刻を過ぎており、黒板にあった冷やしぜんざいを頼もうにも気が引けて。
ちょっと話をしながら玄関を出ると外まで送ってくれる。
つばめがすごいでしょう?
ほんとだ。
前回同様たくさん話しかけてくださったお店の人。
なんでか自分の喋り回路にあんまり電源が回らなくて尻つぼみな感じにばっかりなっちゃったけど
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またいつか来ましょう。
次は扇子持ってこないと。

楽器今日も吹いて。
なんて言うかこう絶望の沼みたいなところから出られそうになってくるとわくわくしてくるのと同時に襲ってくるのは
なんでもっと早くやらなかったんだろう?
やってれば今頃・・
というやつ。
自分の腐った思考パターン的に、もしうまくいけばこれが出てくきて暴れるだろうことは予期してた。
なんでって自分が一番よくわかってるだろ。
それにまだそんな調子に乗るとこじゃないんだよ多難はこれから・・でもこれからがあるって幸せだよね。
いいからがんばろうよ。

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超絶観光地とプラレール

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先日見た近くの踏切。
奥は古い商店街でその先に大きな神社、横切る私鉄には小さな駅。
70代以上の人だとかつてこの駅前に路面電車がいたことを知っていて語ったりする。ネット上にも写真が沢山出てきたり。
でもそのもっとずっと前、明治時代くらいには路面電車がこの道を直進し鉄道と直交していたらしいことを知っている人はあんまりいないかもしれない。そういう自分だって何かでちょっと読んだというだけで写真も見たことない。
見てみたかったなその景色。
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ありそうでないからこれ。
プラレールみたいだよね。
幼いころ、外をほっつき歩いていたら偶然同じ幼稚園の子数人と出会い、こんなところで会うなんてとお互い新大陸発見みたいに驚き喜んだ。
そのあとなぜがうちに来てみんなでプラレールで遊んだ・・40年以上前のたった一度の思い出がまだ忘れられない。
軌道が鉄道の踏切を渡るという場面は各地にあったんではないかと思うけど今残ってるのはここだけかな?
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松山の・・なんだっけ昔見た。
ここも踏切の横には小さな駅があっていかにも都市部の地方私鉄という景色。
地元のあそこに似てるなぁなんて思いながら眺めた。
普通は松山に行ったと言えば松山城とか道後温泉とか坊ちゃんのなんとかとか・・これを見に行った訳じゃないけどこれしか見なかった。
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ガタガタいう渡り音も面白いけれど、架線にも興味がありますよね。
こういうのがあると両者の電圧を合わせるのはよく言われることで、昔京阪は京都市電と交差するからずっと600Vだったとか・・
合わせるというと接続しているようなイメージもあるけれど、絶縁区分みたいなのを合わせているんであって回路的にはつながっちゃったらまずいんじゃないかと思う。
で実際どうなってるの?とか
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あの真ん中の十字のスペーサーみたいなのはFRPかなんかで回路を絶縁しているように見える。
レール架線間の電圧をDC600Vにそろえてとか言っても実際負荷や電源の状況で変動し600Vピッタリであるわけがなく、上下線間にも別路線間にも電位差があるはずで電気的に接続すればこの四角い閉回路みたいになってる部分はあっという間に真っ赤になって焼け落ちると思う。一瞬青白く光って辺りにはパチンコ玉みたいな銅の塊が転がる・・とかかも。
短絡回路のインピーダンスが低いので許容値に対してけた違いな電流が流れるけど電位差自体は小さいから変電所の遮断器を動作させるための継電器が拾う電流はそれを作動させる値にならず、保護を考えることは結構難しいと思う。
こういうのは別にダイヤモンドクロスに限らずあらゆる場所にあり、電車のパンタグラフがちょうど異回路間を短絡する位置に停車してしまうと架線も集電版も焼け落ち・・それがどうしたってなもんだろうけど。
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渡ってゆくとき集電装置がバチバチスパークするのはいったん回路が切れることを示していると思う。
前の晩も寒いのにずっと見てた。
途中うどんとかなんとか食った写真も挟まってるけど、正直失敗したという記憶なので載せない。
だけど写真があると、お茶がポットから出てこなくて文句言ったら解放のレバー押してないだけで普通に出てきてたとか、どうでもいい記憶が妙に鮮やかに蘇ってくるのね。


https://www.youtube.com/watch?v=pHR0VyEKOqs

これは交代する三度という曲で、交差じゃなくて交代だけど実際声部がというより手が交差するのが面白く・・そこはどうでもいいか。
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楽譜の景色がアラベスクという感じだけど。
動き回る音同士がぶつかり合って偶然生まれるハーモニーがまた・・いまじゃ当たり前だけどこんなの出せばふざけてんのかと言われそうな時代にこれを堂々と発表する原動力としてやっぱりサティがいたのかなとか・・

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瀬戸大橋の巨大なのに綿密な構造に見とれる。
音楽もいろいろだけど、多くの曲にあんな感じのイメージがあるのね。
細かいものがそれぞれ意味を持って組み合わさり全体を作ってゆく・・全体を見てもいいけど細部に注目しても・・

この時正月休みだったと思う。
小学生くらいの女の子に「そろそろおばあちゃんちいく?」と問いかけてた若いお父さん。
今はもう孫がいたりするんだろうか?
長い時間もあっという間に過ぎてっちゃうのね。
プラレールももう記憶の彼方に消えかけ思い出せることもあんまりないな。
20年後くらいに今度は子供のためにまた再会し、さらにその20年後に今度は孫のために・・という人もいるんでしょうね。
昔はデパートの最上階にでっかいおもちゃ屋があってプラレールが走り回ってたような気が。
最初の写真のあそこにもそんなデパートがあった。
ああいうのもう見ないな。
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渡った瀬戸大橋を遠くに眺めるともう旅も終わりの予感。
このときなんだかものすごく虚しかった。
別に虚しくなる必要はなかったはずだけど。

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他人なんかいいから

海沿いというか山の上を走る旧道沿いにある店。
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ここへは久しぶりに来た。
結局また行くんだったらすねていかない時間は自分が損してるだけ。
でっかく子供お断りみたいなマークと雰囲気を大切にする店だからという張り紙。
子供はいないので特に何か感じたりもしない。
あなたは気持ち悪いから入んないでくださいとか思ってんだろみたいな被害妄想はちょっと浮かぶ。
入るけど。
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いつも混んでいる印象があったんだけれど入ると誰もいなかった。
空いてたことが一度もなかった席に座ってみる。
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天気悪くてもまた絵になるのね・・やっぱりちょっと残念。
雨の海にひきつけられたこともあるけどなんか今一つ盛り上がらない・・
窓の外にはテラス席。
今日はちょっと寒々しいかな。
以前あそこへ座った時隣には互いに敬語で距離を探りながら話す若い男女がいた。
多分同じ職場の人間で初めて二人きりで会い、伊豆方面にドライブでもという感じ。
一時間ほどでいこーよー!みたいな話となりまたどこかへ向かっていった。
いいねー。
そういう人のための特別な場所としても存在している店だと思うここ。
50くらいに見えるおっさんと30代な女性が入ってきて店員さんの雨ですけど・・を無視し外席へ出ていった。
夫婦には見えないけどただの仲じゃないのは明白だ。
みたいな人にもちょうどいいんだろう店。
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なんか、もりあがらないな。
調子に乗っていろんなお店に行き色々見ちゃったからかな、
先日別なところで聞いたケーキなんか工場で作ったやつを出してるだけだよ・・も思い出す。
ケーキのメニューがメーカーの資料をそのまま使っちゃってるようにみえたからかな?
割高な価格は雰囲気料込みだから・・
花が乗ってたりするなぁ花代だなとか思いながら。


https://www.youtube.com/watch?v=P1TJsb99epM
夕暮れという感じにもならないだろうな。
またドアがガチャガチャと音を立て、若い時サーファーで今はゴルフで焼けてますみたいなイケメン中年と40になっても最小限のおしゃれで十分いける自信がありますみたいな女性が入ってきた。
女性は嬉しそうに外へ出ていくと私の視界をふさぐ真ん前の席に座ろうとする。
そこへあのかっこいいおっさんが手でさりげなくこっちへ行こう、あそこ人がいるから・・と誘導した。
あー、
あれですよね。いろいろうまくいって豊かに生きてきた人はその余裕が自然に周りへの配慮にむかうのね。
そしてそれがまたいいことを呼んで余裕を作り・・という良いスパイラルで後光みたいなのを巻き付けて生きてるんだろう。
素敵な笑顔や優しさみたいなものが意識しなくてもあふれ出ちゃってる人っていうのがいるんだよね。
なんかこう、バームクーヘンとか和ろうそくみたいに美しいものが積み重なって年輪になって。
ああいう風に生きてみたかったけど・・
正があれば負がある。
うまくいかない苛立ちを隠せず周囲にぶちまければ、結果としてさらにうまくいかない負の念を呼ぶダメ人間的スパイラル。
そんなことに気付いたあの頃から、よいスパイラルは回らずもう30年。
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そんなくだらないことを考えていると、
目の前では嫁さんが花を手にもって写真撮ったり・・
なんか楽しそうだ。
そんなに自分をダメだと思わなくていいんだってずっと自分に言い聞かせてるんだけ駄目だね。
Twitterを病的に拒否してしまうのは他人を見るとうらやましいと思ったり自分を否定したりとか言うのが加速的に進行してハウリングみたいになっちゃうから・・
他人を羨んだりひがんだりするのは、自分に価値がないと思っているからだろう。
最近小さな目標が浮かんできた。
傍目にどう思われようと、こういうのが大事かも。
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日暮れは早いようでまだまだ先か。
あのランプが光るのはまだずっと後みたいだ。
もういいから帰ろう。

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分かんない人と遺伝子

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行く先も思いつかないので海を見に行った。
整備された海辺の公園には善良な市民が・・なんて言ったら怒られますね。人がいっぱい。
みんな笑顔で幸せそう。素敵な午後という感じ。
でもものすごい風。
塔みたいなものがあればとりあえず登りますよそりゃ。
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ものすごい風に巻き上げられた潮が吹きつける。
塩で俺の腐ってるところが清められないかなぁとかまたくだらないことを考えてた。
そういえば先日乗った新幹線の車内電光表示板に流れたニュースで、
ゲノムを編集した赤ちゃんを誕生させる計画をロシアの科学アカデミーが発表・・中国に続いて2例目・・・
とかいうのが目に留まった。
元々いいイメージのない話であるけれど登場する国名がなんだか気になる。
当初は難病を未然に防ぐことに限定してとかルールを作るんだろうけれど、ニュースや歴史を見てみれば人間に倫理感みたいなものを期待することは虚しい間違いなのではないかと思ったりする。
しかしあれですよね事前に修正できるんならどうしようもない俺の欠陥も事前に変えといてほしかっ・・・
いえ、このどうしようもない人間の自我が俺なのであって修正されてちゃんとしちゃったらもうそれ俺じゃないよね。

遺伝子とは関係なく後天的なものかもしれなけれど私は自分の体の位置関係みたいなものがどうなっているのか把握することができないので手鏡で自分の口を見ながら楽器の再練習中。
思っているのと全然違う・・・いや、そもそも思っているてなんなのかももうよくわからない。
自分でいうのもおかしいけれどよくそれで車を運転したり飯を食えたりしてるよな・・
別に私はしょっちゅう事故を起こしたり、よだれを垂らしながら飯を食っているわけじゃない。
必要なことのうちいくつかには人の何倍の時間をかけてできるようになったものもある。
楽器だっていつかは出来るようになると信じている。
その前に殴られたり罵られたり晒されたりするとかされるのが嫌で逃げるから何にもできないままなのね。
粘ってやってみれば何か一つくらいできるんじゃないのか?
このまま死んでもむなしいし。
しかしまたリードと歯の位置関係を鏡で見ていると悍ましいような歯並びの悪さである。
どこを切り取ってもろくでもないな俺は。
こういうのも遺伝子が支配しているんだろうか?
普通は2本の前歯でマウスピースを押さえるんだろうけど私の前歯は2本がずれているのでちゃんと噛めていないんじゃないか・・マウスピースにつく歯の跡が片方しかないけどこれでいいのか?
・・・と、うまくいかないことを歯のせいにしようと思うのは多分間違い。
そんなことばかり考えるからいつまでも訳も分からないんだろう。
普通はこうだとかいうのとは関係ないところで地道に超絶ゆっくり進むしかないんだと思う。
今のこの状態は間違っていてあるべき姿ではない、あるべき姿になるには・・とか考えちゃうから変なことをしだすのであって・・
あ、これを地道に繰り返すんだなと・・昨日ある地味でチープな状態ながらそう思った。

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でっかい波に洗われてるようなところに立ってる人がいた。
大丈夫なんて思ってるとふっととんでもないのが来たりするもんでしょ?波って。


https://www.youtube.com/watch?v=RNcvnOwxFrA
西風の見たもの、という曲。
なんかがものすごい勢いで押し寄せてきて笑う。
笑わなくていいのか。
これ結構有名なんだと思うけれど、何も知らずに見たり聞いたりするとめちゃくちゃやってるように見えたり聞えてしまうかもしれません。
何でも状況、枠組み、理由、そのほかいろんな手掛かりがあってはじめてこういうもんだと理解できると思う。
解らないものはわからない。
ドビュッシーの音楽は印象派とか言ってふんわりメルヘンみたいな誤解があると思うけれど、この人の音楽は自分からこれこういう事だろ?というのをもって聴きに行かないと何だかわからないようなのがかなり多いと思う。
例えばラヴェルの音楽は何も知らなくても場や状況を説明しつつ魅力的なものが向こうから押し寄せつつみこんでくる。
どちらが優れているかじゃなくて、全然違う方向のものがいろいろあるという事だと思う。
これを聴いているとストラヴィンスキーはドビュッシーから大きな影響を受けたと言われるけど、とんでもないものが突然登場したような印象の春の祭典もこういうところにベースがあったのねとか思ったりして・・
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真ん中の稜線がギザギザになったあたりは鋸山といい、鎖場や薄皮一枚みたいな岩の上を歩くようなところ。
毎年死者が出ていたりしていしたと思うけど今は進入禁止みたいだ。
昔一度行ってみたけれど怖くて渡れなかった。
怖いという事は死にたくないという事であるし、自分を死から守るための仕組みでもあると思う。
臆病って駄目みたいだけど俺みたいな鈍い人間には保護機能として必要なんだろう。
じゃあいいか。
天気がいいと何でも綺麗に見えていいよね。

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プロフィール

unagi

Author:unagi
クラスに一人くらい、常軌を逸した不器用みたいなのがいたでしょう?
私はあれです。
毎日の話し相手がこのブログ
一番不適合かもしれない楽器演奏に挑戦。
全然ダメっぽいけど諦めないでレッスンに通っています。

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