高かったけど

かなり久しぶりに県境を越えた街にふらっと行ってみた。
いくところもない、どこかカフェでもと検索しかけ最近は昔からの喫茶店の方が・・と調べてたまたま目に入った店に来てみた。
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先ほど寄った道の駅は人だらけだったけど、ここは連休関係なく全然混んでなくてなかなかいい感じ。
BGMでピアノが流れていて、始めは抵抗があったけれど耳になじみいい感じになってきたころで終わっちゃった。
次に流れ出したので拒絶反応が走り・・こういうの病気だと思う。
腐ってるのと重なってる何十年やりたくてできない楽器が出来たと思った瞬間にそれがどうなるか知りたいんだけど
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喫茶店でリンゴのケーキとカフェ・ショコラ
ものすごく甘いけど途中からほろ苦いカフェ・ショコラよかった。
心が疲れ切っちゃった時とか一人でこんなの飲んでしばらくぼーっとするのもいいと思う。
そんなんじゃ治んないけどね。
窓の外、なんか石碑があるなと思ったら
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二宮尊徳誕生の地だそうで
寄ってこなかったけれど生家らしき藁ぶき屋根の建物が見えた。復元かな?
柴を背負って本読んでる像が私の小学校にもありました。
私も毎日笛吹きながら会社に行けば・・実際持っていて昼休みに裏山やバイパスのガード下で吹いたりしたけど全然ダメなままです。

https://www.youtube.com/watch?v=lKrxPTePXEQ
バーバーの有名なあの曲は実は弦楽四重奏の第2楽章を編曲したものだと知ったのは会社へ向かう車ので聴いてたFMでだったと思う。もう20年前か。
最近というかもうずっとFMも聞いてないな。
更にラテン語の歌詞を載せてアニュス・デイが出来たということらしいけど、最初のこれを書いてるときからアニュス・デイの歌詞を念頭に旋律を考えてたんじゃないかなとふと思ったけど知らない。

帰って楽練習をした。
相変わらずどうにもならないけれどそんなことを言ったって仕方がない。

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同じ値段なのに

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結構な田舎にある古民家カフェでクレープを。
いくつか選べるなかからメープルシロップというのを選んだらあずきを頼んだ嫁さんのとボリューム感が違い過ぎ?
メイプルシロップ風シロップじゃなくて本物は高いんだよと嫁さんが言う。
シンプルにおいしかったし満足だけど。
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一切れ食べてと嫁さんがくれたあずきのクレープ。
こう、シンプルなメイプルシロップみたいに生きたい
なに言ってんの?ってなもんでしょうけど。

仕事中、異様に首から肩にかけて凝ってきた。こういう時はやたらな疲労感が来る。
帰って楽器の練習も身体がしんどく気が重い・・いやちがう、体調が悪いからじゃなくまたどうにもならないあの・・と自分でうんざりしてるんだなと思う。
思うけどそれじゃ一生できないのでやる。めちゃくちゃになって途方に暮れる予想で始めると、ダメはダメなんだけどもしかするといつか何とかなるんじゃないかと思う程度に昨日より良くなってたりするのもいつものこと。
死ぬ寸前で殺さないという
長年かけて自分に暗示がかかり意識しなくても体中が音が出なかったり口から息が漏れる方向に筋肉を動かそうと力を入れているなというようなことを考える。
じゃあ力を抜いて・・がそう思ってできる人ならこうなってない。
はわかったからそれでもそれをやってみて・・
もうすぐレッスンだけどこれはまた
いくけどね。
そんなにやってないというか何もやれてないのに練習してると口が痛んでくるので
今中断してこれを書いてる。

https://www.youtube.com/watch?v=PCc5lrR3oh4
ベースは非常に有名なあの曲だけどよくある他人のイロモノ的編曲ものじゃなく作者の手による正規作品で
音楽的には全く同じでも旋律がどのパートに配置されているかなど原曲の差異も面白いかな
いろんな演奏を聴いてみたけど一瞬だけ出てくるソプラノのソロで決まるというか、
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今のところの私の勝手な好みではこのソロあんまりビブラートかけてオペラチックに出てきたりしない方が好きかな
好みも日々変動するしいろんなものを聴いた方がいいとは思う

なんとかしようとしない方がうまく行く がんばるんじゃなくて力を抜くだけ
それがわかってそうしようと思った瞬間にもう力が入ってるから
どうか神様、見守ってください。

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メッセージ?

あー、また・・
嫌な事困ったことが突然襲ってくるのもいいけどその次に来る俺が悪いんだは間違い。
論理的にはわかってんのに止まらないどころかこれから真っ黒い世界が広がって・・ふとみると
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あれちょっと笑ってる?
ものすごい救いを発見したような気が一瞬したけどすぐにえ?とか思いつつ
お前余計なこと考えてるなよと言ってるのかななんて写真撮ったりして。
でもそれで都合よくそうか俺も笑おうとはならず。
もう一度ちゃんと絵になる感じでとかいって撮ろうとしたらもう電気消されてた。
笑えってメッセージが来てるんだからなんて何度も考えると頭の中に固着しちゃうからよせとか自分で自分に言ったりしながら帰るから結局固着。
帰るとちょうど犬が散歩に出かけるところ。
一緒に行こうかというそぶりを見せると犬はグルグル回って喜んで見せてくれる。
ありがたいね。
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おとぎ話みたいな月がとても幻想的だった。
スマホじゃ写らず。
冷えきった楽器を手で温め練習してみれば出来なかったことが出来るようになってきた分出来てたつもりことが全くできなくなっちゃっ・・・明日レッスンだけど。
誰のせいでもない、自分が変なことしてるのが悪いのはわかります。
唯一いいことはそれによってさっきまでの嫌な事を半分くらい忘れられてるこ・・
多分同じ事象を通過しても感じ方考え方の支点がちょっと違うだけでもうちょっと明るく前向きな印象が得られるはずだというのはわかるんだけど。そうなると実際目の前で起こる事象も好転していったりするんだよねきっと。
思い出してみれば昔から自分が間違いか罪人みたいな気持ちがあり人から自分を隠そうとし・・自分で見つけて選んできた道だからいいの。
余計なのはときどき寂しいような気がすることで色々たりないのは分かったからそこも省略しといてくれと思ったこともある
でもそういうのなくなっちゃったら

https://www.youtube.com/watch?v=Czh4jRWmGiw
音楽なんか聴いてもつまらないでしょうね。
別に今こんなに暗い気分なわけじゃないけど。
嫌な事には塩でもまいときゃいいんだよ。
ほんとに撒いたら病気かな?
塩を郵送しはじめたら病気か。
超絶有名なこの曲は自身の別な曲からの編曲だけど、さらに歌詞を載せて無伴奏合唱のための音楽としたものが衝撃的に好きだったりして。
バーバーは床屋みたいな名前だけど自分も優れた声楽家だったんじゃなかったっけ?ピアニストでもあった気がする。
裕福な家庭に生まれてでもあったようだ。
歴史に名を遺すような作曲家はまずみんな優れた演奏家であり、さらによけいなことを調べるとそこそこの家の出であることが多い。
一般的に貧乏の出みたいに言われてる人も調べてみればただの貧乏であるはずもなく、幼少期にそれなりのことに接するからその後があるわけで。
別に、そこに何を思うわけでもないそういうもんでしょう。
ラヴェルの傑作のひとつにラ・ヴァルスという曲があってライン川の向こうウインナワルツへのリスペクトみたいなのからきてるんだけれどラヴェルだしちょっとひねったパロディの体を採ってる。
霧の立ち込める暗闇・・遠くに明かりのともる建物が見えてくる・・中からは華やかな音楽が聞こえ・・いつの間にか聞き手はシャンデリアの輝く舞踏会の中に・・なんだけど、
私、音楽が好きで聴いてとか言ってるけどいつも窓腰に中の楽しそうなのを眺めてるだけなんじゃないかと思う事が・・あるわけじゃないけど今そう思ったから書いてみる。
門番どころかこわい飼い犬みたいなのがやってきてここはお前なんかの来るところじゃない。あっちへいけ
実際、どこでとは言わずそんなことを言われてここまで生きてきたような気もする。

あほなこと言ってないでまたレッスン行きますけどね。
レッスンに行く前にちょっと吹いてみればまたダメ。
もうやめようと思ったところであ!・・
ちょっとしたきっかけで一気にみんな解決したような気がして、明るく力強いような気持になる。
やっぱりあの笑ってた顔はお前大丈夫だよというメッセージだった?
辞世の句を残して処刑場に向かうような気持でレッスンに向かう所だったのが軽い気持ちになったりして。
ここを書いてる今はレッスン後だから何がどうだったかも知ってるけど
今それはいいじゃない。
家へ帰れば、またもらったらしく置かれた小松菜のほかに今度はセロリがプラスされてた。
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ピント全然合ってないけど撮り直そうにもすぐ食っちゃったからもうないよ。
セロリってあんなパクチーみたいな葉っぱなのね。
セロリあんまり好きじゃなかったけど新しいからか食ってみたらすごくおいしかった。
46になってセロリ革命か。
もう一つ私に革命が起きますよう・・すぐにじゃないのはわかるから。
畑のおばあちゃんからは今度は自家製の沢庵もらちゃった。
素直に喜んで見せたらいろいろいただけるようになっちゃって、
人間の仲間入りができたみたいでなんだか嬉しい。
じゃあいいか。
そうかいいか。
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マグロにサンマに謎の小魚・・
障子には誰かの手形。
こんな家でよかった。

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生きるため、生きたことにするため

また、朝目覚めたら何か考えるより前に虚しさが周囲を埋め尽くしていた。
夢に引きずられたのかもしれない。
最後は海に行くところで終わってた気がする。
海でも見に行こうか。
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ここはあんまり好きな場所じゃないと思ってたのは内緒。
この日、昼飯で失敗した。
ここに来るのにも失敗、この後も失敗・・
何をやってもうまくいかない日というのがあると思う。
何をやってもまともにできないんだなと言われ続けて生きてきたことは今関係ないと思う。
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ちょっと下水臭いじゃないか嫌だなと思っちゃったのも内緒。
曇りがちで夕日は見られないだろう。

あのね、趣味でやってる楽器がいつまでたってもまともにできないというので自分の人生全体が失敗だったような気持ちで沈んでしまうとか、普通は馬鹿にしか見えないでしょう。
私だって他人がそんなこと言ってたら頭のおかしい人かと思うと思う。
私のもつ肉体的機能に異常はなくても脳か神経の異常でそれを操る能力が欠如していることを象徴的に明示するやりたい楽器ができないということは、物心ついたときから積み重ねてきた自己否定で埋められた自分というものと直結して活性化する。
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ボタンをはめられない紐が結べない文字を書くことができないから始まって箸が持てない、ボールが取れない歌が歌えない・・酒が飲めないのは関係ないけど・・
その都度見てきた周囲への私への反応は私に価値がなくみっともないから人から隠しておくべきだという自分像をつくっている。第三者の口からの非難を聞くことはそれをさらになぞり呼び出す。
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だったら、そんな原因になることはやめてしまえばいい・・
でもだいたい2週間もすれば何もできず何もしない自分への攻撃が始まることも知ってる。
子供がいないことと合わせ生きていること自体を否定し始めたりする。
このブログにも一見明るいような記事に未来へ向かって希望をもってなんて書いたりしていた時期がある。でもどこかからお前なにもしないし口先だけの虚像だろ?という声が聞こえていた。
他の何かがあればいいけれど、そうでないなら逃げてもしょうがない。
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自分がおかしくなることは承知の上であえてそこへ挑戦し続けることが私にとって自分に価値がないという意識を書き換えようという挑戦でもあるのね。
俺だってできるんだよと思ってから死にたいというのが私の願い。
そのための挑戦だから、自分に合ったやり方をみつけて楽しめばいい・・じゃ困るのね。

https://www.youtube.com/watch?v=FOwRW8ee4S8
こんなことを書いてこんな曲を貼ってると馬鹿に見えるんだろうなと思いながら・・
思いながらも書いてしまうのはどこかにわかってくれる誰かがいるとかわかってほしいと思っているからか。
そう思っているとその強さと同じ量で反対向きの力が返ってくるのも知ってる。
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それでまたレッスンは相変わらずの壊滅状態だった。
でも頑張ろうと思って帰ってきた。
なんでかは省略。
私はまだ大丈夫。
傍目には停滞どころかどんどん後退していく意味不明な人間なんだろうけど、私の中では微小ながら前に進んでいるの。
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ずっと、誰かにわかってもらいたいと思ってた。何を分かってもらいたいのかもわからないまま。
今でもそれはそうかもしれない。
だけどわかってもらって喜んでるようじゃダメなんだとも思うようになった。
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いつも練習に付き合ってくれてありがとう。

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東京

長い連休も終わってまた仕事なわけですね。
休み後半体調を崩していましたがお前じっとしとけというメッセージだったと思いましょう。
なにかきっとその方がよかったんだよ。
しかしまだなんか痛い・・もう一度医者いくか・・

以下は休み前に書いてあったもの。

ある方から田舎暮らしいいですねというようなお話をいただきました。
自分では全く気付いていないことなので、そういう声をかけていただくとハッとして大変うれしかったりします。
逆に私は都会に住む生活を想像したりもします。生活というか人生でしょうか。
いまの私のだと都会なメリットは勤務終了後平日のコンサートに行けるというくらいですかね。
現状どのホールも定時で上がれ渋滞に巻き込まれず新幹線駅にたどり着けたとしてとしてあと15分間に合わないんですよね。
そういう事じゃなくて性格や体質も含めああいうところになじむ自分というのに憧れてみたり。

若いころ初めて入った会社を離職した時、何だかわからないけど東京へ出てみるかというようなことを私も考えました。
自分の知らない世界に飛び込んでみようか的な。
運命の調整なのかちょうどその時親から大病を患ったのでもどってくれという話があり、介護というほどでもないがその役目をこなしつつの求職活動だったので対象は地元企業となりここに落ち着いてそれっきりという感じ。
東京じゃなく北海道とか、仕事があるかどうかとかは置いといて若くやれるうちにめちゃくちゃしてみればよかったかなぁ・・・
と、昔どこかで聞かされた年寄りの言葉を自分もなぞっていることに気付く。


朝から出張。
この時間このあたりを台風直撃という予報もあったけれど、そうはならず新幹線も定刻で到着。
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どこかの教会のドームみたいですよね。
お菓子みたいでもあるな。
わかる人にはすぐわかるんでしょうけどこれ

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東京駅ですね。
復元完成した当初は違和感を感じたりしましたけど、やっぱり何時まで見ていても飽きないような奥深い素敵な建物ですね。
出張で東京駅を通過することはあるけれど、目的地の最寄り駅が東京駅だったことは初めてだ。
台風の影響か雲が暑くあり、日が差さないので外へ出てみても暑さで焼かれる感じもない。
湿度があるので快適でもないけれど。
今駅前こんな公園みたいになってんのね。
余裕を持った列車に乗ってきて、少し時間があるため石のベンチみたいになっているところへ座ってみる。

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短い時間の間に周りを歩く人が通勤風情から夏休みの東京見物客に代わってゆく。
はい、チーズみたいなの微笑ましいよね。
写真だとあんまりだけどこうなんかこの景色も外国のどこかみたいだなぁ・・なんて思いながら。
出張先へ行くまでの時間調整のつもりだったけどふと思った。
ああ、これもい時間だよなぁ・・

くつろいでたらあっという間に時間がたってしまい・・あ、もう行かなくちゃ。
事前の打ち合わせで詳細がよく見えず、客先の担当者と二人で別なところへ乗り込むというようなイメージを持っていた。
別に謝る必要もないがはりきってでしゃばるのも違うという内容で、特に気負いもなくとりあえず現地へ。
ところが到着すると私の勝手な甘い予想とは全然違い見るからに偉い人を含めた多人数が来ており、事態の重さをそこで思い知る。
まあいいや、うまくやってやる・・


https://www.youtube.com/watch?time_continue=1&v=MdRD6gEa9CY

バーバーのヴァイオリン協奏曲。
全然違うのかもしれないけれどなんとなくこの曲が浮かんでいた。
クラシック音楽というとヨーロッパのものでアメリカは後発というか・・
でもバーバーとかアメリカなクラシックの人も結構いますね。
この人結構時代の新しい人だと思いますが、ちゃんと調性があって私にも親しみやすいような曲を書いてくれているんだと思います。
あんまり聞いてないけど。
ちょっと何か読んだらこの曲はスイスで書いたんだそうだ。
でもスイスの情景とかでは全然ないきがしますよね。
都会の中の公園を眺めながら・・みたいな印象がなんとなく適当にあったりして。
依頼者ともめたみたいな話もあって笑った。
日曜日の朝の庭の芝・・みたいにも聞こえる。

誰も私が誰かは知らないだろうけれど行った先での詳細をここに書いてはいけないだろうと思う。
窓の外には皇居。その向こうには国会議事堂とか‥忘れちゃたけど東京見物的な建物が色々見えて・・
なんかいいホテルに泊まりに来たみたいな景色だった。
調子に乗って観光客みたいに写真撮っちゃったりして・・
もちろん休憩時間に。
お客さん多勢の中に私一人という形の昼休み、1人みんなと別なテーブルに座ると、以前少しだけお世話になった方が同席してくださった。
今回の担当の方も来て楽しく話をさせてもらったのがありがたい。
偉い人も来ちゃって挨拶かたがた世間話みたいな形を作っていただけて・・
そういうのは当たり前な展開なのかもしれないけれど、
私みたいなのにとっては結構うれしいもんですよ。
色々な立場の人が集まり厳しい局面も持った場であったと思うけれど、有意義というか勉強になったし関係者には怒られるかもしれないけれど私は楽しかった。
こういう経験をさせていただけることは、大変得難くありがたいことなんだと感じる。

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おわって一人離脱。
ちょっと逃げ気味で。
でも何人かの方といい形でご挨拶もさせていただけたし・・
歩きだせばいきなり皇居のわきだ。
何の考えもなくプラプラする。

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ああいいねー
新しく高いビルと古いお城の石垣、木々の緑なんかが調和してそこそこの景色となっている。
こんなとこにも白鳥がぷかぷが浮かんでた。

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東京駅は皇居の真正面に設けられた日本の中央駅だ。
今の時期、駅舎の中央部から皇居へ向けてまっすぐに伸びた道路の延長上へ太陽は沈んでゆく。
マヤ文明の遺跡かよ・・

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ここはもともと何かの裏手のほう・・みたいなところだったので、出来たばかりのときは何もない草地で雨が降るとぬかるんじゃってしょうがなかった・・
みたいなのを子供のころ本で読んだ。
まぁでも、どこだって始めはそうだよね。
また何百年か経れば・・意外にもっとはやいのかな?ここもまた草木か海に埋もれていったりするのかもしれないですよね。


東京に来ているんだし時間はまだ早い、私は自由だ・・
と自分にどれだけ言い聞かせてみても、あそこへ行ってみようか・・みたいなのがみじんも出てこない。
もうそれに驚きもしない。
ちょっとさみしいかなぁ・・
普通なら、どっかで一杯やっていくかとなるんだろう。
飲めたら楽しいだろうなぁ。
楽しくないだけじゃなくて色々支障をきたすしなんだこの人生・・あまいいか。
私は飲まないけどないけど、このまま新幹線に乗って帰るだけというのもあまりに寂しいか。
と言ってどこ行くというのもないし。
飯でも食おうか?

Tag:バーバー  Trackback:0 comment:4 

リセット

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アヒルちゃん・・じゃない大小白鳥さん
左手前のが親であとは子じゃないかと思う。
鳴き方や動き、なにより大きさやしぐさでそれとわかる。
多分お母さんなその一羽は時々観光客のいる浜へ上がりモデルみたいなカッコをしてスマホのシャッターを浴びていた。
なんだあれ営業してんのかな?
もう遊覧船も終わって夜を待つ感じ。
日が暮れて涼しい・・と言いたいけれど暑かった。
ただ地元よりは格段に涼しかったんだろうと思う。
聞こえるのは絶え間なく寄せる波の音。

今これを書いてるのは次の日。
久しぶりに胃が猛烈に痛い。
以前医者に「そういう時は人肌に温めた牛乳を飲みなさい。膜を張って守ってくれるから・・」
といわれていたのを思い出し、でも牛乳を温めるのはめんどくさいので飲むヨーグルトを飲んだ。
心なしかよくなった気もするけどどうなのかなこれ?
何で胃が痛いかは書かないことにする。
と書いたれど今はその翌朝。
いじけばっかり書いていてどうしようもないけれど私にはもう一つ
病識のない精神疾患を持った親の発狂におびえ精神的に支配されているという問題があります。
詳細は書けないけれど、この記事を書いたのはそこに絡んだあることで取り乱したからだ。
この話は書いても他人には通じないと思う。明後日みたいな鍵コメントが来るとこたえるけどまあそれは仕方がない。
今も私の精神は波立っており、書いてはいけないことをここに書きそうになっている。
この波は全く関係ない部分にも波及し、せっかくおさまった別な問題を引きずり出し更なる不安定化を導き出そうとしている。
それは別な人間への恨みや怒りにすり替えられそうになっている。
それは、不毛で間違ったことだと思う。

そんななか、ふと思った。
このまま自分の人生が終わってしまうのは嫌だ。
なんであれ、これを機に何か少しでも自分を変えたいとは思う。
思ってるだけで進まないかもしれないがそんなことを書こうと思うところまではきた。
ちょっとリセットというか、頭を冷やさないといけないと思う。

このブログ、音楽について書くつもりで始めたのに最近はいじけた人の日記みたいになっているところがあると思う。
ここにいろいろといじけたようなことを書くことは自分の気持ちを書き出して確認整理できるという面で有効なのではあるけれど、
腐ったものが他を腐らせあらぬ方向への暴走を進めてしまうというデメリットも持っているとも思う。
なにより読まされる方は不愉快かもなと思う。
折角見に来てくださった方にはもっとなにか楽しんでもらえることを書かなくちゃ・・
クラシック音楽が好きな人は数%だろうからほかのこともからめ手的な・・
私自体はそんなに急に変われないにしろ、このままずるずる行くのはどうかと思ってみたりもする。

私は誰にも邪魔されない部屋で1人音楽に入り込むのが大好きなのだけれど、実は昨年の秋ごろからそれをあまりやっていない。
音楽が好きな事は変わらないのでなんとなく記事自体は書き続けているけれど、聴かずに書いたものは感動がのっていないので内容も適当な感じになってきていると思う。
この音楽が好きなのに音楽が嫌みたいなのは何とかしないと人生損だと自分でも思う。

楽器をやっていることも書こうと思っていた。
そちらについてはブログを始めた時点で既に怪しさが漂っておりそんなことを書いている。
その後苦し紛れに
楽器できないHSPなのに合奏に参加する人
みたいなことを書いてでも何とかしがみついて頑張ろうかなんて考えていた矢先、
同時に来たいくつかのショックで簡単に折れてしまい投げ出してそのままとなってしまった。
子供じゃないんだから、やめるならやめるで責任者と話をしよう・・でももういちど・・
とやっているうちに数か月がたった。
私は他の誰ともメールもしないのでスマホのメールが受信拒否状態になっている事にも長く気付かず、時々メールをくれていた責任者へはエラーが帰ってそれが答えのように見えていたと思う。
もういなかったことになっていると思う。
そこに戻るというのは筋違い・・いや、別に戻る必要もないしその前にそういうところへ出られるまで一人で相当やらなくちゃならないことがあると思う。
私は何を覚えるのにも人の何倍も時間がかかる・・いや、子供にたやすくできることができないまま今に至っているものがいくつもある。発達障害か?とか調べたけど単純に割り切れるような話じゃないんだろうああいうのは。
家から見える小高い丘の上に中学校があり、吹奏楽部がロングトーンをやったりすると聴こえることがある。
驚くなかれ、今の私はあれすらできないのである。
30年以上前、あの同じ部屋で同じことをやったような私の記憶は寂しいけれど勘違いなのかもしれない。
とはいえ駄目でももう一度という気持ちがわずかながらある。
もういちど、やっぱり駄目だったと言えるとしたらそれは
そこが行きたい場所なのかなぁ?



https://www.youtube.com/watch?v=FOwRW8ee4S8

またこれ貼っちゃって。
作者がどんなつもりでこれを作ったのか、演奏者がどんな気持ちで演奏しているのか
知りませんけれど変ニ長調の青空みたいな所へ入る瞬間を聴くとき
まだ生きていたいとか思います。
せっかくのこの人生を薄暗い仮の場所に押し込められたような気分で終えてしまうのは嫌だ。
考え方や行動一つで青い空を見られる日がたまにはあるのかもしれない。

ブログはいくつかのネタも用意してあるし、
音楽への興味や好意がなくなったら私は終わりなので、ずっとなんか書いたりし続けると思います。
本当は楽器をやって全然うまくいかないこととか
良くも悪くもコンサートに行ったような話も書きたい。
その前に私がそれらをやりたい。
なんで、今やっちゃいけないことになっちゃっているんだろう?
まず、そこから壊しましょう。
子供のころから人と話さず妄想世界の自分と会話をして生きてきた私には、文字にして実体化したそれをどこかの誰かに読んでもらえるかもしれないと思えることは心の支えになるから。

一人で自己陶酔的に書いた内容で読んだ人には何言ってんだこいつ?みたいな話だと思います。でも、
読みに来てくださる皆様ありがとうございます
大袈裟なようですが、私の生きる励みになっていただいていると思います。

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Agnus Dei

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この人生のこれからさきになにがあるのか、
知らないほうがいいと思う。



どうか、私を導いてください。
自分で歩きますから。


バーバーの弦楽のためのアダージョという曲があります。
オリジナルは弦楽四重奏曲の第2楽章だそうで、一度だけ聞いたことがあります。


和音感覚を含め聴いて印象的なので映画その他に乱用・・・ちがうか使われて有名です。
このYouTubeは誰の演奏かわかりませんが、
うちにはバーンスタインがニューヨークフィルを指揮したCDがあった。
こういうのをやると誰の曲でもマーラーみたいになっちゃうバーンスタイン・・
やっぱりちょっとそんな感じがした。
もしマーラーがこの曲をふったら、バーンスタインとは全然違う感じでやったんじゃないかと思ったりもする。

それより作者が合唱曲に編曲したAgnus Deiというこの音楽は何だろう。
昨日の夜から気持ちが落ちているのだけど、これを何度も何度も聴きました。

こういう合唱の響きって、嫌いな人は大嫌いでしょう?
舌打ちしながら早く止めろ!とかいうんでしょうね。
何をどう感じるか、人それぞれだもんね。
私も流行りの音楽や、人の楽しそうな声を聞くとその場から逃げ出したくなるようなことがあります。
それはまた別問題か。

大袈裟なことを書いてみたけれど、寒いのと雨が続いているからそう思うだけかもしれません。
ちょっと弱気になっただけだ。
紅葉でも見に行けば気が晴れるかと思っていたんだけど、今週末も雨ですね。

本当は別な記事を書いてあったんだけど、あまりにも気分が違いすぎるのでこれを書きました。

Tag:バーバー  Trackback:0 comment:6 

遠足

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今遠足の時期なんですか?
小学校で遠足というとバスでどこかへ行きその先で歩くという感じでしたが、低学年のうちに何度か学校から直接歩き出したことがありました。
2年生だったかな?なぜかかなり具体的な記憶が残っている遠足があるんですよね。
公民館があって自販機があった・・自販機は故障していて窓が結露していた・・
その隣の家はに植木をを刈りこんで鶴とか亀の形にしていた・・もうちょっと行くと急に開けて盛土をして高くなったところに送電線鉄塔が・・・このあたりで誰かが「のどが渇いた」といい、先生が答える・・若く背の高い先生の後ろ姿とその声が耳元で聞こえる今でも・・・
それは、今私の勤める会社の前を通る道でした。
こんなに具体的な記憶がはっきり残っているのに、そこにあったはずの私の勤務先の記憶だけがすっぷり抜けているんですよね・・
何か見たような気がかすかにしなくもない・・・あっと思うそれは依然見た昔の会社案内の写真の記憶だし・・・
あの時、将来自分が勤めるはずの会社を見てどう感じたかが知りたいんだよなぁ・・
あの頃の自分と話がしてみたいんだよなぁ・・

別なところへ遠足か見学に行くために歩いていた時に、車が近寄ってきて中のおじさんが人の目を見て熱く語って来たことを今思い出しました。
突然すぎて何のことだか誰なのかもわからなかった。
隣にいたやつに「あれだれ?」と聞くと「知らないよお前の知り合いだろ?」・・みたいな
大丈夫だからしっかり歩いていけ!みたいなことを言っていたと思う・・
ずっと忘れていたんだけど。
あれだれだったのかなぁ?・・・俺だったのかな?そんなわけないな。

ちょっと違うけれど、同じころ母親の実家に通う道中に特徴的な外壁を持った家がありました。
屋根みたいな壁だなーなんて思いながら通るたびいつもその家を見ていた記憶があります。
20年後、知り合って結婚する娘がその家に住んでいるとは夢にも思わなかった・・・

サミュエル・バーバーと言うアメリカ人の作曲家がいます。
床屋みたいですね。
1981年に亡くなっていて、結構最近の人だ。
ロマン派みたいな和音とメロディーが聴ける。みんな無調の前衛に走んなきゃならなかったわけじゃないんですね。
弦楽のためのアダージョという曲が映画に使われて有名です。クラシックじゃない人も聞いたことがあるんじゃないかなぁ。
作曲者はそういう使われ方は気に入らなかったみたいだ・・
自分はその話が好きだけど。
他にヴァイオリン協奏曲も有名なんじゃないかと思う。
その人の作品に遠足と言うピアノ曲集があるんです。
なんかこう童謡みたいな音楽を想像するでしょう?
聴いて見てください。

これ本当に遠足なのか?
1曲目、なんかこうてんでバラバラに歓声を上げたり騒いだりしてる感じが遠足といういえば遠足のような・・
2曲目、子供の遠足じゃないのかな?こんなませてんのかみんな・・・
日本の学校みたいに帽子をかぶって2列で歩くなんて絶対にないんだろうな・・・
初演がホロヴィッツってのもちょっとびっくり・・
へー


ホロヴィッツ



プレヴィン

何だか面白い・・時々聞きたくなるような・・

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これ弾けたらいいなぁ・・弾けるわけないか。


最近決めたつもりのことがあったんだけど、どちらに進むかまたちょっと迷ったり。
人生は長い遠足みたいだ・・
どうせ列からはぐれちゃって一人だ。
何にも気づかないふりしてマイペースで好きなように歩いてもいいのかなぁ・・
あの時、大丈夫だからしっかり歩いていけ!みたいなことを言っていたなぁ。

Tag:バーバー  Trackback:0 comment:3 

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Author:unagi
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