たりない

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飯でも食べに行くのが楽しみだけれど、前日から行きたい店のイメージがわかない・・
この日も今日はダメパターンかもなと最初から思ってた。
以前行ったら閉まってた店も連休なら・・
あ-close。
今日は多分このままこのパターンだなぁ。
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でもまたしても景色もきれいだし空気も気持ちがいい。
久しぶりにあの店へいってみようと言ってみれば、中にお客さんはいて食器の音も聞こえるしまだすごくはやい時間なのにcloseの札。
風で裏返っちゃっただけじゃないかと思ってしばらく見てみるけど風に揺られるその札は裏返ってくれない。

まあいいやと車を走らせ時間も時間だしここでいいやと飛び込んだお店で
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真鴨のローストは美味しかったけれどもう2品くらい頼まないと形にならないところかな。
形はいいとして量的に足りない・・
だけど金額的にちょっとできない感じなのがまただめね。
自分で選んどいていうのは間抜けだけどちょっと失敗しちゃったかなぁ。
食べながら嫁さんにこの後どこへ行きたいかを聞く。
無邪気に出てきた案は連休で人だらけなことが予想され流行りの話に関係なく人込みは嫌いなので消滅。
そのうち出てきたクレープ・・
ああそうね、あれ食いに行こう。

以前嫁さんが精神的トリガで過呼吸かなんかになった時、偶然見つけたクレープ屋でまた笑ってくれた。
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牧場というか個人の農家がやってるこのお店、
いい意味でのバラック感も楽しい。
市街地っぽい光景の中にあるもがちょっと意外というか。
連休的な長蛇の行列みたいなのはなかった。
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風よけにビニールを貼ったテラスからは富士山が見える。
どこかから隙間風が入って寒いけどそこはまあいいじゃない。
絶景じゃなくて普通の近所っぽい富士山なのがまたいいじゃない。

前回はバイトなのか高校生みたいな子が一人でやってた気がするけど今日はすごく勢いのあるおかみさん的な人と若手が二人?
多分一人は今日初めてくらいなんだろう、でっかい声でおかみさんがいろいろ教え込む声が聞こえる。
かなりきつく聞こえるのでいびり系かとも思ったけど言ってる内容は筋が通っており、やっぱり教えているというところか。
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次の日だったか別な店でレジを打ってくれるのは若いというよりあどけないくらいの女性だった。
でも芯があるというかはきはきしていてなかなかいいななんて思っているとあることでレジ打ちが中断。
私を待たせたと思ったんだろう
申し訳ない
え?
聞き流しているともう一度中断が入り
もうしわけない・・

君はおっさんか
客に向かって社長みたいな彼女もどこかで聞いた言葉をそのままおいてしまうんだろう。
誰か教えてあげてなんて思わないでもないけど今、教えたりするとパワハラだなんて言われる時代の影響はあるだろうか?
あんまりそんなことばっかりやっているといずれこの国はなくなっちゃうんじゃないかと思ったり・・は、
歳くったんだろうなぁ俺が。
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私が頼んだサラダスペシャルというのは甘くない系のいろんなメニュー全部乗せみたいなやつだ。
とりあえず見えているチーズの先には大量のツナとかソーセージとかコーンとかハムとか・・がマヨネーズにまみれて出現する。

https://www.youtube.com/watch?v=3_-RSnw8sK4
カロリー過多っぽいけどさっきの昼めしが足りなかったしいいでしょ。
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美味しかったし。
家族連れみたいなお客さんが車でやってくる。
でもみんな食べてかないで車に戻っちゃうのね。
遠方からの観光客というよりみんな地元の人のようにも見えた。
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あれ麦かな。
クレープってのも嫁さんがいなかったら食わなかっただろうなぁ。
美味しかったし空腹も満たされました。
ありがとう。

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そうなっちゃう人の旅

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これを書きだした日はすごく寒かった。
なんとなく始まってた重い首コリは予感の通り舌にできる口内炎を呼ぶ前奏曲みたいなもので、昨年から見え隠れするようになった足の湿疹も久しぶりに出てきていることに気付く。
この数日諸刃の上を歩き落ちればその先は堕落して死みたいな思考が充満していることも関係してるかなと感じる。
湿疹ですんでいるうちはいいけれど、そのうち癌細胞なんかが出てくるようになるのかもしれないと思ったりして。
死にたくない理由を見つけたのでそんなもん出てこないでください。
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結構前、冬も終わる遠くのある場所。
テレビがまだアナログだ。
アナログが停波する瞬間を見てたけど、にぎやかな人の声がいきなり無機質なノイズに変わっちゃったのを見て取り残されたような寂しさを感じたりして。
滅亡に向かうこの星から出る最後の船には5人しか乗れない。
ここにいるのは6人、誰か一人が残らなければならない・・
戸が閉まって飛び立ってゆく宇宙船を一人見ているのは
自分。
窓から私を見下ろす顔・・えっ?・・笑ってる?
何度も書いてる気がするけど弱って腐ると人間界はこんな世界感だったりして。
多分笑ってんのは一番親身になってくれて心で話せるとか思ってたような人。
同時にお前は出ろと締め出された防空壕を爆弾が直撃するのを見たという実談も思い出す。そのまた逆もあったかもしれない。
言っても私を支配してるのは表面的な恥辱感かなんか程度なのであってほんとに何があるべき姿なのかはまた別なのか。
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鳥もつラーメンというのが名物だったような。
飾って見せることもなく素朴だけど美味かった。
向かいに味噌屋か納豆屋さんがあって納豆汁の元かなにかを買ったような記憶が。
世間話じゃなくどれを買うかちょっと相談したくらいだけどどこでも誰とも全く話さないのでいちいち覚えてる。
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また一人電車に乗る。
どこへ何かの目的でという事もない。
昔ネット上で何をみていた時だったかある人がある人へ「一日中電車に乗ってるだけの癖に!」という言葉を浴びせていた。
最大級の軽蔑の意を示していると思われるそれは同じように見た「楽器もできないくせに」と同様に気にする必要はないはず。
なのにいつまでも引っかかっているのは誰に何を言われたかに関係なく、自分で勝手にかかえたコンプレックスの束を励磁させられるからでしょうね。
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もう春が見えていたけど峠にはたくさんの雪が残っていた。

全然関係ない昔の写真を並べ何書けるかなとこれを書きだした日のあたり、
ある出来事で俺は心底人から逃げたいんだなと思った。
情けなく間違ったそれはもう変えられない気もする。
そうなりたくなかったとかなぜそうなったかとかは置いといて私は物心がついたあたりから常に一人でいた私は、40になった時今からでも遅くない変えるんだと人のいる世界へ入っていこうとした。
書けば馬鹿にされるだけであるけど、羽根のないのが鳥をまねて飛び込めば落ちる。
どれも挫折して逃げたわけだけど、その後も心のどこかにいずれまたみたいな気持ちがあった。
正直に言えば楽器に挑戦にも音楽がしたいという純粋な気持ちの他にいずれ人のいるところへみたいな気持ちもあったかもしれない。
でも、お前ちがうよと思うようになった。

峠を降りると
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平野を進み・・・
何が言いたいかというと今はもうそれを嘆こうとか直そうとか言う気はなくて
それで何ができるかを考えやらないともう時間もないと思っているということかなぁ。
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横手で焼きそば。
強く推してくるんじゃなくて求めればそこにあるみたいな優しい味。
2回くらい行ったんだったか、どのお店のもおいしかった。
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高効率化でラッセル車っていうのもなくなってるんじゃなかったっけ。
雪なんか降らないところに住んでるとああいうのを見るのは珍しい仏像かなんかを見るのと同じインパクトがあって。
手前のポイントの融雪設備とかも。
見聞を広めるってのは関わり聞き話しということであって、無言で眺めて回るのというのはちがうだろうけど。
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これなんだろう?
偶然できた景色?


https://www.youtube.com/watch?v=sS5f_f7_7xs
冷たく孤独な‥旅。
最後にたどり着いたところではなにか鐘がなってる。
これでいいんだというところへたどり着けたんだろうか?
ホロヴィッツの演奏はドラマみたいなのを乗せて聴かせてくれるから・・
ネットを見てたらそこを馬鹿にしてるような人を見つけた。
3行程度か読んだその主張からいかにも「楽器もできないくせに」なんて言いそうな人だなと‥
昔ある人から聞いた「人を嫌いにならない方がいい」は重い言葉だと思う。その人のことをすでに嫌いになっちゃってたけど。
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私には素敵な車窓、素敵な旅。
でも一日中列車に乗っているだけ。
誰とも一言も話さないし、なにもしない。
11年前だからこの頃・・気が付けば私も一つ歳をとって46である。
誰とも接することなく何にもしないので極度の世間知らずであると思う。
思春期くらいに知るようなことを知って衝撃を受けたのがつい最近だったりする。
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この駅には温泉があり、寄っていった。
財布を入れたコインロッカーの施錠を忘れたまま風呂に入っていたことに気付いたのは出てきてからだった。
鍵が差しっぱなしで半開きな扉を開けると思い切り見えている財布以下手つかずで無事だった。
世の中捨てたもんじゃない・・違うよそれは偶然そうだっただけ。
神様ありがとう。

次の列車までかなり時間があったので駅の周りを歩いてみたけれど人の一人にも出会わず車の走ってるのもみなかった。
川は下流にダムがあるのか湖のようになっており、水面にはかなり前にダンプか何かから捨てられたんだろう雪の塊がそのままの形で止まってしまっていた。
なんか身も心も寒く、寂しくむなしかった。
温泉場には人がいたんだから誰かに話しかけてみるとか・・そんなオプション全くなかった。
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仙台で牛タン。
どっか駅ビルの安価な店だったと思うけれど私にはこれで十分。
これで帰らず次の日はまた別なところへ向かったけれどもういいか。
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これと冒頭の富士山の写真をパソコンに送る際ケーブルを差すのも面倒なのでメールで送っ・・
届いてないので確認するともう二度とお会いすることのない人のところへ御送信していた。
ほんとに誰とも付き合いがないのでずっと以前に送った送信履歴が出てきて押しちゃってんの。
間違いを詫びるメールを送るのもどうか・・
まあいいか。

で結局何が言いたいのかというと、
今の自分が嫌じゃないし微弱ながらこの先に希望みたいなものがあって今日も生きてます。


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いきててよかった

休講の影響で2週連続して楽器のレッスンに行った。
最初の音出しで先生が
うん!
その後曲を演奏して楽器のレッスンらしいレッスンが続く
こんなの誰にも通じないだろうけど、溺れながら遠くに見ていた絶対に届かない岸にたどり着けて乗れた。
実際はここからやっと歩き始めるというところだろうけど
私には歩く資格がなく沈んでしまえとどこかから言われているのかと思ってた。
生きてきてよかった。

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嫁さんと行った店でお汁粉を食った。
嫁さんはお汁粉が大好きらしい。
お店の人にこれなんですかと聞くと付け合わせみたいなのはしその実の塩漬けだそうだ。食べると塩気だけじゃなくてしその香りがして素敵。
甘いお汁粉をゆっくり食べてホッとする。
お汁粉なんて、嫁さんがいなければ一生食わなかっただろうなぁ。
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晴れた摩周湖を見ると結婚できないだっけ?
何度も見たけど結婚はできた。いろいろ間違ってるとこもあるけれど、私という人間を知っている私からすれば唯一の奇跡みたいなもので・・・
のろけを書きたいんじゃなくて、またいつものように自虐を書こうとしていたところそういうのやめろという声が聞こえてきたから。

凍結した摩周湖を見てみたかったけれどかなわなかった。
代わりにじゃないけど、
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凍ったサロマ湖は見ることができた。
凍った湖を見れば乗ってみたくなりちょっと歩いてみる。
一見厚くびくともしないように見える氷は雪が積もってよくわからないけれど
ほんとにそうなのかはわからない。
落ちれば死ぬだろう。
死ぬだけじゃなく誰にもずっと気づかれないかもしれない。
それは困るし嫌だと思ってた。
死にたくないと思えることはとりあえず生きてくことの基本だ。
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凍ってしまった海も見た。
雪も振らないようなところに住んでいると海が凍ってるというのは衝撃的な光景であり・・波の静かな湾の中だからかもしれないけど。
ここでも落ちたら死ぬなとか思いながら氷の上を歩いた。
会社員生活もいいときはいいけど毎日綱渡りな上に突然罠が出てきたり・・
落ちたら終わり・・・とこのあたりを書いてる日はそんな気分だった。
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凍った河も見た。
海にそそぐところ。
夏に来た時、水鏡になっててとても綺麗だった。
そして今も綺麗。
誰もいないはずなのになんか背後から音が聞こえてくるので
えっヒグマ?とか思いながら。
熊って冬はどっかに潜って寝てるんだっけ?いつ頃出てくんだろう?

あのころカフェなんて言ってなかったし、来た以上できるだけいろんなところに行って景色を見てかなくちゃ時間がない茶なんか飲んでる場合じゃない・・とかそんなだった。
日本離れした景色を窓の外に遠く眺めながらお茶を・・とかもいいかもしれない。
でもあんなとこにそんな店なんかあったのかな。
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いつか、こんな景色を窓の外に眺めながらお茶を飲み
一日ぼーっとしてみたい。

https://www.youtube.com/watch?v=CWJddnQBrS8
こんなの聴きながら。
こんなの弾きながらだったら素晴らしいけれど。
スクリャービンもロシアの人だしこんな景色を見ながら育ったのかな?
最後はリアル変態になっちゃったけど。
事情を抱えた貴族の育ちでとかで自然なんか目に入んなかったかな。
彼のいろんな曲をちゃんと聴いていればこんなことは書かないはず。
今までスクリャービンなんかほとんど聴いてなかった。
変態化する前の曲を聴いてみると結構いいと思うし、変態化後にも!?と思える曲があるような気がする。
気が向いたときに聴いて一つでも深く知る曲が増えればいけばいいと思う。
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ずーっと見てるこういう時何を考えてるのかな?
まぬけそうなやつだなとか思ってんのかな。

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白檀

なにしろ嫁さんへの配慮を怠ったらいけないと思う。
ちゃんと説明をして承諾を得たので楽器の体験レッスンみたいなのを申し込みたい旨連絡した。
今やり取りしているのは多分営業みたいな立場の人だろうから非常に丁寧な返事が返ってきて。商売だもんね。
でもその先はもうそんな話じゃないよな。
またしくじるとみっともないからブログには書かないようにしようと思ってた。
だけどみっともないところを隠すとほとんど何にもなくなっちまうんだからさ。

これは先週。
息子さんが相撲取りで・・・大盛ですごいみたいなお店に行ってみた。
以前なら何も考えずにとんかつ定食を頼むところだけれど、揚げ物はやめといたほうがいいなとか考えるおっさんになってしまった。

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焼肉定食は、あー確かに量多いかな。
でも勢いに乗って無理なく食っちゃえる量ではありますよね。
炭水化物を控えろと言われている私にとってはご飯じゃなくておかずが多いところに好感が持てた。
しかし、嫁さんが食べきれなかった分が回ってくるとさすがになかなかの手ごたえとなった。

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ご飯残すなとか書いてあるし。
それはそうですよね。
大盛がうたい文句のお店に来といて残しちゃいけない。
お金払ってるでしょとかそういう問題じゃないよね。
ここの特徴は底抜けに明るい店主ご夫婦なんでしょうね。
何とか御膳みたいなのじゃなくどんぶり飯とみそ汁と・・みたいな定食屋が好きなんだけど気が付けばあんまりなくなっちゃいましたね。

ドラッグストアに行ったら
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白檀の香りと言うトイレットペーパーがあった。
一つ手にとって匂いを嗅いでみると、吉野山の金峯山寺のあの世界に呼び戻されたような気になった。
あの時、立ち込めたお香の香りでトリップとまではいわないけれど不思議な気分になっていた。
あれがリアル白檀の香りなのかな?
嫁さんに買う?と言ったら怒られた。

正倉院にあって信長他時の権力者が切り取って焚いたとかいう香木はなんだっけ?
千年以上たった今でも焚けば香りがするんだろうか?
もうなんか抜けちゃってただの木だったりするのかな?
あれはどこかに流れ着いたとかいう話なんだっけ・・
なんでそんなもんが流れてきたんだろう。
積んだ船が沈んでとかだったのかな・・

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海でも見ましょうか。


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香木流れ着いてないか?
青いねー

お香といえば
ロシアにスクリャービンという作曲家がいました。
この人もすぐれたピアニストだったけれどテクニックの追及をしすぎて手を痛めたんだったっけ?
途中から変な神秘主義とかいうのに傾倒しリアル変態みたいになっていったらしく、作品もそういう変化をしていきます。
晩年の交響曲なんかでは演奏会場をお香の香りで満たすとかなんとかやったらしい・・宗教的行事に見立ててるんでしょう・・
法悦の時とかプロメテとかいう大規模オーケストラとピアノの曲が有名ですが私には全然理解できません。
でもこの

https://www.youtube.com/watch?v=WlqGkVc29Gw
「焔に向かって」という曲はよくわからないけれどシンプルな何かがすごみを伴って一直線に突き進んでゆく・・
訳の分からなさがかえって分かりやすさにつながっている・・なにいってんだ。
この曲はとりあえず聴けるなあ・・なんて思っているといつしか聴き入っていて、突然終わっていく・・
焔というのは世界の終焉を示しているという解釈もあるようですが、なんかこう自分というものは最後究極的には物質的なものを離れ光に昇華していく・・みたいにも聴こえる。
私はまだ光になんかなりたくなくて人間として生きていたい。

海の近くのカフェ。
先日は駐車場いっぱいで入れなかったけれど今日はたまたま一台空いている。
すぐ後から来た一台は中からえ?何停めてんのみたいな顔で。

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このシフォンケーキ、見た目は食パンみたいだけどすごくおいしいんだよ。
シフォンケーキってこういうものなのか!っと私に教えてくれた。
これに比べるとよくその辺で出てくる奴はみんなスポンジケーキ。

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あの一台はおもいきり路駐してた。
やったもん勝ちだもんね。
俺はそんなに勝ちな人にならなくていいよ。

今日は何にもないまま終わっちゃうなぁ‥
いや、違うよ。
多分なくなってみれば痛感するんだと思う、こんなのが一番大事な時間。


今、大きな不安材料が目の前にあるため何を考えても重しが乗ったような気持ちになりがち。
負けてるじゃねーか。
こんな気分でいつづけるのは嫌なので早く体当たりしてつぶしてしまいたいけれど自分が仕切れる話じゃない。
まあしょうがない。
楽器というか音楽、やりたいなぁ・・・ひとの100分の1くらいの速度でもいいから・・

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山間で

アートなカフェはおいしかった。
油レスな感じなので胃もかるい・・調子に乗ってもう一軒いこうスイッチが入ってしまった。
近くの大きな川に沿って山の方へさかのぼっていく。
途中で脇道に入りさらに登る。
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いい景色になってきた。
日の光が透けてお茶の新芽がきれい。
こんなのを見ると幸せな気持ちになってきますね。
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藤の花。
石垣、詰んだの100年以上前でしょう?
もっと前だったりして・・
何だかいい感じになってきた。
ちょっと行くと集落の入り口みたいなところに大きな地図看板が。
この集落を上げて人を呼ぼうみたいな意気込みが・・

カフェはそのすぐ先に。
注射後上は別なお店と共用・・多分誰かの土地。
これから行くカフェに集落を挙げての観光化の象徴みたいな感じかなこれ。
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大きな農家の
その庭にある建物が
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カフェになってる。
このあたりの農家はみんなお茶をひくためのお茶工場みたいなものを自分の庭先に持っていたんだそうです。
そういわれてみるとかなりくたびれていたりするけど周りのどの家にも同じような小屋が残ってる。
入ってみると店員さんの人当たりの良さというか人を大事にしてくれる感がすごくて驚く。
おしゃれカフェはいっぱいあるけど、最近ないよこういうの。


スクリャービンのエチュード
昨日のソナタとは全然違いますね。まだ変態化していません。
なんかそのへんに置いときたいようないい曲でしょう?

私は4月限定タケノコのピザ・・が良かったんだけど嫁さんの意向も聞いて
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リンゴとシナモンの・・
おいしかったよ。
敷いてある紙にはこのあたりのことがかわいらしいイラストとともに描かれてあった。
地域愛と誇りと・・こういうのどこか違うとこでも見たけどいいよね。
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コーヒーも。
このコーヒーし苦みを感じながらでもおいしかったよすごく。
私はミルクと砂糖入れて飲んじゃうような人だけど、なんとなく味が違うと思う事も時もあります。
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ボーっとゆっくりしてたらお水持ってきてくれて・・
レモンが入ってるんだね・・
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窓の外はお茶畑の緑。
帰り際にお店の人が嫁さんにピザの石窯焼き体験とかイベントやってるんですよと説明してくれて。
Facebookかインスタ見てくださいねみたいな。
ああいうのってリアル自分出してやってるんでしょう?
私にとってはものすごい壁がある気がする。
私の名を知る人に私のことを少しも知ってほしくない。
私の知っている人のことを少しも知りたくない。


この際エチュードをもう一曲・・・この曲は左手の動きを見ながら聴く曲だと思う。
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私は弾けないんだから見たってしょうがないんだろうけどこの左手のあっち行ったりこっちいたりしている楽譜の景色は見て楽しい。
曲想は楽しい曲じゃないけど。
弾ける人に言わせればこんなの何でもないですよとかいうんだろうけど関係ない。
私が面白いと思ったらもうそれでいいの。
そういう楽しみ方ばかりではすぐ飽きるけれど。

このお茶の谷をさかのぼる道はまだしばらく続いていそうだった。
でも地図を見るとその先で山に阻まれて行き止まりのようだ。
人生は戻ることのない一筆書き。
ここにいる間は幸せなひと時でした。
私はそういうのがすぐになかったことになっちゃうので、こうしてブログに書いて自分で読むことにします。
私は幸せです。

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隣。
あの家は実はカレー屋さんらしい。
いつか食べにこよう。
ここも良いところだった。

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アートな古民家

訳のわかんない心配で暗くなってるくらいなら楽しく飯でも食いに行った方がいい。
近いと思ってたら高速代が予想以上でへこみながら・・
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こういうの大丈夫だと思ってると下の方でガガガ!とかいったりしますね。
あの先を曲がると
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古民家って築200年の茅葺で・・とかだと思っていたけど最近はちょっと古けりゃ古民家なんですよね。
どっかのおばあちゃんの家みたいな古民家。
狭いところで切り返して車の向きを変えてたら中の人が出てきてそこでいいですよ・・
あっいい人そうだ・・
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外に電気釜があったり・・
陶芸家のアトリエのようです。
カフェもやってますという感じなのかな・・
主人作(夫婦でかな?)の陶芸作品がたくさん展示してある。
素人にも受け入れやすいものもたくさんあってなかなか良かった。

この日は主人がほれ込んだ?らしい現代美術作家の個展をやっているとのことで前衛的な作品が建物の中を埋め尽くしていました。値札もついていて気に入った人は買えるんでしょう。
前衛もいろいろですが正直私にはその良さがわからない感じ。
見返すとあえて避けたようにその写真が一枚もないのが私の素直な感想だと思う。
音楽にも現代音楽みたいな世界があって私には意味不明なことがほとんどです。
しかしこれまで訳の分からないと思っていた音楽の中身が急に見えたりしたことがあります。
そして今はかけがえのない大切な音楽だったりする。
だから目の前にあるものが意味不明であったとしてもそれに意味や価値がないと決めつけてはいけないと思っている。


自身優れたピアニストでもあったらしいスクリャービンというロシアの作曲家がいます。
ラフマニノフと同期かなんかだったと思う。
初めのころの作品は非常にロマンチックでみんな大好きな感じの曲を書いていましたが、ある時期から神秘主義みたいな妙な思想に傾倒したりして作品や音楽家としての活動も変態化していきました。
最後のほうの交響曲かなんかが有名ですがいまのところ私には理解不能です。

ta
ピアノソナタ第10番。
たまたま持っているホロビッツのスクリャービン集に入っているのでなんとなく。
この曲について検索すると作者が言ったという言葉が出てきますが
「私の第10ソナタは昆虫のソナタである。 虫たちは太陽から生まれる。 彼らは太陽の接吻なのである。」
だそうです。
こういうのはちゃんと共感できればいいけれど、訳のわかんないままうなずいたりしたら負けだ。

序奏からいっちゃってる感じがする・・・
4623.png
序奏の最後出てくるこの怪しく輝く和音とトリルは如何にも後期のスクリャービンだなという気がしますね。
この世に生きる者どもよ聞け!みたいな・・
ここからテンポアップするのでここまで序奏、ここからソナタ形式の提示部に入るよというところなんでしょう。
訳の分かんないい感じのお第一主題の後音楽はトリルにあるれている。
いかれていると思った序奏の大可上げで主部が解りやすく聞けていることに気付いたりもする。
えっこれが第2主題かな?とか思っていると序奏がかえって来てここから展開部だよと分かりやすく教えてくれる。
ぶっ飛んでいる音楽のようで実はベートーベン的なルールをしっかり守っており、ただのいかれたナルシスト芸術家じゃないと感じたりして。
このソナタはトリルソナタと呼ばれているようですがそのトリルはどんどんエスカレートして最後は七色の光が爆発したような世界を見せます。
この世の自然も命も太陽の光も、時間も・・すべての存在はエネルギーなのだ・・それは光だ・・
みたいなことを言ってるんじゃないかと思うんですよね。
音楽って自然や人の恋や生き死にを表すものだけれど、その究極は宇宙を描くことだ。
芸術家が作品を通して描こうとする宇宙と、理論物理学者が数式で表現する宇宙が最終的に一致したらすごいですよね。
俺も調子に乗って何言ってんだ。
玉虫色に輝く神秘トリルがさく裂しクライマックスに達すると
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突然あのお告げトリルが登場。
この世の全てのものよ聞け!
そしてまたAllegroに・・
実は聴き手へ解りやすく伝えるための配慮が考されているような気もする。
クラシック音楽をいろいろ聴いていますが、いきなりいいなぁと思える曲ばかりじゃありません。
むしろそんなことはあんまりない。
最初は聴いても訳が分からないものなんですよね。
それは多分クラシックを聴かないか大嫌いな人がクラシックを聞いたときに感じる訳の分からない騒音・・みたいなのほぼ同じです。
私も生まれたときからクラシックが好きだったわけじゃないからそう感じていたことがあります。
でもそこを無理やり聞いていると訳の分からない真っ暗闇の中にぽっと灯台というか目印みたいなものが光って見えることがあるんですね。
そうするとそのあたりは照らされて様子が見えるのでそこだけでも聞こうという気がしてくる。
そんなこととをやっているとそのうちその明かりの間にあった訳の分からない闇に何があるのかが見えてくる・・・
という感じで曲の内容が見えてきて好きになっていったりするんですけどね・・
この曲に関してはまだその途中。
あっもう一回聴いてみようかなと思ったら脈があるかな。
ピアノを弾く人は楽譜を読んでこの音楽はこういうことを言ってるんだというのを感じてそれを表現しよう・・とやるんでしょう。
今じゃ有名曲だけど何のヒントもないときにこれを見て感銘を受け演奏しようとした演奏家たちがいたんですよね・・
すごいよな。
私は知っている曲なら楽譜を眺めて喜べるけど、知らない曲をで眺めても音はならない。
弾けないながらに何か鳴らしてみればこういう曲かな?というのは出てくるけどまず弾けない。
自分が弾けなくても誰かが弾いてくれたのを聞けばいいんだからいいけれど、
自分で感じて弾いてみるというのをやってみたかった。


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明り取りの窓っていいな。
天上がないのは昔からかな?
わざと天井を外して演出してる感じの古民家カフェもたくさん見ますよね。
ここはそういうのには関心がなさそうか・・
土壁と・・
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どこでも好きな席にといわれたので奥の部屋へ・・
窓の外は竹藪?
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お任せランチというのを頼んだら今日はわかめとタケノコのご飯。
うらの裏が竹やぶになっておりましてぇ・・すぐ湯がいたので・・。
これシンプルだけどおいしかった。

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豆腐にゴマがかかったのとホタテの吸い物と・・
こういうものばっかり食べてたら心はともかく体は浄化されそうですね。
どうしても肉とか砂糖食っちゃうけど。

帰り際、主人夫婦と少し話す。
車のナンバーでちょっと遠くからなのがわかったらしく
SNSで?と聞かれる。
SNSなんか苦手で全然できないと答えるのも変なのでそうですとか言って・・
どこもかしこもSNSだ。別にSNSが悪いものだなんで少しも思わないけど私は人間とうまくやれないことを突きつけられるのが怖くてやれない。
私には多分SNSもいろんな人と楽しくやるということも一生できないかもしれない。
でも今理解できないスクリャービンの変態曲のいくつかは好きになるかもしれない。
今日も別な作曲家のもやがかかったように思えていたある曲のスコアをみたらパーッと霧が晴れたような気がした。
少しいいこともあるから。

雰囲気的に多分、こちらがその気になればずっと話ができた気もする。
でもちょっと私が逃げ気味で・・
苦労もあるのかもしれないけれど自分のやりたいことをやれる人生は羨ましい。
人を羨んでばかりいると自分は暗くなるのでいけないいけれど。
タケノコおいしかったと言ったら二人ともすごく喜んでくれたのが忘れられない。
やっぱり最高のごちそうは人とのやり取りなんだろうね。
私は苦手だけれど。

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まだやってる

3200.png
日本中どこでもそうかと思いますが、うちの近所の山も山頂付近まで人の手が入って杉か檜が植林されています。
でもずっと手入れもされていないので中は結構悲惨?
はずれの日の当たるところにある木はかなりの太さになっているのに、中は私が子供だった35年前から変わっていないようにも見えます。
色々あって仕方ないんだろうなぁ・・

昨日、音楽を聴く部屋をヒノキの香りで満たしたいなんて書きまして・・・
私はアロマ何とかみたいなおしゃれ世界からは最も遠いところで生きています。
ですが、性懲りもなく精油とかいうものについて調べてみたりして・・
あんな加湿器みたいなのは嫌だと思っていたら
その精油というのだけ噴霧するような機械が売られているんですね。
静音と言いながら若干音がするとか、案外すぐ瓶の中身がなくなっちゃいそうだとか、掃除しないとつまるとか読んでいたらちょっと冷めちゃった・・
芳香剤みたいなただ置いとけばいいやつがいいなー
この製油っていうのを鼻の下につけといたらどうなんだろう?
そういう馬鹿なことを言っちゃいけないのか・・

そんな機械を見ていたらSONYの製品が出てきた。
久しぶりだなSONY。
かつてオーディオだけじゃなくていろんな分野をけん引して輝いていたSONY・・
周りに合わせた汎用規格なんて絶対に採用せず、意地になって独自の規格を打ち立てて走ろうとしていたSONY・・
3188.png
この機械の説明を読んでみたら笑った。
※本製品のご使用には、別売の香りカートリッジ「AROMASTICカートリッジ」が必要です。
   3189.png
またやってるその路線・・
汎用のオイルを使えるようにすりゃいいのに、においの元みたいなものまで規格を作ってそこで儲けようみたいな手法でやってた・・
なんか貫いてるなぁ・・
使い手は毎回変に高いカードカートリッジを買うんでしょう?
自分の好きな香りってのは問答無用的に使えないんでしょう?
変な枠つくちゃってるせいで使いにくくて売れないと思うんだけどなぁ・・

初めて買ったCDプレーヤーはSONYのものでした・・2代目も・・3代目も・・
CDのフォーマットを決めたのはSONYとPhilipsですもんね。
すごい会社なんですよね。
SACDもリッピングできないとか変な制約をつけなければもう少し展開したかもしれないんじゃないのかなぁ?
Philipsももうオーディオなんか全面撤退で医療機器しか作らないんでしたっけ・・
先日、シャープペンの芯のケースにSONYって書いてあって、最近はこんなもん作ってんのかぁ・・と思ったらそれUSBメモリだった・・

合成のインチキ香りでもいいからスーパーで売ってるトイレの芳香剤みたいなのでひのきの香りというのは・・
あるかと思って探したら全然ないんですね。
ひのきの端材はすぐに乾いちゃって匂いがしなくなるのを経験済みなので・・
まぁ結局なんにもかわないなこりゃ・・
いつ頃からか我慢ばかりする癖がついて何かを手に入れて心が潤う・・みたいなところが干されちゃってるんだよね。
車買っても盛り上がらないんだもん。ちょっとまずいかな。

香りと言えばスクリャービン。
優れたピアニストでもあったこの作曲家、はじめは技巧的でロマンティックな作品を書いていたのに途中から神秘主義だか何だか言い出して変態化していきました。
3191.png
なんかやばそうですよね?
変態化してしまってからの交響曲第5番では鍵盤を押すと音に応じた光を放つとかいうピアノを使うことを指定しています。
当時の技術じゃ故障だらけで実際使えなかったらしいですが・・
音楽に視覚的要素を取り入れようとした。

そういうことが簡単にいくらでもできる現在、それをやったらかなりチープな結果になると思う。
この変態作曲家の頭の中で炸裂してたのはそんな物じゃないんじゃないかなぁ・・

その交響曲第5番をブーレーズが指揮したCDを先ほどを聴いてみましたが、今のところ私には全然理解できません。

この作曲家はさらにその先、お香かなんかで嗅覚にも訴える作品を考えていたみたいです。

昔、クラシックのコンサートも照明やドライアイスを使って積極的に演出すべき!
と力説している人がいました。
いろんな考えがあって、実際行われてもいいんだと思います。
でも俺はそんなことやりやがったら二度と行かねーぞそんなもん。

このエチュードは大好きです。
神様が出てきて、「一曲だけ弾けるようにしてやる。どれがいいか?」
と言われたらこの曲でお願いしたい。
ホロヴィッツの演奏がまた・・・
第2主題のこのきざな歌いようはなんだ・・

Tag:スクリャービン  Trackback:0 comment:2 

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