妻がノイローゼになりかけて

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ご飯食べがてら富士山の周りを一周すると半日ちょっとかな。
ちょうど家から見る富士山の真裏くらい、祝日だし混んでるかもなと思った喫茶店の駐車場に一台の車もなく。
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よく見かけるでっかい石油ストーブに火を入れてくれた。
あったかいっていいね。
その匂いに懐かしさを感じたので何かなと考えてみると、学生のころ住んだ最寄りの路線は電化されてなくてディーゼルエンジンで走る車両は車内まで排気の臭いが・・
あの頃アルバイトをして憧れの電子ピアノを買い一人遊び弾きをした。
けどアパートだとヘッドホンをしても打鍵の振動が床を通して隣に伝わってしまい、弾くと隣が物を床に投げつけうるさいと言ってきた。
そうなるだろうなと思って一階の隅の部屋を借りたのも覚えてるけど。
学生のアパートなのでめちゃくちゃなのはお互い様だったけど、今思えば身の危険というのもあったと思う。
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こんなとこに住んでグランドピアノがあったらなんてことを考える。
実際は今かなりまじめに練習してます。どうしても速めになってしまうテンポを今確実にできる超低速に抑えながらでもダイナミクスやふとした間なんかを拾いつつ・・
なんだけどブログなのであえて書くと
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例えば練習中のこの曲で最初の半音階にスタッカートがついてるとこペダルどうするのというのがあって、ここは踏まないという楽譜や演奏もあるけど私は軽くむハーフペダ・・私の持ってるのにはそんなのなくて踏むかやめるかだけ。
左手もっと落とす!と言われたことを練習したいんだけど私の電子ピアノだと変わんないのね。pからpppとかもあんまり変化しないからそういう気持ちでみたいな感じ。
その次のfzpへ向かうクレッシェンドについてもレッスンですごくいわれてロマン派のクレッシェンドというのは・・その場でなんどかやってみたけど全然足りない感じだったのでうちでやってみるんだけど、もう体ごと鍵盤の上にかぶせる感じでうわぁっ!っと・・
レッスンに行けば先生から生ピアノで練習すべきでまだ買えないの?と言われる。

他方、隣家が真冬なのに突然風鈴を下げたりして嫁さんがノイローゼになりかけたので外してもらうよう頼みに行った。
それで自分が生ピアノをガンガン弾きだすわけにはいかないよな。あれかなり聞こえるしやるの夜だから。
練習っておんなじとこ100回繰り返すとか関係ない人には嫌がらせみたいなこともするしね。

・・で、先生にまだ?といわれてるとこどうすんの?という問題があるけど
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腹もあれなので小さなブルーベリーサンデーを。
前とは違うものを頼んだつもりだったのに目の前に出てきたのを射て全く同じだったことに気付く。
おいしいからいいか。
私が子供の頃にキウイが一世を風靡したような記憶があって、なんかバナナとキウイって昭和なイメージ

https://www.youtube.com/watch?v=81ODRdZOKew
この日朝これを聴いて
思ったことがあったけどもういいやそれも。
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多分レッスンでは思ってるのと全然違う明後日みたいな方向から衝撃をくらって撃沈とかじゃないか
でもそれでいいと思う。
去年までの自分が何をやってたかを思い出せば今奇跡みたいですよ。
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なんかクリーミーな富士山
週が明ければ仕事の山場
考えてないつもりだったのに持病の腹が痛い。
レッスンもあるけど心を落ち着けて乗り切れるように。

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死ぬときは教えてくれるだろう

変なことを書いちゃいけないと思うけれど、体調がよくない。
検査で癌マーカー見てるはずだけどななどと考えたり。
いつかショウガには消炎効果があると教えてもらったことが頭にあってホットジンジャーを出してくれる遠くのカフェを目指して・・いたけど途中嫁さんが気に入った場所で時間を使い全然たどり着けず。
かわりに訳があってしばらく行けなかったカフェに行けて居心地が良ゆっくりさせてもらいさあ帰ろうかと思ったら
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出てきてからしばらくの間、一番遊んでくれたのはこのかたかな。
もう帰るよ支払いにと立ち上がったらレジのところに飛び乗って

昔、短い間だけど猫のいる家に居候し一緒に生活したことがあった。
心を閉じぐしゅっと生きてる私にトラという猫が心を開いてくれて、
腐ったことをぼそっと吐いたらだいじょーうぶ!っ
これも何度も書いているけれど
1,000km離れたところに住んでいたある朝起きると私の顔じゅうに何かに爪で引っかかれたような傷ができていて、周りの人間に騒がれた。
後日、その日あたりにトラが亡くなっていた事を知る。
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この模様というか毛色というかなんていうんだっけトラに似てる。
トラはもっとしっぽが短くて団子みたいなのがついてるだけだった。
でもそれをぶんぶん振り回して。
猫もすごい。
なんにもわからないふりをしてるだけで全部わかっていたりすると思う。
なにかわかってるつもりでいい気になってる人間なんかよりずっと。

https://www.youtube.com/watch?v=UEB1MpkGL8U
この日いくつかのネガティブスイッチも入ってたんだけど
そんなもんみんなとんじゃってお店を出た。
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ホットジンジャーはなかったけどすごく美味しいものはあった。

楽器
練習を2回に分けてしたんだけど前半は良かった。
リード最初の一箱最後の1本を柔らかすぎだなと思いつつ吹いてみると鳴るにはなるのでしばらく吹いてるとおかしくなってきたので悲しいけど捨てた。結局10本中9本は使える感じに落ち着いてくれたか。
昔先生にもらったリードを吹いてみると無敵な感じに。
やさしいとはいえエチュードだから指使いで引っかかるような箇所がつくってあってそこを練習してみたり。
いままで音が出ないとかそんなのばかりでそれどころじゃなかったから。

後半、もうひと箱のリードを吹いてみると先ほどまでの自分はどこへ行ったんですか状態に。
希望が見えたなんて書いたそばからもうこれですか。
また悪い癖が戻って口に力を入れすぎ息も強く入れすぎ楽器の口へはいる深さも深いかも角度もおかしいかも。
あまくないな。
楽器、私の場合はなんか心理戦的なところがあって、ダメだと一瞬でも思っちゃうとほんとに驚きのダメな人にすぐ戻っちゃうから
大丈夫、治せる気がする。
治せなかったら思いつめたりしないで体調のせいにしとけばいいから。

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ここだけニューヨーク

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中に三人分くらいの席があるみたいだけど基本はテイクアウトなこのお店、そこが引っかかってずっと行かなかったけれど外で食べたい今いってみようと
駐車場もなかったりするんだけど何とかして窓口みたいなところに立ってみると中から愛想よく案内してくれる。
そんなに遅い時間じゃなかったけれどもう何か一つ品切れだそうだ。
私よりずっと若い人が夫婦でやってるのかな?
すごくいい感じで出来たものを渡しながら辛いソースいりますか?と聞いてくれたけど私辛くない方が好き。
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なんかかっこいいね。
白い小瓶はヨーグルトソース
ニューヨークのB級グルメだそうで本場の味というレビューがいっぱいついてたけどそんなにみんなニューヨーク行ってるの?
あんなとこ一生行かないことが確定しているような私だけど、何かの間違いで一度くらい行ってみたいかなぁ。
あるとすれば仕事で中国か。
クラシック音楽を聴く人の超古典的なあれだとカーネギーホールとかですか。
でもそんなのよりどっか普通にその辺をほっつき歩いて普通の人が普段食ってるような店で何かを食ってその辺の人と話をしてみたい・・殺されちゃうかな
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ターメリックライスにチキンが乗ったチキンオーバーライスというのがデフォルトみたいだけど私は2点盛で半分ポーク
あんまり調子に乗って肉類食べてていいのかというのもあるんだけど体調的に。
そんなことよりおいしかったよ。
こういうのは外で食べるのがまたいいよね。

https://www.youtube.com/watch?v=Sg8CQ3SgLAk
ガーシュインのこの曲を聴いたのも結構早くて中学生くらいだったと思う。
コンチェルトかなにかの後にアンコールで弾いてるのをテレビで
弾いてたのはこの人じゃないかと思うんだけどもうわからないしわかったところで昔の話。
この人かっこいいなぁと思ったのを覚えてる。
同じ人がN響とやったラフマニノフのパガニーニラプソディを録画して何度もみたはずなのに演奏会の記録に出てこないんだよね・・誰にも関係ないけどそんな話は。
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日替わりのスープもあってこの日はコーンスープ
濃厚でおいしかったよ。

楽器
注文したリードが届いた。
箱から出した10本に日付を入れて水に一瞬晒し・・今日は吹かない。
鳴りやすいリードばかりで練習してるとそれしか吹けなくなるのでよくないのだけど、でも鳴らないリードを何とかしようとするのはもうやめる。
初めは調子がいいのだけどすぐおかしくなるのはあいかわらず。
吹き始めるとだんだん口が緩んでいくことや、この音をなんて思うと口の形が変わっちゃうことに気づいた。
気付いたというか前から言われてるんだけど自分でちゃんと把握できたのは初めてかな。
解ったら治るかというとそうではない。
それでも単純なことを繰り返し何度もやってるとできなかったことが出来てきたりするのね。
それが練習だろうけど。
出来るようになったらずっとできるんじゃなくてまた出来なくなっていったりするのが私。
それでもできるかなと心に余裕が出てくると肩に力が入ってるな力を抜こう顎を引いて・・とか
そうしてみれば音が変わって息も楽になり・・
一回できたらずっとできるじゃないんだけど
でもなんか変な暗い気持ちにはなってないから。

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思い込みに支配されてないでちゃんと相談しようか

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嫁さんが用事をこなしている間その近くをほっつき歩いて。
最近スマホはバックライトの明るさ調整がおかしいらしく外だとほとんど真っ暗。
写真を撮ろうにも何が写ってんだかわからず適当にシャッターを押す。
買い替えると楽器が吹けるようになるんだったらすぐそうするんだけど。

今はもうそう思わないけれど、先日レッスンの後薄くて鳴りやすいリードで吹いたら驚くほど調子がよく、この先自分はどんどん進んで何でもできるようになるんじゃないかという気持ちに・・勘違いだけど
そう勘違いしている間は楽器のことだけじゃなくてめんどくさいところに差し掛かっている仕事もきっとうまくいくだろうし頑張ろう!みたいな気持ちになったり、病気も治りそうな気がするしと何でもうまくいきそうな気がしてた。
あっという間に終わっちゃったけどさ。
多分そういう気持ちで望めばほんとにうまくいくことも多いと思う。
若いころなんか気持ちがそのまま人相にも乗るしね。いい顔してると幸運ってどんどん寄ってくるでしょう?
ずーっとそうじゃない人で居続けたしこのままだとそのままかもしれないけれどそう言わずにいつかそこへたどり着くことを目指したい。

https://www.youtube.com/watch?v=81ODRdZOKew
先日今聴いたら音楽ごと嫌いになりそうと書いたのはこれだけど、なんでそう思うかを書くとまた変なスイッチが入っちゃいそうだからやめる。
でも聴けるところまでは戻ったから。
最後の方なんか結構よかった。
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カフェに行けないしもうコンビニ
今コーヒーを飲むと腹に来るんだけどなんでかチョコレート系は大丈夫。
ラム&ラズベリーとか書いてあって一口目はなんだこれ?と思ったけどその後美味しかった。
コーヒー飲むと腹の患部が痛むのは思い込みによるものかなと思うこともある。錯覚じゃなくてそう思ってるとほんとに炎症したり。
私は異常すぎだけどダメかもなと思いながら楽器に息を入れると体は自動的に息が絶対出ない方向に動いてしまう。
逆じゃないかと言いたいけれどそういうもんらしくて。
駄目な状態で何度も何度も練習し続けるとダメだを強く濃く染めて行きどうにもならないような人になってゆくんだけど、でも練習しなくてできるようにはならないだろうし。
勘違いでもいいからあ俺いけるかな?と思えた時はそこを変えるチャンスなんじゃないかと思うんだけど。
じゃあ鳴るあのリードでやればいいのかと思うけれどそういうのもっていったらすごい勢いで怒られたことが頭にあって

楽器
薄いリードじゃなくてこれでというのでちゃんとできるように練習する。
昨日の勘違いはやっぱり勘違いだった。
散々やったけどリードが厚くなると途端に息もれしだすのはなんでなのか・・
息漏れすごすぎて目の前の譜面が揺れてんだもん。
いろいろやってて気づきみたいなのが来るんだけど多分みんな勘違い。
吹けないリードで頑張ると指とか構えとか息とかみんなおかしくなってゆき癖になっていってる気がする。
どんどん変になってくパターンのような気がしてちょっとまずいかな。
これだと息漏れはしないし音も裏がいらないし指も・・なリードがあるんだけど
怒られてもいいから先生これじゃだめでしょうかと次のレッスンで聞いてみようかな?
多分私はそれ以前でそんな問題じゃないとかなんだろうけど。
じゃあ黙ってるか。

それより今日は体調が悪い。
また変に力んで腹の患部を押してしまったのではないか、今日の夜とか明日とか、変なことにならなければいいなと思いながら・・・・調子不完全ながら最悪な展開にはなりませんでした。
この先内視鏡検査の予定もありますが場合によってはもっと早く相談になるかな。
楽器が吹けませんなんて言わなければすぐ治るんじゃないかと思わないでもないけど。

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急場

今朝、初霜が降りた。
去年に比べると大分遅いのかな。
一昨日くらいまで開ききれないまでもつぼみを膨らませようとしていた朝顔、
これでお別れになっちゃうのかな。
ありがとう。
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先日初めて入ってみた昭和な店で。
明るい感じで大将が持ってきてくれたこれは一瞬ものすごい大盛に見えてお!・・あ?
この堤防みたいに盛り上げたキャベツの上に肉を敷いて凄みを出すみたいなのを今年は各所でで見かけた。
そのどれもが生き残った素朴な昭和な店だったような気がする。
こういうのむかしの共通のフォーマットだったのかな?
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これは家のすぐ近くの超昭和な店。
そう、ここでもなんか立てかけてあんなこれとか思った。
とんかつにケチャップのも素朴でなかなかいいか。
この店一度付き合ってくれた嫁さんはもう行こうとしなくなっちゃった。
超絶美味い!とかじゃないけど私はもうなんどか行ってみたいとは思う。
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これはちょっと遠くのステーキが超絶うまかった昭和な定食屋で。
とんかつは普通で記事にならないなんて思ってたけど今見るとやっぱり迫力があるかな。
・・・さっきから何書いてんだ
もともとここに書いてた話は時勢的にいろんな人のいろんな反応が予想されとか考えてるうちにそもそも書かなけりゃいいんだろうというとこへ到達して頓挫。
他にネタもないため過去の不採用飯写真を並べて急場をしのごうという

https://www.youtube.com/watch?v=EsHMSnJUeaM
そしてこの曲はキューバ序曲
クラシックの人間がまじめに演奏するより全然違う人たちがはじけた感じでやったほうが・・じゃなく、そんな音楽を硬いクラシック世界にまじめに持ち込み融合させてしかも成功させたところにこの曲意味があっ・・いいけど。
ガーシュインはそんなつまらないところにこだわってないで新しい世界へ飛び出していき成功した人なのかと思ってたけど、どうもちゃんと勉強してクラシック音楽をやりたいというのもあったみたですね。でもこの人も売れるのも亡くなるのも早すぎた。
みんな食ってくためとか売れちゃうと立場や流れに乗ってその道を必死で走り出すというか・・ほんとに自分がやりたいことはとりあえず胸の内にしまい歳を食っていつか落ち着いたら・・
マーラーは指揮者業を引退して作曲だけする人になろうかと思ったところでなくなっちゃったらしいところが聴き手として悔やみきれないというか・・

作曲当初のタイトルはルンバであったそうだ。
このあたりのサービスエリアにはコーヒーの抽出中にコーヒールンバが流れる自販機が必ず置かれててそういえば同じリズムが聞こえ・・
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と調べたらこのリズムパターンにはクラーベという名があってあの楽器はクラベスというそうだ。
楽譜的にはキューバスティックってかいてあるの?
どっかには違うことが書いてあったりして、ネットで知った浅知恵なんか並べてもあれだけど。
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絶えずリズムの変化するボンゴが南国感みたいなのを出しててアドリブみたいだけど楽譜に全部書いてあるのね・・なんて言ってみれば、過去の記憶がどっかから出てきちゃってお前が言うなみたいな視線が勝手に周りを囲むんだけどさ・・
こういうの家の専用部屋で一人で聴くのもいいけど現場で体感すると楽しいんだよね。
やれたら一番いいだろうけど・・
聴くだけも含めいつもそういうのに笑顔で乗れずに生きてきた人生でした。
なんだそれ。

いまさらながら急場の意味を調べてみると
物事が差し迫ってすぐに対処しなければならない状況・・
楽器を習っている先生がもうすぐ小さなコンサートに出演されてそりゃ行くでしょというところ。
だけどこのところの近隣感染状況や会場、想定される客層や先日遭遇した人間を思い出したり・・
ごちゃごちゃ言ってないで自分で判断しなくちゃならないだろう。
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これは確か3枚目のとんかつの日、これと思うカフェが見つけられなくて入ったファミレスで。
これなんだっけ・・食うだけならおしゃれカフェよりこっちのがよっぽど安くておいしんだななんて思った記憶。
それがどうしたってなもんだけど、こんな写真があるのも生きていればこそ。
今日も生きてられてありがたい。
ガーシュインは38で亡くなったそうだ。
沢山の歌謡曲やミュージカルの後、落ち着いたころにもう一度クラシックの世界にも戻って他の誰にも書けない何かを聴かせてほしかった。

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2度目で

気が付けばもう日の入りの時刻は少しづつ遅くなっていってるのね。
最近なぜだか私は早く沈んでく太陽に焦りを感じて暗ーい気持ちになってたりしたからよかった。
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これは結構前だけど、一度行ってとてもいいと思ったカレー屋でチーズナンセットを・・
頼んだはいいけどあんなにおいしいと思ったチーズナンは全然量が食べられなかった上にチーズのヨーグルト的なくせが気になって。お店自体はいい所なのでもしまた行くならよく考えて違うものにしようと思う。
一度とてもいいと思ったものに同じことを期待すると2度目であれ?となることは結構よくあるかな、素晴らしい景色だったと思いまた行ってみるとあれ?とか。
飯屋なんかいいけど買っちゃった車、決めちゃったアパート、入社した会社・・あれ?の相手が人間だとまたいろいろと。
それも経験、勉強だと思えば・・とか言ってられるのは若いうちだけだったと気付くのはもうどうにもならない頃ですよね。
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これもよかった記憶からまた行ってみたしゃぶしゃぶ食べ放題。
なぜか全然食べられなくて自分で驚く。
敗因は出汁にかなり濃い味がついてるんだから何もつけないで食っとけばよかったのにタレバーとか言うところから調子に乗って持ってきたかなり濃い味のつけダレをたっぷりつけて食っちゃったことじゃないかなぁ。
頭が濃い味にやられちょっと食っただけなのにもうよしなさいと信号を出しちゃったんだと思う。口や頭のなかも濃い味一色で塗りつぶされてしまい・・
また行く機会があるかはわからなないけどその時は何もつけずに食ってやる。
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先日、嫁さんが名前を出したので行ってみたこのお店にきたのは2回目。
前回と同じくこのケーキもコーヒーもお店もお母さんも素晴らしいんだと思う。
だけどこの日偶然重なったいくつかの理由から私は早く食べてすぐ帰ろうとこのケーキをゆっくり味合わず終わってしまった。
このお店が好きだから何があったかはおいといてまたいつか来てゆっくりしたいと思う。
それよりその時目に入ったあるものにかつての自分を重ね、私は昔・・とかいうのをここに書こうとしていた。
お店に迷惑がかかるからそんなこと書いたらいけ・・いやそうじゃなくて自分をそんなもんに例えちゃいけないだろう。
ひどい自虐をあえて書くことで自分の気持ちをなんて読み手は汲んだりしないし。
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このあとスーパーへ行き嫁さんが買い物をする間車の中で寝ていたら日が暮れて気温が一気に下がり・・
体に感じる風邪の兆候に嫌なものを感じる。
うつされた?
帰って炬燵で温まりつつ、楽器の練習しなくちゃ・・寒いなぁ・・
練習しはじめはあれだったけど・・大丈夫。
いけるな。
新しい要素が出てまたグダグダに崩壊していたけど冷静になれば俺にだってわかるしできるから。
練習してるすぐ横には
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犬なのかこたつだかわかんない物体に俺ちょっとましになったよね?と聞くけど返事をしない。
まあいいや。
いける!と思ってやってたら寒気はなくなり風邪もひいてないよと体が言ってることに気づく。


https://www.youtube.com/watch?v=81ODRdZOKew
ガーシュインのポーギーとべスからいいところを抜粋したメドレーみたいなので作者とは別人による編曲。
オーケストレーションを習おうとしたラヴェルからあなたはもう・・みたいな話が超絶有名だったりいくつかの曲でクラシックの世界にも噛んでることになってるガーシュインはそこに収まってるどころか出てくというよりいる自分の場所が新しい世界と・・そんなにそっちのこと知らないけど。
オペラやバレエの中からいい所を抜き取って舞台上で演奏できるように編曲することは昔から行われてきたことだけど、曲を集めてというよりいいとこのさわりだけを短く拾ってブリッジでつないだこれはメドレーという感じよく吹奏楽のコンサートで見るなんとかメドレーを思い出さないでもない。
聴いてると途中いろんな要素が昔のいろんな記憶を呼びそうに・・音楽は私にとって何よりの楽しみであると同時に拒絶すべきて・・こういうのも書いたらいけないけど。
今日はああいいねーとか思いながら聴けたから。
この曲聴くならこの盤じゃないだろうというのもあるかもしれないけど、中学か高校入ってすぐだったか買ったこれを昔よく聴いた。
なんで急にこんなのが聴きたくなったんだろう?と自分で思ってたけど上で書くのをやめた2年半とこの曲もつながってることを今思い出した。
人並に生きられないせいでいろんなものを見ないようにしているうちに憎むかなんかになちゃったりしてるあほだけど、
音楽まで嫌いになっちゃったらもう終わりだよな。
でも大丈夫。

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なんばはなんだ大阪

タイトルがふざけているけれど先日、
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南海のなんば駅。難波駅じゃないんでしょうねきっと。
阪急梅田もすごいけどここもなかなかですね。関東の私鉄始発駅は国鉄の駅に寄り添うようにつくられ狭いところで窮屈にしているのに。
ここに来たかったわけじゃなく別なところへ行き終わって帰ってきたところ。
この後新大阪まで行くんだけれど、最近見たある方のブログになんばウォークだっけ?なんかそんな話があったのを思い出した。
何でもいいからなんか見ていこうか・・・
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と歩き出したはいいけれどこの時ラッシュで人が怒涛のように流れていた。
加えてどこに何があるかも全くわからない・・
飯でも食いたかったけれどこんなんじゃどこも入れなそうだな・・やっぱり地下鉄に・・
ふとみると
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脇へ入ってゆく地下街みたいなのが目に入る。
なんかそんなに人であふれていないしいってみた。
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なんばグランド花月・・・
吉本興業のでしたっけ・・
コンプレックスといろんな出来事でねじ曲がった私はテレビのバラエティ番組が見れないどころか音が聴こえてくるだけで不安定化するような変態になってしまったけれど、行って見たらどうなんだろう。やっぱり苦虫かんだような顔で足早に・・なのか、でも意外と大笑いしてハマってしまうかもしれない。そうなったらまた新しい世界発見だよなぁ・・
通りはすぐ先からいい感じの飲食店街になっている。しかも馬鹿みたいに混んでない。
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この天ぷら屋さんが目に入り、入ろうとして・・・
たはずなのに、向かいのショーウインドウのこれが目に入る。
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ヘレ・・・
いつも見ているブログで先日見たばかり。
ヘレっていうのかぁ。ヒレのこと?なんて。
あー!おおさかだぁ食べなくちゃ。
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チェーン店なんだろうけどすごく気持ちのいい接客に迎えられ、頼んだそれは出てきた。
鰻と違って関西のとんかつは腹開きとかそんなのないし特に激しく違う何か違もないか。
でも、勘違いかもしれないけれどもしかするとソースに大阪の特色みたいなのがあるんじゃないかと勝手に予想している。
少し甘くケチャップの風味を感じるこのソース。

ここでもごはんとみそ汁キャベツはお替り可。
ごはんは女性向けなのかものすごく少ない量で出てくるのでお替り必須。
嫁もいないので誰にもとがめられない。
場を仕切る感じのベテランなおばちゃんにご飯下さいというと
普通にしますか?おっきくしますか?
普通で・・
って標準語っぽく聞いてくれてるおばちゃんに
なんで俺が関西弁っぽいイントネーションで答えようとしてるんだろ?
今日は別なとこでもやってた。
俺は、どっかで関西弁にあこがれているんだろうか?
しゃべってみたいみたいな。

九州の田舎の出身の私の父は集団就職じゃないけれどそんなようなのでまず大阪に出てきたようだ。
その後縁があって静岡に来たため私があるのだろうけど思春期のはるか前から父親を避け逃げるようにしていたためほとんど話もせず、大阪のどこにいたのか等よくは知らない。
その父が亡くなってもうだいぶたつけれど、ふとそんなことを思い出したりして。
さあおいしかったし帰ろうか。
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地下鉄のホームに降りるとさっきより少し落ち着いたようだけどまだ結構な混雑。


https://www.youtube.com/watch?v=KU1X3Wut-k0
これはガーシュインのパリのアメリカ人という曲。
かなりポピュラーで、アメリカな曲がテーマな時とか親子で触れ合うファミリーコンサートみたいなのでよく載ってない?
アメリカ人は作者本人のことでしょう。冒頭から車のクラクションが騒がしくなったりして都会の・・
むかし気に入ってよく聞いた覚えがあるけど気づけばこれもまた20年以上聴いてなかったかも。
この時気分が大阪の静岡人だったから。

なんとなく一本見送るとやけに空いているというか椅子も空きまくりな列車が入ってきた。
いいねと思ったけれど行先表示を見ると中津・・どこだそれ、そんな駅あったっけか?
まあいいやこの路線に分岐はないしどっか変なとこに行っちゃうとかないだろう。座われるだけ座って・・

梅田で大量の人が下りてゆく・・
昔からよく聞いてきた梅田だけど、まだ頭の中でえーと大阪駅のあたりの地名だったよなと翻訳しないとどこだかわからない。
大阪というとキタとかミナミとかなんだよそれ?なんて思っていたけど何度か来てみてどうもそれらしき塊が2つあるような気はしてきた。
しかしこの間来た時にはあべのと難波を間違えた。
全然違う場所かと思ってた天王寺が道路を挟んだ向かいにあったりもした。
どうなってるんだ大阪
面白いよ大阪。

自分も昔、仕事で大阪に滞在した。2週間くらいだったか。
通った場所のすぐ隣は飛田新地というところで自分がやばそうな人があそこはやばいぞとか言っていたのでよく覚えている。日雇いで暮らすおじさんがお金を手にすると無くなるまで飲んでる店や、100円とは言わないけどそれくらいのうどん屋があった小さなアーケード、グーグル何とかで見ると今はもうシャッター街になっているように見える。
あの辺りはミナミじゃないんだけどでも大きく言えば南の方だよね?え?ちがう?
拘束されて操り人形みたいな感じだったから、大阪の街を見て回ったりもしなかった。
飲めないのに付き合いで行った焼肉を目の前で焼いてくれるお店で食った、レバ刺しじゃなくてタン刺しというのがうまかったことが忘れられない。


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中津は新大阪の2つくらい手前で地上に出る直前の駅だった。
自動音声の「この電車は、どちらへもまいりません・・」というのがなんだか可笑しかった。
出てすぐ渡った河は淀川?もう真っ暗で見えないわ。
降りてみると何があるのかな?何の変哲もない街をぼーっと歩いてみたいけどなぁ。

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新大阪のホームはなんか工事中。
そういえば万博やるんだったっけ?
万博とかUSJとかそういうのじゃなく2週間くらい何の目的もなく滞在して、何の根拠もなくその辺を歩いて適当なお店で飯を食ったりとかしてみたい。

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新大阪地下の飯屋街は超混雑で行列が。
さっきのとこよかったなぁ・・
新幹線の指定を取ったはいいけれどまたしてもすぐの発車で危ういところだった。
私の最寄り駅には昼間の一部を除きこだましか停まらず、のぞみ乗換駅の名古屋まで2時間くらいかかったりして大阪まで行くのに100Km遠い東京から来るより時間がかかったりする。
それでも日帰り可能でなんか興味を惹かれる大阪にはまた来てみたいと思う。

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大事なこと大切なものちゃんとしたいこと

今、嫁さんがいないので犬と二人暮らしである。
何日間か犬の様子を見に昼休みに家へ帰っていた。
最初の日こそ飛び跳ねて喜んでくれたけれど、
あとは
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爆睡中。
飼い主が返ってきて足音を立てていても爆睡。
ちょっと触ったくらいじゃ起きない。
気配だけで飛び起きたりしてなかったっけ?
やっぱり歳くったのかもしれない。
でも安心しきって寝ている姿には眺めるこちらも癒される。
眠れることはいいことだ。

寝てると言えば、蔵王から帰ってきたらトイレの便座が冷え切っていてびっくりした。
みると漏電の警告灯が点灯、電源が遮断されている。コンセントを抜いてまた入れると動いたりするかもしれないけれど、仕事的にいや仕事関係なくそういうの絶対だめ。
何時頃からか自己責任なんて言葉が出てきてリスクは自分の中で完結しているんだから何をしようと勝手というような意味で使われている気がする。しかし責任というのは自分ではなく他人や世間に対して発生するものなのであって・・
そういう私は甘えとごまかしで生きてるけど。
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新しいのを買ってきて付け替えた。
犬がずっと見てんのね。なにやってんの?
ちゃんとなにか作業をしていることはわかっていてじゃましないように・・


今ここは楽器のレッスンの前の晩。
例によって毎日練習をして・・多分練習になっていなくて変なこと変な形でやっているんだろう、どんどんおかしくなってきて今グダグダだ。
明日、どうすんだ。
どうするったってもうどうしようもないけど。
この歳になって宿題を忘れてピンチな子供みたいな心境。
相変わらずの・・

そしてここからレッスン終了帰宅後。
それは楽器の音じゃありません。
雑音です。
から始まったレッスン。
私にはなぜそうなるのか理解できませんなんて言われて一瞬凹みかけるけれどまあそりゃそうだろうとも思う。
今まで何度もあったことだし。
私自身は、この楽器を始めようと思ったとき今までの経験から人の何十倍もの時間をかけた挙句進むどころか悪くなったりすることは十分予想でき、それでもいいからやるんだなんて覚悟を決めた。
でも考えてみれば先生にはそんな話は関係ないし知ったことじゃないわけだよね。
でも先生は先生で教える度びおかしくなってゆくこの厄介な人間にどうすれば伝わるのか、気づかせることができるのか、いろいろ考えてくれているのかなと思う事があったりもした。
ある練習法を経て時間を5分延長した最後には手をたたいて、それだ!今それは楽器の音です。
私的には感じ考えていたことと正反対の目からうろこ的な指摘で・・
これで今後は上り調子とは全然行かないことも経験的に知っているけれど、よしこれでまた練習しよう。練習がしたいと思って終われたのでとても画期的で建設的なレッスンだった私には・・

先週、先生にもらったリードだと魔法のように楽に音が鳴ると書いた件。
自分の買ったリードを先生の指示通り2週間処理し続けたものを今日初めて吹いてみた。
結果は驚きの魔法のリードに育っていた・・
わかったでしょう?
自分だけが悪いわけじゃないんですよ。
道具のせいにするなと言われることが多いから意外というか。
リードだけでは解決しないんだけど、リードで音が楽に出るようになるだけで世界も全く変わる。

そのリードも捨てないでください。
うまくなるといろんなリードが吹けるようになってきますから・・
そのひとことからまだ見捨てられたわけじゃないんだなというのを拾い出して自分に言い聞かせ。
だからいいの。
これでいいの。
今私はいいの。


帰ると犬が待ってる。
いつもなら炬燵の電源入れてよと騒ぎ真っ先に入っていくのに、私が洗濯とか何とかを終えて炬燵へ入るまでちょこんと座って待っていてくれる。
見てないと寝てたりもするけれど。
他人から見れば犬だけど、同じ屋根の下で暮らしてると家族だもんね。
一人じゃないっていいね。

先週、ラプソディーインブルーの始めて買ったCDにがっかりしたというようなことを書いたけれど、30年ぶりくらいに聴いてみたらすごくよかった。
年月が経つのは悪いことばかりじゃない。嬉しくて繰り返し聞いたりして。
同じCDにはポーギーとベスの組曲みたいなのが入っている。作者とは別な人間が作ったというやつだったと思う。

https://www.youtube.com/watch?v=Vj-kSofpSW4
そのCDはこれじゃないけど。
組曲というかいいところをつなぎ合わせたメドレーみたいなので吹奏楽のコンサートとかでこんなのよくやってますよね。これもああいう楽譜なのかな。
この動画も持っているCDと多分同じ楽譜だけどCDは手前にもっといろいろありこれは途中から聞くような・・
ガーシュインってクラシックの作曲家としても数えられる人だけれど、でもやっぱりあっちの人なんでしょう?
ポーギーとベスを見たことはないしどんな話かも知らない。
クラシックの人にとってはオペラという事になっているけれど、そうじゃない人から見ればミュージカルなんでしょうか?
どっちでも何でもいいけど。

レッスンが終わって楽器をしまいながらのちょっとした会話から先生は吹奏楽の人でクラシックには全く興味がないことが透けて見えた。興味がないだけじゃなくもしかすると嫌いかもしれないけれどまあ構わない。
そこは関係ない。
他人と自分、好きなものと大切な事、今やっていることと・・切り替え、切り離しができないといろいろうまくいかないとこんな歳になった自分に教えようとしたりして。

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時々自分は欠陥品だと思ったり、いつも人の言葉に裏がある気がしてまともに受け取れなかったりもするけれど、
全身全霊で心を開いて見せてくれる犬がいるからいいや。

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朝、お見送り。
いってくるね。
頑張ります。

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そこに天使は見当たらなかったけれど、確かに自分がいた。

蔵王ロープウェイは山頂駅に到着し、スキーな人はそれ方向へはけてゆく。
よし俺も・・
いきなり杭とロープが目に入ってきてあれ、せまい?
でも多分それは吹雪いてホワイトアウトとかな時にそれ以上行くなロープでみんなそんなもん関係なく外へ広がってゆく・・

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最初に目に入ってきたのはこんな感じ。
人もいっぱい。

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わー・・

どっちいいこうか?
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まあいいや適当に歩きまわって・・
つ、冷めた。
ここでとんでもないことに気付いた。
昔冬の北海道へ行くため雪があろうと路面がブラックバーンだろうといけます的な靴を買って持っている。それを履いてここへ来るつもりだった。
のに、朝いけるんだか行かないんだかみたいな浮ついた気持ちで家を出たため、夏用の通気性に優れたランニングシューズを履いてこんなところまで来てしまっていた。
雪が入り込んで冷たい。
俺はしかしこんなにあほなのかと自分でも驚くけれど、そんなの誰よりも知ってるよという気もする・・とか言ってる場合じゃないしいまさらどうにもならないので、靴ひもをきつく引っ張り結んで・・
八甲田山なら私みたいなのは最初に死んじゃうんだろう。
しばらく歩きまわっていると冷たいとも思わなくなった。


とりあえずあっちいってみよう。
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私のいつもの感じだと空はどんより曇ってああ腫れていたらどんなにきれいだろう・・なはずなんだけど
晴れてるよ。
青く晴れてるよー
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このあたりは周りに人がいっぱい。
中国語も聴こえる。
誰だか知らないけど女性のたのしーい!という声も。
みんな山の方にもぼっていく。
面白そうだから俺も・・
圧接されてない雪は足がズボズボと沈んでゆく・・こんな靴で。
でもたのしー

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確かに氷が落ちて枝が見えていたりもする。
でもいいよそんなの。
元気に生きてるスノーモンスターもいっぱい。
マイナス10度になりますみたいな話だけど多分この時の気温は0度くらいか‥全然苦痛じゃない。
途中ロープウェイの乗換駅では樹氷が音を立てて溶けだしていたので基音も相当高かったんだろう。
風邪はあるけどさほど強くもなく、なんというかこう・・最高。

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むくむくですね。
これは雪がこびりついたものじゃなく、水蒸気が凍り付いたとかなんとかだったと思う。
足元も、片栗粉みたいなパウダースノーのほか、
ずっとでっかい結晶みたいな模様が続いいてる。

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足元のこれも風邪で運ばれる水蒸気が凍り付いて成長してゆく結晶みたいなものなんでしょう?

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山を登りだして立っている位置が高くなると見える景色も変わってくる。
雲が頻繁に上空を通過し、影がいろんな光を見せてくれる。
ちょっと登って良しにするつもりが、楽しすぎてよしにならず・・

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このあたりだったか、俺は人間が嫌いで人がたくさんいると不安定になるけれど、
今は人がいっぱいでも少しも苦にならないぞ・・とかなんとか思った覚えがある。

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来てよかったねー

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生きてればいいことあるかもね。

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ふと気が付けば、ワーワー楽しい人の群れは一段落してちょっと違う雰囲気の世界となってきた。

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ずっと目印の柱が続いていて登山道なんでしょうね。
なんていうんだっけ・・かんじきみたいなのを付けた一団がどんどん登っていった。

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ポーズ取ってんすか。

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いいね飛行機雲。
なんか3人でウェーイ。

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どこにつづいているんだろう?
どこまで行こうか?

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空気も気持ちがいい。
人もいなくなり、帰ろうかななんて思うと
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あれ、あの上何があるんだろう?
いかなくちゃまずいだろう。

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何見てもきれいだ。
でも途中、固く見える場所に足をかけるとずぼっと桃のあたりまで足が沈み込んでしまった。
なめて調子にのってるとると死んじゃったりするんだろう。

登り終えたそこは
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わー

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地蔵山。

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スマホだと遠近感が出なくて何だかわかんないような写真だけど。
なんかずっと続く特別な場みたいな広い世界が。

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今まで山がさえぎってくれていたんだろう、山頂に出るとものすごい風・・
麓のどこかが見えている・・あれどこだろう?
どこでもいいや。

この特別な場所には結構長い時間いたと思う。
頭の中にはこれが流れていた。

https://www.youtube.com/watch?time_continue=620&v=ynEOo28lsbc
何日か前に聴いたからで、本来自然というより都会の中でくつろいでるような音楽なんじゃないかとも思うけど何だっていいんだよそんなの。
この時はいい感じでずっとこのテーマが頭の中をループしていた。

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風が強く、さすがに寒い。
でもなんかずっとここにいたい。

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うちから日帰りできるところにこんな世界があるとはちょっと不思議な感じ。

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人が少なくなる瞬間はあるんだけれど、誰もいなくなることはなかった。
もし、自分ひとりになったら怖いかな。
なんか声が聞こえるとか・・
天狗みたいなのが来て命も持ってかれちゃうとか・・

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登山とかできない私はこんなところにはふつう来れないんだろうけど、今ここにいるのは間違いないのが面白い。

お地蔵さまって鬼から守ってくれるんだっけ?
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むかし日本昔話を見ていたら、
誰からも相手にされないひねくれた爺がやけになって「鬼はーうち!っ」と叫んでみると
節分でみんなに追い出された鬼が集まってどんちゃん騒ぎの宴会となり、お礼をどっさり置いて帰っていく・・と言う話があった。
子供ながらに、その話の視点の優しさや温かさに感動し、心のよりどころみたいな気がした。
だからって悪いもんやのけ者にされたもので集まってちゃいけないけど。
鬼も神様も、自分の心次第なんじゃないだろうか?

来てよかった。
ほんとによかった。
多分一生忘れない。

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さぁ、もどろうか。

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なんかキャラクターですね。

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いっぱいいるし。

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角のある彼、こっち見て笑ってるよね・・
ありがとう。

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呪いを解くことができるまで・・

会社帰りに楽器の練習場へ。
部屋を抑えた時間より早く着けば待つことになるのだけれど、この日は近くの広い路肩に車を止めてボーっとしていた。
本人的にはずっと何か考えてるのでボーっとはしていないつもりだったりするんだけど傍目にはいつもぼーっとしてるようにしか見えないんでしょ。
ここは幼いころ住んでいた場所のすぐ近く。
あのころもボーっとしながら一人ほっつき歩いてた。
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日が伸びてきたなぁ
今見える光景は40年くらい前にも見ていた光景。
いや、あの樹はあんなにでかくなかった。

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いつの間にか改築されて少し背が高くなっていたけれど、幼い頃あの鉄塔を毎日眺めていた。
懸垂型なんて用語は知らなくても碍子が逆三角形に配置されたあの形は、鉄塔の前後で送電線の角度に変化がない場合に見られるものだということ発見して・・そういうのが面白いと思っていた。
連続するものの中に現れる規則性や意味づけを発見する事への興味や楽しみは、その後音楽を聴くようになってから音楽の中にそのまま生かされた。音楽というのは工学的、数学的な要素を強く持っていると思う。

で、レッスンに行ったのだけどまたいきなりグダグダに。
冷静を装いながらリードを変えたり先生の指摘を受けて何とか持ち直し・・
だいぶ楽器から離れていたようですけど思い出しましたか?
いえ、昨日も練習したし毎日やってました。
ああ、俺は何をやってたのか。何をって練習も的が外れているし足りないしまだちゃんとしたものが少しも定着してないだけ。

事実として、
私はどこか神経か脳の機能がおかしいのか普通の人には訳もなくできる動作がいつまでたってもできないという事があります。
物心ついたころから周りの大人がいら立ち私を非難したり大袈裟に嘆いたりするのを見聞きし、感じてきた。今はすぐ体罰というらしいけれど昔はすぐにぼかすか殴られたもんだ。
受けるのは痛みとは別なメッセージで刻まれたそれは消えない。その時周囲に感じた同じ年齢の多数の目線も同じ。
子供ながらに何かがおかしいとたびたび思ったのも覚えているけれど、度重なるそれは私に対し自分は何もできず周囲に迷惑をかける不具合品だと思い込ませた。
その意識は何かあればパニックのような状態引き起こし自分の体をコントロール不能な状態へ追い込む。
その結果はさらに周囲をいらだたせ、澄まされた神経はいち早くそれを察知し・・
それは年齢とともに解決していくようなものではない為、中年になった今でも実は抱えたまま。
そういう場面を予測し、回避する事を覚えてきただけ。

最近、そういう人間が実は一定数いて定型のようなものがどうもあるらしいという話を読んだ。
読んだところで何も改善されるわけではないけれど、私にとっては何かすごいことが起こったような感覚を得た。
周囲からも自分自身もなんでそうなの?おかしいでしょ?と疑問形の声しか聴けず、存在そのものも間違いであるかのような印象だった自分について是非はともかく第三者がそういうのいますよと言っているのをはじめて聞いたわけ。
こんな歳になってはじめて。
これは当事者じゃないと馬鹿がアホみたいなことを書いているようにしか見えないでしょうけどいいの。


この日のレッスンもその病気が出ていて自分で変なところに力が入ってしまうため音は出ないわ自分の声が出ちゃったりして・・
先生も外から見てのアドバイスはできるけれどそんな異常な状態を経験したことはないから
どうしてそうなるんですか?
となんて質問系の言葉が聴こえてくる。
それは当たり前なんだろうけどこちらは定型的にスイッチが入るわけだ。
とは言え、今までと違うのは主回路が暴走して死んでいる傍らで非常電源回路みたいなものが細々と起動し、
今のこれ病気だから・・いつものあれだから・・事実じゃないからそのまま受け止めるなよお前・・みたいなことを言ってくれる。
帰りの車でも非常回路が作動するんだけど主回路の暴走が収まらないから誰もいない車の中1人で俺は大丈夫!頑張れ俺・・みたいなことを大声で叫び続け・・

あれから時間がたち頭も冷えた今だから書くと、グダグダながらも問題点を指摘してもらいながらレッスンは進む。
当初それは今考えなくていいと言われていたことを要求される。
私にとっては新しい展開だ。当然のように全然できなかったりするわけだけど、具体的な練習法を指示してもらい・・
と、今こう書けば結構建設的な内容だった。
新品リードの育て方も教えるから、新品を下ろして毎日水につけてきてください・・とか。
書かないけどちょっと建設的な言葉を聴けたような気もして・・


https://www.youtube.com/watch?v=cH2PH0auTUU
これの冒頭、クラリネットのグリッサンドがあるんですよね。
あんなのどうやってやるんだろう?と思ってほんとに久しぶりに聴いてみたらグリッサンドは上の方の音だけで下は普通に音階なんですね。
これがやりたいとか言うわけでも何でもないけど下のFの音を吹いててこれを思い出したから。
FだけどB管だからやってる人的には下のソ。 移調楽器なんて知らないとファじゃないの?なんてどうでもいいけど読んだ人がこう思うかなああ取られると嫌だなとか考えだすときりがないね。これも病気かな?
グリッサンドじゃなくてポルタメントじゃないの?なんて思ってたけどほんとに指をスライドさせるらしい・・知らねーけど。
中学の頃テレビでみたこの曲の演奏で、もう名前もわからない男性ピアニストの演奏が最高にかっこよかった。前奏曲なんかもものすごく個性的に弾いていて・・でもラフマニノフなんかもバリバリ弾いてて・・あれ、誰だったんだろう・・・
いまでも彼の音楽、映像が頭の中に焼き付いている。
失敗したのは最初に買ったこの曲のCDで、どうも指揮者がこの曲いやいややってんじゃないかという印象を受け・・・なんだこれ?なんて思ってしまいそれ以来曲自体をずっと聴いてなかった。

いくつか聞いてみると、この曲も演奏者によって全然違って聴こえる曲ですね。

ガーシュインの自演?というのがあった。
よく聞くのとは違う、グロフェの最初のアレンジ?
カットで一番聞いてみたかったところがとばされてて・・
でもいいよね歌い方が。
ガーシュインも若いうちになくなったんだっけ?
才能をもらうとその分寿命を取られちゃうのかな?
何にもできない分長生きさせてもらえないかな。
なわけないのか。
今も、仕事でお世話になった方の訃報を聞いた。
あまりに突然のことで・・俺はいろんな国に行ったがどんな未開の国の怪しい食い物でも平気でくえるぞ・・なんて笑っていた人なのに・・
人の人生って自分の意向とは全く関係なく、突然終わっちゃったりするものなんですよね。

2629.png

また練習してるけど、言われたことをやってみるとグダグダどころかゼロに戻ったような崩壊感。
言われたことをやっているつもりだけれど、違う動きしかしていないんだろう事は経験的に理解できる。でも実際何がどうなているのかは全くわからない。
でも、頑張ろう。
人と同じにできないからと言って死ぬわけでもない。
いや人と同じじゃないと死ぬんですよとすぐ返して得意になるような人には適当になるほどすごいですねとか言っときゃいいんだから。
貴方ならこれくらいは初見で吹けるでしょう?みたいな言葉は、この人駄目だろうな・・という相手にくれる言葉じゃないだろうとか自分に言い聞かせてみたりしながら。

楽器の練習は自分も音楽がしたいという夢への挑戦であるのだけれど、同時に物心ついたころから始まる自己否定を何とか少しでも正してから死にたいという人間の矯正でもあるのかなと思ったりして。

Tag:ガーシュウィン  Trackback:0 comment:2 

大作曲家たちが現役のころからオペラやオーケストラ音楽のコンサートというのは夏にはやらないものだったみたいですね。
日本みたいに湿気はなくてもやっぱり暑くてやってられないのか・・バカンスしに行かなきゃなんならないからか。
その間団員は好景気に沸いていたブラジルに渡って稼いだなんて話を聞いたか読んだような気もする。
あっちは冬なんでしょう?
電気冷房がある現在でも8月はクラシックコンサートはoffシーズンなんじゃないでしょうか。

うちの音楽部屋にはエアコンがないため8月9月は音楽を聴くことができません。
どうしても聞きたくて窓を閉め切り聞いたこともありますが命の危険を感じます。
開ければセミの大音響、夜は近所迷惑・・ちょっと無理。
もちろんクーラーか扇風機のあるとこで聞けばいいんでしょうけどそういうのじゃなくて変態的にのめりこんで聴こうというお話。
音楽を聴きたい欲が爆発しているときは結構欲求不満になります。

近所に畑をやっている人がいて
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スイカをもらった。
食べたい?
あそこひんやりしていて気持ちがいいらしいんですよね。
夏なんか来るわけなさそうな私にもまた夏が来ました。
クラシックを聴くようになる前だから12歳ごろなのか、
TUBEとかが流行っていてカセットテープに録音して聞いてた覚えがあるんですよね。
なんとかオメガトライブとかも聞いてたような。
ああいう夏が自分にも来ると思ってた・・
ちがうか、自分がこんなのを聴いてると知れたら笑われるとか思って隠そうとしてた記憶がある。
しかし12歳ってまだ12年しか生きてないんだね。
今仕事で自分の図面を見ているけれど、つい最近書いたような気がするその日付はしかし13年前だ。
人間の誕生と完成ってあっという間なんだね。

6277.png
何年か前、すいかを道路にたたきつけて無残に割ってあるのを見て畑の主は怒り、警察に通報していた。
でも犯人はハクビシンだったと聞いたような。
家の周りもちょろちょろしているのを見たことがある。
犬が突然吠え出すのはああいうのを見つけてなのかな。

冷やして食ってみると甘くておいしい。
嫁さんが、皮がすごく薄いんだよという。
あほんとだ。

6278.png
あそこにいるのはこのブログに何度か出てくる大きな銀杏の樹。
きっと今、楽しいと思ってるはず。

祭りの音や明かりにも屈折した思い出や恨み節があるんだけれどもういいか。
数年前に自治会の役員でここにいた時、
たくさんのひとの笑顔を前にしたお堂の中の仏様が嬉しそうにしているように見えたんですね。
あれは忘れられません。
こういうものはやらなくちゃいけないんだよなぁと思った。
今年も役員でここにいた。
ビール飲み放題でべろんべろんな役員になんで飲まねーんだとか言われながら。


https://www.youtube.com/watch?v=_j8PxO8x9Gk

私からはかなり遠いところにありそうなガーシュインのキューバ序曲。
つい書いちゃうけどこういう私から遠いとかいうのをいちいち自分で言わなくていいんでしょうね。
マゼールの演奏があったりするととりあえず聞いてみたいですよね。
クラシック的というか・・・もっとガンガンいっちゃっていいんじゃないかと思ったり・・

6301.png

ホルンにイングリッシュホルンにG線上で渋く歌うヴァイオリンを重ねて・・・いいすね。
なんかこう吹奏楽のコンサートでやってそうな曲そうですけど、弦楽器を含むオケを生かそうというオーケストレーションになっています・・当たり前か。
これは本人によるオーケストレーションなのかな?

ガーシュインはラヴェルにオーケストレーションを習おうとして
君はすでに一流のガーシュインだ。二流のラヴェルになる必要なんかない
という最高の言葉をもって答えられた話が有名。
実際この人はクラシック界の人じゃないんだと思うけれど、クラシックの世界にも少し踏みこんでくれてクラシック側からも大作曲家の一人として認知されていると思う。
この曲は好んで聴いたりはしないけれどで嫌いじゃない。
結構好きかも。

クラシック界なんていうけど、ステージに乗ってる人間は別にクラシック音楽なんか全然好きじゃなかったりもするんだよね。
結果として音楽が正しく聴こえてくればいいんだから誰がどうだろうといいんだろうけど、
音楽は心だとか言って喜びたい私はそんな話し聞きたくない。
しかし、やれやれみたいな顔でそんなのあたりまえでしょみたいなことを言った人がいて・・
また思い出しちゃった。
妄想狂は本物にあんまり近寄らないほうがいいのかな。
いや違うな、全然違う考えや感覚、経験を持った人と一時的に知り合ったというだけ。
別に本物なんてなかった。

いや、まだ違うな。
物事を狭い世界でしか捉えられない人間が上から物を言ってきたと感じ、それが気に入らなかっただけ。
それは私も同じなんだけどね。
音楽とはもともと関係ない不満がそれにすり替わっているだけ。

いや、その時はそうだったけど今はもう違う。
どんなに文句を言ったところで相手はみんなに好かれ輝く正解みたいに見える。
なんだかんだ言ってもそこから逃げて腐るしかできなかった自分への不満がそこにすり替わっていると思う。

気持ちって正でも負でも電気エネルギーみたいに全然違うものに形を変えてどこかに作用すると思うんですよね。
負の気持ちをうまく楽しい気持ちに変換しちゃって笑いが止まらないとかいうのはできないのかな?
それはそれでちょっといかれた人みたいだけど。

まあしかしこんなとこ熱くなったってしょうがないでしょう。
夏って何すればいいのかなぁ。


6279.png
庭に朝顔のつるは何本か伸びているんだけど、
いまのところ花を見せてくれるのはこの一本だけ。
見に行くまで待っててくれて、綺麗だねとかいうとしぼんでいく・・
そんなわけないでしょ・・と言わずにいられない人も多いでしょう。
そういう人とは音楽についても話が合わないだろうなぁ・・・
それでいいんでしょう。
きれいな花を見せてくれてありがとう。

Tag:ガーシュウィン  Trackback:0 comment:2 

なかった

1198.png

先日池袋へ行くのに湘南新宿ラインを使った。
新幹線を使うのが定石みたいなところに住んでいますが、車で山越えをして・・
グリーン車の車端のすごく狭い部屋で静かに過ごす1時間半くらいが好き。
新幹線に乗ると仕事みたいな気分になっちゃっていやだ。
池袋だったらこっちのが楽だし小さく旅気分だ。

考えてみるとこれに乗るのは久しぶりだ。鶴見を過ぎると品鶴線に入り東海道線と離れてゆく・・
もと鉄道少年としては新鶴見操車場の跡地をなんとなく見て、広大な跡地に貨車や入替機がひしめいていた光景に思いをはせる・・
小さなころに本で見たハンプとかカリーターダというのが稼働しているのを見てみたかった。
ボーっとみているとあったはずのパイオニアがない・・富士通があったけどあれになっちゃったんだろうか?

30年くらい前、こんな将来を妄想した記憶が・・
窓の外は木があって木陰を作っておりその向こうには田園があってさらにその奥にはアルプス・・
安曇野なんて知らなかったはずだけどあんなようなところに家を建てて住んでいる設定だった。
1階の12畳くらいの部屋にはオーディオがあってスピーカーは
1197.png
こんなのだった。
あのころパイオニアは一世を風靡している感じだった。
トールボーイでバーチカルツインみたいなスピーカーがあって、雑誌で定位が良いみたいな話を読んだんだろうと思う。
何にも持ってないし聞いたことがなかったころから定位萌えだったんだ・・

あの妄想した自分を年齢的にすでに超えた気がする。
窓の外にアルプスなんか見えないし、あの頃と何も変わらないアホみたいな私がいて、驚きの極小部屋で小型の2ウェイスピーカーをきいてる。
でもまあいいよそれで・・いろいろあったけど、生きてるよ無事に‥ありがとう。

でパイオニアはどうなったんだろう?
そもそもオーディオはどうなっちゃったんだろう?
若い人の思うオーディオはちっちゃいやつとイヤホンなんでしょう?
一言ありそうな若い人と少し話すと「楽器の位置がわかるなんておかしいでしょ?製作者が入れるんですか??」的なことをいっていて・・
それでいいんだよ。他に楽しいことがたくさんあるんだろうし、そんなもん知る必要もない。
私は他にやることもないのでそういうのを知ることができて本当に良かった。

旧世代な私は電車に乗りながらスマホで何か打とうとすると全然打てない・・電車って意外と揺れるんだね・・画面小さいし・・
みんなこういうので長文書いたりできるんでしょ?
すごいな、ほんとにすごい。

自分は無理なので今更な感じですがポメラというのを買いました。
使ってみると調子いい・・
IMEがパソコンのと違って軽いやつだからかピアノコンチェルトなんていうのが一発で出なかったりする。
プーランク・・なんて出ないだろうな。

電車のジョイント音を聞きながら・・適当に文書をうっていく・・
ロングレールでジョイント音もあんまりしないか・・

ガーシュインは列車に乗りジョイント音を聞きながらラプソディー・イン・ブルーを着想したんだっけ。
ラプソディー・イン・ブルーを初めて聴いたときはなんて面白い曲なんだ!と思った。
最近は全然聞かないけど・・

こっちの三つの前奏曲でも・・


こんなのが弾けたらかっこいいよなぁ・・・

最近ピアノも弾いてない・・
このあいだ電源が入りっぱなしになっていたから、妻が時々は弾いてるんだろう。
良かったねピアノ・・



こっちのが生きがいいかな。
これたぶんアンコールでしょう。この場にいたらきっとこんな拍手したくなるんだろうな・・

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プロフィール

unagi

Author:unagi
誰にも迎合できません
2022年11月からピアノ習い始めました

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