楽器吹き始めと好きと誤解と

昨日になってしまいましたが楽器吹き初めでした。
依然としてあれですが、めげずに頑張ろう。
場所を借りて個人練習をしている人にお願いしていってきたのですが、その人は楽器演奏が好きすぎて若干面白いことになっており、ご飯を食べるのを忘れてたとか楽器を抱いて寝たいとか言っているような人だった。
ちょっとした空き時間や風呂の中でも練習しているらしく、起きてる間はずっと楽器なんだなと思っていたら、夢の中でも吹いているらしい。
楽器を抱いて寝たら寝ながら吹き始める可能性があると思う。
こういう人のために音楽はあるのではないか。
僕のためにもあってほしいけど。
声楽も行けるらしいその人が歌ってくれたのだけど、澄んだ印象的なソプラノで、忘れられないような声。
心に入る音楽は意外にもその辺にあったりするものなんだなぁ。
その声がそこそこの広さがある練習室全体を共鳴させた時、圧倒された。
あんまり一方的にほめすぎるとネタだと思われるのであれですが・・
個人的にはあの声で天上の生活を歌ってもらえたら素晴らしいと思う。あの曲をハイパワーなオペラみたいな歌で聴くと萎える。
天国はそんな場所じゃないと思う。。
でもきっとその人は自分の大好きな曲で最高の歌を聞かせてくれる人で、マーラーなんか興味ないと思う。
また何か聴かせてほしいなぁ。
興味ないといえば、最近自分がある誤解をしていたことに気づいた。
自分は中学生のころクラシック音楽に目覚めてこれが大好きです。そればっか聴いてます。
誤解というのはオーケストラの団員、指揮者、ソリスト・・みんな自分と同じようにクラシック音楽が大好きな人だと思っていたということ。
当たり前なのですが、電車の運転手や駅員が鉄道マニアなわけではないのと同じように(ちょっと違う?)、クラシック音楽が好きだからオーケストラ団員なわけじゃないと思う。
楽器を習ってきたとか楽器が好きでやりたい人、そのうちずば抜けた能力をもち、チャンスに恵まれた人が職業としてやっている。
仕事としてやるためにクラシックも聞くかもしれないし知識もあるけど、本当に好きな音楽は人それぞれ。
というところなんじゃないでしょうか。
結果として素晴らしい演奏を聴かせてくれればよく、そんなことは別に必須じゃないとも思う。
別に不満でも愚痴でも何でもないのですが、ずっと信じていたことなので気付いたときびっくりした。
びっくりってお前が勝手に思い込んでただけだろうという話なわけですが・・
プロのオケの人なんて、毎回毎回、指揮者の解釈で音楽を作っていかなければならず、「この曲好き・こういう音楽だと思う」なんてのはかえって邪魔なのかもしれない。
指揮者やソリストだとそれじゃ困る気もするけどどうなのかな?
そうだ、クラシックが大嫌いなピアノの先生を一人知ってる。。ソリストもみんなクラシック好きなわけじゃないかもな。
憧れのヨーロッパのオケ団員はどうなんだろう?同じかな?
でも以前聴きにいったどっかドイツのオケは、この音楽が大好き!感がにじみ出てたよな。。
あれも仕事だよってなことなんだろうか。いえ、それで全然文句ないです。ごめんなさい。
みんな音楽が好きなのは間違いないと思うんだけど、音楽も嫌いだけど何かの事情で職業にしちゃっているような人もいるのかな?
なんかこう落ちのない文章になってしまいました。
こういうことをグダグダ書くときは、現実から逃げたいときです。
何とか乗り切ります。
おみくじには”勢いで押すと後悔する”みたいなことが書いてあった。
まじめにやれということか。
そうだよな。。