木のところで弾け マーラー交響曲第3番

マーラー交響曲第3番 第3楽章の終わり付近
チェロとヴィオラに弓の(馬の毛のとこじゃなくて)木の部分で弾けという指示があります。木の部分でたたくコル・レーニョという奏法は一般的でよく出てきますが木のとこで金属の弦を弾いちゃったら弓も痛むし、奏者もいやがるだろう・・
実演を聴きに行ったときこの部分で迷わずチェロを見てた。
たしかに弾いてた。オーバーアクション的に シャッ!という感じで・・勘違いかもしれないけど微妙な笑顔でやってやってたような・・
でも自分はよくわかってないけど、そういうのがほしかったら4分音符で書くんじゃないかなぁ・・・
二分音符とffで書いてあるところを見ると変態的にギー!ってニスもはがす勢いで擦ってほしいんじゃないかと思ったり・・・
やってもらえないですよね・・そんなの。
残念ながら音は聞き取れなかったけれど明らかに普通と違う景色が目に入ってきて忘れられない。
マーラーなのでそれで狙い通りなのかも。