木で弾け マーラー交響曲第1番

マーラー交響曲第1番第3楽章後半
木で弾け、1番にもあった。
欄外にあるのは多分 ”間違いではない!木の部分で弾くこと。”
今は有名曲だけど、始めて見たら間違いでしょと思うんだろうな・・間違いであってほしいのかもな。
二人のソロと、いろんな管楽器がかぶってるから、そっちが聴こえてくるけど
まじめにやると・・声がかれちゃった人みたいな感じになるのかな・

この楽章、この絵のイメージだといわれていますが、確かに木で弾いてみてほしいなぁ。
実演も行ったけどここでやってたなぁという記憶がないなぁ・・
ニ短調で始まったこの楽章、中間部を挟んで戻ると半音上がった変ホ短調なんですよねここまで・・・ポピュラーミュージック的な・・
でこのあといきなり半音下がってニ短調に戻ってる。
さらっとやっちゃってるけどとんでもないことでしょう?
高校に入ったころだったか、バッハから始まってブラームスくらいまで聞いてた頃だったからこの曲を初めて聞いたときぶったまげました。
ここの直前のフォークダンスみたいな音楽には驚きを超えて嫌悪感を感じた。
神聖な音楽が世俗的なものでけがされてるような気がして・・といいかなら食い入るように聴いてた記憶・・
ちょうど初演時の一般聴衆と似た体験ができたのかなと思ったりしています。
今は慣れちゃってなんとも感じられなくなてしまいました。