マーラー交響曲第2番「復活」5楽章のトランペット 版のちがい?

マーラーの復活5楽章のお話、まだ続きます。
昨日のホルンのことを書きながら、この
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橋渡し的なトランペット+トロンボーン、楽譜では次の場面で音がありませんが、
昔聞きまくったワルター ニューヨークフィルは四分音符があるんだよな・・・なんて思ってた。
今日、ラトルBPOのを聴いてたらこれも同じように音符おいてるんですよね。。

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自筆譜が見られるので見てみると(6億3千万円で落札とかニュースになってたのこれでしょ?ただで見られていいのかな)には音があった。四分音符じゃなくて2分音符だった。


もう一か所、

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このトランペット、楽譜だと行進曲が始まると八分音符を一つ置いて終わり・・
でもワルターのもラトルのも八分音符じゃなくて4小節くらいのばして消えていくんです。

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自筆譜では2本のTpが数を減らしながら伸ばしていた・・・
マーラーの楽譜ってmorendoていうのをよく見る気がするんですけど2番の楽譜はverklingend なんですね。

ワルターは作曲者の弟子で親友だし、古い時代の人だから・・特別な楽譜を使ってるのかななんて思ってた・・

所有盤のいくつかを適当に確認してみるとクレンペラーとかクーベリック(1969)とか古い録音は伸ばし版でやっているので、昔はこういう楽譜があったんでしょう。
自筆譜を所有し、研究しつくしたとかいうキャプラン・ウィーンフィルは伸ばさない版だった。
でも最近の人で最新の研究成果を振ってそうなラトルがなんで伸ばし版なんだろう?

この自筆譜、注意書きの内容や位置、特殊な場面の紙面上のレイアウトまでそのまま印刷していいくらいに仕上げてありますね。
作曲者の曲への自信と愛みたいなのが伝わってきます。
色々書いたり消したりもしてあって大変興味深い・・これは見ててずっと飽きないよ。

他の曲だとネット上で新旧いろんな版が見られるんだけど2番は伸ばしの印刷譜は見られませんね。
他の曲も最近いくつかの版が見られなくなっちゃったんだけど・・なんでだろ?

しかし、CDをリッピングしてあるとあの盤のここどうだっけ?というのが簡単に確認できますね・・


久しぶりにワルターのをちょっとだけ聴いてみました。
さすがに録音的には厳しい・この曲だけに・・・でも懐かしい・・・昔、あんなに何度も何度も聞いたんだもん・・自分の中にしみこんじゃってるんだな・・・


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聴いてたら、このあたりでワルターが指揮をしながら声を出してるのが聞こえたんですよ・・・
むかしは気付かなかった・・・
30年たってやっとワルターに会えたような気がした・・30年前の自分にも・・・
だから何だって感じでしょうけど、私は感激しました・・その勢いでこれ書きました。

また関係ないけど、このティンパニが半音階でベースを縁取りするところが大好き・・・


通ぶって、後期の曲を聴いちゃうと2番はね・・なんて言いそうになったりしますが、聴けば素直に感動してしまう・・よかった、まだこの曲好きだった。

Tag:マーラー交響曲第2番  comment:2 

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