だめじゃないよね。

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本棚にこんな本があります。
「誰がクラシックをだめにしたか」
10年かもっと前か流行ったような。
買っては来ましたが1行も読まないまま本棚にしまいっぱなし・・・
まず私がだめだった。

何をだめと言っているかは知らないのですが、なんとなく自分の感じる危機的状況はクラシック音楽愛好家の年齢分布が年長者寄りに偏っている気がすることですね。
歳をとってから急に聴くようになるという人はあまりいないと思う。
つまり、時間とともにクラシックの聴き手は減少の一途をたどっていつか絶滅するということでしょう?
勝手にそう感じているだけだから事実とは違うかもしれません。
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愛好家は一時はそこそこいた訳なんだからクラシック音楽自体に問題があるわけじゃないですね。
受け手となるべき若い人が興味を持てば聴き手になるし、そうじゃなきゃ誰もいなくなる・・



話が飛んじゃうけど昔、例えばマーラー位の頃・・ベートーベンの頃でも当時CDなんかないんだから、みんな演奏会に行って初めて聴く曲ばかりだったんですよね・・
それでちゃんと曲を理解して感動したりしてたんでしょう・・
本当にそんなことできてたのかな?できてたんだろうな・・昔の人ってすごいな・・
マーラーで6番だったか事前にスコアが出回っていて勉強してから聴けたというのをどこかで読んだような・・
ベートーベンの頃なんかでも一般愛好家はピアノ編曲版や室内楽版がで作品を事前に知るとかできたのかな・
でも初演時は何もないよね。

ベートーベンの第9の初演は大成功で拍手の嵐だった・・・
マーラーの交響曲第8盤の初演は嵐のような拍手が30分続いた・・だっけ?
私は両曲とも初めて聞いたときには内容が理解できず、退屈な音楽だと思ってしまいました。
初演立ち合い者失格です。
私の場合、つまんないのを我慢して何度も何度も無理やり聴いているうちに何か糸口みたいなものが見えてきて・・そこを引っ張ってみたら急に景色が開けて見えるように何か見えてきて・・・という感じで好きになっていった・・
昔だったら一生のうちのその曲を聴けるチャンスは1回か2回でしょう・・
昔の人ってすごいな。
俺が鈍いだけか・・


その後「誰がクラシックを救うのか」という本は見ない。
私に何かできるとも思えない。
実は何もだめになんかなっていなくてこの先も今まで通り、演奏され聞かれていくんでしょうかね。
きっとそうですよね。

何がだめかといえば極端に閉鎖的に生きている私かもしれないですね。
狭い範囲だけしか見えていないので。
これからどれだけ改善できるでしょうか。

中学生の頃、音楽の先生が私を指して嬉しそうに「私が彼に音楽の良さを教えたんだ」なんて言っていたのを覚えています。
先生違います、自分で勝手に覚えました・・と思っていたけど
嘘でも先生ありがとう位言ってあげればよかったなぁと思う・・・
先生の気持ちが今よくわかるんだよなぁ・・

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クラシック音楽が好きです。

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