いるよ

犬と散歩に出かけ、いつもの場所でいつものようにぼーっとしていると・・・
カモが一羽だけいるなぁ・・いつもつがいなのに・・
あっ!子ガモだ・・・
母さんの周りにたくさん展開している・・何羽いるんだろう・・日向ぼっこだね。
ここなら猫も蛇も来ない・・あっここで蛇が泳いでるのみたことあるよ・・気を付けて・・
悲しいことだけど日を追うごとにその数は減っていく。
食べるほうも命がかかってるし。
世の中は厳しく恐ろしいところなんだよ。
鳥のあかちゃんだって、おいしいなぁとか気持ちいいなぁとか楽しいなぁとか感じるんだろう。
せめて生きている間はめいっぱい楽しんで。
みんながんばれ、みんな無事大人になれ。

この人は作曲家としては最高峰の勝ち組ですね。
ピアニストとしても一流であったらしい・・どんな演奏してたのかなぁ・・
ほとんど聞こえない瘻管の録音が有名です。聴こえたところで、極端にシャイだった彼はやっつけ仕事みたいに弾き飛ばして終わらせちゃったらしい・・むしろそのエピソードが興味深い。
ピアノロールは残さなかったんでしょう?
昨日トリルがどうのこうのとか書いていて・・・
トリルって面白いですよね・・トリルネタだけでいろいろありそうです。
ブラームスのピアノ協奏曲第2番の第3楽章は独奏チェロが出てきてピアノとチェロのための2重協奏曲みたいです。
ノクターンですよねこれ・・地平線まで見渡せるような美しい夜の光景・・
初夏の・・・・日本のこんなじめじめした夏じゃなくて・・
イタリアに行って着想したんでしたっけ?・・
イタリアなんか行ったことがないけど北海道の道北か道東のどこかでいつか見たあの感じ・・


色々あって後半の再現部、歌うチェロをピアノがトリルで飾っていく部分があって素晴らしいんですが、その素晴らしい部分が夢のように始まっていくところでトリルの開始が音符で具体的に書かれているんですよね。
だから何だって話かもしれませんが・・・
始めてみたときに感動したんですよ。
ブラームスがどんな演奏をしていたかを知るすべはもうないわけですが、ここに関してはブラームスがトリルを弾いて聴かせてくれているみたいじゃないですか・・・
このトリル、オーボエとも絡んでいくんだよね。
なにしろ充実してるよなぁこの曲・・

同じ楽章の最後、ちいさなカデンツァみたいになっていますが、トリルが夢のように登っていく・・
ピアノが全部持っていっちゃいそうなのを見てチェロがいや俺もいるんだよって感じで締めにくる・・でもやっぱり最後に語るのはピアノ・・
最終和音は夢から覚めてまた地平線まで見えるような夜景・・を感じます。
いい曲ですよね。
聞こえている間、どんな嫌なことも忘れる。