夏祭り

またいつかここ行きたい。
昨日は所属団体のイベント参加というかどこかの自治会の夏祭り参加みたいなのへ行きました。
幼いころ、近所の夏祭りに行きたいという私に両親は
「何んでそんなものにいくんだ。くだらない!」と、この世で最も愚かなことのように吐き捨た。
その後同じことが続いたため自分は無理なのだと悟り、お祭りなど楽しそうなことは耳をふさいで聞こえないようにして過ごした。
「そんなものにはいきません」というと親の機嫌が良いことを覚えて何度か言ってみた記憶がある。
中学生くらいになれば勝手に行動できたはずだけど、その記憶もない。
洗脳されちまってたんだろうな。
いってきましたよ。
いつも通り人見知りの病的疎外感を感じながらもいい人がいて少し話ができたし、
何より楽器を吹いてる間は楽しかったよ。
クラシックなわけがなくて流行歌と演歌。
流行歌はかなり有名な曲で日本中知ってるらしいけど私は知らない。
知らなくても生きていけるし、知りたくない。
演奏して楽しい曲=聴くのが大好きな曲じゃないくていいらしい。
聴くのが苦痛な曲=演奏して楽しい曲でもいいらしい。
人付き合いが広がったらな・・なんて甘えた妄想もしてたけどそっちは多分この先もダメだ。
まぁいいよ、知らねーよ人なんか。
音楽も一時は挫折しかかったけど、でもいいよこれでこのままいけば。
音楽が好きだだけでいいじゃんか。
人の言ったことに引っ張られるのを何とかしないとね。
命令系で言われると従うよう仕上がっちゃってるから。
大抵良い結果に結びつかない。
趣味も私生活も仕事も。
誰かの正解は私の正解じゃないもんね。
夏祭りといえば花火。
ストラヴィンスキーの花火という曲。
Op.4ということで、習作みたいな感じ?
これ、自作自演みたいだ。
ちょっとくっきりはっきり過ぎてもうちょっと幻想的な感じがほしいような気が・・
とても短い曲で特に魅力的な旋律があるというわけでもないけど、スコアは

ずっとこんな感じで・・見ていても聴いていても火の鳥を予感させる。
というかもう火の鳥の一部みたいに聴こえる部分も多い。
花火も見るなら人のいない遠くから見るのが好きだ。
今年はあえて人ごみの中に行ってやろうかな。
むりかな。