終わりが大事

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マーラーの交響曲第2番は何でしたっけ自筆スコアがオークションで6億円でしたっけ・・
でもネット上でただで見られますね。見られれば満足できる私としては笑いが止まりません。
みると印刷譜を意識したようなレイアウトで丁寧に清書されていて、指揮者としては結果も出していたでしょうが、作曲者としてはまだ書けば出版してもらえるというわけではなかった?彼の曲への愛や、その後への野心みたいなものを感じます。
実際自分が指揮をするために使えるように作ったのかな

見てて面白いのは曲尾に
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こんなのが書いてあるんですよね。
これエコーかな?
曲への愛みたいなのを感じるでしょう?
こういうの書くもんなんでしょうかね?

ここ弦のピッチカートがppで鳴らされて終わっていくわけで・・ホールに残るエコーっていうのはあんまりないですよね。
実際の音じゃなくて精神的な余韻みたいなものかなぁ・・

下の方にごちゃごちゃ書いてあるのは有名なここで5分間の休憩を置け・・というやつですね。
気持ちはわかるような気がしますが・・・
今はやらないですよね?
ほんとにやったらお客さんの集中力は切れちゃいそうだし・・トイレなんか行きだしたら5分じゃ収集つかなくなりそうだし。

バッハの・・バッハも目を通したんだっけ?フーガの技法の初版の中にも
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こういうのありますよね・・


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3楽章へアタッカで続く2楽章の最後にはありません。
間は置かず、前の花園のピッチカートをかき消すくらいのタイミングでティンパニが入ってくるんだよということですかね・・


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4楽章へアタッカで続く3楽章の最後には書いてあるんです。
アルトが歌いだす前にちょっと間があって余韻を聴くということ?・・

そんなんじゃなくてただ書きたくて書いてるだけだったりして・・

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全曲の最終部分はこんなに立派なことに・・・
なんとなく書いているんじゃなくて定規みたいなので丁寧に・・

マーラーの時代もフライングブラボーとかあったのかなぁ・・
オペラで内容に関係なくスター歌手を絶賛するようなお客を締め出したりしたんでしょ?
コンサートに対してはどうだったのかな?‥
私もこの曲でフラボーやられたことがあります。

いつごろだったかにTVでオネゲルかなんかの曲をやってるのを見ました。
とても感動的な曲でTV越しの初見だったのに感動した・・
その曲の最後・・静寂の中に音楽は消えてゆ・・・・・
あーあ、独りよがりなフライング拍手が静寂を破壊していく・・
俺この曲知ってるんだよー!みたいな・・
その時指揮のデュトワが苦虫をかみつぶしたような・・いや、もっとひどい表情をしていたと思う・・というのがしっかり映っしていた(と記憶している)。
あれ編集者のメッセージじゃないのかなぁ・・

アンコールなんかで最終音が鳴るかならないかでワーっと拍手っていうのが楽しい場面もありますけど、最終和音のエコーが空気に溶け込んで行くのを聴いて涙が出るってのもあると思うんだよね。
曲や演奏によっては余韻にかぶる大拍手・・ていうのもありだよね。
しばしの無音の向こうで音楽が続いているのを感じる・・みたいなのもある。

何度か行って感じるんだけどコンサートって、お客も場を作ってる一員なんだと思うんですよね。


フーガの技法はまたなんかすごいんですよね。曲が終わると
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花が咲いている。

これ、ただ余白を埋めているんじゃないんだとか言って深読みできるみたいですね。
昔用んだ本に書いてあった説では・・なんだっけ聖書かなんかそういうのの内容と対応させられるんだっけ・・
バッハってすごいな。

Tag:マーラー交響曲第2番  Trackback:0 comment:2 

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