気の持ちようで

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車で家を出るとここを通っていくわけですが、右側のコンクリが白くなっているのは私がホイールをぶつけたところです。
2トン車でも通れるし、今まで15年以上ほぼ毎日通っているわけで狭くもなんともないのに、ぶつけてからここが結構怖い・・
またぶつけることにおびえているのである。
逆に言うと、怖いと感じるようなことは皆気の持ちようで実は何の問題もないという事かもしれない。

先日整体に行って、年中首が凝ってると言ったら首のあたりを矯正してくれた。気のせいかあれから首が凝らない。
正確にはいったん凝りかけるんだけど、いつの間に勝手に治るきがする。
正直に言うとまだ整体というものを疑っていてだまされてるんじゃないかとも思うんだけど、だまされてコリがなくなるんならそれでいいじゃないかとも思う。

気にしないと一度は吐き捨てたはずのものがもやもやするので状況・原因等を分析して違う側面から見ると、ひどい失敗に見えるそのことが実は発展的に良い方向へ進んだ一歩なのではないかと思えたりもする。
そう思えればその瞬間は心が軽く明るくなった気がする。
またすぐに戻っちゃうんだけど。

人間の心は事実と関係なく気の持ちようなんじゃないか。
今、ほっとくとばねで押したようになんでも悪い方向へシフトするのでばねの向きを変えて何でもいいほうへ考えられたらいいんだろうな。
ちょっと難しいのでとりあえずニュートラルになれるように・・

マーラーの交響曲第1番という曲があって、その第4楽章は若者の心の嵐です。
完成が28歳と作者自身も若いので死んじゃうような苦悩の正体は失恋だったりするわけですが、途中でその苦悩を踏み倒し、圧倒的な勝利の上に立つ!みたいな場面があるんです。



音楽的にはハ長調からニ長調へというすごい転調をやっているわけなんですが、
この曲を初めて聴いたとき、ここでたまげた。
宝箱みたいなもののふたが勝手に開いて中から光があふれだしているのをみた。。

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転調の瞬間にルフトパウゼ(ふっと間をあける)の指示があってこれもみそなんですが、ワルターは無視してますね・・

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マーラー自身、誰かの手紙へ天から光が(だっけ?)降ってくるような効果を出したくて、この転調を思いついたみたいなことを言っています。
ここでうまいなともうのは、この転調のすごさを聴き手に印象付けるためこのすぐ手前で
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暗示というか妄想というか
転調しないでハ長調のまま行くファンファーレを一回聞かせてるんですよね。
普通だったらこうなるでしょ・・と。
すぐに吹き飛ばされちゃうんだけど。
その後にあれを聴くとさらにものすごい事になっちゃってて余計びっくり!みたいな・

このすごいニ長調への上昇の後ずっと勝利の歌が続くかというと‥森に入って冷静になり、またハ長調の世界へ降りちゃうんですよね。
この勝利は気のせいというか強引な勘違いだったのか・・・
勘違いでも、そうだと思えばあんなところまで登れるよという事か・・

この後曲の終わりにかけてこの勝利のファンファーレがまたでてきます。
今度は最初からニ長調で、、有名なホルン奏者は立って吹きなさいという指示を含む強い音楽で強引に勝利を確定しようとして終わります。

でも、この作曲家の曲だから・・このニ長調の勝利の叫び、実はやっと苦悩に勝利したと思ったらあの世だった=死んでた
みたいなオチなんじゃないかとも思うんですよね。

ものすごくハッピーエンドな曲にも見えますが、実はものすごくブラックな悲しい曲かもしれません。
どちらで聴いてもいいんですよ。
裏まで読み取ったほうが偉いとかそういうことが言いたいんじゃなくて、気の持ちようで何でも違って見えるんだなと・・

整体師も最初の問診でちょっと見ただけで全部お見通しなんだよ的な・・
「いつも足組むとき左を上にするでしょ?」
「右だけどなぁ‥」
「そうね右だよね・・」
「花粉症ありますね!?」
「ないです」
「ないよね~」
こういうのでいちいち、インチキくせーなとか思うから人生損してるんだろうね。
良かったなー効いたなぁーとかだけ感じてられればいいんだ
何でも治るとか言ってたけど
歪んだ精神も矯正してくれないかな。
治りますよとか言いそうだなあの人。

Tag:マーラー交響曲第1番  Trackback:0 comment:0 

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