家系

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ここ好きで何度も行きました。
あの木には親子の木という名がついてます。

父に兄弟はありませんしたが、母方は昔の多人数兄弟であるため、大勢の従兄がいる・・はず
そういう人が一堂に会する・・という事の全くない家だったため、従兄たちのことはよく知らない。
とはいえ、法事など何かの理由でに何人かにさらっとあったことはあります。
みな同じ血筋なわけだけど、顔の特徴で大きく2系統あると思う。
最近思うのだけど、顔だけでなく性格的なものも2系統に大別できると思う。
具体的に書くと気持ち悪くなるので省略します。
性格や人間性は後天的な要素で出来上がるような気がするのだけど、数人の従兄をみていると遺伝的要素も強くあるような気がしてならない。
そう考えると、私の祖先を300年くらいさかのぼると、そのなかに私と同じようなことを感じ考えていた人もいたりするんじゃないだろうか?
その人と会って話がしてみたい・・
いきなり切りかかってきたりして・・
いや私に似てるならそんな度胸はないはず。
両方口下手だからいつまでも会話が始まらないし、始まってもすぐ途切れる・・
その代わり慣れると遠慮がなくなって喧嘩になる・・
もう一系統の人にはお前なんか知るかと一蹴されそうだ。
でも似た人は、こちらに敵意がないとわかれば親しく話してくれるはず。

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バッハの家系が音楽家系だみたいな話が有名です。
何人かの息子のうち少なくとも二人は有名な作曲家として名前が残っていると思う。
持っていないけどCDも沢山あるんじゃないか。
協会や貴族に雇われての特殊な商売は限られた家の人間が世襲で人材を供給という時代背景みたいなものがあったんじゃないかと思うけど、やっぱり才能も遺伝したんでしょう?
その後のどうなったかを調べてみたら、音楽家としては孫の代で終わっているらしい。
人間としては資料がなくてわからないという話と、大バッハの娘の血を引く家系が今も確認できるみたいな話が出てきた。
日本でテレビに出てる?芸人がバッハの子孫だみたいなのまで出てきたけど、なぜか全く興味がわかなかった。
過去300年の間には子孫を語って稼いだ偽物みたいなのもきっといたんだろうと思う。
先日違う誰か・・忘れちゃった・・について読んでいたときも直系の子孫は途絶えて・・というのが出てきた。
有名人で、子孫がとだえてる系の話は結構多いと思う。
徳川将軍家も色々やりくりして繋いでいるけど、実際1本で通ってはいないんでしょう?

いまでこそ、誰でも標準的な寿命で生きられるものだ・・みたいな考えがありますが、ほんのちょっと遡ると皆いつ死んでもおかしくないという厳しい時代がずっとずっと続いていたんだと思う。
そこを生き延びてきた奇跡の結果みたいなのが私たちなんでしょう?
こんな私ですが私もそうだ。簡単につぶされてるわけにはいかないんだよ。

バッハのトリオニ短調BWV 583
息子の教育用に書いたというトリオソナタというのが有名ですが、この曲もいい曲です。



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2つの手鍵盤パート、こういうのは通常音の高い位置で歌っているほうが主として聞こえるものですが、途中でその高さが入れ替わったりしている。

マーラーの9番なんかで2つのヴァイオリンパートが寄り添うでもなく離れるでもなく高さの上下関係も入れ替わったりしながら進んでいくところに萌えたりしています。
そこを新しい音楽みたいに感じているけど、そんなもんもっとずっと古いバッハのころからとっくにあったんだ・・

これも息子のために書いたんだった気がします。
よく知らないけれどC.P.Eバッハなんかは親父とは違い、時代に合わせた作品を書いて成功したんでしょう?
きっと大バッハはセザール・フランクの親父みたいにこうあるべきみたいな世界まで強要するような人じゃなかったんだと思う。
そんなに聴かないけどフランクの曲は親父に抑圧された精神がそのまま音楽化しているように聞こえることがあります。

バッハの息子の曲は聞いたことがないけれど、大バッハの音楽はみんな花園みたいだ。
そんなに知らないけど、残された資料か何かの話で、息子たちは親父を敬愛していた様に読める気がする。
良かった。
なんかよかった。

Tag:バッハ  Trackback:0 comment:4 

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unagi

Author:unagi
誰にも迎合できません
2022年11月からピアノ習い始めました

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