俺の小径

そういえば日本にもブラームスの小径というのがどこかにあったなと思って調べてみました。
でもちょっと違うなと思ってしまった。
考えてみれば日本にブラームスの小径があるわけないか。

ブラームスとかブルックナーとか、彼らが毎日散歩をした森の中の小径が今も観光地みたいになっているんでしょう・・
家の裏山というか隣の山には尾根沿いに登っていく林道があります。犬と散歩してみれば俺の小径だ。
昔は峠を越えて湖まで続いていたという・・いまは山の途中で三つは途絶えてしまっているようにみえる。
初めてその途絶えたところまで歩いてみたのは18歳くらいの時だったか・・
そこまでいかないちょっと上ったあたりまでは子供の頃に何度も登りました。

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子供の頃はまだ木も小さくてこのあたりは開けた場所だった・・
久しぶりのにここへ来たとき、あまりの変化に驚いた。
当たり前だけど森って成長するんだな。
もう30年以上だもんな・・

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ここは昔から雑木林だったけれど、木が道に対してもっと遠慮していたと思う。
誰も通らなくなってしまったからか。
いまはこんな・・タイムトンネル見たいでしょ・・

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山の上の開けた場所。ここは土の採取場だった。
あの丘はもともとあった丘が土をとるために削られて、お皿の上のケーキみたいだった。
頂上には祠があるらしくその傍らに1本の樹が、ケーキのイチゴみたいな感じで立っていた。
そこにどうしても行きたかったのに、ふさふさに見えた草が子供には太刀打ちできないくらいかたく鋭くたって進めなかった・・
1本に見えたその木は数本の塊だった・・みたいな記憶があるからたどり着きはしたんだな・・
そんな思い出を思い出して・・
なんにもないんだけど。
ちがうな・・子供のころ見た風景が亡くなっちゃったことに気付いて年月の大きさと・・なんで寂しくなるんだ?
これが更年期なのかな・・

ラベルの「クープランの墓」からメヌエット

ラヴェルというと都会にずっといて森とは縁がなさそうな印象があります。
でもこの曲が浮かんだので。
クープランの墓という邦題はちょっとおかしくて「クープランをたたえて」みたいなかんじなんでしょう?
この曲何だか好きなんですよ。
純粋な子供の心見たいかな・・
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中間部、暗いところに入ってみると何だか不安のすごい奴みたいなのが通り過ぎていく・・・
でも大丈夫通り過ぎて言っちゃうから・・
最初の主題が返ってくるとき、不安のテーマが明るくなって一緒に歌われるところも好き。

この曲も書かれてから100年くらいになるんですよね。
そんなの昔の音楽のようには感じられない。
子供の頃は100年というととんでもない時間のような気がした。
年を取ってきたら100年なんてあっという間なんだろうなと感じるようになった。
自分は100年も生きられないんだろうけど。

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