火の見櫓と銀杏

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うちの近くを流れる小さな川は昔の国境。
すぐそこに見えるあの小学校は隣町のもの。
その手前に建っている火の見やぐらとそこに灯る赤い電灯の寂しい感じ・・
子供の頃、すぐそばにあるのに行ってはいけない遠い場所の様な気がしていたあの光景・・・
なぜかはわからないけれど、最近急にあの火の見櫓のことが頭に浮かぶようになりました。
あぁそんなのあったなぁ・・あれ古いんだろうなぁいつごろからあるんだろう?・・なんて。
この写真は犬の散歩中にとりあえず適当に撮りました。
電球ないなぁ・・いつからかなぁ・・晴れた日があったら別なところからちゃんと写真撮ってみようかなぁ・・なんて

犬と散歩しているとあれから何日もたっていないのに、火の見櫓は跡形もなくなくなっていました。
突然すぎて驚くにもほどがある。
消防倉庫みたいなのを建て替えるみたいだ。
子供のころ当たり前のように毎日見ていたあの塔を、もう二度と目にすることができないのかと思えばちょっと寂しい。
肉親や親しい人が亡くなる直前に虫の知らせというのがありますが、
火の見櫓が知らせてきたのか?
泣きたくなってきた。

別れというか、取り返しのつかない事って本当に突然やってくるんですよね。
予感みたいなものが実は来ていたのに気づくことはできない。
もうどうやっても戻れないんだとわかったとき、あれは予感だったんだなと・・
・・・・これをここまで書いたときは自分も取り返しのつかないことになったとかなんとか思っていて・・・

翌朝、
自治会の行事でお堂の掃除にいきました。
年末恒例的な・・銀杏の葉をかたずけて草を取り・・新年迎えるため・みたいなの。
自治会に出るようになって15年、HSP的な針のむしろ状態もだいぶ緩和されましたが、誰かと楽しく話しながら・という事もない。
一人黙々と落ち葉を掃く。
銀杏の木のを感じながら・・
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本当は落ち葉って敷いといてもいいんじゃないかと思うけど、多分ダメなんでしょうね・虫が湧くのかな?

行きの道、帰りの道、掃除の終わりかけ・・・何人かの人に話しかけられました・・
たわいのない話もあったけれど、いくつかえっ?というような突っ込んだ話を聞かせてももらえた。
皆子供が私と同じくらい。
その話は私の今抱えている不安や悲しいことと関係ない訳じゃなかった。
お前はそれでいいんだからと言われた気がして、冷たい心が少し温まったような気がした。
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馬鹿だと思われるかもしれませんが、銀杏の木が導いてくれたと私は感じました。
嘆いてばかりいると人生終わっちゃうよということなのかもしれない。

せっかくいい感じでまとまったのに、その後出かけて車を運転中にネガティブ妄想サイクルが復活してしまう・・
時間がたって、少し落ち着いた。
なくさないと前に進めないものもあるはず。
大事にしたいと思うものでも、なくさなければいけないときもあるのかもしれない。
教えてくれてるんだろう。



フォーレが自分でパヴァーヌを弾いたというのがありました。
ピアノロールだから、再現性はちょっと怪しんだっけ?
このやけにたどたどしい感じはオリジナルなのかな?
でも100年を超えて作者の演奏を今聴いているのだと思えば・・
オケので耳に慣れた曲をピアノで聴いていいなと思うのはふっという和音の微妙な変化に気付かされるときですね。
冒頭他左手がスタッカートなのは原曲のピッチカートを意識してるんだろうけど、
ピアノで弾くんなら思い切りペダル踏んだっていいと思う・・
なんでお前が作者に物を言ってんだという話ですが・・


このひと浮気ばっかしてたんでしょ。
どうでもいいけど。

Tag:フォーレ  Trackback:0 comment:4 

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