2017/12/26

こまかいこと

先日行ったスパゲッティ屋さんの窓辺に電車が・
懐かしいなダイカストのこういうの、誰に買ってもらったのかわからないけど俺も持ってたよ。
左側のは傷だらけで、だいぶ遊んでもらったみたいだ。
老朽廃車となりここで余生を送ってるのか・・よかったね。

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ほとんどの人にとってなに訳の分かんないことを言ってるんだいう話ですが、
手前の湘南色のは屋根上のクーラーや窓、ドア配置を見るとどう見ても急行型の165系とかでしょう。
でも正面のグリーンの帯が斜めにカットされる塗り分けは近郊型の113系のものですよね。
これ、わかる人にはわかるけど間違いなんです。
楽譜で言うとヴァイオリンと指定されているパートがヘ音記号で書いてあるみたいな・・
逆にそこが面白いと言える子供がいたらすごいな。
いい歳したおっさんが玩具相手にそんなことを言ってたらアホだと思われるんでしょうね。
でもどうでもいいようなことが面白かったりしてもいいでしょう。

ブルックナーの交響曲第5番はでも巨大な2重フーガ+αな終楽章だけでなく、各楽章個性的過ぎて笑っちゃうような名曲です。
3番、4番はのちの時代に大改訂をしたのですがこの曲はそういうことをしなかったので古いオリジナルなブルックナーの感覚を聴くことができます。そこが面白いおわかれば面白いのですが、解らないととっつきにくい。
始めはなんだかわかりませんでしたが、一度その魅力に気づくとこれも死ぬまで大事に聴きたい一曲となりました。
その第1楽章の終結部分で、金管楽器がファンファーレみたいなものを吹くんですが、

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伸ばしの後に細かい音2回・・同じようなことを繰り返しているように見えますが、始めの長い音の後にあるのは16分音符、次の小節の短い伸ばしの後は32分音符。
細かい音の長さが倍違うんですね。
ここ、聴くとわかりますが雰囲気的にみんな同じでやっちゃいそうだし聴いちゃいそうですよね。
でも楽譜はかき分けてあります。
たくさん書いてある%みたいなのは前の小節と同じという意味。


ブルックナー協会の会長も務めたんでしたっけ・・どっかYoutubeの交響曲第9番なんか感動的で泣きそうでしたが、EMIに録音したブルックナーの全集はめちゃくちゃやっている印象もあります。
金管の音が汚いなーなんて前から思ってそれでも聴くんだけれど・・
意外にもここはその差をちゃんと聞かせようとしてくれてますよね・・
ちょっと感動。



縦線を合わせるとかの鬼みたいな印象のショルティーCSO。
ここ強調するかと思ったらそうでもなのね・・
一応吹き分けてるようにも聞こえる・・



なんか神格化されてるんですかチェリビダッケのブルックナー
単純に音価の差にだけ注目するとあんまりわからないというか・・

むしろ、ここは同じように聴かせる方が正しい的な考えもあるかもしれない。
色々あっていいし、いろいろ聴きたい。
狭い考えでこうだと決めつけそれ以外は全部間違いみたいに思って・・・もいいと思う。


こういうおもちゃも今じゃアジア系海外で作っていたりするんでしょうか?
精密な模型のようにとはいかないまでも子供だまし的なデフォルメをしないで一応作りこもうとしているように見えるところが感動的じゃないか。
大人になると忘れちゃうけど、まだ世の中の意味も何もわからない様な幼い子供も興味のあることに対しては恐るべき洞察力を持っていたりすると思う。着眼力、観察力はその辺の大人を超えていたりもすると思う。
この金型を作った人の心意気が、きっとどこかの子供に伝わったと思うなぁ。