ある猫の思い出

祖母の家はそう簡単にいくことのできない様な遠隔地にありました。
祖母が亡くなってだいぶたつ。
最後に行ったのはいつだったか・・だいぶ前だし、もう行くこともないだでしょう。
そんな物理的にも心理的にも超絶遠くな場所なのにストリートビューで普通に見えてしまうという・・
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もう本当にかなり前のこと、この家に寝泊まりしたことがありました。
2か月くらい。
このうちにはお婆さん猫が住んでいた・・でも今日はその猫じゃなくて、
飼い猫ではないけれど小さな猫が2匹、餌をもらえるからかこの家にまとわりついていました。
白いちっちゃいのともう少し大きいシャムネコ。名前もなかった。
人になれていなくて誰にもなついていなかった。
それでも毎日顔を合わせているうちにシャムネコの方から心を開いてくれた。
誰かに甘えてみたかったんだろう、堰を切ったように甘えてくれて・・嬉しかった。
毎日ニャーニャー言いながらやってきてしばらく遊んでまたどこかへ行く・・・

ある日いつものように遊んでいるとハエが私にたかってきた。
田舎で近くに牛舎があるためハエだらけだった。
うわっという嫌な気持ちでハエをよけた瞬間、べったりくっついていたシャムネコがすっと私から離れた。
え?お前じゃないよ。おいで・・
来ない。
どうしたの?と頭をなでようとするとスッとよけて目をそらす・・
あっ・・違うよ誤解だよ。
嫌だったのはハエだってば・・
あれっ・・なんで逃げるの・・
その日、その猫は私に心を許さなかった。
次の日、猫は姿を現さなかった。毎日来ていたのに。
次の日も・・・
それっきり、あのシャムネコには会えなかった。
あの後どうしたんだろう?
俺のことなんかわすれちゃったかなぁ?
いまはもう星になっているんだろう。
急にそのことを思い出したのは何か教えてくれようとしたんじゃないかと考えてみたりして・・


ショパンの子犬のワルツというのが有名ですが、

猫のワルツと呼ばれている曲もあります。
なんか元気いいでしょう。
後半、急ブレーキをかけてるようなところがあって面白い。
私にとっての猫のイメージはこれじゃないけどね。

Tag:ショパン  Trackback:0 comment:6 

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クラシック音楽が好きです。

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