ダンプで突っ込んだ思い出

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港に行ったらこんなのがいました。
パワーショベルみたいだけど違いますね。
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先端のこれが電磁石になっていて鉄くずを扱おうというものでしょう。リフティングマグネットというみたいです。
永久磁石と併用することで停電しても落下事故が起きないとか色々あるみたい・・すげーな。
これも行けるかわかりませんが、私はバックホー(ショベルカー、ユンボとかいうやつ)やブルドーザーに共通の免許で車両系建設機械というものをなぜか持っています。持ってるだけですどね。
人生はどこでどうなるかわからない。
プラントの電気設計をという話で入社した会社、入ってみたらその計画はとん挫したので現場へ出ろ。
という事でもっとも適性のなさそうな建設会社の作業員になってしまいました。
投げ出したらいけないみたいなのを真に受けて3年くらい頑張ってみたけれどやっぱりこれは違うと思ってやめた。正しくは逃げた。
今思えばそれに関しては大正解。人生は短い。間違った内容で頑張っていると取り返しがつかない。
それは置いといて。
ブラック企業だったので夜まで現場で働いてそれから事務所で書類か何かやったりして
晩飯を食おうとカレー屋だったかと思うけれど1人2トンダンプで行きました。
食事も終わり帰ろうとダンプをバックさせると・・ドン! あっ・・
逃げようとちょっと動いて・・・戻って降りてみると建物の壁を傷つけている。そこはおよそ私には縁のないブティックというのか高級婦人服みたいな店だった。
謝って弁償しなきゃ・・・
今考えると謝るんだったらテナントじゃなくて建物のオーナーとか事務所とかなんとかだと思う。
でもまだ何にもわからない子供みたいなもんだったんだよ。
意を決してそのお店の戸を開けるといかにもという感じの女性二人がびっくりしたような顔でこちらを見ている。
壁を壊してしまったので弁償しないといけないと思うんです・・
・・・・あっ・・・・・すごい音がしたよ・・・みたいな短いやり取りの後、優しい笑顔で
それはいいから、今度彼女を連れてきてね。
今考えれば外壁なんかどうでもよかったし、訳の分かんないのがパニックになってるのを見て適当に相手をしてくれたのかもしれない。
私は「はい!」なんていったはいいものの彼女なんかいないし、できるとも思えなかった。
約束を果たしようもないまま数年・・彼女というものが奇跡的にできた時、最初に浮かんだのはお店とその時のことだった。
結局行かなかったけれど。
もうその町を離れてからも20年近くになり、どのあたりのなんという店だったかも思い出せない。
また行って探してみようかそこを・・
もういないだろうなぁあの人。
あの時、ありがとう。


ショパンをピアノの詩人と言ったりするけど、私的には詩人と言えばシューマンのような気がしますねなんとなく。
彼のピアノ協奏曲へは優れたピアニストであった嫁さんへのプレゼントだと思う。
音楽に男性用、女性用なんてないけれど、この曲は女性用(もちろん男が弾いていいんだけどそういう事じゃなくて)のイメージがあります。
私からは最も遠いところにある女性用の服やとかデパートの位階の化粧品売り場みたいな・・
ちょっといいすぎか。
私にも楽しめるのでそこまで行きません。バラの刺繍のある音楽・・みたいな感じ。
間奏曲という第2楽章は素敵な音楽ですがその中間部は

バラの花園みたいな音楽なんですよね。
愛をささやくチェロの歌が高弦に受け継がれていくところなんか素晴らしい。 
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そういう歌だから、ベートーベンとかブラームスみたいに起承転結、論理的!みたいにがっちり語ったりしない・・
ずっと同じようなことを繰り返し唱えているのね・・・
これがね、中学生の頃に聴いたとき全然理解できなかった。
何うだうだ言ってんだよこれは?
だらだらしていて全然前に進まねーじゃねーか・・なんて思ってた。
その場にとどまって寄り添ってたいんだから前進なんかしちゃだめでしょ・・
そういうのわかんない子供みたいな心でずっと行っちゃったからダンプもぶつけるんだよ。

まあいいや、嫁と知り合えたしこの人生も捨てたものではありません。

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