レモン

ファミレスとかの変にこってりしたような食べ物が好き。
正直最近歳くったからかあっさりしたい日も多いけれど。
若いうちなら、こってりとした物をたらふく食べてもへっちゃらというか出てくれば来るだけ食べて幸せな気分になれたと思う。
今は多分途中で胃がもたれてきて悲鳴を上げるかもしれない。
チャイコフスキーの曲というのはファミレスみたいなところがあると思う。
質が低いとか安っぽいとかいう事じゃなくておいしさが絵に描いたようにわかりやすい。
味も色も濃いソースをこってりかけておいしいに決まってるでしょこれ?みたいな感じ。
もちろんそれだけじゃなくて見えてくればわびサビもあるんだろうけど、そんなの別にいいよという人へもわかりやすくアピールするというか・・文句じゃないんですよ。それはそれでいいと思う。
ただたまにやりすぎと思うこともある・・
弦楽セレナーデというとても有名な曲、4楽章構成です。
4品もあったら普通はひと皿がサラダかマリネみたいなものになりそうなんだけど
これは牛ステーキの後にグラタンが出てきてサラダかと思ったらポテトでつないで最後はチキンソテーがみたいな感じ
※ほんとは甘いケーキとパフェ4連続のイメージなんだけど写真の都合で肉。
昔は胃にもたれる気がして少し苦手だったけれど今は結構好き。
でもやっぱりオケみたいな大編成弦楽合奏の重厚な演奏は苦手。
指揮者なしでくらいの少人数でキリっとやってくれる演奏が好き。
そんなこってり料理みたいいな曲でいま言いたいことは第4楽章。
朝焼けの霧のような序奏・・
霧が晴れると主部に入ります。

第1主題はハ長調で進行します。
チャイコフスキー特有のおいしい音楽。
そこへチェロで入ってくる第2主題は何の前触れもなくいきなり変ホ長調で突っ込んでくる・・
これはすごいぞ!
脂っこい口の中にいきなりレモンのきいたマリネが入ってきたみたいなさわやかさだ・・
なんだこれ・・
いろんな曲を聴いているけどこんなにさわやかな転調はなかなかないと思ってる。
ここが大好き。
上の動画は一部軽すぎるかなとも思うけどノリノリでやってていい感じ。
安くたらふく食いたかったのでサラダバーみたいなのがあるところへよく行きました。
平日に休みが取れるとバイキングが安いぞ!とか・・
でもあれそんなに食えないしよく考えると別に安くもなかったりで最近どうかと思うようになってきた。
とはいえ高いお店なんか行けない。
安くて居心地のいい店を探すたびに出たい。