春の祭典

先週の休日は妙に暖かかった。
田んぼの真ん中でボーっとしたりして・・・
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ふと見下ろすとツクシ。
なんかこう、見ると笑顔になっちゃいますよねこういうの。
なんでこんなかわいいんだろこれ。
スギナの胞子発射台だと思うとちょっとグロテスクなイメージだけど・・

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家に帰ってって何気なく見るとふきのとう。
食えるんでしょこれ?
うちの庭には生えてこないな。

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近所の空き家では主がいなくても梅が健気に花をつけて・・やっぱり若干寂しい感がするね。
春っていろんなものが一斉に騒ぎ出すことなんでしょうね。



音楽史の事件的傑作ストラヴィンスキーのバレエ音楽「春の祭典」

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サンサーンスが文句を言ったらしいファゴットで始まる序奏。
聴きなれちゃってる我々にはいい感じに聴こえちゃいますよね。
バレエ音楽だから具体的な筋書きがあったんだろうけれど、もうそんなの関係なく音楽から勝手に感じ取っていいと思う。
何にもない空間に柔らかい日が当たっていて、長老ががひとりたたずんでいる・・いや何か言ってるのかな?人じゃなくて森の精霊…の森の古い樹の精みたいな・・
すぐに呼びかけに応じて何だかいろんなのが集まってくる。
いろんな旋律が出てきて勝手に歌いだす。
春になって原始の大地に宿る精霊が一斉に喜び歌い始める。

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クライマックスは大宴会みたいになっちゃて大騒ぎだ。
人の目には見えない世界・・別に霊界とかじゃなくてもいいと思う。
コケとか、菌類とかその辺の森の落ち葉をひっくり返して顕微鏡で見ると、こんな見慣れない形の色々なものが集まって宇宙を形成しているような景色があるんでしょう?
あれみたい。楽譜の景色もそんな感じでしょう?
弦楽器のフラジオの〇がいっぱいついてるのなんか花みたいじゃん・・
ぶつくさ言ってるやつ、南洋の鳥みたいにでっかい声で鳴いてるやつ・・
アルトフルートとオーボエとB管クラリネットが組になって下降するフラッターが群れでシンクロして動く何かみたいで面白い。
最後に出てくるトランペットは酔っ払いみたいだ。
もうこの時点で革命的なぐしゃぐしゃ感なんだけれど言いたいのはこのページのおわり、
バサッと一瞬で皆消える。

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気が付けばそこにいるのは長老のファゴット一人・・

無人なはずのお寺の本堂。
なぜか100人くらいが集まって大声で話しているのが聞こえる・・
あれ?今日人集まるんだっかかな?と戸を開けると・・
誰もいない・・・・・無音。
戸を開けた瞬間無音になるんだけど一瞬わずかなエコーが残ったりするのをはっきり聴き取るととさらに怖いですよね。

このカオスがぱっと消えるという効果は
ものすごいインパクトがあるし明らかに作者は狙っていますよね。
ここは色々勝手にやってるように聞こえるものが一斉に揃ってパッと消えてほしい・・
でもYoutubeでいろんな演奏を聴いてみるとなかなか難しいものなのかな?


作曲者自身による4手ピアノ版
最初に作曲したのもピアノ譜だったんだろうけれど、これはオーケストレーションが完成した後にまた作ったピアノ版ですよね?
拾いきれないパートがオプションみたいに別欄に書いてあって、拾えるんだったらこれも弾いちゃってみたいなことになってる。

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同じ箇所。
よくありがちな意地でも全部拾ってやるみたいな編曲じゃなくて、それ風に聴こえりゃいいやみたいな感じ?
クレッシェンドしてカオス感はすごく出てるけど、あの酔っ払いの歌が聞こえないとなぁ・・・
個人的に最後はちょっとごまかしてる感が・・
私は弾けないけど、弾き手的には効率がいいんでしょうこれ?
この作曲家はまずどうやったら数多く演奏してもらえ楽譜が売れるかも計算する天才ですよね。

初演は1913年。
ブーイングの嵐どころか暴動みたいになったらしいことが音楽史に残る歴史的事件として有名です。
日本だと大正3年だけどパリだから、我々の時代感覚よりずっとぶっ飛んだ感受性みたいなのを聴取は持ってたんじゃないかと思う。
面白いのはブーイングもすごかったけど、これを良いと感じた派もいたということ。
それで殴り合いになったらしいけど。
すぐ熱狂的に再演された・・

この曲非常に複雑な変拍子と強烈な不協和音とか言って変な前衛音楽の走りみたいでもあるけれど、実際聴いてみるとものすごくわかりやすいですよね。意外に民謡ベースで素敵な歌もあるし。
ごちゃごちゃ考えなくても直感的に聴けるという面で実はかえってかなりシンプルだったりして。
私が初めて聴いたのは中学校の音楽の授業だったと思う。
2曲目、春のきざしの変な和音連打に一発でやられました。
今思えばベートーベンとかモーツァルトの有名曲よりこっちの方が先に好きになった。
あんなに大騒ぎされたこの問題作ももう古典ですね。

春そのものもいいんでしょうけど、春の予感っていうのがいいですよね。

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クラシック音楽が好きです。

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