豊かさ
昼に鰻を食べた日、夜は妻と食事に。
ほんとは連続で外食というのもきついんだけど、鰻を食ったことは内緒なので何食わぬ顔で。
あ何食わぬ顔ってこれのことか。
妻希望のお店は行ったら定休日だった。
つぎに浮かんだ店が偶然一致したのでそこへ。

鯵のカルパッチョ・・あかいつぶなんだったんだろう?
鯵は刺身かたたきだろとか思ってるおっさんにもおいしかったよ。
能書き言わずに美味しいねって笑えばおいしく楽しくなるんだよねこういうの。

変わった名前のパスタ。
ダシの効いたクリームトマトソースにエビとオリーブの実が絡んでた。
その変な名前で検索するとこのお店が出てくるのでオリジナルな名前なのかな。
いつもだったらこれじゃ量的に足りないのでピザとか頼んじゃうんだけど、これで良しとするんだ今日は・・とがんばる。
ゆっくり食べて・・終わちゃったぁ・・じゃない、腕組みをしてしばらく我慢していると・・
案外いつの間にか満腹感てくるんですね。
ほんとはこの後コーヒーが出てきて砂糖入れちゃったりしてダメじゃんか。
バッハの無伴奏パルティータ第3番ホ長調 BWV1006
パルティータってなんか食べ物の名前みたいですよね。

バッハの自筆清書譜。
昔の楽譜だから調号の♯がいっぱい書いてある。
この人の自筆譜ってこれ自体がアートみたいでしょう?
ベートーベンのなんかきったなくて笑っちゃう奴があるけど。
バッハの場合はそれ自体が演奏にも使われる実用楽譜だから誰にでも読めなくちゃならないんだけど、それにしてもそれ以上のものがあってすごいよね。
複数の弦を弾き分けることが書いてあってこうなってるんだろうけど視覚的にも模様的に面白い。
重音やいろんなテクニックで一本の楽器なのに多数の声部が同時進行しているように聴かせる・・と言う超絶技巧の走りみたいな側面も面白いですが、単一の声部のみでこんなに豊かな音楽を聴くかせられるんだ・・と言うところがいいよねぇ。
豊かさは分厚くたくさんあることじゃない。ちょっと奇麗ごとみたいだけど。
一見シンプルに見えるこの中にも、構造やいろんな技法等理知的な側面がたくさん見えてくるはず・・正直まだ聞きこんでないから書けないわけなんですけどね。
これから発見の楽しみがあると思えばまた少し楽しくなってくる。
あの人何が楽しくて生きてるの?なんて何度も言われてきたけど小さく楽しいですよ。
バブルも末期になると「本当の豊かさとは何か」みたいなコピーが流行ってた。
学校を出るころにはバブルもはじけていてもう本当の豊かさどころじゃなかったと思う。
好景気の恩恵にはあずかれなかったけれど、笑顔が苦手みたいな私はあんな明るく浮かれた世の中じゃ生き辛くて仕方がなかったと思う。だからよかったというのもまた違うけど。
私にも笑顔でいると知らない人まで集まってきて人生はこんなに素晴らしいものなのか!みたいな時期が実はありました。短かかったし今じゃ夢だったのかとも思うけど。
だからそういう風に生きたほうが豊かな人生が送れるらしいことは知ってる。
知ってるのにそうできなくて30年。
今、豊かさとは何かを考えると自分にないものばかりが浮かんでくるんですね。
それは豊かじゃないとか書きそうな場面だけどいいんじゃないのそれはそれで。
最近になって急に笑顔で輝く人に近づいたら吸い取られるように自分が疲弊してるのに気づいた。
模範解答的豊かさが豊かじゃなくてもいいでしょう。
手がかりも根拠もないけれど、なんでか知らないけどまだこの先に何かできるんじゃないかというほのかな希望があるんだよね。
だからまだ大丈夫。
この曲を聴こうとCDを買ったのももう25年くらい前なのかぁ。
聴けば引き込まれるんだけど、どうしてもオケものなんかを聴いてしまいなかなか手が伸びなかった。
しかしオーディオでもあれなんですよ巨大編成の中から細かく異なる動きを聞き取る・・みたいなのも難しいけれど、
空間に楽器一本というののリアル再生も難しく奥が深い。
歳をとって食事の内容も変わってくるように愛聴する音楽も変わっていくかな?
変わるんじゃなくていままで聴かなかったものがプラスされてく感じのがいいな。
このお店は初めて来たけどなかなか良かった。
嫁さんが気に入ったみたいだから。
またこよう。
ほんとは連続で外食というのもきついんだけど、鰻を食ったことは内緒なので何食わぬ顔で。
あ何食わぬ顔ってこれのことか。
妻希望のお店は行ったら定休日だった。
つぎに浮かんだ店が偶然一致したのでそこへ。

鯵のカルパッチョ・・あかいつぶなんだったんだろう?
鯵は刺身かたたきだろとか思ってるおっさんにもおいしかったよ。
能書き言わずに美味しいねって笑えばおいしく楽しくなるんだよねこういうの。

変わった名前のパスタ。
ダシの効いたクリームトマトソースにエビとオリーブの実が絡んでた。
その変な名前で検索するとこのお店が出てくるのでオリジナルな名前なのかな。
いつもだったらこれじゃ量的に足りないのでピザとか頼んじゃうんだけど、これで良しとするんだ今日は・・とがんばる。
ゆっくり食べて・・終わちゃったぁ・・じゃない、腕組みをしてしばらく我慢していると・・
案外いつの間にか満腹感てくるんですね。
ほんとはこの後コーヒーが出てきて砂糖入れちゃったりしてダメじゃんか。
バッハの無伴奏パルティータ第3番ホ長調 BWV1006
パルティータってなんか食べ物の名前みたいですよね。

バッハの自筆清書譜。
昔の楽譜だから調号の♯がいっぱい書いてある。
この人の自筆譜ってこれ自体がアートみたいでしょう?
ベートーベンのなんかきったなくて笑っちゃう奴があるけど。
バッハの場合はそれ自体が演奏にも使われる実用楽譜だから誰にでも読めなくちゃならないんだけど、それにしてもそれ以上のものがあってすごいよね。
複数の弦を弾き分けることが書いてあってこうなってるんだろうけど視覚的にも模様的に面白い。
重音やいろんなテクニックで一本の楽器なのに多数の声部が同時進行しているように聴かせる・・と言う超絶技巧の走りみたいな側面も面白いですが、単一の声部のみでこんなに豊かな音楽を聴くかせられるんだ・・と言うところがいいよねぇ。
豊かさは分厚くたくさんあることじゃない。ちょっと奇麗ごとみたいだけど。
一見シンプルに見えるこの中にも、構造やいろんな技法等理知的な側面がたくさん見えてくるはず・・正直まだ聞きこんでないから書けないわけなんですけどね。
これから発見の楽しみがあると思えばまた少し楽しくなってくる。
あの人何が楽しくて生きてるの?なんて何度も言われてきたけど小さく楽しいですよ。
バブルも末期になると「本当の豊かさとは何か」みたいなコピーが流行ってた。
学校を出るころにはバブルもはじけていてもう本当の豊かさどころじゃなかったと思う。
好景気の恩恵にはあずかれなかったけれど、笑顔が苦手みたいな私はあんな明るく浮かれた世の中じゃ生き辛くて仕方がなかったと思う。だからよかったというのもまた違うけど。
私にも笑顔でいると知らない人まで集まってきて人生はこんなに素晴らしいものなのか!みたいな時期が実はありました。短かかったし今じゃ夢だったのかとも思うけど。
だからそういう風に生きたほうが豊かな人生が送れるらしいことは知ってる。
知ってるのにそうできなくて30年。
今、豊かさとは何かを考えると自分にないものばかりが浮かんでくるんですね。
それは豊かじゃないとか書きそうな場面だけどいいんじゃないのそれはそれで。
最近になって急に笑顔で輝く人に近づいたら吸い取られるように自分が疲弊してるのに気づいた。
模範解答的豊かさが豊かじゃなくてもいいでしょう。
手がかりも根拠もないけれど、なんでか知らないけどまだこの先に何かできるんじゃないかというほのかな希望があるんだよね。
だからまだ大丈夫。
この曲を聴こうとCDを買ったのももう25年くらい前なのかぁ。
聴けば引き込まれるんだけど、どうしてもオケものなんかを聴いてしまいなかなか手が伸びなかった。
しかしオーディオでもあれなんですよ巨大編成の中から細かく異なる動きを聞き取る・・みたいなのも難しいけれど、
空間に楽器一本というののリアル再生も難しく奥が深い。
歳をとって食事の内容も変わってくるように愛聴する音楽も変わっていくかな?
変わるんじゃなくていままで聴かなかったものがプラスされてく感じのがいいな。
このお店は初めて来たけどなかなか良かった。
嫁さんが気に入ったみたいだから。
またこよう。