あれ?
公共施設は周囲に桜を植えることになってるんでしょうね。仕事で使うことのある施設も大きく育った複数の桜が見事です。
元々一般人が来るようなところでもないし土日は休みで誰もいないから10年ほど前から桜の時期になると嫁さんと弁当を買って見に行ったりして。
そのすぐ隣の施設は丘の上みたいなところにあるため、階段状になった擁壁の中段に座ると目の前を桜の花が埋め尽くしま・・・・

あれ・・・・・
最近大きくなった桜の枝を大規模に切り落としたらしく超絶ボリュームダウンして花もまばら・・
植木屋さんの仕事を見てるとえっそんなに?ってくらい思い切り枝を切ってますよね。
分かってる人がやるから大丈夫なんだろうし、そのまま切らないと弱って枯れたりするみたいですね。
俺もいらんとこ切っちゃいたいけどなぁ・・みんななくなっちゃうか。
まあいいか。暖かい日差しのもとパンでも食えば楽しいし。
と食べ始めると日が陰る・・
いいさ、まってりゃそのうちまた出てくるよ・・

あれ・・・
光は永遠に閉ざされたのだ・・・みたいな雲があっという間に辺りを覆っていく・・
さっきまであんなに強い日差しが輝いてたのに、俺がさあなんつってパンかじり始めたらさっと曇りやがった。
この絶妙なタイミングは何なんだろ?どっかで見て制御してんでしょう?
子供の頃は本気でそう思ったことがあった。
まあいいじゃない犬と嫁さんがいれば。
この薄暗い天気で台無しな感じに明るすぎて自分に不似合いな気がするこの曲をぶつけてやる。
音楽に目覚めてすぐのころラジオで流れたのを録音して聴いきました。
夏休みだったかな・・朝まだ涼しい時間だった。こんなのを聴いて何かこれからいいことがあるような気がした。
あの当時からこの明るさが自分にしっくりこない感もあったけど、まだ何も知らずそれなりに明るくたのしい毎日ではあった。
気になる女の子がこの曲を習っているらしいことを聞いた覚えもありますがもっと別なことを気にすればよかった。

両手に交互に出てくる装飾音符がなんかこう小さな花がいっぱい咲いているみたいですよね。
中学か高校の頃に楽譜を見て何だか難しそうと思った記憶があります。
弾けるわけでもないし関係ないけどね。
この関係ない感じがお前は黙ってろと言われてるみたいで結構悲しいんだけどね。
しょうがないよねそんなこと言ったって。
メンデルスゾーンの家はユダヤ人の銀行家だっけ?大富豪って奴でしょう。
金のありあまったような家に天才として生まれ好きなだけ芸術に触れさせてもらい自身の才能も生かし放題生かして、お姫様みたいな嫁を貰って・・
この人ユダヤ人差別もあったけれど、苦労を知らないから作品に深みがないみたいな僻み的評価で長年闇に葬られていたようです。
そういう考えは陳腐だと思うんですが、時々僻み人にちょっと同情してみたくなる。
私は金持ちじゃないし才能のかけらもなかったけれど、嫁さんだけはよかった。
そうかじゃあいいな。
これいい曲ですよね。

本当はもう一つこんなはずじゃないことがあるけどそれは内緒。
奥の施設はいかにもバブル期の設計という印象で、でっかいホテルみたいなエントランスは照明も落とされ空調も効かず今となっては非効率の象徴みたいにみえます。
いま言いたいのはそこじゃなくて、そのバブル城の周囲を飾っているこの桜、奥の施設ができたバブル末期に植えられたものでしょう。
30歳くらいか、写真じゃ小さく見えますが今では幹も太く大木というような風格を持っています。
数年前までは頼りない若木だったこの桜を支えた木組みが残っていました。
でっかい横綱が三輪車を押しているような異様な光景が印象的だった。
こんなでっかい樹だけど私が音楽を知ったころ、世界が見え始めそうで見えてなかった頃には支えが必要なほど細くて小さな木だったのか。
この樹はこんなに大きく立派に育った。で俺は何してたんだ・・・まぁいいか一生懸命生きてきましたよ。
枝を落とした桜、来年はどんな風に咲くのかな。
勢いが出てすごいことになっちゃったりして。
また来年みにこよう。
元々一般人が来るようなところでもないし土日は休みで誰もいないから10年ほど前から桜の時期になると嫁さんと弁当を買って見に行ったりして。
そのすぐ隣の施設は丘の上みたいなところにあるため、階段状になった擁壁の中段に座ると目の前を桜の花が埋め尽くしま・・・・

あれ・・・・・
最近大きくなった桜の枝を大規模に切り落としたらしく超絶ボリュームダウンして花もまばら・・
植木屋さんの仕事を見てるとえっそんなに?ってくらい思い切り枝を切ってますよね。
分かってる人がやるから大丈夫なんだろうし、そのまま切らないと弱って枯れたりするみたいですね。
俺もいらんとこ切っちゃいたいけどなぁ・・みんななくなっちゃうか。
まあいいか。暖かい日差しのもとパンでも食えば楽しいし。
と食べ始めると日が陰る・・
いいさ、まってりゃそのうちまた出てくるよ・・

あれ・・・
光は永遠に閉ざされたのだ・・・みたいな雲があっという間に辺りを覆っていく・・
さっきまであんなに強い日差しが輝いてたのに、俺がさあなんつってパンかじり始めたらさっと曇りやがった。
この絶妙なタイミングは何なんだろ?どっかで見て制御してんでしょう?
子供の頃は本気でそう思ったことがあった。
まあいいじゃない犬と嫁さんがいれば。
この薄暗い天気で台無しな感じに明るすぎて自分に不似合いな気がするこの曲をぶつけてやる。
音楽に目覚めてすぐのころラジオで流れたのを録音して聴いきました。
夏休みだったかな・・朝まだ涼しい時間だった。こんなのを聴いて何かこれからいいことがあるような気がした。
あの当時からこの明るさが自分にしっくりこない感もあったけど、まだ何も知らずそれなりに明るくたのしい毎日ではあった。
気になる女の子がこの曲を習っているらしいことを聞いた覚えもありますがもっと別なことを気にすればよかった。

両手に交互に出てくる装飾音符がなんかこう小さな花がいっぱい咲いているみたいですよね。
中学か高校の頃に楽譜を見て何だか難しそうと思った記憶があります。
弾けるわけでもないし関係ないけどね。
この関係ない感じがお前は黙ってろと言われてるみたいで結構悲しいんだけどね。
しょうがないよねそんなこと言ったって。
メンデルスゾーンの家はユダヤ人の銀行家だっけ?大富豪って奴でしょう。
金のありあまったような家に天才として生まれ好きなだけ芸術に触れさせてもらい自身の才能も生かし放題生かして、お姫様みたいな嫁を貰って・・
この人ユダヤ人差別もあったけれど、苦労を知らないから作品に深みがないみたいな僻み的評価で長年闇に葬られていたようです。
そういう考えは陳腐だと思うんですが、時々僻み人にちょっと同情してみたくなる。
私は金持ちじゃないし才能のかけらもなかったけれど、嫁さんだけはよかった。
そうかじゃあいいな。
これいい曲ですよね。

本当はもう一つこんなはずじゃないことがあるけどそれは内緒。
奥の施設はいかにもバブル期の設計という印象で、でっかいホテルみたいなエントランスは照明も落とされ空調も効かず今となっては非効率の象徴みたいにみえます。
いま言いたいのはそこじゃなくて、そのバブル城の周囲を飾っているこの桜、奥の施設ができたバブル末期に植えられたものでしょう。
30歳くらいか、写真じゃ小さく見えますが今では幹も太く大木というような風格を持っています。
数年前までは頼りない若木だったこの桜を支えた木組みが残っていました。
でっかい横綱が三輪車を押しているような異様な光景が印象的だった。
こんなでっかい樹だけど私が音楽を知ったころ、世界が見え始めそうで見えてなかった頃には支えが必要なほど細くて小さな木だったのか。
この樹はこんなに大きく立派に育った。で俺は何してたんだ・・・まぁいいか一生懸命生きてきましたよ。
枝を落とした桜、来年はどんな風に咲くのかな。
勢いが出てすごいことになっちゃったりして。
また来年みにこよう。