日の光

結構久しぶりの雨が上がって犬と散歩に出かけると
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お堂に緑が戻っていました。
見慣れた褐色の光景に色が戻ると感動しますよね。
緑と青空・・
でも実これほんの一瞬の出来事でこの日のここは
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こんな色のない景色だったんですね、喜びも半減というか・・
厚い雲が太陽を隠してどいてくれそうな気配もない。
それだけに奇跡のように一瞬見えた太陽の光と青空はとてもきれいに見えました。。
一瞬偉人の名言にありがちな「長く続く冷たい雨を知る者こそが太陽の美しさを知る・・」みたいなのが頭に。
でも私がそれに引っ掛けてつらいけど頑張りますとか書いてもあほみたいですよね。
そんなことより音楽にも一瞬の日差しみたいなものが出てきて強く心を打たれることがあります。

ベートーベンの交響曲第7番の第2楽章。
普通のAdagioに相当する性質を持っていますが舞踏の神聖化といわせたこの曲だけにテンポはアレグレットで。
主部はイ短調。基本的に同じことを繰り返しつつ変奏が重ねられてこの様子は人々が苦悩しながらも前へ進んでいく人生の行進曲のようにも聞こえる。
ブルックナーにもあった・・でもあちらは神への報告なのに対し、こちらは人間による人間のための音楽という感じがする。
その永遠に続いてゆく苦悩の行進に現れるイ長調のトリオは救い、安らぎ・・暗い世界へ一瞬刺した柔らかい日の光のようです。
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この入り、手前のイ短調の音楽いったん終わって次の小節から始まるというのもありだと思う。
でも主部が語り終わる前に「まぁいいから・・」と肩を抱くように入ってくるんですよ。
ここに打たれるよねぇ・・・
ボーっと聞き流してるときはいい曲だなくらいにしか聞こえないけれど、本当に心が音楽の方へ向いて音楽と同調しているときには暖かい日の光が心の中にも差してくるんですよね。
微かに聞こえてくるヴァイオリンの三連符は包み込むやさしさというか守ろうとしていると感じる。
ベートーベンはそんなこと考えて書いてないのかもしれませんけどね。
最近の学術研究的に正しい的みたいな演奏だとさらっと行っちゃってあれかな?
そういうのをそういう風に聴きたいときもあっていいと思う。
いろんなものをいろんな風に聴けばいいから。

この後曇ったような気持ちを振り払いたいと思って出かけました。
でも行った先も曇ってんの・・まあそりゃそうか。
以前、場所や雰囲気的にぼったくりだろうとか思ったけれど気にはなっていたお店。
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入って見ればぼったくりじゃないし小さいけど奇麗ないいお店でした。
店内の客全員がスマホにかじりついている光景ももう見慣れたねぇ。
春キャベツのバーニャカウダ・・だっけかな?
セットにすると小さなサラダと前菜がついて
おいしかったよ。
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超強風のためバルコニー席は使用停止・・曇り空のせいか電車がそばを走ってもいまいち萌えない・・
ぼーっとしていると
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雲間から一瞬光が・・
やっぱり光一つで見える景色全然違ってくるんですよね。
穏やかな青空の元あの席で食ったらきっと楽しいんだろうな。
また来てみようかな・・
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ちょっと歩こうかなんて海の方へ向かう・・・
はいいけどこの時点でもう海から台風みたいな勢いの風が・・
風というより砂がすごい・・サンドブラストみたいになってんの
痛いわ・・・

嫁さんにやめる?というと海まで行くという。
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風が強すぎて立っていられない。
当然誰もいない。あほだ。
ここから見る江の島ってなんかモンサンミッシェルみたいで結構好き。
でも砂がバシバシ吹き付けて口のなかはじゃりじゃり・・
レンズに砂がついてくもっちゃってるんだけどなんかエフェクトみたいだからいいか。
波もすごい・・
でもここまですごいと逆に楽しくていいや。
思い出になった。
悪い天気だっていいとこともあるかもしれない。
私の人生だって意外に良いかもしれないよね。

Tag:ベートーベン  Trackback:0 comment:0 

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クラシック音楽が好きです。

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