桃の見えるカフェ
桃の花をたくさん見て満足。
畑の間をプラプラ走って、今度この辺りへ来たら行ってみようと思っていたカフェへ。

ついてみるとどう見ても普通の民家。
夢をかなえた系かぁ。
いいなぁこういう人生。
背景は桃の畑でしょうね。
先週来れば最高だったけど・・
まぁ時期間違えちゃう方が私らしいしいいか。
またラフマニノフでピアノ協奏曲第2番のAdagio。
これも超絶有名曲ですよね。
歌詞をつけて誰か歌ってなかったっけ?
ラフマニノフって練乳というか千歳あめ的な旋律を書くコツを抑えているから・・

前の楽章がハ短調で終わって、そのハ短調からホ長調を導く冒頭のこのシーン。
チャイコフスキーの交響曲第5番のAdagioへのオマージュじゃないかと勝手に思ってます。
暗く厳しい冬の世界から暖炉のある暖かい部屋へ入っていくみたいでしょう?
有名だけどそこへ入ってくるピアノは4拍子の楽譜なのに3拍子に見せかける音楽をやってだまし絵みたいな世界になっています。
3拍子かと思ってゆったり聴いていると4拍子なメロディーが載ってきてあっあれ?俺つかれてんのかな?みたいなね。

お客さん用入り口。
外席もあるのか・・
下駄箱・・
戸を開けると「靴を脱いでいただいて・・」ちょっと強めに・・
そのまま上がられちゃ困るもんね。
あ、はいとか言って。

人付き合いもないので他人の家にお邪魔することもないけれど
そんな雰囲気でちょっと緊張する。
あんまり回りじろじろ見まわしちゃいけないのかなぁとか・・
今見ると楽器があるな・・仲間が集ったりするのかな・・

この楽章中間部で盛り上がるところ・・
こちらが最初だと思いますが昨日の交響曲第2番のAdagioの中間部に似てますよね。
切なく訴えかけるような甘えるような旋律が盛り上がって・・いかにもこの人だなという感じ。
こういうもの、一度書いたら二度と同じものは出さないようにということにこだわる作曲家もいればこうやって自分を生かす定型に乗って勝負する人もいるということかな。
どちらも超人気曲でマンネリだとか批判する人もいないんからこれでいいんでしょう。
この曲もアシュケナージの実演を聴きにいきました。ピアノじゃなくて指揮者として。
ピアノはエレーヌ・グリモー。
世界的有名ピアニストですが演奏が終わったらなんか普通のお姉ちゃんという感じで、
あっどうも・・みたいなお辞儀してたのを覚えてる。
どの部分だったかは忘れたけど第1ヴァイオリンが全体から大きくずれて崩壊しそうになった。
そこはプロ、指揮者がいつもと違う感じで腕を振るとヴァイオリンも食らいついて修正。
そういうのすぐ気付いてドキドキするよね。
ハッと思ったのは8人くらいの第1ヴァイオリンがバラバラになるのではなくて強力に磁気結合した絡まりのように一糸乱れず一緒にずれていったこと・・アンサンブルってそういうものだし当たり前なのかもしれないけど、へーと思った。
そういえばピアノも大きくずれて指揮者がおいおいみたいに振って見せてとこもあったな・・
ずれたのがけしからんとかいう次元の話じゃなくてねこれは。
指揮者の現場って実際大変なんだね。
お疲れさまでした。

窓の外は桃の樹。
花もあるけどもうほとんど葉っぱに変わっちゃって
先週くればなぁ・・
もういいか。

ケーキはなくてワッフルで勝負。
バニラアイスとメープルシロップと生クリームと粉砂糖。
ラフマニノフみたいでしょ。
女性が一人でやっているお店。
このうちのお母さんなんでしょうね。
最近人間力低下中なので話しかけたりするオプションは起動できず。
窓の外には鳥がきて・・嫁とニコニコしながらこれを食べて・・
遠くの山には西日が当たって・・
いい時間でした。
ありがとう。

隣も桃畑。
スプリンクラーで水を撒いてた。
このあたりは田んぼじゃなくて果樹園が家の間を埋めてるんだね。
いいところだからすぐ帰るのもつまらないと思い細道へ入っていってみる。
なにという事もないけど空き地があったので車を停めてみると・・

何だか見事な花と古くて映画に出てきそうな元商店と火の見櫓・・
夕日に照らされて。
誰もいない。
いい時間。
いいところだったなぁ・・・
こんな時間を得られて私は幸せ。
畑の間をプラプラ走って、今度この辺りへ来たら行ってみようと思っていたカフェへ。

ついてみるとどう見ても普通の民家。
夢をかなえた系かぁ。
いいなぁこういう人生。
背景は桃の畑でしょうね。
先週来れば最高だったけど・・
まぁ時期間違えちゃう方が私らしいしいいか。
またラフマニノフでピアノ協奏曲第2番のAdagio。
これも超絶有名曲ですよね。
歌詞をつけて誰か歌ってなかったっけ?
ラフマニノフって練乳というか千歳あめ的な旋律を書くコツを抑えているから・・

前の楽章がハ短調で終わって、そのハ短調からホ長調を導く冒頭のこのシーン。
チャイコフスキーの交響曲第5番のAdagioへのオマージュじゃないかと勝手に思ってます。
暗く厳しい冬の世界から暖炉のある暖かい部屋へ入っていくみたいでしょう?
有名だけどそこへ入ってくるピアノは4拍子の楽譜なのに3拍子に見せかける音楽をやってだまし絵みたいな世界になっています。
3拍子かと思ってゆったり聴いていると4拍子なメロディーが載ってきてあっあれ?俺つかれてんのかな?みたいなね。

お客さん用入り口。
外席もあるのか・・
下駄箱・・
戸を開けると「靴を脱いでいただいて・・」ちょっと強めに・・
そのまま上がられちゃ困るもんね。
あ、はいとか言って。

人付き合いもないので他人の家にお邪魔することもないけれど
そんな雰囲気でちょっと緊張する。
あんまり回りじろじろ見まわしちゃいけないのかなぁとか・・
今見ると楽器があるな・・仲間が集ったりするのかな・・

この楽章中間部で盛り上がるところ・・
こちらが最初だと思いますが昨日の交響曲第2番のAdagioの中間部に似てますよね。
切なく訴えかけるような甘えるような旋律が盛り上がって・・いかにもこの人だなという感じ。
こういうもの、一度書いたら二度と同じものは出さないようにということにこだわる作曲家もいればこうやって自分を生かす定型に乗って勝負する人もいるということかな。
どちらも超人気曲でマンネリだとか批判する人もいないんからこれでいいんでしょう。
この曲もアシュケナージの実演を聴きにいきました。ピアノじゃなくて指揮者として。
ピアノはエレーヌ・グリモー。
世界的有名ピアニストですが演奏が終わったらなんか普通のお姉ちゃんという感じで、
あっどうも・・みたいなお辞儀してたのを覚えてる。
どの部分だったかは忘れたけど第1ヴァイオリンが全体から大きくずれて崩壊しそうになった。
そこはプロ、指揮者がいつもと違う感じで腕を振るとヴァイオリンも食らいついて修正。
そういうのすぐ気付いてドキドキするよね。
ハッと思ったのは8人くらいの第1ヴァイオリンがバラバラになるのではなくて強力に磁気結合した絡まりのように一糸乱れず一緒にずれていったこと・・アンサンブルってそういうものだし当たり前なのかもしれないけど、へーと思った。
そういえばピアノも大きくずれて指揮者がおいおいみたいに振って見せてとこもあったな・・
ずれたのがけしからんとかいう次元の話じゃなくてねこれは。
指揮者の現場って実際大変なんだね。
お疲れさまでした。

窓の外は桃の樹。
花もあるけどもうほとんど葉っぱに変わっちゃって
先週くればなぁ・・
もういいか。

ケーキはなくてワッフルで勝負。
バニラアイスとメープルシロップと生クリームと粉砂糖。
ラフマニノフみたいでしょ。
女性が一人でやっているお店。
このうちのお母さんなんでしょうね。
最近人間力低下中なので話しかけたりするオプションは起動できず。
窓の外には鳥がきて・・嫁とニコニコしながらこれを食べて・・
遠くの山には西日が当たって・・
いい時間でした。
ありがとう。

隣も桃畑。
スプリンクラーで水を撒いてた。
このあたりは田んぼじゃなくて果樹園が家の間を埋めてるんだね。
いいところだからすぐ帰るのもつまらないと思い細道へ入っていってみる。
なにという事もないけど空き地があったので車を停めてみると・・

何だか見事な花と古くて映画に出てきそうな元商店と火の見櫓・・
夕日に照らされて。
誰もいない。
いい時間。
いいところだったなぁ・・・
こんな時間を得られて私は幸せ。