おしのける

休日。
朝起きるといきなり虚しい気持ちが充満していた。
なんだこれ・・まぁ初めてじゃないし驚きもしない。
夢を見た気がする。
いまさらあの人がで出てくるって・・・・
やめましょう。
何か考えてもいい方向にはいかないと思う。

天気いいし、散歩にいこう。
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公園の藤棚。
俺が子供の頃・・もっと前からここにあって花をつけてるんだよなこれ・・
丸っこくてでっかい蜂がブンブン言いながら私の周囲を飛んで回ってる。
目の前で止まって見せたり・・
毎年出てくるよね。あそんでくれんの?

振り向けば
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「・・・・・・・・」
あ・・
いや、花の写真撮ってるんだよ。
奇麗でしょ。
「・・・・・・・・」
え?もう帰るの?
いつでも自分が一番じゃないといやなんだよね。


4634.png
近くの歩道。
擁壁のコンクリートとアスファルトの継ぎ目に謎のシートが貼ってあります。
目地から草が生えてくるのを防止するシートかなんかでしょう。
何とか工法とか言って業者さんが役所の建設課とかに売り込むんでしょう。

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あっ・・
役所の期待を見事に裏切るスギナ・・・
そんなもん知るか!とシートをはねのけ豪快に伸びる・・
その先ではヨモギが全開だった。
生きるってこういう事ですよね。
業者さんや役所の方の立場を考えて・・とか関係ない。
俺だって生きなきゃなんねーんだよとか言って勝手に伸びちゃう。
それが生きることだもん。周りからどう見えるかとか関係ない。
茂ったもん勝ちだ。
刈られても根だけ残してまた出てくればいいんだよ。
やったもん勝ちだ。

いろいろと虐げられたらしいエピソードが印象的なフランクのヴァイオリンソナタ。


第1楽章で落ち着いた自己紹介が済んでいるので

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第2楽章は何の前置きもなくいきなり暴れだします。
ピアノ大暴れ・・
初めて聴いたときは意味が全然分からないながらにブラックな何かが炸裂していると思った。
フランクなんか知らなかったけれど優れたピアニストであった的な作曲家なんだろうなとも思った。
なんかブラックなことになってんなぁ・・
もがいて暴れてんだよ。
時々楽譜見ても旋律が見えてこないことがあるけどこれもそんな感じ。
よく見るとちゃんと埋め込んであるんだけど。
この音楽で素晴らしいというか私が大好きなのは1楽章の瞑想のテーマを俺は俺だみたいに叫んだ直後、

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突然ヴァイオリンが青空に向かって飛び立つ。
ここは感動的。
深く低い音でどんどん下がっていくピアノの左手にも誰にも邪魔されないゆるぎないもの・・みたいなのを感じて痺れる。
負けてません。
押さえつけるものも縛り付けるものも引っ張るものもみんな振り払って飛び出せばいいんだよ。

飛び出すというのはみんなの前で表彰されるとか、人に羨まれるとかそういう輝く正解の事じゃないんだとわかったのはほとんど今。
まだ死ぬまで時間が残っているだろうし、何しようか。
頭でわかってはいるんですけどね。
自由な時間があったりすると自己否定スイッチが入る。
お前は何もできない。何もしてないって・・
最近、この年齢で何かしないと手遅れになるとかいう謎の焦りが走ってるんですよね。

毎年勤務先の創立記念日には社員全員で記念写真を撮ります。
今日その写真をもらった。
もらった写真を見ると私は前の人に隠れていてほとんど写っていていない。
隠れたつもりはないけれど写っていない。
以前も写っていなかった。
中学生の時は吹奏楽部というのに所属しました。
コンクールとか無縁のほのぼの系のね。
最終演奏会の後、三年生だけで記念写真を撮った・・らしいけど私は写っていないはず。
下級生と楽器を片付けている間にみんな終わっていた・・
とりあえず写真に写る人になるところでも目指そうか・・
他人から見るとばかばかしいだろうけど、難しいよ何だか知らないけど。

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一本だけ遅れて咲いて見せてくれているチューリップ。
ピンクで可愛い。
一人遅れたりすると落ちこぼれと言われたりするけれど、これはみんないなくなった後に主役の座を独り占めしようというしたたかな戦略だったりして・・しないか。
一生懸命咲いてくれてありがと。

Tag:フランク  Trackback:0 comment:0 

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結構さみしいけど結構楽しいよ。
クラシック音楽が好きです。

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